JP2003322823A - ライン光投射装置とそのライン光投射装置を備えた切断機 - Google Patents

ライン光投射装置とそのライン光投射装置を備えた切断機

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JP2003322823A
JP2003322823A JP2002128308A JP2002128308A JP2003322823A JP 2003322823 A JP2003322823 A JP 2003322823A JP 2002128308 A JP2002128308 A JP 2002128308A JP 2002128308 A JP2002128308 A JP 2002128308A JP 2003322823 A JP2003322823 A JP 2003322823A
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rod lens
line
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lens unit
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Haruo Takagi
春男 高木
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 正確な投射位置を指示するための幅の狭いラ
イン光を投射することができるライン光投射装置と、精
度の高い切断を行うためのライン光投射装置を備えた切
断機とを提供する。 【解決手段】 ライン光投射装置10において、合焦レ
ンズユニット14とロッドレンズ18の間にプレート1
6を備え、合焦レンズユニット14を通過したレーザー
光28が、プレート16を介して、ロッドレンズ18を
通過するように設定する。プレート16には、レーザー
光28を通過させるための幅の狭いスリット30が形成
され、そのスリット30の長手方向はロッドレンズ18
の中心軸32に直交する方向に形成されている。スリッ
ト30を通過したレーザー光28aは、その後被投射体
26に向かって収斂(集束)され、被投射体26に鮮明
で狭い幅aのライン光36aを投射する。鮮明でかつ幅
の狭いライン光36aが被切断材に投射されるため、精
度の高い切断が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被投射体にライ
ン状のレーザー光を投射するためのライン光投射装置と
そのライン光投射装置を備えた切断機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、壁面等の被投射体に直線状の
レーザー光を表示するためのライン光投射装置が知られ
ている。また、このライン光投射装置は、木材やコンク
リート等の被切断材を切断するための切断機(例えば木
工用丸鋸盤やコンクリート切断用カッター等)に取り付
けられて、被切断材の切断位置を指示するためにも使用
されている。
【0003】図7は、従来のライン光投射装置を示す図
である。ライン光投射装置42の主な構成部材は、レー
ザー光44を発光する半導体レーザー46と、半導体レ
ーザー46からのレーザー光44を所定の位置に合焦
(焦点を合わすこと)するための合焦レンズユニット4
8と、合焦レンズユニット48を通過したレーザー光4
4を細長く伸ばして被投射体50にライン状(直線状)
に投射させるためのロッドレンズ52とから成る。半導
体レーザー46と合焦レンズユニット48は、主枠54
によって保持されている。ロッドレンズ52は、ロッド
レンズ枠56とロッドレンズ押え58とによって保持さ
れており、そのロッドレンズ枠56及びロッドレンズ押
え58は主枠54に固定されている。即ち、半導体レー
ザー46と合焦レンズユニット48とロッドレンズ52
は互いに固定された状態にある。
【0004】半導体レーザー46からは、楕円状にレー
ザー光44が放射(発光)され、そのレーザー光44が
合焦レンズユニット48を通過する。合焦レンズユニッ
ト48を通過したレーザー光44は、図8に示すよう
に、その進行方向にあるロッドレンズ52に対し、長軸
(長径)X・短軸(短径)Yの楕円状に照射される。そ
の後、レーザー光44はロッドレンズ52を通過して、
被投射体50の表面に合焦されると、被投射体50の表
面には直線状のライン光60が投射される(図7)。即
ち、合焦レンズユニット48は、半導体レーザー46か
ら発光されたレーザー光44を収斂(集束)させ、被投
射体50の表面に鮮明なライン光60が投射される状態
に設定されている。なお、ここでいうライン光とは、こ
の被投射体の表面に投射されたレーザー光をいう。
【0005】次に、ロッドレンズを通過するレーザー光
を図7又は図9に基づいて説明する。図9は、図7のロ
ッドレンズから投射されるレーザー光を示す図であっ
て、図8のA−A断面図である。図8に示すレーザー光
44は、長軸X方向(ロッドレンズ52の中心軸と直交
する方向)に対しては、図7に示すように、ロッドレン
ズ52を通過する際にロッドレンズ52によって屈折さ
れて細長く伸ばされ、直線状に伸びて、被投射体50に
投射される。また、短軸Y方向(ロッドレンズ52の中
心軸方向)に対しては、図9に示すように、被投射体5
0に向かって集束し、被投射体50に投射される。この
とき、例えば、ロッドレンズ52と被投射体50との距
離が300mm乃至400mmにある場合、鮮明なライ
ン光60が投射されるときのライン光60の幅はd(お
よそ0.8mm〜1.0mm)となる。
【0006】次に、従来のライン光投射装置を取付けた
木工用丸鋸盤(切断機)を図10に基づいて説明する。
切断機64は、例えば木材等の被切断材66を載せるベ
ース部68と切断手段としての鋸刃70を備える可動部
72とから構成され、可動部72は、ヒンジ部74を介
してベース部68のフレーム76に軸支されている。可
動部72には取手78が備えられ、その取手78を持っ
て可動部72をベース部68に対して移動させること
で、鋸刃70で被切断材66を切断する。ライン光投射
装置42は、可動部72の鋸刃カバー80の上部に取付
けられ、被切断材66にレーザー光44を投射する。レ
ーザー光44は、被切断材66の表面に鮮明なライン光
60を描き、被切断材66の切断位置を指示する。被切
断材66はそのライン光60の投射位置で鋸刃70によ
って切断される。
【0007】被切断材66を切断する場合には、図11
に示すようにライン光60の左端に鋸刃70の左側面を
合わせて切断する場合や、図12に示すようにライン光
60の右端に鋸刃70の左側面を合わせて切断する場合
等がある。ライン光60の左端又は右端のいずれを切断
するかは、切断機64を使用する者(作業員)が選択す
る。なお、図11及び図12には、ライン光60の左端
又は右端に鋸刃70の左側面を合わせて切断する場合を
示したが、実際の切断作業では鋸刃70の右側面を合わ
せて切断する場合もある(図示せず)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のライン光投射装置42は、被投射体50に幅dの鮮明
なライン光60を投射できるものであった。しかし、被
投射体50により正確な投射位置を指示するためには、
dより幅の狭いライン光60を投射する必要があり、従
来のライン光投射装置42では、被投射体50に正確な
投射位置を指示することができない場合があった。
【0009】また、レーザー光投射装置42を備えた切
断機64においては、実際の切断作業の際、各々の作業
員がライン光60の右端又は左端のうちから作業し易い
いずれか一端を切断位置として選択し切断するため、被
切断材66は異なる長さで切断されていた。即ち、図1
1に示す切断により切り残された被切断部材66a(又
は切り落された被切断部材)は長さDで切断される。こ
れに対し、図12に示すにより切断された切り残された
被切断部材66a´は長さ(D+d)で切断される。こ
のように、ライン光60の右端又は左端のいずれを切断
するかによって、切断された被切断材が異なる長さに切
断されていた。従って、より精度の高い切断をするため
には、ライン光60の幅を狭くする必要があるが、従来
のレーザー光投射装置42を取付けた切断機64では、
被切断材66の表面に幅の狭い鮮明なライン光が投射さ
れないため、精度の高い切断はできなかった。
【0010】本発明は、上述の問題を解決するものであ
って、正確な投射位置を指示するための幅の狭いライン
光を投射することができるライン光投射装置と、精度の
高い切断を行うためのライン光投射装置を備えた切断機
とを提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のライン光投射装
置は、レーザー光を照射するための半導体レーザーと、
半導体レーザーから照射されたレーザー光を所定の位置
に合焦させるための合焦レンズユニットと、合焦レンズ
ユニットを通過したレーザー光を細長く伸ばして被投射
体にライン状に投射するためのロッドレンズとを備える
ライン光投射装置において、前記合焦レンズユニットを
通過したレーザー光の幅を制限するための隙間を形成し
たライン光幅制御手段を、合焦レンズユニットとロッド
レンズの間又はロッドレンズの前方に備え、前記ライン
光幅制御手段を前記ロッドレンズに対し前記隙間の長手
方向をロッドレンズの中心軸と直交する方向に配置し、
被投射体に幅の狭いライン状のレーザー光を投射させる
ようにしたものである。
【0012】本発明の切断機は、被切断材を載せるため
のベース部と、切断手段を備えるものであって前記ベー
ス部に対して揺動自在に取り付けられる可動部とからな
る切断機において、レーザー光を照射するための半導体
レーザーと、半導体レーザーから照射されたレーザー光
を所定の位置に合焦させるための合焦レンズユニット
と、合焦レンズユニットを通過したレーザー光を細長く
伸ばして被切断材にライン状に投射するためのロッドレ
ンズとを備えるものであって、前記合焦レンズユニット
を通過したレーザー光の幅を制限するための隙間を形成
したライン光幅制御手段を、合焦レンズユニットとロッ
ドレンズの間又はロッドレンズの前方に備え、前記ライ
ン光幅制御手段を前記ロッドレンズに対し前記隙間の長
手方向をロッドレンズの中心軸と直交する方向に配置
し、被切断材に幅の狭いライン状のレーザー光を投射さ
せるようにしたライン光投射装置を、前記可動部に取付
け、前記レーザー光を投射することにより被切断材の切
断位置を指示するようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明を図に基づいて説明
する。図1は、本発明に係るライン光投射装置の主な構
成部材を示す断面図である。ライン光投射装置10の主
な構成部材は、レーザー光を発光する半導体レーザー1
2と、半導体レーザー12からのレーザー光を所定の位
置に合焦(焦点を合わすこと)するための合焦レンズユ
ニット14と、合焦レンズユニット14を通過したレー
ザー光の幅を制限するためのライン光幅制御手段として
のプレート16と、合焦レンズユニット14を通過した
レーザー光を細長く伸ばして被投射体(壁面や被切断材
等)にライン状に投射させるためのロッドレンズ18と
から成る。ロッドレンズ18は、ロッドレンズ枠20と
ロッドレンズ押え24とによって保持されており、その
ロッドレンズ枠20及びロッドレンズ押え24は主枠2
4に固定されている。即ち、図7と同様、半導体レーザ
ー12と合焦レンズユニット14とロッドレンズ18は
互いに固定された状態にあり、また、合焦レンズユニッ
ト14は、被投射体26の表面に半導体レーザー12か
ら発光されたレーザー光28を収斂(集束)させ、鮮明
なかつ図9に示す所定の幅dのライン光が投射される状
態に設定されている。プレート16は、レーザー光の進
行を遮断する素材からなるものであって、合焦レンズユ
ニット14とロッドレンズ18との間に備えられてい
る。図1では、プレート16は、ロッドレンズ18の側
面に当接された状態にあり、ロッドレンズ枠20に固定
されている。
【0014】図2は、プレートの斜視図である。プレー
ト16には、合焦レンズユニット14を通過したレーザ
ー光28の幅を狭くするためのスリット(隙間)30が
形成されている。また、スリット30の長手方向は、ロ
ッドレンズ18の中心軸32と直交する方向に形成され
ている。図1の半導体レーザー12の発光中心点34か
ら発光され合焦レンズユニット14を通過したレーザー
光28は、その断面が楕円状のものとなって、プレート
16に照射される(図2)。
【0015】次に、プレートを通過するレーザー光を図
1及び図3に基づいて説明する。図3は、図1のロッド
レンズから投射されるレーザー光を示す図であって、図
2のB−B断面図である。図3に示すように、スリット
30を通過するレーザー光28a(図2の短軸Yの幅で
プレート16に照射されたレーザー光28の一部のレー
ザー光)は、ロッドレンズ18を通過して、被投射体2
6に向かって収斂(集束)しその表面に合焦される。従
って、被投射体26の表面には、鮮明なかつスリット3
0の幅より狭い幅a(この幅aは図9に示す幅dより狭
いものとなる。)のライン光36aが投射される。ま
た、図1に示すように、長軸X方向に対して投射される
レーザー光28は、プレート16によってはほどんど遮
断されず、ロッドレンズ18によって細長く伸ばされ、
被投射体26に直線状のライン光36aを投射する。こ
のように、プレート16を通過したレーザー光28aに
よって、被投射体26に図9に示す従来のライン光60
の幅dより幅の狭いかつ鮮明なライン光36aが直線状
に投射されることになる。
【0016】本実施例では、ライン光幅制御手段(プレ
ート16)を合焦レンズユニット14とロッドレンズ1
8との間(即ち合焦レンズユニット14の前方)に設け
たが、これに限定するものではない。ロッドレンズ18
の前方、即ちロッドレンズ18とロッドレンズ押え22
の間又はロッドレンズ押え22の外面に設けてもよい。
また、上例のロッドレンズ18の前方に設ける場合、ロ
ッドレンズ押え22をライン光幅制御手段として用いて
もよい。即ち、図4に示すように、ロッドレンズ押え2
2(又はその窓38)にスリット38´を形成し、その
スリット38´の長手方向をロッドレンズ18の中心軸
32と直交する方向に形成する。スリット38´を通過
するレーザー光28bは、図5に示すように、ロッドレ
ンズ18を通過して、被投射体26に向かって収斂(集
束)しその表面に合焦される。従って、被投射体26の
表面には、鮮明なかつスリット38´の幅より狭い幅b
(この幅bは図9に示す幅dより狭いものとなる。)の
ライン光36bが投射されることになる。
【0017】ライン光幅制御手段の形状は、プレート1
6のような板状のものに限るものではなく、例えば図6
に示すようにロッドレンズ18の一部に取付けてられる
立体形状からなるレーザー光遮断部材40であってもよ
い。また、スリット30は、複数の部材の組合せて形成
するようにしてもよい(図示せず)。
【0018】以上のように、合焦レンズユニット14の
前方又はロッドレンズ18の前方にライン光幅制御手段
を設けることにより、被投射体26に従来のライン光6
0の幅dより狭い幅a,bのライン光36a,36bを
投射できることになる。例えば、従来のライン光投射装
置42が1.0mm幅のライン光を投射する場合、所定
の幅のスリット30を形成するライン光幅制御手段を備
える本発明のライン光投射装置10によれば、およそ
0.3〜0.5mm幅のライン光を投射できる。
【0019】従って、上記本発明のライン光投射装置1
0を、図10の切断機64の可動部50に取付けた切断
機により切断すると、切断された被切断材の長さの違い
は、従来の1.0mmの差から0.3mm〜0.5mm
の差となる。よって、本発明のライン光投射装置10を
備えた切断機は、従来のより精度の高い切断ができるこ
とになる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るライ
ン光投射装置は、被投射体に従来のライン光の幅より狭
い幅のライン光を投射できるものであり、かつ、鮮明な
ライン光を投射できるものである。従って、本発明によ
ると、被投射体に正確な投射位置を指示するライン光を
投射できることになる。また、本発明に係るライン光投
射装置を取付けた切断機は、被切断材に鮮明な狭い幅の
ライン光を投射できるため、従来の切断機に比べ精度の
高い切断ができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のライン光投射装置の主な構成部材を示
す断面図である。
【図2】図1のプレートの斜視図である。
【図3】図1のロッドレンズから投射されるレーザー光
を示す図である。
【図4】ライン光幅制御手段の他の実施形態を示す斜視
図である。
【図5】図4のロッドレンズから投射されるレーザー光
を示す図である。
【図6】ライン光幅制御手段の他の実施形態を示す斜視
図である。
【図7】従来のライン光投射装置の主な構成部材を示す
断面図である。
【図8】従来のライン光投射装置の主な構成部材を示す
断面図である。
【図9】図8のロッドレンズから投射されるレーザー光
を示す図である。
【図10】従来のライン光投射装置を取付けた切断機を
示す図である。
【図11】図10の切断機による被切断材の切断位置を
示す図である。
【符号の説明】
10 ライン光投射装置 12 半導体レーザー 14 合焦レンズユニット 16 プレート 18 ロッドレンズ 22 ロッドレンズ押え 26 被投射体 28 レーザー光 30 スリット 32 中心軸 36 ライン光 36a ライン光 36b ライン光 38´ スリット
【手続補正書】
【提出日】平成14年5月22日(2002.5.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のライン光投射装置の主な構成部材を示
す断面図である。
【図2】図1のプレートの斜視図である。
【図3】図1のロッドレンズから投射されるレーザー光
を示す図である。
【図4】ライン光幅制御手段の他の実施形態を示す斜視
図である。
【図5】図4のロッドレンズから投射されるレーザー光
を示す図である。
【図6】ライン光幅制御手段の他の実施形態を示す斜視
図である。
【図7】従来のライン光投射装置の主な構成部材を示す
断面図である。
【図8】従来のライン光投射装置の主な構成部材を示す
断面図である。
【図9】図8のロッドレンズから投射されるレーザー光
を示す図である。
【図10】従来のライン光投射装置を取付けた切断機を
示す図である。
【図11】図10の切断機による被切断材の切断位置を
示す図である。
【図12】図10の切断機による他の被切断材の切断位
置を示す図である。
【符号の説明】 10 ライン光投射装置 12 半導体レーザー 14 合焦レンズユニット 16 プレート 18 ロッドレンズ 22 ロッドレンズ押え 26 被投射体 28 レーザー光 30 スリット 32 中心軸 36 ライン光 36a ライン光 36b ライン光 38´ スリット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー光を照射するための半導体レー
    ザーと、半導体レーザーから照射されたレーザー光を所
    定の位置に合焦させるための合焦レンズユニットと、合
    焦レンズユニットを通過したレーザー光を細長く伸ばし
    て被投射体にライン状に投射するためのロッドレンズと
    を備えるライン光投射装置において、前記合焦レンズユ
    ニットを通過したレーザー光の幅を制限するための隙間
    を形成したライン光幅制御手段を、合焦レンズユニット
    とロッドレンズの間又はロッドレンズの前方に備え、前
    記ライン光幅制御手段を前記ロッドレンズに対し前記隙
    間の長手方向をロッドレンズの中心軸と直交する方向に
    配置し、被投射体に幅の狭いライン状のレーザー光を投
    射させることを特徴とするライン光投射装置。
  2. 【請求項2】 前記ライン光幅制御手段が、ロッドレン
    ズを保持するためのロッドレンズ押えを兼用しているこ
    とを特徴とする請求項1記載のライン光投射装置。
  3. 【請求項3】 被切断材を載せるためのベース部と、切
    断手段を備えるものであって前記ベース部に対して揺動
    自在に取り付けられる可動部とからなる切断機におい
    て、レーザー光を照射するための半導体レーザーと、半
    導体レーザーから照射されたレーザー光を所定の位置に
    合焦させるための合焦レンズユニットと、合焦レンズユ
    ニットを通過したレーザー光を細長く伸ばして被切断材
    にライン状に投射するためのロッドレンズとを備えるも
    のであって、前記合焦レンズユニットを通過したレーザ
    ー光の幅を制限するための隙間を形成したライン光幅制
    御手段を、合焦レンズユニットとロッドレンズの間又は
    ロッドレンズの前方に備え、前記ライン光幅制御手段を
    前記ロッドレンズに対し前記隙間の長手方向をロッドレ
    ンズの中心軸と直交する方向に配置し、被切断材に幅の
    狭いライン状のレーザー光を投射させるようにしたライ
    ン光投射装置を、前記可動部に取付け、前記レーザー光
    を投射することにより被切断材の切断位置を指示するよ
    うにしたことを特徴とする切断機。
  4. 【請求項4】 前記ライン光幅制御手段が、ロッドレン
    ズを保持するためのロッドレンズ押えを兼用しているこ
    とを特徴とする請求項3記載の切断機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007125724A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Makita Corp 切断機
JP2011167779A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Sadayuki Amiya ボール盤
CN111331700A (zh) * 2020-03-12 2020-06-26 林锡贵 一种以复合式环保木材为原料的木板加工用切片装置

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