JP2003309717A - ディジタルデータ隠蔽方法 - Google Patents

ディジタルデータ隠蔽方法

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JP2003309717A JP2003044913A JP2003044913A JP2003309717A JP 2003309717 A JP2003309717 A JP 2003309717A JP 2003044913 A JP2003044913 A JP 2003044913A JP 2003044913 A JP2003044913 A JP 2003044913A JP 2003309717 A JP2003309717 A JP 2003309717A
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Szeming Cheng
チェン スーミン
Hong Heather Yu
ヘザー ユー ホン
Zixiang Xiong
シュン ツーシャン
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタルメディアのスペクトル拡散電子透
かしを強化する方法を提供する。 【解決手段】 本発明の電子透かし強化方法は、複数の
ホスト変換パラメータによって変換領域で表現されたホ
ストデータを受け取る工程と、前記複数のホスト変換パ
ラメータ間の分散を低減して強化されたホスト変換パラ
メータ列を生成する工程と、スペクトル拡散技術を利用
して前記強化されたホスト変換パラメータ列に電子透か
しを付加する工程とを備えている。前記強化されたホス
ト変換パラメータ列は、前記複数のホスト変換パラメー
タを昇順または降順の少なくとも一方でソートし、連続
するホスト変換パラメータからなる各対の差分を求め、
差分値の符号を交互に変化させることによって生成され
てもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メディアデータの
隠蔽方法に関し、特に、スペクトル拡散電子透かしを強
化する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルメディアの急速な広がりによ
り、著作権者を保護する技術に対する必要性が差し迫っ
たものになってきている。電子透かしは、著作権者を保
護する公知の技術であり、所有権を検証し、コンテンツ
を保護するためにディジタルメディア内に情報を隠蔽す
る方法である。予想された通り、電子透かしの埋込み時
にやむを得ずホストデータにひずみが導入されてしまう
が、それにもかかわらず、電子透かしを埋め込んだ後に
元の形と見分けのつかないホストデータを持っているこ
とが一般に好ましい。
【0003】公知の電子透かし技術の1つは、スペクト
ル拡散通信に基づいている。スペクトル拡散通信では、
いかなる周波数に存在する信号エネルギーも検出できな
いように、狭帯域の信号がそれより広い搬送周波数帯域
にわたって伝送される。同様に、電子透かしも、埋込み
データを広い周波数帯域にわたって拡散させることによ
り、ホストメディアデータに埋め込まれる。スペクトル
拡散電子透かしは、ホスト信号をその意図した目的にと
って役に立たないものにしない限り、かつ、挿入した電
子透かしにより導入される何らかの知覚的ノイズを組み
込まない限り、ホスト信号から除去することが難しい
(好ましくは、ほぼ不可能な)ように構成されている。
【0004】従来のマルチメディア用スペクトル拡散電
子透かしシステムの一例として、電子透かしを行うため
に擬似ランダム雑音列をディジタルデータに埋め込むス
ペクトル拡散電子透かしがある(例えば、特許文献1及
び非特許文献1参照)。この場合、電子透かしを抽出す
るためには、原画像が入手できなければならない。別の
従来例では、オリジナルデータや電子透かしのない形式
のデータを使用することなく、電子透かし付きデータか
ら電子透かしが抽出される(例えば、特許文献2参
照)。この方法によれば、スペクトル拡散技術を使用し
て画像内の所定個所に電子透かしデータまたは電子透か
し情報を埋め込むことにより、前者のシステムの限界を
克服することができる。
【0005】
【特許文献1】米国特許第5,930,369号明細書
【特許文献2】米国特許第5,848,155号明細書
【非特許文献1】インゲマル・ジェイ・コックス(Ingem
ar J. Cox)他,「安全なマルチメディア用スペクトル電
子透かし(Secured Spectrum Watermarking for Multime
dia)」,画像処理に関する電気電子技術者協会(IEEE)報
告書,1997年12月,第6巻,第12号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ディ
ジタルメディアのスペクトル拡散電子透かしを強化する
方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、改良さ
れたスペクトル拡散電子透かし方法が提供される。すな
わち、本発明に係るディジタルメディアのスペクトル拡
散電子透かし強化方法は、複数のホスト変換パラメータ
によって変換領域で表現されたホストデータを受け取る
工程と、前記複数のホスト変換パラメータ間の分散を低
減することにより、強化されたホスト変換パラメータ列
を生成する工程と、スペクトル拡散技術を利用して前記
強化されたホスト変換パラメータ列に電子透かしを付加
する工程とを備えている。前記強化されたホスト変換パ
ラメータ列は、前記複数のホスト変換パラメータを昇順
または降順の少なくとも一方でソートし、連続するホス
ト変換パラメータからなる各対の差分を求め、差分値の
符号を交互に変化させることによって生成されてもよ
い。本発明は、音声、画像、ビデオ、ソフトウェア、マ
ルチメディアなど、様々な種類のディジタルデータスト
リームの電子透かし付与に適用可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明とその目的及び長所をさら
に深く理解するため、以下の説明と添付の図面を参照す
る。
【0009】スペクトル拡散電子透かしは、電子透かし
データをディジタルメディアに埋め込む公知の技術であ
る。この技術の詳細は、本明細書に引用の形で盛り込ま
れた非特許文献1などの技術的資源において説明されて
いる。ここでは、本発明を理解するための基礎として、
スペクトル拡散電子透かしの数学的な説明を以下に行
う。
【0010】単一のビットb∈{1,−1}をホスト信
号列x=x1,x2,…,xNに埋め込むこととする。さ
らに、k=k1,k2,…,kN(但し、ki∈{1,−
1}、1≦i≦N)は、無作為に選択された、電子透か
し検出者に既知の電子透かし鍵であって、鍵の個々の各
標本値はゼロ平均(zero mean)であり、互いに独立であ
るとする。Δ=Δ1,Δ2,…,ΔN(但し、Δi≧0、
1≦i≦N)をホスト信号列に加算されるひずみの量を
決定するスケーリング列であるとすると、電子透かし付
き信号は、最終的に、x'=x'1,x'2,…,x'N(但
し、x'i=xi+bΔii、1≦i≦N)である。
【0011】電子透かしを復号化するために、x'iに雑
音が入ったx"i=x'i+niから始める。但し、n=
1,n2,…,nNは、電子透かし付き信号処理、変
換、または意図的な電子透かし攻撃において導入される
何らかの付加的雑音列である。ここで、 D=1/N・Σi=1 Nix"i と定義したとき、埋め込まれた情報の推定値b"は、b"
=sign(D)の形で表すことができる。
【0012】x,k,Δ及びnが互いに独立であり、E
[Δi]=E[Δ]、1≦i≦Nであるとすると、 DA=E[D] =E[1/N・Σi=1 Ni(xi+bΔii+ni)] =bE[Δ] かつ σD 2=E[(D−DA2] =E[1/N・Σi=1 Ni(xi+ni)・1/N・Σj=1 Nj(xj+nj) ] =1/N2・Σi=1 NΣj=1 N E[kij]E[(xi+ni)(xj+nj)] =(σx 2+σn 2)/N である。
【0013】DA=bE[Δ]及びE[Δ]が正である
ので、b"=sign(D)によってbの適正な推定値
が与えられる。さらに、|DA/σD|の値が大きいほ
ど、推定値はより信頼性の高いものになる。雑音が存在
しない場合は、 |DA/σD|=|E[Δ]N1/2/σx| α(1/σx) であり、雑音が存在する場合においても、1/σxに比
例し、 |DA/σD|=|E[Δ]N1/2/(σx 2+σn 21/2| となる。したがって、ホスト信号の分散が小さいほど、
電子透かしの抽出がより正確になり、電子透かし方式が
よりロバストになる。
【0014】図1は、ディジタルメディアに対してスペ
クトル拡散電子透かし技術を適用する際に、電子透かし
を付加する前にホスト信号の分散を低減させることによ
ってスペクトル拡散電子透かしを強化する方法を示す。
通常、ホスト信号は複数のホスト変換パラメータによっ
て変換領域で表現される。現在のところは周波数領域が
好ましいが、本発明を他のスペクトル領域(例えば、ケ
プストラム領域)で表現されたホストデータにも適用可
能であることが考えられる。
【0015】まず、ステップ12でホスト信号を受け取
ると、ステップ14でホスト変換パラメータ(例えば、
周波数係数)を昇順にソートし、xS1≦xS2≦xS3
…,≦xSNを得る。勿論、ホスト変換パラメータは降順
にソートされてもよい。
【0016】次に、ステップ16で連続するホスト変換
パラメータの対ごとに差分を求めた後、ステップ18で
差分値の符号を交互に変化させることにより、強化され
たホスト変換パラメータ列を生成する。言い換えると、
強化された列y=y1,y2,…,yN/2は、Nを偶数と
するとき、yj=(−1)j(xS(2j-1)−xS(2j))(但
し、1≦j≦N/2)に従って導出される。yが確実に
ほぼゼロ平均になるようにするため、2個の連続するy
jに明示的に別の符号を持たせる。符号を交互に変化さ
せない場合、当業者であれば分かるように、yはxのソ
ートされた形をハールウェーブレット変換(Haar wavele
t transform)したものの高通過帯域(high pass band)と
なる。ソートされたホスト変換パラメータ列内の隣接す
る標本間は値が近いので、yの標本値はxの標本値より
もはるかに小さくなることが予想される。したがって、
概ねσx>>σyである。なお、xS(2n-1)とxS(2n)を修
正してy'nを得る方法は他にも多数存在する。各適用例
においては、電子透かし埋込みにより導入される知覚的
な変化を最小限にするとともにxS(2n-1)とxS(2n)の順
序を維持するようにしてxS(2n-1)とxS(2n)を調整する
ことが望ましい。その調整は、例えば、JPEG圧縮技
術で使用される丁度可知差異(JND: JustNoticeable
Difference)機能などの知覚モデルを使用して行って
もよい。
【0017】最後に、ステップ20で、公知のスペクト
ル拡散技術を使用し、強化されたホスト変換パラメータ
列に電子透かしを付加する。例えば、電子透かし鍵をk
=k 1,k2,…,kN/2(但し、ki∈{−1,1}と
し、埋込み用ビットをbとすると、y'n=yn+bknΔ
nとなる。当業者ならばすぐに分かるように、この技術
を拡張して複数のビットをホスト信号に埋め込むことも
できる。通常のスペクトル拡散技術と同様に、Δnは、
ホストメディアデータが知覚データである場合に知覚モ
デルによって導かれる、ynに加算可能なひずみ量を調
節する。yn=(−1)n(xS(2n-1)−xS(2n))である
ので、xS(2n-1)とxS(2n)とのいずれかまたは両方にひ
ずみを加えることにより摂動bknΔnを実現することが
できる。このような本技術の高い柔軟性は、xS(2n-1)
とxS(2n)の雑音に対する影響の受けやすさが一様でな
いことから有用である。簡単のために、パラメータ対の
間でひずみを等分することにする。したがって、 x'S(2j) =xS(2j)−(−1)jbkjΔn/2 x'S(2j-1)=xS(2j-1)+(−1)jbkjΔn/2 を構築すれば、所望のy'n=yn+bknΔnが得られ
る。
【0018】電子透かしを復号化するには、最初に、ソ
ート用添字s1,s2,…,sNを使って推定値y"=
y"1,y"2,…,y"N/2を形成する。その場合、埋込み
ビットb"は、通常のスペクトル拡散電子透かしと同様
に、Σn=1 N/2ny"nの符号である。なお、復号化時
に、ソート用添字と電子透かし鍵が必要になる。これら
ソート用添字と電子透かし鍵を個別に転送する代わり
に、これらを後に復号化器に転送される1個の信号依存
鍵に結合させることも考えられる。
【0019】ディジタルメディアの圧縮及びコード変換
は、異なる帯域幅をもつ異なる通信路を介した配信や異
なる装置での使用など、様々な用途に必要とされること
が多い。例えば、MPEG−2AAC方式を使って音声
を圧縮したり、MPEG−2AAC方式による圧縮音声
をMPEG−1のレイヤ3方式、すなわち、MP3方式
に変換する場合などである。そのような圧縮やコード変
換によるメディア信号の再構成は、高損失となる恐れが
ある。通常、これによって信号の知覚性が変化すること
はない。多くの用途では、埋込み電子透かしは、そのよ
うな高損失の再構成やその他の高損失の信号処理にも消
えずに残ることが望ましく、再構成されたメディア信号
内でも検出可能に残存していることが望ましい。
【0020】図2Aは、本発明の強化スペクトル拡散電
子透かし技術を圧縮音声信号に適用する方法を示す。例
示として、圧縮音声データは、公知のアドバンスドオー
ディオコーディング(AAC)圧縮国際標準規格に従っ
て圧縮される。以下の説明は圧縮音声データに基づいて
行われるが、勿論、本発明は、画像データ、ビデオデー
タ、マルチメディアデータ、ソフトウェアデータなどの
他のメディアデータや他のディジタルデータストリーム
にも適用可能である。
【0021】符号化器30において、圧縮音声データ3
2が部分復号化器34に入力される。部分復号化器34
は、それにより、圧縮データの一部を復号化して複数の
量子化添字を復元するよう動作可能になっている。電子
透かしは、周波数係数に埋め込まれるのではなく、この
量子化添字に埋め込まれることになる。この手法は、逆
量子化も再量子化も必要としないので、処理全体の速度
を上昇させることができる。しかしながら、電子透かし
を周波数係数に埋め込むやり方も本発明の範囲内に包含
されると考えられる。
【0022】その後、圧縮音声データの量子化添字が添
字セレクタ36に入力される。添字セレクタ36は、知
覚モデリングを適用して、各量子化添字が耐え得る最大
ひずみ量を推定する。知覚モデリングは当業者に広く知
られている。しかしながら、知覚モデリング情報は圧縮
音声からは容易にアクセス可能ではないので、発見的解
決法を利用して知覚モデリングを量子化添字に適用させ
てもよい。発見的解決法の実施例に関しては、本発明の
出願人らによる2002年2月25日出願の米国特許出
願明細書「圧縮音声データストリームへのデータ埋込み
方法及び装置(Method and Apparatus for Embedding Da
ta in Compressed Audio Data Stream)」においてさら
に詳細に説明されている。いずれにせよ、選択された量
子化添字が添字セレクタ36から出力される。
【0023】電子透かしを付加する前に、上述したよう
に、選択された量子化添字が強化される。そうするため
に、選択された量子化添字は、添字ソータ38により昇
順もしくは降順にソートされる。その後、ソートされた
量子化添字は強化添字シーケンサ40への入力となる。
強化添字シーケンサ40は、連続する量子化添字からな
る各対の差分を算出し、量子化添字の符号を交互に変化
させることによって、強化された量子化添字列を生成す
る。
【0024】電子透かし符号化器42は、公知のスペク
トル拡散技術を利用して電子透かしを強化された量子化
添字列に付加する。電子透かし符号化器42は、強化さ
れた量子化添字列に加えて、電子透かしデータと電子透
かし鍵データを入力として受け取る。最後に、電子透か
し付き量子化添字が、部分符号化器46によるホフマン
符号化によって圧縮され、電子透かし付き圧縮音声信号
が生成される。
【0025】前記音声符号化器30は、場合により、鍵
マルチプレクサ44を備えていてもよい。上述したよう
に、復号化処理には、電子透かし鍵と、添字ソータ38
から送られるソート用添字が必要である。鍵マルチプレ
クサ44は、電子透かし鍵とソート用添字とを結合して
1個の復号鍵を生成する。それに対応する音声復号化器
50を図2Bに示す。
【0026】以上の説明は本発明の典型的な実施形態を
述べただけであって、本発明の精神と範囲から逸脱する
ことなく様々な変更や変形が可能であることは、当業者
であれば上記の説明、図面及び特許請求の範囲からすぐ
に分かるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスペクトル拡散電子透かし強化方
法のフロー図である。
【図2A】本発明に係る音声符号化器の一例を示す構成
図である。
【図2B】本発明に係る音声復号化器の一例を示す構成
図である。
【符号の説明】
30 音声符号化器 32 圧縮音声 34 部分復号化器 36 添字セレクタ 38 添字ソータ 40 強化添字シーケンサ 42 電子透かし符号化器 44 鍵マルチプレクサ 46 部分符号化器 50 音声復号化器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホン ヘザー ユー アメリカ合衆国 ニュージャージー州 08550 プリンストンジャンクション ル パルクドライブ 4 (72)発明者 ツーシャン シュン アメリカ合衆国 テキサス州 77840 カ レッジステーション ウィンターパーク 100 ナンバー503 Fターム(参考) 5B057 AA20 CB18 CB19 CG01 CH01 5C063 AB05 CA23 CA29 CA36 DA07 DA13 5C076 AA14 BA06 BA09 5J104 AA14 HA04 NA13 NA14 NA15 PA14

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルメディアのスペクトル拡散電
    子透かしを強化する方法であって、 複数のホスト変換パラメータによって変換領域で表現さ
    れたホストデータを受け取る工程と、 前記複数のホスト変換パラメータ間の分散を低減するこ
    とにより、強化されたホスト変換パラメータ列を生成す
    る工程と、 スペクトル拡散技術を利用して前記強化されたホスト変
    換パラメータ列に電子透かしを付加する工程とを備えた
    スペクトル拡散電子透かし強化方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスペクトル拡散電子透
    かし強化方法において、 前記複数のホスト変換パラメータ間の分散を低減する工
    程は、 前記複数のホスト変換パラメータを昇順または降順の少
    なくとも一方でソートする工程と、 連続するホスト変換パラメータからなる各対の差分を求
    めることにより、複数の差分値を生成する工程と、 前記複数の差分値の符号を交互に変化させることによ
    り、前記強化されたホスト変換パラメータ列を生成する
    工程とをさらに備えていることを特徴とするスペクトル
    拡散電子透かし強化方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のスペクトル拡散電子透
    かし強化方法において、 前記複数のホスト変換パラメータ間の分散を低減する工
    程の前に、前記複数のホスト変換パラメータから、前記
    強化されたホスト変換パラメータ列を生成するための基
    礎となる知覚上重要なホスト変換パラメータを抽出する
    工程をさらに備えていることを特徴とするスペクトル拡
    散電子透かし強化方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のスペクトル拡散電子透
    かし強化方法において、 前記強化されたホスト変換パラメータ列に電子透かしを
    付加する工程は、 複数の電子透かし変換パラメータによって変換領域で表
    現された電子透かしデータを受け取る工程と、 前記複数の電子透かし変換パラメータに擬似ランダム数
    列を適用する工程と、 前記複数の電子透かし変換パラメータを前記強化された
    ホスト変換パラメータ列の差分値と結合させることによ
    り、電子透かし付きホストデータを導出する工程とをさ
    らに備えていることを特徴とするスペクトル拡散電子透
    かし強化方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のスペクトル拡散電子透
    かし強化方法において、 前記ホストデータは、音声データ、画像データ、ビデオ
    データ、ソフトウェアデータ及びマルチメディアデータ
    からなる群から選択されることを特徴とするスペクトル
    拡散電子透かし強化方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のスペクトル拡散電子透
    かし強化方法において、 前記変換領域は、高速フーリエ変換、離散コサイン変換
    (DCT)、変調離散コサイン変換及び離散ウェーブレ
    ット変換からなる群から選択されることを特徴とするス
    ペクトル拡散電子透かし強化方法。
  7. 【請求項7】 ディジタルメディアのスペクトル拡散電
    子透かしを強化する方法であって、 ホストメディアデータを空間領域から周波数領域に変換
    することにより、前記ホストメディアデータを示す複数
    のホスト周波数係数を生成する工程と、 前記複数のホスト周波数係数を昇順または降順の少なく
    とも一方でソートする工程と、 連続するホスト周波数係数からなる各対の差分を求める
    ことにより、複数の差分値を生成する工程と、 前記複数の差分値の符号を交互に変化させることによ
    り、強化された周波数係数列を生成する工程と、 スペクトル拡散技術を利用して前記強化された周波数係
    数列に電子透かしを付加する工程とを備えたスペクトル
    拡散電子透かし強化方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のスペクトル拡散電子透
    かし強化方法において、 前記ホストメディアデータは、ディジタルメディアから
    セグメント化されることを特徴とするスペクトル拡散電
    子透かし強化方法。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のスペクトル拡散電子透
    かし強化方法において、 前記ホストメディアデータは、音声データ、画像デー
    タ、ビデオデータ、ソフトウェアデータ及びマルチメデ
    ィアデータからなる群から選択されることを特徴とする
    スペクトル拡散電子透かし強化方法。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載のスペクトル拡散電子
    透かし強化方法において、 前記ホストメディアデータを変換する工程は、高速フー
    リエ変換、離散コサイン変換(DCT)、変調離散コサ
    イン変換及び離散ウェーブレット変換のうちの少なくと
    も1つを利用する工程をさらに備えていることを特徴と
    するスペクトル拡散電子透かし強化方法。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載のスペクトル拡散電子
    透かし強化方法において、 前記複数のホスト周波数係数を昇順または降順の少なく
    とも一方でソートする工程の前に、前記複数のホスト周
    波数係数を量子化する工程をさらに備えていることを特
    徴とするスペクトル拡散電子透かし強化方法。
  12. 【請求項12】 請求項7に記載のスペクトル拡散電子
    透かし強化方法において、 前記強化された周波数係数列に電子透かしを付加する工
    程は、 複数の電子透かし周波数係数によって周波数領域で表現
    された電子透かしデータを受け取る工程と、 前記複数の電子透かし周波数係数に擬似ランダム数列を
    適用する工程と、 前記複数の電子透かし周波数係数を前記強化された周波
    数係数列と結合させることにより、電子透かし付きホス
    トデータを導出する工程とをさらに備えていることを特
    徴とするスペクトル拡散電子透かし強化方法。
  13. 【請求項13】 メディアデータのスペクトル拡散電子
    透かしを強化する方法であって、 圧縮されたメディアデータを受け取る工程と、 前記圧縮されたメディアデータを復号化して該メディア
    データを示す複数の量子化添字を復元する工程と、 前記複数の量子化添字を昇順または降順の少なくとも一
    方でソートする工程と、 連続する量子化添字からなる各対の差分を求めることに
    より、複数の差分値を生成する工程と、 前記複数の差分値の符号を交互に変化させることによ
    り、強化された量子化添字列を生成する工程と、 スペクトル拡散技術を利用して前記強化された量子化添
    字列に電子透かしを付加する工程とを備えたスペクトル
    拡散電子透かし強化方法。
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