JP2003323182A - 情報信号配信装置、情報信号配信方法および情報信号配信サービスシステム - Google Patents

情報信号配信装置、情報信号配信方法および情報信号配信サービスシステム

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JP2003323182A JP2002133029A JP2002133029A JP2003323182A JP 2003323182 A JP2003323182 A JP 2003323182A JP 2002133029 A JP2002133029 A JP 2002133029A JP 2002133029 A JP2002133029 A JP 2002133029A JP 2003323182 A JP2003323182 A JP 2003323182A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信側において受信者が意図するライブの音
声信号や画像信号をミキシングして再生可能にする。 【解決手段】 情報信号出力手段1−1〜1−nが同時
かつ個別に出力する情報信号を別々に配信する配信手段
2−1〜2−nと、配信された情報信号を通信ネットワ
ークを介して受信する受信手段3−1〜3−nと、受信
された各情報信号のうち受信者の意図により選択された
一の情報信号をそのまま出力しまたは複数の情報信号を
ミキシングして出力するミキシング手段4とを設けて、
ミキシング手段4から出力された情報信号を受信者側で
再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
を通して複数の情報信号を配信し、これらの情報信号中
から受信者が一または複数の情報信号を選んで任意に再
生できるようにする情報信号配信装置、情報信号配信方
法および情報信号配信サービスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットなどの通信ネットワーク
や衛星を用いたデータ通信技術の発達に伴って、データ
ベースに蓄積された多数の音楽情報や画像(映像)情報
を配信サーバ側からクライアント側のユーザに対して配
信するサービスが提供されている。
【0003】このような情報の配信サービスシステム
は、例えばデジタルデータとしての音楽データや画像デ
ータを、周知の手段により圧縮符号化してデータベース
に多数蓄積する配信サーバ(サーバコンピュータ)と、
この配信サーバに通信ネットワークを介して接続され、
配信サーバに蓄積されている音楽情報や画像情報の中か
ら所望のものを選択してダウンロード要求するクライア
ントコンピュータとを備えたものからなる。
【0004】そして、配信サーバは前記ダウンロード要
求にもとづいて音楽情報や画像情報を検索し、この検索
により取り出した各情報をクライアントコンピュータ側
に配信し、クライアントコンピュータでは配信された情
報をハードディスクなどに保存し、必要に応じて再生手
段によって再生し、音楽や画像を耳や目で楽しむことが
できる。
【0005】一方、今日では、複数本のマイクロホンや
ビデオカメラで取り込んだ複数チャンネル分の生(ライ
ブ演奏)の音声信号や画像信号をミキシングして1つの
編集情報にまとめた上で、通信ネットワークを介してク
ライアントコンピュータに配信する情報信号配信方法が
提案されている。これによればクライアントコンピュー
タの利用者は誰でも配信サーバから送信されるライブ演
奏やライブ画像を自宅やレストラン、飲食店などで聴取
または鑑賞できるようになった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ライブ演奏やライブ画像の配信方法にあっては、通信ネ
ットワークを通してクライアントコンピュータへ音声信
号や画像信号を配信する前に、例えば複数のマイクロホ
ンにより集音された音声信号が、2チャンネル(ステレ
オ)や5.1チャンネル(左右、中央、後左右の5チャ
ンネル分と低音再生用のウーハの0.1チャンネル分)
にミキシングされて一つにまとめられているため、受信
側ではミキシングする音声信号の組み合わせを任意に変
えることができず、従って、クライアントコンピュータ
側では、視聴者の意図する音声や画像を再生できず、単
に再生音量を調整したり、音声出力周波数の低域や高域
のイコライズ調整をしたりすることができるのみであっ
た。
【0007】本発明は前記のような問題を解決するもの
であり、受信側において受信者が意図するライブの音声
信号や画像信号をミキシングして再生可能にする情報信
号配信装置、情報信号配信方法および情報信号配信サー
ビスシステムを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的達成の
ためになされたものであり、請求項1の発明にかかる情
報信号配信装置は、情報信号を同時かつ個別に出力する
複数の情報信号出力手段と、各情報信号出力手段が出力
する情報信号を別々に配信する配信手段と、配信手段か
ら通信ネットワークを介して配信された情報信号を個別
に受信する受信手段と、受信手段により受信された各情
報信号のうち受信者の意図により選択された一の情報信
号をそのまま出力しまたは複数の情報信号をミキシング
して出力するミキシング手段とを有し、ミキシング手段
から出力された情報信号を音声または画像に再生するよ
うにしたものである。これにより、受信者側において受
信者が意図してミキシングしたライブの音声または画像
を聴取または鑑賞することができる。
【0009】また、請求項2の発明にかかる情報信号配
信装置は、情報信号出力手段が出力する各情報信号を配
信側で一つにミキシングするサーバ側ミキシング手段を
有し、サーバ側ミキシング手段で一つにまとめられた情
報信号を通信ネットワークを介して受信側へ配信するよ
うにしたものである。これにより、配信者が意図する方
法でミキシングした音声情報または画像情報を、受信者
が意図してミキシングしたものとは別に、受信者が聴取
または鑑賞することができる。
【0010】また、請求項3の発明にかかる情報信号配
信装置は、ミキシング手段における一の情報信号または
複数の情報信号の選択や変更を、受信者の意図に応じて
可能とする選択指示手段を設けたものである。これによ
り、種々の音声情報や画像情報の組み合わせを任意に変
えながら同時に聴取または鑑賞することができる。
【0011】また、請求項4の発明にかかる情報信号配
信装置は、情報信号出力手段を、ライブ画像信号を出力
するビデオカメラとしたものである。これにより、複数
のビデオカメラで撮影した好みのアングルの画像を受信
側で自由に選択して表示することができる。
【0012】また、請求項5の発明にかかる情報信号配
信装置は、情報信号出力手段を、ライブ音声信号を出力
するマイクロホンとしたものである。これにより複数の
マイクロホンで集音した好みの楽器の演奏を受信側で任
意に組み合わせて聴取することができる。
【0013】また、請求項6の発明にかかる情報信号配
信方法は、複数の情報信号を同期をとって配信手段から
通信ネットワークを介して配信し、配信された各情報信
号を受信手段で別々に受信して、各情報信号のうち受信
者の意図により選択された1つの情報信号をそのまま出
力しまたは複数の情報信号をミキシング手段でミキシン
グして出力し、出力されたこの情報信号を再生するよう
にしたものである。これにより、受信者は自身で選択し
た情報信号の一つのみをまたは複数を組み合わせて再生
し、聴取または鑑賞することができる。
【0014】また、請求項7の発明にかかる情報信号配
信サービスシステムは、サーバコンピュータが複数の情
報信号を通信ネットワークを介してクライアントコンピ
ュータへ配信し、クライアントコンピュータに配信され
たされた情報信号のうち受信者の意図により選択された
一の情報信号をそのまま出力しまたは複数の情報信号を
ミキシング手段でミキシングした後再生するようにした
ものである。これにより、サーバコンピュータ側のライ
ブ配信事業者は、クライアント側のライブ視聴者やホー
ル運営者から情報信号の管理料や利用料を収益すること
ができるとともに、既存のライブ配信ビジネスに付加価
値を持たせて、集客力アップを実現できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の一形態を
図面について説明する。図1は本発明の情報信号配信装
置を示す概念図であり、同図において、Aは複数の情報
信号出力手段1−1〜1−nを有する情報信号出力部、
Bは情報信号出力手段1−1〜1−nから得られた各情
報信号を、インターネットなどの通信ネットワークCを
介して配信する配信手段2−1〜2−nを持った配信
部、Dは通信ネットワークCを介して各配信手段2−1
〜2−nから得られた情報信号を受信する受信手段3−
1〜3−nを持った受信部である。
【0016】また、4は受信手段3−1〜3−nで受信
した情報信号のうち受信者が選択した一の情報信号をそ
のまま出力し、または2以上の情報信号をミキシングし
て出力するミキシング手段、5は情報信号出力部Aの各
信号出力手段1−1〜1−nから通信ネットワークCを
介して配信される各情報信号の同期をとるとともに、各
受信手段3−1〜3−nからミキシング手段4へ送出さ
れる各情報信号の同期をとるための同期手段である。
【0017】この情報信号配信装置では、情報信号出力
部Aの各情報信号出力手段1−1〜1−nから出力され
た情報信号が同期手段5により各信号間の同期がとられ
た上で、配信手段2−1〜2−nにより通信ネットワー
クCへ配信され、この通信ネットワークC上に配信され
た各情報信号は各受信手段3−1〜3−nにより別個に
受信される。さらに、同期手段5によりこれらの情報信
号間の同期がとられた上でミキシング手段4へ供給さ
れ、ここで受信者が意図する情報信号の一つを取り出し
て、または複数をミキシングしたものを取り出して再生
し、聴取または鑑賞することができる。
【0018】なお、配信手段2−1〜2−n、通信ネッ
トワークCおよび受信手段3−1〜3−nを結ぶ通信路
を光ファイバによる光ネットワークとした場合には、配
信手段2−1〜2−nには電気−光変換器が設けられ、
受信手段3−1〜3−nには光−電気変換器が設けられ
る。
【0019】図2は本発明の情報信号配信装置をより具
体化した例を示す説明図であり、1−11〜1−14は
情報信号出力部の情報信号出力手段としてのビデオカメ
ラ、1−21〜1−24はこれらのビデオカメラ1−1
1〜1−14に付属の、または必要に応じて全く独立し
て用いられる情報信号出力手段としてのマイクロホンで
ある。そしてこれらのビデオカメラ1−11〜1−14
およびマイクロホン1−21〜1−24はたとえばボー
カル、ドラム、ベースおよびキーボードなどの演奏画像
とこれらの音声をそれぞれ同時かつ独自に撮影および収
音するように機能する。
【0020】また、2−1〜2−4はビデオカメラ1−
11〜1−14およびマイクロホン1−21〜1−24
からの各演奏の画像信号や音声信号をそれぞれ独自にか
つ同時に通信ネットワークCを通して配信する配信手段
である。さらに、6はビデオカメラ1−11〜1−14
およびマイクロホン1−21〜1−24からの情報信号
である各演奏画像や音声信号を、配信を行う前に配信サ
ーバ側においてミキシングするサーバ側(配信側)ミキ
シング手段、2−5はサーバ側ミキシング手段6の出力
を配信する配信手段である。
【0021】また、通信ネットワークCには、前記各配
信手段2−1〜2−4に対応して受信手段3−1〜3−
4が接続されている。これらの受信手段3−1〜3−4
には受信者により選択される前記演奏の画像信号や音声
信号のうち1つを選択してそのまま出力したり、複数を
選択してミキシングして出力したりするミキシング手段
4が設けられている。なお、ミキシングする演奏の画像
信号や音声信号の選択は受信者の意図により選択指示手
段7を用いて実施される。
【0022】3−5は配信手段2−5に対応するように
設けられた受信手段であり、サーバ側ミキシング手段6
で一つにまとめられた画像信号や音声信号を通信ネット
ワークCを介して受信するとともに、ミキシング手段4
を通して再生手段8へ出力可能にしている。なお、この
再生手段8にはミキシング手段4で選択された前記一の
画像信号や音声信号、あるいはミキシングされた複数の
画像信号や音声信号が入力されて、画像や音声に再現さ
れる。
【0023】さらに、同期手段5は各配信手段2−1〜
2−4における画像信号や音声信号の配信タイミングを
揃えるとともに、受信手段3−1〜3−4からミキシン
グ手段4への前記各信号の供給タイミングを揃えるよう
に機能する。しかし、これらの配信タイミングと供給タ
イミングとを必ずしも一致させる必要はない。線路損失
により配信タイミングに対して受信タイミングが必然的
に僅か遅れる場合があるからである。
【0024】この情報信号配信装置では、ライブ演奏中
のボーカル、ドラム、ベースおよびキーボードなどの各
演奏者の演奏画像がそれぞれビデオカメラ1−11〜1
−14により撮影されるとともに、ボーカル、ドラム、
ベースおよびキーボードの各音楽がマイクロホン1−2
1〜1−14により収音される。そして、これらの演奏
の画像信号および音声信号は、それぞれ配信手段2−1
〜2−4に入力され、同期手段5が出力する同期クロッ
クに合わせて配信タイミングが調整され、つまり各画像
信号の通信速度や各音声信号の通信速度が一致するよう
に調整されて、通信ネットワークCを介して配信され
る。
【0025】また、これらの画像信号および音声信号は
それぞれ受信手段3−1〜3−4に入力され、受信手段
3−1〜3−4は同期手段5の同期クロックを受けて、
これに入力された各画像信号どうしおよび各音声信号ど
うしの出力タイミングが調整された上で(同期をとっ
て)、ミキシング手段4に入力される。このミキシング
手段4では、前記各受信手段3−1〜3−4から出力さ
れる画像信号や音声信号のうち、選択指示手段7によっ
て選んだ1つの画像信号や音声信号をそのまま出力し、
あるいは選択指示手段7によって選んだ複数の画像信号
や音声信号をミキシングして、それぞれミキシング手段
4から同時に出力する。
【0026】従って、ミキシング手段4からは受信者が
意図する例えばボーカルの音声信号のみを出力させた
り、ボーカルとドラムの音声信号をミキシングした音声
信号を出力させたりすることができる。また、ミキシン
グ手段4からは受信者が意図する例えばベースのみの演
奏画像の画像信号のみを出力させたり、ベースの演奏画
像とキーボードの演奏画像の画像信号をミキシングした
二つの画像信号を出力させたりすることができる。従っ
て、再生手段では前記のように受信者が選択した単一ま
たはミキシングした複数の画像信号や音声信号にもとづ
く画像や音楽を、ビデオモニタ上に表示したりスピーカ
から放音したりすることができ、配信者側の意図による
ことなく、受信者の好みに合わせた画像や音楽のカスタ
マイズ化が可能となる。
【0027】なお、ビデオカメラ1−11〜1−14お
よびマイクロホン1−21〜1−24が出力する画像信
号や音声信号を配信側ミキシング手段6により配信側で
あらかじめ一つにミキシングし、この一つにまとめられ
た画像信号や音声信号を通信ネットワークCを介して受
信側へ配信することで、必要に応じて配信側の意図によ
る配信も実現できる。この場合には配信側でミキシング
した画像信号や音声信号は通信ネットワークCを介して
受信手段3−5に送られ、更にミキシング手段4を経由
して再生手段8へ送出される。
【0028】ミキシング手段4は選択指示手段7によっ
て選択された一の信号を出力し、または互いに同期した
複数の信号を選択してミキシングした上で出力するた
め、一度選択した信号の出力変更を任意かつ容易、迅速
に行うことができる。
【0029】なお、前記実施の形態では、ビデオカメラ
1−11〜1−14およびマイクロホン1−21〜1−
24としてそれぞれ対応するものを一体に利用して、ボ
ーカルの演奏とドラムの演奏を同時に撮影および収音す
る場合について述べたが、これらのビデオカメラ1−1
1〜1−14およびマイクロホン1−21〜1−24を
互いに分離して、それぞれ独立して異なる対象情報の撮
影および収音を行わせるようにしてもよい。従って、ラ
イブ演奏画像のみのミキシングや音声信号のみのミキシ
ングが行える情報信号配信方式とすることもできる。
【0030】図3は前記情報信号配信装置をライブコン
サートの配信サービスに適用したシステム構成図を示
す。ここではライブ配信事業者P側にビデオカメラやマ
イクロホンなどの複数台の情報信号出力手段11と、ラ
イブの演奏画像や音声の信号をミキシングするサーバ側
ミキシング手段12、ミキシングした画像信号や音声信
号を通信ネットワークCを介して配信するサーバコンピ
ュータ13が設置されている。
【0031】また、ライブ配信事業者Pは通信ネットワ
ークCを介して個人のライブ視聴者Qや飲食店、喫茶
店、コミュニティホールなどのホール管理者Rに画像信
号や音声信号を配信しており、このためライブ視聴者Q
側では、サーバコンピュータ13から送信され、視聴者
が意図して選んだ画像信号や音声信号をミキシング手段
14でミキシングして出力し、これをクライアントコン
ピュータ15を通して再生することができる。
【0032】一方、前記画像信号および音声信号は、ホ
ール管理者R側に設けられた複数のミキシング手段16
a、16b、16cにおいて、利用者が選んだものだけ
がミキシングされ、それぞれ専用の大型スクリーンなど
を持った専用のクライアントコンピュータ17a、17
b、17cを通して再生される。
【0033】従って、配信者であるライブ配信事業者P
は、複数のライブ演奏画像の画像情報や音声情報をライ
ブ視聴者Qや飲食店などを含むホール管理者Rに対し提
供することにより、これらのライブ視聴者Qやホール管
理者R側からライブ配信料金を会費などとともに受ける
ことができる。また、飲食店やコミュニティホールなど
のホール管理者R側は、ホール内のクライアントコンピ
ュータ17a、17b、17cの利用者から利用料金を
受け取ることができる。
【0034】このようにサーバコンピュータ13を持つ
ライブ通信事業者Pが提供するライブ演奏の良質の画像
や音楽を、あたかも受信者たる視聴者がビデオカメラや
マイクロホンを自身で操作して、撮影または収音するよ
うな利用が可能になる。従って、既存のライブ配信ビジ
ネスに付加価値を持たせたサービスを提供できる。
【0035】また、ライブ視聴者Qにとっては、自分の
好みの楽器演奏やサウンドあるいはアーティストのボー
カルを一つまたは複数選択して聴取したり、好みのアン
グルの撮影画像に切り替えて鑑賞したりすることができ
る。そしてホール管理者Rにとっては集客力の強化を期
待でき、他店との差別化および収益増加を実現すること
ができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば情報信号
を同時かつ個別に出力する複数の情報信号出力手段と、
各情報信号出力手段が出力する情報信号を別々に配信す
る配信手段と、配信手段から通信ネットワークを介して
配信された情報信号を別々に受信する受信手段と、受信
手段により受信された各情報信号のうち受信者の意図に
より選択された一の情報信号をそのまま出力しまたは複
数の情報信号をミキシングして出力するミキシング手段
とを設けて、ミキシング手段から出力された情報信号を
音声または画像に再生することで、受信者側において受
信者が意図してミキシングしたライブの音声または画像
を選択的に聴取または鑑賞して楽しむことができる。
【0037】この場合において、情報信号出力手段が出
力する各情報信号を配信側で一つにミキシングする配信
側ミキシング手段を設けて、この配信側ミキシング手段
で一つにまとめられた情報信号を通信ネットワークを介
して受信側へ配信することにより、配信者が意図する方
法でミキシングした音声情報または画像情報を、受信者
が意図してミキシングしたものとは別に、受信者側で聴
取または鑑賞することもできる。
【0038】また、受信手段により受信された各情報信
号のうち、複数の情報信号を受信者の意図により変更可
能に選択できる選択指示手段を設けることで、種々の音
声情報や画像情報のミキシング対象を任意に変えながら
聴取または鑑賞することができる。
【0039】さらに、情報信号出力手段を、ライブ画像
信号を出力するビデオカメラとしたことで、複数のビデ
オカメラで撮影した好みのアングルの画像を受信側で自
由に選択して表示することができるほか、情報信号出力
手段を、ライブ音声信号を出力するマイクロホンとする
ことで、複数のマイクロホンで集音した好みの楽器の演
奏を受信側で任意に組み合わせて聴取することができ
る。
【0040】また、複数の情報信号を同期をとって配信
手段から通信ネットワークを介して配信し、配信された
各情報信号を受信手段で別々に受信して、各情報信号の
うち受信者の意図により選択された一つの情報信号をそ
のまま出力しまたは複数の情報信号をミキシング手段で
ミキシングして出力し、出力されたこの情報信号を再生
することで、配信者側には大きな負担を与えずに、受信
者は自身で選択した情報信号の一つのみをまたは複数を
簡単に組み合わせて再生し、聴取または鑑賞することが
できる。
【0041】また、サーバコンピュータが複数の情報信
号を通信ネットワークを介してクライアントコンピュー
タへ配信し、クライアントコンピュータに配信されたさ
れた情報信号のうち受信者の意図により選択された一の
情報信号をそのまま出力しまたは複数の情報信号をミキ
シング手段でミキシングして出力した後再生すること
で、サーバコンピュータ側のライブ配信事業者は、クラ
イアント側のライブ視聴者やホール運営者から情報信号
の配信料金やホールの利用料金を収益することができる
とともに、既存のライブ配信ビジネスに付加価値がもた
らされ、これにより集客力アップを実現できるという利
点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による情報信号配信装置
を概念的に示す構成図である。
【図2】図1における情報信号配信装置を具体化して示
す構成図である。
【図3】本発明の情報信号配信サービスシステムを示す
説明図である。
【符号の説明】
1−1〜1−n、11 情報信号出力手段 2−1〜2−n 配信手段 3−1〜3−n 受信手段 4、14、16a〜16c ミキシング手段 6、12 サーバ側ミキシング手段 1−11〜1−14 ビデオカメラ(情報信号配信手
段) 1−21〜1−24 マイクロホン(情報信号配信手
段) 7 選択指示手段 13 サーバコンピュータ 15、17a〜17c クライアントコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 AA29 BA28 DA05 DA08 5C064 BA01 BB07 BB10 BC16 BC18 BC20 BC25 BD02 BD03 BD08 BD09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報信号を同時かつ個別に出力する複数
    の情報信号出力手段と、各情報信号出力手段が出力する
    情報信号を別々に配信する配信手段と、配信手段から通
    信ネットワークを介して配信された各情報信号を個別に
    受信する受信手段と、受信手段により受信された各情報
    信号のうち受信者の意図により選択された一の情報信号
    をそのまま出力しまたは複数の情報信号をミキシングし
    て出力するミキシング手段と、ミキシング手段から出力
    された情報信号を音声または画像に再生することを特徴
    とする情報信号配信装置。
  2. 【請求項2】 情報信号出力手段が出力する各情報信号
    を配信側で一つにミキシングするサーバ側ミキシング手
    段を有し、サーバ側ミキシング手段で一つにまとめられ
    た情報信号を通信ネットワークを介して受信側へ配信す
    ることを特徴とする請求項1に記載の情報信号配信装
    置。
  3. 【請求項3】 ミキシング手段における一の情報信号ま
    たは複数の情報信号の選択や変更を、受信者の意図に応
    じて可能とする選択指示手段を設けたことを特徴とする
    請求項1に記載の情報信号配信装置。
  4. 【請求項4】 情報信号出力手段が、ライブ画像信号を
    出力するビデオカメラであることを特徴とする請求項1
    に記載の情報信号配信装置。
  5. 【請求項5】 情報信号出力手段が、ライブ音声信号を
    出力するマイクロホンであることを特徴とする請求項1
    に記載の情報信号配信装置。
  6. 【請求項6】 複数の情報信号を同期をとって配信手段
    から通信ネットワークを介して配信し、配信された各情
    報信号を受信手段で別々に受信して、各情報信号のうち
    受信者の意図により選択された一の情報信号をそのまま
    出力しまたは複数の情報信号をミキシング手段でミキシ
    ングして出力し、出力されたこの情報信号を音声または
    画像に再生することを特徴とする情報信号配信方法。
  7. 【請求項7】 サーバコンピュータが複数の情報信号を
    通信ネットワークを介してクライアントコンピュータへ
    配信し、クライアントコンピュータに配信された情報信
    号のうち受信者の意図により選択された一の情報信号を
    そのまま出力しまたは複数の情報信号をミキシング手段
    でミキシングして出力した後再生することを特徴とする
    情報信号配信サービスシステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015142185A (ja) * 2014-01-27 2015-08-03 日本電信電話株式会社 視聴方法、視聴端末及び視聴プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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