JP2003309606A - 仮想ルータおよび仮想ルータを用いたデータ中継システム - Google Patents

仮想ルータおよび仮想ルータを用いたデータ中継システム

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JP2003309606A JP2002110790A JP2002110790A JP2003309606A JP 2003309606 A JP2003309606 A JP 2003309606A JP 2002110790 A JP2002110790 A JP 2002110790A JP 2002110790 A JP2002110790 A JP 2002110790A JP 2003309606 A JP2003309606 A JP 2003309606A
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packet
virtual router
transmission
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Takeo Matsui
剛生 松井
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク内におけるパケットの伝送ルー
トの1本化を図り、ルート指定およびネットワークの管
理を容易に行う。 【解決手段】 ホスト14が接続されたLAN3とパケ
ットの送受信を行う送受信部21のインターフェースの
ポートを共通にした仮想ルータ20を設け、ネットワー
ク判別部22でホスト14からのパケットの送信元IP
アドレスに応じて、プロバイダが接続されているルーテ
ィング制御部23,24を選択してこのパケットを送信
することで、LAN3内のホスト14と仮想ルータ20
間でのパケットの伝送ルートの1本化を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワーク間
に接続され、パケット構成のデータ中継を行う仮想ルー
タおよび仮想ルータを用いたデータ中継システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ中継システムでは、例えば
図6に示すように、ルータ10,11は、ローカルエリ
アネットワーク(以下、「LAN」という)と広域ネッ
トワーク(以下、「WAN」という)に接続されてお
り、さらにWANを介して複数のインターネット接続事
業者(ISP、いわゆるプロバイダ)12,13のアク
セスポイントに接続されている。これらルータ10,1
1は、LAN内のクライアントのパーソナルコンピュー
タ(以下、「PC」という)やワークステーション(以
下、「WS」という)などの端末装置(ホスト)とLA
N内の伝送路を介してそれぞれ接続されている。
【0003】これらホスト14は、複数のプロバイダ1
2,13に加入しており、インターネット15上の図示
しない公開サーバにアクセスする場合に、ルータ10,
11に接続されたいずれかのプロバイダ12,13を選
択してアクセスすることで、この公開サーバから各種情
報を得ている。
【0004】このように、ある組織(例えば1つのネッ
トワーク)が同時に複数のプロバイダと契約すること
で、通常は高速ディジタル専用線を使って複数のプロバ
イダと接続する形態をマルチホーミング(Multih
oming)という。このマルチホーミングでは、例え
ば片方のプロバイダが障害などで利用できなくなった場
合でも、障害回復まで待つことなく、別のプロバイダを
経由してインターネットにアクセスできるメリットがあ
る。このため、ホストの1つのインターフェースは、各
プロバイダから割り当てられた複数のIP(Inter
net Protocol)アドレスを持つこととな
る。
【0005】この従来例において、パケットがいくつか
のネットワークを通過して転送される場合、このパケッ
トは、あるルータから別のルータへと転送されることと
なる。この場合、各ルータのルーティングテーブルは、
パケットの送信宛先のIPアドレスと、次に転送するル
ータのIPアドレスとを対応付けて格納しており、この
テーブルは、各ルータが隣接するルータと相互にルーテ
ィング情報を交換することによって、他のルータおよび
その方向のルートの確認を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来例では、複数のルータが存在すると、それぞれのルー
タに対してIPアドレスが与えられており、ホストは選
択するプロバイダに応じて異なるIPアドレスでルータ
を指定しなければならず、ネットワーク内でのパケット
伝送が煩雑になるとともに、ルート情報の管理が複雑に
なるという問題点があった。
【0007】この発明は、上記問題点に鑑みなされたも
ので、接続されたネットワークとパケットの送受信を行
う送受信装置のインターフェースのポートを共通にした
仮想ルータを設けることで、ネットワーク内におけるパ
ケットの伝送ルートの1本化を図り、ルート指定および
ネットワークの管理を容易に行うことができる仮想ルー
タおよび仮想ルータを用いたデータ中継システムを提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明では、ローカルエリアネットワークと広域
ネットワークに接続され、該ローカルエリアネットワー
クと広域ネットワーク間でのパケットの転送を行う仮想
ルータにおいて、前記ローカルエリアネットワークに接
続される1つのポートを有し、該ネットワークと当該ポ
ートを介してパケットの送受信を行う第1の送受信手段
と、入力する前記パケットの転送制御を行う少なくとも
2つの制御手段と、送信元に応じて前記転送制御を行う
制御手段を設定し、前記第1の送受信手段で受信された
パケットの送信元アドレスに応じて、前記制御手段のう
ち、所定の制御手段を選択して前記パケットを出力する
選択手段と、前記制御手段とそれぞれ接続され、前記転
送制御されたパケットの前記広域ネットワークへの送信
および該広域ネットワークからのパケットの受信を行う
少なくとも2つの第2の送受信部とを備えたことを特徴
とする仮想ルータ。
【0009】この発明によれば、接続されたLANとパ
ケットの送受信を行う第1の送受信手段のポートを共通
にした仮想ルータを設けることで、LAN内における各
端末装置と仮想ルータ間でのパケットの伝送ルートの1
本化を図って、WANへのパケット転送を行う。
【0010】この発明の請求項2では、上記発明におい
て、前記仮想ルータは、前記第1の送受信手段を1つ設
けて、前記ローカルエリアネットワークと接続させると
ともに、前記制御手段および第2の送受信手段を、前記
広域ネットワークを介して接続されるインターネット接
続事業者の数に対応して設け、前記各第2の送受信手段
は、異なる広域ネットワークを介してそれぞれのインタ
ーネット接続事業者と接続されることを特徴とする。
【0011】この発明によれば、第1の送受信手段のポ
ートを共通にした仮想ルータを1つ設けるとともに、パ
ケットの転送制御を行う制御手段および接続されたWA
Nとパケットの送受信を行う第2の送受信手段をインタ
ーネット接続事業者の数に対応して複数設けることで、
LAN内における各端末装置と仮想ルータ間でのパケッ
トの伝送ルートの1本化を図るとともに、異なるWAN
を用いた伝送ルートでデータ転送を行う。
【0012】この発明の請求項3では、ローカルエリア
ネットワークと広域ネットワークに接続され、該ローカ
ルエリアネットワークと広域ネットワーク間でのパケッ
トの転送を行う仮想ルータにおいて、前記ローカルエリ
アネットワークに接続される1つのポートを有し、当該
ネットワークと前記ポートを介してパケットの送受信を
行う第1の送受信手段と、入力する前記パケットの転送
制御を行う少なくとも2つの制御手段と、送信元情報に
応じて前記転送制御を行う制御手段を設定し、前記第1
の送受信手段で受信されたパケットの送信元アドレスに
応じて、前記制御手段のうち、所定の制御手段を選択し
て前記パケットを出力する選択手段と、前記各制御手段
と接続されるとともに、前記広域ネットワークに接続さ
れる1つのポートを有し、前記広域ネットワークと前記
ポートを介して前記転送制御されたパケットの送信を行
い、また該広域ネットワークからのパケットの受信を行
う第2の送受信手段とを備えたことを特徴とする仮想ル
ータが提供されている。
【0013】この発明によれば、接続されたLANとパ
ケットの送受信を行う第1および第2の送受信手段のポ
ートを共通にした仮想ルータを設けることで、LAN内
における各端末装置と仮想ルータ間でのパケットの伝送
ルートの1本化および仮想ルータとWAN間での伝送ル
ートの1本化を図って、WANへのパケット転送を行
う。
【0014】この発明の請求項4では、上記発明におい
て、前記仮想ルータは、前記第1および第2の送受信手
段を1つずつ設けて、前記ローカルエリアネットワーク
および広域ネットワークと接続させるとともに、前記制
御手段を該接続されるインターネット接続事業者の数に
対応して設けることを特徴とする。
【0015】この発明によれば、第1および第2の送受
信手段のポートを共通にした仮想ルータを1つ設けると
ともに、パケットの転送制御を行う制御手段をインター
ネット接続事業者の数に対応して複数設けることで、L
AN内における各端末装置と仮想ルータ間でのパケット
の伝送ルートの1本化を図るとともに、同一のWANを
用いた伝送ルートでデータ転送を行う。
【0016】この発明の請求項5では、端末装置が接続
されるローカルエリアネットワークと、インターネット
接続業者が接続される広域ネットワークと、前記ローカ
ルエリアネットワークおよび広域ネットワーク間に接続
される請求項1〜4のいずれか一つに記載の仮想ルータ
とを備え、物理的に1本の伝送ルートでパケット転送を
行うことを特徴とする仮想ルータとを備えたことを特徴
とする。
【0017】この発明によれば、LANとWAN間に請
求項1〜4のいずれか一つに記載の1台の仮想ルータを
接続させてパケットの転送を行うことで、LANおよび
WANでの伝送ルートの1本化を図る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる仮想ルータおよび仮想ルータを用いたデー
タ中継システムの好適な実施の形態を説明する。
【0019】(実施例1)図1は、この発明にかかる仮
想ルータの一実施例の構成を示すブロック図であり、図
2は、この仮想ルータが用いられるデータ中継システム
の構成を示す構成図である。図において、仮想ルータ2
0は、LAN3と接続される送受信部21と、選択した
ルーティング制御部にパケットを出力するネットワーク
判別部22と、転送制御を行うルーティング制御部2
3,24と、WAN1,2とそれぞれ接続される送受信
部25,26とから構成されている。なお、LAN3に
は、マルチホーミング対応の複数の端末装置14が接続
されている。
【0020】送受信部21は、1つのポートを有するイ
ンターフェースを含んでおり、このポートを介してLA
N3と接続されており、端末装置14から送出されたI
Pパケットを受信してネットワーク判別部22に出力す
る受信機能を有している。また、送受信部21は、ネッ
トワーク判別部22から入力されたパケットをLAN3
に送信する送信機能を有している。
【0021】上述したように、マルチホーミングの形態
では、契約したプロバイダ12,13(図2参照)が割
り当てた複数のIPアドレスを持つこととなる。このた
め、ホスト14の1つのインターフェースが複数のIP
アドレスを持つこととなる。このホスト14は、パケッ
トを送信する時に、この割り当てられたIPアドレスを
送信元アドレスとしてパケットを作成する。
【0022】ネットワーク判別部22は、予めこのプロ
バイダ12,13から割り当てられたIPアドレスを記
憶しており、送受信部21から入力されるIPパケット
のヘッダ内の送信元IPアドレスを参照して、どちらの
WAN1,2に接続されているプロバイダ12,13か
ら割り当てられたIPアドレスか判別する。そして、こ
のネットワーク判別部22は、この判別結果に基づい
て、該当するWAN1または2側のルーティング制御部
23または24にこの受信パケットを転送している。
【0023】ルーティング制御部23,24は、図示し
ないルーティングテーブルを有し、従来のルータと同様
に、ルーティング機能を備えている。すなわち、ルーテ
ィング制御部23,24は、受信したパケットの宛先ア
ドレスを参照して、このルーティングテーブルからパケ
ットを転送すべきルート選択し、この選択したルート上
に受信パケットを送信するよう送受信部25,26を制
御している。
【0024】送受信部25,26は、プロバイダ12,
13が接続されたWAN1,2にそれぞれ接続されてお
り、ルーティング制御部23,24のルート制御によっ
てパケットを送信する送信機能を有している。また、送
受信部25,26は、WAN1,2側からのパケットを
受信してルーティング制御部23,24に出力する受信
機能を有している。
【0025】次に、図3のフローチャートを用いて、仮
想ルータ20のデータ転送動作を説明する。まず、仮想
ルータ20では、送受信部21がLAN3内のあるホス
ト14からインターフェースの1つのポートを介してI
Pパケットを受信すると(ステップ101)、このIP
パケットをネットワーク判別部22に出力する。
【0026】ネットワーク判別部22では、入力された
このIPパケット内の送信元IPアドレスを参照して、
どちらのルーティング制御部23,24に属するWAN
に接続されたプロバイダ12,13に割り当てられたI
Pアドレスか判別する(ステップ102)。そして、ネ
ットワーク判別部22は、この判別結果に基づいて受信
IPパケットを該当するWANに接続されたルーティン
グ制御部23または24に出力する。
【0027】該当するルーティング制御部23,24
は、ルーティング機能に基づいて入力されたIPパケッ
トを転送処理して送受信部25,26に出力しており
(ステップ103)、送受信部25,26は、該当する
WAN1,2へこのIPパケットを送信している(ステ
ップ104)。
【0028】なお、WAN側からのパケット送信に対し
ては、従来と同様に、送受信部25,26でパケットの
受信を行い、ルーティング制御部23,24で転送処理
を行って、送受信部21から共通のポートを介してLA
N1に転送すればよい。
【0029】このように、この実施例では、仮想ルータ
は、送受信部におけるインターフェースの共通のポート
を1つ有するとともに、プロバイダの数に対応してルー
ティング制御部を複数設け、このポートを介してLAN
と接続されるので、このLAN内の各ホストと仮想ルー
タ間でのパケットの伝送ルートの1本化を図ることがで
き、これによりルート指定およびルート情報の管理を容
易に行うことができる。
【0030】また、この実施例では、LANと接続され
る送受信部を共通としたことで、部品点数が削減されて
仮想ルータのコンパクト化が可能となるとともに、製作
コストが削減されるという効果も奏する。
【0031】(実施例2)図4は、この発明にかかる仮
想ルータの他の実施例の構成を示すブロック図である。
なお、図4において、図1に示した仮想ルータと同様の
構成部分に関しては、説明の都合上、同一符号を付記す
るものとする。図において、図1に示した仮想ルータと
異なる構成は、WAN1と接続される送受信部27が1
つで、かつインターフェースのポートが1つでこのWA
N1と接続されている点である。
【0032】この仮想ルータ20のデータ転送動作は、
図5に示すように、送受信部21がLAN3内のあるホ
スト14からインターフェースの1つのポートを介して
IPパケットを受信すると(ステップ201)、このI
Pパケットをネットワーク判別部22に出力する。
【0033】ネットワーク判別部22は、このIPパケ
ット内の送信元IPアドレスから出力するルーティング
制御部23,24を判別し(ステップ202)、このI
Pパケットを該当するWANに接続されたルーティング
制御部23または24に出力する。ルーティング制御部
23,24は、ルーティング機能に基づいて入力された
IPパケットを転送処理して送受信部27に出力する
(ステップ203)。
【0034】送受信部27は、それぞれのルーティング
制御部23,24からのパケットを1つにして(ステッ
プ204)、WAN1を介して該当するプロバイダ12
または13のアクセスポイントへ送信する(ステップ2
05)。
【0035】このように、この実施例では、仮想ルータ
は、LAN側およびWAN側の両送受信部におけるイン
ターフェースの共通のポートを1つ有するとともに、プ
ロバイダの数に対応してルーティング制御部を複数設け
ることで、このポートを介してLANおよびWANと接
続されるので、LAN内の各ホストと仮想ルータ間での
パケットの伝送ルートの1本化を図ることができるとと
もに、同一のWANを用いた伝送ルートでデータ転送を
行うことができる。
【0036】また、この実施例では、LANおよびWA
Nと接続される送受信部を共通としたことで、実施例1
よりもさらに部品点数が削減されて仮想ルータのコンパ
クト化が可能となるとともに、製作コストが削減される
という効果も奏する。
【0037】また、従来例では、LANとWANの2つ
のネットワーク間に複数のルータが接続されているの
で、パケットがいずれのルータによって転送されたか認
識することが実際の問題として非常に困難である。この
ため、例えば何らかの障害が発生した場合、どこのルー
タで発生したか、どこの回線で発生したかが認識しずら
く、ネットワークの管理が困難であった。
【0038】これに対して、この実施例では、ネットワ
ークとの接続が物理的に1本化しているため、ルート指
定が容易になるとともに、例えば障害が発生しても仮想
ルータの近辺でまとめて障害を検知することができるの
で、上述した従来例に比べてネットワークの管理が容易
になる。
【0039】この発明は、これら実施形態に限定される
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の変形実施が可能である。例えば、この実施例では、プ
ロバイダが2箇所の場合を説明したが、この発明はこれ
に限らず、3ヶ所以上の場合でも応用が可能であり、こ
の場合もプロバイダの数に対応させてルーティング制御
部を複数設けるように構成すれば、パケットの伝送ルー
トの1本化を図ることができる。
【0040】また、この発明では、いずれかのプロバイ
ダに障害が発生すると、仮想ルータに情報が届かなくな
るので、仮想ルータは、所定時間、情報が届かないこと
を検出して、例えばホストからパケットを受信した時
に、当該ホストにパケットの伝送ができない旨のアンリ
ッチの情報を送って、伝送ルートを切り替えてパケット
を送るように指示することも可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、第
1の送受信手段のポートを共通にした1つの仮想ルータ
をネットワーク間に設けるとともに、パケットの転送制
御を行う制御手段および接続されたWANとパケットの
送受信を行う第2の送受信手段をインターネット接続事
業者の数に対応して複数設けるので、LAN内における
各端末装置と仮想ルータ間でのパケットの伝送ルートの
1本化が図られ、ルート指定およびネットワークの管理
を容易に行うことができる。
【0042】また、この発明では、第1および第2の送
受信手段のポートを共通にした1つの仮想ルータをネッ
トワーク間に設けるとともに、パケットの転送制御を行
う制御手段および接続されたWANとパケットの送受信
を行う第2の送受信手段をインターネット接続事業者の
数に対応して複数設けるので、LAN内における各端末
装置と仮想ルータ間およびWANと仮想ルータ間でのパ
ケットの伝送ルートの1本化が図られ、さらにルート指
定およびネットワークの管理を容易に行うことができ
る。
【0043】また、この発明では、請求項1〜4のいず
れか一つに記載の仮想ルータをローカルエリアネットワ
ークと広域ネットワーク間に接続してデータ中継システ
ムを構築して、物理的に1本の伝送ルートでパケット転
送を行うので、データ中継システムにおいてもルート指
定およびネットワークの管理を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる仮想ルータの一実施例の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1に示した仮想ルータが用いられるデータ中
継システムの構成を示す構成図である。
【図3】図1に示した仮想ルータのデータ転送動作を説
明するためのフローチャートである。
【図4】この発明にかかる仮想ルータの他の実施例の構
成を示すブロック図である。
【図5】図4に示した仮想ルータのデータ転送動作を説
明するためのフローチャートである。
【図6】従来のデータ中継システムの構成を示すシステ
ム構成図である。
【符号の説明】
1,2 広域ネットワーク(WAN) 3 ローカルエリアネットワーク(LAN) 10,11 ルータ 12,13 プロバイダ 14 端末装置(ホスト) 15 インターネット 20 仮想ルータ 21,25〜27 送受信部 22 ネットワーク判別部 23,24 ルーティング制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローカルエリアネットワークと広域ネッ
    トワークに接続され、該ローカルエリアネットワークと
    広域ネットワーク間でのパケットの転送を行う仮想ルー
    タにおいて、 前記ローカルエリアネットワークに接続される1つのポ
    ートを有し、該ネットワークと当該ポートを介してパケ
    ットの送受信を行う第1の送受信手段と、 入力する前記パケットの転送制御を行う少なくとも2つ
    の制御手段と、 送信元情報に応じて前記転送制御を行う制御手段を設定
    し、前記第1の送受信手段で受信されたパケットの送信
    元アドレスに応じて、前記制御手段のうち、所定の制御
    手段を選択して前記パケットを出力する選択手段と、 前記制御手段とそれぞれ接続され、前記転送制御された
    パケットの前記広域ネットワークへの送信および該広域
    ネットワークからのパケットの受信を行う少なくとも2
    つの第2の送受信部とを備えたことを特徴とする仮想ル
    ータ。
  2. 【請求項2】 前記仮想ルータは、前記第1の送受信手
    段を1つ設けて、前記ローカルエリアネットワークと接
    続させるとともに、前記制御手段および第2の送受信手
    段を、前記広域ネットワークを介して接続されるインタ
    ーネット接続事業者の数に対応して設け、前記各第2の
    送受信手段は、異なる広域ネットワークを介してそれぞ
    れのインターネット接続事業者と接続されることを特徴
    とする請求項1に記載の仮想ルータ。
  3. 【請求項3】 ローカルエリアネットワークと広域ネッ
    トワークに接続され、該ローカルエリアネットワークと
    広域ネットワーク間でのパケットの転送を行う仮想ルー
    タにおいて、 前記ローカルエリアネットワークに接続される1つのポ
    ートを有し、当該ネットワークと前記ポートを介してパ
    ケットの送受信を行う第1の送受信手段と、 入力する前記パケットの転送制御を行う少なくとも2つ
    の制御手段と、 送信元情報に応じて前記転送制御を行う制御手段を設定
    し、前記第1の送受信手段で受信されたパケットの送信
    元アドレスに応じて、前記制御手段のうち、所定の制御
    手段を選択して前記パケットを出力する選択手段と、 前記各制御手段と接続されるとともに、前記広域ネット
    ワークに接続される1つのポートを有し、前記広域ネッ
    トワークと前記ポートを介して前記転送制御されたパケ
    ットの送信を行い、また該広域ネットワークからのパケ
    ットの受信を行う第2の送受信手段とを備えたことを特
    徴とする仮想ルータ。
  4. 【請求項4】 前記仮想ルータは、前記第1および第2
    の送受信手段を1つずつ設けて、前記ローカルエリアネ
    ットワークおよび広域ネットワークと接続させるととも
    に、前記制御手段を該接続されるインターネット接続事
    業者の数に対応して設けることを特徴とする請求項3に
    記載の仮想ルータ。
  5. 【請求項5】 端末装置が接続されるローカルエリアネ
    ットワークと、インターネット接続業者が接続される広
    域ネットワークと、前記ローカルエリアネットワークお
    よび広域ネットワーク間に接続される請求項1〜4のい
    ずれか一つに記載の仮想ルータとを備え、物理的に1本
    の伝送ルートでパケット転送を行うことを特徴とする仮
    想ルータとを備えたことを特徴とするネットワーク中継
    システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008236212A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Fujitsu Ltd Vpn装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008236212A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Fujitsu Ltd Vpn装置

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