JP2003309847A - 画像伝送方法および画像伝送装置 - Google Patents

画像伝送方法および画像伝送装置

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JP2003309847A JP2002344385A JP2002344385A JP2003309847A JP 2003309847 A JP2003309847 A JP 2003309847A JP 2002344385 A JP2002344385 A JP 2002344385A JP 2002344385 A JP2002344385 A JP 2002344385A JP 2003309847 A JP2003309847 A JP 2003309847A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】異なる伝送速度のネットワークが混在する画像
伝送ネットワークにおいて、低速なネットワークの伝送
速度に合わせたビットレートで画像を伝送すると、伝送
速度の早いネットワークに接続された画像受信部では、
低ビットレートの低品位な画像しか得られず、また、伝
送速度の早いネットワークの伝送レートで画像を伝送す
ると、伝送速度が低いネットワークに接続された画像受
信部では、全く画像が再生できない。 【解決手段】動画像符号化技術によって符号化された画
像データを伝送路を介して伝送する画像伝送方法におい
て、上記動画像符号化技術によって画像伝送部で少なく
ともIピクチャデータとPピクチャデータを作成し、上記
伝送路からの要求に応じて上記Iピクチャデータと所定
のPピクチャデータを伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像伝送方法およ
び伝送装置に関し、特に、動画像を圧縮してネットワー
クに動画像を伝送する動画像伝送方法および伝送装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】遠隔画像監視システムあるいは画像配信
システムでは、公衆回線やインターネットに代表される
ように、IP(Internet Protocol)ネットワークを伝
導路とした動画像伝送装置のニーズが急速に拡大してい
る。例えば、従来、MPEG-4(Moving Picture Experts G
roup Phase 4)における画像のストリームデータ(圧縮
データで構成されている。)の配信では、画像伝送部に
おいて、送るべき画像データをMPEG-4により、符号化変
換を行い、符号化変換された画像データをストリームデ
ータとして画像伝送部の記憶部に一旦格納される。この
画像データとしては、静止画、動画、CG( Computer Gr
aphics)、アニメーション等の画像であり、また、音
声、オーディオ、合成音楽等も含まれる。これらの画像
データは、ネットワークからの要求により、記憶部から
配信される。
【0003】このような画像データ、特に、動画像を配
信するためには、デジタル化して伝送する必要がある
が、デジタル化した場合、その情報量は膨大となるた
め、その情報の伝送容量を減少させるために動画像の圧
縮技術が必要になる。ここで、従来から良く知られてい
る動画像の圧縮方式としてMPEG−2あるいはMPE
G−4等の圧縮の世界標準方式が使用される。
【0004】図12は、一般的なネットワーク型動画像
配信システムの一例であって、例えば、動画像監視シス
テムの概略構成を示すブロック図である。図12におい
て、例えば、一つの監視カメラ120の動画像を3箇所
の離れた場所の映像モニタ124−1、124−2およ
び124−3で監視する場合が示されている。なお、特
に、区別する必要がないときは、映像モニタ124と総
称する。また、よく使用されるネットワークとして、例
えば、LAN(Local Area Network)122−1、ADS
L(Asymmetric, Digital Subscriber Line)122−
2およびW-CDMA(Wide-Code Division Multiple A
ccess)のような第3世代携帯電話網122−3が示さ
れている。なお、これについても区別する必要がないと
きは、ネットワーク122と総称する。これらのネット
ワーク122は、異なる伝送速度の伝送路で構成されて
いる。例えば、LAN122−1は、伝送速度が約6M
bps程度の比較的高速なネットワークであり、ADS
L122−2は、512kbpsそして第3世代携帯電
話網122−3は、384kbpsの低速なネットワー
クである。
【0005】而して、カメラ120で撮影された監視画
像は、エンコーダのような画像伝送部121で符号化さ
れ、ネットワーク122を介してそれぞれデコーダのよ
うな画像受信部123−1、123−2および123−
3に配信され、ここで復号され、画像モニタ124−
1、124−2および124−3にそれぞれ監視画像と
して表示される。
【0006】動画像を圧縮する画像伝送部121は、画
像伝送部内部の一つの圧縮処理部125により所定のビ
ットレート(圧縮率)で圧縮され、ここから生成される
画像圧縮データ(ストリーム)を画像受信部123−
1、123−2および123−3に伝送し、各画像受信
部は、上記ストリームを元の画像データに伸張してモニ
タに出力する。図12においては、画像伝送部121か
らはストリームがネットワーク122−1、122−
2、122−3に順次シリーズに伝送されている。この
ような伝送方式をマルチキャスト構成と呼ばれている。
【0007】このシステムの動作は、例えば、画像受信
部123−1からネットワーク122−1を経由し、画
像送信部121にストリームデータを要求する。画像送
信部121は、ストリームデータの要求があった画像受
信部123−1にストリームデータを配信する。
【0008】画像受信部123−1は、ストリームデー
タを受信し、圧縮されているストリームデータを伸張
し、モニタ124−1に表示すると共に、必要により記
録部(図示せず)に記録される。次に、画像受信部12
3−1は、続いて、ネットワーク122−1を経由し、
画像送信部121に次のストリームデータを要求する。
【0009】画像送信部は、ストリームデータ要求があ
った画像受信部123−1に次のストリームデータを伝
送する。画像受信部123−1は、次のストリームデー
タを受信し、前述と同様に、圧縮されているストリーム
データを伸張し、モニタ124−1に表示すると共に、
必要により記録部に記録する。
【0010】以降も同様であり、また、他の画像受信部
123−2および123−3においても連続してストリ
ームデータの送信要求と受信及び伸長を行なう。
【0011】而して、上述のマルチキャスト構成の場
合、画像伝送部121の内部の圧縮処理部125は、一
つであることから、画像受信部123−1、123−
2、123−3に伝送されるストリームは、全く同一の
ストリームであり、ストリームのビットレート(圧縮
率)も同一である。従って、当然のことながら画像伝送
部121から出力されるストリームデータのビットレー
トは、各画像受信部123までのネットワーク122の
中で、最も伝送速度の遅いネットワークに合わせない限
り、対象とする画像受信部123全てにおいて動画像を
伸張することが不可能である。
【0012】図12の場合、第3世代携帯電話網384
kbpsがネックとなるため、画像伝送部121から出
力されるストリームのビットレートは、384kbps
以下に制限される。しかし、これでは高速なネットワー
ク122−1に接続されている画像受信部123−1で
は、本来6Mbps程度の高ビットレートなストリーム
データを伸張し、高品位な画像を映像モニタ124−1
に出力可能であるにも関わらず、前記制限により384
kbps程度の低品位な画像しか得られないことにな
る。同様に、512Kbpsのネットワーク122−2
に接続されている画像受信装置123−2でも、結局3
84kbps程度の低品位な画像しか得られない。
【0013】また、高速なネットワーク122−1に合
わせて4Mbps程度のストリームを画像伝送装置12
1が出力するようにしてもADSLの512kbpsや
第3世代携帯電話網の384kbpsでは伝送できない
ため、画像受信部123−2や123−3にはストリー
ムデータが伝送されず、全く動画像が出力されないこと
になる。
【0014】ここで、MPEG方式の画像圧縮技術につ
いて説明する。MPEG−2やMPEG−4の画像圧縮
データ、即ち、ストリームデータは、Intra Picture
(以下、Iピクチャと称する)、Predictive Picture
(以下、Pピクチャと称する)およびBiderectionally
Predictive Picture(以下、Bピクチャと称する)の3
種類のデータから構成されて、ピクチャ毎に3つの異な
る符号化モードで圧縮されている。I ピクチャとは、ア
ナログ映像の1フレーム分全ての画像データをそのフレ
ーム内で符号化変換されたデータである。従って、画像
受信部123では、このI ピクチャを受信した場合、
1つの I ピクチャだけで画像を再生することができ
る。P ピクチャとは、前の画像データ(I ピクチャま
たはP ピクチャ)から一方向のフレーム間予測を行
い、差分のデータのみ符号化したものである。従って、
画像受信部123では、受信した P ピクチャだけでは
画像を再生することができず、元になる I ピクチャが
なければ画像を再生できない。更に、途中の P ピクチ
ャがなければ、誤った画像、例えば、プロック歪等が発
生した画像となる。Bピクチャとは、前の画像データと
次の画像データの2つの画像データから二方向のフレー
ム間予測を行い差分データのみ符号化したものである。
このBピクチャは、Pピクチャと同様にBピクチャだけ
では元の画像を再生できない。PピクチャおよびBピク
チャは、前後のピクチャとの時間軸方向の冗長度を削減
しているため、圧縮データ量を少なくできるが、それだ
けでは元の画像を再生できない。なお、一般的なMPE
G−2の各ピクチャの組合せの一例を次に示す。 (I)(B)(B)(P)(B)(B)(P)(B)
(B)(P)(B)(B)(P)(B)(B)(I)
(B)(B)(P)・・・・・ このようにIピクチャは、15ピクチャに1回存在し、
これが繰り返される構成が一般的である。
【0015】さて、このようなMPEG方式で異なる伝
送速度のネットワークに画像を伝送する画像伝送装置
(例えば、特許文献1参照。)が知られている。この画
像伝送装置は、伝送するピクチャ数を変えることなく、
符号化データのビットレートを変更する、即ち、符号化
データのビットレートと伝送路の所定の伝送レートとの
差に基づいて、前に伝送した符号化データに対する画面
をコピーしたコピー画面を生成し、本来伝送すべきデー
タに代えてコピー画面を伝送することにより、データ量
を減らし、所定の伝送レートにして伝送する装置であ
る。
【0016】この方法は、前に伝送した画面をコピーす
る方法である。従って、前の画面との差分は、“0”と
なり、コピーを表わすデータだけを送るため、データ量
は大幅に低減でき、所望の伝送レートにして伝送ができ
る特徴がある。しかし、送る画面がコピー画面であるた
め、動画像のような動きのある画面では、あまり忠実な
動画像を送ることはできない。
【0017】
【特許文献1】特開平10−336670号公報(第5
−6頁、図2−4)
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、異な
る伝送速度を持つネットワークが複数接続された画像伝
送システムでは、例えば、カメラで撮影された画像を、
異なる伝送速度を持つネットワークを介して配信を要求
された、例えば、モニタに配信しようとしても画像を圧
縮する画像伝送部(エンコーダ)は、最も低速なネット
ワークの伝送速度に合わせた低ビットレートのストリー
ムしか生成できず、この低ビットレートのストリームし
か画像受信部(デコーダ)に伝送できないため、高速な
ネットワークに接続された画像受信部においても低ビッ
トレートの低品位な画像しか得られないというという問
題があった。
【0019】また、高速なネットワークの伝送レートに
画像伝送部からのストリームのビットレートを合わせれ
ば、その高速ネットワークに接続された画像受信部では
高品位な画像が得られるが、それよりも伝送速度が低い
ネットワークに接続された画像受信部では、全く画像が
再生できないという問題がある。
【0020】更に、画像伝送部が、例えば、ストリーム
要求があった画像受信部に、最新のストリームデータを
送信する場合、伝送速度が遅く、画像伝送部の配信の間
隔に間に合わない画像受信部では、不連続なストリーム
伸張のため、再生画像にブロック歪が発生する問題があ
った。
【0021】本発明の目的は、伝送速度の異なる伝送路
に対してもストリームデータを配信することのできる画
像伝送方法および画像伝送装置を提供することである。
【0022】本発明の他の目的は、伝送速度が遅く、画
像伝送部の配信の間隔に間に合わない低速回線を使用し
た画像受信部であってもブロック歪の発生しない画像伝
送方法および画像伝送装置を提供することである。
【0023】本発明の更に他の目的は、伝送速度の異な
る伝送路に対しても動画像を最適に配信することのでき
る画像伝送方法および画像伝送装置を提供することであ
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の画像伝送方法
は、画像伝送部で動画像符号化技術によって少なくとも
IピクチャデータとPピクチャデータを作成し、伝送路か
らの要求に応じて上記Iピクチャデータと所定のPピクチ
ャデータを伝送することにより実現できる。
【0025】また、本発明の画像伝送方法において、上
記伝送路は、上記画像データの伝送速度の異なる伝送路
からなり、上記伝送路の伝送速度に応じて、上記Pピク
チャデータの数を変更して伝送する画像伝送方法であ
る。
【0026】また、本発明の画像伝送方法において、上
記動画像符号化技術として、MPEG−4またはMPE
G−2のいずれかにより上記画像データを符号化する画
像伝送方法である。
【0027】また、本発明の画像伝送方法において、次
のIピクチャデータの有無を判定し、次のIピクチャデー
タが有ると判定された場合、現在のIピクチャデータに
連続するPピクチャデータの伝送を停止し、次のIピクチ
ャデータから伝送する画像伝送方法である。
【0028】また、本発明の画像伝送方法において、上
記伝送路の伝送速度に応じて上記Pピクチャデータの数
を変更して伝送する場合、上記Iピクチャに連続するP
ピクチャの数を変更する画像伝送方法である。
【0029】更に、本発明の画像伝送装置は、映像信号
を符号化する画像伝送部と、上記画像伝送部で符号化さ
れた画像データを伝送する伝送路と、上記伝送路から伝
送された上記画像データを受信する画像受信部とを有
し、上記画像伝送部は、動画像符号化技術によって少な
くともIピクチャデータとPピクチャデータを生成する手
段と、上記伝送路からの要求に応じて上記Iピクチャデ
ータと所定のPピクチャデータを選択する手段とから構
成される。
【0030】また、本発明の画像伝送装置において、上
記伝送路は、上記画像データの伝送速度の異なる伝送路
からなり、上記伝送路からの要求に応じて上記Iピクチ
ャデータと所定のPピクチャデータを選択する手段は、
上記伝送路の伝送速度に応じて、上記Pピクチャデータ
の数を変更して伝送する手段から構成される。
【0031】また、本発明の画像伝送装置において、上
記伝送路の伝送速度に応じて、上記Pピクチャデータの
数を変更して伝送する手段は、上記Iピクチャに連続す
るPピクチャの数を変更する手段から構成される。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明は、画像伝送部の圧縮処理
部から出力されるストリームデータのビットレートよ
り、伝送速度が速いネットワーク伝送路に接続された画
像受信部に対しては、圧縮処理部からのストリームをそ
のまま出力し、画像伝送部の圧縮処理部から出力される
ストリームデータのビットレートよりも伝送速度が遅い
ネットワーク伝送路に接続された画像受信部に対しては
圧縮処理部からのストリームデータの一部分だけを出力
する。特に、MPEG−2、MPEG−4などの国際標
準符号化方式による圧縮処理の場合、ストリームデータ
は、ピクチャ間で時間圧縮されているため、単純に一部
分だけを出力しても、画像受信部は画像を再生すること
が不可能である。一般に、ストリームデータの一部分だ
けでも再生可能な部分は、フレーム内符号化とかイント
ラピクチャもしくはイントラVOP(videoof plane)
と呼ばれる部分である。MPEG−2の場合はIピクチ
ャに相当し、MPEG−4ではI−VOP(以下、これ
らを総称してIピクチャと呼ぶことにする。)に相当す
る。従って、ストリームのIピクチャは、ストリームデ
ータの一部分だけでも画像受信部は、画像再生が可能と
なる。また、ストリームの一部分だけの情報であるた
め、ストリーム全体のビットレートより低いネットワー
ク伝送路に対しても伝送することが可能となる。これに
より、各画像受信部に関係するネットワークの伝送速度
に最適化された画像再生を可能とするネットワーク動画
像伝送装置が可能となる。
【0033】図10は、本発明の一実施例の概略構成を
示すブロック図である。図10において、図12と同じ
ものには、同じ符号が付されている。111は、画像伝
送部であり、ネットワーク122−1、122−2およ
び122−3は、それぞれ画像伝送部111からの出力
が直接供給されるように接続されている。このような伝
送方式をユニキャスト構成と呼ばれている。以下、この
ユニキャスト構成について説明する。
【0034】図10に示す本発明の動作について、図3
を用いて説明する。図3は、本発明の画像配信方法の第
1の実施例を説明するためのデータフローを示す図であ
る。なお、先の説明では、MPEG方式のストリームデ
ータは、I ピクチャ、P ピクチャ Bピクチャで構成さ
れると説明したが、ここでは、説明の都合上、I ピクチ
ャおよびP ピクチャのみで説明する。
【0035】図3において、カメラ120からのアナロ
グ映像信号101−1、101−2、・・・・101−n
は、それぞれ時間方向にMPEG-4に基づく符号化変換が行
われ、I ピクチャ 102 、P ピクチャ 103 が作成され
る。作成された I ピクチャ 102 、P ピクチャ 103
は、画像伝送部111内部のストリームバッファ(図示
しない)に格納される。
【0036】画像受信部112−1は、ネットワーク1
22(図10では、122−1)を経由し、画像伝送部
111にストリームデータを要求する。画像伝送部11
1は、ストリームデータの要求があった画像受信部11
2−1にネットワーク122−1を介して I ピクチャ
102 (映像取込1)を伝送する。I ピクチャ 102(映像
取込 1 )を受信した画像受信部112−1は、即座に
ストリームデータを伸張する(I ピクチャ102′(映像
伸張1))。そして、画像受信部 112−1は、ネット
ワーク122−1を経由し、画像伝送部111に次のス
トリームデータを要求する。画像伝送部111は、スト
リームデータの要求があった画像受信部112−1に次
のP ピクチャ 103(映像取込2)を伝送する。P ピクチ
ャ 103(映像取込 2 )を受信した画像受信部112−
1は、即座にストリームデータを伸張する(P ピクチャ
103′(映像伸張2))。以降、続く Pピクチャ 103(映
像取込3、4)を同じ手順で要求し、受信し、P ピクチャ
103′(映像伸長3、4)として伸張する。以降、ストリ
ームデータの要求ごとに同じ手順を繰り返す。
【0037】また、画像受信部112−2もまた、ネッ
トワーク122(図10では、122−2)を経由し
て、画像伝送部111にストリームデータを要求する。
画像伝送部111は、ストリームデータの要求があった
画像受信部112−2にIピクチャ102(映像取込1)を
伝送する。
【0038】回線速度(ネットワークの伝送速度)によ
り遅延されたIピクチャ102(映像取込1)を受信した画
像受信部112−2は、即座にストリームデータを伸張
する(Iピクチャ102′(映像伸長1))。そしてまた、
画像受信部112−2は、ネットワーク122−2を経
由し、画像伝送部111に次のストリームデータを要求
する。画像伝送部111は、ストリームデータの要求が
あった画像受信部112−2に次のP ピクチャ103(映
像取込 2)を伝送する。以降、ストリームの要求ごと、
続くPピクチャ 103(映像取込 3、4)を同じ手順で要
求し、受信及び伸張を繰り返す。
【0039】上述のようにネットワーク122−2を経
由した画像受信部112−2のように、回線速度により
遅延されたPピクチャ103(映像伸張2)を受信した画像
受信部112−2では、Iピクチャ102(映像取込1)、
Pピクチャ103(映像取込2、3、4)を要求及び受信し、
Iピクチャ102′(映像伸張1)、Pピクチャ103′(映
像伸張2、3、4)として伸張するが、入力映像との遅延
時間が徐々に増大していく。
【0040】また、画像受信部112−3は、画像受信
部112−2より更に低速のネットワーク122−3を
経由し、画像伝送部111にストリームデータを要求す
る。画像伝送部111は、ストリームデータの要求があ
った画像受信部112−3にIピクチャ102(映像取込
1)を伝送する。
【0041】低速の伝送速度により遅延されたIピクチ
ャ102(映像取込1)を受信した画像受信部112−3
は、即座にストリームデータを伸張する(Iピクチャ 1
02′(映像伸張1))。そしてまた、画像受信部112
−3は、低速のネットワーク122−3を経由し、画像
伝送部111にストリームデータを要求する。
【0042】画像伝送部111は、ストリームデータの
要求があった画像受信部112−3に、この時伝送でき
るPピクチャ 103(映像取込3)を伝送する。以降、同
じ手順でストリームデータを要求し、受信及び伸張を繰
り返す。
【0043】このとき、画像受信部112−3は、Iピ
クチャ 102(映像取込1)を受信・伸張(Iピクチャ10
2′(映像伸張1))した後でPピクチャ103(映像取込
3)を伸張する(Pピクチャ103′(映像伸張3))。従
って、前のPピクチャ 103(映像取込2)が欠落してい
るため、伸張映像がブロック歪状態で表示される。
【0044】この様に使用するネットワークの伝送速度
が遅いと、伸張画像の遅延、伸張画像のブロック歪が発
生する。
【0045】回線速度が遅い伝送回線を使用したネット
ワークを利用した MPEG−4ストリーム配信では、画像
受信部112の処理速度を高速化しても、データ伝送路
の能力が低いため、画像伝送部111にてMPEG−4符号
化変換した間隔で、画像受信部112がストリームデー
タをタイミングよく受信し、伸張できない。そのため、
画像伝送部111でMPEG−4で符号化変換されたストリ
ームデータを画像受信部112で連続的に受信、伸張を
行うと、画像伝送部111と画像受信部112の伸張映
像に時間差が発生し、その時間差は徐々に増加してい
く。
【0046】更に、画像伝送部111がストリームデー
タの要求をした、より低速な伝送回線を使用した画像受
信部112−3に伝送する場合、最新のストリームデー
タを送信した場合でも、不連続のストリーム伸張のため
映像にブロック歪が発生する。
【0047】本発明の第2の実施例は、このような問題
を解決するためになされたもので、低速の伝送回線を使
用したネットワークでも、画像伝送部111側にてIピ
クチャとPピクチャのストリーム管理を行い、要求が発
生した画像受信部112からI ピクチャに続く、Pピク
チャの送信ピクチャ数を画像伝送部111に通知し、画
像伝送部111から対応するGOP(Group Of Picture)
単位のストリームデータを受信するようにしたものであ
る。
【0048】即ち、画像伝送部111では、最新のIピ
クチャ102(例えば映像取込5)から要求のあった所定の
Pピクチャの送信ピクチャ数に達するまでストリームデ
ータを蓄積する。蓄積が達成した時点で、Iピクチャと
これに続く所定のピクチャ数のPピクチャをGOP 単位に
加工して、画像受信部112 に送信することで、回線
状況に合わせたストリームデータ量を任意に指定するこ
とができ、回線の効率を最大限に使用できるようにした
ものである。
【0049】本発明の第2の実施例の動作を図1、図
2、図4および図5を用いて説明する。まず、図1によ
って、本発明における画像伝送部111のGOP単位のス
トリームデータを配信する状態を説明する。
【0050】画像伝送部111は、カメラ120からの
アナログ映像データ101−1、101−2、・・・・
101−nを時間方向にMPEG−4により符号化変換し、
Iピクチャ102、Pピクチャ103を作成し(図3に示
す。)、画像伝送部111内部のストリームバッファ
(図示しない)に格納する。このIピクチャ、Pピクチ
ャのストリームバッファへの格納時の画像伝送部111
の処理動作の一例を図4に示すフローチャートを基に説
明する。
【0051】図4において、ストリームデータを格納す
る場合、まずステップ402では、格納しようとするスト
リームデータがIピクチャか、Pピクチャかを判定し、
Iピクチャの場合にはステップ403に進み、Pピクチャ
の場合にはステップ407に進む。
【0052】ステップ403では、ストリームバッファ格
納位置情報、画像受信部送信バッファ位置をIピクチャ
位置に設定する。
【0053】次に、ステップ404では、現在使用中のス
トリームバッファ要素を判定し、現在使用中のストリー
ムバッファ要素が要素1(図1に示す。)ならばステッ
プ406に進み、要素2ならばステップ405に進む。
【0054】ステップ405では、格納しようとするスト
リームバッファ要素を現在使用されていない要素1に切
り替え、ステップ407に進む。また、ステップ406では、
格納しようとするストリームバッファ要素を現在使用さ
れていない要素2に切り替えステップ407に進む。
【0055】ステップ407では、ステップ405または406
で切替えた現在のストリームバッファ要素、ストリーム
バッファ格納位置が示すストリームバッファにストリー
ムデータを格納する。ステップ408では、ストリームバ
ッファ格納位置を更新する。
【0056】次に、本発明の第2の実施例において、I
ピクチャ、Pピクチャ配信(伝送)時における画像伝送
部111の処理動作を図5に示すフローチャートを基に
説明する。図5において、画像伝送部111が画像受信
部(例えば、画像受信部112−1)からのストリーム
データの送信要求を受信した場合、ステップ502では、
画像受信部112−1からのPピクチャ要求数を判定
し、ストリームバッファに格納されたストリームデータ
が要求数を満たさない場合には、ステップ503に分岐
し、要求Pピクチャ数を満足した場合には、ステップ50
4進む。
【0057】ステップ503では、ストリームデータの格
納を行い、ステップ502戻る。ステップ504では、Iピク
チャから始まる要求Pピクチャ数をGOP単位として加工
し、ステップ505に進む。
【0058】ステップ505では、GOP単位で、画像受信装
置112−1にストリームデータを送信する。
【0059】図2は、本発明の第2の実施例によって画
像伝送部111から配信された GOP単位のストリームデ
ータの画像受信部112−1の受信状態の動作を説明す
るための図である。なお、図1と同じものには、同じ符
号が付されている。図2において、画像受信部112−
1は、画像伝送部111でGOP単位のストリームデータ
に加工されたIピクチャ102′(映像伸張1)およびPピ
クチャ103′(映像伸張2、3、4)が受信され、伸張
される。なお、画像受信部112−2および112−3
においても同様であり、ここでは説明を省略する。
【0060】このように、本実施例によれば、使用する
ネットワークの伝送速度に合わせ、画像伝送部と画像受
信部のMPEG−4ストリーム遅延時間を最小限にし、スト
リームの連続性を確保し、要求されるPピクチャ数を加
工したGOP単位のストリームデータの配信を行うことが
できる。
【0061】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。第3の実施例では、低速伝送回線のネットワーク
を使用した場合でも、画像伝送部111側にてIピクチ
ャとPピクチャのストリームデータの管理を行い、要求
が発生した画像受信部112に送信するIピクチャとP
ピクチャの送信来歴を画像伝送部111にて管理する。
【0062】また、画像伝送部111が最新のIピクチ
ャを作成したとき、画像受信部112(例えば、画像受
信部112−1、画像受信部112−2、画像受信部1
12−3)への送信来歴を初期化し、画像受信部112
から次の要求が発生した場合、次のIピクチャ102(映
像取込5)から送信することで、画像伝送部111と画
像受信部112との遅延時間を最小にするようにする。
【0063】更に、ストリームデータの連続性を確保す
ることができ、本発明の第1の実施例での画像受信部1
12のような問題も解消できる。
【0064】本発明の第3の実施例は、第2の実施例に
おける図5のIピクチャ、Pピクチャ配信(伝送)時に
おける画像伝送部111の処理動作の一例を示すフロー
チャートを図6のフローチャートによって説明する。図
6において、画像受信部112からのストリームデータ
の送信要求が発生した場合、ステップ602では、画像受
信部111の送信バッファ位置が示すストリームデータ
を送信する。次に、ステップ 603 では、画像受信部送
信バッファ位置を更新する 図7は、本発明の第3の実施例の画像伝送部の動作を説
明するためのデータフローを示す図である。なお、図3
と同じものには、同じ符号が付されている。図7におい
て、画像伝送部111から配信されたストリームデータ
の受信時間が、画像受信部112−2では、遅延して受
信された場合を示している。Pピクチャ103(映像取込
3)を受信・伸長(Pピクチャ103′(映像伸張3))し
た後、画像伝送部111に画像受信部112−2から次
のストリームデータの送信要求があった場合、画像伝送
部111は、Pピクチャ103(映像取込4)を配信せず
に、Iピクチャ102(映像取込5)を配信することで、画
像伝送部111と画像受信部112−2の遅延時間を最
小限に制限することができるように構成されている。
【0065】また、図7に示す画像伝送部111から配
信されたストリームデータの受信時間が、画像受信部1
12−3では、次のIピクチャ102(映像取込5)に重な
った場合を示している。この場合、続くPピクチャ 103
(映像取込2、3、4)を受信しても伸長する時間がない
ことを示している。従って、画像受信部112−3から
のストリームデータの送信要求の時間に応じて、画像伝
送部111は、Pピクチャ103 を送信せずに、次のIピ
クチャ102(映像取込5)を送信する。これによって、画
像受信部112−3は、Iピクチャ102(映像取込5)を
受信できるので、その画像の表示を行うことができる。
【0066】以上説明したように、上記実施例によれ
ば、アナログ回線、インターネット、イントラネット、
専用回線などの通信回線の伝送速度に合わせ、MPEG-4等
のストリームデータの配信量を変更することにより、異
なる伝送速度の伝送路に接続された画像受信部112で
受信したストリームデータは、連続再生可能なGOP 単位
で扱う画像を受信することができる。
【0067】ところで、上述した本発明の実施例で、伝
送速度の速い伝送路と伝送速度の遅い伝送路が混在して
いる場合、伝送速度の遅い伝送路に画像伝送部111か
らストリームデータを伝送する場合、画像伝送部111
内で、Pピクチャ103を適宜削除して伝送することで、伝
送路の伝送速度に合ったストリームデータを画像受信部
112に伝送することについて説明した。しかし、この
方法を実施する場合、単純に符号化データの一部を削除
すると以下に説明するような問題が発生する。
【0068】図8は、この問題を説明するための図であ
る。図8において、Iは、Iピクチャ80−1、80−
2、Pは、Pピクチャ81−1、81−2、・・・81
−7を表わしている。なお、前述したように、Bピクチ
ャは、説明の都合上省略してある。例えば、MPEG−
4は、フレーム間予測符号化が基本であり、周期的なI
ピクチャ80と予測符号化されるPピクチャ81で構成
される。ここで、図8に示すように、全てのI ピクチ
ャとPピクチャが伝送路の伝送速度の関係から送れない
とすると、IピクチャまたはPピクチャのいずれかのピ
クチャを削除する必要がある。前にも説明したように、
Iピクチャは、それだけで画像を再生することができる
が、Pピクチャは、前の画像データとの差分のデータで
あるため、Pピクチャだけでは画像を再生することがで
きない。
【0069】従って、いずれかのPピクチャの一部を削
除して伝送した場合、データは、伝送されるが、削除し
たPピクチャ以降のPピクチャは、前の画像データがな
いので、画像を再生されないと言う問題が発生する。例
えば、3個のPピクチャを削除する場合、図8に示すよ
うにPピクチャ81−2、81−3および81−4を削
除(図8では、×印で示してある。)すると、それ以降
のPピクチャ81−5、81−6および81−7の画像
を再生できない。しかし、Iピクチャは、その前のフレ
ームとの予測なしに符号化されているので、前のデータ
を削除してもIピクチャ80−2だけで画像を再生でき
る。
【0070】図9は、本発明の他の一実施例を説明する
ための図であり、図8と同じものには同じ符号が付され
ている。本発明においては、部分的にデータ(Pピクチ
ャ)を削除しても、Iピクチャからは画像の再生が可能
であることに注目して、所定数のPピクチャを削除する
場合、Iピクチャの直前のPピクチャから所定数前まで
のPピクチャを削除する。即ち、図9に示すように、例
えば、3個のPピクチャを削除する場合、Iピクチャの
直前のPピクチャ81−5、81−6および81−7を
削除する。なお、削除するPピクチャの数は、伝送する
伝送路の伝送速度に応じて変更する。即ち、伝送レート
適応型パケット伝送方式を採用することで、伝送速度の
異なる伝送路あるいはネットワークが混在するシステム
においても、適宜動画像を配信することが可能となる。
【0071】図11は、本発明に使用する画像伝送部1
11の一実施例の概略構成を示すブロック図である。図
11において、カメラ120から画像伝送部111に映
像信号が入力される。画像伝送部111の内部は、圧縮
処理部90、ストーリーム出力部91−1、91−2お
よび91−3、ネットワークインターフェース部92、
制御部93からなっている。圧縮処理部90は、入力さ
れた映像信号をMPEG−2あるいはMPEG−4の圧
縮方法でIピクチャおよびPピクチャに符号変換され、
記憶部(図示せず)に記憶される。一方、符号変換され
たストリームデータは、それぞれストリーム出力部91
−1、91−2および91−3に印加される。
【0072】ストリーム出力部91−1、91−2およ
び91−3は、制御部93からの制御信号により、その
動作が制御され、それぞれの出力をネットワークインタ
ーフェース部92に出力する。ネットワークインターフ
ェース部92は、それぞれの出力をパケット多重化し、
ストリームデータ94として、各ネットワーク122を
介して画像受信部112に配信する。なお、ストリーム
データ94は、ネットワーク(図10に示す。)に接続
されるため、一般にはIPパケットなどのパケット多重
となる。また、図11では、ストリーム出力部91は、
3個示されているが、図10に示すように画像受信部1
12が3台接続されているために、3台としたものであ
り、これに限定されるものではない。
【0073】次に図11の動作について説明する。圧縮
処理部90で符号化されたストリームデータは、例え
ば、2Mbpsに圧縮されたMPEG−2のストリーム
データと仮定する。前述したようにMPEG−2で圧縮
符号化されたストリームデータは、ピクチャ毎に3つの
異なる符号化モードで圧縮され、それぞれ、Iピクチ
ャ、PピクチャおよびBピクチャから構成されている。
そして映像信号は、30フレーム/秒であることから、
1秒間に15ピクチャが2回繰り返される。従って、1
秒間のIピクチャ、PピクチャおよびBピクチャのそれ
ぞれの数は、以下のように表わされる。
【0074】Iピクチャ:2枚、Pピクチャ:8枚、B
ピクチャ:20枚 また、各ピクチャの符号量の比率は、画像の複雑さにも
依存するがおおよそ以下のようである。
【0075】 I:P:B=10:7:5・・・・・・・・・・・・・・・・(1) ここで、全体を2Mbpsとした場合、Iピクチャ80−1
および80−2だけのビットレートを、式(1)の比率
で算出すると式(2)のようになる。
【0076】 227Kbps=2Mbps×((10×2)/(10×2+7×8+5×20))・・・(2) また、Iピクチャ80−1および80−2とそのIピク
チャにそれぞれ1枚のPピクチャ(Pピクチャは、合計
2枚となる)を送るときのビットレートを、式(1)の
比率で算出すると式(3)のようになる。
【0077】 386Kbps=2Mbps×((10×2+7×2)/(10×2+7×8+5×20))・・(3) 以上のように伝送するPあるいはBピクチャの枚数によ
り伝送する画像のビットレートを変えることができるこ
とが分かる。
【0078】ここで図11の動作であるが、制御部93
の制御信号により、例えば、ストリーム出力部91−1
から出力されるストリームデータは、圧縮処理部90か
らのストリームデータ、即ち、2Mbpsのビットレートで
ネットワークインターフェース部92、LAN122−
1を介して画像受信部112−1に伝送される。
【0079】また、ストリーム出力部91−2では、制
御部93の制御、即ち、式(3)に基づいて、Iピクチ
ャとそれに続くPピクチャ1枚を選択し、386Kbpsのビ
ットレートで、ネットワークインターフェース部92、
ADSL122−2を介して画像受信部112−2に伝
送される。
【0080】更に、ストリーム出力部91−3では、制
御部93の制御、即ち、式(2)に基づいて、2枚のI
ピクチャのみを選択し、227Kbpsのビットレートで、
ネットワークインターフェース部92、第3世代携帯電
話網122−3を介して画像受信部112−3に伝送さ
れる。
【0081】なお、制御部93は、ネットワークインタ
ーフェース部92から伝送路122の伝送レートに応じ
た信号が印加され、この伝送レート信号に応じてストリ
ーム出力部91−1、91−2、91−3の送出するデ
ータ量を制御し、所謂、伝送レート適応型パケット伝送
を実現している。
【0082】以上説明したように本発明は、異なる伝送
レートを有するネットワークに対して、例えば、2Mb
ps、386kbpsあるいは227kbps等のよう
にビットレートの異なるストリームデータを配信でき、
それを受信する画像受信部では、所望とする最適な動画
像を再生することが可能となる。
【0083】図13は、本発明に使用する画像伝送部1
11の他の一実施例の概略構成を示すブロック図であ
る。図13において、カメラ120からの映像信号が入
力端子130を介して画像伝送部111に映像信号が入
力される。画像伝送部111の内部は、符号化処理部1
31およびプロトコル制御部132からなる。なお、本
実施例では、符号化処理部131は、MPEG−4の符
号化処理部で説明するが、これに限られるものではな
く、MPEG−2等の他の方式の符号化処理部で構成す
ることも可能である。プロトコル制御部132は、I−
VOP周期バッファ133、RTP(real time transp
ort protocol)パケット処理部134−1、134−
2、134−3およびTCP(transmission control p
rotocol)_UDP(user datagram protocol)処理部
135から構成されている。なお、TCP_UDP処理
部135の出力は、出力端子136から各々のネットワ
ーク122に送られる。ここで、RTPパケット処理部
が3個示されているが、本実施例の場合、異なる伝送速
度の伝送路122が3種類であるためであり、3個に限
定されるものではない。
【0084】而して、プロトコル制御部132を上記の
ように構成することにより伝送レート適応型パケット伝
送を実現している。以下この構成について、詳細に説明
する。なお、I−VOP周期バッファ133は、少なく
てもI−VOP(先に説明したIピクチャに相当す
る。)から次のI−VOPの直前までの符号化データを
蓄積可能な容量を有するバッファである。
【0085】RTPパケット処理部134は、MPEG
−4符号化データなどをネットワーク上で伝送するのに
適したパケットを生成する。即ち、RTPの基本仕様に
従い、符号化データを各VOP毎に1〜数パケットに分
割したパケットにし、次のTCP_UDP処理部135
へ出力する。
【0086】TCP_UDP処理部135では、コネク
ション型のTCPプロトコルか、コネクションレス型の
UDPプロトコルかの何れか一方のプロトコルでRTP
パケットをネットワーク122へ伝送する。なお、この
選択は、ユーザがパソコン等でリモート設定できるよう
に構成することもできる。
【0087】プロトコル制御部132は、主にプロセッ
サによるソフトウェア処理であり、RTPパケット処理
部134は、ユニキャストで同時配信するため伝送路に
接続される画像受信部112の数分だけ動作する。
【0088】MPEG−4符号化処理部131は、映像
信号を入力してMPEG−4符号化データを出力し、I
−VOP周期バッファ133に符号化データを書き込
む。RTPパケット処理部134は、TCP_UDP処
理部135からの伝送レートに応じたレディー信号(図
13では点線で示す信号。)により、I−VOP周期バ
ッファ133から符号化データを読み出す。即ち、各R
TPパケット処理部134−1、134−2、134−
3は、それぞれの画像受信部112−1、112−2、
112−3までの伝送路レート(伝送速度)に従ったデ
ータ量をI−VOP周期バッファ133から読み出すこ
とになる。従って、必然的に低レート伝送路に対しては
I−VOP周期バッファ133内で画像データが破棄さ
れることになる。このようにして自動的に伝送路の伝送
速度にあわせて画像データが伝送される。
【0089】なお、TCP_UDP処理部135で伝送
レートに応じたレディー信号を生成する方法は、選択さ
れたプロトコルで異なる。TCPプロトコルの場合は、
コネクション型であるため符号化処理部131からの伝
送パケットに対する応答により、自動的に伝送レートに
応じたレディー信号が生成可能である。
【0090】一方、UDPプロトコルの場合は、コネク
ションレス型のため自動的にレディー信号を生成するこ
とはできない。そこで、画像受信部112から、定期的
に伝送されるパケット破棄率情報をTCP_UDP処理
部135で収集する。この定期的な情報から、パケット
破棄率がゼロとなるようにTCP_UDP処理部135
がパケットの伝送レートを制御し、それに応じたレディ
ー信号を生成する。これにより、伝送レートに応じたレ
ディー信号の生成が可能となる。
【0091】次に、I−VOP周期バッファ133の制
御について、図14を用いて説明する。I−VOP周期
バッファ133は、リングバッファ141とI−VOP
タイムコードレジスタ142から構成される。基本的に
は、リングバッファ141にMPEG−4符号化処理部
131からの符号化データが順次書き込まれ、これをR
TPパケット処理部134が順次読み出す動作となる。
図14において、リングバッファ141は、書き込み/
読み出し方向が同一であり、また最終アドレスでスター
トに戻る一般的なリングバッファ動作である。
【0092】また、I−VOPタイムコードレジスタ1
42には、リングバッファ141にIーVOP(図で
は、Iと表示)を書き込む時点で、I−VOPのヘッダ
の時間情報を基にタイムコードを算出し格納する。2回
目以降のI−VOPのタイムコードは、I−VOPタイ
ムコードレジスタ141に上書きする。これにより、I
−VOPタイムコードレジスタ141にはリングバッフ
ァ141に書き込んだ最新のI−VOPのタイムコード
が常に格納されていることになる。
【0093】図14では、書き込みポインタWPでリン
グバッファ141にP(4)を書き込み、読み出しポイン
タRPでP(3)を読み出し始める状態を示し、I−VO
Pタイムコードレジスタ142には、I(0)のタイムコ
ードが格納されている。ここで、実際の動作において
は、各画像フレームの読み出し時点で次に説明する条件
判断処理をし、伝送レート適応型パケット伝送を行って
いる。
【0094】即ち、読み出し条件判断処理は、以下の通
りである。なお、d秒は、システムを構成するI-VOP周
期などにより適宜設定される。 d秒>(I-VOPタイムコードレジスタ値−読み出し
対象VOPのタイムコード)の場合 最新I-VOPに読み出しポインタを移動して読み出す。 の条件でない場合 対象フレームを読み出す。
【0095】伝送レートが高い図14の場合、I−VO
Pタイムコードレジスタ141に格納されているI
(0)よりも時間の遅い(タイムコードの大きい)P
(3)を読み出す状態であるため、読み出し条件判断処
理のの条件は成立しない。そこで、の読み出し対象
フレームP(3)をそのまま読み出すことになる。
【0096】一方、図15に示すように低レート伝送路
に対しては、読み出し速度が書き込み速度より遅くなる
場合がある。この場合の読み出し条件判断処理では、I
−VOPタイムコードに格納されているI(n)よりも
時間の早い(タイムコードの小さい)P(3)を読み出
すことになる。従って、その差分がd秒以上となるた
め、条件判断処理のの条件が成立することになり、I
(n)に読み出しポインタRPを移動してI(n)を読
み出す動作となる。
【0097】即ち、この動作によりP(3)〜P(n−
1)の読み出しがスキップされ、I−VOP周期バッフ
ァ133内部でI−VOP直前のデータが破棄されたこ
とになる。このように読み出し速度は、伝送レートに対
応したものとなる。これにより伝送レート適応型パケッ
ト伝送が可能となる。なお、読み出し条件判断処理のd
秒は、I−VOPの周期やネットワーク伝送ジッタなど
を考慮して設定される。
【0098】また、この伝送レート適応型パケット伝送
方式は、回線費用が低コストなベストエフォートの伝送
路に対しても有効である。つまり、伝送レートの動的な
変動に対しても自動的に適応した画像符号化データの伝
送が可能となる。以上、本発明について詳細に説明した
が、本発明は、ここに記載された画像伝送方法および画
像伝送装置に限定されるものではなく、上記以外に、異
なる伝送速度を有する伝送路に動画像を配信する動画像
伝送システムに広く適応することが出来ることは、言う
までも無い。
【0099】
【発明の効果】本発明では、伝送速度の異なる複数の伝
送路で構成されたシステムにおいて、接続されている画
像受信部全てに対し、最適なビットレートのストリーム
データを一つの画像伝送部で配信でき、しかも、伝送路
に接続されている全ての画像受信部で所望の品質の動画
像を再生することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するためのデータフロ
ーを示す図である。
【図2】本発明の他の一実施例を説明するためのデータ
フローを示す図である。
【図3】本発明の更に他の一実施例を説明するためのデ
ータフローを示す図である。
【図4】本発明のIピクチャ、Pピクチャの格納時の画
像伝送部の処理動作の一実施例を示すフローチャートで
ある。
【図5】本発明のIピクチャ、Pピクチャの伝送時の画
像伝送部の処理動作の一実施例を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明のIピクチャ、Pピクチャの伝送時の画
像伝送部の処理動作の他の一実施例を示すフローチャー
トである。
【図7】本発明の他の一実施例を説明するためのデータ
フローを示す図である。
【図8】本発明の更に他の一実施例を説明するための原
理説明図である。
【図9】本発明の更に他の一実施例を説明するための原
理説明図である。
【図10】本発明の一実施例のネットワーク画像伝送シ
ステムの概略構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の一実施例の画像伝送部の具体的構成
を示すブロック図である。
【図12】従来のネットワーク画像伝送システムの一例
の概略構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の一実施例の画像伝送部の他の一実施
例の具体的構成を示すブロック図である。
【図14】図13に示す画像伝送部の動作を説明するた
めの図である。
【図15】図13に示す画像伝送部の動作を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
90:圧縮処理部、91:ストリーム出力部、92:ネ
ットワークインターフェース部、93:制御部、94:
ストリームデータ、101:アナログ映像信号、10
2、102':Iピクチャ、103、103':Pピクチ
ャ、111:画像伝送部、112:画像受信部、12
0:テレビカメラ、122:ネットワーク、124:モ
ニタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK01 MA00 PP05 PP06 RA09 RE16 RE20 SS08 SS10 TA71 TB03 TC37

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動画像符号化技術によって符号化された画
    像データを伝送路を介して伝送する画像伝送方法におい
    て、画像伝送部で上記動画像符号化技術によって少なく
    ともIピクチャデータとPピクチャデータを作成し、上記
    伝送路からの要求に応じて上記Iピクチャデータと所定
    のPピクチャデータを伝送することを特徴とする画像伝
    送方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像伝送方法において、上
    記伝送路は、上記画像データの伝送速度の異なる伝送路
    からなり、上記伝送路の伝送速度に応じて、上記Pピク
    チャデータの数を変更して伝送することを特徴とする画
    像伝送方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載の画像伝送方法において、上
    記動画像符号化技術として、MPEG−4またはMPE
    G−2のいずれかにより上記画像データを符号化するこ
    とを特徴とする画像伝送方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の画像伝送方法において、次
    のIピクチャデータの有無を判定し、次のIピクチャデー
    タが有ると判定された場合、現在のIピクチャデータに
    連続するPピクチャデータの伝送を停止し、次のIピクチ
    ャデータから伝送することを特徴とする画像伝送方法。
  5. 【請求項5】請求項2記載の画像伝送方法において、上
    記伝送路の伝送速度に応じて上記Pピクチャデータの数
    を変更して伝送する場合、上記Iピクチャに連続するP
    ピクチャの数を変更することを特徴とする画像伝送方
    法。
  6. 【請求項6】映像信号を符号化する画像伝送部と、上記
    画像伝送部で符号化された画像データを伝送する伝送路
    と、上記伝送路から伝送された上記画像データを受信す
    る画像受信部とを有し、上記画像伝送部は、動画像符号
    化技術によって少なくともIピクチャデータとPピクチャ
    データを生成する手段と、上記伝送路からの要求に応じ
    て上記Iピクチャデータと所定のPピクチャデータを選択
    する手段とを有することを特徴とする画像伝送装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の画像伝送装置において、上
    記伝送路は、上記画像データの伝送速度の異なる伝送路
    からなり、上記伝送路からの要求に応じて上記Iピクチ
    ャデータと所定のPピクチャデータを選択する手段は、
    上記伝送路の伝送速度に応じて、上記Pピクチャデータ
    の数を変更して伝送する手段を含むことを特徴とする画
    像伝送装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の画像伝送装置において、上
    記伝送路の伝送速度に応じて、上記Pピクチャデータの
    数を変更して伝送する手段は、上記Iピクチャに連続す
    るPピクチャの数を変更する手段を含むことを特徴とす
    る画像伝送装置。
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