JP2003308134A - 携帯情報機器 - Google Patents

携帯情報機器

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JP2003308134A
JP2003308134A JP2002115668A JP2002115668A JP2003308134A JP 2003308134 A JP2003308134 A JP 2003308134A JP 2002115668 A JP2002115668 A JP 2002115668A JP 2002115668 A JP2002115668 A JP 2002115668A JP 2003308134 A JP2003308134 A JP 2003308134A
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opening
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lid
water
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JP2002115668A
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English (en)
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Katsumi Maeda
克己 前田
Tatsuya Miyagawa
達也 宮川
Katsumasa Motoki
克昌 本木
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Calculators And Similar Devices (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 防水性を確保し、且つ使い勝手の良いのもの
を得る。 【解決手段】 機器本体1の側面に設けられた開口部2
3を開閉自在に塞ぐコネクタ用の蓋体5の内面に、その
上辺および左右両側辺の周囲に沿って導水溝26を設
け、且つ蓋体5と機器本体1の開口部23との間に、蓋
体5が機器本体1の開口部23を塞いだ状態で導水溝2
6によって導かれた水を機器本体1の裏面側から外部へ
排出する排出路27を設けた。従って、機器本体1の開
口部23と蓋体5との隙間から雨水や水滴などの水が機
器本体1内に浸入しても、この浸入した水が導水溝26
に流れ込むので、この流れ込んだ水を導水溝26で排出
路27に導いて機器本体1の裏面側から外部に排出する
ことができる。これにより、防水性を確保することがで
きると共に、蓋体5の取付構造が簡単で、蓋体5の開閉
操作も容易にでき、使い勝手の良いものを得ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯端末機やモ
バイルなどの携帯情報機器に関し、特に防水性に優れた
携帯情報機器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯端末機などの携帯情報機器
においては、手軽に携帯して何処でも自由に情報処理が
できるように、機器本体がコンパクトに構成され、この
機器本体の内部に情報処理に必要な各種の電子部品が組
み込まれた構成になっている。例えば、この携帯情報機
器では、機器本体が手軽に携帯できるノート型サイズに
形成され、この機器本体の内部に情報処理に必要な各種
の電子部品が組み込まれている。すなわち、機器本体の
表面側には、情報を表示する表示装置が機器本体の表示
用開口部に対応して設けられており、この機器本体の側
面には、使用頻度の多い接続用のコネクタ部が設けられ
ている。また、この機器本体の裏面には、交換頻度の少
ない増設用のメモリ収納部が設けられているほか、機器
本体の側面から裏面に亘ってバッテリ収納部が設けられ
ている。この場合、コネクタ部およびメモリ収納部に対
応する個所には、ゴミなどの塵埃が機器本体内に侵入す
るのを防ぐために、蓋体が開閉可能に取り付けられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな携帯情報機器では、手軽に携帯して何処でも情報処
理することができても、雨天の日や水滴がかかり易い場
所で使用すると、雨水や水滴などの水が蓋体や表示用開
口部などの隙間から機器本体内に浸入し、この浸入した
水によって機器本体内の電子部品がショートして破損す
るという問題がある。このような問題を防ぐために、従
来では、コネクタ部やメモリ収納部を塞ぐ蓋体を機器本
体に防水用のゴムパッキンを介してビスや圧入により強
固に取り付けることが検討されているが、このような構
造では、防水性を確保することができても、蓋体の開閉
操作が面倒になるため、使い勝手が悪いという不都合が
生じる。
【0004】また、このような携帯情報機器では、表示
装置が対応する機器本体の表示用開口部から雨水や水滴
などの水が浸入するのを防ぐために、機器本体と表示装
置との間に防止用のゴムパッキンを所定圧力で挟み付け
て取り付け、このゴムパッキンで雨水や水滴などの水の
浸入を防ぐようにしているが、ゴムパッキンを所定圧力
で挟み付ける構造であるから、その構造が複雑で、ゴム
パッキンの交換作業が面倒であるばかりか、ゴムパッキ
ンの劣化などによって防水性が低下するなどの問題があ
る。さらに、この携帯情報機器では、バッテリ収納部が
機器本体に一体に設けられて、一定容量のバッテリパッ
クのみを収納する構造であるから、使用者がバッテリ容
量を自由に選択することができないという不都合もあ
る。
【0005】この発明の課題は、防水性を確保でき、且
つ使い勝手の良いのものを得ることである。また、この
発明の他の課題は、使用者の使用用途に応じてシングル
用とダブル用のいずれかのバッテリ収納構造を選択でき
るようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するために、次のような構成要素を備えている。な
お、各構成要素には、後述する実施形態の項で説明され
る各要素に付された図面の参照番号などを括弧と共に付
す。請求項1に記載の発明は、図1、図2、図6、図7
に示すように、側面に開口部(23)が設けられた機器
本体(1)と、この機器本体の前記開口部を開閉自在に
塞ぐ蓋体(5)と、この蓋体が前記開口部を塞いだ状態
で前記機器本体に係脱可能に係合する係合部(係合フッ
ク25)とを備えた携帯情報機器において、前記蓋体に
おける前記機器本体の内部側に前記開口部の上辺および
左右両側辺の周囲に沿って設けられた導水溝(26)
と、前記蓋体が前記開口部を塞いだ状態で前記導水溝に
浸入した水を前記機器本体の裏面側から外部に排出する
排出路(27)とを備えたことを特徴とする携帯情報機
器である。
【0007】この発明によれば、機器本体の開口部と蓋
体との隙間から雨水や水滴などの水が機器本体内に浸入
しても、この浸入した水が導水溝に流れ込むので、この
流れ込んだ水を導水溝によって排出路に導き、この導い
た水を排出路によって機器本体の裏面側から外部に排出
することができ、これにより防水性を確保することがで
きると共に、従来例のようにゴムパッキンを介してビス
や圧入などで蓋体を強固に固定する必要がないので、蓋
体の取付構造が簡単で、且つ蓋体の開閉操作が容易にで
き、使い勝手の良いものを得ることができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、図6に示すよう
に、前記機器本体(1)と前記蓋体(5)との接合部分
が、その外側に向けて凸となる曲面(凸曲面5a)に形
成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯情
報機器である。この発明によれば、機器本体の側面に降
りかかった雨水や水滴などの水が機器本体の側面から蓋
体に流れるときに、その水を機器本体と蓋体との接合部
分において外側に向けて凸となる曲面に沿って円滑に流
すことができ、これにより機器本体と蓋体との接合部分
から水が浸入するのを軽減することができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、図2および図6
に示すように、少なくとも前記蓋体(5)の下側に位置
する前記機器本体(1)に、水切り凸部(28)が設け
られていることを特徴とする請求項1または2に記載の
携帯情報機器である。この発明によれば、雨水や水滴な
どの水が機器本体の側面から裏面側に流れ込むときに、
蓋体の下側に位置する機器本体に設けられた水切り凸部
によって、機器本体の裏面に雨水や水滴などの水が回り
込むのを防ぐことができ、これにより機器本体の裏面側
の防止性を図ることができる。
【0010】請求項4に記載の発明は、図1、図2、図
6に示すように、前記機器本体(1)が上ケース(1
a)と下ケース(1b)とを接合した構造で、前記上ケ
ースと前記下ケースとの接合部分における内部側には、
導水溝(26a)が機器本体のほぼ全周に亘って設けら
れていると共に、この導水溝に浸入した水を前記機器本
体の裏面側から外部に排出する排出路(27、1c)が
設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
かに記載の携帯情報機器である。この発明によれば、機
器本体における上ケースと下ケースとの接合部分から雨
水や水滴などの水が浸入しても、この浸入した水が機器
本体の内部側にそのほぼ全周に亘って設けられた導水溝
に流れ込むので、この流れ込んだ水を排出路に導いて機
器本体の裏面側から外部に排出することができ、これに
より機器本体が上ケースと下ケースとを接合した構造で
あっても、ゴムパッキンなどの防水部材を用いずに、防
水性を確保することができる。
【0011】請求項5に記載の発明は、図1、図4、図
5に示すように、表示用開口部(2)が設けられた機器
本体(1)と、この機器本体の内部に前記表示用開口部
と対応して設けられた表示装置(9)と、この表示装置
の外表面を覆って保護する透明な保護シート(15)
と、この保護シートの全周を前記機器本体の前記表示用
開口部の周縁部に挟み付けて固定する保持枠(16)と
を備えたことを特徴とする携帯情報機器である。この発
明によれば、保護シートによって表示装置の表面を保護
することができると共に、この保護シートの全周を保持
枠で機器本体の表示用開口部の周縁部に挟み付けている
ので、機器本体の表示用開口部から雨水や水滴などの水
の浸入を確実に防ぐことができ、しかも表示装置を保護
する保護シートで防水性を確保しているので、従来例の
ように防水を図るためのゴムパッキンなどの別部品が不
要となり、これにより部品点数の削減およびコストの削
減を図ることができると共に、保持枠を取り外すことに
より保護シートを簡単に交換することができ、これによ
っても使い勝手の良いものを得ることができる。
【0012】請求項6に記載の発明は、図17〜図19
に示すように、前記機器本体(1)に前記表示用開口部
(2)側を覆う開閉蓋(90)が開閉自在に設けられ、
この開閉蓋における前記表示用開口部側に対面する対向
面の周縁部に、防水機能および滑り止め機能を有する枠
状のゴム部材(91)が全周に亘って設けられているこ
とを特徴とする請求項5に記載の携帯情報機器である。
この発明によれば、携帯時に図17に示すように開閉蓋
を閉じて表示用開口部を覆うと、枠状のゴム部材が表示
用開口部を囲んで機器本体の表面に密着するので、この
ゴム部材によって機器本体の表面と開閉蓋との間から雨
水や水滴などの水が浸入するのをある程度防ぐことがで
き、これによっても防水性を図ることができるほか、特
に図19に示すように開閉蓋を開いて機器本体の裏面側
に配置し、この状態で機器本体を卓上などの載置面上に
配置して使用するときに、ゴム部材が載置面に接触して
配置されるので、このゴム部材によって機器本体が載置
面上で滑らないように良好に固定することができ、これ
によっても使い勝手の良いものを得ることができる。
【0013】請求項7に記載の発明は、図17〜図19
に示すように、前記開閉蓋(90)の対向面における前
記ゴム部材(91)で囲われた領域内に、摩擦抵抗が高
く且つ熱伝導率の低いシート部材(92)が設けられて
いることを特徴とする請求項6に記載の携帯情報機器で
ある。この発明によれば、開閉蓋を開いて機器本体の側
方に配置すると、図18に示すように、開閉蓋のシート
部材が機器本体の側方に露出して配置され、且つこのシ
ート部材の摩擦抵抗が高いので、この露出したシート部
材をマウスパッドとして使用することができ、また開閉
蓋を開いて図19に示すように機器本体の裏面側に配置
し、この状態で機器本体を手に持ったり膝の上に載せた
りして使用するときに、機器本体が熱をもっていても、
シート部材の熱伝導率が低いので、このシート部材で断
熱効果が得られ、使用者に対する低温火傷などの熱対策
をも図ることができる。
【0014】請求項8に記載の発明は、図1、図3、図
11、図12に示すように、機器本体(1)の内部に情
報処理機能に必要な各種の電子部品(例えば、回路基板
41、ハードディスク42、発光ダイオード41a、L
SI41b、電源ジャック41c、モジューラジャック
41dなど)を収納した携帯情報機器において、前記機
器本体内に防水機能を有する金属製の内部ケース(4
0)を配置し、この内部ケース内に前記電子部品を収納
したことを特徴とする携帯情報機器である。この発明に
よれば、機器本体内に内部ケースを配置した2重構造で
あるから、内部ケースに収納された電子部品に対する防
水性の向上が図れると共に、機器全体の強度をも高める
ことができるほか、特に内部ケースが金属製であるか
ら、内部ケースに収納された電子部品に対する放熱効果
があると共に電磁波対策をも図ることができる。
【0015】請求項9に記載の発明は、図3、図11、
図12に示すように、前記内部ケース(40)が、上シ
ールドケース(43)と下シールドケース(44)とか
らなり、これら各シールドケースが締結部材(ビス4
5)によって締結されていることを特徴とする請求項8
に記載の携帯情報機器である。この発明によれば、内部
ケースが上シールドケースと下シールドケースとで構成
されているので、電子部品を内部ケースに容易に組み込
むことができると共に、締結部材によって上シールドケ
ースと下シールドケースとを締結してユニット化を図る
ことでき、このユニット化された内部ケースを機器本体
内に組み込めば良いので、組立て作業性が良く、しかも
分解作業も容易になるので、使用部材のリサイクル化を
図ることができ、省資源対策をも図ることができる。
【0016】請求項10に記載の発明は、図1、図2、
図13〜図16に示すように、機器本体(1)にバッテ
リ収納部(8)を備えた携帯情報機器において、前記バ
ッテリ収納部は、1個のバッテリパック(56)を収納
するシングル用の第1収納部材(57)と、2個のバッ
テリパックを収納するダブル用の第2収納部材(58)
との一方が、前記機器本体の裏面側から前記バッテリパ
ックを交換可能な状態で、前記機器本体の側部に取り付
けられた構造であることを特徴とする携帯情報機器であ
る。
【0017】この発明によれば、シングル用の第1収納
部材とダブル用の第2収納部材とのいずれか一方を取り
付ける構造であるから、使用者の使用用途に応じてシン
グル用の第1収納部材とダブル用の第2収納部材とのい
ずれかを選択して取り付けることができ、しかも第1、
第2収納部材によって収納されたバッテリパックを保護
することができるので、機器本体内に直接バッテリパッ
クを収納する場合に比べて、耐衝撃性を高めることがで
き、これによっても使い勝手の良いものを得ることがで
きる。特に、ダブル用の第2収納部材を機器本体に取り
付けた場合には、バッテリパックを2個収納することが
できるので、バッテリパックを交換するときに、バッテ
リパックを1個ずつ交換することにより、機器本体の電
源を落す必要がなく、容易にバッテリパックを交換する
ことができる。
【0018】請求項11に記載の発明は、図2、図1
3、図14に示すように、前記機器本体(1)の裏面に
おける周縁部と前記バッテリ収納部(8)の裏面におけ
る周縁部とに、水切り凸部(28および74)が全周に
亘って連続した状態で設けられていることを特徴とする
請求項10に記載の携帯情報機器である。この発明によ
れば、雨水や水滴などの水が機器本体の側面から裏面に
流れ込むときに、機器本体の裏面における周縁部とバッ
テリ収納部の裏面における周縁部とにその全周に亘って
連続して設けられた水切り凸部によって、雨水や水滴な
どの水が機器本体の裏面に回り込むのを防ぐことがで
き、これにより機器本体の裏面側からバッテリパックが
交換可能な構造であっても、機器本体の裏面側の防水性
を図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図16を参照して、
この発明の携帯情報機器の一実施形態について説明す
る。図1はこの発明の携帯情報機器を上面側から見た斜
視図、図2はその携帯情報機器を裏面側から見た斜視
図、図3は図1の携帯情報機器に組み込まれるモジュー
ルの斜視図である。この携帯情報機器は、手軽に携帯し
て何処でも自由に使用するものであり、図1および図2
に示すように、機器本体1を備えている。この機器本体
1は、上ケース1aと下ケース1bとを接合してなり、
その大きさがほぼノートサイズに形成されている。
【0020】この機器本体1の上面中央部には、表示用
開口部2が設けられている。この表示用開口部2の右側
に位置する機器本体1の上面には、キー入力部3が設け
られており、表示用開口部2の左上側に位置する機器本
体1の上面には、ランプ部4が設けられている。このキ
ー入力部3側に位置する機器本体1の側面には、コネク
タ用の蓋体5が開閉可能に取り付けられている。また、
機器本体1の裏面には、図2に示すように、増設用のメ
モリ蓋6およびハードディスク用のディスク蓋7がそれ
ぞれ着脱可能に取り付けられており、機器本体1の手前
側(図1および図2では下辺側)には、バッテリ収納部
8が取り付けられている。さらに、機器本体1の内部に
は、図3に示すモジュール11が収納されているほか、
図1および図4に示すように、表示装置9が表示用開口
部2に対応して配置されていると共に、図6に示すよう
に、キーボード基板10がキー入力部3に対応して配置
されている。
【0021】表示装置9は、図4および図5に示すよう
に、表示素子12上に透明なタッチ入力パネル13を積
層し、このタッチ入力パネル13を通して表示素子12
に表示された情報が見えるように構成されている。すな
わち、表示素子12は、液晶表示素子やEL素子(エレ
クトロルミネッセンス素子)などの平面型のものであ
り、情報を電気光学的に表示するように構成されてい
る。タッチ入力パネル13は、上面が押圧されるとスイ
ッチ信号を出力する透明なものであり、表示素子12上
に枠状のスペーサ14を介して配置されている。この表
示装置9の上面側には、保護シート15が表示装置9を
覆って設けられている。この保護シート15は、表示装
置9を保護する透明なものであり、その全周が機器本体
1の表示用開口部2の周縁部に保持枠16によって挟み
付けられている。
【0022】すなわち、表示用開口部2の周縁部には、
図4および図5に示すように、保護シート15の周縁部
を介して保持枠16が取り付けられる取付凹部17が設
けられている。この取付凹部17の底部には位置決めボ
ス18が設けられていると共に、この底部の奥側には嵌
合溝19が形成されている。保持枠16は、取付凹部1
7に保護シート15を介して装着され、これにより保護
シート15の全周を取付凹部17に挟み付けて固定する
と共に、保護シート15を表示装置9の上面に押し付け
るように構成されている。この場合、保持枠16の内周
部には、保護シート15を表示装置9の上面に押し付け
る傾斜部20が斜め下方に向けて設けられている。ま
た、この保持枠16の外周面には、取付凹部17の嵌合
溝19に嵌合する嵌合突起21が形成されており、保持
枠16の下面には、取付凹部17の位置決めボス18に
嵌合して位置決めされる穴部22が設けられている。
【0023】コネクタ用の蓋体5は、図1、図6、図7
に示すように、機器本体1の側面に設けられた開口部2
3を開閉自在に塞ぐものであり、その下部が取付軸24
によって開口部23の下部に回動可能に取り付けられて
いる。この場合、蓋体5の上辺部および左右両側辺部に
は、蓋体5を閉じて開口部23を塞いだときに、開口部
23の縁部に係脱可能に係合して蓋体5を固定する係合
フック25が設けられている。この蓋体5の内面には、
図6および図7に示すように、開口部23の上辺および
左右両側辺の周囲に沿って導水溝26が設けられてい
る。すなわち、この導水溝26は、開口部23と蓋体5
との隙間から浸入した水が流れ込み、この流れ込んだ水
を蓋体5の両側下部に導くように形成されている。ま
た、この蓋体5が開口部23を塞いだ状態で、蓋体5の
両側下部と機器本体1の開口部23の両側下部とが対向
する部分には、図6に示すように、導水溝26に浸入し
て導かれた水を機器本体1の裏面側から外部に排出する
排出路27が設けられている。
【0024】この場合、機器本体1と蓋体5との接合部
分は、図6に示すように、機器本体1および蓋体5の外
側に向けて緩やかに突出する凸曲面5aに形成されてい
る。すなわち、この凸曲面5aは、機器本体1と蓋体5
との接合部分に対応する付近が外側に向けて最も突出す
る曲面に形成されている。また、この蓋体5の下側に位
置する機器本体1の裏面には、図2および図6に示すよ
うに、水切り凸部28が設けられている。この水切り凸
部28は、機器本体1の裏面にそのほぼ全周に亘って連
続して形成されている。さらに、機器本体1の上ケース
1aと下ケース1bとの接合部分に対応する個所の下ケ
ース1bの内部には、その接合部分から浸入した水が流
れ込む導水溝26aが機器本体1の全周に亘って設けら
れていると共に、この導水溝26aに浸入して導かれた
水を機器本体1の裏面側から外部に排出する排出路27
および機器本体1の隙間を利用した排出路1cが設けら
れている。
【0025】増設用のメモリ蓋6は、図2、図8〜図1
0に示すように、増設用のメモリカード32を収納する
メモリ収納部30に着脱可能に取り付けられている。こ
のメモリ収納部30は、図8に示すように、その内部に
コネクタ部31が設けられ、このコネクタ部31に挿脱
可能に差し込まれたメモリカード32をほぼ水平な状態
で収納するように構成されている。コネクタ部31は、
図9に示すように、コネクタケース31a内に一対の接
続片31b、31cが上下に対向して設けられた構造に
なっている。この場合、一対の接続片31b、31c
は、それぞればね性を有する「つ」字状に湾曲して形成
され、且つ左右に位置を少しずらして配置されている。
これにより、コネクタ部31は、一対の接続片31b、
31c間にメモリカード32が斜め上方から差し込ま
れ、この差し込まれたメモリカード32の端部を支点と
してメモリカード32を押し下げると、各接続片31
b、31cが弾性変形し、図9に点線で示すようにメモ
リカード32がほぼ水平な状態になるように構成されて
いる。
【0026】また、このメモリ収納部30内には、図8
に示すように、コネクタ部31に差し込まれたメモリカ
ード32を各接続片31b、31cのばね力に抗してほ
ぼ水平な状態で収納するために、メモリカード32の両
側縁(図8では上下方向の両側縁)を係脱可能に係止す
る一対の係止爪33が設けられている。すなわち、これ
ら一対の係止爪33は、互いに接近する方向に弾力的に
付勢されてメモリカード32の両側縁を係止し、また弾
性力に抗して互いに離れる方向に押し広げられると、メ
モリカード32の両側縁から離脱してメモリカード32
に対する係止を解除するように構成されている。この場
合、メモリカード32は、係止爪33による係止が解除
されると、一対の接続片31a、31bのばね力によっ
て押し上げられ、これによりメモリ収納部30内に傾斜
して配置される。
【0027】このメモリ収納部30に取り付けられるメ
モリ蓋6には、図10(a)および図10(b)に示す
ように、係止突起34、ビス挿入孔35、およびストッ
パ片36が設けられている。係止突起34は、メモリ蓋
6の左辺部に設けられ、メモリ収納部30の左辺部に係
脱可能に係止される。ビス挿入孔35は、ビス37(図
2参照)が挿入する孔であり、メモリ蓋6の右辺部に設
けられ、ビス37が挿入してメモリ収納部30内の取付
ボス38(図8参照)に螺着することにより、図2に示
すように、メモリ蓋6をメモリ収納部30に取り付け
る。ストッパ片36は、メモリ収納部30内に収納され
たメモリカード32を係止する係止爪33をロックする
リブであり、断面ほぼコ字状に形成され、メモリ蓋6が
メモリ収納部30に取り付けられたときに、係止爪33
を囲んでメモリカード32から係止爪33が離脱しない
ようにロックする構造になっている。
【0028】モジュール11は、図3および図11に示
すように、機器本体1内に収納される内部ケース40を
備えている。この内部ケース40は、図11に示すよう
に、その内部に情報処理に必要な各種の部品、例えば回
路基板41やハードディスク42などの部品を収納する
ものであり、上シールドケース43と下シールドケース
44とからなり、これら上下の各シールドケース43、
44間に回路基板41やハードディスク42などの部品
を配置した状態でビス45によって締結されるように構
成されている。この場合、回路基板41には、ランプ部
4の発光ダイオード41a、LSI41b、電源ジャッ
ク41c、モジューラジャック41dなどの各種の電子
部品が搭載されている。ハードディスク42は、回路基
板41の切欠き部46に配置されてコネクタ42aによ
って回路基板41と電気的に接続されている。
【0029】また、上シールドケース43は、図11に
示すように、アルミニウムなどの金属板からなり、その
周縁部が下側に折り曲げられて側面部が形成され、この
金属板で回路基板41およびハードディスク42の上面
側および側面側を覆うように構成されている。この場
合、上シールドケース43は、その上面の4隅に位置決
めボス47が設けられ、これら位置決めボス47によっ
て機器本体1の上ケース1aに対し位置決めされると共
に、図6に示すように上ケース1aとの間に隙間を形成
し、この隙間に表示装置9およびキーボード基板10が
配置されるように構成されている。また、この上シール
ドケース43の上面には、回路基板41の発光ダイオー
ド41aに対応する小孔48が設けられていると共に、
回路基板41のLSI41bに接触してLSI41bで
発生した熱を放熱する放熱部49が凹んだ状態で設けら
れている。
【0030】下シールドケース44は、図11に示すよ
うに、上シールドケース43と同じアルミニウムなどの
金属板からなり、その周縁部が上側に折り曲げられて側
面部が形成され、この金属板でハードディスク42を除
いて回路基板41の下面側および側面側を覆うように構
成されている。すなわち、この下シールドケース44
は、ハードディスク42と対応する部分が切り欠かれ、
これによりハードディスク42が機器本体1の裏面に設
けられたディスク蓋7に直接対応するように構成されて
いる。また、この下シールドケース44は、その所定個
所に円筒状のボス50が設けられ、これらボス50によ
って回路基板38の下側に所定間隔だけ離れて配置され
ている。また、この下シールドケース44には、メモリ
カード32が挿入するカード挿入口51が機器本体1の
メモリ蓋6に対応して設けられている。
【0031】これら上下のシールドケース43、44
は、その間に回路基板41やハードディスク42などの
部品を配置した状態で、下シールドケース44の円筒状
のボス50にビス45を下側から挿入させ、回路基板4
1に設けられた各孔部52を通して上シールドケース4
3に螺着させることにより締結されている。これによ
り、内部ケース40内に回路基板41やハードディスク
42などの部品を搭載したモジュール11がユニット化
されて構成されている。この場合、上下のシールドケー
ス43、44の各側面部には、図3に示すように、回路
基板38に設けられた電源ジャック41cおよびモジュ
ーラジャック41dに対応する接続孔53がそれぞれ設
けられているほか、コネクタ用の蓋体5に対応する接続
孔(図示せず)が設けられている。
【0032】また、このユニット化されたモジュール1
1の内部ケース40は、上シールドケース43に設けら
れた位置決めボス47によって機器本体1の上ケース1
aに位置決めされると共に、図12に示すように、下シ
ールドケース44の取付孔54と機器本体1の下ケース
1bの取付突起55とからなるフック構造によって固定
されている。すなわち、下シールドケース44の取付孔
54は、図12に示すように、幅の広い矩形孔部54a
と幅の狭いスリット孔部54bとが連続して形成されて
おり、機器本体1の下ケース1bの底部に設けられた取
付突起55は、頭部55aと首部55bとからなり、全
体がほぼ逆L字状に形成されている。この取付孔54と
取付突起55とからなるフック構造は、下シールドケー
ス44の取付孔54の矩形孔部54aに取付突起55の
頭部55aを下側から挿入して突出させ、この状態で取
付突起55を取付孔54のスリット孔54b内に向けて
相対的にスライドさせると、スリット孔54b内に取付
突起55の首部55bが挿入して取付突起55の頭部5
5aがスリット孔54bの縁部に係止され、これにより
下シールドケース44と機器本体の下ケース1bとが相
互に取り付けられるように構成されている。
【0033】バッテリ収納部8は、図2、図13、図1
4に示すように、1個のバッテリパック56を収納する
シングル用の第1収納部材57と、2個のバッテリパッ
ク56を収納するダブル用の第2収納部材58との一方
が、機器本体1の手前側の側部に取り付けられた構造に
なっている。この場合、図2、図13、図14は、携帯
情報機器の裏面側を示した図である。バッテリパック5
6は、図14に示すように、全体がほぼ四角形の角棒状
に形成され、その一端部(同図では右端部)にコネクタ
部60が設けられ、他端部に係合部61が設けられ、内
部に充電可能な電池およびその電池の残量を検出する検
出回路(いずれも図示せず)が設けられた構造になって
いる。また、このバッテリパック56の一端部側、つま
りコネクタ部60が設けられた右端部側には、収納され
たバッテリパック56を取り出すための取出金具62が
設けられている。
【0034】シングル用の第1収納部材57は、図13
(a)および図14に示すように、機器本体1の手前側
における上面(同図では下面)、左右両側面、手前側面
を有するカバー部材であり、1個のバッテリパック56
のみを収納する大きさに形成され、機器本体1の取付突
起部63にビス64によって取り付けられている。この
取付突起部63は、機器本体1の下ケース1bの底部が
上ケース1aの側部よりも突出して形成されている。こ
の第1収納部材57内には、図2および図13(a)に
示すように、取付突起部63に設けられたビス孔63a
に挿入したビス64が螺着する取付ボス65が設けられ
ていると共に、機器本体1の上ケース1aに係脱可能に
係合するフック部66が設けられている。また、機器本
体1の取付突起部63には、バッテリパック56が着脱
可能に挿入するバッテリ挿入孔67が設けられているほ
か、取付突起部63の一端部(図14では右端部)に
は、バッテリパック56のコネクタ部60が電気的に接
続する接続部材(図示せず)が設けられており、取付突
起部63の他端部(図14では左端部)には、バッテリ
パック56の係合部61を係脱可能に係止するロック釦
68が設けられている。
【0035】ダブル用の第2収納部材58は、その内部
にバッテリパック56を2個収納するものであり、図2
および図13(b)に示すように、その大きさがシング
ル用の第1収納部材57の幅のほぼ2倍の大きさで形成
されている。このため、この第2収納部材58は、機器
本体1の取付突起部63よりもバッテリパック56の1
個分の幅だけ手前側に突出し、この状態で第2収納部材
58内に設けられた取付ボス65が取付突起部63のビ
ス孔63aに挿入されたビス64によって取り付けられ
ている。この場合、第2収納部材58における取付突起
部63よりも突出した部分には、カバー部材70がビス
71によって取り付けられている。このカバー部材70
にも、バッテリパック56が着脱可能に挿入するバッテ
リ挿入孔72が設けられているほか、バッテリパック5
6のコネクタ部60が電気的に接続する接続部材(図示
せず)、およびバッテリパック56の係合部61を係脱
可能に係止するロック釦73が設けられている。なお、
第1、第2収納部材57、58の裏面における周囲に
も、機器本体1の裏面に設けられた水切り凸部28に連
続する水切り凸部74が設けられている。
【0036】次に、この携帯情報機器におけるバッテリ
周辺の回路構成について、図15を参照して説明する。
この場合には、バッテリ収納部8がダブル用の第2収納
部材58で構成され、2個のバッテリパック56を収納
する構造になっている。このため、以下の説明では、2
個のバッテリパック56を第1バッテリAと第2バッテ
リBと呼ぶことにする。第1バッテリA、第2バッテリ
B、およびACアダプタ77は、それぞれダイオード7
8〜80を介して電源回路81と制御部(エンベデット
コントローラ)82とに接続され、ダイオード78〜8
0によって電圧の高いものから電源回路81に給電す
る。制御部82は、第1、第2バッテリA、Bの充電を
制御するものであり、第1、第2バッテリA、Bからの
各バッテリ容量(バッテリ残量)がバスライン83、8
4を介して与えられる。また、この制御部82は、充電
指令が与えられると、第1、第2バッテリA、Bからの
各バッテリ容量に基づいてスイッチ素子85を切り替
え、各接続ライン86、87を介して第1、第2バッテ
リA、Bをその残量の多い方から順に充電する。
【0037】次に、この回路構成の作用について、図1
6(a)および図16(b)を参照して説明する。ま
ず、電源回路81に給電する場合には、第1、第2バッ
テリA、B、およびACアダプタ77のうち、電圧の高
いものから給電される。すなわち、第1、第2バッテリ
A、Bの電圧は9〜11V程度であり、ACアダプタ7
7の電圧は16V程度である。このため、ACアダプタ
77が接続されているときには、このACアダプタ77
から給電される。また、ACアダプタ77が接続されて
いないときには、図16(a)に示すように、第1、第
2バッテリA、Bのうち、電圧の高いもの(例えば、同
図では第1バッテリA)から給電され、第1、第2バッ
テリA、Bが同じ電圧になると、第1、第2バッテリ
A、Bの両方から同時に給電される。
【0038】また、第1、第2バッテリA、Bを充電す
る場合には、図16(b)に示すように、制御部82が
電源回路81からの充電指令に基づいて、第1、第2バ
ッテリA、Bからのバッテリ容量を比較し、バッテリ容
量の多いもの(同図では第1バッテリA)から充電を行
う。そして、この第1バッテリAの充電が終了すると、
制御部82がスイッチ素子85を切り替えて、他の第2
バッテリBの充電を開始する。この場合、一度充電を開
始すると、充電が完了するまで、待機中のバッテリと切
り替わることがなく充電を行う。このため、待機中のバ
ッテリを交換しても、充電作業に影響が生じない。
【0039】次に、このような携帯情報機器の作用効果
について説明する。この携帯情報機器では、機器本体1
の側面に設けられた開口部23を開閉自在に塞ぐコネク
タ用の蓋体5の内面に、図6および図7に示すように、
その上辺および左右両側辺の周囲に沿って導水溝26を
設け、且つ蓋体5を閉じて機器本体1の開口部23を塞
いだ状態で、蓋体5と機器本体1の開口部23との間
に、導水溝26で導かれた水を機器本体1の裏面側から
外部に排出する排出路27を設けたので、機器本体1の
開口部23と蓋体5との隙間から雨水や水滴などの水が
機器本体1内に浸入しても、この浸入した水が導水溝2
6に流れ込み、この流れ込んだ水を導水溝26によって
排出路27に導いて機器本体1の裏面側から外部に排出
することができる。これにより、防水性を確保すること
ができると共に、従来例のようにゴムパッキンを介して
ビスや圧入などで蓋体5を強固に固定する必要がないの
で、蓋体5の取付構造が簡単で、且つ蓋体5の開閉操作
が容易にでき、使い勝手の良いものを得ることができ
る。
【0040】この場合、機器本体1と蓋体5との接合部
分は、図6に示すように、その外側に向けて緩やかに突
出する凸曲面5aに形成されているので、機器本体1の
側面および蓋体5に降りかかった雨水や水滴などの水が
機器本体1の側面から蓋体5に流れるときに、その水を
機器本体1と蓋体5との接合部分の凸曲面5aに沿って
円滑に流すことができ、これにより機器本体1と蓋体5
との接合部分から水が浸入するのを軽減することができ
る。また、機器本体1の裏面には、図2および図6に示
すように、水切り凸部28が蓋体5の下側に位置する個
所を含む機器本体1のほぼ全周に亘って設けられている
ので、雨水や水滴などの水が機器本体1の側面から裏面
側に流れ込むときに、機器本体1の水切り凸部28によ
って雨水や水滴などの水が機器本体1の裏面に回り込む
のを防ぐことができ、これにより機器本体1の裏面側の
防止性を確保することができる。
【0041】さらに、この機器本体1は上ケース1aと
下ケース1bとを接合した構造であるが、上ケース1a
と下ケース1bとの接合部分における内部側には、蓋体
5と同じ機能を有する導水溝26aが機器本体1のほぼ
全周に亘って設けられていると共に、この導水溝26a
に浸入した水を機器本体1の裏面側から外部に排出する
排出路27および機器本体1の隙間を利用した排出路1
cが設けられているので、機器本体1における上ケース
1aと下ケース1bとの接合部分から雨水や水滴などの
水が浸入しても、この浸入した水が機器本体1の内部側
における全周に亘って設けられた導水溝26aに流れ込
み、この流れ込んだ水を排出路27、1cに導いて機器
本体1の裏面側から外部に排出することができ、これに
より機器本体1が上ケース1aと下ケース1bとを接合
した構造であっても、ゴムパッキンなどの防水部材を用
いずに、防水性を確保することができる。
【0042】また、この携帯情報機器では、図1に示す
ように、機器本体1の上面中央部に表示用開口部2が設
けられ、機器本体1の内部に表示装置9が表示用開口部
2と対応して設けられていても、図4および図5に示す
ように、表示装置9の外表面を覆って保護する透明な保
護シート15の全周を表示用開口部2の周縁部に設けら
れた取付凹部17に保持枠16で挟み付けて固定してい
るので、保護シート15によって表示装置9の表面を保
護することができると共に、この保護シート15によっ
て機器本体1の表示用開口部2から雨水や水滴などの水
の浸入を確実に防ぐことができ、これにより表示装置9
の防水性を確保することができる。この場合、表示装置
9を保護する保護シート15で防水性を確保しているの
で、従来例のように防水を図るためのゴムパッキンなど
の別部品が不要となり、これにより部品点数の削減およ
びコストの削減を図ることができると共に、保持枠16
を取り外すことにより保護シート15を簡単に交換する
ことができ、これによっても使い勝手の良いものを得る
ことができる。
【0043】また、この携帯情報機器によれば、図3お
よび図11に示すように、機器本体1の内部に防水機能
を有する金属製の内部ケース40を配置し、この内部ケ
ース40内に、情報処理機能に必要な各種の部品、例え
ば電子部品を搭載した回路基板41やハードディスク4
2などの部品を収納したので、機器本体1内に内部ケー
ス40を配置した2重構造となり、これにより内部ケー
ス40内に収納された部品に対する防水性の向上を図る
ことができると共に、機器全体の強度をも高めることが
できるほか、特に内部ケース40がアルミニウムなどの
金属製であるから、熱伝導性が良く、内部ケース40内
で発生した熱を良好に外部に放熱することができると共
に、機器本体1の外部からの電磁波を内部ケース40に
よって遮断することができ、これにより放熱対策および
電磁波対策をも図ることができる。
【0044】この場合、内部ケース40は上シールドケ
ース43と下シールドケース44とからなり、これら各
シールドケース43、44がビス45によって締結され
ているので、内部ケース40に回路基板41やハードデ
ィスク42などの部品を容易に組み込むことができると
共に、ビス45によって上シールドケース43と下シー
ルドケース44とを締結することにより、モジュール1
1をユニット化することができ、このユニット化された
モジュール11の内部ケース40を機器本体1内に図1
2に示す取付突起55と取付孔54とのフック構造によ
って簡単に組み込むことができ、このため組立て作業性
が良く、しかも分解作業も容易になるので、使用部材の
リサイクル化を図ることができ、省資源対策をも図るこ
とができる。
【0045】また、この携帯情報機器では、図2および
図13に示すように、機器本体1のバッテリ収納部8
が、1個のバッテリパック56を収納するシングル用の
第1収納部材57と、2個のバッテリパック56を収納
するダブル用の第2収納部材58との一方を、機器本体
1の裏面側からバッテリパック56を交換可能な状態
で、機器本体1の手前側の側部に取り付けた構造である
から、使用者の使用用途に応じてシングル用の第1収納
部材57とダブル用の第2収納部材58とのいずれかを
選択して取り付けることができ、しかも第1、第2収納
部材57、58でバッテリパック56を保護することが
できるので、機器本体1内に直接バッテリパック56を
収納した場合に比べて、耐衝撃性を高めることができ、
これによっても使い勝手の良いものを得ることができ
る。
【0046】特に、ダブル用の第2収納部材58を機器
本体1に取り付けた場合には、バッテリパック56を2
個収納することができるので、バッテリパック56を交
換するときに、バッテリパック56を1個ずつ交換する
ことにより、機器本体1の電源を落す必要がなく、容易
にバッテリパック56を交換することができる。また、
この場合にも、バッテリ収納部8の裏面における周縁部
には、水切り凸部74が機器本体1の裏面に設けられた
水切り凸部28に連続した状態で設けられているので、
雨水や水滴などの水が機器本体1の側面から裏面に流れ
込むときに、機器本体1の水切り凸部28とバッテリ収
納部8の水切り凸部74とによって、雨水や水滴などの
水が機器本体1の裏面に回り込むのを確実に防ぐことが
でき、これによっても防水性を図ることができる。
【0047】さらに、この携帯情報機器では、図2、図
8〜図10に示すように、機器本体1の裏面に着脱可能
に取り付けられた増設用のメモリ蓋6に、断面「コ」字
状のストッパ片36を設け、このストッパ片36でメモ
リ収納部30に収納されたメモリカード32を係脱可能
に係止する係止爪33を囲んでロックするように構成し
たので、機器本体1を誤って落下させても、係止爪33
によるメモリカード32の係止が解除されることがな
く、確実にメモリカード32をメモリ収納部30内に保
持することができ、しかもメモリ蓋6を機器本体1から
取り外したときには、ストッパ片36による係止爪33
のロックが解除されるので、メモリカード32を容易に
交換することができる。
【0048】なお、上記実施形態では、機器本体1の上
面側に表示装置9およびキー入力部3が常に露呈するよ
うに構成されているが、これに限らず、例えば図17〜
図19に示すように、機器本体1に開閉蓋90を取り付
け、この開閉蓋90で機器本体1の上面を開閉自在に覆
うように構成しても良い。この場合、開閉蓋90は、図
17に示すように機器本体1の上面に配置されて閉じ、
また図18に示すように機器本体1の側方に配置されて
開くと共に、図19に示すように機器本体1の裏面にも
配置されて開くように構成されている。また、機器本体
1の上面に対面する開閉蓋90の内面には、図18に示
すように、防水機能および滑り止め機能を有する枠状の
ゴム部材91が表示用開口部2を囲むように開閉蓋90
の全周に亘って設けられている。また、この開閉蓋90
の内面におけるゴム部材91で囲われた領域内には、摩
擦抵抗が高く且つ熱伝導性の低い布などのシート部材9
2が設けられている。
【0049】このような携帯情報機器によれば、図17
に示すように、携帯時に開閉蓋90を閉じて機器本体1
の上面を覆うと、枠状のゴム部材91が表示用開口部2
を囲んで機器本体1の上面に密着するので、このゴム部
材91によって機器本体1の上面と開閉蓋90との間か
ら雨水や水滴などの水が浸入するのをある程度防ぐこと
ができ、これによっても防水性を図ることができるほ
か、図19に示すように、開閉蓋90を開いて機器本体
1の裏面側に配置し、この状態で機器本体1を卓上など
の載置面上に配置して使用するときに、ゴム部材91が
載置面に接触して配置されるので、このゴム部材91に
よって機器本体1が載置面上で勝手に滑らないように良
好に固定することができ、これによっても使い勝手の良
いものを得ることができる。
【0050】また、開閉蓋90を開いて機器本体1の側
方に配置すると、図18に示すように、開閉蓋90のシ
ート部材92が機器本体1の側方に配置され、且つこの
シート部材92の摩擦抵抗が高いので、この露出したシ
ート部材92をマウスパッドとして良好に使用すること
ができる。また、図19に示すように、開閉蓋90を開
いて機器本体1の裏面側に配置し、この状態で機器本体
1を手に持ったり膝の上に載せたりして使用するときに
は、機器本体1が熱をもっていても、シート部材92の
熱伝導率が低いので、このシート部材92で断熱するこ
とができ、これにより断熱効果が得られ、使用者に対す
る低温火傷などの熱対策をも図ることができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、機器本体の側面に設けられた開口部を開
閉自在に塞ぐ蓋体と、この蓋体における機器本体の内部
側に開口部の上辺および左右両側辺の周囲に沿って設け
られた導水溝と、蓋体が機器本体の開口部を塞いだ状態
で導水溝に浸入した水を機器本体の裏面側から外部に排
出する排出路とを備えているので、機器本体の開口部と
蓋体との隙間から雨水や水滴などの水が機器本体に浸入
しても、この浸入した水が導水溝に流れ込み、この流れ
込んだ水を導水溝によって排出路に導き、この導いた水
を排出路によって機器本体の裏面側から外部に排出する
ことができ、これにより防水性を確保することができる
と共に、従来例のようにゴムパッキンを介してビスや圧
入などで蓋体を強固に固定する必要がないので、蓋体の
取付構造が簡単で、且つ蓋体の開閉操作が容易にでき、
使い勝手の良いものを得ることができる。
【0052】また、請求項5に記載の発明によれば、表
示用開口部が設けられた機器本体と、この機器本体の内
部に表示用開口部と対応して設けられた表示装置と、こ
の表示装置の外表面を覆って保護する透明な保護シート
と、この保護シートの全周を機器本体の表示用開口部の
周縁部に挟み付けて固定する保持枠とを備えたので、保
護シートによって表示装置の表面を保護することができ
ると共に、この保護シートの全周を保持枠で機器本体の
表示用開口部の周縁部に挟み付けていることにより、機
器本体の表示用開口部から雨水や水滴などの水の浸入を
確実に防ぐことができ、しかも表示装置を保護する保護
シートで防水性を確保しているので、従来例のように防
水を図るためのゴムパッキンなどの別部品が不要とな
り、これにより部品点数の削減およびコストの削減を図
ることができると共に、保持枠を取り外すことにより保
護シートを簡単に交換することができ、これによっても
使い勝手の良いものを得ることができる。
【0053】また、請求項8に記載の発明によれば、機
器本体の内部に情報処理機能に必要な各種の電子部品を
収納した携帯情報機器において、機器本体内に防水機能
を有する金属製の内部ケースを配置し、この内部ケース
内に電子部品を収納したので、機器本体内に内部ケース
を配置した2重構造となり、これにより内部ケース内に
収納された電子部品に対する防水性の向上が図れると共
に、機器全体の強度をも高めることができるほか、特に
内部ケースが金属製であるから、内部ケース内に収納さ
れた電子部品に対する放熱効果があると共に電磁波障害
をも防ぐことができる。この場合、内部ケースが上シー
ルドケースと下シールドケースとからなるので、電子部
品を内部ケースに容易に組み込むことができると共に、
上シールドケースと下シールドケースとを締結部材によ
って締結してユニット化を図ることでき、このユニット
化された内部ケースを機器本体内に組み込めば良いの
で、組立て作業性が良く、しかも分解作業も容易になる
ので、使用部材のリサイクル化を図ることができ、省資
源対策をも図ることができる。
【0054】さらに、請求項10に記載の発明によれ
ば、機器本体のバッテリ収納部が、1個のバッテリパッ
クを収納するシングル用の第1収納部材と、2個のバッ
テリパックを収納するダブル用の第2収納部材との一方
を、機器本体の裏面側からバッテリパックを交換可能な
状態で、機器本体の側部に取り付けた構造であるので、
使用者の使用用途に応じてシングル用の第1収納部材と
ダブル用の第2収納部材とのいずれかを選択して取り付
けることができ、しかも第1、第2収納部材でバッテリ
パックを保護することができるので、機器本体内に直接
バッテリパックを収納する場合に比べて、耐衝撃性を高
めることができ、これによっても使い勝手の良いものを
得ることができる。特に、ダブル用の第2収納部材を機
器本体に取り付けた場合には、バッテリパックを2個収
納することができるので、バッテリパックを交換すると
きに、バッテリパックを1個ずつ交換することにより、
機器本体の電源を落す必要がなく、容易にバッテリパッ
クを交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の携帯情報機器の一実施形態を示した
斜視図。
【図2】図1の携帯情報機器を裏面側から見た斜視図。
【図3】図1の機器本体内に収納されるモジュールを示
した斜視図。
【図4】図1のA−A矢視における要部の拡大断面図。
【図5】図4の一部を分解した断面図。
【図6】図1のB−B矢視における要部の拡大断面図。
【図7】図6の蓋体を内側から見た拡大斜視図。
【図8】図2のメモリ蓋を取り外した状態においてメモ
リ収納部を拡大して示した裏面図。
【図9】図8のC−C矢視における要部の拡大断面図。
【図10】図2のメモリ蓋を示し、(a)はその裏面
図、(b)はその側面図。
【図11】図3のモジュールの分解斜視図。
【図12】図11の下シールドケースと機器本体の下ケ
ースとの取付構造を示した要部の拡大斜視図。
【図13】図2のバッテリ収納部を構成する各収納部材
を示し、(a)はシングル用の第1収納部材を示した斜
視図、(b)はダブル用の第2収納部材とを示した斜視
図。
【図14】図13のバッテリ収納部をシングル用の第1
収納部材で構成してバッテリパックを装着する状態を示
した斜視図。
【図15】図1および図2の携帯情報機器におけるバッ
テリ周辺部の回路構成を示した図。
【図16】図15の開口構成において2個のバッテリパ
ックの給電および充電の各状態を示し、(a)は給電状
態を説明するための図、(b)は充電状態を説明するた
めの図。
【図17】この発明の携帯情報機器に開閉蓋を取り付け
た場合の変形例において、開閉蓋を閉じた状態の斜視
図。
【図18】図17の開閉蓋を開いて機器本体の側方に配
置した状態の斜視図。
【図19】図17の開閉蓋を開いて機器本体の裏面に配
置した状態の斜視図。
【符号の説明】 1 機器本体 2 表示用開口部 5 コネクタ用の蓋体 8 バッテリ収納部 9 表示装置 11 モジュール 15 保護シート 16 保持枠 23 開口部 24 取付軸 25 係合フック 26、26a 導水溝 27、1c 排出路 28、74 水切り凸部 40 内部ケース 41 回路基板 42 ハードディスク 43 上シールドケース 44 下シールドケース 45、64 ビス 56 バッテリパック 57 シングル用の第1収納部材 58 ダブル用の第2収納部材 90 開閉蓋 91 枠状のゴム部材 92 シート部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01M 2/10 H05K 5/03 B H05K 5/02 G06F 1/00 312L 5/03 312G 331A (72)発明者 本木 克昌 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ計算機株式会社東京事業所内 Fターム(参考) 4E360 AA02 AB12 AB42 BA03 BB16 BB22 BC05 FA12 FA17 GA29 GB26 5B011 DA07 DA13 DB16 EA05 5B019 BA06 BC01 CA10 EA10 5H040 AA32 AA34 AS12 AY04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側面に開口部が設けられた機器本体と、こ
    の機器本体の前記開口部を開閉自在に塞ぐ蓋体と、この
    蓋体が前記開口部を塞いだ状態で前記機器本体に係脱可
    能に係合する係合部とを備えた携帯情報機器において、 前記蓋体における前記機器本体の内部側に前記開口部の
    上辺および左右両側辺の周囲に沿って設けられた導水溝
    と、 前記蓋体が前記開口部を塞いだ状態で前記導水溝に浸入
    した水を前記機器本体の裏面側から外部に排出する排出
    路とを備えたことを特徴とする携帯情報機器。
  2. 【請求項2】前記機器本体と前記蓋体との接合部分は、
    その外側に向けて凸となる曲面に形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の携帯情報機器。
  3. 【請求項3】少なくとも前記蓋体の下側に位置する前記
    機器本体には、水切り凸部が設けられていることを特徴
    とする請求項1または2に記載の携帯情報機器。
  4. 【請求項4】前記機器本体は上ケースと下ケースとを接
    合した構造で、前記上ケースと前記下ケースとの接合部
    分における内部側には、導水溝が前記機器本体のほぼ全
    周に亘って設けられていると共に、この導水溝に浸入し
    た水を前記機器本体の裏面側から外部に排出する排出路
    が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載の携帯情報機器。
  5. 【請求項5】表示用開口部が設けられた機器本体と、 この機器本体の内部に前記表示用開口部と対応して設け
    られた表示装置と、 この表示装置の外表面を覆って保護する透明な保護シー
    トと、 この保護シートの全周を前記機器本体の前記表示用開口
    部の周縁部に挟み付けて固定する保持枠とを備えたこと
    を特徴とする携帯情報機器。
  6. 【請求項6】前記機器本体には前記表示用開口部側を覆
    う開閉蓋が開閉自在に設けられ、この開閉蓋における前
    記表示用開口部側に対面する対向面の周縁部には、防水
    機能および滑り止め機能を有する枠状のゴム部材が全周
    に亘って設けられていることを特徴とする請求項5に記
    載の携帯情報機器。
  7. 【請求項7】前記開閉蓋の対向面における前記ゴム部材
    で囲われた領域内には、摩擦抵抗が高く且つ熱伝導率の
    低いシート部材が設けられていることを特徴とする請求
    項6に記載の携帯情報機器。
  8. 【請求項8】機器本体の内部に情報処理機能に必要な各
    種の電子部品を収納した携帯情報機器において、 前記機器本体内に防水機能を有する金属製の内部ケース
    を配置し、この内部ケース内に前記電子部品を収納した
    ことを特徴とする携帯情報機器。
  9. 【請求項9】前記内部ケースは、上シールドケースと下
    シールドケースとからなり、これら各シールドケースが
    締結部材によって締結されていることを特徴とする請求
    項8に記載の携帯情報機器。
  10. 【請求項10】機器本体にバッテリ収納部を備えた携帯
    情報機器において、 前記バッテリ収納部は、1個のバッテリパックを収納す
    るシングル用の第1収納部材と、2個のバッテリパック
    を収納するダブル用の第2収納部材との一方が、前記機
    器本体の裏面側から前記バッテリパックを交換可能な状
    態で、前記機器本体の側部に取り付けられた構造である
    ことを特徴とする携帯情報機器。
  11. 【請求項11】前記機器本体の裏面における周縁部と前
    記バッテリ収納部の裏面における周縁部とには、水切り
    凸部が全周に亘って連続した状態で設けられていること
    を特徴とする請求項10に記載の携帯情報機器。
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