JP2003319006A - 通信端末装置及び通信制御方法 - Google Patents

通信端末装置及び通信制御方法

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JP2003319006A JP2002116781A JP2002116781A JP2003319006A JP 2003319006 A JP2003319006 A JP 2003319006A JP 2002116781 A JP2002116781 A JP 2002116781A JP 2002116781 A JP2002116781 A JP 2002116781A JP 2003319006 A JP2003319006 A JP 2003319006A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の異なる通信手段を有する通信端末装置
において、複数の異なる通信手段を統括的に制御しなが
ら通信を行う。 【解決手段】 例えば、OSI参照モデルなど、その異
なる処理機能によって、複数のレイヤに階層的に分類さ
れている通信端末装置100において、所定のレイヤに
属する動作制御部304の制御によって、所定のレイヤ
に属する処理部303が、下位レイヤに属する複数の処
理部301を選択的に利用できるようにする。すなわ
ち、例えば、下位レイヤに属する複数の処理部のうち、
どの処理部が利用可能か、どの処理部による通信の伝送
効率が良いか、どの処理部による通信で所望の相手先と
の通信を行うことが可能かなどを参照しながら、データ
分配制御手段309がデータ分配手段307の制御を行
い、データ分配手段は、上位レイヤから供給された送信
データを分割して、下位レイヤに属する複数の処理部に
分配する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、OSI
(Open Systems Interconnection:オープン・システム
ズ・インターコネクション)参照モデルなど、異なる処
理機能によって階層的に分類されている複数のレイヤで
構成されており、互いに異種の通信手段を複数有する通
信端末装置及びその通信端末装置における通信制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ISDN(Integrated Service D
igital Network:統合デジタル通信網)やPHS(Pers
onal Handy-phone System:ピーエッチエス)では、通
信端末装置間で複数のリンク(マルチリンク)を形成
し、これらの複数のリンクを用いて通信を行うことが可
能である。また、従来、異種の通信インターフェイスを
複数有する通信端末装置としては、1台の端末に様々な
通信インターフェイスが設けられたPC(Personal Com
puter:パーソナルコンピュータ)や、携帯電話通信イ
ンターフェイス及びPHS通信インターフェイスの両方
の通信インターフェイスを有する携帯電話機などが知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
複数の異なる通信手段を有する通信端末装置は、それぞ
れの通信手段が独立して通信を行うことは可能である
が、異種の通信手段によってマルチリンクを形成し、こ
のマルチリンクを統括的に制御しながら通信を行うこと
は不可能である。
【0004】上記問題点に鑑み、本発明は、複数の異な
る通信手段を有する通信端末装置の所定のレイヤにおい
て、その所定のレイヤの下位レイヤに属する複数の処理
部を選択的に利用することによって、複数の異なる通信
手段を統括的に制御しながら通信を行うことが可能とな
る通信端末装置及び通信制御方法を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、異なる処理機能によって階層的に分類
されている複数のレイヤで構成されている通信端末装置
が通信を行う際、複数のレイヤのうちの所定のレイヤに
属する動作制御部が、所定のレイヤの下位レイヤに属す
る複数の処理部を選択的に利用して通信を行うようにし
ている。この構成により、所定のレイヤから、その下位
レイヤに属する複数の処理部の1つ又は2つ以上を選択
的に利用することが可能となる。
【0006】さらに、本発明では、下位レイヤに属する
動作制御部が、所定のレイヤに属する動作制御部に対し
て、下位レイヤに属する複数の処理部のそれぞれの利用
が可能か否かを示す利用可能情報を通知するようにして
いる。この構成により、通信を行う際、所定のレイヤに
おいて、その下位レイヤの複数の処理部のそれぞれが利
用可能か否かを把握できるようになる。
【0007】さらに、本発明では、所定のレイヤに属す
る動作制御部が、下位レイヤに属する動作制御部に対し
て、利用可能情報の通知を要求するようにしている。こ
の構成により、所定のレイヤにおける所望のタイミング
で、下位レイヤの複数の処理部のそれぞれが利用可能か
否かを把握できるようになる。
【0008】さらに、本発明では、所定のレイヤに属す
る動作制御部が、利用可能情報を格納するようにしてい
る。この構成により、所定のレイヤにおいて、所望のタ
イミングで、すぐに利用可能情報を参照することが可能
となる。
【0009】さらに、本発明では、所定のレイヤに属す
る動作制御部が、下位レイヤに属する動作制御部から利
用可能情報の通知を受けた場合、その利用可能情報を参
照して、所定のレイヤに属する処理部による下位レイヤ
に属する利用可能な処理部の1つ又は複数の選択的利用
を制御するようにしている。この構成により、所定のレ
イヤにおいて、その下位レイヤの複数の処理部のそれぞ
れが利用可能か否かを把握しながら、確実に利用可能な
処理部を選択することが可能となる。
【0010】さらに、本発明では、所定のレイヤに属す
る動作制御部が、所定のレイヤの上位レイヤに属する動
作制御部に対して、利用可能情報を通知するようにして
いる。この構成により、所定のレイヤの上位レイヤにお
いても、所定のレイヤの下位レイヤの複数の処理部のそ
れぞれに関する利用可能情報を把握することが可能とな
る。
【0011】さらに、本発明では、所定のレイヤに属す
る処理部(データ分配手段)が、上位レイヤに属する処
理部から供給される1つのデータを分割し、下位レイヤ
に属する複数の処理部に対して、分割後の複数のデータ
を選択的に供給するようにしている。この構成により、
データ送信の際に、選択的に利用する下位レイヤの複数
の処理部のそれぞれに対してデータを分配し、複数の処
理部を利用した通信を行うことが可能となる。
【0012】さらに、本発明では、所定のレイヤに属す
る動作制御部が、所定のレイヤの処理部によって下位レ
イヤに属する利用可能な処理部の1つ又は複数に対して
供給される分割後の複数のデータの分配率を制御するよ
うにしている。この構成により、データ送信の際に、複
数の処理部のそれぞれの通信能力や通信環境などに応じ
て、各処理部へのデータの分配率を設定することが可能
となる。
【0013】さらに、本発明では、下位レイヤに属する
動作制御部が、所定のレイヤに属する動作制御部に対し
て、下位レイヤに属する複数の処理部のそれぞれの利用
が可能か否かを示す利用可能情報と、さらに利用可能な
場合には、下位レイヤに属する複数の処理部のそれぞれ
を利用した通信で確保可能な帯域を示す帯域情報、及
び、下位レイヤに属する複数の処理部のそれぞれを利用
した通信で接続可能な接続先を示すルート情報を通知す
るようにしている。この構成により、通信を行う際、所
定のレイヤにおいて、その下位レイヤの複数の処理部の
それぞれが利用可能か否かを把握することが可能となる
とともに、利用可能な処理部を用いた通信における帯域
や接続先などの情報も把握することが可能となる。
【0014】さらに、本発明では、所定のレイヤに属す
る動作制御部が、下位レイヤに属する動作制御部に対し
て、利用可能情報に加えて、帯域情報及び/又はルート
情報の通知を要求するようにしている。この構成によ
り、所定のレイヤにおける所望のタイミングで、下位レ
イヤの複数の処理部のそれぞれが利用可能か否かを把握
することが可能となるとともに、利用可能な処理部を用
いた通信における帯域や接続先などの情報も把握するこ
とが可能となる。
【0015】さらに、本発明では、所定のレイヤに属す
る動作制御部が、利用可能情報に加えて、帯域情報及び
/又はルート情報を格納するようにしている。この構成
により、所定のレイヤにおいて、所望のタイミングで、
すぐに利用可能情報、帯域情報、接続可能な相手先を示
すルート情報を参照することが可能となる。
【0016】さらに、本発明では、所定のレイヤに属す
る動作制御部が、下位レイヤに属する動作制御部から利
用可能情報の通知を受けた場合、その利用可能情報に加
えて、帯域情報及び/又はルート情報を参照して、所定
のレイヤに属する処理部による下位レイヤに属する利用
可能な処理部の1つ又は複数の選択的利用を制御するよ
うにしている。この構成により、所定のレイヤにおい
て、その下位レイヤの複数の処理部のそれぞれの利用可
能情報、利用可能な処理部の帯域情報やルート情報を参
照しながら、確実に利用可能な処理部を選択することが
可能となる。
【0017】さらに、本発明では、所定のレイヤに属す
る動作制御部が、所定のレイヤの上位レイヤに属する動
作制御部に対して、利用可能情報に加えて、帯域情報及
び/又はルート情報を通知するようにしている。この構
成により、所定のレイヤの上位レイヤにおいても、所定
のレイヤの下位レイヤの複数の処理部のそれぞれに関す
る利用可能情報、利用可能な処理部の帯域情報やルート
情報を把握することが可能となる。
【0018】さらに、本発明では、所定のレイヤに属す
る処理部(データ分割手段)が、上位レイヤに属する処
理部から供給される1つのデータを分割し、下位レイヤ
に属する複数の処理部に対して、分割後の複数のデータ
を選択的に供給するようにしている。この構成により、
データ送信の際に、選択的に利用する下位レイヤの複数
の処理部のそれぞれに対してデータを分配し、複数の処
理部を利用した通信を行うことが可能となる。
【0019】さらに、本発明では、所定のレイヤに属す
る動作制御部が、帯域情報及び/又はルート情報を参照
して、所定のレイヤの処理部によって下位レイヤに属す
る利用可能な処理部の1つ又は複数に対して供給される
分割後の複数のデータの分配率を制御するようにしてい
る。この構成により、データ送信の際に、複数の処理部
のそれぞれの通信能力や通信環境や、帯域、接続可能な
相手先などに応じて、各処理部へのデータの分配率を設
定することが可能となる。
【0020】さらに、本発明では、所定のレイヤに属す
る処理部(データ統合手段)が、下位レイヤに属する複
数の処理部から供給される複数のデータを統合し、上位
レイヤに属する処理部に対して、統合後の1つのデータ
を供給するようにしている。この構成により、データ受
信の際に、選択的に利用する下位レイヤの複数の処理部
から供給される複数のデータを統合して、1つのデータ
にすることが可能となる。
【0021】さらに、本発明では、所定のレイヤに属す
る動作制御部が、所定のレイヤに属する処理部から出力
される分割後の複数のデータのシーケンス、又は、所定
のレイヤに属する処理部で統合される下位レイヤからの
複数のデータのシーケンスを制御するようにしている。
この構成により、データ統合の際に、所定の順序に従っ
て、データを統合することが可能となり、統合後のデー
タを所望のデータとすることが可能となる。
【0022】さらに、本発明では、所定のレイヤが、O
SI参照モデルで定義されるレイヤ2のデータリンク
層、レイヤ3のネットワーク層、レイヤ4のトランスポ
ート層、レイヤ5のセッション層、レイヤ6のプレゼン
テーション層のいずれか1つ又は複数であるようにして
いる。この構成により、OSI参照モデルのどのレイヤ
においても、本発明を適用することが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の通信端末装置及び通信端末装置における通信制御方
法の好ましい実施の形態について説明する。
【0024】図1は、本発明の通信端末装置の構成を示
すブロック図である。本発明の通信端末装置100は、
CPU(Central Processing Unit:中央処理部)10
1、RAM(Random Access Memory:ラム)102、R
OM(Read Only Memory:ロム)103、外部出力手段
104、操作手段105、複数の通信手段106を有し
ている。
【0025】CPU101は、通信端末装置100の動
作の処理を行う処理手段である。RAM102は、読み
出し及び書き込みが可能なメモリであり、通信端末装置
100で取得された様々な情報を格納する格納手段であ
る。ROM103は、読み出しのみ可能なメモリであ
り、CPU101によって実行可能なプログラムを格納
している格納手段である。外部出力手段104は、音声
情報を出力するスピーカなどの音声出力手段や、画像情
報を出力する液晶ディスプレイや光電式ディスプレイな
どの表示手段である。操作手段105は、ユーザによる
通信端末装置100の操作を可能とする様々な形態を有
する手段であり、例えば、操作ボタン、キーボード、マ
ウス、タッチパネル式ディスプレイなどが挙げられる。
【0026】また、複数の通信手段106は、他の通信
端末装置との通信を行うためのインターフェイスであ
る。なお、図1では、通信端末装置100が2つの通信
手段(通信手段α、通信手段β)106を有する態様が
図示されているが、3つ以上の通信手段を有するように
することも可能である。通信手段(以下、通信システム
と呼ぶこともある)106としては、例えば、HiSW
ANa、PHS、PDC(Personal Digital Cellular
telecommunication system)、IEEE802.11、
ISDN、ブルーツゥースなどが挙げられる。なお、本
発明は、上に挙げた通信手段106に限定されるもので
はなく、あらゆる種類の通信手段106を用いることが
可能である。
【0027】本発明は、こうした複数の異なる通信手段
106でそれぞれ行われる通信の制御を行うものであ
る。なお、本発明における通信の制御は、例えば、RO
M103などに格納される制御用プログラム(ソフトウ
ェア)をCPU101によって実行することによって行
われるが、通信端末装置100の内部に、本発明におけ
る通信の制御を実行するためのハードウェアを構築する
ことによって、実現することも可能である。
【0028】また、図2は、本発明の通信端末装置が有
する通信機能を階層構造(レイヤ構造)に分割したモデ
ルを示す概念図である。なお、ここで説明する階層構造
は、便宜的に定められたものであって、本発明は、この
階層構造に限定されるものではない。アンテナ部201
は、通信の際にデータの送信及び/又は受信を行う単一
又は多素子で構成されたアンテナである。変復調部20
2は、1つ又は複数のアンテナの送受信データに対し
て、変調及び/又は復調を行う処理部である。なお、変
復調部202で行われる変調方式、又は、復調方式は、
特に限定されるものではない。アンテナ選択部203
は、これらのアンテナ部201及び変復調部202にお
ける処理の監視及び制御を行う動作制御部である。アン
テナ選択部203では、アンテナ部201や変復調部2
02の利用可能/不可能状況、各アンテナの送受信能力
や送受信状況などに応じて、利用するアンテナの選択や
各アンテナの利得の制御などが行われる。
【0029】また、データ処理部204は、変復調部2
02で行われる各変調方式用に、送信データの処理を行
う処理部である。変調方式選択部205は、データ処理
部204における処理の監視及び制御を行う動作制御部
である。変調方式選択部205では、データ処理部20
4の利用可能/不可能状況、データ処理必要帯域やエラ
ー率、必要電力などに応じて、変調方式の選択や選択さ
れた変調方式に応じた送信データを作成するためのデー
タ処理部204の制御などが行われる。
【0030】また、MAC(Media Access Control:媒
体アクセス制御部)206は、通信の際に用いられる伝
送媒体や、そのアクセス制御方式を規定する処理部であ
る。データ処理選択部207は、MAC206における
処理の監視及び制御を行う動作制御部である。データ処
理選択部207では、MAC206の利用可能/不可能
状況、必要帯域、エラー率、伝送効率などに応じて、伝
送媒体及びアクセス制御方式の選択指示及び選択制御な
どが行われる。
【0031】また、ネットワーク制御部208は、通信
を行う相手先との間で、確実に伝えたい情報の送受信を
行えるよう送受信データの処理を行う処理部である。通
信管理部209は、ネットワーク制御部208における
処理の監視及び制御を行う動作制御部である。通信管理
部209では、ネットワーク制御部208及び通信シス
テムの利用可能/不可能状況、エラー率、アプリケーシ
ョン(ユーザ)210からの指示などに応じて、確実に
データが相手先に送信されることが保証される通信シス
テムの選択及び選択制御などが行われる。
【0032】また、図3は、本発明の通信端末装置に係
る各レイヤでの構成を模式的に示すブロック図である。
なお、この図3は、図2に示すレイヤ構造の一部分を別
の態様で示したものでもある。図3には、本発明の通信
端末装置100が有する通信機能を階層構造(レイヤ構
造)に分割したモデルが示されている。この階層構造と
しては、例えば、ISO(International Organization
for Standardization:国際標準化機構)で規定されて
いるOSI(Open Systems Interconnection:オープン
・システムズ・インターコネクション)参照モデルと呼
ばれるプロトコル階層が挙げられるが、階層構造を有す
る他のモデルに本発明を適用することも可能である。
【0033】図3には、第1レイヤ、第2レイヤ、第3
レイヤが図示されている。第1レイヤは、第2レイヤの
下位レイヤであり、第3レイヤは、第2レイヤの上位レ
イヤである。また、各レイヤは、そのレイヤで規定され
ている通信機能に係る処理を行う1つ又は複数の処理部
(U-Plane:ユーザ面)と、各処理部の動作を制御する
ための動作制御部(C-Plane:制御面)とを有してい
る。
【0034】なお、説明を簡単にするため、図3には、
第1のレイヤが、3つの処理部301及び各処理部30
1の動作を制御する3つの動作制御部302、第2のレ
イヤが、1つの処理部303及び当該処理部303の動
作を制御する1つの動作制御部304、第3のレイヤ
が、1つの処理部305及び当該処理部305の動作を
制御する1つの動作制御部306をそれぞれ有している
態様が図示されているが、本発明は、上記構成に限定さ
れるものではない。また、図3には、第1のレイヤに
は、3つの処理部301のそれぞれに対応する3つの動
作制御部302が設けられている態様が図示されている
が、1つの動作制御部302によって、複数の処理部3
01の動作を制御するようにすることも可能である。な
お、各レイヤを区別するため、便宜上、第1〜第3のレ
イヤという表記をしているが、この第1〜第3のレイヤ
という表記は、OSI標準モデルの第1層〜第3層を示
すものではない。
【0035】第2のレイヤの処理部303は、データ分
配手段307と、データ統合手段308とを有してい
る。データ分配手段307は、供給された1つのデータ
を分配して、複数のデータを出力する手段である。ま
た、データ統合手段308は、供給された複数のデータ
を統合して、1つのデータを出力する手段である。な
お、データ統合手段308では、複数のデータを1つの
データに統合する際のシーケンス制御も行われる。ま
た、データの分配及び統合を行う機能に加えて、データ
分配手段307及びデータ統合手段308が、様々なデ
ータ処理を行う機能を有するようにすることも可能であ
る。
【0036】第2のレイヤの動作制御部304は、デー
タ分配制御手段309、データ統合制御手段310、情
報要求手段311、情報格納手段312、情報通知手段
313を有している。データ分配制御手段309は、デ
ータ分配手段307に対して、データ分配手段307に
よって分配され出力される複数のデータの出力先や、複
数の出力先へのデータの分配率(各出力先に出力するデ
ータ帯域)などを制御する分配制御信号を出力する手段
である。すなわち、データ分配制御手段309は、デー
タ分配手段307に対して、下位レイヤに存在する複数
の処理部301のうち、どの処理部301にどのくらい
のデータ量を出力するかを指示する制御信号を出力す
る。また、データ統合制御手段310は、データ統合手
段308に対して、データ統合手段308によるデータ
の統合タイミングや統合されたデータの出力タイミング
などを制御する統合制御信号を出力する手段である。な
お、データ分配制御手段309及びデータ統合制御手段
310は、上位レイヤの動作制御部306からの指示
や、情報要求手段311によって取得された情報に基づ
いて、分配制御信号及び統合制御信号を出力する。
【0037】また、情報要求手段311は、下位レイヤ
(第1のレイヤ)の動作制御部302に対して、下位レ
イヤの処理部301の利用が可能か否かを示す利用可能
情報、利用可能な場合には、下位レイヤの処理部301
を利用した通信によって確保可能な帯域を示す帯域情
報、下位レイヤの処理部を利用した通信によって接続可
能となる接続先を示すルート情報(これらの情報をまと
めて、下位レイヤの動作環境情報と呼ぶことにする)な
どを要求し、下位レイヤの動作制御部302から、下位
レイヤの動作環境情報を取得する手段である。特に、頻
繁に下位レイヤの処理部301の利用可能/不可能状態
が変化するような状況において、下位レイヤに対して、
動作環境情報を要求することが重要である。
【0038】また、情報格納手段312は、情報要求手
段311によって取得された下位レイヤの動作環境情報
を格納するための手段である。また、情報通知手段31
3は、情報要求手段311から供給されるか、又は、情
報格納手段312に格納されている下位レイヤの動作環
境情報を取得し、上位レイヤ(第3のレイヤ)の動作制
御部306に対して、下位レイヤの動作環境情報を出力
する手段である。
【0039】次に、図3に示す構成における動作につい
て説明する。まず、情報要求手段311が、下位レイヤ
(第1のレイヤ)の動作制御部302のそれぞれ(動作
制御部a、b、c)に対して、上記の下位レイヤの動作
環境情報を要求し、各動作制御部a,b,cから、下位
レイヤの動作環境情報を取得する。取得された下位レイ
ヤの動作環境情報は、情報格納手段312に送られて格
納される。
【0040】図4は、本発明に係る下位レイヤの動作環
境情報の一例を模式的に示す図である。図4に示すよう
に、各処理部301と、各処理部301に関する利用可
能情報、帯域情報、ルート情報などが関連付けられてい
る。
【0041】データ分配制御手段309及びデータ統合
制御手段310は、情報格納手段312から読み出した
動作環境情報(又は、情報要求手段から供給された動作
環境情報)の利用可能情報を参照することによって、下
位レイヤの動作部301のうち、利用可能な状態にある
動作部301を把握することが可能となる。
【0042】(データの送信を行う場合)まず、上記の
通信端末装置100を用いて、データの送信を行う場合
について説明する。利用可能な状態にある下位レイヤの
動作部301を把握することは、特に、データ分配手段
307によるデータ分配の際に重要である。すなわち、
利用可能な状態にある動作部301が1つの場合には、
データ分配制御手段309は、その利用可能な動作部3
01に対してのみ、データ分配手段307がデータを出
力するよう制御し、利用可能な状態にある動作部301
が複数存在する場合には、さらに所定の条件を判断し
て、利用可能な状態にある複数の動作部301を1つ又
はそれらの組み合わせを選択して、選択した動作部30
1に対して、データ分配手段307が所定の分配率でデ
ータを出力するよう制御する。
【0043】ここで、利用可能な状態にある動作部30
1を選択する際、その選択の判断基準となる所定の条件
について説明する。所定の条件としては、各動作部30
1における帯域情報が挙げられる。データ分配制御手段
309は、帯域情報を参照して、通信を行う際に所定の
帯域が得られるよう下位レイヤの動作部301を選択的
に利用する。例えば、通信端末装置100全体として、
データ送信時に必要な所望の帯域がW、下位レイヤの動
作部aを利用した場合に得られる帯域がα(<W)、下
位レイヤの動作部bを利用した場合に得られる帯域がβ
(<W)、帯域α+帯域β(>W)である場合、下位レ
イヤの動作部a、bの両方を用いることによって、全体
として必要な帯域Wを確保することが可能となる。した
がって、この場合、データ分配制御手段309は、下位
レイヤの動作部a、bの両方を利用し、これらの動作部
a、bにデータを分配してデータ送信を行うようにす
る。図3には、このようにして、動作部a、bにデータ
が分配される様子が図示されている。なお、データ分配
制御手段309は、これらの動作部a、bへのデータの
分配率を任意に設定することが可能である。
【0044】また、所定の条件として、各動作部301
におけるルート情報を挙げることも可能である。データ
分配制御手段309は、ルート情報を参照して、所望の
接続先にデータの送信が行えるよう下位レイヤの動作部
301を選択的に利用する。例えば、下位レイヤの動作
部a、cを利用した通信では、所望の接続先へのデータ
送信が可能であり(すなわち、送信先のルート情報に所
望の接続先が含まれている)、下位レイヤの動作部bを
利用した通信では、所望の接続先へのデータ送信が不可
能である(すなわち、送信先のルート情報に所望の接続
先が含まれていない)場合、データ分配制御手段309
は、下位レイヤの動作部a、cのどちらか一方又は両方
を利用し、これらの動作部a、cにデータを分配してデ
ータ送信を行うようにする。なお、この場合も、これら
の動作部a、bへのデータの分配率を任意に設定するこ
とが可能である。
【0045】なお、特に、所定の条件を設定しないで利
用可能な状態にある動作部301の1つ又は複数を選択
することも可能である。すなわち、利用可能な状態にあ
る動作部301から1つ又は複数を無作為(ランダム)
に選択したり、これらの全てを利用したりすることも可
能である。またデータの分配率をランダムに設定するこ
とも可能である。
【0046】こうしたデータ分配制御手段309による
所定の条件の参照及び下位レイヤの動作部301の選択
は、例えば、上位レイヤの動作制御部306からの指示
(あるいは、ユーザによる設定)に従って行われる。す
なわち、上位レイヤの動作制御部306からデータ分配
制御手段309に対して、帯域情報又はルート情報(又
は、両方)を参照せよとの指示が供給された場合には、
データ分配制御手段309は、この指示に従って、動作
部301を選択する。また、上位レイヤの動作制御部3
06からデータ分配制御手段309に対して、所望の帯
域や所望の接続先に関する情報が供給された場合には、
この条件に合うような動作部301を選択する。
【0047】以上のように、データ分配制御手段309
が、動作環境情報(利用可能情報、帯域情報、ルート情
報など)を参照してデータ分配手段307の制御を行
い、データ分配手段307が、上位レイヤから供給され
たデータを分割して、これらの分割データを下位レイヤ
の動作部301の1つ又は複数に対して選択的に分配す
ることが可能となる。
【0048】また、上記のように、データ分配制御手段
309による動作部301の選択的利用を行うことが可
能である一方、上位レイヤの動作制御部306(あるい
は、ユーザ)が利用する動作部301を選択することも
可能である。すなわち、情報通知手段313から上位レ
イヤの動作制御部306に対して、下位レイヤの動作環
境情報(利用可能情報、帯域情報、ルート情報など)が
供給され、上位レイヤの動作制御部306(あるいは、
ユーザ)が、この動作環境情報を参照して、利用すべき
下位レイヤの動作部301を1つ又は複数選択する。そ
して、上位レイヤの動作制御部306からデータ分配制
御手段309に、利用する下位レイヤの動作部301や
データ分配率などの情報が供給され、データ分配制御手
段309は、上位レイヤからの指示に従って、下位レイ
ヤの動作部301へのデータ分配の制御を行う。
【0049】以上のように、情報通知手段313が、上
位レイヤの動作制御部306に対して、動作環境情報
(利用可能情報、帯域情報、ルート情報など)を通知
し、データ分配制御手段309が、上位レイヤ(あるい
は、ユーザ)によって選択された下位レイヤの動作部3
01を利用するよう、データ分配手段307によるデー
タ分配の制御を行うことが可能となる。
【0050】(データの受信を行う場合)次に、上記の
通信端末装置100を用いて、データの受信を行う場合
について説明する。上記のデータの送信を行う場合と同
様、データ統合制御手段310は、利用可能な下位レイ
ヤ(第1のレイヤ)を選択し、データ統合手段308
が、選択した処理部301によって処理が行われたデー
タを受信して処理するよう制御する。すなわち、利用可
能な状態にある動作部301の1つ又は複数から、デー
タ統合手段308がデータを受信し、受信したデータを
統合して出力するよう制御する。
【0051】通信端末装置100が、複数の通信手段1
06を介して他の通信端末装置からデータを受信した場
合、複数の通信手段106のそれぞれで受信されたデー
タは、複数の通信手段106のそれぞれに対応する下位
レイヤ(第1のレイヤ)の複数の処理部301によって
処理される。そして、これらのデータは第2のレイヤの
データ統合手段308に供給される。データ統合手段3
08は、データ統合制御手段310の制御によって、下
位レイヤの複数の処理部301からのデータを受信し、
シーケンス制御などのデータ処理を行って、上位レイヤ
(第3のレイヤ)の処理部305に対して、統合したデ
ータを出力する。なお、データ統合手段308は、下位
レイヤの複数の処理部301のそれぞれから、異なるフ
ォーマットのデータを受信した場合でも、単一のフォー
マットとなるよう処理を行い、上位レイヤの処理部30
5に対して、処理後のデータを出力する。すなわち、上
位レイヤ(第3のレイヤ)の処理部305に対して出力
されるデータが、第2のレイヤのデータ統合手段308
で処理される前までは分割されたデータであり、第1の
レイヤの複数の処理部301がそれぞれ出力したデータ
であることは判らないようになっている。
【0052】以上のように、データ統合制御手段310
は、動作環境情報(利用可能情報、帯域情報、ルート情
報など)を参照してデータ統合手段308の制御を行
い、データ統合手段308が、下位レイヤの複数の処理
部301から供給された複数のデータを統合して、これ
らのデータを上位レイヤの動作部に対して出力すること
が可能となる。なお、図3には、このようにして、動作
部b、cからのデータが統合される様子が図示されてい
る。
【0053】次に、上記実施の形態に記載されている第
2のレイヤとして、OSI参照モデルのレイヤ3を適用
した場合について説明する。図5は、本発明の通信端末
装置に係るOSI参照モデルの各レイヤでの構成を模式
的に示すブロック図である。
【0054】レイヤ1は、一般的に物理層と呼ばれ、ハ
ードウェアのレベルに該当する電気的・物理的規約を定
めるレイヤである。また、レイヤ2は、一般的にデータ
リンク層と呼ばれ、物理的に接続が確立されている通信
端末装置間での論理的なネットワークの形成の規約を定
めるレイヤである。また、レイヤ3は、通信端末装置間
に中継ネットワークが介在する場合などに、適切な経路
などを選択して、通信端末装置間の相互接続を確立する
規約を定めるレイヤである。また、レイヤ4以上は、一
般的にはトランスポート層(レイヤ4)、セッション層
(レイヤ5)、プレゼンテーション層(レイヤ6)、ア
プリケーション層(レイヤ7)と呼ばれ、通信端末装置
間のアプリケーションの接続の確立やアプリケーション
で利用可能とするためのデータ処理などの規約を定める
レイヤである。
【0055】レイヤ2は、レイヤ1の伝送媒体(メディ
ア)に対応するMAC(Media Access Control:媒体ア
クセス制御部)502及びLLC(Logical Link Contr
ol:論理リンク制御部)503を有する。MAC502
は、伝送媒体へのアクセス制御方式を規定し、LLC5
03は、MAC502によるアクセス制御方式を監視し
て、上位レイヤで利用可能となる形式へのデータの変換
を行っている。なお、図5では、N個の物理層(#1物
理層〜#N物理層)501が存在し、さらに、各物理層
501に対して、MAC502(#1MAC〜#NMA
C)及びLLC503(#1LLC〜#NLLC)が存
在する態様が図示されている。
【0056】また、レイヤ3は、U-Plane(ユーザ面)
であるネットワーク制御部と、C-Plane(制御面)であ
る通信管理部の2つに大別される。
【0057】ネットワーク制御部は、送信データ分配手
段505と受信データ統合手段506とにより構成され
るデータ処理部504を有している。送信データ分配手
段505は、送信側分配制御手段513(後述)から供
給される送信側分配制御信号(接続先MACや帯域を指
定するパラメータ)に従って、上位レイヤから供給され
る送信データ列を、指定された1つ又は複数のMAC5
02に対して、指定された帯域に応じて分配する手段で
ある。例えば、送信データ分配手段505は、レイヤ4
以上のレイヤ(上位レイヤ)から供給される情報列をI
Pパケット(PDU化)にして、レイヤ2の複数のMA
C502に対して、所定の分配率に振り分けて出力す
る。
【0058】また、受信データ統合手段506は、受信
側統合制御手段515(後述)から供給される受信側統
合制御信号(接続先MACや帯域を指定するパラメー
タ)に従って、複数のMAC502から供給される受信
データ列を統合し、上位レイヤに出力する手段である。
例えば、受信データ統合手段506は、レイヤ2に複数
のMAC502から所定の割合で情報列が供給され、供
給される情報量に応じて、IPパケットを上位レイヤの
データ列に統合して出力する。
【0059】また、通信管理部は、ルーティング制御部
507と接続制御部508とにより構成されている。こ
の通信管理部は、リンクの有効/無効の管理を行い、ま
た、実装されるルーティング制御により、複数存在する
通信システムを統括して管理・制御するものである。
【0060】ルーティング制御部507は、リンク・ル
ーティングテーブル管理手段509、リンク・ルート情
報収集手段510、テーブル更新制御手段511を有し
ている。
【0061】リンク・ルーティングテーブル管理手段5
09は、リンク・ルート情報収集手段510から取得し
た情報に基づくリンクテーブル、ルーティングテーブル
の作成、テーブル更新制御手段511に対するリンク・
ルート情報の更新要求の出力を行う手段である。また、
上位レイヤからの接続先情報やその他のパラメータ(例
えば、要求帯域など)を満足する「利用可能なコネクシ
ョンの候補」を上位レイヤに報告する。
【0062】リンク・ルート情報収集手段510は、下
位レイヤのLLC503と情報のやり取りを行い、複数
存在する下位レイヤのそれぞれのリンクが利用可能か否
かの利用可能情報を収集し、利用可能な場合には接続先
までのルート情報の収集を行う手段である。
【0063】テーブル更新制御手段511は、リンク・
ルート情報収集手段510に対して、下位レイヤのリン
クの利用可能情報を収集するよう要求する手段である。
特に、テーブル更新制御手段511は、時々刻々と伝送
路環境が変化するような通信システムでは、その時間変
化に追従するべく、リンクテーブル情報を更新するのに
必要な制御を、自立的に、又は、リンク・ルーティング
テーブル管理手段509の要求により行う。
【0064】また、接続制御部508は、送信側リンク
選択手段512、送信側分配制御手段513、受信側リ
ンク選択手段514、受信側統合制御手段515を有し
ている。この接続制御部508は、上位レイヤ(アプリ
ケーションなど)から指示されるコネクション選択情報
と、ルーティングテーブル情報とを用いて、レイヤ2に
対して、送受信されるデータの接続先を制御するもので
ある。
【0065】送信側リンク選択手段512は、上記のコ
ネクション選択情報及びルーティングテーブル情報を基
にして、所望の接続先に対してデータの送信が行えるよ
う、データの送信に利用する下位レイヤのMAC502
を決定する手段である。また、送信側分配制御手段51
3は、送信データ分配手段505に対して、送信データ
分配手段505が送信側リンク選択手段512で決定さ
れた1つ又は複数のMAC502にデータを分配する際
の分配制御を指示する送信側分配制御信号を出力する手
段である。
【0066】また、受信側リンク選択手段514は、上
記のコネクション選択情報及びルーティングテーブル情
報を基にして、データの受信に利用する下位レイヤのM
ACを決定する手段である。また、受信側統合制御手段
515は、受信データ統合手段506に対して、受信デ
ータ統合手段506が受信側リンク選択手段514で決
定された1つ又は複数のMAC502で受信したデータ
を統合する際の統合制御を指示する受信側統合制御信号
を出力する手段である。
【0067】(データ送信を行う場合)次に、図5に示
す構成におけるデータ送信の動作について説明する。ま
ず、リンク・ルート情報収集手段510は、レイヤ2の
LLC503からMAC502の利用が可能か不可能か
の報告を受け、報告された情報(利用可能情報)をリン
ク・ルーティングテーブル管理手段509に供給する。
また、リンク・ルート情報収集手段510は、利用可能
なMAC502に関して、どのくらいの帯域が確保でき
るかを示す帯域情報や、接続可能な接続先を示す接続先
情報(ルーティング情報)も取得し、この情報に関して
もリンク・ルーティングテーブル管理手段509に供給
する。
【0068】リンク・ルーティングテーブル管理手段5
09は、図4に示すようなMAC502の利用可能情報
を示すリンクテーブル情報、及び、各MACによって接
続可能な接続先を示すルーティングテーブル情報を作成
する。また、リンク・ルーティングテーブル管理手段5
09は、テーブル更新制御手段511にリンク・ルート
の更新要求を出力した場合、テーブル更新制御手段51
1がリンク・ルート情報収集手段510に対して、レイ
ヤ2からの情報収集を促すことによって、定期的にリン
クテーブル情報及びルーティングテーブル情報の更新を
行う。
【0069】また、ルーティング制御部507は、上位
レイヤから、どの接続先に接続したいかを示す接続先要
求情報、どのくらいの帯域が必要を示す帯域要求情報を
受け、上位レイヤに対して、これらの要求情報の条件を
満足するリンク又はリンクの組み合わせの一覧(コネク
ション候補)を通知する。上位レイヤ(ユーザ又はアプ
リケーション)は、この情報を基にして、通信に利用す
る1つ又は複数のMAC502を選択し、コネクション
選択情報として、接続制御部508に通知する。
【0070】接続制御部508の送信側リンク選択手段
512は、上位レイヤからのコネクション選択情報と、
ルーティング制御部507からのルーティングテーブル
情報とを参照して、利用する1つ又は複数のMAC50
2を送信側分配制御手段513に通知する。送信側分配
制御手段513は、選択的に利用する各MAC502の
帯域情報などを参照して、各MAC502へのデータ分
配率を決定する。送信分配制御手段513は、送信デー
タ分配手段505がデータを出力する対象となるMAC
502及び各MAC502へのデータ分配率を、送信側
分配制御信号として、送信データ分配手段505に出力
する。また、同時に、接続制御部508は、ルーティン
グ制御部507を介して、LLC503にコネクション
接続開始要求を送信し、所定のMAC502によって所
望のデータ送信動作が行われるようにする。
【0071】この送信側分配制御信号による制御によっ
て、送信データ分配手段505は、上位レイヤから供給
された送信データをIPパケット化して、所定のMAC
502に所定の分配率で分配する(例えば、#1MAC
と#NMACに対して1:3の割合でデータを分配す
る)。なお、このとき、異なるMAC502に対して分
配して出力する送信データのシーケンス制御を行うこと
も可能であり、例えば、レイヤ4のトランスポート層な
どの上位レイヤでシーケンス制御が行われるようにする
ことも可能である。そして、分配された送信データを受
信したMAC502(すなわち、#1MAC及び#MA
C)、及び、対応するレイヤ1の物理層501によっ
て、所定の処理が行われ、この通信端末装置100から
他の通信端末装置又は外部のネットワークにデータの送
信が行われる。
【0072】(データの受信を行う場合)次に、図5に
示す構成におけるデータ受信の動作について説明する。
上位レイヤ(ユーザ又はアプリケーション)は、データ
の受信に利用する1つ又は複数のMAC502を選択
し、コネクション選択情報として、接続制御部508に
出力する。接続制御部508の受信側リンク選択手段5
14は、コネクション選択情報とルーティングテーブル
情報とを参照して、利用する1つ又は複数のMAC50
2を受信側統合制御手段515に通知する。
【0073】また、接続制御部508は、ルーティング
制御部507を介して、LLC503にコネクション接
続開始要求を送信し、所定のMAC502によって所望
のデータ受信動作が行われるようにする。また、データ
を受信する際に用いられる通信手段106に関する情報
(どの通信手段106が利用できるかを示す情報)を、
データを送信してくる通信端末装置に通知するようにす
ることも可能である。
【0074】複数の通信手段106により他の通信端末
装置からデータを受信した場合、複数の通信手段106
のそれぞれに対応する物理層501及びレイヤ2のMA
C502によってデータ受信処理が行われる。また、L
LC503は、接続制御部508に対して、自分宛の受
信データが所定のMAC502で処理されたことを通知
する。接続制御部508の受信側統合制御手段515
は、この通知と、受信側リンク選択手段514から通知
された受信時に利用する1つ又は複数のMAC502に
関する情報とを基に、所定のMAC502で処理された
受信データは、上位レイヤからコネクション選択情報に
よって指定された受信に係るデータであることを判別
し、受信データ統合手段506に対して、受信データ統
合手段506の処理を制御する受信側統合制御信号を出
力する。
【0075】この受信側統合制御信号による制御によっ
て、受信データ統合手段506は、レイヤ2の複数のM
AC502から所定の割合で供給される(例えば、#3
MACと#NMACから1:3の割合でデータが供給さ
れる)IPパケット化された受信データを統合し、上位
レイヤに対して、統合したデータ列を出力する。なお、
このとき、異なるMAC502から供給される受信デー
タのシーケンス制御を行うことも可能であり、例えば、
レイヤ4のトランスポート層などの上位レイヤでシーケ
ンス制御が行われるようにすることも可能である。
【0076】次に、本発明の通信端末装置100を用い
て通信を行う場合の実施の形態について説明する。図6
は、本発明の通信端末装置A及びB間での通信の第1の
例を示す模式図である。図6に示す通信端末装置A(本
発明の通信端末装置100)は、通信手段α、通信手段
β、通信手段γの3つの通信手段106を有し、また、
通信端末装置B(本発明の通信端末装置100)は、通
信手段α、通信手段β、通信手段δの3つの通信手段1
06を有しており、これら全ての通信手段106が動作
可能であるものとする。なお、通信手段106に付され
た添え字α、β、γ、δは、それぞれ通信手段106の
種類を識別するためのもので、以下では、異種の通信手
段106には異なる添え字が付され、同一の添え字が付
されている通信手段106同士が通信を行うことができ
るものとする。
【0077】通信端末装置Aと通信端末装置Bとが通信
を行う場合、まず、通信の前段階として、互いに接続を
確立できるか否かを調べる必要がある。例えば、通信端
末装置A及びBの各通信手段106が、それぞれ接続確
認(通信環境の調査)を行うことで互いに接続を確立で
きる否かを調べることが可能である。
【0078】例えば、通信端末装置Aの通信手段αは、
所定の時間毎又は上位レイヤからの指示に応じて、エコ
ーリクエストなどの試行データを外部の通信環境に送出
する。この通信端末装置Aの通信手段αから送出される
試行データを通信端末装置Bの通信手段αが受信した場
合、通信端末装置Bの通信手段αは、この試行データの
返答となるエコーリレーなどの返答データを通信端末装
置Aの通信手段αに向けて送信する。これによって、通
信端末装置Aの通信手段αと通信端末装置Bの通信手段
αとは、互いにその存在を認識することが可能となり、
さらに、相互のアドレスなど、その後の通信に必要とな
る情報の交換を行うことで、互いに接続を確立すること
が可能となる。
【0079】一方、上記と同様に、例えば、通信端末装
置Aの通信手段γも、所定の時間毎又は上位レイヤから
の指示に応じて、試行データを外部の通信環境に送出す
る。しかしながら、この試行データが、通信端末装置B
に届いたとしても、通信端末装置Bは通信手段γを備え
ていないので、通信端末装置Aから試行データに対する
返答を行うことは不可能であり、通信手段γでは通信端
末装置Bとの通信は不可能であることが判る。したがっ
て、その後、通信端末装置Aと通信端末装置Bとが通信
を行う場合、通信端末装置Aは、その通信手段γを用い
て通信端末装置Bとの通信を行うことは不可能である。
【0080】このように、通信端末装置A及びBは、通
信の前段階において、互いに接続の確立が可能か否かの
確認を行い、それぞれのリンクテーブル情報を更新す
る。図6の例では、通信端末装置Aの通信手段α及びβ
に係るリンクテーブル情報内には通信端末装置Bの情報
が、通信端末装置Bの通信手段α及びβに係るリンクテ
ーブル情報内には通信端末装置Aの情報がそれぞれ記載
される。これによって、通信端末装置A及びBは、通信
に利用可能な通信手段106を自動的に認識することが
可能となり、通信手段α及びβを選択することによっ
て、この両方の通信手段α及びβを用いて互いに通信を
行うことが可能となる。
【0081】なお、通信端末装置A及びBは、通信手段
α及びβの両方を用いて通信を行うことも可能である
が、例えば、帯域や通信速度、通信の安定性やセキュリ
ティ保護の度合いなど、様々な情報を参照して、どちら
か一方の通信手段106(通信手段α及び通信手段βの
どちらか一方)を選択的に利用して通信を行うことも可
能である。また、例えば、通信端末装置Aから通信端末
装置Bへのデータの伝送には通信手段αを、通信端末装
置Bから通信端末装置Aへのデータの伝送には通信手段
βを用いるなど、データの伝送方向の違いに応じて通信
手段106を使い分けるようにすることも可能である。
【0082】また、図7は、本発明の通信端末装置A及
びB間での通信の第2の例を示す模式図である。図7に
示す通信端末装置A及びBは、通信手段α、通信手段β
の2つの通信手段106をそれぞれ有しており、これら
2つの通信手段106が動作可能であるものとする。
【0083】例えば、図6を用いて説明した方法によっ
て、通信端末装置Aの通信手段αと通信端末装置Bの通
信手段αとの接続が確立しているものとする。一方、通
信端末装置Aの通信手段βと通信端末装置Bの通信手段
βとは、通信環境、通信パワーの違い(通信セル範囲の
違い)、通信端末装置100内の不具合などの様々な理
由によって、通信端末装置Bの通信手段βは、通信端末
装置Aの通信手段βから送出された試行データを受信及
び確認できるものの、通信端末装置Aの通信手段βが通
信端末装置Bからの返答データを受信又は確認できない
ものとする。
【0084】この場合、通信端末装置Bは、通信手段α
を用いて、通信手段βに係る返答データを通信端末装置
Aに送出することが可能である。通信端末装置Aの通信
手段αは、通信端末装置Bからの通信手段βに係る返答
データを受信し、その返答データを上位レイヤに伝え
る。上位レイヤの動作制御部は、その返答データを基に
して、下位レイヤの動作制御部に対して、通信端末装置
Bにデータを送信する場合には通信手段βを用いること
が可能である旨を接続先情報として通知し、リンクテー
ブル情報の更新を行う。この結果、通信端末装置Aと通
信端末装置Bとが通信を行う場合、通信端末装置Aは、
通信手段α及びβの両方の通信手段106を利用して、
通信端末装置Bへのデータの送信を行う一方、通信端末
装置Bは、通信手段αのみを利用して、通信端末装置A
へのデータの送信を行うことが可能となる。
【0085】また、図8は、本発明の通信端末装置A及
びB間での通信の第3の例を示す模式図である。図8に
示す通信端末装置A及びBは、通信手段α、通信手段
β、通信手段γの3つの通信手段106をそれぞれ有し
ており、これら3つの通信手段106全てが動作可能で
あるものとする。
【0086】上記の図6及び図7では、通信端末装置A
及びBが直接通信を行う場合について説明したが、図8
に示すように、通信端末装置100が、ネットワーク8
01(既存のネットワークやアドホックネットワークな
ど)を介して通信を行うことも可能である。なお、各通
信手段106は、それぞれ同一のネットワーク801を
利用して通信を行うことも可能であり、また、異なるネ
ットワーク801を利用して通信を行うことも可能であ
る。また、ネットワーク801を介して所望の接続相手
先に接続する場合、あらかじめ所定のネットワーク80
1を介して接続相手先と接続することも可能であり、ま
た、DSR(Dynamic Source Routing)などのルーティ
ング方式を用いて、接続相手先及びルートの探索を行っ
て、接続を確立することも可能である。
【0087】また、図9は、本発明の通信端末装置を利
用した通信の例を示す模式図である。図9に示す通信端
末装置100は、通信手段α、通信手段βの2つの通信
手段106を有しており、これら2つの通信手段106
が動作可能であるものとする。
【0088】図9に示すように、通信端末装置100
は、通信手段α及びβのそれぞれを用いて、ネットワー
ク901を介して、異なる相手先(図9では、異なるデ
ータベース)と通信を行うことも可能である。例えば、
通信手段αは、映像データベース902に接続して映像
データベース902から映像データを受信し、一方、通
信手段βは、音声データベース903に接続して音声デ
ータベース903から音声データを受信することが可能
である。これにより、通信端末装置は、これらの映像デ
ータ及び音声データをデータ統合手段308(受信デー
タ統合手段506)で統合することにより、映像と音声
の両方を含むコンテンツを取得することが可能となる。
なお、データ統合の際には、異なる複数の通信手段10
6で受信したデータ(この場合は映像データ及び音声デ
ータ)を任意の方法で同期させることが可能である。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
異なる処理機能によって階層的に分類されている複数の
レイヤで構成されている通信端末装置が通信を行う際、
複数のレイヤのうちの所定のレイヤに属する動作制御部
が、所定のレイヤの下位レイヤに属する複数の処理部を
選択的に利用して通信を行うので、複数の異なる通信手
段を有する通信端末装置の所定のレイヤにおいて、その
所定のレイヤの下位レイヤに属する複数の処理部を選択
的に利用することが可能となり、複数の異なる通信手段
を統括的に制御しながら通信を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信端末装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の通信端末装置が有する通信機能を階層
構造(レイヤ構造)に分割したモデルを示す概念図
【図3】本発明の通信端末装置に係る各レイヤでの構成
を模式的に示すブロック図
【図4】本発明に係る下位レイヤの動作環境情報の一例
を模式的に示す図
【図5】本発明の通信端末装置に係るOSI参照モデル
の各レイヤでの構成を模式的に示すブロック図
【図6】本発明の通信端末装置A及びB間での通信の第
1の例を示す模式図
【図7】本発明の通信端末装置A及びB間での通信の第
2の例を示す模式図
【図8】本発明の通信端末装置A及びB間での通信の第
3の例を示す模式図
【図9】本発明の通信端末装置を利用した通信の例を示
す模式図
【符号の説明】 100 通信端末装置 101 CPU 102 RAM 103 ROM 104 外部出力手段 105 操作手段 106 通信手段 201 アンテナ部 202 変復調部 203 アンテナ選択部 204 データ処理部 205 変調方式選択部 206 MAC(媒体アクセス制御部) 207 データ処理選択部 208 ネットワーク制御部 209 通信管理部 210 アプリケーション 301 第1のレイヤの処理部 302 第1のレイヤの動作制御部 303 第2のレイヤの処理部 304 第2のレイヤの動作制御部 305 第3のレイヤの処理部 306 第3のレイヤの動作制御部 307 データ分配手段 308 データ統合手段 309 データ分配制御手段 310 データ統合制御手段 311 情報要求手段 312 情報格納手段 313 情報通知手段 501 物理層 502 MAC 503 LLC 504 データ処理部 505 送信データ分配手段 506 受信データ統合手段 507 ルーティング制御部 508 接続制御部 509 リンク・ルーティングテーブル管理手段 510 リンク・ルート情報収集手段 511 テーブル更新制御手段 512 送信側リンク選択手段 513 送信側分配制御手段 514 受信側リンク選択手段 515 受信側統合制御手段 801、901 ネットワーク 902 映像データベース 903 音声データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今村 大地 神奈川県横浜市港北区網島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 田中 武志 神奈川県横浜市港北区網島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5K034 AA19 EE07 FF02 HH01 HH02 JJ13 JJ23 KK01 KK21 KK27 KK28 KK29 SS01 SS02 SS03

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる処理機能によって階層的に分類さ
    れている複数のレイヤで構成されている通信端末装置で
    あって、 前記所定のレイヤに属する処理部と、 前記所定のレイヤの下位レイヤに属する複数の処理部
    と、 前記所定のレイヤに属する前記複数の処理部のそれぞれ
    の動作を制御し、前記所定のレイヤに属する動作制御部
    とを有し、 前記所定のレイヤに属する前記動作制御部の制御によっ
    て、前記所定のレイヤに属する前記処理部が、前記下位
    レイヤに属する前記複数の処理部を選択的に利用可能な
    よう構成されている通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記下位レイヤに属する前記複数の処理
    部のそれぞれの動作を制御し、前記下位レイヤに属する
    動作制御部を有し、 前記下位レイヤに属する前記動作制御部が、前記所定の
    レイヤに属する前記動作制御部に対して、前記下位レイ
    ヤに属する前記複数の処理部のそれぞれの利用が可能か
    否かを示す利用可能情報を通知するよう構成されている
    請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記所定のレイヤに属する前記動作制御
    部が、前記下位レイヤに属する前記動作制御部に対し
    て、前記利用可能情報の通知を要求する情報要求手段を
    有する請求項2に記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 前記所定のレイヤに属する前記動作制御
    部が、前記利用可能情報を格納するための情報格納手段
    を有する請求項2又は3に記載の通信端末装置。
  5. 【請求項5】 前記所定のレイヤに属する前記動作制御
    部が、前記下位レイヤに属する前記動作制御部から前記
    利用可能情報の通知を受けた場合、前記利用可能情報を
    参照して、前記所定のレイヤに属する前記処理部による
    前記下位レイヤに属する利用可能な前記処理部の1つ又
    は複数の選択的利用を制御するよう構成されている請求
    項2から4のいずれか1つに記載の通信端末装置。
  6. 【請求項6】 前記所定のレイヤの上位レイヤに属する
    処理部と、 前記所定のレイヤの上位レイヤに属する前記処理部の動
    作を制御し、前記上位レイヤに属する動作制御部とを有
    し、 前記所定のレイヤに属する前記動作制御部が、前記上位
    レイヤに属する前記動作制御部に対して、前記利用可能
    情報を通知するよう構成されている請求項2から5のい
    ずれか1つに記載の通信端末装置。
  7. 【請求項7】 前記所定のレイヤに属する前記処理部
    が、供給された1つのデータを分配して、複数のデータ
    を出力するデータ分配手段を有し、 前記所定のレイヤに属する前記動作制御部の制御によっ
    て、前記データ分配手段が前記上位レイヤに属する前記
    処理部から供給される前記1つのデータを分割し、前記
    下位レイヤに属する前記複数の処理部に対して、前記分
    割後の複数のデータを選択的に供給するよう構成されて
    いる請求項6に記載の通信端末装置。
  8. 【請求項8】 前記所定のレイヤに属する動作制御部
    が、前記データ分配手段によって前記下位レイヤに属す
    る利用可能な処理部の1つ又は複数に対して供給される
    前記分割後の複数のデータの分配率の制御を行うよう構
    成されている請求項7に記載の通信端末装置。
  9. 【請求項9】 前記下位レイヤに属する前記複数の処理
    部のそれぞれの動作を制御し、前記下位レイヤに属する
    動作制御部を有し、 前記下位レイヤに属する前記動作制御部が、前記所定の
    レイヤに属する前記動作制御部に対して、前記下位レイ
    ヤに属する前記複数の処理部のそれぞれの利用が可能か
    否かを示す利用可能情報と、さらに利用可能な場合に
    は、前記下位レイヤに属する前記複数の処理部のそれぞ
    れを利用した通信で確保可能な帯域を示す帯域情報及び
    前記下位レイヤに属する前記複数の処理部のそれぞれを
    利用した通信で接続可能な接続先を示すルート情報とを
    通知するよう構成されている請求項1に記載の通信端末
    装置。
  10. 【請求項10】 前記所定のレイヤに属する前記動作制
    御部が、前記下位レイヤに属する前記動作制御部に対し
    て、前記利用可能情報に加えて、前記帯域情報及び/又
    は前記ルート情報の通知を要求する情報要求手段を有す
    る請求項9に記載の通信端末装置。
  11. 【請求項11】 前記所定のレイヤに属する前記動作制
    御部が、前記利用可能情報に加えて、前記帯域情報及び
    /又は前記ルート情報を格納するための情報格納手段を
    有する請求項9又は10に記載の通信端末装置。
  12. 【請求項12】 前記所定のレイヤに属する前記動作制
    御部が、前記下位レイヤに属する前記動作制御部から前
    記利用可能情報の通知を受けた場合、前記利用可能情報
    に加えて、前記帯域情報及び/又は前記ルート情報を参
    照して、前記所定のレイヤに属する前記処理部による前
    記下位レイヤに属する利用可能な前記処理部の1つ又は
    複数の選択的利用を制御するよう構成されている請求項
    9から11のいずれか1つに記載の通信端末装置。
  13. 【請求項13】 前記所定のレイヤの上位レイヤに属す
    る処理部と、 前記所定のレイヤの上位レイヤに属する前記処理部の動
    作を制御し、前記上位レイヤに属する動作制御部とを有
    し、 前記所定のレイヤに属する前記動作制御部が、前記上位
    レイヤに属する前記動作制御部に対して、前記利用可能
    情報に加えて、前記帯域情報及び/又は前記ルート情報
    を通知するよう構成されている請求項9から12のいず
    れか1つに記載の通信端末装置。
  14. 【請求項14】 前記所定のレイヤに属する前記処理部
    が、供給された1つのデータを分配して、複数のデータ
    を出力するデータ分配手段を有し、 前記所定のレイヤに属する前記動作制御部の制御によっ
    て、前記データ分配手段が前記上位レイヤに属する前記
    処理部から供給される前記1つのデータを分割し、前記
    下位レイヤに属する前記複数の処理部に対して、前記分
    割後の複数のデータを供給するよう構成されている請求
    項13に記載の通信端末装置。
  15. 【請求項15】 前記所定のレイヤに属する動作制御部
    が、前記帯域情報及び/又は前記ルート情報を参照し
    て、前記データ分配手段によって前記下位レイヤに属す
    る利用可能な処理部の1つ又は複数に対して供給される
    前記分割後の複数のデータの分配率の制御を行うよう構
    成されている請求項14に記載の通信端末装置。
  16. 【請求項16】 前記所定のレイヤに属する前記処理部
    が、供給された複数のデータを統合して、1つのデータ
    を出力するデータ統合手段を有し、 前記所定のレイヤに属する前記動作制御部の制御によっ
    て、前記データ統合手段が、前記下位レイヤに属する前
    記複数の処理部から供給される前記複数のデータを統合
    し、前記上位レイヤに属する前記処理部に対して、前記
    統合後の1つのデータを供給するよう構成されている請
    求項6から8、13から15のいずれか1つに記載の通
    信端末装置。
  17. 【請求項17】 前記所定のレイヤに属する前記動作制
    御部が、前記データ分配手段から出力される前記分割後
    の複数のデータのシーケンス、又は、前記データ統合手
    段で統合される前記下位レイヤからの複数のデータのシ
    ーケンスの制御を行うよう構成されている請求項16に
    記載の通信端末装置。
  18. 【請求項18】 前記所定のレイヤが、OSI参照モデ
    ルで定義されるレイヤ2のデータリンク層、レイヤ3の
    ネットワーク層、レイヤ4のトランスポート層、レイヤ
    5のセッション層、レイヤ6のプレゼンテーション層の
    いずれか1つ又は複数である請求項1から17のいずれ
    か1つに記載の通信端末装置。
  19. 【請求項19】 異なる処理機能によって階層的に分類
    されている複数のレイヤで構成されている通信端末装置
    における通信制御方法であって、 前記通信端末装置が通信を行う際、前記複数のレイヤの
    うちの所定のレイヤに属する動作制御部が、前記所定の
    レイヤの下位レイヤに属する複数の処理部を選択的に利
    用して前記通信を行うよう制御する通信制御方法。
  20. 【請求項20】 前記下位レイヤに属する動作制御部
    が、前記所定のレイヤに属する前記動作制御部に対し
    て、前記下位レイヤに属する前記複数の処理部のそれぞ
    れの利用が可能か否かを示す利用可能情報を通知するよ
    う制御する請求項19に記載の通信制御方法。
  21. 【請求項21】 前記所定のレイヤに属する前記動作制
    御部が、前記下位レイヤに属する前記動作制御部に対し
    て、前記利用可能情報の通知を要求するよう制御する請
    求項20に記載の通信制御方法。
  22. 【請求項22】 前記所定のレイヤに属する前記動作制
    御部が、所定の情報格納手段に、前記利用可能情報を格
    納する請求項20又は21に記載の通信制御方法。
  23. 【請求項23】 前記所定のレイヤに属する前記動作制
    御部が、前記下位レイヤに属する前記動作制御部から前
    記利用可能情報の通知を受けた場合、前記利用可能情報
    を参照して、前記所定のレイヤに属する処理部による前
    記下位レイヤに属する利用可能な前記処理部の1つ又は
    複数の選択的利用を制御する請求項20から22のいず
    れか1つに記載の通信制御方法。
  24. 【請求項24】 前記所定のレイヤに属する前記動作制
    御部が、前記所定のレイヤの上位レイヤに属する動作制
    御部に対して、前記利用可能情報を通知するよう制御す
    る請求項20から23のいずれか1つに記載の通信制御
    方法。
  25. 【請求項25】 前記所定のレイヤに属する前記処理部
    が、前記上位レイヤに属する処理部から供給される前記
    1つのデータを分割し、前記下位レイヤに属する前記複
    数の処理部に対して、前記分割後の複数のデータを選択
    的に供給するよう制御する請求項24に記載の通信制御
    方法。
  26. 【請求項26】 前記所定のレイヤに属する前記動作制
    御部が、前記所定のレイヤの前記処理部によって前記下
    位レイヤに属する利用可能な処理部の1つ又は複数に対
    して供給される前記分割後の複数のデータの分配率を制
    御する請求項25に記載の通信制御方法。
  27. 【請求項27】 前記下位レイヤに属する動作制御部
    が、前記所定のレイヤに属する前記動作制御部に対し
    て、前記下位レイヤに属する前記複数の処理部のそれぞ
    れの利用が可能か否かを示す利用可能情報と、さらに利
    用可能な場合には、前記下位レイヤに属する前記複数の
    処理部のそれぞれを利用した通信で確保可能な帯域を示
    す帯域情報、及び、前記下位レイヤに属する前記複数の
    処理部のそれぞれを利用した通信で接続可能な接続先を
    示すルート情報を通知するよう制御する請求項19に記
    載の通信制御方法。
  28. 【請求項28】 前記所定のレイヤに属する前記動作制
    御部が、前記下位レイヤに属する前記動作制御部に対し
    て、前記利用可能情報に加えて、前記帯域情報及び/又
    は前記ルート情報の通知を要求するよう制御する請求項
    27に記載の通信制御方法。
  29. 【請求項29】 前記所定のレイヤに属する前記動作制
    御部が、所定の情報格納手段に、前記利用可能情報に加
    えて、前記帯域情報及び/又は前記ルート情報を格納す
    る請求項27又は28に記載の通信制御方法。
  30. 【請求項30】 前記所定のレイヤに属する前記動作制
    御部が、前記下位レイヤに属する前記動作制御部から前
    記利用可能情報の通知を受けた場合、前記利用可能情報
    に加えて、前記帯域情報及び/又は前記ルート情報を参
    照して、前記所定のレイヤに属する処理部による前記下
    位レイヤに属する利用可能な前記処理部の1つ又は複数
    の選択的利用を制御する請求項27から29のいずれか
    1つに記載の通信制御方法。
  31. 【請求項31】 前記所定のレイヤに属する前記動作制
    御部が、前記所定のレイヤの上位レイヤに属する動作制
    御部に対して、前記利用可能情報に加えて、前記帯域情
    報及び/又は前記ルート情報を通知するよう制御する請
    求項27から30のいずれか1つに記載の通信制御方
    法。
  32. 【請求項32】 前記所定のレイヤに属する前記処理部
    が、前記上位レイヤに属する処理部から供給される前記
    1つのデータを分割し、前記下位レイヤに属する前記複
    数の処理部に対して、前記分割後の複数のデータを選択
    的に供給するよう制御する請求項31に記載の通信制御
    方法。
  33. 【請求項33】 前記所定のレイヤに属する動作制御部
    が、前記帯域情報及び/又は前記ルート情報を参照し
    て、前記所定のレイヤの前記処理部によって前記下位レ
    イヤに属する利用可能な処理部の1つ又は複数に対して
    供給される前記分割後の複数のデータの分配率を制御す
    る請求項32に記載の通信制御方法。
  34. 【請求項34】 前記所定のレイヤに属する前記処理部
    が、前記下位レイヤに属する前記複数の処理部から供給
    される前記複数のデータを統合し、前記上位レイヤに属
    する前記処理部に対して、前記統合後の1つのデータを
    供給するよう制御する請求項24から26、31から3
    3のいずれか1つに記載の通信制御方法。
  35. 【請求項35】 前記所定のレイヤに属する前記動作制
    御部が、前記所定のレイヤに属する処理部から出力され
    る前記分割後の複数のデータのシーケンス、又は、前記
    所定のレイヤに属する前記処理部で統合される前記下位
    レイヤからの複数のデータのシーケンスを制御する請求
    項34に記載の通信制御方法。
  36. 【請求項36】 前記所定のレイヤが、OSI参照モデ
    ルで定義されるレイヤ2のデータリンク層、レイヤ3の
    ネットワーク層、レイヤ4のトランスポート層、レイヤ
    5のセッション層、レイヤ6のプレゼンテーション層の
    いずれか1つ又は複数である請求項19から35のいず
    れか1つに記載の通信制御方法。
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