JP2003310632A - 骨内部切除ハンドピースによる骨皮質温存および骨髄再生手術の為の骨肉部切除ハンドピース。 - Google Patents
骨内部切除ハンドピースによる骨皮質温存および骨髄再生手術の為の骨肉部切除ハンドピース。Info
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- JP2003310632A JP2003310632A JP2002119596A JP2002119596A JP2003310632A JP 2003310632 A JP2003310632 A JP 2003310632A JP 2002119596 A JP2002119596 A JP 2002119596A JP 2002119596 A JP2002119596 A JP 2002119596A JP 2003310632 A JP2003310632 A JP 2003310632A
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- cortex
- excising
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/16—Bone cutting, breaking or removal means other than saws, e.g. Osteoclasts; Drills or chisels for bones; Trepans
- A61B17/164—Bone cutting, breaking or removal means other than saws, e.g. Osteoclasts; Drills or chisels for bones; Trepans intramedullary
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61B17/16—Bone cutting, breaking or removal means other than saws, e.g. Osteoclasts; Drills or chisels for bones; Trepans
- A61B17/1613—Component parts
- A61B17/1622—Drill handpieces
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来は、骨の外側安定部(皮質部)を残し
て、内部の腫瘍や骨壊死などの病巣部分のみを切除する
ことが出来なかったものを可能にし、それを再生し、患
者の負担を軽くしてインプラントの装着を不要とするこ
とで、インプラントの拒絶反応及び、磨耗の心配のない
手術が行える。 【解決手段】 本ハンドピースの大、中、小を使用し、
他のハンドピースを駆動源にして冷却、洗浄用生理食塩
水の供給チューブをつないで、事前に開けておいた(骨
頭首下10mm)穴を利用してカムツールを開閉回転して
切除、再生を可能にする。
て、内部の腫瘍や骨壊死などの病巣部分のみを切除する
ことが出来なかったものを可能にし、それを再生し、患
者の負担を軽くしてインプラントの装着を不要とするこ
とで、インプラントの拒絶反応及び、磨耗の心配のない
手術が行える。 【解決手段】 本ハンドピースの大、中、小を使用し、
他のハンドピースを駆動源にして冷却、洗浄用生理食塩
水の供給チューブをつないで、事前に開けておいた(骨
頭首下10mm)穴を利用してカムツールを開閉回転して
切除、再生を可能にする。
Description
【0001】 ハンドピース本体及び、ハンドル、プッ
シュレバーを回転しないでハンドルを固定した状態でプ
ッシュレバーを移動させ、カムツールなる切刃を開閉し
ながらガイドシャフト(駆動)、プッシュロッド(駆
動)、切刃を回転させる。
シュレバーを回転しないでハンドルを固定した状態でプ
ッシュレバーを移動させ、カムツールなる切刃を開閉し
ながらガイドシャフト(駆動)、プッシュロッド(駆
動)、切刃を回転させる。
【0002】 ガイドシャフトとプッシュロッドはガイ
ドシャフトにスライド溝を軸方向に設けて、その中にプ
ッシュロッドにロックしたフックピンをスラントさせる
ことによって、ガイドシャフトの回転とプッシュロット
の移動を確保している。
ドシャフトにスライド溝を軸方向に設けて、その中にプ
ッシュロッドにロックしたフックピンをスラントさせる
ことによって、ガイドシャフトの回転とプッシュロット
の移動を確保している。
【0003】 ガイドシャフトそのものは、本体2箇所
のハウジング及び、ベアリングとガイドシャフトにロッ
クされたストッパーで回転と位置は保証されている。
のハウジング及び、ベアリングとガイドシャフトにロッ
クされたストッパーで回転と位置は保証されている。
【0004】 プッシュロッドの回転と移動は、プッシ
ュレバーと一体となったスライダー本体と4個のベアリ
ング及び、2個のストッパーの組合せによって保証され
ている。尚、スライダーの外側にはフッ素系樹脂ブッシ
ュをはめこんで、本体のシリンダー内をスムーズにシャ
トルさせている。また、プッシュレバーは本体に軸方向
に設けたスライド溝にはまり込んで移動と回転固定は保
証されている。
ュレバーと一体となったスライダー本体と4個のベアリ
ング及び、2個のストッパーの組合せによって保証され
ている。尚、スライダーの外側にはフッ素系樹脂ブッシ
ュをはめこんで、本体のシリンダー内をスムーズにシャ
トルさせている。また、プッシュレバーは本体に軸方向
に設けたスライド溝にはまり込んで移動と回転固定は保
証されている。
【0005】 直径10mmのガイド駆動シャフトの中に
切刃を収納しており、切刃の切削半径は、患者の大中小
に合せて、各々収納している。
切刃を収納しており、切刃の切削半径は、患者の大中小
に合せて、各々収納している。
【0006】 刃の先端から各々のサイズの数値で支点
を設定し、その支点を基準にカム溝を配して、その中を
押しピンが移動することよって、切刃が0〜120度の
間を開閉する。
を設定し、その支点を基準にカム溝を配して、その中を
押しピンが移動することよって、切刃が0〜120度の
間を開閉する。
【0007】 小径のガイドシャフトの中でカムによる
モーメントをより効率よく発揮させるために、ガイドシ
ャフトの中芯より1mm偏芯させている。
モーメントをより効率よく発揮させるために、ガイドシ
ャフトの中芯より1mm偏芯させている。
【0008】 生理食塩水を本体から入れてガイドシャ
フト(駆動)とプッシュロッドの隙間を通じて、先端の
切刃及び、ガイド穴に流れるようにしている。
フト(駆動)とプッシュロッドの隙間を通じて、先端の
切刃及び、ガイド穴に流れるようにしている。
【0009】 骨皮質の一部分からφ10mmのガイド穴
を骨内の病巣部近くまで開けて、本ハンドピースを回転
させないであたるまで挿入し、少し押当てたままでの感
覚で切刃を開閉しながら回転を始動させ、生理食塩水を
圧力に注意しながら流していく。尚、切削範囲に応じ
て、切刃の開き角度及び、ハンドピースの後退をコント
ロールし、途中で逆回転させて切刃の開きを閉じてガイ
ドシャフトに収納し、ハンドピースを完全に抜き去っ
て、洗浄と切除を繰り返す。切刃のサイズ違いのハンド
ピースと入れ替えながら、所定の範囲まで切除してい
く。
を骨内の病巣部近くまで開けて、本ハンドピースを回転
させないであたるまで挿入し、少し押当てたままでの感
覚で切刃を開閉しながら回転を始動させ、生理食塩水を
圧力に注意しながら流していく。尚、切削範囲に応じ
て、切刃の開き角度及び、ハンドピースの後退をコント
ロールし、途中で逆回転させて切刃の開きを閉じてガイ
ドシャフトに収納し、ハンドピースを完全に抜き去っ
て、洗浄と切除を繰り返す。切刃のサイズ違いのハンド
ピースと入れ替えながら、所定の範囲まで切除してい
く。
【0010】 切除後の空洞は、いままでどおりの再生
術を施し、患者の掘削骨の使用を可能にする。
術を施し、患者の掘削骨の使用を可能にする。
【0011】
【発明の属する記述分野】本装置は、骨外科手術に関す
る。
る。
【0012】
【従来の技術】従来の技術は、骨皮質を大きく開窓して
病巣を掘削するか病巣を皮質骨ごと切除して人工関節
(インプラント)を埋め込んだ関節手術である。
病巣を掘削するか病巣を皮質骨ごと切除して人工関節
(インプラント)を埋め込んだ関節手術である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】骨皮質を大きく開窓す
れば、骨強度が低下し、骨折の危険性や術後の安静期間
の延長など、患者の負担は大きい。また、インプラント
の埋め込み手術であれば、手術範囲は広く、時間が長く
かかり、患者の負担は大きい。インプラントの磨耗の発
生等、長期的には不利な点がある。
れば、骨強度が低下し、骨折の危険性や術後の安静期間
の延長など、患者の負担は大きい。また、インプラント
の埋め込み手術であれば、手術範囲は広く、時間が長く
かかり、患者の負担は大きい。インプラントの磨耗の発
生等、長期的には不利な点がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来の手術器
具であれば、骨内の病巣部のみを切除することが不可能
であったが、本ハンドピースを使うことによりそれを可
能にする。患者の骨を再生使用することで、大幅に手術
範囲の縮小、時間短縮ができる。又、インプラントを不
要とし、術後において拒絶反応、磨耗の心配をなくす。
具であれば、骨内の病巣部のみを切除することが不可能
であったが、本ハンドピースを使うことによりそれを可
能にする。患者の骨を再生使用することで、大幅に手術
範囲の縮小、時間短縮ができる。又、インプラントを不
要とし、術後において拒絶反応、磨耗の心配をなくす。
【0015】
【実施例】本発明のハンドピースは、図1に示されるよ
うに、大(19mm),中(17mm),小(15mm)
のカムツール(切刃)を内蔵した3種類のハンドピース
で構成する。
うに、大(19mm),中(17mm),小(15mm)
のカムツール(切刃)を内蔵した3種類のハンドピース
で構成する。
【0016】本発明のハンドピースは、図1に示される
ように、他のパワーハンドピースをワイヤー(駆動用)
ケーブルでつなぎ、シリッジポンプ(生理食塩水の供給
用)をチューブでつないで手術する。
ように、他のパワーハンドピースをワイヤー(駆動用)
ケーブルでつなぎ、シリッジポンプ(生理食塩水の供給
用)をチューブでつないで手術する。
【0017】
【発明の効果】本発明は、従来の手術では骨内部の病巣
を切除してインプラントを装着していたので、オペ範囲
は広く所要時間が長くかかっていたが、其々5分の1で
済み。経済面でも有利であり、インプラントの拒絶反応
及び、磨耗の心配がなく、患者の負担が軽くなる。
を切除してインプラントを装着していたので、オペ範囲
は広く所要時間が長くかかっていたが、其々5分の1で
済み。経済面でも有利であり、インプラントの拒絶反応
及び、磨耗の心配がなく、患者の負担が軽くなる。
【図1】本発明に係るハンドピース全体の断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の3次元組立図である。
【図3】本発明のカムツールとプッシュロッドの機能を
表した3次元カット図面である。
表した3次元カット図面である。
【図4】本発明のカムツールとプッシュロッドの機能を
表した3次元カット図面である。
表した3次元カット図面である。
【図5】本発明の本体及び、ガイドシャフトとプッシュ
ロッドの機能と生理食塩水の経路を表した3次元カット
図面である。
ロッドの機能と生理食塩水の経路を表した3次元カット
図面である。
【図6】本発明の本体及び、ガイドシャフトとプッシュ
ロッドの機能と生理食塩水の経路を表した3次元カット
図面である。
ロッドの機能と生理食塩水の経路を表した3次元カット
図面である。
【図7】本発明のプッシュロッドが回転駆動しながらプ
ッシュ移動する機能を表した3次元カットした図面であ
る。
ッシュ移動する機能を表した3次元カットした図面であ
る。
IN 冷却、洗浄液(生理食塩水)の入口
1 生理食塩水の流れ
2 生理食塩水の流れ(OUT)
3 生理食塩水の流れ
4 生理食塩水の流れ
5 生理食塩水の流れ(OUT)
Claims (5)
- 【請求項1】 骨の外側安定部分(皮質)を残して、内
部の腫瘍や壊死骨部分のみを削り取るハンドピース。治
療対象としては、大腿骨頭絵支障、多発性骨壊死症、骨
良性腫瘍、悪性腫瘍の骨転移、骨阻鬆症による脆弱な骨
の骨折や偽関節である。 - 【請求項2】 他の駆動用ハンドピースとケーブルを用
いて、シャフトを回転させながらプッシュロッド及び、
レバーを押すことによって先端のカムツールを開かせ
て、内部を球状ロート状に削り取る。 - 【請求項3】 術中、骨内部の洗浄と冷却を行う装置。
- 【請求項4】 骨皮質に小さいガイド穴を開けて内部を
大胆に削る。 - 【請求項5】 骨外側安定部(骨皮質)を残して、内部
の腫瘍や壊死した部分を削り取って再生有効利用するこ
とによる人工関節を使用しない手術方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002119596A JP2003310632A (ja) | 2002-04-22 | 2002-04-22 | 骨内部切除ハンドピースによる骨皮質温存および骨髄再生手術の為の骨肉部切除ハンドピース。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002119596A JP2003310632A (ja) | 2002-04-22 | 2002-04-22 | 骨内部切除ハンドピースによる骨皮質温存および骨髄再生手術の為の骨肉部切除ハンドピース。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003310632A true JP2003310632A (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=29536111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002119596A Pending JP2003310632A (ja) | 2002-04-22 | 2002-04-22 | 骨内部切除ハンドピースによる骨皮質温存および骨髄再生手術の為の骨肉部切除ハンドピース。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003310632A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016530958A (ja) * | 2013-08-19 | 2016-10-06 | スミス アンド ネフュー インコーポレーテッド | 直接可視化の下での骨除去 |
-
2002
- 2002-04-22 JP JP2002119596A patent/JP2003310632A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016530958A (ja) * | 2013-08-19 | 2016-10-06 | スミス アンド ネフュー インコーポレーテッド | 直接可視化の下での骨除去 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040722 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070828 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080129 |