JP2003310753A - 点滴筒照明装置及び使用方法 - Google Patents

点滴筒照明装置及び使用方法

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JP2003310753A
JP2003310753A JP2002115873A JP2002115873A JP2003310753A JP 2003310753 A JP2003310753 A JP 2003310753A JP 2002115873 A JP2002115873 A JP 2002115873A JP 2002115873 A JP2002115873 A JP 2002115873A JP 2003310753 A JP2003310753 A JP 2003310753A
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drip
tube
drip tube
infusion
led
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Hitoshi Abe
安陪等思
Hiroshi Inoue
浩 井上
Takashi Yamamoto
山本高史
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MEDICOS HIRATA KK
Original Assignee
MEDICOS HIRATA KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 手術室や、夜間の病室に於いて輸液バッグか
らの滴下状態は、近くまで近寄らなくては確認できなか
った。 【解決手段】 本体1に発光ダイオード(LED)を有
し、点滴筒の横にLED3を配置させることが出来る点
滴照明装置を用いることで点滴筒内の滴下状態が見やす
くなる。そして点滴筒に照明装置を取付ける事により点
滴筒と一体になり、点滴筒が動いても変わらないことと
なる。又、輸液バッグが複数ある場合、それらを区別す
る目的でLEDの色を変えることで、確認が容易にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、病院内において輸液バ
ッグで点滴する時に点滴筒を照明することで、点滴の状
態を容易に視認できるための点滴筒照明装置及びその使
用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】手術室ではX線透視画像や超音波診断画
像を見るため、室内を暗くしている。そのため照明を持
たない従来の方法では点滴筒内の点滴液の落下状態が見
にくく、近くまで行く必要があった。同様に、夜間にお
いて輸液バッグを用いて点滴している場合、患者の近く
まで行き、懐中電灯などで照らす必要があった。さら
に、2個以上の輸液バッグを使用する場合もあり、その
様な時には、滴下状態が見難いのみならず、どの輸液バ
ッグから滴下しているかも見分けが難しかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】病院内の手術室や、夜
間の病室に於いて暗い室内での滴下状態は、近くまで近
寄らなくては確認できなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】一般的に点滴筒内を照明
するには下から光を照らす方法が考えられる。しかし、
この方法は点滴筒の下から輸液チューブが出ておりこれ
が邪魔になる。ところで、本発明者は鋭意検討した結
果、点滴筒の下から照明しなくても点滴筒の横から照明
すれば滴下状態が確認できる事を見出した。点滴時に使
用する輸液チューブの点滴筒及び、又はチューブにLE
Dを有する本体を取り付け、そのLEDが点滴筒内を水
平方向から照らし出すことによって、点滴時における液
体の光の反射により点滴筒内の滴下状態が見やすくな
る。この照明装置は点滴筒及び、又はチューブに取付
け、点滴筒の横に設置することで点滴バッグの液体が光
源にかかりにくい位置となる。又、輸液バッグが複数あ
る場合、それらを区別する目的でLEDの色を変えるこ
とで、同色のLEDを使用する場合にくらべ、視認性が
向上する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明で使用する照明の光源はL
ED、電球、蛍光灯、有機発光体等が使用できる。この
中でLEDは発熱がなく寿命が長い上に低コストという
点で好ましい。LEDは通常に市販されているものを使
用できるが、高輝度タイプのもが好ましい。照明装置本
体はLEDを有し、この本体を点滴筒の横に配置させる
ことで点滴筒内の滴下状態が見やすくなる。点滴筒の縦
方向(長軸方向)に対しLEDの照明する角度としては
90°±45°の範囲、好ましくは90°±30°の範
囲、さらに好ましくは90°±15°の範囲である。ま
た、輸液バッグが複数ある場合、それらを区別する目的
でLEDの色を変えることで、確認が容易になる。指向
特性は角度が小さい方が、輝度が高くなるので好まし
い。角度は30°以下が好ましい。LEDの色は可視光
線であれば良く、市販されている赤、橙、黄、緑、青、
白等の色のLEDが使用できる。
【0006】光源を横に取り付けた点滴筒の反対側は光
源からの光がまぶしいので、光源が隠れるようにカバー
することが望ましい。本体に設置したLEDは、透明な
カバーで覆ってもよい。LEDのリード線と電源のリー
ド線の接合部をキャップ等の中に収納することで、輸液
の漏れが掛かった場合でも漏電や短絡することがなくな
る。
【0007】本発明で使用するLEDの電源は電池でも
一般家庭で使用するAC100V電源でも良い。電池は
長時間使用する場合は電池の寿命があるので、AC10
0V電源の方がよい。LEDに流れる電流、電圧は、一
般的に使用される方法が適用できる。例えば、AC10
0V電源を使用する場合、交流から直流に変換し、所定
の電圧にし、使用するLEDに所定の電流を流すように
抵抗等で調整する。
【0008】照明装置は点滴筒全体を照らしても良い
が、まぶし過ぎないようにするため、点滴筒内の一部分
を照らし出すほうが良い。また照明装置が点滴筒の液面
を隠す事を避けるため、点滴筒内の液面付近を避け、点
滴筒内液面の上部もしくは下部に設置するほうが良い。
点滴筒内液面の下部を照らし出すほうが良い。
【0009】光源と点滴筒の位置関係は、視認性に悪影
響を及ぼさなければ、光源部が点滴筒に接触していても
離れていても良い。
【0010】1個の本体には1つ以上の光源があっても
良いが、コスト面を考えれば1つが望ましい。
【0011】照明装置を取付ける場所は点滴筒・薬液バ
ッグ・点滴ポール・輸液ポンプ等でも良いが、照明する
個所に近いところ、即ち点滴筒に取付けるほうが光源と
照らし出す場所の位置関係が保たれるので好ましい。照
明装置本体を点滴筒へ取付ける事により、点滴筒が動い
ても照明の効果は同じであるので好ましい。また、薬液
バッグには形状の違うものがあるため、取り付け場所に
よっては長さや角度の調整機能が必要になったり、光源
と照らしたい部分との位置が離れてしまうことがある。
光源が照らしたい個所に近いところ、即ち点滴筒に取付
けるのが好ましい。その取付けは、1ヶ所の取り付けで
も、2ヶ所以上の取り付けでも良い。取り付けは緩やか
でもよいが点滴筒が動いた時に照明装置本体との位置関
係が変わらないようにするため、照明装置本体と点滴筒
をきっちりと固定するのが好ましい。取り付け位置は点
滴筒全体、点滴筒の上部のチューブが出ている場所、点
滴筒下部のチューブが出ている場所のいずれでも良い。
この点滴筒の取り付け場所には、チューブと点滴筒容器
をつなぐ機能を有する場所も含んでいる。
【0012】異なる大きさの点滴筒に対応するため、固
定器具には光源の位置を調整する機能があることが望ま
しい。この場合、光源を有する部分と取り付け部分は調
整アーム等を介して長さと照射角度を調整する構造にし
てもよい。
【0013】次に、本発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の点滴照明装置1を示し、輸液チ
ューブの取り付け部分2とLED3を先端に有する光源
部分4と光源の位置を調整する調整アーム5を示してい
る。調整アーム5は本体1と光源部分4を連結するとと
もに、光源の位置と角度を調整する機能を有している。
図2は調整アーム5の先端部を示し、LED3がキャッ
プ6に覆われている。図3は、点滴照明装置を点滴ポー
ル8に取り付け、3個の点滴バッグ9の点滴筒10を照
明している全体像である。LED3の色は、緑、赤、黄
である。図4は本体の取り付け位置が点滴筒10の上部
に取り付けられたものを示している。図5は点滴筒10
の下部のチューブが出ている部分に取り付けられている
図である。図6は点滴筒10の上端と下端の2ヶ所に取
り付けられている図である。
【0014】さらにこの点滴照明装置の他の使用方法と
して、輸液バッグ内の輸液の残量を確認することも挙げ
られる。即ち、点滴照明装置の光を輸液バッグ内の液面
を下から照らすことで輸液バッグ内の液面で光が反射
し、輸液の残量の確認がし易くなる。
【0015】
【発明の効果】本発明の照明装置を使用することで、暗
い手術室での点滴筒内の滴下状態の確認が容易になり、
手術中の医師や看護婦の負担が軽くなる。さらに、複数
の輸液バッグを使用する際、色違いのLEDを使用する
ことで、輸液バッグの見間違いを防止でき、薬剤の投与
の間違いがなくなり、薬剤投与の安全性が高まる。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】点滴筒をはさみ長さ調整アームを有する照明装
置である。
【図2】アームの先端部であり光源である。
【図3】輸液バッグの点滴筒を照明している使用図であ
る。
【図4】図1以外の照明装置の例である。
【図5】図1、図4以外の照明装置の例である。
【図6】図1、図4、図5以外の照明装置の例である。
【符号の説明】
1 本体(点滴照明装置) 2 点滴筒取り付け部 3 LED(光源) 4 光源部 5 調整アーム 6 キャップ 7 電源コード 8 点滴ポール 9 輸液バッグ 10 点滴筒 11 点滴チューブ 12 中継器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輸液チューブの点滴筒を照明する装置であ
    って、装置の照明が点滴筒に対して横(水平)方向に照
    らし出すことを特徴とする点滴照明装置。
  2. 【請求項2】輸液チューブの点滴筒及び/又は、ライン
    に照明装置が取り付けられている請求項1に記載の点滴
    照明装置
  3. 【請求項3】発光ダイオード(LED)を有することを
    特徴とする請求項1及び2に記載の点滴照明装置。
  4. 【請求項4】輸液チューブの複数使用時においては、光
    の色が異なる請求項1〜3に記載の点滴照明装置。
  5. 【請求項5】防水対策が施されている請求項1〜4に記
    載の点滴照明装置。
  6. 【請求項6】輸液チューブの点滴筒内を照明する装置で
    あって、点滴筒に対し横(水平)方向から点滴筒内を照
    らし、点滴筒内の滴下から生ずる液面の変化を照らし出
    すことにより生ずる反射により、点滴筒内の滴下状態を
    容易に確認するために使用する点滴照明装置であって、
    輸液チューブ複数使用時において光の色を異にすること
    により液体の区別が可能な点滴照明装置の使用方法。
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