JP2003319916A - 健康管理指針アドバイス装置及びその位置決め方法 - Google Patents

健康管理指針アドバイス装置及びその位置決め方法

Info

Publication number
JP2003319916A
JP2003319916A JP2002130649A JP2002130649A JP2003319916A JP 2003319916 A JP2003319916 A JP 2003319916A JP 2002130649 A JP2002130649 A JP 2002130649A JP 2002130649 A JP2002130649 A JP 2002130649A JP 2003319916 A JP2003319916 A JP 2003319916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
positioning
user
health management
management guideline
guideline
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002130649A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanobu Yamauchi
隆伸 山内
Yoshihiro Nakatsuji
善博 中辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2002130649A priority Critical patent/JP2003319916A/ja
Publication of JP2003319916A publication Critical patent/JP2003319916A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便で再現性の良く家庭内等でも使い勝手の
良い健康管理指針アドバイス装置を提供する。 【解決手段】 内臓脂肪計1は、ベルト部2に複数の電
極が支持され、使用者の腹部周囲に巻回される。背面部
5の平坦な外周面5aを壁面16に対向させて接触さ
せ、背面部5の内周面5bを使用者の背中の脊柱に沿っ
た窪みに一致させ、背面部5を使用者の背中と壁面16
との間に挟持する。この状態でベルト部2を腹部の周囲
に巻き回し、正面部3とタング部7とを連結し、他の電
極9,11,12を腹部周囲の各部に接触させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体脂肪率等の健康
管理に有益な指針情報を提供する健康管理指針アドバイ
ス装置及びその位置決め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、腹部周囲に複数の電極を配置し
て、腹部の体脂肪率を測定しようとする技術としては、
下記の公開公報に記載されたものがある。 (1)特開平11−113870 (2)特開平11−123182 (3)特開2000−175875 (4)特開2001−178697 (5)特開2001−252256 (6)特開2001−252257 これらの公開公報のなかには、ベルト状の部材に電極を
固定した技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単にベ
ルト状のものを使用する場合には、位置決めが困難であ
ることが容易に推測されるが、これについては具体的な
対策構成は示されていない。
【0004】例として、腹部前(電流電極1個),脇腹
部(電圧電極2個),背中部(電流電極1個)の3ヶ所
に4電極を配置した構成の場合、全ての電極を良好な状
態で同時に固定するのは非常に困難である。
【0005】このため電極の位置再現性が悪く、測定再
現性に影響を及ぼしていた。
【0006】また、上記(3)の公報には大型の装置図
が記載されているが、構成が複雑で、コストが高くな
り、測定場所が限定されてしまう等の点において家庭向
けの商品等には適さない。
【0007】本発明は、かかる従来技術の課題を解決す
るためになされたものであって、その目的とするところ
は、簡便で再現性が良く家庭内等でも使い勝手の良い健
康管理指針アドバイス装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数の電極を備え、前記電極から使用者に
印加される電流によって生じるインピーダンスを測定
し、健康管理に有益な指針情報を提供する健康管理指針
アドバイス装置であって、前記健康管理指針アドバイス
装置を所定の位置に保持する位置決め対象部材を用い
て、使用者に対して前記健康管理指針アドバイス装置を
位置決めする健康管理指針アドバイス装置において、前
記複数の電極を支持する支持手段を備え、前記支持手段
は、前記位置決め対象部材に対して所定の位置に保持さ
れる位置決め部を有する健康管理指針アドバイス装置で
ある。
【0009】このようにすれば、まず位置決め対象部材
を用いて位置決め部を位置決めし、その後支持手段に支
持された電極の位置決めを行うことができるので、複数
の電極の位置決めを簡便に行うことができる。使用場所
に応じて位置決め対象部材を適宜選択することにより家
庭内等でも簡便に位置決めが可能となり使い勝手が良
く、再現性の良い測定が可能となる。
【0010】前記位置決め部は、前記位置決め対象部材
の表面形状に一致する形状を有することが好適である。
【0011】位置決め部が位置決め対象部材の表面形状
に一致する形状であれば、位置決め部を位置決め対象部
材に対して安定して保持することができる。互いに勘合
する形状でもよいし、平坦面でもよい。互いに勘合する
形状であれば、接触方向以外の方向の移動も互いの勘合
によって規制することができ、平坦面であっても位置決
め部を位置決め対象部材に押し付けることにより安定的
に保持することができる。
【0012】前記位置決め対象部材は水平面に対して立
設された部材であることが好適である。
【0013】水平面に対して立設された部材としては、
例えば、壁面や、安定して設置された構造物の側面等が
ある。
【0014】前記位置決め対象部材は水平面に対して横
設された部材であることが好適である。
【0015】水平面に対して横設された部材としては、
例えば、ベッドや床面等がある。
【0016】前記位置決め部は、該位置決め部を前記位
置決め対象部材に対して固着する固着手段を有すること
が好適である。
【0017】個人で使用する場合であれば、位置決め部
が常に一定の位置に固着されている方が測定再現性が向
上する。
【0018】前記位置決め部は、前記位置決め対象部材
に設けた係止手段に係合することによって係止される係
合手段を有することが好適である。
【0019】複数人で使用する場合等のようにその都度
又は複数種類の位置決めが必要な場合には係止手段に係
合させ、一時的に固定することによって容易に取り外せ
ることが好ましい。
【0020】前記位置決め部は前記係合手段として紐状
部材を有し、前記位置決め対象部材に設けられた係止手
段としてのフックに前記紐状部材を介して吊り下げられ
ることによって係止されることが好適である。
【0021】紐状部材としては、紐やチェーン等を用い
ることができるが、これらに限られない。
【0022】前記位置決め部の係合手段は、前記位置決
め対象部材に設けられた係止手段としての紐状部材に係
合することが好適である。
【0023】このように、位置決め部を位置決め対象部
材に係止させるための紐状部材は、位置決め部側に設け
られていてもよいし、位置決め対象部材側に設けられて
いてもよい。
【0024】前記位置決め対象部材に対する前記位置決
め部の相対位置を変更する相対位置変更手段を備えたこ
とが好適である。
【0025】このようにすれば、複数人が使用する場合
に、位置決め対象部材に対する位置決め部の相対位置を
変更し、各人に適した位置決めが可能となる。
【0026】前記相対位置変更手段は、前記位置決め対
象部材に対する前記位置決め部の、使用者の身長方向の
位置を変更する身長方向位置変更手段であることが好適
である。
【0027】前記位置決め対象部材に対する前記位置決
め部の、使用者の身長方向の位置を特定する位置特定手
段を設けたことが好適である。
【0028】例えば、目盛りや指標のように使用者の身
長方向の位置を特定する位置特定手段を設ければ、位置
が確定しやすく、次回からの位置決めも簡略化できる。
【0029】前記位置決め部に、使用者の背面に接触さ
せるべき背面用電極を備えたことが好適である。
【0030】前記支持手段に支持された電極のうちの少
なくともいずれか一つを、前記使用者が自然に下した腕
が前記支持手段と交差する位置の近傍に設けたことが好
適である。
【0031】このようにすれば、自然に下した状態の腕
による押圧力を、電極を体表に適度に軽く接触させるの
に利用することができる。
【0032】前記支持手段は前記使用者の身体に装着さ
れる帯状部材からなることが好適である。
【0033】このようにすれば、位置決め部を位置決め
した後に、帯状部材を装着すれば良いので、操作が簡単
である。帯状部材は、身体に装着する際に、身体の周囲
に巻き付けてその全周を囲むようにしてもよいし、身体
の周囲の一部のみを覆うようにしてもよい。
【0034】また、本発明は、複数の電極を備え、前記
電極から使用者に印加される電流によって生じるインピ
ーダンスを測定し、健康管理に有益な指針情報を提供す
る健康管理指針アドバイス装置であって、前記健康管理
指針アドバイス装置本体を所定の位置に保持する位置決
め対象部材を用いて、使用者に対して前記健康管理指針
アドバイス装置本体を位置決めする健康管理指針アドバ
イス装置において、前記複数の電極を支持する支持手段
を備え、前記支持手段は、前記位置決め対象部材に対し
て所定の位置に保持される位置決め部を有し、前記位置
決め部は、前記位置決め対象部材に係止される係合手段
を有する健康管理指針アドバイス装置本体と、前記位置
決め対象部材に取り付けられ、前記係合手段と係合する
ことによって前記位置決め部を係止させる係止手段と、
を備えた健康管理指針アドバイス装置である。
【0035】前記係合手段としての紐状部材と、前記係
止手段としてのフックとを備え、前記位置決め部は、前
記フックに前記紐状部材を介して吊り下げられることに
よって係止されることが好適である。
【0036】前記係止手段としての紐状部材を備え、前
記位置決め部の係合手段は、前記紐状部材に係合するこ
とが好適である。
【0037】前記係合手段としての面ファスナと、前記
係止手段としての面ファスナと、を備え、前記面ファス
ナ同士を係合させることによって、前記位置決め部を前
記位置決め対象部材に係止させることが好適である。
【0038】前記位置決め対象部材に対する前記位置決
め部の相対位置を変更する相対位置変更手段を備えたこ
とが好適である。
【0039】前記相対位置変更手段は、前記位置決め対
象部材に対する前記位置決め部の、使用者の身長方向の
位置を変更する身長方向位置変更手段であることが好適
である。
【0040】前記位置決め対象部材に対する前記位置決
め部の、使用者の身長方向の位置を特定する位置特定手
段を設けたことが好適である。
【0041】前記位置決め対象部材に対する前記位置決
め部の、使用者の身長方向の位置を記録する記録手段を
備えたことが好適である。
【0042】例えば、目盛りのような位置特定手段に目
印をつける、位置特定手段によって特定された位置をメ
モリに記憶させる等の方法により、使用者の身長方向の
位置を記録することができる。
【0043】前記位置決め対象部材の表面を覆い、前記
位置決め部と前記位置決め対象部材との間に介在する被
覆部材を備えたことが好適である。
【0044】このようにすれば、位置決め対象部材を位
置決め部との衝撃や摩擦から保護することができる。
【0045】前記位置決め対象部材の表面を覆い、前記
位置決め部と前記位置決め対象部材との間に介在する被
覆部材を備え、前記位置特定手段を、前記被覆部材に設
けたことが好適である。
【0046】このようにすれば、被覆部材に加えて位置
特定手段を設ける必要がなく部品点数を削減できる。
【0047】測定時の使用者の足を位置決めする足位置
決め手段を備えたことが好適である。
【0048】このようにすれば、立ち位置が明確にな
り、測定姿勢がより明確になる。
【0049】前記位置決め部に、使用者の背面に接触さ
せるべき背面用電極を備えたことが好適である。
【0050】前記支持手段に支持された電極のうちの少
なくともいずれか一つを、前記使用者が自然に下した腕
が前記支持手段と交差する位置の近傍に設けたことが好
適である。
【0051】前記支持手段は前記使用者の身体に装着さ
れる帯状部材からなることが好適である。
【0052】また、本発明は、複数の電極と、前記電極
を支持する支持手段とを備え、前記電極から使用者に印
加される電流によって生じるインピーダンスを測定し、
健康管理に有益な指針情報を提供する健康管理指針アド
バイス装置であって、前記健康管理指針アドバイス装置
とは別体に設けられた位置決め対象部材を用いて、使用
者に対して前記健康管理指針アドバイス装置を位置決め
する健康管理指針アドバイス装置の位置決め方法におい
て、前記支持手段に設けられた位置決め部を前記位置決
め対象部材の所定の位置に保持し、前記保持された位置
決め部を前記位置決め対象部材と前記使用者の身体とに
よって挟持し、前記支持手段の位置決め部を除く部位に
設けられた前記電極を前記使用者の身体に接触させる位
置決め方法である。
【0053】このようにすれば、複数の電極の位置決め
を簡便に行うことができる。使用場所に応じて位置決め
対象部材を適宜選択することにより家庭内等でも簡便に
位置決めが可能となり使い勝手が良く、再現性の良い測
定が可能となる。
【0054】前記支持手段に設けられた位置決め部を前
記位置決め対象部材の所定の位置に保持する際に、前記
位置決め対象部材の、前記使用者のへその高さに合わせ
た位置に前記位置決め部を保持することが好適である。
【0055】前記位置決め部は使用者の背面に接触させ
るべき背面用電極を備え、前記保持された位置決め部を
前記位置決め部材と前記使用者の身体とによって挟持す
る際に、前記保持された位置決め部を前記位置決め部材
と前記使用者の背面とによって挟持することが好適であ
る。
【0056】前記支持手段は帯状部材からなり、前記支
持手段の位置決め部を除く部位に設けられた前記電極を
前記使用者の身体に接触させる際に、前記帯状部材を前
記使用者の身体に巻き付けることによって、前記帯状部
材に沿って支持された電極を前記使用者の身体に接触さ
せることが好適である。
【0057】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。
【0058】(第1の実施形態)図1(a)は使用者が
本発明の第1の実施形態に係る健康管理指針アドバイス
装置としてのベルト式の内臓脂肪計を装着した状態を示
す側面図であり、図1(b)は内臓脂肪計を上方から見
た状態を示す図である。
【0059】内臓脂肪計1は、ベルト部2とベルト部2
に装着された正面部3,右側面部4,背面部5,左側面
部6を備える。ベルト部2の一方の端部には正面部3が
取り付けられ、他方の端部には正面部3に連結されるタ
ング部7が設けられている。本実施形態では、ベルト部
2及びベルト部2に装着された正面部3,右側面部4,
背面部5,左側面部6が帯状部材及び各電極の支持手段
を構成する。
【0060】正面部3の上面には例えばLCD等からな
る表示部8が設けられ、測定値や使用者に対する操作指
示等の種々の情報を表示する。正面部の内周面には使用
者の皮膚に接触し電流を印加するための電流電極9が配
置されている。また、正面部3には不図示の操作部も設
けられている。
【0061】右側面部4の内周面4bの前側と後側に
は、使用者の皮膚に接触し、使用者の身体に印加された
電流によって生じる電圧を検出するための電圧電極1
1,12が一つずつ配置されている。外周面4aの中央
部には凹部13が形成されている。凹部13は、右側面
部4が容易に屈曲して身体形状にフィットするようにベ
ルトに直交する方向(身長方向)に上面から下面にわた
って形成されている。
【0062】背面部5の外周面5aは平坦面に形成さ
れ、内周面5bは中央部が上面から下面にわたって内周
側へと突出した湾曲面に形成されている。内周側には使
用者の皮膚に接触し電流を印加するための電流電極(背
面用電極)14が配置されている。
【0063】左側面部6の外周面6aの中央部には凹部
15が形成されている。凹部15は、左側面部6が容易
に屈曲して身体形状にフィットするようにベルトに直交
する方向(身長方向)に上面から下面にわたって形成さ
れている。
【0064】背面部5はベルト部2に固定されており、
正面部3,右側面部4,左側面部6は背面部5に対する
ベルト部2に沿った相対位置が変更できるようにベルト
部2に対して移動可能及びベルト部2の長さが調節可能
に構成されている。
【0065】内臓脂肪計1は、電流電極9、14から使
用者の身体に印加した高周波電流によって生じる身体抵
抗電位を電圧電極11,12によって検出することによ
って、インピーダンスを測定するとともに、腹部の体脂
肪率,体脂肪量,除脂肪量等の健康管理に有益な指針と
なる情報を算出・提供するものである。4電極を用いた
インピーダンスの測定方法、体脂肪率等の算出方法につ
いては既に広く知られており、本実施形態においても種
々の方法を適宜採用することができる。
【0066】上述のベルト式の内臓脂肪計の装着方法に
ついて説明する。
【0067】まず、使用者は平坦面を有する壁面(位置
決め対象部材)16を背にして立ち、背面部5を背中と
壁面16との間に挟む。背面部5の外周面5aを平坦な
壁面に対向させて接触させ、内周面5bの湾曲面と使用
者の背中の脊柱に沿った窪みとを一致させることによっ
て背面部5を位置決めすることができる。このとき、使
用者の頭を壁面16に付けるように促すメッセージを表
示部8に表示し、測定姿勢を指定してもよい。
【0068】背面部5を位置決めした状態で、腹部に向
かってベルト部2を巻き付け、正面部3とタング部7と
を連結する。この際、右側面部4及び左側面部6が右脇
腹及び左脇腹にそれぞれ位置するように移動させる。ま
た、正面部3が腹部中央(好ましくはへそ)に位置する
ようにベルト部2の長さを調節する。右側面部4及び左
側面部6の位置は、正面部3と背面部5との中間となる
ようにしてもよい。
【0069】正面部3とタング部7とを連結した後に、
例えば、「右腕を自然に下げ、電極部を軽く脇腹に押さ
えつけるようにして下さい。」とのメッセージを表示部
8に表示させ、測定姿勢の指定を行うと、右側面部4の
外周面に設けられた凹部13に右腕が納まる。このよう
な姿勢であれば、電圧電極11,12に大きな力はほと
んど加わらず、適度な軽い力で皮膚面に電極を接触させ
ることができる。使用者は、右腕を凹部13に沿わせる
ことにより、電圧電極11,12を位置決めすることが
できる。
【0070】このように、手だけでなく、壁面16を利
用することにより、容易に位置決めをすることができ
る。
【0071】また、測定時には、壁面に背中を付ける姿
勢になるので、容易に自然な測定姿勢をとることができ
る。また、毎回同じ測定姿勢をとりやすいので、測定再
現性が向上する。
【0072】また、直立姿勢で測定することとなるの
で、屈んだり、座った状態のように腹部が変形したまま
の状態で測定が行われることがない。従って、正確な測
定が可能となる。
【0073】また、背面部5を背中と壁面16との間に
挟んで固定しているので、電流電極14に対する適度な
押圧状態を自然に実現することができる。
【0074】ここで、内臓脂肪計1の装着時に、まず、
背面部5を使用者の腹部前面に保持し、へその高さに合
わせる。背面部5の高さを維持したままで、ベルト部2
を持って背面部5を使用者の背面側へ回し、壁面16と
の間に挟むようにしてもよい。この場合に、使用者が壁
面16側を向き、背面部5を腹部前面のへその高さに保
持し、腹部と壁面16との間に背面部5を挟み、この状
態で背面部5の位置を壁面16に対して保持したまま、
使用者が体を反転させ、背中と壁面16との間に背面部
5を挟むようにすることもできる。
【0075】このようにすれば、背面部5の身長方向の
位置決めを容易に行うことができ、測定の再現性が向上
する。さらに、正面部3を使用者の腹部のへそ前面に位
置させて、タング部7を連結するようにすれば、内臓脂
肪計1を水平に保持することができる。このようにすれ
ば、CTスキャンによって内臓脂肪の状態を観察する場
合と同様に、腹部周囲の同一高さの部位の内臓脂肪の状
態を測定することができる。
【0076】本実施形態に係るベルト式の内臓脂肪計の
装着方法としては、上述のように背面部5の外周面5a
を壁面16に対向して接触させる方法の他に床面を利用
する方法がある。
【0077】この場合には、まず、床面17に背面部5
の外周面5aが対向するように内臓脂肪計1を床面17
上に載置する。次に、使用者が内臓脂肪計1の上に仰向
けに横たわり、ベルト部2を腹部に巻き付け、正面部3
とタング部7とを連結する。内臓脂肪計1の身長方向の
位置決めは、仰向けになってベルト部2を巻き付ける前
に背面部2を適切な位置に移動させるようにしてもよ
い。また、内臓脂肪計1をへその位置に合わせるのであ
れば、床面17上に背面部5を載置した状態で、使用者
が床面17上にうつ伏せになり、へその位置に合わせて
背面部5を移動させ、または逆に背面部5とへその位置
が一致するように使用者が移動する。へそと背面部5の
位置を一致させた後に、使用者は体を反転させる。使用
者が仰向けになり、使用者の背中の脊柱に沿った窪みに
背面部5の内周面5bが納まるようになるまで体を回転
させる。背面部5が位置決めされた状態で、ベルト部2
を巻き付け、正面部3とタング部7とを連結する。
【0078】このように床面17と背中との間に背面部
5を挟んで位置決めすれば、腰の曲がった人でも容易に
位置決めができる。また、床面17を利用することによ
り、寝たきりの人でも測定を行うことができる。また、
この方法によれば、床面17と使用者との体の接触状態
が安定するので、測定姿勢の変動が少なく再現性を向上
させることができる。さらに、仰向けになった状態で撮
影するCTスキャンと同じ姿勢で測定を行うので、測定
結果の相関が高くなる。
【0079】図2に本実施形態の変形例に係る内臓脂肪
計18を示す。上述の内臓脂肪計1は、正面部3及び背
面部5に電流電極9,14を配置し、右側面部4に電圧
電極11,12を配置した4電極からなる構成であった
が、内臓脂肪計18は左側面部6の内周面6bの前側と
後側には、使用者の皮膚に接触し、使用者の身体に印加
された電流によって生じる電圧を検出するための電圧電
極19,20が一つずつ配置されている。
【0080】この内臓脂肪計18の構成では、右側面部
4か左側面部6のいずれか一方の電圧電極を使用する。
【0081】使用者の腹部周囲に巻き付けられるベルト
部2に沿って設けられる電流電極及び電圧電極の個数及
び配置は上述のものに限られない。また、上述の実施形
態では、電極を板状の部材によって構成しているが、電
極の形状はこれに限られない。例えば、電極のそれぞれ
が短冊状の複数の小電極から構成されるようにすれば体
表の形状により追従することにより接触面積の安定化を
図ることができる。さらに電極のそれぞれが多数の円形
の鋲状の電極から構成されるようにしても同様の効果が
得られる。
【0082】本実施形態では、内臓脂肪計1において背
面部5のみをベルト部2に固定し、正面部3,右側面部
4及び左側面部6を可動としているが、正面部3,右側
面部4及び左側面部6もベルト部2に固定された構成と
することもできる。
【0083】また、本実施形態では右側面部4に設けら
れた電圧電極11,12の間隔が固定されているが、こ
れを変更できるようにしてもよい。
【0084】また、ベルト部2はある程度の剛性を備え
たものとしておくと、各電極を身体に装着するときに水
平に配置されやすくなる。
【0085】また、本実施形態では、正面部3に表示部
8を設けているが、測定姿勢を保持するために測定中で
あること等の情報は表示部8への表示ではなく、ブザー
やスピーカー等の音声報知手段により使用者に報知する
ようにしてもよい。また、表示部8や操作部をベルト式
の装置本体から別体の構成とし、これを手に持って測定
を行うようにしてもよい。
【0086】また、本実施形態では、各電極がベルト部
2によって支持されているが、枠体に各電極が支持され
た構成も可能である。
【0087】また、本実施形態では、内臓脂肪計1は、
ベルト部2を使用者の腹部の周囲に巻き付け、その全周
を囲むように構成されているが、このように身体を巻回
するものに限られず、腹部の周囲の一部のみを覆うよう
に構成することもできる。
【0088】(第2の実施形態)図3に本発明の第2の
実施形態に係る内臓脂肪計21を示す。第1の実施形態
と同様の構成については同様の符号を用いて説明を省略
する。
【0089】内臓脂肪計21の構成は、壁面16への支
持構造を除いて第1の実施形態に係る内臓脂肪計1と同
様である。本実施形態では、内臓脂肪計21は健康管理
指針アドバイス装置本体に相当する。
【0090】内臓脂肪計21の背面部5には、係合手段
としての紐(紐状部材)22が設けられている。紐22
の一方の端部22aは、背面部5の上面5cのベルト部
2の延長方向の一方の端部に固定されている。紐22の
他方の端部22bは、背面部5の上面5cのベルト部2
の延長方向の他方の端部から背面部5の内部に引き込ま
れ、背面部5の内部を通って下面5dから引き出されて
いる。
【0091】背面部5の下面5dの引き出された紐22
の端部には、紐22が挿通され、ボタン23aを押すと
紐22に沿って移動することができ、ボタン23aを戻
すことにより紐22の任意の位置で固定することができ
る吊り下げ位置調整部材23が設けられている。紐22
の、背面部5の上面5c側に引き出されている部分を引
っ張ることにより、吊り下げ位置調整部材(相対位置変
更手段及び身長方向位置変更手段)23が背面部5の引
出孔5eの縁に係止される。
【0092】一方、壁面16には、フック(係止手段)
24を貼付,接着等の方法により固定する。
【0093】背面部5の上面5cから引き出された紐2
2をフック24に引っ掛けることにより、内臓脂肪計2
1をフック24に吊り下げることができる。このように
すれば、内臓脂肪計21を壁面16に一時的に固定する
ことができる。紐22をフック24に引っ掛ける構成な
ので、簡単に設置でき、かつ、壁面から脱落しづらく、
確実に固定することができる。一方で、フック24に紐
22で吊り下げられているだけなので、簡単に取り外し
て持ち運ぶことができる。従って、複数箇所にフック2
4を取り付けておき、内臓脂肪計21を共用することも
できる。
【0094】内臓脂肪計21の吊り下げ位置は、上述の
吊り下げ位置調整部材23の紐22に対する固定位置を
変更することにより、任意の位置に変更することができ
る。
【0095】従って、背面部5が使用者に対して適切な
位置となるように、使用者時に、吊り下げ位置調整部材
23の紐22に対する固定位置を変更して係止させるこ
とにより、背面部5の電極16の位置決めをさらに正確
に行うことができる。
【0096】使用者は、壁面16を背にして立ち、位置
決めされて吊り下げられた内臓脂肪計21の背面部5の
内周面5bの湾曲面と背中の脊柱に沿ったくぼみとを一
致させ、ベルト部2を巻き付けて装着する。
【0097】不使用時も、紐22をフック24に引っ掛
け、内臓脂肪計21を吊り下げた状態のまま保管してお
いてもよい。
【0098】背面部5の壁面16に対する固定は、紐2
2を介したフック24への一時的な固定なので、吊り下
げ位置調整部材23の固定位置を変更し、背面部5の高
さを変更することにより、一つの内臓脂肪計21を家族
等の複数人で共用することができる。
【0099】このように背面部5を壁面16に一時的に
固定する手段としては、他に吸盤や面ファスナを用いる
ことができる。
【0100】(第3の実施形態)図4に本発明の第3の
実施形態に係る内臓脂肪計31を示す。第1又は第2の
実施形態と同様の構成については同様の符号を用いて説
明を省略する。
【0101】内臓脂肪計31は、紐32の構成を除いて
内臓脂肪計21と共通の構成を有する。
【0102】内臓脂肪計31の紐32は、背面部5の下
面5dから引き出される側の端部32bに目盛り(位置
特定手段)32cが表示されている。
【0103】使用者は、吊り下げ位置調整部材23の固
定位置を調整して背面部5の高さを位置決めしたときの
吊り下げ位置調整部材23の固定位置の目盛りの値を記
録しておけば、次回からは、記録された目盛りの位置ま
で吊り下げ位置調整部材23の固定位置を移動させれば
再度位置決めを行う必要がない。複数人で共用する場合
には、各人が自分の身長に合った高さに位置決めした場
合の吊り下げ位置調整部材の固定位置の目盛りの値を記
録しておけば、測定のたびに位置決めを行う必要がな
い。
【0104】また、目盛り32cを利用することによ
り、背面部5の高さを毎回正確に同じ高さに合わせるこ
とができるので、測定の再現性がさらに向上する。
【0105】紐32に示される目盛り32cは、並列さ
れた線分からなるものに限られず、吊り下げ位置調整部
材の固定位置が判別できるものであればよい。
【0106】また、上述のように紐32に目盛り32c
を設けるのではなく、メジャーのように紐32の引出量
をロータリーエンコーダのような計測手段によって計測
し、背面部5に設けられた表示部に引出量を表示し、さ
らに、これをメモリ等に記憶させるようにしてもよい。
【0107】(第4の実施形態)上述の第2及び第3の
実施形態では、フック24と紐22,32によって背面
部5を壁面16に対して一時的に固定しているが、より
強固な固着手段によって背面部5を壁面に固定すること
もできる。例えば、位置決めした状態で、背面部5を壁
面16にねじによって固定する、接着する、両面テープ
で貼り付ける等の手段により固定する。個人で内臓脂肪
計を使用する場合であれば、壁面16に対する背面部5
の位置を変更する必要がないので、壁面16に対して半
永久的に固定しても使用には問題がない。このように背
面部5を壁面16に対して半永久的に固定しておけば、
常に一定の位置で使用することができるので、測定の再
現性がよい。
【0108】(第5の実施形態)図5に本発明の第5の
実施形態に係る内臓脂肪計を示す。第1及び第2の実施
形態と同様の構成については同様の符号を用いて説明を
省略する。
【0109】本実施形態に係る内臓脂肪計は第2の実施
形態に係る内臓脂肪計21と同じ構成を採用することが
できるので、本実施形態に係る内臓脂肪計の参照番号と
して第2の実施形態と同じ番号を使用する。
【0110】本実施形態では、フック24が取り付けら
れている壁面16にシート(被覆部材)52が貼付され
ている。シート52上には、フック24の下方の領域に
上下方向に目盛り53が記されている。このようなシー
ト52は、例えば、薄いPETシートによって形成する
ことができる。
【0111】使用者は、吊り下げ位置調整部材23の固
定位置を変更して、背面部5の高さ方向の位置決めをす
る。位置決めされた状態における背面部5の高さをシー
ト52上の目盛り53から読み取り記録しておく。目盛
り53は、背面部5の上面又は下面のように判別しやす
い部位に一致する目盛りの値を読み取ればよい。
【0112】このようにすれば、次回からは、吊り下げ
位置調整部材23の固定位置を調整し、記録された目盛
りの値に一致する位置まで背面部5を移動させれば再度
位置決めを行う必要がない。複数人で共用する場合に
は、各人が自分の身長に合った高さに位置決めした場合
の背面部5に一致する位置の目盛りの値を記録しておけ
ば、測定のたびに位置決めを行う必要がない。
【0113】また、目盛り53を利用することにより、
背面部5の高さを毎回正確に同じ高さに合わせることが
できるので、測定の再現性がさらに向上する。
【0114】また、背面部5又は内臓脂肪計21の他の
部分が壁面16に衝突したり、摺れたりしてもシート5
2によって壁面16を保護することができる。
【0115】図6(a)に本実施形態の変形例に係る内
臓脂肪計51を示す。
【0116】本変形例に係る内臓脂肪計51では、背面
部5の外周面5aに面ファスナ(係合手段)(不図示)
を貼付している。そして、シート52の目盛り53の左
右両側に鉛直方向にテープ状に延びる面ファスナ(係止
手段)54,55を貼付している。背面部5の外周面5
aの面ファスナとシート52上の面ファスナ54,55
とを係合させることにより、背面部5を壁面16に一時
的に保持することができる。面ファスナは簡単に着脱す
ることができるので、使用者の身長方向の高さを変更す
ることができる。
【0117】図6(b)に他の変形例に係る内臓脂肪計
51を示す。
【0118】内臓脂肪計51は、上述の変形例と同様に
背面部5の外周面5aに面ファスナ(不図示)が貼付さ
れている。
【0119】本変形例では、上述の変形例におけるシー
トと面ファスナが一体となっている。すなわち、壁面1
6上には、上下方向にテープ状に延びる面ファスナ56
が貼付されており、面ファスナ56上に目盛り57が記
されている。
【0120】また、背面部5に吸盤を設け、吸盤をシー
ト52に吸着させて壁面16に一時的に固定する場合に
は、シート52を吸盤が吸着しやすい部材によって形成
することが好ましい。
【0121】(第6の実施形態)図7に本発明の第6の
実施形態に係る内臓脂肪計を示す。第1,第2及び第5
の実施形態と同様の構成については同様の符号を用いて
説明を省略する。
【0122】本実施形態に係る内臓脂肪計は第2の実施
形態に係る内臓脂肪計21と同じ構成を採用することが
できるので、本実施形態に係る内臓脂肪計の参照番号と
して第2の実施形態と同じ番号を使用する。
【0123】本実施形態に係る内臓脂肪計21の壁面1
6に対する支持方法及び位置決め方法は、第5の実施形
態と同様である。
【0124】本実施形態では、フック24が取り付けら
れた壁面16の前面の床面62上に足置き位置決め用シ
ート(足位置決め手段)63が設置されている。
【0125】足置き位置決め用シート63の上面には足
裏の外形を示す図形64が描かれている。足置き位置決
め用シート63の設置位置は、足置き位置決め用シート
63の図形64に従って足を置いたときに、フック24
に吊り下げられた背面部5の中心が使用者の正中線に一
致するとともに使用者の身体と壁面16及びシート52
が良好な接触状態となる位置である。足置き位置決め用
シート63は容易に位置ずれしない材料によって形成す
ることが好ましく、床面62に接着してもよい。
【0126】使用者は、測定時に足置き位置決め用シー
ト63上に図形64に合わせて足を置くことにより、立
ち位置が明確になり、測定姿勢をより安定させることが
できる。
【0127】シート52と足置き位置決め用シート63
との位置を合わせるためのマークを双方に設けてもよ
い。また、シート52と足置き位置決め用シート63と
を一連のシートによって形成してもよい。
【0128】(第7の実施形態)図8に本発明の第7の
実施形態に係る内臓脂肪計71を示す。第1の実施形態
と同様の構成については、同様の符号を用いて説明を省
略する。
【0129】図8は、背面部5を壁面16に対して位置
決めし、ベルト部2を使用者の腹部に巻き付けた状態を
上方(使用者の頭部側)からみた図である。
【0130】内臓脂肪計71の構成は、正面部73の構
成を除いて、第1の実施形態に係る内臓脂肪計1と同様
である。
【0131】正面部73の電流電極9及び表示部8につ
いては、第1の実施形態に係る内臓脂肪計1の正面部3
と同様の構成を有する。
【0132】この正面部73は、外周面73aに直交す
る円柱状のグリップ部75を有する。グリップ部75の
先端には、測定スタートスイッチ75aが設けられてい
る。
【0133】内臓脂肪計71では、まず、第1の実施形
態に係る内臓脂肪計1と同様に背面部5を位置決めし、
ベルト部2を巻き付け、正面部73とタング部7とを連
結させる。このようにして装着した状態で、使用者はグ
リップ75を握る。グリップ75を握り、水平方向に保
持することにより、正面部73が自重によって鉛直から
傾くような場合であっても、正面部73の姿勢を鉛直方
向に維持することができる。従って、電流電極9と腹部
正面との接触状態を安定させることができ、安定した測
定が可能となる。
【0134】また、グリップ部75の先端に設けられた
測定スタートスイッチ75aを押下することによって測
定が開始されるようにすれば、操作性が向上する。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
便で再現性が良く家庭内等でも使い勝手の良い健康管理
指針アドバイス装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の第1の実施形態に係る内
臓脂肪計の装着状態を示す側面図であり、図1(b)は
同内臓脂肪計を上方から見た状態を示す図である。
【図2】図2は本発明の第1の実施形態の変形例に係る
内臓脂肪計を示す図である。
【図3】図3は本発明の第2の実施形態に係る内臓脂肪
計を示す図である。
【図4】図4は本発明の第3の実施形態に係る内臓脂肪
計を示す図である。
【図5】図5は本発明の第5の実施形態に係る内臓脂肪
計を示す図である。
【図6】図6(a)は本発明の第5の実施形態の変形例
に係る内臓脂肪計を示し、図6(b)は他の変形例に係
る内臓脂肪計を示す図である。
【図7】図7は本発明の第6の実施形態に係る内臓脂肪
計を示す図である。
【図8】図8は本発明の第7の実施形態に係る内臓脂肪
計を示す図である。
【符号の説明】
1,18,21,31,51 内臓脂肪計 2 ベルト部 3 正面部 4 右側面部 5 背面部 6 左側面図 7 タング部 8 表示部 9,14 電流電極 11,12,19,20 電圧電極 13,15 凹部 16 壁面 22,32 紐 23 吊り下げ位置調整部材 24 フック 52 シート 53,57 目盛り 54,55,56 面ファスナ 63 足置き位置決め用シート 64 図形
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中辻 善博 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 株式会社オムロンライフ サイエンス研究所内 Fターム(参考) 4C027 AA06 CC00 EE01 GG00 HH01 KK00 KK01

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電極を備え、前記電極から使用者
    に印加される電流によって生じるインピーダンスを測定
    し、健康管理に有益な指針情報を提供する健康管理指針
    アドバイス装置であって、前記健康管理指針アドバイス
    装置を所定の位置に保持する位置決め対象部材を用い
    て、使用者に対して前記健康管理指針アドバイス装置を
    位置決めする健康管理指針アドバイス装置において、 前記複数の電極を支持する支持手段を備え、 前記支持手段は、前記位置決め対象部材に対して所定の
    位置に保持される位置決め部を有する健康管理指針アド
    バイス装置。
  2. 【請求項2】 前記位置決め部は、前記位置決め対象部
    材の表面形状に一致する形状を有する請求項1に記載の
    健康管理指針アドバイス装置。
  3. 【請求項3】 前記位置決め対象部材は水平面に対して
    立設された部材である請求項1又は2に記載の健康管理
    指針アドバイス装置。
  4. 【請求項4】 前記位置決め対象部材は水平面に対して
    横設された部材である請求項1又は2に記載の健康管理
    指針アドバイス装置。
  5. 【請求項5】 前記位置決め部は、該位置決め部を前記
    位置決め対象部材に対して固着する固着手段を有する請
    求項1乃至3のいずれかに記載の健康管理指針アドバイ
    ス装置。
  6. 【請求項6】 前記位置決め部は、前記位置決め対象部
    材に設けた係止手段に係合することによって係止される
    係合手段を有する請求項1乃至3のいずれかに記載の健
    康管理指針アドバイス装置。
  7. 【請求項7】 前記位置決め部は前記係合手段として紐
    状部材を有し、 前記位置決め対象部材に設けられた係止手段としてのフ
    ックに前記紐状部材を介して吊り下げられることによっ
    て係止される請求項6に記載の健康管理指針アドバイス
    装置。
  8. 【請求項8】 前記位置決め部の係合手段は、前記位置
    決め対象部材に設けられた係止手段としての紐状部材に
    係合する請求項6に記載の健康管理指針アドバイス装
    置。
  9. 【請求項9】 前記位置決め対象部材に対する前記位置
    決め部の相対位置を変更する相対位置変更手段を備えた
    請求項6乃至8のいずれかに記載の健康管理指針アドバ
    イス装置。
  10. 【請求項10】 前記相対位置変更手段は、前記位置決
    め対象部材に対する前記位置決め部の、使用者の身長方
    向の位置を変更する身長方向位置変更手段である請求項
    9に記載の健康管理指針アドバイス装置。
  11. 【請求項11】 前記位置決め対象部材に対する前記位
    置決め部の、使用者の身長方向の位置を特定する位置特
    定手段を設けた請求項6乃至10のいずれかに記載の健
    康管理指針アドバイス装置。
  12. 【請求項12】 前記位置決め部に、使用者の背面に接
    触させるべき背面用電極を備えた請求項1乃至11のい
    ずれかに記載の健康管理指針アドバイス装置。
  13. 【請求項13】 前記支持手段に支持された電極のうち
    の少なくともいずれか一つを、前記使用者が自然に下し
    た腕が前記支持手段と交差する位置の近傍に設けた請求
    項1乃至12のいずれかに記載の健康管理指針アドバイ
    ス装置。
  14. 【請求項14】 前記支持手段は前記使用者の身体に装
    着される帯状部材からなる請求項1乃至13のいずれか
    に記載の健康管理指針アドバイス装置。
  15. 【請求項15】 複数の電極を備え、前記電極から使用
    者に印加される電流によって生じるインピーダンスを測
    定し、健康管理に有益な指針情報を提供する健康管理指
    針アドバイス装置であって、前記健康管理指針アドバイ
    ス装置本体を所定の位置に保持する位置決め対象部材を
    用いて、使用者に対して前記健康管理指針アドバイス装
    置本体を位置決めする健康管理指針アドバイス装置にお
    いて、 前記複数の電極を支持する支持手段を備え、 前記支持手段は、前記位置決め対象部材に対して所定の
    位置に保持される位置決め部を有し、 前記位置決め部は、前記位置決め対象部材に係止される
    係合手段を有する健康管理指針アドバイス装置本体と、 前記位置決め対象部材に取り付けられ、前記係合手段と
    係合することによって前記位置決め部を係止させる係止
    手段と、 を備えた健康管理指針アドバイス装置。
  16. 【請求項16】 前記係合手段としての紐状部材と、 前記係止手段としてのフックとを備え、 前記位置決め部は、前記フックに前記紐状部材を介して
    吊り下げられることによって係止される請求項15に記
    載の健康管理指針アドバイス装置。
  17. 【請求項17】 前記係止手段としての紐状部材を備
    え、 前記位置決め部の係合手段は、前記紐状部材に係合する
    請求項15に記載の健康管理指針アドバイス装置。
  18. 【請求項18】 前記係合手段としての面ファスナと、 前記係止手段としての面ファスナと、を備え、 前記面ファスナ同士を係合させることによって、前記位
    置決め部を前記位置決め対象部材に係止させる請求項1
    5に記載の健康管理指針アドバイス装置。
  19. 【請求項19】 前記位置決め対象部材に対する前記位
    置決め部の相対位置を変更する相対位置変更手段を備え
    た請求項15乃至18のいずれかに記載の健康管理指針
    アドバイス装置。
  20. 【請求項20】 前記相対位置変更手段は、前記位置決
    め対象部材に対する前記位置決め部の、使用者の身長方
    向の位置を変更する身長方向位置変更手段である請求項
    19に記載の健康管理指針アドバイス装置。
  21. 【請求項21】 前記位置決め対象部材に対する前記位
    置決め部の、使用者の身長方向の位置を特定する位置特
    定手段を設けた請求項15乃至20のいずれかに記載の
    健康管理指針アドバイス装置。
  22. 【請求項22】 前記位置決め対象部材に対する前記位
    置決め部の、使用者の身長方向の位置を記録する記録手
    段を備えた請求項15乃至21のいずれかに記載の健康
    管理指針アドバイス装置。
  23. 【請求項23】 前記位置決め対象部材の表面を覆い、
    前記位置決め部と前記位置決め対象部材との間に介在す
    る被覆部材を備えた請求項15乃至22のいずれかに記
    載の健康管理指針アドバイス装置。
  24. 【請求項24】 前記位置決め対象部材の表面を覆い、
    前記位置決め部と前記位置決め対象部材との間に介在す
    る被覆部材を備え、 前記位置特定手段を、前記被覆部材に設けた請求項21
    に記載の健康管理指針アドバイス装置。
  25. 【請求項25】 測定時の使用者の足を位置決めする足
    位置決め手段を備えた請求項15乃至24のいずれかに
    記載の健康管理指針アドバイス装置。
  26. 【請求項26】 前記位置決め部に、使用者の背面に接
    触させるべき背面用電極を備えた請求項15乃至25の
    いずれかに記載の健康管理指針アドバイス装置。
  27. 【請求項27】 前記支持手段に支持された電極のうち
    の少なくともいずれか一つを、前記使用者が自然に下し
    た腕が前記支持手段と交差する位置の近傍に設けた請求
    項15乃至26のいずれかに記載の健康管理指針アドバ
    イス装置。
  28. 【請求項28】 前記支持手段は前記使用者の身体に装
    着される帯状部材からなる請求項15乃至27のいずれ
    かに記載の健康管理指針アドバイス装置。
  29. 【請求項29】 複数の電極と、前記電極を支持する支
    持手段とを備え、前記電極から使用者に印加される電流
    によって生じるインピーダンスを測定し、健康管理に有
    益な指針情報を提供する健康管理指針アドバイス装置で
    あって、前記健康管理指針アドバイス装置とは別体に設
    けられた位置決め対象部材を用いて、使用者に対して前
    記健康管理指針アドバイス装置を位置決めする健康管理
    指針アドバイス装置の位置決め方法において、 前記支持手段に設けられた位置決め部を前記位置決め対
    象部材の所定の位置に保持し、 前記保持された位置決め部を前記位置決め対象部材と前
    記使用者の身体とによって挟持し、 前記支持手段の位置決め部を除く部位に設けられた前記
    電極を前記使用者の身体に接触させる位置決め方法。
  30. 【請求項30】 前記支持手段に設けられた位置決め部
    を前記位置決め対象部材の所定の位置に保持する際に、 前記位置決め対象部材の、前記使用者のへその高さに合
    わせた位置に前記位置決め部を保持する請求項29に記
    載の健康管理指針アドバイス装置の位置決め方法。
  31. 【請求項31】 前記位置決め部は使用者の背面に接触
    させるべき背面用電極を備え、 前記保持された位置決め部を前記位置決め部材と前記使
    用者の身体とによって挟持する際に、 前記保持された位置決め部を前記位置決め部材と前記使
    用者の背面とによって挟持する請求項30に記載の健康
    管理指針アドバイス装置の位置決め方法。
  32. 【請求項32】 前記支持手段は帯状部材からなり、 前記支持手段の位置決め部を除く部位に設けられた前記
    電極を前記使用者の身体に接触させる際に、 前記帯状部材を前記使用者の身体に巻き付けることによ
    って、前記帯状部材に沿って支持された電極を前記使用
    者の身体に接触させる請求項31に記載の健康管理指針
    アドバイス装置の位置決め方法。
JP2002130649A 2002-05-02 2002-05-02 健康管理指針アドバイス装置及びその位置決め方法 Withdrawn JP2003319916A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002130649A JP2003319916A (ja) 2002-05-02 2002-05-02 健康管理指針アドバイス装置及びその位置決め方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002130649A JP2003319916A (ja) 2002-05-02 2002-05-02 健康管理指針アドバイス装置及びその位置決め方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003319916A true JP2003319916A (ja) 2003-11-11

Family

ID=29543617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002130649A Withdrawn JP2003319916A (ja) 2002-05-02 2002-05-02 健康管理指針アドバイス装置及びその位置決め方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003319916A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006288884A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Tanita Corp 体幹部内臓脂肪測定方法および装置
JP2006288885A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Tanita Corp 位置決めガイド部を備えた測定装置
JP2011067344A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Panasonic Electric Works Co Ltd 体組成測定装置
WO2012023340A1 (ja) * 2010-08-17 2012-02-23 オムロンヘルスケア株式会社 体脂肪測定装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006288884A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Tanita Corp 体幹部内臓脂肪測定方法および装置
JP2006288885A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Tanita Corp 位置決めガイド部を備えた測定装置
JP4654064B2 (ja) * 2005-04-13 2011-03-16 株式会社タニタ 位置決めガイド部を備えた測定装置
JP2011067344A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Panasonic Electric Works Co Ltd 体組成測定装置
WO2012023340A1 (ja) * 2010-08-17 2012-02-23 オムロンヘルスケア株式会社 体脂肪測定装置
JP2012040093A (ja) * 2010-08-17 2012-03-01 Omron Healthcare Co Ltd 体脂肪測定装置
US8600474B2 (en) 2010-08-17 2013-12-03 Omron Healthcare Co., Ltd. Body fat measurement device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5137149B2 (ja) 超伝導磁気測定装置の制御方法
US20180256074A1 (en) System and method to monitor, guide, and evaluate breathing, utilizing posture and diaphragm sensor signals
JP5601065B2 (ja) 体脂肪測定装置
US20070208241A1 (en) Vital Sign Sensing Device
JP5593767B2 (ja) 体脂肪測定装置
JP2008295881A (ja) 生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットおよび体脂肪測定装置
US9254042B2 (en) Backrest member including an adjustable platform for use with a chair
US10888252B2 (en) Scapulae position measuring device and method
WO2012056634A1 (ja) 水分計
JP2003319916A (ja) 健康管理指針アドバイス装置及びその位置決め方法
JPH09294727A (ja) 消費カロリー測定装置
KR102437655B1 (ko) 후드 강화를 위한 텐션형 훈련장치
JP2008104775A (ja) 膝伸展筋力測定装置
JP5233548B2 (ja) 内臓脂肪測定装置
JP2004141186A (ja) 健康管理指針アドバイス装置
KR101732262B1 (ko) 웰빙용 베개
JP2008142461A (ja) 生体情報計測用パネル及びそれを用いた生体情報計測システム
WO2011118679A1 (ja) 内臓脂肪測定装置
JP2008228996A (ja) 生体インピーダンス測定用装着ユニット
JP2008099957A (ja) 生体情報計測用シーツ
US11717182B2 (en) Abdominal measurement apparatuses and related methods
JP7431877B2 (ja) マットレス装置及びベッド
CN214856891U (zh) 语音矫正血压测量仪
CN217186096U (zh) 一种医疗检测用辅助装置
KR102596945B1 (ko) 스마트 베개

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050705