JP2003323397A - インターフェース用ブリッジ装置 - Google Patents

インターフェース用ブリッジ装置

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JP2003323397A
JP2003323397A JP2002131918A JP2002131918A JP2003323397A JP 2003323397 A JP2003323397 A JP 2003323397A JP 2002131918 A JP2002131918 A JP 2002131918A JP 2002131918 A JP2002131918 A JP 2002131918A JP 2003323397 A JP2003323397 A JP 2003323397A
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JP
Japan
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protocol
transfer
transfer mode
bridge device
interface
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Application number
JP2002131918A
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English (en)
Inventor
Daiki Murakami
大樹 村上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高速で安定なデータ転送を実現できるインタ
ーフェース用ブリッジ装置を提供する。 【解決手段】 USBインターフェ-ス部101は、U
SBプロトコル経由のデータを処理するプロトコル処理
部201を有する。バッファ103は、バッファ103
に蓄積されたデータを送受信するためのバッファ転送装
置202を有している。ATA/ATAPIインターフ
ェース部105は、ATA/ATAPIプロトコル経由
のデータを処理するプロトコル処理部203を有してい
る。USBインターフェース制御部102は、USBプ
ロトコルの転送モードを変更する転送モード変更装置2
04と、USBプロトコルの転送モードを変更する際に
参照される転送モード変換テーブル205とを備えてい
る。バッファ監視部104はコマンドテーブル206
と,バッファ転送カウンタ装置207と,タイマ209
と,時間比較テーブル208とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なったプロトコ
ルのインターフェースを有する複数の電子機器の間でデ
ータ送受信を可能にするインターフェース用ブリッジ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パーソナルコンピュータ(以
下、PC)とCD(CompactDisk)やDVD
(Digital Versatile Disk)、
プリンタといったPC周辺機器とを接続するには、デー
タ送受信のために規格化されたプロトコルに対応したイ
ンターフェースを、PCとPC周辺機器との双方に設け
る必要がある。
【0003】規格化されたプロトコルとしては、PCと
PCに内蔵されるPC周辺機器との接続を対象としたA
TA/ATAPI(AT Attachment/AT
Attachment Packet Interf
ace)およびSCSI(Small Compute
r System Interface)、ユーザの利
便性を追及し、PCとPCに外付けされるPC周辺機器
との接続を対象としたUSB(Universal S
erial Bus)およびIEEE1394(Ins
titute of Electrical and
Electronics Engineers 139
4)などがある。
【0004】ATA/ATAPIは、転送方式と転送速
度の異なる各種の転送モードをサポートしている。具体
的には、ATA/ATAPIがサポートしている転送モ
ードは、PIOモードとしてモード0からモード4、M
ultiwordDMAモードとしてモード0からモー
ド2、UltraDMAモードとしてモード0からモー
ド4である。また、近年新たに規格化されたUSB2.
0は、LS(LowSpeed、1.5Mb/se
c)、FS(Full Speed、12Mb/se
c)そしてHS(High Speed、480Mb/
sec)という3つの転送方式と転送速度の異なった転
送モードをサポートしている。これらのプロトコルは、
PC(ホスト)とPC周辺機器(ターゲット)との電気
信号のやりとりによって転送モードを決定する仕様とな
っている。
【0005】このように様々なプロトコルが存在する中
で、新たに規格化された新規プロトコルに対応するため
に、新規プロトコルと従来プロトコルとの間でデータの
橋渡しを可能にする方法が開発されている。この方法の
1つとして、従来プロトコルに対応したインターフェー
スを持つPC周辺機器に、新規プロトコルのPCへの接
続を可能にするブリッジ装置を取り付けることによっ
て、新規プロトコルに対応したインターフェースを持つ
PC周辺機器を開発するものがある。
【0006】ここで、USBに対応したインターフェー
スを有するPCと、ATA/ATAPIに対応したイン
ターフェースを有するPC周辺機器との接続を想定した
ブリッジ装置を例に説明する。
【0007】この場合、一方のプロトコル(USB)で
はPCがホストとなりブリッジ装置がターゲットとな
る。もう一方のプロトコル(ATA/ATAPI)では
ブリッジ装置がホストとなり、PC周辺機器がターゲッ
トとなる。つまり、PCとブリッジ装置との電気信号の
やりとりでUSBの転送モードが決定され、ブリッジ装
置とPC周辺機器との電気信号のやりとりでATA/A
TAPIの転送モードが決定される。
【0008】従来のブリッジ装置では、PCとブリッジ
装置との間の転送モードは、両者が共通にサポートして
いる最高速の転送モードが選択され、ブリッジ装置とP
C周辺機器との間の転送モードは、ブリッジ装置によっ
て一意的に選択される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ブリッジ装置では、PCとブリッジ装置との間の転送モ
ードが高速であっても、ブリッジ装置によって一意的に
選択されたブリッジ装置とPC周辺機器との間の転送モ
ードが低速な転送モードであると、転送速度はブリッジ
装置とPC周辺機器との間の転送モードに依存して低速
となってしまう不具合がある。さらに、転送速度が低速
であるにも関わらず、ブリッジ装置に内蔵されている高
速転送用の回路を動作させなければならないので、消費
電力が増大する不具合もある。
【0010】また、PCとブリッジ装置との間の転送モ
ードが低速な転送モードであり、ブリッジ装置によって
一意的に選択されたブリッジ装置とPC周辺機器との間
の転送モードが高速な転送モードである場合も同様に、
転送速度はPCとブリッジ装置との間の転送モードに依
存して低速となる。さらに、転送速度が低速であるにも
関わらず、ブリッジ装置に内蔵されている高速転送用の
回路を動作させなければならないので、消費電力が増大
する不具合もある。
【0011】さらに、送受信されているデータの転送速
度が、設定されているプロトコルの転送モードの転送速
度に適切ではない場合(例えばデータの転送速度は遅い
が、高速転送用の転送モードに設定されている場合)、
ブリッジ装置は高速転送用の回路を動作させるので、不
必要な電力を消費する不具合がある。
【0012】上述のようにブリッジ装置と周辺機器との
間のプロトコルがATA/ATAPIである場合、高速
な転送モードとしてUltraDMAモードがあげられ
る。また、現在の規格では転送速度が100MB/se
cにまで達する転送モードもある。このような高速な転
送モードでは、高品質の電気信号が要求されるので、デ
ータ転送中にCRC(Cyclic Redundan
cy Check)エラーを起こす可能性が高くなる。
従って、転送の信頼性および確実性が、他の低速な転送
モードに比べて低い。データ転送中にCRCエラーが発
生すると、受信側は送信側に対してCRCエラーの発生
したデータの再送を要求するため、転送効率が低下す
る。
【0013】さらに、PC、ブリッジ装置または周辺機
器のいずれか1つに異常が発生し、通常使っていた転送
モードにおけるデータ転送ができなくなった場合、PC
とブリッジ装置との間の接続はユーザによって挿抜可能
な構成となっていることが多いので、比較的容易に復帰
できるが、ブリッジ装置と周辺機器間はシステムの内部
に隠れていることが多いため、復帰するにはブリッジ装
置に何らかの対策を施す必要がある。
【0014】本発明は、上記不具合を解決するためにな
されたものであり、高速で安定なデータ転送を実現でき
るインターフェース用ブリッジ装置を提供することを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のインターフェー
ス用ブリッジ装置は、複数の転送モードを有する第1プ
ロトコルの第1インターフェース部と、上記第1インタ
ーフェース部に接続され、上記第1プロトコルの上記複
数の転送モードのうちの1つの転送モードを選択する第
1プロトコル制御部と、複数の転送モードを有する第2
プロトコルの第2インターフェース部と、上記第1イン
ターフェース部に接続され、第2プロトコルの上記複数
の転送モードのうちの1つの転送モードを選択する第2
プロトコル制御部と、上記第1インターフェース部と上
記第2インターフェース部との間に介設され、上記第1
インターフェース部と上記第2インターフェース部との
間を転送されるデータを蓄積可能なバッファとを備え、
上記第2プロトコル制御部は、データの転送中に、上記
第2プロトコルの上記1つの転送モードを、上記第2プ
ロトコルの上記複数の転送モードのうちの他の1つの転
送モードに変更できる。
【0016】本発明のインターフェース用ブリッジ装置
では、第1インターフェース部の転送モードと、第2イ
ンターフェース部の転送モードとを、転送速度差の小さ
い最適な転送モードを設定することができる。このた
め、従来のブリッジ装置で生じていたような、ブリッジ
装置を介したデータ転送の速度が、転送速度の低い転送
モードに依存して低速となる不具合を抑制・防止でき
る。つまり、本発明のインターフェース用ブリッジ装置
を用いることによって、インターフェース用ブリッジ装
置を介したデータの転送速度を従来よりも高くすること
が可能である。
【0017】また、従来のブリッジ装置で生じていたよ
うな、ブリッジ装置を介したデータ転送の速度が低速で
あるにも関わらず、ブリッジ装置に内蔵されている高速
転送用の回路を動作させることも不要になる。従って、
システム全体の消費電力の増大が抑制される。
【0018】さらに、ブリッジ装置を介したデータ転送
の速度が、選択されているプロトコルの転送モードの転
送速度に適切ではない場合にも、本発明のインターフェ
ース用ブリッジ装置は、最適な転送モードを選択し、不
必要な回路動作を抑えることができるので、システム全
体の消費電力の増大が抑制される。
【0019】上記第1プロトコル制御部は、データの転
送中に、上記第1プロトコルの上記1つの転送モード
を、上記第1プロトコルの上記複数の転送モードのうち
の他の1つの転送モードに変更できることが好ましい。
【0020】本実施形態によれば、バッファ103への
転送速度によって、プロトコルの転送モードを変更する
ことができる。従って、バッファ103への転送速度に
応じて最適な転送速度を実現することができる。
【0021】このことによって、第1インターフェース
部の転送モードの転送速度と、第2インターフェース部
の転送モードの転送速度とをほぼ一致させることができ
る。従って、余分な回路、装置などを用いる必要がなく
なる。従って、システム全体の消費電力を低減すること
ができる。
【0022】上記第2プロトコル制御部は、上記第1プ
ロトコル制御部から発信される信号を受信することによ
って、上記第2プロトコルの上記1つの転送モードを、
上記第2プロトコルの上記複数の転送モードのうちの他
の1つの転送モードに変更できる構成としてもよい。
【0023】上記第1プロトコルの上記他の1つの転送
モードの転送速度は、上記第1プロトコルの上記1つの
転送モードよりも低く、上記第2プロトコルの上記他の
1つの転送モードの転送速度は、上記第2プロトコルの
上記1つの転送モードよりも低い構成としてもよい。
【0024】上記第1プロトコルの上記他の1つの転送
モードの転送速度は、上記第1プロトコルの上記1つの
転送モードよりも高く、上記第2プロトコルの上記他の
1つの転送モードの転送速度は、上記第2プロトコルの
上記1つの転送モードよりも高い構成としてもよい。
【0025】上記第1プロトコル制御部は、データの転
送中に、上記第1プロトコルの上記1つの転送モード
を、上記第1プロトコルの上記複数の転送モードのうち
の上記他の1つの転送モードに変更した後、上記第1プ
ロトコルの上記1つの転送モードに戻し、上記第2プロ
トコル制御部は、データの転送中に、上記第2プロトコ
ルの上記1つの転送モードを、上記第2プロトコルの上
記複数の転送モードのうちの上記他の1つの転送モード
に変更した後、上記第2プロトコルの上記1つの転送モ
ードに戻す構成としてもよい。
【0026】上記バッファのデータ蓄積状態がフル状態
になると信号を発信するバッファ監視部をさらに備え、
上記第2プロトコル制御部は、上記バッファ監視部の上
記信号を受信することによって、上記第2プロトコルの
上記1つの転送モードを、上記第2プロトコルの上記複
数の転送モードのうちの他の1つの転送モードに変更す
る構成としてもよい。
【0027】上記バッファ監視部は、上記バッファのデ
ータ蓄積状態がエンプティ状態からフル状態になるまで
のデータ蓄積時間を計測する計時手段を備え、基準値と
上記データ蓄積時間とを比較し、上記第2プロトコル制
御部は、上記バッファ監視部における比較結果に基づい
て、上記第2プロトコルの上記1つの転送モードを、上
記第2プロトコルの上記複数の転送モードのうちの上記
他の1つの転送モードに変更することが好ましい。
【0028】このことによって、バッファへのデータ転
送の速度に応じて、プロトコルの転送モードを変更する
ことができる。
【0029】上記バッファ監視部は、上記第1インター
フェース部または上記第2インターフェース部から上記
バッファにデータを転送した転送回数を計測する転送回
数計測手段を備え、規定時間を計測する計時手段と、上
記転送回数と上記規定時間から規定時間当たりの転送回
数を算出し、基準値と上記規定時間当たりの転送回数と
を比較し、上記第2プロトコル制御部は、上記バッファ
監視部における比較結果に基づいて、上記第2プロトコ
ルの上記1つの転送モードを、上記第2プロトコルの上
記複数の転送モードのうちの上記他の1つの転送モード
に変更することが好ましい。
【0030】このことによって、バッファの稼働率に応
じて効率的に転送モードを切り替えることが可能とな
る。従って、システム全体のデータ転送が、データ転送
バッファ監視部の処理速度に影響されない。
【0031】上記バッファ監視部は、複数のコマンドと
上記複数のコマンドと転送モードとの対応関係を表すコ
マンドテーブルを備え、上記バッファに蓄積されている
データに上記複数のコマンドのうちの少なくとも1つの
コマンドが含まれている場合、は、上記少なくとも1つ
のコマンドとコマンドテーブルとを比較し、上記第2プ
ロトコル制御部は、上記バッファ監視部における比較結
果に基づいて、上記第2プロトコルの上記1つの転送モ
ードを、上記第2プロトコルの上記複数の転送モードの
うちの上記他の1つの転送モードに変更することが好ま
しい。
【0032】このことによって、コマンドテーブルに設
定した転送モードに切り替えることが可能となる。従っ
て、設計通りのシステム全体のデータ転送を実現するこ
とができる。
【0033】上記バッファ監視部は、複数の拡張コマン
ドにそれぞれ付加されるデータと上記第2プロトコルの
上記複数の転送モードとの対応関係を表すデータテーブ
ルを備え、上記複数の拡張コマンドにそれぞれ付加され
るデータと上記データテーブルとを比較し、上記第2プ
ロトコル制御部は、上記データが付加された上記複数の
拡張コマンドを発行し、上記バッファ監視部における比
較結果に基づいて、上記第2プロトコルの上記1つの転
送モードを、上記第2プロトコルの上記複数の転送モー
ドのうちの上記他の1つの転送モードに変更する構成と
してもよい。
【0034】上記バッファ監視部は、複数の拡張コマン
ドに対する外部からの応答データと上記第2プロトコル
の上記複数の転送モードとの対応関係を表すデータテー
ブルを備え、上記複数の拡張コマンドに対する上記外部
からの応答データと上記データテーブルとを比較し、上
記第2プロトコル制御部は、上記複数の拡張コマンドを
発行し、上記バッファ監視部における比較結果に基づい
て、上記第2プロトコルの上記1つの転送モードを、上
記第2プロトコルの上記複数の転送モードのうちの上記
他の1つの転送モードに変更する構成としてもよい。
【0035】上記第2プロトコル制御部は、データ転送
中の複数のエラーと上記第2プロトコルの上記複数の転
送モードとの対応関係を表すエラーテーブルを備え、上
記複数のエラーのうちの少なくとも1つのエラーが発生
した場合、上記少なくとも1つのエラーと上記エラーテ
ーブルとを比較することによって、上記第2プロトコル
の上記1つの転送モードを、上記第2プロトコルの上記
複数の転送モードのうちの上記他の1つの転送モードに
変更することが好ましい。
【0036】このことによって、データ転送中にエラー
が生じた場合にも、第2プロトコルの転送モードを変更
することによって、第2プロトコルを用いて接続される
周辺機器を停止させることなく復帰させることができ
る。また、信頼性および確実性が高い転送モードに切り
替えることによって転送効率の低下を抑制することがで
きる。
【0037】上記第1プロトコル制御部は、データ転送
中の複数のエラーと上記第1プロトコルの上記複数の転
送モードとの対応関係を表すエラーテーブルを備え、上
記エラーが発生した場合に上記エラーと上記エラーテー
ブルとを比較することによって、上記第1プロトコルの
上記1つの転送モードを、上記第1プロトコルの上記複
数の転送モードのうちの上記他の1つの転送モードに変
更する構成としてもよい。
【0038】上記第1プロトコルと上記第2プロトコル
との組み合わせは、ATA/ATAPIプロトコルとU
SBプロトコルとの組み合わせである構成としてもよ
い。
【0039】上記第1プロトコルと上記第2プロトコル
との組み合わせは、ATA/ATAPIプロトコルとI
EEE1394プロトコルとの組み合わせである構成と
してもよい。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら本発明の
実施形態を説明する。なお、簡単のため、各実施形態に
共通する構成要素は、同一の参照符号で示す。なお、本
明細書中で用いられる用語「接続」は、特に記載のない
限り「電気的接続」を意味する。
【0041】(第1の実施形態)本発明の実施形態1に
ついて図を参照しながら説明する。図1は、本実施形態
のUSBプロトコルとATA/ATAPIプロトコルと
の間でデータの橋渡しを行なうインターフェース用ブリ
ッジ装置(以下、ブリッジ装置と称する)の構成を示す
ブロック図である。図2は、図1に示す本実施形態のブ
リッジ装置100の構成をさらに詳細に表すブロック図
である。
【0042】―ブリッジ装置の構成― 本実施形態では、図1に示す、ホストパーソナルコンピ
ュータ(PC)1とPC周辺機器3とからなる構成につ
いて説明する。
【0043】図1に示すように、PC1は、USBプロ
トコルのインターフェースを備える。PC周辺機器3
は、ATA/ATAPIプロトコルのインターフェース
を備える記憶装置2と、USBプロトコルとATA/A
TAPIプロトコルとの間でのデータ転送の橋渡しをす
るブリッジ装置100とを備える。つまり、本実施形態
のシステム構成では、PC周辺機器3はブリッジ装置1
00を内蔵している。
【0044】図1に示すように、本実施形態のブリッジ
装置100は、USBインターフェース部101と、U
SBインターフェース部101に接続され、USBイン
ターフェース部101を制御するUSBインターフェー
ス制御部102と、ATA/ATAPIインターフェー
ス部105と、ATA/ATAPIインターフェース部
105に接続され、ATA/ATAPIインターフェー
ス部105を制御するATA/ATAPIインターフェ
ース制御部106と、インターフェース間で送受信され
るデータを一時格納可能なバッファ103と、バッファ
103に接続され、バッファ103からのデータの送受
信の状態を監視するバッファ監視部104とから構成さ
れている。
【0045】図2に示すように、USBインターフェ-
ス部101は、USBプロトコル経由のデータを処理す
るプロトコル処理部201を有する。
【0046】バッファ103は、バッファ103に蓄積
されたデータを送受信するためのバッファ転送装置20
2を有している。
【0047】ATA/ATAPIインターフェース部1
05は、ATA/ATAPIプロトコル経由のデータを
処理するプロトコル処理部203を有している。
【0048】USBインターフェース制御部102は、
USBプロトコルの転送モードを変更する転送モード変
更装置204と、USBプロトコルの転送モードを変更
する際に参照される転送モード変換テーブル205とを
備えている。
【0049】バッファ監視部104は、バッファ103
内のデータ中にコマンドが含まれている場合に参照され
る、コマンドに対する処理内容を表すコマンドテーブル
206と、バッファ103における転送回数をカウント
するバッファ転送カウント装置207と、バッファ10
3において、最初のデータを受信した時点からバッファ
サイズ分のデータが蓄積される(バッファ103がフル
になる)までの時間を計測できるタイマ209と、タイ
マ209の計測時間とその時間に対する処理内容を表す
時間比較テーブル208とを有している。
【0050】ATA/ATAPIインターフェース制御
部106は、ATA/ATAPIの転送モードを変更す
る転送モード変更装置210と、ATA/ATAPIの
転送モードを変更する際に参照される転送モード変換テ
ーブル211とを有している。
【0051】―データ転送時の動作― 以下、図1および図2を用いて、PC1と記憶装置2と
の間のデータの送受信について説明する。
【0052】データがPC1から記憶装置2に転送され
る場合、まず、PC1はUSBインターフェース部10
1の準備が整っているかどうかを確認する。USBイン
ターフェース部101の準備が整っていた場合は、PC
1はUSBプロトコルにあわせて加工されたデータをU
SBインターフェース部101に転送する。USBイン
ターフェース部101では、プロトコル処理部201が
受け取ったデータを処理する。次に、USBインターフ
ェース部101は、プロトコル処理部201によって処
理されたデータをバッファ103に転送する。バッファ
103は、受信したデータを格納する。バッファ103
でのデータの格納は、バッファ103が満杯になる(つ
まりバッファサイズ)まで行なわれる。バッファ103
が満杯になったとことをバッファ転送装置202が検知
し、記憶装置2がデータを受け取る準備が整ったことを
ATA/ATAPIインターフェース部105が確認す
ると、バッファ103は、ATA/ATAPIインター
フェース部105にデータを転送する。ATA/ATA
PIインターフェース部105のプロトコル処理部20
3は、転送されたデータをATA/ATAPIプロトコ
ルに合わせて加工する。最後に、ATA/ATAPIイ
ンターフェース部105は、加工されたデータを記憶装
置2に転送する。
【0053】データが記憶装置2からPC1に転送され
る場合、まず、記憶装置2はATA/ATAPIインタ
ーフェース部105の準備が整っているかどうかを確認
する。ATA/ATAPIインターフェース部105の
準備が整っていた場合は、記憶装置2は、ATA/AT
APIプロトコルに合わせて加工されたデータをATA
/ATAPIインターフェース部105に転送する。A
TA/ATAPIインターフェース部105は、受信し
たデータをバッファ103に転送する。データがバッフ
ァサイズまで貯められ、バッファ103がフルになった
ことをバッファ転送装置202が検知すると、貯まった
データはPC1の受信準備が整い次第バッファ103か
らUSBインターフェース部101に送られる。このよ
うにして、記憶装置2からPC1にデータが転送され
る。
【0054】―各プロトコル間の転送モードの設定時の
動作― 次に、本実施形態のブリッジ装置100を用いた、PC
1およびPC周辺機器の各プロトコル間の転送モードの
設定時の動作について図1および図3を参照しながら説
明する。なお、図3は、第1の実施形態に示すシステム
の各プロトコルの転送モードの設定時における各部の動
作を表す図である。
【0055】まず、システムの電源が投入されると、A
TA/ATAPIインターフェース部105のプロトコ
ル処理部203は、ATAPIコマンドであるIDEN
TIFY DEVICEコマンドを記憶装置2のATA
/ATAPIインターフェース部に発行し、記憶装置2
がサポートする最速のATA/ATAPIの転送モード
を問い合わせる(図3中の矢印A)。
【0056】次に、IDENTIFY DEVICEコ
マンドに対する返答データが記憶装置2のATA/AT
APIインターフェース部からATA/ATAPIイン
ターフェース部105に送信される(図3中の矢印
B)。
【0057】ATA/ATAPIインターフェース部1
05が返答データを受信すると、プロトコル処理部20
3は、ATA/ATAPIインターフェース制御部10
6の転送モード変更装置210にアクセスし、ブリッジ
装置100がサポートする最速の転送モードを転送モー
ド変換テーブル211で参照する。次に、転送モード変
更装置210は、記憶装置2とブリッジ装置100とが
共通にサポートしている最速の転送モードに設定するよ
うにATA/ATAPIインターフェース部105に信
号を送信する。この信号をATA/ATAPIインター
フェース部105が受信すると、ATAコマンドである
SET FEATUREコマンドをプロトコル処理部2
03から記憶装置2に発行することによって、ブリッジ
装置100と記憶装置2との間の転送モードを決定する
(図3中の矢印C)。
【0058】一方、PC1とブリッジ装置100との間
では、PC1とブリッジ装置100とが共通にサポート
しているUSBプロトコルの最速の転送モードを確認す
るために「チャ−プ」と呼ばれる信号のやりとりが行な
われる。
【0059】具体的には、PC1は、PC1のUSBイ
ンターフェイス部とUSBインターフェイス部101と
の間で以前設定されていた転送モードを削除(バスリセ
ット)する(図3中の矢印D)。
【0060】次に、PC1のUSBインターフェイス部
とUSBインターフェイス部101との間の電気的状態
(Jステート、Kステート)を検知し、PC1とブリッ
ジ装置100とが共通にサポートしている最速の転送モ
ードを確認する(図3中の矢印E)。
【0061】次に、USBインターフェース制御部10
2の転送モード変更装置204は、PC1とブリッジ装
置100とが共通にサポートしているUSBプロトコル
の最速の転送モードで送受信できるように設定する信号
をUSBインターフェース部101に送信する。このこ
とによって、PC1とブリッジ装置100との間の転送
モードを設定する。
【0062】―転送モードの設定の具体例― PC1とブリッジ装置100とが共通にサポートしてい
るUSBプロトコルの最速の転送モードが転送モード変
換装置204によってHSモードに設定された場合、転
送モード変換テーブル205は、HSモードを意味する
信号をATA/ATAPIインターフェース制御部10
6の転送モード変換テーブル211に送信する。この信
号を転送モード変換テーブル211が受信すると、転送
モード変更装置210は、ATA/ATAPIプロトコ
ルの転送モードを変更する。HSモードの転送速度は6
0MB/secなので、ATA/ATAPIの転送モー
ドとして、例えばUltraDMAモード4(転送速度
66.6MB/sec)を選択する。また、PC1とブ
リッジ装置100とが共通にサポートしているUSBプ
ロトコルの最速の転送モードが転送モード変換装置20
4によってFSモードに設定された場合、転送モード変
換テーブル205がFSモードを意味する信号を意味す
る信号をATA/ATAPIインターフェース制御部1
06の転送モード変換テーブル211に送信する。この
信号を転送モード変換テーブル211が受信すると、転
送モード変更装置210は、ATA/ATAPIプロト
コルの転送モードを変更する。FSモードの転送速度は
1.5MB/secなので、ATA/ATAPIの転送
モードは例えばPIOモード0(転送速度3.3MB/
sec)を選択する。
【0063】なお、実効転送速度は、PCおよびPC周
辺機器の種類によって異なってくるため、実際にはブリ
ッジ装置の実装された周辺機器ごとにUSBプロトコル
の転送モードとATA/ATAPIプロトコルの転送モ
ードとを対応させたテーブルを転送モード変換テーブル
205に記憶させておけばよい。ATA/ATAPIプ
ロトコルの転送モードを切り替えるタイミングは、PC
1から送られてくるコマンドの合間や特定のコマンドの
後などいつでもよく、特に限定されない。
【0064】USBプロトコルの最速の転送モードがH
Sモードに設定され、ATA/ATAPIプロトコルの
最速の転送モードがUltraDMAモード4に設定さ
れた場合、PC周辺機器3の使用中もしくはデータ転送
中にPC1とブリッジ装置100との間でエラーが発生
し、転送モード変更テーブル205を参照した転送モー
ド変更装置204によってUSBの転送モードがFSモ
ードに変更されたとする。このとき、FSモードを検知
したUSBインターフェース制御部102の転送モード
変換テーブル205は、ATA/ATAPIインターフ
ェース制御部106の転送モード変更装置210に信号
を送り、信号を受けた転送モード変更装置210がAT
A/ATAPIプロトコルの転送モードを転送モード変
換テーブル211に従ってPIOモード0などに変更す
る。その後、前述のエラー状態から回復し、再びUSB
の転送モードがHSモードに戻った場合、同様のプロセ
スにより、転送モード変換テーブル205から信号を受
け取った転送モード変更装置210が再びUltraD
MAモード4に転送モードを戻す。ATA/ATAPI
プロトコルの転送モードを元に戻すタイミングは、PC
1から送られてくるコマンドの合間または特定のコマン
ドの後などでもよく、特に限定されない。また、ATA
/ATAPIプロトコルにおいて変更される転送モード
および元に戻される転送モードは、PC周辺機器および
PCの種類によって実効転送速度が異なり、本実施形態
で挙げたものに限定されない。
【0065】―転送モード設定後の動作― PC1とブリッジ装置100との間、ならびにブリッジ
装置100と記憶装置2との間の転送モードが決定され
た後では、PC1からブリッジ装置へのコマンドが発行
されると(図3中の矢印F)、コマンドを受信したブリ
ッジ装置100が記憶装置2へコマンドを伝達する(図
3中の矢印G)。コマンドを受信した記憶装置2は、コ
マンドに応じたデータおよびステータスをブリッジ装置
100に返信する(図3中の矢印H)。データおよびス
テータスを受信したブリッジ装置100は、PC1へデ
ータおよびステータスを伝達する(図3中の矢印I)。
【0066】本実施形態のブリッジ装置100では、P
C1とブリッジ装置100との間の転送モードと、ブリ
ッジ装置100と記憶装置2との間の転送モードとを、
転送速度差の小さい最適な転送モードにそれぞれ設定す
る。このため、従来のブリッジ装置で生じていたよう
な、PC1と記憶装置2との間のデータの転送速度が、
転送速度の低い転送モードに依存して低速となることが
防止される。つまり、本実施形態のブリッジ装置100
を用いることによって、PC1と記憶装置2との間のデ
ータの転送速度を従来よりも高くすることが可能であ
る。
【0067】また、従来のブリッジ装置で生じていたよ
うな、転送速度が低速であるにも関わらず、ブリッジ装
置に内蔵されている高速転送用の回路を動作させること
も不要になる。従って、システム全体の消費電力の増大
が抑制される。
【0068】さらに、送受信されているデータの転送速
度が、設定されているプロトコルの転送モードの転送速
度に適切ではない場合にも、ブリッジ装置100は最適
な転送モードを設定し、不必要な回路動作を抑えること
ができるので、システム全体の消費電力の増大が抑制さ
れる。
【0069】(第2の実施形態)上記第1の実施形態で
は、データ転送中に、USBプロトコルの転送モードと
ATA/ATAPIプロトコルの転送モードとが転送速
度において適切でなくなった場合についても説明した。
しかしながら、USBプロトコルの転送モードと、AT
A/ATAPIプロトコルの転送モードとの転送速度が
ほぼ一致していても、ブリッジ装置100内部をデータ
がスムーズに転送されなければ、設定した転送速度は実
現されない。そこで、本実施形態では、バッファ103
への転送速度によって、プロトコルの転送モードを変更
する方法について図4を参照しながら説明する。図4
は、PC1からバッファ103への転送速度によって、
プロトコルの転送モードを変更する方法を表すフローチ
ャートである。なお、ここでは、簡単のため、PC1か
ら記憶装置2へデータが転送される場合について説明す
る。
【0070】まず、図4に示すように、ステップS10
1では、エンプティ(空)になっているバッファ103
にPC1から最初のデータが入り、タイマ209は、こ
のことを検知して、時間計測を開始する。
【0071】次に、ステップS102では、バッファサ
イズ分のデータがバッファ103に蓄積される(バッフ
ァ103がフルになる)。
【0072】次に、ステップS103では、タイマ20
9は、バッファ103がフルになった時点で時間計測を
完了し、計測時間を算出する。
【0073】次に、ステップS104では、バッファ監
視部104が、タイマ209の計測時間とUSBおよび
ATA/ATAPIの両プロトコルの転送モードとの関
係を表す時間比較テーブル208を参照する。時間比較
テーブル208には、USBおよびATA/ATAPI
の両プロトコルの転送モードの組み合わせと、それによ
って実現されるバッファ103へのデータ転送時間の範
囲との関係が予め記録されている。ここで、タイマ20
9の計測時間が、上記範囲外であった場合、ステップS
105に進み、上記範囲内であった場合、ステップS1
06に進む。
【0074】次に、ステップS105では、タイマ20
9の計測時間が該当する範囲の転送時間を実現するUS
BおよびATA/ATAPIの両プロトコルの転送モー
ドの組み合わせとなるように、バッファ監視部104
が、USBインターフェース部102およびATA/A
TAPIインターフェース部106を通じてUSBおよ
びATA/ATAPIの両プロトコルの転送モードを変
更する。
【0075】次に、ステップS106では、バッファ監
視部104が、バッファ103中のデータを転送するこ
とを許可し、バッファ103中のデータが記憶装置2へ
転送される。
【0076】本実施形態によれば、バッファ103への
転送速度によって、プロトコルの転送モードを変更する
ことができる。従って、バッファ103への転送速度に
応じて最適な転送速度を実現することができる。
【0077】また、PC1とブリッジ装置100との間
の転送速度と、ブリッジ装置100と記憶装置2との間
の転送速度と、バッファ103への転送速度とがほぼ一
致するので、余分な回路、装置などを用いる必要がなく
なる。従って、システム全体の消費電力を低減する効果
もある。
【0078】なお、本実施形態では、簡単のため、PC
1から記憶装置2へデータが転送される場合について説
明したが、これに限定されない。例えば、記憶装置2か
らPC1へデータが転送される場合、ならびにPC1と
記憶装置2とが互いに同時にデータをやりとりする場合
にも全く同様に、USBおよびATA/ATAPIの両
プロトコルの転送モードを変更して、バッファ103へ
の転送速度に応じて最適な転送速度を実現することがで
きる。
【0079】(第3の実施形態)上記第2の実施形態の
方法では、バッファ103にデータが転送される毎に転
送時間を計測する仕組みであるため、バッファ監視部1
04の処理速度に余裕があれば問題ないが、余裕がない
場合にはデータ転送速度を低下させる可能性がある。そ
こで、本実施形態では、規定時間当たりの転送回数によ
って転送モードを変更する方法を図5を参照しながら説
明する。図5は、バッファ103への規定時間当たりの
転送回数によって、プロトコルの転送モードを変更する
方法を表すフローチャートである。なお、ここでは、簡
単のため、PC1から記憶装置2へデータが転送される
場合について説明する。
【0080】本実施形態の方法では、予め各転送モード
に対する規定時間あたりのバッファ103への転送回数
の範囲を予測しておき、転送モードと転送モード切り替
えの基準となる規定時間あたりのバッファへの転送回数
(標準転送回数)の範囲との関係をテーブル化し、バッ
ファ監視部104の時間比較テーブル208として記憶
させておく。まず、図5に示すように、ステップS20
1では、エンプティ(空)になっているバッファ103
にPC1から最初のデータが入り、タイマ209は、こ
のことを検知して、時間計測を開始する。
【0081】ステップS202では、バッファ転送カウ
ント装置207が、タイマ209の動作開始を受けて、
バッファ103へのデータの転送回数をカウントする。
【0082】ステップS203では、タイマ209は、
規定時間に達したかどうかを判断する。規定時間に達し
ていれば、ステップS204に進み、達していなければ
ステップS202に戻る。
【0083】ステップS204では、バッファ監視部1
04が、バッファ103へのデータの転送回数を規定時
間で割ることによって、規定時間あたりのバッファ10
3への転送回数を算出する。
【0084】ステップS205では、バッファ監視部1
04が、規定時間あたりのバッファ103へのデータ転
送回数と、標準転送回数の範囲との関係を表す時間比較
テーブル208を参照し、転送モードを切り替えるかど
うかを判断する。規定時間あたりのバッファ103への
データ転送回数が、標準転送回数の範囲外であれば、ス
テップS206に進み、標準転送回数の範囲内であれ
ば、ステップS207に進む。
【0085】ステップS206では、規定時間あたりの
バッファ103へのデータ転送回数が、標準転送回数の
範囲内となるUSBおよびATA/ATAPIの両プロ
トコルの転送モードの組み合わせとなるように、バッフ
ァ監視部104が、USBインターフェース部102お
よびATA/ATAPIインターフェース部106を通
じて、USBおよびATA/ATAPIの両プロトコル
の転送モードを変更する。
【0086】ステップS207では、バッファ監視部1
04が、バッファ103のデータを転送することを許可
し、バッファ103中のデータが記憶装置2へ転送され
る。
【0087】本実施形態によれば、バッファ103にデ
ータが転送される度に転送モードを切り替えるのではな
く、バッファ103の稼働率に応じて効率的に転送モー
ドを切り替えることが可能となる。従って、システム全
体のデータ転送が、データ転送バッファ監視部104の
処理速度に影響されない。
【0088】なお、本実施形態では、簡単のため、PC
1から記憶装置2へデータが転送される場合について説
明したが、これに限定されない。例えば、記憶装置2か
らPC1へデータが転送される場合、ならびにPC1と
記憶装置2とが互いに同時にデータをやりとりする場合
にも全く同様に、USBおよびATA/ATAPIの両
プロトコルの転送モードを変更して、バッファ103へ
の転送速度に応じて最適な転送速度を実現することがで
きる。
【0089】(第4の実施形態)本実施形態では、上記
第1の実施形態のPC周辺機器3において、PC1から
送信されるデータ中のATA/ATAPIコマンドによ
って、PC1とブリッジ装置100との間、ならびにブ
リッジ装置100と記憶装置2との間の各プロトコルの
転送モードを切り替える場合について説明する。
【0090】ブリッジ装置100のバッファ監視装置1
04内部には、ATA/ATAPIコマンドと転送モー
ドとを対応させたコマンドテーブル206が内蔵されて
いる。バッファ転送装置202は、ATA/ATAPI
コマンドを受信する毎にコマンドテーブル206をチェ
ックする。バッファ転送装置202が受信したATA/
ATAPIコマンドが、転送モード変更の契機となるコ
マンドである場合は、コマンドテーブル206にしたが
って転送モード変換装置204および210が、PC1
とブリッジ装置100との間、ならびにブリッジ装置1
00と記憶装置2との間の各プロトコルの転送モードを
変更する。
【0091】さらに、ATA/ATAPIコマンドを記
憶装置2に発行した際には、何らかのステータスが記憶
装置2から返ってくる。このステータスによっても転送
モードを変更することが可能である。この場合も同様
に、ステータスと、ステータスを受け取った後に変更さ
れる転送モードを対応させたステータステーブルをコマ
ンドテーブル206に内蔵しておく。バッファ転送装置
202は、ステータスを受け取るたびにステータステー
ブルをチェックし、転送モード変更の契機となるステー
タスである場合は、ステータステーブルにしたがって転
送モード変換装置204および210が、PC1とブリ
ッジ装置100との間、ならびにブリッジ装置100と
記憶装置2との間の各プロトコルの転送モードを変更す
る。
【0092】また、ATA/ATAPIコマンドを記憶
装置2に発行する際に、ATA/ATAPIコマンドに
続けてデータを記憶装置2に転送する場合がある。さら
に、ATA/ATAPIコマンドを記憶装置2に発行し
た後に、記憶装置2がコマンドに対する応答データを転
送する場合がある。このため、ATA/ATAPIコマ
ンドに続くデータおよび拡張コマンドに対する応答デー
タを、転送モードの変更に利用することができる。
【0093】この場合、ATA/ATAPIコマンドに
続くデータおよびATA/ATAPIコマンドに対する
応答データを受信した後に変更される転送モードとを対
応させたデータテーブルをコマンドテーブル206に記
憶させておく。バッファ転送装置202は、データおよ
び応答データを受信する毎にコマンドテーブル206に
記憶されたデータテーブルをチェックし、バッファ転送
装置202が受信したデータおよび応答データが、転送
モード変更の契機となるデータである場合は、データテ
ーブルにしたがって転送モード変換装置204および2
10が、PC1とブリッジ装置100との間、ならびに
ブリッジ装置100と記憶装置2との間の各プロトコル
の転送モードを変更する。
【0094】さらに、ATA/ATAPIプロトコルの
規格では、ATA/ATAPIインターフェース部から
拡張コマンドを発行するように、製造者がATA/AT
APIインターフェース部を設定することができる。拡
張コマンドは、製造者が任意に設定できるコマンドであ
る。
【0095】拡張コマンドに続けてデータを記憶装置2
に転送する場合、拡張コマンドに続くデータを製造者が
任意に設定することができる。また、記憶装置2が拡張
コマンドに対する応答データを転送する場合、拡張コマ
ンドに対する応答データも製造者が任意に設定すること
ができる。このため、拡張コマンドに続くデータおよび
拡張コマンドに対する応答データを、転送モードの変更
に利用することができる。
【0096】この場合、拡張コマンドに続くデータおよ
び拡張コマンドに対する応答データを受信した後に変更
される転送モードとを対応させたデータテーブルをコマ
ンドテーブル206に記憶させておく。バッファ転送装
置202は、データを受信する毎にコマンドテーブル2
06に記憶されたデータテーブルをチェックし、バッフ
ァ転送装置202が受信したデータが、転送モード変更
の契機となるデータである場合は、データテーブルにし
たがって転送モード変換装置204および210が、P
C1とブリッジ装置100との間、ならびにブリッジ装
置100と記憶装置2との間の各プロトコルの転送モー
ドを変更する。
【0097】本実施形態によれば、ATA/ATAPI
コマンドおよびそれに続くデータ、ATA/ATAPI
コマンドに対する応答データ、拡張コマンドおよびそれ
に続くデータ、ならびに拡張コマンドに対する応答デー
タに応じて、製造者が設定した転送モードに切り替える
ことが可能となる。従って、製造者が設定した通りのシ
ステム全体のデータ転送を実現することができる。
【0098】なお、コマンドおよびステータス等によっ
て変更される転送モードは、コマンド、ブリッジ装置、
周辺機器およびPCの利用環境等によって様々な場合が
考えられ、特に本実施形態に示したものに限定されるも
のではない。
【0099】(第5の実施形態)本実施形態では、上記
第1の実施形態のPC周辺機器3において、PC1から
データが転送されている際にエラーが生じた場合につい
て説明する。
【0100】ATA/ATAPIコマンドを記憶装置2
に発行する際、およびATA/ATAPIコマンドに付
随するデータを記憶装置2に転送する際に、記憶装置2
またはプロトコル上の何らかの問題によってコマンド発
行やデータ転送にエラーが生じることがある。コマンド
発行時のエラーに関しては、ステータスにエラーの要因
が示される。また、データ転送時のエラーに関しては、
CRCの値を計算することによってエラーの要因を発見
することができる。
【0101】コマンド発行のエラーの場合、ステータス
にエラーの要因が示されるので、バッファ転送装置20
2は、ステータスを受け取る毎に、コマンドテーブル2
06に内蔵されたステータステーブルをチェックする。
バッファ転送装置202が受信したステータスが転送モ
ード変更の契機となるステータスである場合は、ステー
タステーブルにしたがって転送モード変換装置204お
よび210が、PC1とブリッジ装置100との間、な
らびにブリッジ装置100と記憶装置2との間の各プロ
トコルの転送モードを変更する。
【0102】ATA/ATAPIプロトコルにおけるC
RCの値は、プロトコル処理部203で計算される。こ
のため、ATA/ATAPIプロトコルにおいて発生し
たCRCエラーと、CRCエラーに対応する転送モード
とを転送モード変換テーブル211に予め記憶させてお
く。ATA/ATAPIプロトコルにおいてCRCエラ
ーが発生した場合、転送モード変換テーブル211にし
たがって転送モード変換装置204および210が、P
C1とブリッジ装置100との間、ならびにブリッジ装
置100と記憶装置2との間の各プロトコルの転送モー
ドを変更する。
【0103】同様に、USBプロトコルにおけるCRC
の値は、プロトコル処理部201で計算される。このた
め、USBプロトコルにおいて発生したCRCエラー
と、CRCエラーに対応する転送モードとを転送モード
変換テーブル205に予め記憶させておく。USBプロ
トコルにおいてCRCエラーが発生した場合、転送モー
ド変換テーブル205にしたがって転送モード変換装置
204および210が、PC1とブリッジ装置100と
の間、ならびにブリッジ装置100と記憶装置2との間
の各プロトコルの転送モードを変更する。
【0104】上述のように、本実施形態によれば、PC
1とブリッジ装置100との間、ならびにブリッジ装置
100と記憶装置2との間にエラーが生じた場合にも、
各プロトコルの転送モードを変更することによって、P
C周辺機器3を停止させることなく復帰させることがで
きる。
【0105】さらに、高速な転送モードでは、高品質の
電気信号が要求されるので、データ転送中にCRCエラ
ーが起きる可能性が高い。従って、本実施形態では、信
頼性および確実性が高い転送モードに切り替えることに
よって転送効率の低下を抑制することができる。
【0106】なお、エラーの発生によって変更される転
送モードは、エラー、ブリッジ装置、周辺機器およびP
Cの利用環境等によって様々な場合が考えられ、特に本
実施形態に示したものに限定されるものではない。
【0107】(その他の実施形態)上記各実施形態で
は、USBプロトコルとATA/ATAPIプロトコル
のインターフェース用ブリッジ装置について説明した
が、これに限定されない。複数の転送モードもしくは転
送方式をサポートしていれば、どのようなプロトコルに
対しても適用できる。例えば、今後色々な転送スピード
をサポートするであろうIEEE1394やSeria
lATAなどのインターフェース用ブリッジ装置にも、
本発明を適用することが可能である。
【0108】また、前述のブリッジ装置を構成するバッ
ファおよびインターフェース部の種類、数などは上記各
実施形態のものに限定されない。
【0109】
【発明の効果】本発明によれば、高速で安定なデータ転
送を実現できるインターフェース用ブリッジ装置が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第1の実施形態のインターフェース用
ブリッジ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、図1に示すブリッジ装置の構成をさら
に詳細に表すブロック図である。
【図3】図3は、第1の実施形態に示すシステムの各プ
ロトコルの転送モードの設定時における各部の動作を表
す図である。
【図4】図4は、プロトコルの転送モードを変更する方
法を表すフローチャートである。
【図5】図5は、プロトコルの転送モードを変更する方
法を表すフローチャートである。
【符号の説明】
1 PC 2 記憶装置 3 PC周辺機器 100 ブリッジ装置 101 USBインターフェース部 102 USBインターフェース制御部 103 バッファ 104 バッファ監視部 105 ATA/ATAPIインターフェース部 106 ATA/ATAPIインターフェース制御部 201 プロトコル処理部 202 バッファ転送装置 203 プロトコル処理部 204 転送モード変更装置 205 転送モード変換テーブル 206 コマンドテーブル 207 バッファ転送カウント装置 208 時間比較テーブル 209 タイマ 210 転送モード変更装置 211 転送モード変換テーブル

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の転送モードを有する第1プロトコ
    ルの第1インターフェース部と、 上記第1インターフェース部に接続され、上記第1プロ
    トコルの上記複数の転送モードのうちの1つの転送モー
    ドを選択する第1プロトコル制御部と、 複数の転送モードを有する第2プロトコルの第2インタ
    ーフェース部と、 上記第1インターフェース部に接続され、第2プロトコ
    ルの上記複数の転送モードのうちの1つの転送モードを
    選択する第2プロトコル制御部と、 上記第1インターフェース部と上記第2インターフェー
    ス部との間に介設され、上記第1インターフェース部と
    上記第2インターフェース部との間を転送されるデータ
    を蓄積可能なバッファとを備え、 上記第2プロトコル制御部は、データの転送中に、上記
    第2プロトコルの上記1つの転送モードを、上記第2プ
    ロトコルの上記複数の転送モードのうちの他の1つの転
    送モードに変更できることを特徴とするインターフェー
    ス用ブリッジ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインターフェース用ブ
    リッジ装置において、 上記第1プロトコル制御部は、データの転送中に、上記
    第1プロトコルの上記1つの転送モードを、上記第1プ
    ロトコルの上記複数の転送モードのうちの他の1つの転
    送モードに変更できることを特徴とするインターフェー
    ス用ブリッジ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のインターフェース用ブ
    リッジ装置において、 上記第2プロトコル制御部は、上記第1プロトコル制御
    部から発信される信号を受信することによって、上記第
    2プロトコルの上記1つの転送モードを、上記第2プロ
    トコルの上記複数の転送モードのうちの他の1つの転送
    モードに変更できることを特徴とするインターフェース
    用ブリッジ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のインターフェース用ブ
    リッジ装置において、 上記第1プロトコルの上記他の1つの転送モードの転送
    速度は、上記第1プロトコルの上記1つの転送モードよ
    りも低く、 上記第2プロトコルの上記他の1つの転送モードの転送
    速度は、上記第2プロトコルの上記1つの転送モードよ
    りも低いことを特徴とするインターフェース用ブリッジ
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のインターフェース用ブ
    リッジ装置において、 上記第1プロトコルの上記他の1つの転送モードの転送
    速度は、上記第1プロトコルの上記1つの転送モードよ
    りも高く、 上記第2プロトコルの上記他の1つの転送モードの転送
    速度は、上記第2プロトコルの上記1つの転送モードよ
    りも高いことを特徴とするインターフェース用ブリッジ
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項2から5のいずれか1つに記載の
    インターフェース用ブリッジ装置において、 上記第1プロトコル制御部は、データの転送中に、上記
    第1プロトコルの上記1つの転送モードを、上記第1プ
    ロトコルの上記複数の転送モードのうちの上記他の1つ
    の転送モードに変更した後、上記第1プロトコルの上記
    1つの転送モードに戻し、 上記第2プロトコル制御部は、データの転送中に、上記
    第2プロトコルの上記1つの転送モードを、上記第2プ
    ロトコルの上記複数の転送モードのうちの上記他の1つ
    の転送モードに変更した後、上記第2プロトコルの上記
    1つの転送モードに戻すことを特徴とするインターフェ
    ース用ブリッジ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のインターフェース用ブ
    リッジ装置において、 上記バッファのデータ蓄積状態がフル状態になると信号
    を発信するバッファ監視部をさらに備え、 上記第2プロトコル制御部は、上記バッファ監視部の上
    記信号を受信することによって、上記第2プロトコルの
    上記1つの転送モードを、上記第2プロトコルの上記複
    数の転送モードのうちの他の1つの転送モードに変更で
    きることを特徴とするインターフェース用ブリッジ装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のインターフェース用ブ
    リッジ装置において、 上記バッファ監視部は、上記バッファのデータ蓄積状態
    がエンプティ状態からフル状態になるまでのデータ蓄積
    時間を計測する計時手段を備え、基準値と上記データ蓄
    積時間とを比較し、 上記第2プロトコル制御部は、上記バッファ監視部にお
    ける比較結果に基づいて、上記第2プロトコルの上記1
    つの転送モードを、上記第2プロトコルの上記複数の転
    送モードのうちの上記他の1つの転送モードに変更する
    ことを特徴とするインターフェース用ブリッジ装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のインターフェース用ブ
    リッジ装置において、 上記バッファ監視部は、上記第1インターフェース部ま
    たは上記第2インターフェース部から上記バッファにデ
    ータを転送した転送回数を計測する転送回数計測手段を
    備え、規定時間を計測する計時手段と、上記転送回数と
    上記規定時間から規定時間当たりの転送回数を算出し、
    基準値と上記規定時間当たりの転送回数とを比較し、 上記第2プロトコル制御部は、上記バッファ監視部にお
    ける比較結果に基づいて、上記第2プロトコルの上記1
    つの転送モードを、上記第2プロトコルの上記複数の転
    送モードのうちの上記他の1つの転送モードに変更する
    ことを特徴とするインターフェース用ブリッジ装置。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載のインターフェース用
    ブリッジ装置において、 上記バッファ監視部は、複数のコマンドと上記第2プロ
    トコルの上記複数の転送モードとの対応関係を表すコマ
    ンドテーブルを備え、上記バッファに蓄積されているデ
    ータに上記複数のコマンドのうちの少なくとも1つのコ
    マンドが含まれている場合、上記少なくとも1つのコマ
    ンドとコマンドテーブルとを比較し、 上記第2プロトコル制御部は、上記バッファ監視部にお
    ける比較結果に基づいて、上記第2プロトコルの上記1
    つの転送モードを、上記第2プロトコルの上記複数の転
    送モードのうちの上記他の1つの転送モードに変更する
    ことを特徴とするインターフェース用ブリッジ装置。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載のインターフェース用
    ブリッジ装置において、 上記バッファ監視部は、複数の拡張コマンドにそれぞれ
    付加されるデータと上記第2プロトコルの上記複数の転
    送モードとの対応関係を表すデータテーブルを備え、上
    記複数の拡張コマンドにそれぞれ付加されるデータと上
    記データテーブルとを比較し、 上記第2プロトコル制御部は、上記データが付加された
    上記複数の拡張コマンドを発行し、上記バッファ監視部
    における比較結果に基づいて、上記第2プロトコルの上
    記1つの転送モードを、上記第2プロトコルの上記複数
    の転送モードのうちの上記他の1つの転送モードに変更
    することを特徴とするインターフェース用ブリッジ装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載のインターフェース用
    ブリッジ装置において、 上記バッファ監視部は、複数の拡張コマンドに対する外
    部からの応答データと上記第2プロトコルの上記複数の
    転送モードとの対応関係を表すデータテーブルを備え、
    上記複数の拡張コマンドに対する上記外部からの応答デ
    ータと上記データテーブルとを比較し、 上記第2プロトコル制御部は、上記複数の拡張コマンド
    を発行し、上記バッファ監視部における比較結果に基づ
    いて、上記第2プロトコルの上記1つの転送モードを、
    上記第2プロトコルの上記複数の転送モードのうちの上
    記他の1つの転送モードに変更することを特徴とするイ
    ンターフェース用ブリッジ装置。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載のインターフェース用
    ブリッジ装置において、 上記第2プロトコル制御部は、データ転送中の複数のエ
    ラーと上記第2プロトコルの上記複数の転送モードとの
    対応関係を表すエラーテーブルを備え、上記複数のエラ
    ーのうちの少なくとも1つのエラーが発生した場合、上
    記少なくとも1つのエラーと上記エラーテーブルとを比
    較することによって、上記第2プロトコルの上記1つの
    転送モードを、上記第2プロトコルの上記複数の転送モ
    ードのうちの上記他の1つの転送モードに変更すること
    を特徴とするインターフェース用ブリッジ装置。
  14. 【請求項14】 請求項2に記載のインターフェース用
    ブリッジ装置において、 上記第1プロトコル制御部は、データ転送中の複数のエ
    ラーと上記第1プロトコルの上記複数の転送モードとの
    対応関係を表すエラーテーブルを備え、上記エラーが発
    生した場合に上記エラーと上記エラーテーブルとを比較
    することによって、上記第1プロトコルの上記1つの転
    送モードを、上記第1プロトコルの上記複数の転送モー
    ドのうちの上記他の1つの転送モードに変更することを
    特徴とするインターフェース用ブリッジ装置。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14のいずれか1つに記載
    のインターフェース用ブリッジ装置において、 上記第1プロトコルと上記第2プロトコルとの組み合わ
    せは、ATA/ATAPIプロトコルとUSBプロトコ
    ルとの組み合わせであることを特徴とするインターフェ
    ース用ブリッジ装置。
  16. 【請求項16】 請求項1〜14のいずれか1つに記載
    のインターフェース用ブリッジ装置において、 上記第1プロトコルと上記第2プロトコルとの組み合わ
    せは、ATA/ATAPIプロトコルとIEEE139
    4プロトコルとの組み合わせであることを特徴とするイ
    ンターフェース用ブリッジ装置。
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