JP2003332014A - Ac−dc電源アダプタ - Google Patents

Ac−dc電源アダプタ

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JP2003332014A
JP2003332014A JP2002140866A JP2002140866A JP2003332014A JP 2003332014 A JP2003332014 A JP 2003332014A JP 2002140866 A JP2002140866 A JP 2002140866A JP 2002140866 A JP2002140866 A JP 2002140866A JP 2003332014 A JP2003332014 A JP 2003332014A
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Japan
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cord
plug
power
housing
adapter
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JP2002140866A
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Kazumoto Kamimura
一幹 上村
Terutomo Kajiwara
照友 梶原
Hidetoshi Hamai
秀敏 濱井
Asao Tashiro
朝雄 田代
Koji Murakami
幸司 村上
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 未使用時に電源プラグと端末プラグとを筐体
の同一側面から突出させるようにして携帯性の向上と断
線等の発生を低減する。 【解決手段】 AC−DC変換回路5を内蔵しコード巻
取ドラム14を回転自在に収納した筐体2の第1の側面
2aにAC−DC変換回路5と接続された電源プラグ6
を設け、基端部をAC−DC変換回路5に接続されかつ
コード巻取ドラム14に巻き付けられて筐体2の第2の
側面2bから引き出される延長コード12の先端部に端
末プラグ9を設ける。筐体2に第1の側面と第2の側面
とに跨って開口するコードガイド溝を形成し、第2の側
面2b側から引き出された延長コード12が未使用時に
コードガイド溝19を介して第1の側面側2a側に導か
れることにより端子プラグ9を電源プラグ6と同一側面
において突出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、AC−DC電源ア
ダプタ(以下、電源アダプタと略称する。)に関し、さ
らに詳しくは端末機器等と接続される端末プラグを設け
た延長コードの巻取機構を備えた電源アダプタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】電源アダプタは、各種の携帯型電子機器
等に対して内蔵した二次電池の充電を行う場合等におい
て広く用いられている。電源アダプタは、筐体内にAC
−DC変換回路を備えるとともに、筐体の外周部に電源
プラグと端子プラグとが突出して設けられている。電源
アダプタは、電源プラグが家庭用電源コンセントに差し
込まれるとともに端子プラグが電子機器の電源コンセン
ト部に差し込まれ、100VのAC電源を所定電圧のD
C電源に変換して電子機器の電源部に供給することによ
り、二次電池の充電を行う。電源アダプタは、家庭用電
源コンセントと電子機器との間を接続するために、一般
に端子プラグが延長コードの先端に接続されている。
【0003】電源アダプタは、しばしば電子機器ととも
に携帯されて用いられるために小型軽量化とともに携帯
性の向上も図られており、特開2001−257051
号公報に記載されるように邪魔になる未使用時に延長コ
ードを筐体の内部に巻き取るコード巻取機構を備えたも
のが提供されている。かかる電源アダプタ50は、図7
及び図8に示すように、上下に分割される筐体51の内
部に図示しないAC−DC変換回路等が備えられ、この
AC−DC変換回路と接続される電源プラグ52が第1
の側面51aに組み付けられている。電源プラグ52
は、筐体51に組み付けた絶縁ブロックの端面からAC
−DC変換回路と接続されるとともに家庭用電源コンセ
ントに差し込まれる一対のプラグ片52a、52bを突
出させてなる。
【0004】電源アダプタ50は、筐体51の第1の側
面51aと直交する第2の側面51bに突出させて端子
プラグ53が設けられている。端子プラグ53は、第2
の側面51bに設けた引出し孔55を介して筐体51か
ら引き出された延長コード54の先端に取り付けられて
いる。端子プラグ53は、絶縁基部の先端に同軸プラグ
53aが突出され、この同軸プラグ53aが電子機器の
電源コンセント部に差し込まれる。
【0005】電源アダプタ50には、筐体51の内部に
延長コード54を巻き取るコード巻取ドラム56が回転
自在に設けられている。コード巻取ドラム56は、中心
軸が下筐体に形成された図示しない軸受けに回転自在に
支持されるとともに、上側フランジ部が上筐体に形成し
た開口57に同一面を構成するようにして組み付けられ
ている。コード巻取ドラム56は、外周部を係止する図
示しないクリック機構により回転方向に位置規制されて
いる。コード巻取ドラム56には、指掛け用の凹部56
aが設けられ、この凹部56aを介して矢印指標56b
の方向(図5において時計方向)に回転することによっ
て筐体51の内部において延長コード54の巻き取りを
行う。
【0006】電源アダプタ50は、端子プラグ53を引
っ張ることによって、コード巻取ドラム56を回転させ
ながら延長コード54が図7矢印で示すように筐体51
の内部から引き出される。電源アダプタ50は、延長コ
ード54を適当な長さに引き出した状態で端子プラグ5
3が同軸プラグ53aを電子機器の電源コンセント部に
差し込まれて接続される。電源アダプタ50は、電源プ
ラグ52がプラグ片52a、52bを家庭用電源コンセ
ントに差し込まれて接続される。電源アダプタ50は、
AC−DC変換回路によって100VのAC電源を所定
電圧のDC電源に変換して電子機器の電源部に供給す
る。
【0007】電源アダプタ50は、電子機器に対する所
定の充電操作を終了すると、電源プラグ52と端子プラ
グ53とがそれぞれ引き抜かれた後に延長コード54の
巻取り操作が行われる。電源アダプタ50は、使用者が
指掛け用凹部56aに指を押し付けてコード巻取ドラム
56を矢印指標56bの方向に回転操作することによ
り、引き出された延長コード54がコード巻取ドラム5
6に次第に巻き取られて筐体51の内部に収納される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】電源アダプタ50は、
上述したように未使用時には邪魔になる延長コード54
をコード巻取ドラム56によって筐体51の内部に巻き
取ることにより、携帯性の向上を図っている。しかしな
がら、電源アダプタ50は、この状態であっても図8に
示すように、筐体51の第1の側面51aに電源プラグ
52が突出されるとともに第2の側面51bにも端子プ
ラグ53が突出されている。
【0009】電源アダプタ50は、互いに直交する第1
の側面51aと第2の側面51bとに突出物が存在する
ことから全体の嵩が大きくなり、携帯性が損なわれると
ともに電源プラグ52や端子プラグ53が何かにぶっか
ってしばしば大きな衝撃力や曲げ応力等が負荷されるこ
とがあった。電源アダプタ50は、特に小型の端子プラ
グ53に大きな負荷がかかった場合に、同軸プラグ53
aの破損や延長コード54との接続部の断線等が発生す
る虞があった。
【0010】したがって、本発明は、未使用時において
電源プラグと端末プラグとを筐体の同一側面から突出さ
れるようにすることで、側面における出張りを無くして
携帯性の向上と断線等の発生を低減した電源アダプタを
提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明にかかる電源アダプタは、AC−DC変換回路を
内蔵するとともにコード巻取ドラムを回転自在に収納し
た筐体と、この筐体の第1の側面に設けられるとともに
AC−DC変換回路と接続された電源プラグと、基端部
をAC−DC変換回路に接続されるとともにコード巻取
ドラムに巻き付けられて筐体の第1の側面と直交する第
2の側面から引き出された先端部に端末プラグが設けら
れた延長コードとを備えてなる。電源アダプタには、第
1の側面と第2の側面とに跨って開口するコードガイド
溝が形成されてなる。
【0012】また、電源アダプタは、コードガイド溝
に、第1の側面と第2の側面との間に位置して延長コー
ドの外径よりも溝幅を狭めるクリック凸部が形成されて
なる。
【0013】以上のように構成された本発明にかかる電
源アダプタによれば、延長コードが筐体から所定の長さ
分引き出されて端末プラグが電子機器等の電源部と接続
されるとともに電源プラグが商用電源に差し込まれて接
続されることにより、商用電源をAC−DC変換して電
子機器等に供給する。電源アダプタによれば、使用後に
コード巻取ドラムが回転操作されることによって引き出
された延長コードが巻き取られて筐体内に収納される。
電源アダプタによれば、この状態で筐体の第2の側面に
位置する延長コードをコードガイド溝内を第1の側面側
へと移動させることによって、端子プラグを電源プラグ
と同一側面において突出させるようにする。したがっ
て、電源アダプタによれば、未使用時に筐体の1側面に
おいて端子プラグと電源プラグとが突出し、これらが邪
魔にならず携帯性の向上が図られるようになる。また、
電源アダプタによれば、携帯時に延長コードや端子プラ
グに対して曲げ応力の負荷が低減されることにより破損
や断線の発生が低減される。
【0014】電源アダプによれば、コードガイド溝内を
第2の側面から第1の側面に移動された延長コードが、
クリック凸部によって第1の側面からの突出状態を保持
される。したがって、電源アダプタによれば、上述した
携帯性や延長コードの断線等の発生が確実に抑制される
ようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態として
図面に示した電源アダプタ1について詳細にに説明す
る。電源アダプタ1も、上述した従来の巻取り型電源ア
ダプタ50と同様に、未使用時に邪魔になる延長コード
12を筐体2の内部に巻き取り可能としたコード巻取り
機構13を備える。電源アダプタ1は、合成樹脂製の上
ハーフ3と下ハーフ4とを組み合わせてなる全体箱形の
筐体2を有し、この筐体2の内部に詳細を省略するAC
−DC変換回路5を収納するとともに外側面に電源プラ
グ6と端子プラグ9とが突出して設けられている。電源
アダプタ1は、端子プラグ9が接続された電子機器に対
して、100VのAC電源を所定電圧のDC電源に変換
して供給する。
【0016】電源アダプタ1は、筐体2の長手方向の一
方側面(第1の側面)2aに、電源プラグ6が組み付け
られている。電源プラグ6は、樹脂ブロック7と一対の
プラグ片8a、8bとを有し、各プラグ片8が樹脂ブロ
ック7に対して、それぞれの基端部を貫通されるととも
に先端を突出させて一体化されてなる。電源プラグ6
は、詳細を省略するが筐体2の第1の側面2aに形成し
た組付開口部に樹脂ブロック7が組み付けられるととも
に、筐体2の内部において各プラグ片8の基端部がAC
−DC変換回路5に接続されてなる。
【0017】したがって、電源アダプタ1は、筐体2の
第1の側面2aにおいて電源プラグ6が突出されてな
る。電源アダプタ1は、電源プラグ6が各プラグ片8を
例えば家庭用電源コンセントに差し込むことによって、
100VのAC電源が供給される。なお、電源アダプタ
1は、電源仕様によって電源プラグ6が適宜の形状で構
成される。
【0018】電源アダプタ1は、筐体2の第1の側面2
aと直交する第2の側面2bから端子プラグ9が引き出
される。端子プラグ9は、絶縁ブッシュ10とこの絶縁
ブッシュ10に貫通された同軸プラグ11とからなり、
同軸プラグ11の基端部に後述する延長コード12の先
端が接続されてなる。端子プラグ9は、後述するように
筐体2から延長コード12が所定の長さを引き出され、
同軸プラグ11を電子機器の電源コンセント部に差し込
まれる。なお、端子プラグ9も、電子機器の電源コンセ
ント部の仕様によって適宜の形状の同軸プラグ11が用
いられる。
【0019】延長コード12は、一端がAC−DC変換
回路5に接続されるとともにコード巻取り機構13を介
して他端が同軸プラグ11に接続される。コード巻取り
機構13は、筐体2に組み合わせたコード巻取ドラム1
4と、このコード巻取ドラム14に付設された図示を省
略する摺動接点とを有している。コード巻取り機構13
は、延長コード12を巻き取るとともに摺動接点を介し
てこの延長コード12とAC−DC変換回路5とを電気
的に接続している。
【0020】コード巻取ドラム14は、詳細を省略する
が合成樹脂によって筒状基部と、その両端にフランジ部
を一体に形成してなる。コード巻取ドラム14は、下ハ
ーフ4の略中央部に立設した支軸15に筒状基部が軸装
されるとともに支軸15を中心として一体に立設された
環状立壁の内部に下側フランジ部の外周部を保持され
て、筐体2内に回転自在に組み合わされる。コード巻取
ドラム14は、下側フランジ部の外周部に図示しないク
リック機構が当接することにより、回転方向に位置規制
されている。
【0021】コード巻取ドラム14は、下側フランジ部
に形成した摺動接点が、下ハーフ4に形成した環状の固
定接点を摺擦することによって電気的接続が保持され
る。なお、固定接点は、AC−DC変換回路5と接続さ
れている。コード巻取ドラム14には、筒状基部の外周
部に、一端を摺動接点に接続された延長コード12が巻
回されている。
【0022】コード巻取ドラム14は、上述したように
支軸15に回転自在に軸装された状態で、下ハーフ4に
組み合わされる上ハーフ3の上面3aに形成した操作開
口16に上ハーフ3の上面3aとほぼ同一面を構成する
ようにして上フランジ部が臨ませられる。コード巻取ド
ラム14には、上フランジ部の表面に、延長コード12
を巻取操作する際の指掛け凹部14aが凹設されるとと
もに、巻取方向を示す矢印指標14bが設けられてい
る。
【0023】電源アダプタ1は、延長コード12が、コ
ード巻取ドラム14の筒状基部の外周部に所定回数を巻
回された後にその先端部を筐体2の第2の側面2bに開
口された第1のコード引出し孔17から引き出されてな
る。第1のコード引出し孔17は、コード巻取ドラム1
4の接線上で上ハーフ3と下ハーフ4の相対する突き合
わせ縁に位置して筐体2の第2の側面2bに形成されて
いる。第1のコード引出し孔17は、内径が、延長コー
ド12の外径よりも大径とされるとともに端子プラグ9
のブッシュ10よりも小径とされてなる。電源アダプタ
1は、上述した構造の第1のコード引出し孔17から延
長コード12を筐体2から引き出すことから、スムーズ
な引き出しが行われるとともに開口部位において延長コ
ード12に無理な力が加わらないように構成されてい
る。
【0024】電源アダプタ1には、筐体2の第1側面2
aに、上ハーフ3と下ハーフ4の相対する突き合わせ縁
に位置して開口する、換言すれば第1のコード引出し孔
17と高さ位置がほぼ同一とされて第2のコード引出し
孔18が形成されている。この第2のコード引出し孔1
8も、内径が、延長コード12の外径よりも大径とされ
るとともに端子プラグ9のブッシュ10よりも小径とさ
れてなる。
【0025】電源アダプタ1には、図5及び図6に詳細
を示すように、筐体2の第1の側面2aと第2の側面2
bとに跨って開口されるコードガイド溝19が形成され
ている。コードガイド溝19は、延長コード12の外径
よりも大きくかつ端子プラグ9のブッシュ10よりも小
さな溝幅で形成されている。コードガイド溝19は、第
1の側面2aにおいて第2のコード引出し孔18に開口
されるとともに第2の側面2bにおいて第1のコード引
出し孔17に開口されることによって、これら第1のコ
ード引出し孔17と第2のコード引出し孔18とを連通
させてなる。
【0026】電源アダプタ1には、コードガイド溝19
の内部に、第1の側面2aと第2の側面2bとの間に位
置して半円形を呈するクリック凸部20が一体に形成さ
れてなる。クリック凸部20は、コードガイド溝19の
溝幅を延長コード12の外径よりも狭めるようにして第
1のコード引出し孔17と第2のコード引出し孔18と
の間に位置して形成されている。なお、クリック凸部2
0については、筐体2に複数個を形成してもよいことは
勿論である。
【0027】以上のように構成された電源アダプタ1に
おいては、未使用時に図1及び図2に示すように、延長
コード12が第2の側面2bの第1のコード引出し孔1
7からコードガイド溝19内を第1の側面2a側の第2
のコード引出し孔18側へと引き回されることにより、
端子プラグ9を筐体2の第1の側面2a側に突出させて
いる。電源アダプタ1は、電源プラグ6が突出された第
1の側面2a側に端子プラグ9を突出させることから、
外周部における突出部位が低減されて携帯性の向上が図
られる。
【0028】電源アダプタ1は、端子プラグ9が絶縁ブ
ッシュ10を第2のコード引出し孔18の開口縁に係止
されるとともに図6に示すように延長コード12をクリ
ック凸部20によって係止されることで、第1の側面2
aから安定した状態で突出されてなる。電源アダプタ1
は、端子プラグ9が機械的強度が大きい電源プラグ6と
ともに第1の側面2aから突出されることにより、携帯
時に直接大きな負荷がかかることが防止され、同軸プラ
グ11の破損や延長コード12の断線の発生が防止され
る。
【0029】電源アダプタ1は、使用時には、図2矢印
で示すように端子プラグ9をコードガイド溝19に沿っ
て第1の側面2aから第2の側面2bへと移動させる。
電源アダプタ1は、延長コード12がコードガイド溝1
9内でクリック凸部20を乗り越えて、第2のコード引
出し孔18から図5鎖線で示すように第1のコード引出
し孔17側へと移動する。電源アダプタ1は、この状態
で図3及び図4矢印で示すように端子プラグ9を強く引
っ張ることにより、コード巻取ドラム14を回転させな
がら延長コード12を筐体から引き出す操作が行われ
る。電源アダプタ1は、電源プラグ6に対して端子プラ
グ9が直交する側面方向に引き出されるため、延長コー
ド12がスムーズに引き回されるようになる。
【0030】電源アダプタ1は、延長コード12を適当
な長さに引き出し、端子プラグ9が同軸プラグ11を電
子機器の電源コンセント部に差し込まれて接続される。
電源アダプタ1は、電源プラグ6が各プラグ片8を家庭
用電源コンセントに差し込まれて接続される。電源アダ
プタ1は、AC−DC変換回路5によって100VのA
C電源を所定電圧のDC電源に変換して電子機器の電源
部に供給し、例えば内蔵した二次電池の充電を行う。
【0031】電源アダプタ1は、電子機器に対する充電
等を終了すると、電源プラグ6の各プラグ片8が電源コ
ンセントから引き抜かれるとともに端子プラグ9の同軸
プラグ11が電子機器の電源コンセント部から引き抜か
れる。電源アダプタ1は、使用者によって指掛け用凹部
14aに指を押し付けて矢印指標14bの方向にコード
巻取ドラム14が回転操作されることにより引き出され
た延長コード12の巻取り操作が行われる。電源アダプ
タ1においては、延長コード12がコード巻取ドラム1
4に次第に巻き取られて筐体2の内部へと収納される。
【0032】電源アダプタ1は、絶縁ブッシュ10が第
1のコード引出し孔17の開口縁に係止されるまで、コ
ード巻取ドラム14が回転操作される。電源アダプタ1
においては、端子プラグ9をコードガイド溝19に沿っ
て第2の側面2bから第1の側面2aへと移動させるこ
とによって、延長コード12がコードガイド溝19内を
第1のコード引出し孔17から第2のコード引出し孔1
8へと移動する。電源アダプタ1は、これによって端子
プラグ9が電源プラグ6とともに第1の側面2aに突出
する初期状態となる。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる電源アダプタによれば、未使用時に筐体の第1の側
面において端子プラグと電源プラグとが突出されること
から、第1の側面と第2の側面とに突出された従来の電
源プラグと比較して、邪魔にならず携帯性の向上が図ら
れるようになる。また、電源アダプタによれば、携帯時
に延長コードや端子プラグに対して曲げ応力の負荷が低
減されることにより破損や断線の発生が低減されるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示す電源アダプタの
斜視図である。
【図2】電源アダプタの平面図である。
【図3】電源アダプタの使用状態の斜視図である。
【図4】電源アダプタの使用状態の平面図である。
【図5】電源アダプタの延長コードの引出し部の構成を
説明する要部断面図である。
【図6】電源アダプタの延長コードの引出し部の構成を
説明する要部正面図である。
【図7】従来の電源アダプタの斜視図である。
【図8】従来の電源アダプタの平面図である。
【符号の説明】
1 電源アダプタ 2 筐体 2a 第1の側面 2b 第2の側面 5 AC−DC変換回路 6 電源プラグ 9 端子プラグ 12 延長コード 13 コード巻取機構 14 コード巻取ドラム 17 第1のコード引出し孔 18 第2のコード引出し孔 19 コードガイド溝 20 クリック凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田代 朝雄 福岡県飯塚市大字立岩字帯田1049番地 九 州ミツミ株式会社内 (72)発明者 村上 幸司 福岡県飯塚市大字立岩字帯田1049番地 九 州ミツミ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AC−DC変換回路を内蔵するとともに
    コード巻取ドラムを回転自在に収納した筐体と、 前記筐体の第1の側面に設けられるとともに前記AC−
    DC変換回路と接続された電源プラグと、 基端部を前記AC−DC変換回路に接続されるとともに
    前記コード巻取ドラムに巻き付けられて前記筐体の第2
    の側面から引き出された先端部に端末プラグが設けられ
    た延長コードとを備え、 前記筐体には、前記第1の側面と第2の側面とに跨って
    開口するコードガイド溝が形成され、 前記第2の側面側から引き出された前記延長コードが未
    使用時に前記コードガイド溝を介して前記第1の側面側
    に導かれることによって、前記端子プラグを前記電源プ
    ラグと同一側面において突出させるように構成したこと
    を特徴とするAC−DC電源アダプタ。
  2. 【請求項2】 前記コードガイド溝には、前記第1の側
    面と第2の側面との間に位置する内壁に、溝幅を前記延
    長コードの外径よりも狭めるクリック凸部が形成され、 前記凸部によって前記延長コードが前記第1の側面又は
    第2の側面からの引出し状態を規制されるように構成し
    たことを特徴とする請求項1に記載のAC−DC電源ア
    ダプタ。
JP2002140866A 2002-05-16 2002-05-16 Ac−dc電源アダプタ Pending JP2003332014A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113488822A (zh) * 2021-07-12 2021-10-08 赣州市瑞嘉达电子有限公司 一种电源适配器用辅助收纳设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113488822A (zh) * 2021-07-12 2021-10-08 赣州市瑞嘉达电子有限公司 一种电源适配器用辅助收纳设备

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