JP2003310469A - 浴 室 - Google Patents
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- JP2003310469A JP2003310469A JP2002123359A JP2002123359A JP2003310469A JP 2003310469 A JP2003310469 A JP 2003310469A JP 2002123359 A JP2002123359 A JP 2002123359A JP 2002123359 A JP2002123359 A JP 2002123359A JP 2003310469 A JP2003310469 A JP 2003310469A
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- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 揺らいでいる湯面からの反射光を天井壁や側
壁に映し出すことに加えて、星が輝くように自然に点滅
する光を出せるようにした浴室を提供すること。 【解決手段】 浴室10の天井壁18に浴槽20の湯面
を照射するための照明装置30a,30bを取り付ける
とともに、浴槽20の湯面で反射する照明装置30a,
30bからの光が届く天井壁18および側壁17b等の
所定箇所に複数の薄肉フィルムの小片からなる反射ラベ
ル30を不規則な配置で取り付けた。また、他の例とし
て反射ラベル30に代えて粒状体を使用した。さらに、
照明装置30a,30bによる発光を青色にした。
壁に映し出すことに加えて、星が輝くように自然に点滅
する光を出せるようにした浴室を提供すること。 【解決手段】 浴室10の天井壁18に浴槽20の湯面
を照射するための照明装置30a,30bを取り付ける
とともに、浴槽20の湯面で反射する照明装置30a,
30bからの光が届く天井壁18および側壁17b等の
所定箇所に複数の薄肉フィルムの小片からなる反射ラベ
ル30を不規則な配置で取り付けた。また、他の例とし
て反射ラベル30に代えて粒状体を使用した。さらに、
照明装置30a,30bによる発光を青色にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁面に光模様を映
し出すための照明装置を備えた浴室に関する。
し出すための照明装置を備えた浴室に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、浴室は、単に体を洗うだけで
なく、疲労回復や精神的なリフレッシュの場としても利
用されている。このため、照明装置を用いて天井壁や側
壁に光による模様を浮かび上がらせるようにした浴室も
開発されてきている。この浴室は、浴槽の湯面を照射す
るようにして天井壁等に照明装置を設け、揺らいでいる
湯面から反射される照明装置の照射光を天井壁や側壁に
映し出すようになっている。
なく、疲労回復や精神的なリフレッシュの場としても利
用されている。このため、照明装置を用いて天井壁や側
壁に光による模様を浮かび上がらせるようにした浴室も
開発されてきている。この浴室は、浴槽の湯面を照射す
るようにして天井壁等に照明装置を設け、揺らいでいる
湯面から反射される照明装置の照射光を天井壁や側壁に
映し出すようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
浴室では、揺らいでいる湯面からの反射光を天井壁や側
壁に照射することにより幻想的な演出効果は得られる
が、これで十分とは言えずさらに改良が望まれていた。
浴室では、揺らいでいる湯面からの反射光を天井壁や側
壁に照射することにより幻想的な演出効果は得られる
が、これで十分とは言えずさらに改良が望まれていた。
【0004】
【発明の概要】本発明は、上記問題に対処するためにな
されたもので、その目的は、揺らいでいる湯面からの反
射光を天井壁や側壁に映し出すことに加えて、あたかも
星が輝いているような自然な演出効果をも得ることがで
きるようにした浴室を提供することである。
されたもので、その目的は、揺らいでいる湯面からの反
射光を天井壁や側壁に映し出すことに加えて、あたかも
星が輝いているような自然な演出効果をも得ることがで
きるようにした浴室を提供することである。
【0005】上記の目的を達成するため、本発明にかか
る浴室の特徴は、天井壁と側壁を備え、湯を入れるため
の浴槽を床部に配置した浴室において、天井壁および側
壁のうちの少なくとも一方に浴槽の湯面を照射するため
の照明装置を取り付けるとともに、浴槽の湯面で反射す
る照明装置からの光が届く天井壁および側壁のうちの少
なくとも一方の所定箇所に複数の反射体を取り付けたこ
とにある。
る浴室の特徴は、天井壁と側壁を備え、湯を入れるため
の浴槽を床部に配置した浴室において、天井壁および側
壁のうちの少なくとも一方に浴槽の湯面を照射するため
の照明装置を取り付けるとともに、浴槽の湯面で反射す
る照明装置からの光が届く天井壁および側壁のうちの少
なくとも一方の所定箇所に複数の反射体を取り付けたこ
とにある。
【0006】前記のように構成した本発明の浴室によれ
ば、天井壁や側壁に映し出される揺らいだ湯面からの反
射光による模様と、反射体に反射し湯面の揺れに応じて
点滅する輝いた反射光とで興趣に富んだ光の模様がかも
し出されるようになる。なお、この場合の反射体を取り
付ける所定箇所は、天井壁および側壁の双方の部分とし
てもよいし、天井壁または側壁の一方の部分としてもよ
い。
ば、天井壁や側壁に映し出される揺らいだ湯面からの反
射光による模様と、反射体に反射し湯面の揺れに応じて
点滅する輝いた反射光とで興趣に富んだ光の模様がかも
し出されるようになる。なお、この場合の反射体を取り
付ける所定箇所は、天井壁および側壁の双方の部分とし
てもよいし、天井壁または側壁の一方の部分としてもよ
い。
【0007】また、本発明にかかる浴室の他の構成上の
特徴は、反射体を小片で構成したことにある。これによ
ると、反射体からの反射光が小さくきらりと光るように
なり星座のような模様を映し出すことができる。
特徴は、反射体を小片で構成したことにある。これによ
ると、反射体からの反射光が小さくきらりと光るように
なり星座のような模様を映し出すことができる。
【0008】また、本発明にかかる浴室のさらに他の構
成上の特徴は、反射体を薄肉のフィルムや凹凸を有する
粒状体で構成したことにある。薄肉のフィルムで構成し
た場合には、その形状は、円形、楕円形、多角形、星形
等の種々の形状にすることができる。これによると、反
射体の製造や天井壁や側壁への取り付けが簡単になり、
また補修処理等も簡単になる。なお、この場合のフィル
ムには、平面状のフィルムを加工して、三角錐、四角錐
やドーム形等に形成したものも含むものとする。
成上の特徴は、反射体を薄肉のフィルムや凹凸を有する
粒状体で構成したことにある。薄肉のフィルムで構成し
た場合には、その形状は、円形、楕円形、多角形、星形
等の種々の形状にすることができる。これによると、反
射体の製造や天井壁や側壁への取り付けが簡単になり、
また補修処理等も簡単になる。なお、この場合のフィル
ムには、平面状のフィルムを加工して、三角錐、四角錐
やドーム形等に形成したものも含むものとする。
【0009】また、凹凸を有する粒状体で反射体を構成
した場合には、反射体を複雑な凹凸形状にすることがで
きるため、反射体からの反射光がより変化に富んだもの
となる。この場合の凹凸を有する粒状体とは、ダイヤモ
ンドの形状、星の形状、球状等の種々の形状を含む。
した場合には、反射体を複雑な凹凸形状にすることがで
きるため、反射体からの反射光がより変化に富んだもの
となる。この場合の凹凸を有する粒状体とは、ダイヤモ
ンドの形状、星の形状、球状等の種々の形状を含む。
【0010】また、本発明にかかる浴室のさらに他の構
成上の特徴は、複数の反射体を不規則に配置したことに
よる。これによると、より自然な光の輝きを出せるよう
になる。
成上の特徴は、複数の反射体を不規則に配置したことに
よる。これによると、より自然な光の輝きを出せるよう
になる。
【0011】また、本発明にかかる浴室のさらに他の構
成上の特徴は、照明装置が発光する光を有色にしたこと
にある。これによると、浴室内全体を一層幻想的な雰囲
気にすることができ、その雰囲気の中で反射体から反射
される光がさらに興趣に富むものとなる。
成上の特徴は、照明装置が発光する光を有色にしたこと
にある。これによると、浴室内全体を一層幻想的な雰囲
気にすることができ、その雰囲気の中で反射体から反射
される光がさらに興趣に富むものとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明する。図1ないし図4は同実施形態に係る
浴室10を示している。この浴室10は、図2ないし図
4に示した箱状の外周部11内に収容されている。外周
部11は、コンクリートで形成された四角台状の基台1
2と、基台12の周縁部から上方に延びた四つの外側壁
13a,13b,13c,13dからなり箱形に形成さ
れている。また、外側壁13aにおける外側壁13d側
の部分には、出入り口を形成するための開口14が設け
られている。
を用いて説明する。図1ないし図4は同実施形態に係る
浴室10を示している。この浴室10は、図2ないし図
4に示した箱状の外周部11内に収容されている。外周
部11は、コンクリートで形成された四角台状の基台1
2と、基台12の周縁部から上方に延びた四つの外側壁
13a,13b,13c,13dからなり箱形に形成さ
れている。また、外側壁13aにおける外側壁13d側
の部分には、出入り口を形成するための開口14が設け
られている。
【0013】そして、浴室10は、基台12における平
面部12aの上面に複数の支持脚15を介して配置され
ている。支持脚15は、金属製のボルト15aとそのボ
ルト15aが螺合する金具15bを備えており、金具1
5bに対してボルト15aを回転させることにより高さ
調節が可能になっている。浴室10は、外壁部分が断熱
性を有するプラスチック材料で構成され四角箱状に形成
され、床部16、側壁17a,17b,17c,17d
(以下、前側壁17a、左側壁17b、後側壁17c、
右側壁17dと記す。)および天井壁18を備えてい
る。そして、前側壁17aにおける外側壁13aの開口
14に対応する部分には、開口19が設けられて、開口
14とで出入り口が形成されている。なお、この部分に
は開閉式のドアが取り付けられる。
面部12aの上面に複数の支持脚15を介して配置され
ている。支持脚15は、金属製のボルト15aとそのボ
ルト15aが螺合する金具15bを備えており、金具1
5bに対してボルト15aを回転させることにより高さ
調節が可能になっている。浴室10は、外壁部分が断熱
性を有するプラスチック材料で構成され四角箱状に形成
され、床部16、側壁17a,17b,17c,17d
(以下、前側壁17a、左側壁17b、後側壁17c、
右側壁17dと記す。)および天井壁18を備えてい
る。そして、前側壁17aにおける外側壁13aの開口
14に対応する部分には、開口19が設けられて、開口
14とで出入り口が形成されている。なお、この部分に
は開閉式のドアが取り付けられる。
【0014】床部16の左側部分(左側壁17b側部
分)には、平面視が略瓢箪形の浴槽20が前後方向に長
くなるように配置されている。浴槽20の底面は、前部
側の底面部20aと後部側の段部20bとで構成され、
底面部20aに対して段部20bが高くなっている。こ
の段部20bは、入浴者が、底面部20aに腰を下ろし
て足を伸ばした状態で置いたり、椅子のようにして腰掛
けたりする等、多目的で使用される。また、底面部20
aにおける前部側の両側上方の側面には、腕を置くため
の一対のアームレスト20cが形成されている。なお、
浴槽20の底面部20aには滑り止め用の凹凸(図示せ
ず)が形成されている。
分)には、平面視が略瓢箪形の浴槽20が前後方向に長
くなるように配置されている。浴槽20の底面は、前部
側の底面部20aと後部側の段部20bとで構成され、
底面部20aに対して段部20bが高くなっている。こ
の段部20bは、入浴者が、底面部20aに腰を下ろし
て足を伸ばした状態で置いたり、椅子のようにして腰掛
けたりする等、多目的で使用される。また、底面部20
aにおける前部側の両側上方の側面には、腕を置くため
の一対のアームレスト20cが形成されている。なお、
浴槽20の底面部20aには滑り止め用の凹凸(図示せ
ず)が形成されている。
【0015】また、左側壁17bにおける浴槽20の近
傍には、手摺21と操作パネル22が間隔を保って取り
付けられている。手摺21は、入浴者が浴槽20に出入
りする際に体を支えるために設けられ、操作パネル22
は、浴槽20に充填する湯の量や温度の調整や後述する
照明装置30a,30bを操作するために設けられてい
る。そして、浴槽20の周縁部上面における後方右側部
分に水栓23が設けられている。この水栓23は、湯や
水を浴槽20に入れるために設けられている。
傍には、手摺21と操作パネル22が間隔を保って取り
付けられている。手摺21は、入浴者が浴槽20に出入
りする際に体を支えるために設けられ、操作パネル22
は、浴槽20に充填する湯の量や温度の調整や後述する
照明装置30a,30bを操作するために設けられてい
る。そして、浴槽20の周縁部上面における後方右側部
分に水栓23が設けられている。この水栓23は、湯や
水を浴槽20に入れるために設けられている。
【0016】後側壁17cの右側部分には、浴槽20の
上端縁部と略等しい高さに設定された洗面器の載置部を
備えたカウンター24が設けられ、そのカウンター24
の上方に洗面用具や入浴用具を収容するための収容棚2
5と鏡26が横に並んで取り付けられている。そして、
収容棚25と鏡26の上方には、下方に位置するカウン
ター24の近傍を照明するための照明装置27が設けら
れている。これらの収容棚25、鏡26および照明装置
27は一体的に構成されてパネル状になっている。ま
た、カウンター24と鏡26の間には水栓40が設けら
れている。
上端縁部と略等しい高さに設定された洗面器の載置部を
備えたカウンター24が設けられ、そのカウンター24
の上方に洗面用具や入浴用具を収容するための収容棚2
5と鏡26が横に並んで取り付けられている。そして、
収容棚25と鏡26の上方には、下方に位置するカウン
ター24の近傍を照明するための照明装置27が設けら
れている。これらの収容棚25、鏡26および照明装置
27は一体的に構成されてパネル状になっている。ま
た、カウンター24と鏡26の間には水栓40が設けら
れている。
【0017】そして、このパネルにおける鏡26の左側
部分には、シャワー用の保持部材28が取り付けられ
て、この保持部材28にシャワー29が着脱自在に保持
されている。このシャワー29のホースの根元部分は水
栓23の水取出し口と通じており、切替弁を切り換える
ことにより水栓23とシャワー29の選択ができるよう
になっている。また、右側壁17dの中央部にも手摺3
4が取り付けられている。
部分には、シャワー用の保持部材28が取り付けられ
て、この保持部材28にシャワー29が着脱自在に保持
されている。このシャワー29のホースの根元部分は水
栓23の水取出し口と通じており、切替弁を切り換える
ことにより水栓23とシャワー29の選択ができるよう
になっている。また、右側壁17dの中央部にも手摺3
4が取り付けられている。
【0018】天井壁18は、前方から後方に向って中央
部が高くなるように湾曲した略ドーム形に形成されてお
り、その浴槽20の前部側と後部側に対応する部分にそ
れぞれスポットライトからなる照明装置30a,30b
が斜め下方に向けて設けられている。すなわち、前方に
設けられた照明装置30aは、浴槽20の後部側を照射
するように配置され、後方に設けられた照明装置30b
は、浴槽20の前部側を照射するように配置されてい
る。
部が高くなるように湾曲した略ドーム形に形成されてお
り、その浴槽20の前部側と後部側に対応する部分にそ
れぞれスポットライトからなる照明装置30a,30b
が斜め下方に向けて設けられている。すなわち、前方に
設けられた照明装置30aは、浴槽20の後部側を照射
するように配置され、後方に設けられた照明装置30b
は、浴槽20の前部側を照射するように配置されてい
る。
【0019】照明装置30a,30bは、青色光を照射
するハロゲンランプからなり、操作パネル22を操作す
ることにより、双方の照明装置30a,30bを点灯さ
せたり、どちらか一方のみを点灯させたりする照明の切
替や、明るい照射光を出したり暗い照射光を出したりす
る調光を行える。したがって、入浴の際に、照明装置3
0a,30bを点灯して浴槽20の湯面を照射すると、
その照射光はゆっくりと揺らいでいる湯面に反射して、
湯面の波立ちを光のゆらめきとして天井壁18、前側壁
17a、左側壁17bおよび後側壁17cの所定部分に
映し出す。
するハロゲンランプからなり、操作パネル22を操作す
ることにより、双方の照明装置30a,30bを点灯さ
せたり、どちらか一方のみを点灯させたりする照明の切
替や、明るい照射光を出したり暗い照射光を出したりす
る調光を行える。したがって、入浴の際に、照明装置3
0a,30bを点灯して浴槽20の湯面を照射すると、
その照射光はゆっくりと揺らいでいる湯面に反射して、
湯面の波立ちを光のゆらめきとして天井壁18、前側壁
17a、左側壁17bおよび後側壁17cの所定部分に
映し出す。
【0020】また、湯面から反射する照明装置30a,
30bの光が届く所定部分、すなわち天井壁18におけ
る左側部分、前側壁17aと後側壁17cにおける左上
部側部分および左側壁17bにおける上部側部分には、
アルミ蒸着フィルムの小片からなる四角形の反射ラベル
31が複数個、不規則な配置で貼り付けられている。こ
の反射ラベル31は、湯面からの反射光が届くと点滅し
ながら星のように輝く。なお、アルミ蒸着フィルムは、
安価で、耐食性に優れ、浴室10のような高湿度の雰囲
気に適しているため、この反射ラベル31に使用してい
る。
30bの光が届く所定部分、すなわち天井壁18におけ
る左側部分、前側壁17aと後側壁17cにおける左上
部側部分および左側壁17bにおける上部側部分には、
アルミ蒸着フィルムの小片からなる四角形の反射ラベル
31が複数個、不規則な配置で貼り付けられている。こ
の反射ラベル31は、湯面からの反射光が届くと点滅し
ながら星のように輝く。なお、アルミ蒸着フィルムは、
安価で、耐食性に優れ、浴室10のような高湿度の雰囲
気に適しているため、この反射ラベル31に使用してい
る。
【0021】また、左側壁17bと右側壁17dの上部
側部分(右側壁17dの上部側部分は図示せず。)には
スピーカー32が取り付けられており、浴槽20の前面
に設けられたスイッチ33を操作することにより音楽が
流れるようになっている。これによってくつろいだ気分
で入浴ができる。
側部分(右側壁17dの上部側部分は図示せず。)には
スピーカー32が取り付けられており、浴槽20の前面
に設けられたスイッチ33を操作することにより音楽が
流れるようになっている。これによってくつろいだ気分
で入浴ができる。
【0022】この構成において、入浴者が浴室10内で
体を洗う際には、床部16におけるカウンター24の手
前に椅子(図示せず)を置いて腰掛け、水栓40やシャ
ワー29からの湯を使って体を洗う。この場合、照明装
置27を点灯してカウンター24の周囲を明るくすると
ともに、適宜収容棚25に収容した石鹸やシャンプー等
の入浴用具や洗面用具を使用し、ひげを剃る際には、鏡
26を見ながらひげ剃りを行う。
体を洗う際には、床部16におけるカウンター24の手
前に椅子(図示せず)を置いて腰掛け、水栓40やシャ
ワー29からの湯を使って体を洗う。この場合、照明装
置27を点灯してカウンター24の周囲を明るくすると
ともに、適宜収容棚25に収容した石鹸やシャンプー等
の入浴用具や洗面用具を使用し、ひげを剃る際には、鏡
26を見ながらひげ剃りを行う。
【0023】そして、浴槽20内に入るときには、照明
装置27を消灯するとともに、操作パネル22を操作し
て、照明装置30a,30bを点灯する。これによっ
て、天井壁18、前側壁17a、左側壁17bおよび後
側壁17cの所定部分に、湯面から反射する照明装置3
0a,30bの光が映し出されるとともに、反射ラベル
31が点滅しながら星のように輝く。天井壁18に映し
出された光の模様aと反射ラベル31の反射光bを図5
に示している。
装置27を消灯するとともに、操作パネル22を操作し
て、照明装置30a,30bを点灯する。これによっ
て、天井壁18、前側壁17a、左側壁17bおよび後
側壁17cの所定部分に、湯面から反射する照明装置3
0a,30bの光が映し出されるとともに、反射ラベル
31が点滅しながら星のように輝く。天井壁18に映し
出された光の模様aと反射ラベル31の反射光bを図5
に示している。
【0024】この場合、入浴者が、浴槽20の前部側に
後方を向いて入っている場合には、照明装置30bは消
灯して照明装置30aだけを点灯させてもよい。これに
よると、光による模様は、入浴者の視線方向である天井
壁18および後側壁17cを中心として映し出される。
また、入浴者が、浴槽20の段部20bに前方を向いて
座っている場合には、照明装置30aを消灯して照明装
置30bだけを点灯させてもよいし、常に、双方の照明
装置30a,30bを点灯させてもよい。
後方を向いて入っている場合には、照明装置30bは消
灯して照明装置30aだけを点灯させてもよい。これに
よると、光による模様は、入浴者の視線方向である天井
壁18および後側壁17cを中心として映し出される。
また、入浴者が、浴槽20の段部20bに前方を向いて
座っている場合には、照明装置30aを消灯して照明装
置30bだけを点灯させてもよいし、常に、双方の照明
装置30a,30bを点灯させてもよい。
【0025】照明装置30a,30bの光の明暗も、適
宜操作パネル22を操作することにより、その時の気分
に応じて明るくしたり、暗くしたりする。これによって
夜空の星座を見るような気分でゆったりとした入浴がで
きる。また、スイッチ33を操作して、スピーカー32
から好みの音楽を流すことによりさらに快適な気分での
入浴が可能になる。このように本発明にかかる浴室10
によれば、従来の浴室にはなかったプラネタリウムのよ
うな星空を眺めるような感覚で入浴ができるようにな
る。
宜操作パネル22を操作することにより、その時の気分
に応じて明るくしたり、暗くしたりする。これによって
夜空の星座を見るような気分でゆったりとした入浴がで
きる。また、スイッチ33を操作して、スピーカー32
から好みの音楽を流すことによりさらに快適な気分での
入浴が可能になる。このように本発明にかかる浴室10
によれば、従来の浴室にはなかったプラネタリウムのよ
うな星空を眺めるような感覚で入浴ができるようにな
る。
【0026】なお、前記実施形態では、反射体としてア
ルミ蒸着フィルムからなる四角形の反射ラベル31を用
いているが、本発明の反射体はこれに限るものでなく、
適宜変更実施が可能である。例えば、反射ラベル31の
形状は、円形、楕円形、三角形、五角以上の多角形、星
形等、種々の形状にすることができ、その大きさは、粉
状に近いような微細なものから大きなものまで変更が可
能である。ただし、星がきらめくような小さな光を出せ
る大きさが最も好ましい。
ルミ蒸着フィルムからなる四角形の反射ラベル31を用
いているが、本発明の反射体はこれに限るものでなく、
適宜変更実施が可能である。例えば、反射ラベル31の
形状は、円形、楕円形、三角形、五角以上の多角形、星
形等、種々の形状にすることができ、その大きさは、粉
状に近いような微細なものから大きなものまで変更が可
能である。ただし、星がきらめくような小さな光を出せ
る大きさが最も好ましい。
【0027】また、反射ラベル31は、フィルムを加工
して、四角錐、三角錐、円錐等の凸部または凹部が表面
側になるように形成してもよい。また、フィルムでな
く、粒状の立体物で反射体を構成してもよい。この場合
の粒状体の形状も種々の形状にすることができ、ダイヤ
モンド形、輝く星の形、球形、種々の形状のものを混合
したもの等、にすることができる。さらに、反射ラベル
31や粒状体からなる複数の反射体の配置は、不規則に
して自然な感じを表すことが好ましいが、規則正しく配
列してもよい。また、星座の形を縁取るように配置して
もよいし、他の任意の模様を表現するように配置しても
よい。
して、四角錐、三角錐、円錐等の凸部または凹部が表面
側になるように形成してもよい。また、フィルムでな
く、粒状の立体物で反射体を構成してもよい。この場合
の粒状体の形状も種々の形状にすることができ、ダイヤ
モンド形、輝く星の形、球形、種々の形状のものを混合
したもの等、にすることができる。さらに、反射ラベル
31や粒状体からなる複数の反射体の配置は、不規則に
して自然な感じを表すことが好ましいが、規則正しく配
列してもよい。また、星座の形を縁取るように配置して
もよいし、他の任意の模様を表現するように配置しても
よい。
【0028】また、反射体は、直接天井壁18等に貼っ
たり、埋め込んだりして取り付けてもよいし、反射体を
散りばめた大きなシートを製造し、これを天井壁18等
に貼り付けてもよい。反射体を散りばめた大きなシート
を用いる場合は、施工が極めて簡単になる。さらに、反
射体は有色のもので構成することもできるし、その材料
もガラス、プラスチック、石等、光を反射するもので、
浴室のような湿度の高い場所でも変色や変形しないもの
であれば使用が可能である。
たり、埋め込んだりして取り付けてもよいし、反射体を
散りばめた大きなシートを製造し、これを天井壁18等
に貼り付けてもよい。反射体を散りばめた大きなシート
を用いる場合は、施工が極めて簡単になる。さらに、反
射体は有色のもので構成することもできるし、その材料
もガラス、プラスチック、石等、光を反射するもので、
浴室のような湿度の高い場所でも変色や変形しないもの
であれば使用が可能である。
【0029】また、前記実施形態では、反射ラベル31
を、天井壁18、前側壁17a、左側壁17bおよび後
側壁17cに設けているが、反射ラベル31等の反射体
は、天井壁18だけに設けてもよいし、前側壁17a、
左側壁17bおよび後側壁17cだけに設けてもよい。
また、反射体は、前記実施形態よりも増やして、右側壁
17dにも設けるようにしてもよい。さらに、この反射
体は、天井壁18には多数設け、その他の部分にはまば
らに設ける等、場所によって取り付ける密度を変更する
こともできる。
を、天井壁18、前側壁17a、左側壁17bおよび後
側壁17cに設けているが、反射ラベル31等の反射体
は、天井壁18だけに設けてもよいし、前側壁17a、
左側壁17bおよび後側壁17cだけに設けてもよい。
また、反射体は、前記実施形態よりも増やして、右側壁
17dにも設けるようにしてもよい。さらに、この反射
体は、天井壁18には多数設け、その他の部分にはまば
らに設ける等、場所によって取り付ける密度を変更する
こともできる。
【0030】また、照明装置30a,30bは、前記実
施形態ではハロゲンランプとしているが、これもハロゲ
ンランプに限らず、蛍光ランプや特殊ランプを使用する
ことができる。また、照明装置30a,30bが発光す
る光の色も青色に限らず他の、緑、紫等、任意の色にす
ることができる。ただし、夜空を演出するために、暗い
色調の色を用いることが好ましい。また、この照明装置
30a,30bの取付け位置は、天井壁18に限らず、
前側壁17a等の側壁の所定部分にすることもできる。
施形態ではハロゲンランプとしているが、これもハロゲ
ンランプに限らず、蛍光ランプや特殊ランプを使用する
ことができる。また、照明装置30a,30bが発光す
る光の色も青色に限らず他の、緑、紫等、任意の色にす
ることができる。ただし、夜空を演出するために、暗い
色調の色を用いることが好ましい。また、この照明装置
30a,30bの取付け位置は、天井壁18に限らず、
前側壁17a等の側壁の所定部分にすることもできる。
【0031】さらに、浴室10における左側壁17bや
後側壁17cの所定箇所に窓を設けることもできる。こ
の場合、外側壁13bや外側壁13cの対応する部分に
も窓用の開口を設けておく。これによって、外の景色等
も楽しむことができる。なお、本発明による浴室10
は、前述した変形例以外についても技術的範囲内で適宜
変更実施が可能である。
後側壁17cの所定箇所に窓を設けることもできる。こ
の場合、外側壁13bや外側壁13cの対応する部分に
も窓用の開口を設けておく。これによって、外の景色等
も楽しむことができる。なお、本発明による浴室10
は、前述した変形例以外についても技術的範囲内で適宜
変更実施が可能である。
【図1】 本発明の一実施形態による浴室の内部を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】 外周部に収容した浴室の内部を示す平面図で
ある。
ある。
【図3】 外周部に収容した浴室の内部を示す正面図で
ある。
ある。
【図4】 外周部に収容した浴室の内部を示す側面図で
ある。
ある。
【図5】 天井壁に映し出された光模様と反射体の反射
光を示す図である。
光を示す図である。
10…浴室、16…床部、17a…前側壁、17b…左
側壁、17c…後側壁、17d…右側壁、18…天井
壁、20…浴槽、30a,30b…照明装置、31…反
射ラベル。
側壁、17c…後側壁、17d…右側壁、18…天井
壁、20…浴槽、30a,30b…照明装置、31…反
射ラベル。
Claims (5)
- 【請求項1】天井壁と側壁を備え、湯を入れるための浴
槽を配置した浴室において、前記天井壁および前記側壁
のうちの少なくとも一方に前記浴槽の湯面を照射するた
めの照明装置を取り付けるとともに、前記浴槽の湯面で
反射する前記照明装置からの光が届く前記天井壁および
前記側壁のうちの少なくとも一方の所定箇所に複数の反
射体を取り付けたことを特徴とする浴室。 - 【請求項2】前記反射体を小片で構成した請求項1に記
載の浴室。 - 【請求項3】前記反射体を薄肉のフィルムまたは凹凸を
有する粒状体で構成した請求項1または2に記載の浴
室。 - 【請求項4】前記複数の反射体を不規則に配置した請求
項1ないし3のいずれか一つに記載の浴室。 - 【請求項5】前記照明装置による発光を有色にした請求
項1ないし4のいずれか一つに記載の浴室。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002123359A JP2003310469A (ja) | 2002-04-25 | 2002-04-25 | 浴 室 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002123359A JP2003310469A (ja) | 2002-04-25 | 2002-04-25 | 浴 室 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003310469A true JP2003310469A (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=29538671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002123359A Pending JP2003310469A (ja) | 2002-04-25 | 2002-04-25 | 浴 室 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003310469A (ja) |
-
2002
- 2002-04-25 JP JP2002123359A patent/JP2003310469A/ja active Pending
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