JP2003321888A - 防火防水材工法 - Google Patents
防火防水材工法Info
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- JP2003321888A JP2003321888A JP2002169301A JP2002169301A JP2003321888A JP 2003321888 A JP2003321888 A JP 2003321888A JP 2002169301 A JP2002169301 A JP 2002169301A JP 2002169301 A JP2002169301 A JP 2002169301A JP 2003321888 A JP2003321888 A JP 2003321888A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】建築物の屋外/屋内に納まりの良い防火/耐火
防水層を容易に形成する方法を提供する。 【解決手段】下地材/構造材としての不燃材、準不燃
材、難燃材のいずれかの下地材の上にあらかじめ防水層
を接合させておき、この下地材と防水層の組合せたもの
が、法律で定められた防火構造あるいは耐火構造になる
ようにした防火防水材。防水層は合成樹脂あるいは無機
質材のいずれか又は組合せたものよりなる。この防火防
水材を建築物に接合する工法、あるいは防水層に防火防
水用骨材を接合せる工法により、法律で定められた防火
耐火性能の規格と仕様の保証が可能となる。
防水層を容易に形成する方法を提供する。 【解決手段】下地材/構造材としての不燃材、準不燃
材、難燃材のいずれかの下地材の上にあらかじめ防水層
を接合させておき、この下地材と防水層の組合せたもの
が、法律で定められた防火構造あるいは耐火構造になる
ようにした防火防水材。防水層は合成樹脂あるいは無機
質材のいずれか又は組合せたものよりなる。この防火防
水材を建築物に接合する工法、あるいは防水層に防火防
水用骨材を接合せる工法により、法律で定められた防火
耐火性能の規格と仕様の保証が可能となる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】従来の建築物に防水層を形成する時に
は、建築現場で下地材の上に防水層を形成するために、
下地材の質(含水率/表面精度/強度)、作業員の技
量、天候、防水材の成形技術により質の高い防水層を形
成するのが困難な場合が多かった。また防水層を防火構
造にするために、防水層の上に防火層を作る必要があっ
た。 【0002】 【実施例】建築物の屋外/屋内に防火/耐火防水層を
形成する時に法律で定められた基準を満足させる必要
がある。としてはベランダ/屋上/陸屋根/庇/床/
通路/駐車場/内外壁面/階段/風呂場がある。は建
築基準法ならびに建築基準法施工令で指定されている防
火構造あるいは耐火構造あるいはこれらと同等以上と認
められる構造である。この時のは建築基準法ならびに
建築基準法施工令で指定されている不燃材、準不燃材、
難燃材又は可燃性の材料をそのまま/不燃/難燃化した
ものである。このの形状はボード/シート/パネル/
板/床タイルがある。本発明はの上にをあらかじめ
接合しておき、このとを組合せたもの全体がで定
められた基準を満足させるようにした防火防水材であ
る。この時のそのものに防水機能を持たせてより防水
性能を高めることも可能である。をに接合させで
定められた基準を満足させる防火/耐火防水層を形成す
る。この時に用途に応じて、接合された上に上塗層を塗
布する。上塗層は不燃/難燃化塗料又は塗料にを加え
たものである。またさら性能を高める時には、本発明の
をに接合させた上に、さらに防火/耐火物を接合又
は設置して防火/耐火防水層を形成する。下地材とし
ては不燃材としてコンクリートモルタル、煉瓦、瓦、ス
レート、金属板、ガラス、しっくい、金属繊維、準不燃
材として石膏ボード、木毛セメント、難燃材として合
板、繊維板、プラスチック板、その他法律で認定された
ものである。可燃材として木材/合板/紙/合成繊維/
天然繊維がある。防水層の材料は合成樹脂あるいは無
機質材のいずれか又は組合せたものよりなる。合成樹脂
はポリエステル、エポキシ、ウレタン、アクリル、ポリ
エチレン、フェノール、塩化ビニル、合成ゴム、合成ア
スファルトのいずれか又は組合せたものであり、防火性
能あるいは難燃性を高め又は不燃化する必要がある場合
は合成樹脂に添加剤を加えて使用する。また防水層の強
度を高めるために合成樹脂と無機質あるいは有機質で形
状が繊維、織物、チョップストランドマット、粉体、フ
レーク、バルーンのいずれか又は組合せたものを併用し
て使用する。に防水層を接合させる方法は、あらかじ
め成形した防水層を貼付けるか、ライニングする、塗布
/吹付ける方法のいずれか又は組合せた方法で行う。本
発明の防火防水材を上に施工する時に納まりの良い
防水層を作成するために、に排水のためのドレンを取
り付けておいたもの、施工の難しい勾配と壁面より構成
された側溝部分を形成しておいたものを作成しておき
の上に施工する。にを接合する時に、下地の形状に
合わせて裁断しボード間の継目/接合部/隅部は突合せ
か、間隔を空けるかして接合する。この突合せ部はその
ままか、U型/V型/四角型にカットし、そこへの基
準を満足させる材料を充填させるか、その上に層を作る
か、あらかじめ成形されたものを使用するかのいずれか
又は組合せて行う。にを接合、又は現場工事での
上を作成し、その表面/中間/下部に防火防水用骨
材を接合させ、で定められた基準を満足させる防火
防水工法。このの上にを作成する方法としては防水
材の塗布/吹付け/ライニング/貼付けがあり、これら
は単独または組合せて行う。防火防水用骨材は不燃
材、準不燃材、難燃材あるいは可燃材よりなり、石/砂
/合成砂/金属/ガラス/煉瓦/タイル/モルタル/コ
ンクリート/タルク/陶磁器/セラミック/フッ素加工
品/シリコン加工品/シリカ粉/難燃・不燃化した合成
樹脂があり単独または組合せて使用する。形状としては
粉体/粒体/球形/角形/中空バルーン/成形品の粉砕
物/異形固形物/繊維状/フレークがあり単独または組
合せて使用する。このは美観を必要とされる時には着
色しておく。このをあるいはの上にが表面に埋
没あるいは露出するように接合させる。接合方法として
はの基準を満足させる(1)材料か接着材を塗布しそ
の上にを電動ブロアーまたはエアーコンプレッサーを
使用して散布又は吹付けて表面に接着させる(2)材料
にあらかじめを混合しておきこれを塗布する(3)あ
らかじめシート/パネル状のものにを接合して成形し
てあるものを貼付けるかのいずれかの工法で行う。この
時の接合材料/接着剤は溶剤型か水溶性型のものを使用
する。また必要があれば接合されたの上からの基準
を満足させる溶剤型か水溶性型の材料を上塗として塗布
する。の粒子の種類/粗さは用途に合わせて変えるか
複数の種類/粒子をあらかじめ混合したもとする。また
必要に応じてを接合した層を複数段に構成する、ある
いは粒子の粗さ/種類を変えた層を複数段構成させる
防火防水工法。あるいはで下地にムーブメントが生
じやすい場合は防水層の一部又は全部に軟質(高伸率)
系の材料を使用する。 【0003】 【効果】本発明により屋外/屋内に容易に一度に不燃材
と防火と防水の機能を備え法律に適合した防水層を形成
することが可能となり、工事現場で防火防水層を成形す
る工法と異なり、手抜きのない法律で定められた防火耐
火性能の規格と仕様の保証が可能となる。
は、建築現場で下地材の上に防水層を形成するために、
下地材の質(含水率/表面精度/強度)、作業員の技
量、天候、防水材の成形技術により質の高い防水層を形
成するのが困難な場合が多かった。また防水層を防火構
造にするために、防水層の上に防火層を作る必要があっ
た。 【0002】 【実施例】建築物の屋外/屋内に防火/耐火防水層を
形成する時に法律で定められた基準を満足させる必要
がある。としてはベランダ/屋上/陸屋根/庇/床/
通路/駐車場/内外壁面/階段/風呂場がある。は建
築基準法ならびに建築基準法施工令で指定されている防
火構造あるいは耐火構造あるいはこれらと同等以上と認
められる構造である。この時のは建築基準法ならびに
建築基準法施工令で指定されている不燃材、準不燃材、
難燃材又は可燃性の材料をそのまま/不燃/難燃化した
ものである。このの形状はボード/シート/パネル/
板/床タイルがある。本発明はの上にをあらかじめ
接合しておき、このとを組合せたもの全体がで定
められた基準を満足させるようにした防火防水材であ
る。この時のそのものに防水機能を持たせてより防水
性能を高めることも可能である。をに接合させで
定められた基準を満足させる防火/耐火防水層を形成す
る。この時に用途に応じて、接合された上に上塗層を塗
布する。上塗層は不燃/難燃化塗料又は塗料にを加え
たものである。またさら性能を高める時には、本発明の
をに接合させた上に、さらに防火/耐火物を接合又
は設置して防火/耐火防水層を形成する。下地材とし
ては不燃材としてコンクリートモルタル、煉瓦、瓦、ス
レート、金属板、ガラス、しっくい、金属繊維、準不燃
材として石膏ボード、木毛セメント、難燃材として合
板、繊維板、プラスチック板、その他法律で認定された
ものである。可燃材として木材/合板/紙/合成繊維/
天然繊維がある。防水層の材料は合成樹脂あるいは無
機質材のいずれか又は組合せたものよりなる。合成樹脂
はポリエステル、エポキシ、ウレタン、アクリル、ポリ
エチレン、フェノール、塩化ビニル、合成ゴム、合成ア
スファルトのいずれか又は組合せたものであり、防火性
能あるいは難燃性を高め又は不燃化する必要がある場合
は合成樹脂に添加剤を加えて使用する。また防水層の強
度を高めるために合成樹脂と無機質あるいは有機質で形
状が繊維、織物、チョップストランドマット、粉体、フ
レーク、バルーンのいずれか又は組合せたものを併用し
て使用する。に防水層を接合させる方法は、あらかじ
め成形した防水層を貼付けるか、ライニングする、塗布
/吹付ける方法のいずれか又は組合せた方法で行う。本
発明の防火防水材を上に施工する時に納まりの良い
防水層を作成するために、に排水のためのドレンを取
り付けておいたもの、施工の難しい勾配と壁面より構成
された側溝部分を形成しておいたものを作成しておき
の上に施工する。にを接合する時に、下地の形状に
合わせて裁断しボード間の継目/接合部/隅部は突合せ
か、間隔を空けるかして接合する。この突合せ部はその
ままか、U型/V型/四角型にカットし、そこへの基
準を満足させる材料を充填させるか、その上に層を作る
か、あらかじめ成形されたものを使用するかのいずれか
又は組合せて行う。にを接合、又は現場工事での
上を作成し、その表面/中間/下部に防火防水用骨
材を接合させ、で定められた基準を満足させる防火
防水工法。このの上にを作成する方法としては防水
材の塗布/吹付け/ライニング/貼付けがあり、これら
は単独または組合せて行う。防火防水用骨材は不燃
材、準不燃材、難燃材あるいは可燃材よりなり、石/砂
/合成砂/金属/ガラス/煉瓦/タイル/モルタル/コ
ンクリート/タルク/陶磁器/セラミック/フッ素加工
品/シリコン加工品/シリカ粉/難燃・不燃化した合成
樹脂があり単独または組合せて使用する。形状としては
粉体/粒体/球形/角形/中空バルーン/成形品の粉砕
物/異形固形物/繊維状/フレークがあり単独または組
合せて使用する。このは美観を必要とされる時には着
色しておく。このをあるいはの上にが表面に埋
没あるいは露出するように接合させる。接合方法として
はの基準を満足させる(1)材料か接着材を塗布しそ
の上にを電動ブロアーまたはエアーコンプレッサーを
使用して散布又は吹付けて表面に接着させる(2)材料
にあらかじめを混合しておきこれを塗布する(3)あ
らかじめシート/パネル状のものにを接合して成形し
てあるものを貼付けるかのいずれかの工法で行う。この
時の接合材料/接着剤は溶剤型か水溶性型のものを使用
する。また必要があれば接合されたの上からの基準
を満足させる溶剤型か水溶性型の材料を上塗として塗布
する。の粒子の種類/粗さは用途に合わせて変えるか
複数の種類/粒子をあらかじめ混合したもとする。また
必要に応じてを接合した層を複数段に構成する、ある
いは粒子の粗さ/種類を変えた層を複数段構成させる
防火防水工法。あるいはで下地にムーブメントが生
じやすい場合は防水層の一部又は全部に軟質(高伸率)
系の材料を使用する。 【0003】 【効果】本発明により屋外/屋内に容易に一度に不燃材
と防火と防水の機能を備え法律に適合した防水層を形成
することが可能となり、工事現場で防火防水層を成形す
る工法と異なり、手抜きのない法律で定められた防火耐
火性能の規格と仕様の保証が可能となる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】建築物の屋外/屋内に防火/耐火防水層
を形成する時に、法律で定められた防火構造(法律で
定められた防火構造あるいは耐火構造)の基準を満足さ
せるために、下地材(下地材/構造材としての不燃
材、準不燃材、難燃材あるいは可燃材)の上にあらかじ
め防水層を接合させておき、このとの組合せたも
のが、で定められた基準を満足させるようにした防
火防水材。防水層は合成樹脂あるいは無機質材のいず
れか又は組合せたものよりなる。このをに接合させ
で定められた基準を満足させる防火/耐火防水層を形
成する防火防水工法。は接合するあるいはの上
部又は下部に対して(1)防水層の建築物/下地材への
接着性を高めるための層(2)防水層(3)防水層の保
護のための上塗層(4)下地の水分を除去させるための
通気層(5)断熱あるいは防音のための層(6)防水層
を下地の動きに追従しやすくするための絶縁層(7)衝
撃緩和のための層(8)接合時の寸法安定性のための層
(9)不燃化/難燃化のために表面/中間/下部に防
火防水用骨材を接合させた層のいずれか又は組合せたも
のより構成し、用途目的に合わせて構成をかえる。に
を接合する時に、下地の形状に合わせて裁断し間の
継目/接合部/隅部はそのままか、間隔を空けるかある
いはカットして接合し、そこへの基準を満足させる材
料を充填させるか、その上に層を作るか、あらかじめ成
形されたものを使用するかのいずれか又は組合せて行
う。防水性能を高めるためにあらかじめに排水用のド
レンを取り付けておく、またを使用して排水のための
勾配を備えた側溝部を形成しておき、これらをの一部
に接合させ防水層の一部として形成する。又は施工現
場での上にを作成し、その表面/中間/下部に防
火防水用骨材を接合させで定められた基準を満足させ
る防火防水工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002169301A JP2003321888A (ja) | 2002-05-07 | 2002-05-07 | 防火防水材工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002169301A JP2003321888A (ja) | 2002-05-07 | 2002-05-07 | 防火防水材工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003321888A true JP2003321888A (ja) | 2003-11-14 |
Family
ID=29545962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002169301A Pending JP2003321888A (ja) | 2002-05-07 | 2002-05-07 | 防火防水材工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003321888A (ja) |
-
2002
- 2002-05-07 JP JP2002169301A patent/JP2003321888A/ja active Pending
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