JP2003323811A

JP2003323811A - 水中蛍光灯

Info

Publication number: JP2003323811A
Application number: JP2002163573A
Authority: JP
Inventors: Mamoru Saito; 護斎藤
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2002-04-26
Filing date: 2002-04-26
Publication date: 2003-11-14

Abstract

(57)【要約】【目的】各種の水槽及び池等の水中に縦、横方向に自
由に設置できる水中蛍光灯である。【構成】蛍光灯本体のグローブの内部に灯体と灯体キ
ャップを設け、この灯体キャップは、陶器製ソケットに
螺合すると共に、陶器製ソケットは防水台座に固定して
ある。また、防水台座の外周とグローブの螺合部と接続
すると共に、両者の間にＯリングを介在して密閉し、防
水台座の外周に支持台を嵌装してある。また、グローブ
と固定受台とを螺子部を以って螺着し、該グローブの縦
方向の安定のために固定リングを嵌装すると共に、外周
に固定ブラケットを嵌装して横方向に取付けることを特
徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、鑑賞魚用水槽、活魚水
槽及び池等の水中に縦方向及び横方向に自由に設置でき
るようにした水中蛍光灯に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の水中で使用する水中蛍光
灯においては、横手方向の放電管を使用し、この放電管
の両端に吸着盤を装着し、これを壁面等に取付け使用す
るものが一般に知られている。

【０００３】

【発明が解決しよとうする課題】上記従来の技術で述べ
たものにおいては、水槽の掃除の時及び魚類の出し入れ
の際等に放電管が容易に破損する問題点と、水槽等に取
付けする位置が限定されると云う不便な問題点があっ
た。本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもの
であり、その主たる目的とする所は、全体が強固的に優
れていると共に、設置が縦方向及び横方向に小型化され
て装着できるものであり、また、簡単な固定ブラケット
及び吸着盤を使用して各所の被取付面に確実容易に装着
できる水中蛍光灯を提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の水中蛍光灯は、蛍光灯本体は、合成樹脂で
円筒形又は方形状の筒体のグローブと、支持台または固
定受台とより構成する。前記のグローブは、内部に灯体
と灯対キャップを設け、その灯体キャップは、防水台座
に固定する。該防水台座の外周に支持台を嵌装する。ま
た、該グローブの下端と防水台座との間に密閉するため
のＯリングを介在する。更に、該グローブと下部の固定
受台とを螺子部を以って強固に固定してある。

【０００５】次に、本発明の用法を説明すると、各種の
水槽又は池等に水中蛍光灯（１）を取付ける場合、先
ず、図１に示す如く、底面である被取付面（１３）にグ
ローブ（２）の下端の鉄製の錘を内蔵した合成樹脂製よ
りなる支持台（３）を嵌合した状態で設置する。次に、
図２に示す如く壁面の被取付面（１３）に取付ける時
は、鉄の錘を内蔵した合成樹脂製の固定ブラケット（１
１）を使用して設置する。また、固定する場合は、吸着
盤（１２）を使用して固定するものである。更に、他の
水中蛍光灯としては、図５に示す如く、底面の被取付面
（１３）の場合は、グローブ（２）の下端と固定受台
（１７）とを螺子部（１８）で固定した部を鉄の錘を埋
設した合成樹脂製の固定リング（１５）を該グローブ
（２）の外周より被せて安定して設置する。また、図６
の如く、壁面の被取付面（１３）に取付ける時は、鉄の
錘を埋設した固定ブラケット（１１）を使用して取付
か、固定する場合は、各種の吸着盤（１２）を使用して
固定するものである。

【０００６】

【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する
と、蛍光灯本体（１）は、一端が開放した円筒形又は方
形状の筒体のグローブ（２）と支持台（３）とより構成
されている。該グローブ（２）の内部には、灯体（５）
とインバータが内蔵された灯体キャップ（６）を収納す
る。該灯体キャップ（６）は、陶器製ソケット（７）に
螺合する。該陶器製ソケット（７）の下端は、防水台座
（９）に固定してある。該防水台座（９）は、該グロー
ブ（２）の下端内周面に設けた螺子部（４）と螺合して
接続する。また、該グローブ（２）の下端と、該防水台
座（９）の外周に設けた突出部との間にＯリング（８）
を介在して気密を保持している。更に、該防水台座
（９）には、外周に底面に設置する時に便利となる該支
持台（３）を嵌装してある。また、該防水台座（９）に
は、先端を陶器製ソケット（７）に接続した電源ケーブ
ル（１４）を挿通し、該電源ケーブル（１４）の差込孔
には、防水用の各種のバルブ等の密閉部材（１０）を以
って閉蓋してある。次に、各種の被取付面（１３）に取
付ける場合は、２図に示す如く、該グローブ（２）の外
周に内部に鉄製の錘を埋設した合成樹脂製の各形状の固
定ブラケット（１１）を嵌装し、該固定ブラケット（１
１）に数個の吸着盤（１２）（１２）を以って所定の被
取付面（１３）に装着するものである。

【０００７】次に、他の構造の水中蛍光灯としては、図
５及び図７に示す如く、蛍光灯本体（１）は一方が閉口
した円筒形のグローブ（２）と固定受台（１７）とより
構成されている。該グローブ（２）には、内部に灯体
（５）と、インバータが内蔵された灯体キャップ（６）
とを設ける。該灯体キャップ（６）は、陶器製ソケット
（７）に螺合される。また、該陶器製ソケット（７）
は、合成ゴム等よりなる防水台座（９）と一体的に形成
して該グローブ（２）の内部に収納されている。次に、
該グローブ（２）の下端外周に形成した鍔部（１６）
（１６）と、底部に取付ける固定受台（１７）との外周
を所定数の螺子部（１８）（１８）を以って固定してあ
る。該防水台座（９）には、電源ケーブル（１４）を挿
通すると共に、その先端は陶器製ソケット（７）の底部
に連結してある。図５に示す、固定リング（１５）は、
各水槽等の底面に取付ける時に該グローブ（２）の外周
より被嵌して使用する。また、各種の被取付面（１３）
に取付ける時は、吸着盤（１２）を設けた固定ブラケッ
ト（１１）を以って図６に示す状態で固定装設するもの
である。符号（２０）は、電源ケーブル（１４）に設け
たブラグを示したものである。また、灯体（５）と灯体
キャップ（６）とは、インバータ内臓のバラストレス蛍
光灯を使用している。

【０００８】

【発明の効果】以上説明したように本発明の水中蛍光灯
によれば、従来のように、長手方向の放電管の如く、打
撃等によって容易に破損することなく著しく強度に優れ
る効果と、装設場所が自由自在にできると共に、容易に
取付場所を変更できる便利な効果がある。そして、蛍光
灯本体のグローブを一方のみを開放した円筒形又は方形
状の筒体の合成樹脂製としたことによって、著しく強靭
化され、強固で容易に破損等の憂いがない効果と、底面
の設置が容易で安定性がある効果がある。また、防水台
座の外周を該グローブに設けた螺合部と接続したので、
該グローブの内部に侵入する水を完全に防止できる効果
と、更に、防水台座とグローブとの間にＯリングを介在
することによって、水が内部に浸入するのを確実に防止
できる効果もある。また、該グローブの下端と防水台座
との外周に支持台を嵌装したので、底面の設置に安定感
を与える効果がある。更に、該グローブと下端の固定受
台とを螺子部を以って螺着したので、強固に一体化され
安定感が良好である効果と、必要に応じて固定リングを
嵌装して安定して設置できると共に、円筒形又は方形状
の筒体のグローブには、一方端部より容易に固定ブラケ
ットを装着できるので、底面等に対して確実に安定設置
できる便利な効果もある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の底面に設置した全体的な正面図であ
る。

【図２】同じく本発明を壁面等の側面に横方向に装着し
た状態の正面図である。

【図３】本発明の一部欠除した縦断正面図である。

【図４】同じく本発明に固定ブラケットを取付けた側面
図である。

【図５】本発明の蛍光灯に固定リングを嵌装した一部欠
除した正面図である。

【図６】同じく本発明を壁面等の側面に装着した横向き
の一部欠除した正面図である。

【図７】本発明の一部欠除した縦断正面図である。

【図８】同じく本発明に固定ブラケットを装着した側面
図である。

【符号の説明】

１蛍光灯本体２グローブ３支持台４螺合部５灯体６灯体キャップ７陶器製ソケット８Ｏリング９防水台座１０密閉部材１１固定ブラケット１２吸着盤１３被取付面１４電源ケーブル１５固定リング１６鍔部１７固定受台１８螺子部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】蛍光灯本体は、円筒形又は方形状の筒体
で一方のみを開放した合成樹脂製のグローブと支持台と
より構成され、該グローブには、内部に灯体とインバー
タが内蔵された灯体キャップとを設け、該灯体キャップ
は、陶器製ソケットに螺合すると共に、該陶器製ソケッ
トは、防水台座に固定し、該防水台座の外周は、該グロ
ーブに設けた螺合部と接続し、且つ該グローブの下端と
該防水台座との間にＯリングを介在密閉し、該防水台座
には、外周に該支持台を嵌装すると共に、内部に電源ケ
ーブルを挿通し、該電源ケーブルの先端を陶器製ソケッ
トに連結したことを特徴とした水中蛍光灯。
【請求項２】蛍光灯本体は、円筒形又は方形状の筒体
で一方のみを開放した合成樹脂製のグローブと固定受台
とより構成され、該グローブには、内部に灯体とインバ
ータが内蔵された灯体キャップとを設け、該灯体キャッ
プは、陶器製ソケットに螺着すると共に、該陶器製ソケ
ットは、合成ゴム製等よりなる防水台座と一体的に固定
し、該グローブの下端に設けた鍔部と底部の固定受台と
を螺子部を以って一体に固定し、該防水台座に電源ケー
ブルを挿通し、該電源ケーブルの先端を陶器製ソケット
に連結したことを特徴とした水中蛍光灯。