JP2003304257A - 無線lanインターネット接続サービス提供方法及びシステム - Google Patents

無線lanインターネット接続サービス提供方法及びシステム

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JP2003304257A
JP2003304257A JP2002108443A JP2002108443A JP2003304257A JP 2003304257 A JP2003304257 A JP 2003304257A JP 2002108443 A JP2002108443 A JP 2002108443A JP 2002108443 A JP2002108443 A JP 2002108443A JP 2003304257 A JP2003304257 A JP 2003304257A
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Japan
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payment
wireless lan
internet connection
service
connection service
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Application number
JP2002108443A
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English (en)
Inventor
Ryuta Masuda
竜太 増田
Keishin Yamada
敬信 山田
Hiromasa Kawamura
浩正 川村
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用場所が閉領域に限定されない無線LAN
インターネット接続サービスを提供する。 【解決手段】 本発明は、無線LAN端末からの支払制
御手段への支払指示と、支払制御手段からの無線LAN
端末への支払媒体挿入指示を行い、支払媒体挿入指示が
出てから一定時間内に挿入された支払媒体と支払指示を
した無線LAN端末を支払制御手段で対応付けること
で、無線LAN端末へのサービス提供時に支払媒体への
課金を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線LANインタ
ーネット接続サービス提供方法及びシステムに係り、特
に、利用料課金を行う無線LANによるインターネット
接続サービスを提供するための無線LANインターネッ
ト接続サービス提供方法及びシステムに関する。
【0002】詳しくは、サービス提供場所を閉じられた
空間に限定せず、プリペイドカードなどの支払い手段に
よる即時決済が可能な無線LANインターネット接続サ
ービス提供方法及びシステムに関する。
【0003】
【従来の技術】従来、無線LANインターネット接続サ
ービスでは、開かれた空間で利用する場合には、課金対
象の利用端末を識別するために事前登録を行い、特別な
ドライバを端末にインストールする必要がある。
【0004】また、課金形態も、事前契約により端末と
1対1に対応付けられたクレジットや銀行引落等の後払
い方式に限定されている。
【0005】また、インターネットカフェ形式など閉領
域において、無線LANインターネット接続サービスで
は、プリペイドカードなどの支払い手段による即時決済
が可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線LANインターネット接続サービスでは、閉領
域内における場所の利用時間による課金を行っているた
め、開かれた空間で課金を伴ったサービスは提供されて
いない。
【0007】また、開かれた空間において、プリペイド
カードなどの支払い手段による即時課金を行おうとする
と、全ての無線LAN端末にリーダライタなどの支払手
段を接続する手段を持つ必要がある。
【0008】このように、従来は、特別なソフトウェア
や装置を持たない端末を使用して、開かれた空間におけ
る無線LANインターネット接続サービスを行う場合に
は、プリペイドカードなどの支払い手段による即時課金
を行うことができないという問題がある。
【0009】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、利用場所が閉領域に限定されない無線LANインタ
ーネット接続サービス提供方法及びシステムを提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明するための図である。
【0011】本発明は、利用料課金を行う無線LANに
よるインターネット接続サービスを提供するための無線
LANインターネット接続サービス提供方法において、
インターネット接続サービスを受ける無線LAN端末か
らサービスを制御する支払制御手段へ支払指示を行い
(ステップ1)、支払制御手段において、無線LAN端
末に対して、支払に用いる支払媒体の挿入指示を行い
(ステップ2)、無線LAN端末では、ユーザに対して
支払媒体の挿入指示が発行されてから一定時間内に、支
払媒体を挿入するよう指示し(ステップ3)、支払制御
手段において、挿入された支払媒体の課金のための情報
を取得し(ステップ4)、該支払媒体と無線LAN端末
を関連付ける(ステップ5)ことで、サービス提供時
に、該支払媒体の認証及び課金を行う認証課金サーバに
該支払媒体への課金要求を行う(ステップ6)。
【0012】本発明は、無線LAN端末から支払制御手
段に支払指示を行う際に、パスワードを指定し、該パス
ワードが支払媒体に記録されているパスワードと一致し
たときのみ、該支払媒体と無線LAN端末とを関連付け
て、サービスを提供する。
【0013】本発明は、無線LANインターネット接続
サービス終了時に、無線LAN端末から支払制御手段に
対して、サービス終了指示することにより、インターネ
ットとの接続を開閉するインターネットゲートのフィル
タリング設定を変更してサービスを終了する。
【0014】本発明は、無線LANインターネット接続
サービス終了時に、サービスのための課金に使用した支
払媒体を再度、該支払媒体を接続するリーダライタに挿
入することで、サービスを終了する。
【0015】図2は、本発明の原理構成図である。
【0016】本発明は、利用料課金を行う無線LANに
よるインターネット接続サービスを提供するための無線
LANインターネット接続サービス提供システムであっ
て、インターネット接続サービスを受ける無線LAN端
末10と、無線LANの接続ポイント装置であるアクセ
スポイントと、支払のための支払媒体20と、支払媒体
を接続するリーダライタと、無線LAN端末10にネッ
トワークアドレスを割り当てるネットワークアドレス割
り当て手段と、インターネットとの接続を開閉するイン
ターネットゲートと、インターネットゲートを制御する
ゲート制御手段と、従量課金のためのパラメータを監視
する従量課金監視手段と、支払媒体の認証を行う認証課
金サーバ100と、サービスを制御する支払制御手段7
0と、を有し、無線LAN端末10は、支払制御手段7
0へ支払指示を行う支払指示手段11と、支払制御手段
70からの支払媒体の挿入指示に基づいて、ユーザにリ
ーダライタへの該支払媒体の挿入を促す媒体挿入制御手
段12を有し、支払制御手段70は、無線LAN端末に
対して、支払に用いる支払媒体の挿入指示を行う挿入指
示手段71と、無線LAN端末10において挿入された
支払媒体の課金のための情報を取得し、該支払媒体と無
線LAN端末10を関連付けることで、サービス提供時
に、認証課金サーバ100に対して該支払媒体への課金
を要求する課金要求手段72とを有する。
【0017】本発明は、無線LAN端末10の支払指示
手段11において、支払指示を行う際に、パスワードを
指定する手段を有し、支払制御手段70において、パス
ワードが支払媒体に記録されているパスワードと一致し
たときのみ、該支払媒体と無線LAN端末とを関連付け
る手段を有する。
【0018】本発明は、無線LAN端末10において、
無線LANインターネット接続サービス終了時に、支払
制御手段に対して、サービス終了指示する手段を有し、
支払制御手段70において、ゲート制御手段に対して、
インターネットゲートのフィルタリング設定を変更して
サービスを終了させる手段をする。
【0019】本発明は、支払制御手段70において、無
線LANインターネット接続サービス終了時に、サービ
スのための課金に使用した支払媒体を再度、リーダライ
タに挿入させるとで、サービスを終了させる手段を有す
る。
【0020】上記のように、本発明では、課金用の特別
なドライバソフトやハードウェアなどを持たない不特定
多数の無線LAN端末を使用して、プリペイドカードな
どの端末と独立した支払手段を利用した即時課金による
時間課金や、パケット量課金を行うことにより、利用場
所が閉領域に限定されない無線LANインターネット接
続サービスを提供することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の実施の
形態を説明する。
【0022】図3は、本発明の一実施の形態におけるシ
ステム構成を示す。
【0023】同図に示すシステムは、ユーザが持参する
無線LAN端末10、ユーザが事前に購入するプリペイ
ドカードからなる支払媒体20、街頭などに設置された
無線LANのアクセスポイント30、アクセスポイント
30とインターネットを媒介するインターネットゲート
40、インターネットゲート40を制御するゲート制御
部50、対象端末10のインターネット接続時間やパケ
ット量などを監視する従量課金監視部60、従量課金監
視部60からの情報を元に課金を制御する支払制御部7
0、支払制御部70に接続された支払媒体20へのアク
セス手段であるリーダライタ80、支払制御部70から
の要求に基づき支払媒体20に対する課金を行う認証課
金サーバ100、アクセスポイント30に接続された無
線LAN端末10にネットワークアドレスの割り当てを
行うネットワークアドレス割り当て部90からなる。
【0024】支払媒体20は、リーダライタ80に接続
されることによって使用可能な、個々の媒体を一意に特
定できる識別子(媒体ID)が割り当てられたカードな
どの媒体であり、支払媒体に対応するバリュー(価値情
報)は、認証課金サーバ100で管理される。支払媒体
20は、単なるIDを持つカードであったり、ID認証
機能付のICカードであったり、電子マネーの発行が可
能なカードであってもよく、認証課金サーバ100から
IDの特定が可能な媒体であればよい。
【0025】無線LAN端末10は、ユーザが持参する
ことを想定した端末であり、アクセスポイント30に接
続可能な無線LANインタフェースを持ち、アクセスポ
イント接続時にネットワークアドレス割り当て部90か
らネットワークアドレス(IPアドレス)を取得する機
能を持つと共に、無線LANインターフェースを使った
WWWブラウザや電子メールソフトなどのインターネッ
ト向のアプリケーション機能を備えるノートパソコンや
PDAなどの機器である。
【0026】アクセスポイント30は、インターネット
接続サービス提供場所に設置され、インターネットゲー
ト40が接続されている有線LANと無線LANとの通
信を中継する無線LAN機器で、無線LAN端末10の
持つ無線LANインタフェースと同じ無線インタフェー
スを持つ。
【0027】無線インタフェースとしては、例えば、I
EEE802.11b,IEEE802.11aなどが
使用可能であるが、他の無線インタフェースでもかまわ
ない。
【0028】また、ネットワークアドレス割り当て部9
0は、アクセスポイント30に接続された無線LAN端
末からの要請により、IPアドレスなどのネットワーク
アドレスを割り当てる役割を持ち、DHCP(Dynamic
Host Configuration Protocol,RFC2131で規定)
などの手順で割り当てを行う。
【0029】また、支払制御部70は、無線LANイン
ターネット接続サービスのサービス制御主体であり、無
線LAN端末10、リーダライタ80、ゲート制御部5
0、従量課金監視部60、認証課金サーバ100と通信
を行うことで、無線LANインターネット接続サービス
の制御を行う。
【0030】リーダライタ80は、カードなどからなる
支払媒体20の読み書き等を行うためのインタフェース
装置である。
【0031】ゲート制御部50は、支払制御部70の指
示に従い、インターネットゲートのフィルタリング設定
を変更する手段である。
【0032】インターネットゲート40は、インターネ
ット(WAN)とアクセスポイントの接続されたLAN
との通信を中継する装置であり、中継するパケットをフ
ィルタリングすることでインターネット接続の制御を行
うことが可能である。フィルタリング機能付のルータま
たは、ブリッジで実現可能であり、フィルタリングは無
線LAN端末10のIPアドレスまたは、MACアドレ
スで行うことができる。
【0033】従量課金監視部60は、サービス開始後の
無線LAN端末10に関する従量課金のためのパメータ
である時間または、パケット量をカウントし、課金単位
量に達した場合に、支払制御部70に通知する機能を持
つ。パケット量の監視は、インターネットゲート40の
インーネット側、又は、LAN側のどちらかでパケット
キャプチャし、対象となる無線LAN端末−インターネ
ット間のパケットのみをカウントすることにより行うこ
とができる。また、インターネットゲート40であるル
ータやブリッジがネットワークホスト毎のパケットカウ
ンタを持つ場合には、インターネットゲート内のパケッ
トカウンタを取得するのでもよい。
【0034】また、認証課金サーバ100は、支払媒体
20の媒体IDに関連付けられた価値情報を管理してい
るサーバであり、支払制御部70からの要求により支払
媒体20に対応する価値情報に対して課金を行う。ま
た、支払媒体20がID認証に対応している場合には、
認証課金サーバ100から支払媒体20に対してID認
証を行ってもよく、この場合には認証課金サーバ100
で認証状態などの情報を保持し、課金時に認証状態の検
査をすることになる。なお、支払媒体20と認証課金サ
ーバ100は無線LANインターネット接続サービスを
提供する事業者以外の業者が運営していてもよく、この
場合には、精算により、無線LANインターネット接続
サービスを提供する事業者に対して課金額に対応する代
金の支払を行う。
【0035】次に、上記の構成における動作の概要を説
明する。
【0036】図3内の○内の数字と以下の説明における
()内の数字は対応するものとする。
【0037】(1) 無線LAN端末10が、アクセス
ポイントの無線通信範囲内に移動して通信可能となった
ときに、無線LAN端末10からネットワーク割り当て
部90に対してアドレス取得要求を出す。ネットワーク
アドレス割り当て部90では、割り当てアドレスリスト
から期間限定でネットワークアドレス(通常は、IPア
ドレス)の割り振りを行う。なお、サービス開始を行っ
ていない無線LAN端末10のネットワークアドレス
(または、MACアドレス)は、インターネットゲート
40によりインターネットへの接続が閉じられており、
LAN内のみで通信が可能となっている。
【0038】(2) アドレスが割り当てられたら、無
線LAN端末10から支払制御部70にアクセス(WW
Wなどによるアクセス)することで、支払指示を行う。
【0039】(3) 支払制御部70で無線LAN端末
10からの支払指示を受けると、リーダライタ80に支
払媒体20を挿入するよう無線LAN端末10を介して
ユーザに指示を出し、ユーザが指示を受けてから一定時
間内に当該アクセスポイント30の無線通信範囲内に設
置されているリーダライタ80に支払媒体20を挿入す
ると、支払媒体20に対する課金のための情報(カード
ID、電子マネー、認証課金サーバ100から支払媒体
20を認証することにより認証課金サーバ100から割
り当てられるID等)を取得し、無線LAN端末10の
ネットワークアドレス(または、MACアドレス)と結
びつけて保存する。
【0040】(4) 支払制御部70で、(1回目)の
課金を行う。
【0041】(5) 支払制御部70で(1回目)の課
金が成功すると、課金のための情報と結び付けて保持し
ていた無線LAN端末10のネットワークアドレス(ま
たは、MACアドレス)をゲート制御部50に渡すこと
で、ゲートオープン要求を行う。
【0042】(6) ゲート制御部50では、支払制御
部70からゲートオープン要求を受けると、インターネ
ットゲート40に対して、無線LAN端末10のネット
ワークアドレス(または、MACアドレス)を指定して
インターネット接続の許可を与える設定を行う。
【0043】(7) これにより、無線LAN端末10
からインターネット接続が可能となり、無線LANイン
ターネット接続サービスが開始される。
【0044】なお、時間従量課金・パケット従量課金な
どを行う場合には、以下の(5’)、(8)から(1
0)の処理を行う。
【0045】(5’) ゲートオープン要求時に、従量
課金監視部60に対して、無線LAN端末10のネット
ワークアドレス(または、MACアドレス)に関する監
視の初期化要請を行う。
【0046】(8) 従量課金監視部60で、ネットワ
ークアドレス(または、MACアドレス)毎に経過時間
やパケット量を監視する。
【0047】(9) 従量課金監視部60での監視の結
果、時間やパケット量が課金単位に達した時に、支払制
御部70に対し、対象となるネットワークアドレス(又
は、MACアドレス)を持つ無線LAN端末への課金要
請を行う。
【0048】(10) 支払制御部70では、従量課金
監視部60に従い、ネットワークアドレス(又はMAC
アドレス)に対応して保持している課金のための情報に
より課金を行う。
【0049】なお、サービス提供中には、(9)と(1
0)を繰り返す。
【0050】また、課金終了時には、(11)(12)
の処理を行う。
【0051】(11) 以下のいずれかにより、支払制
御部70でサービスの終了を判断し、終了処理を行う。
【0052】・支払制御部70で保持している課金のた
めの情報に残額がなくなったり、チェックアウト処理に
より課金のための情報が無効になったことなどから、従
量課金監視部60からの課金要請を実行できなくなった
時には、ゲート制御部50にゲートグローズ要求を送
る。
【0053】・カードを(チェックアウト用)リーダラ
イタ80に接続したり、支払制御部70にアクセス(W
WWなどによるアクセス)することでチェックアウトの
指示を受け付けると、支払制御部70では保持している
課金のための情報を破棄するなど、無効な状態にする。
さらに、認証課金サーバ100で支払媒体20の認証な
どを契機とした課金受け付け状態を持つ場合には、支払
制御部70から認証課金サーバ100に対して、支払媒
体20に関する課金情報を受け付けない状態にするよう
に指示することで、課金のための情報を無効な状態にす
る。また、無線LAN端末10のネットワークアドレス
(または、MACアドレス)の特定が可能な場合には、
ゲート制御部50にゲートクローズ要求を送る。
【0054】・パケット監視等により端末接続の監視を
行い、一定時間端末が接続されていない場合には、支払
制御部70で保持している課金のための情報を破棄する
と共に、ゲート制御部50にゲートクローズ要求を送
る。
【0055】(12) ゲート制御部50でゲートクロ
ーズ要求を受け取ると、インターネットゲート40に対
して、対象となるネットワークアドレス(または、MA
Cアドレス)を指定してインターネット接続の許可を取
り消す設定を行う。
【0056】このように、本発明では、ユーザが持参し
た無線LAN端末10で無線LANインターネット接続
サービスのアクセスポイントの無線通信範囲内に入り、
無線LANを使用して支払制御部70に支払指示をする
と共に、当該アクセスポイント30の無線通信範囲内に
入り、無線LANを使用して支払制御部70に支払指示
をすると共に、当該アクセスポイント30の無線通信範
囲内に設置されているリーダライタ80にプリペイドカ
ードなどの支払媒体20を挿入することで、無線LAN
端末10でインターネット接続サービスを受けることが
可能となる。
【0057】また、ユーザによるサービス終了要求時
や、無線通信範囲外に出たときには、容易に課金を停止
することが可能である。
【0058】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。
【0059】[第1の実施例]図4は、本発明の第1の
実施例のシステム構成を示す。
【0060】本実施例では、支払媒体20として、IC
カードを使用したプリペイド方式(プリペイドカード)
のシステムを前提としており、ユーザが事前にプリペイ
ドカード(ICカード)を購入することで、プリペイド
カードの価値情報分の金額をカード発行業者に支払って
いることを想定している。また、購入されたプリペイド
カードの価値情報は、カード発行事業者で持つ(又は、
カード発行事業者から委託された)認証課金サーバ10
0で管理していることを前提としている。つまり、ユー
ザがプリペイドカードによるサービス対価支払後に、認
証課金サーバ100の情報に基づき、カード発行事業者
とサービス提供業者の間で精算を行うことで、最終的に
サービス提供業者への支払いが行われるシステムを想定
している。
【0061】図4に示すように、本実施例のシステム
は、複数ICカード20と、複数の無線LAN端末10
と、サービス提供場所毎に1つ設置されるインターネッ
ト接続サービス提供サーバ400と、サービス提供場所
に1つまたは、複数設置されるアクセスポイント30
と、サービス提供場所に設けられ、何れかのアクセスポ
イント30の通信範囲内にあるチェックインコーナー3
00に設置された課金ユニット装置80と、サービス提
供場所に1つ設置され、インターネットと接続されるイ
ンターネットゲート40と、インターネット上に設置さ
れる1つの認証課金サーバ100から構成される。
【0062】また、インターネット接続サービス提供サ
ーバ400と、インターネットゲート40と、すべての
アクセスポイント30は、サービス提供場所に敷設され
るLANで接続されている。なお、このLANは、無線
LAN端末10で送受信するパケットがインターネット
接続サービス提供サーバ400から監視できるように構
成され、10Base5などのイーサネット(登録商標)ケ
ーブルや、リピータハブで構成可能である。
【0063】ICカード20は、図3の支払媒体20に
対応し、ICカード20でもつカードIDに対応するバ
リュー(価値情報)が認証課金サーバ100で管理され
るプリペイドカードである。また、ICカード20は、
認証課金サーバ100から認証を受けることにより、カ
ードIDに対する正当なカードであることを保証するた
めの機能を持っている。
【0064】また、無線LAN端末10は、ユーザが持
参する端末であり、アクセスポイント30に接続可能な
無線LANインタフェースを持ち、アクセスポイント接
続時に、インターネット接続サービス提供サーバ400
のDHCPサーバプロセス90から、DHCPにてIP
アドレスを取得する機能を持つと共に、無線LANイン
ターフェースを使ったWWWブラウザや電子メールソフ
トなどのインターネット向のアプリケーション機能を備
えるノートパソコンやPDAなどの機器である。
【0065】インターネット接続サービス提供サーバ4
00は、図3の支払制御部70、ゲート制御部50、従
量課金監視部60、ネットワークアドレス割り当て部9
0を、纏めて実現するためのパソコンなどの装置であ
り、支払制御部70を実現するためのプログラムである
支払制御プロセス70、ゲート制御部50を実現するた
めのプログラムであるゲート制御プロセス50、従量課
金監視部60を実現するためのプログラムである従量課
金監視プロセス60と、ネットワークアドレス割り当て
部90を実現するためのDHCPサーバプロセス90と
が動作し、課金ユニットドライバ120を使用すること
で、課金ユニット装置80に接続されたICカード20
を使用すると共に、LANの通信インタフェースである
LANインタフェースを使用して無線LAN端末10、
インターネットゲート40、認証課金サーバ100間と
通信を行っている。
【0066】このうち、支払制御プロセス70は、無線
LANインターネット接続サービスのサービス制御を行
い、無線LAN端末10、課金ユニットドライバ12
0、ゲート制御プロセス50、従量課金監視プロセス6
0、認証課金サーバ100と通信を行うことで、無線L
ANインターネット接続サービスの制御を行うプロセス
である。
【0067】また、ゲート制御プロセス50は、支払制
御プロセス70からのメッセージを受け、インターネッ
トゲート通信を行うことで、インターネットゲート40
のフィルタリング設定の変更を行うプロセスである。
【0068】また、従量課金監視プロセス60は、サー
ビスが開始後の無線LAN端末10に関する従量課金の
ためのパラメータである時間または、パケット量をカウ
ントし、課金単位量に達した場合に、支払制御プロセス
70に通知する機能を持つ。パケット量の監視は、LA
Nインタフェースを使用してパケットキャプチャし、対
象となる無線LAN端末−インターネット間のパケット
のみをカウントすることにより行う。なお、従量課金監
視プロセス60でパケットを取得するためのLANイン
タフェースを別に一つ設けてもよく、この場合には、イ
ンターネットゲートのインターネット側で監視すること
ができ、より確実にインターネット側に出ているパケッ
トのみを取得することが可能となる。
【0069】DHCPサーバプロセス90は、アクセス
ポイント30に接続された無線LAN端末10からの要
請により、IPアドレスを割り当てる役割を持ち、DH
CP(Dynamic Host Configuration Protocol, RFC2
131で規定)の手順により、割り当てを行う。
【0070】課金ユニットドライバ120は、課金ユニ
ット装置80を使用するためのインタフェースであると
共に、課金ユニット装置80と認証課金サーバ100と
の通信を中継する役割を持つ。
【0071】アクセスポイント30は、インターネット
接続サービス提供場所に設置され、LANと無線LAN
端末10との通信を中継する無線LAN機器で、無線L
AN端末10の持つ無線LANインタフェースと同じ無
線インタフェースを持つ。また、課金ユニット装置80
は、図3のリーダライタ80に対応する装置であり、I
Cカード20のインタフェース装置であると共に、認証
課金サーバ100と連携してICカード20の認証を行
ったり、支払制御プロセス70からの要請により、認証
された挿入中のICカード20に対する課金情報である
手形情報の生成を行う機能を持つ。なお、ICカードが
認証されると、認証課金サーバ100から課金ユニット
装置80に対して、認証中のICカード20を一意に特
定するID(認証セッションID)や、課金情報の改ざ
んを防ぐための手形署名鍵が割り当てられ、課金ユニッ
ト装置80で手形情報を作成することが可能となる。な
お、手形情報には、認証セッションID、手形情報のシ
リアル番号、課金金額を特定する情報、署名情報などが
改ざん不可能な形で含まれる。また、認証課金サーバ1
00で管理しているICカード20に対する認証状態が
無効になると、認証セッションIDや手形署名鍵も無効
となり、この認証セッションIDや手形署名鍵で作成さ
れた手形情報を使った課金ができなくなる。
【0072】課金ユニット装置80や手形情報の詳細に
ついては、特願2001−345080を参照された
い。なお、特願2001−345080では、カード引
抜き時に認証課金サーバ100で保持する認証状態を解
除するという記述があるが、ここでは、ICカード20
を引き抜いても、課金ユニット装置80から認証課金サ
ーバ100への認証終了要求メッセージを送信せずに、
認証課金サーバ100で認証状態を解除しないように構
成する。
【0073】インターネットゲート40は、インターネ
ットとサービス提供場所に設置されたLANとの通信を
中継する装置であり、インターネット接続サービス提供
サーバ400のゲート制御プロセス50からの通信によ
り設定された情報に従い、中継するパケットをフィルタ
リングすることでインターネット接続の制御を行う、I
Pフィルタリング機能付のルータやブリッジなどの機器
である。
【0074】認証課金サーバ100は、ICカード20
のカードIDに関連付けられた価値情報を管理している
サーバであり、課金ユニット80で作成した手形情報を
支払制御プロセス70から受け取ることにより、該当す
るICカード20に対応する価値情報に対して課金を行
う。また、課金ユニット装置80からの要請により、I
Cカード20の認証を行い、認証に成功すると、認証し
たICカード20に対応して、手形生成で使用する認証
セッションIDや手形署名鍵を生成・保持し、課金ユニ
ット装置80に送信する(認証課金サーバ100の詳細
な動作についても、特願2001−345080を参照
されたい)。
【0075】次に、本実施例の動作を説明する。
【0076】図5、図6は、本発明の第1の実施例の動
作のシーケンスチャートである。
【0077】ステップ101) ユーザが無線LAN端
末10をアクセスポイント30の通信範囲内に持ち込ん
だ時に、無線LAN端末10でアクセスポイント30を
検出する。
【0078】ステップ102) アクセスポイント30
を検出すると、無線LAN端末10は、IPアドレス等
のネットワーク設定を取得するために、無線LANのア
クセスポイント30を介してサービス提供場所のLAN
にDHCPの要求を出す。
【0079】ステップ103) DCHP要求が出され
ると、インターネット接続サービス提供サーバ400内
のDHCPサービスサーバプロセヅ90では、保持して
いる未使用のIPアドレスのリストの中から一つ選び出
し、無線LAN端末10に通知する。この際、DHCP
の手順に従い、ルーティング情報やDNS設定なども通
知する。これにより、無線LAN端末10はIPでの通
信が可能となる。
【0080】ステップ104) 無線LAN端末10で
IPでの通信が可能となると、ユーザの操作などによ
り、httpクライアントソフトウェアであるWWWブ
ラウザを起動させる。
【0081】ステップ105) 次に、インターネット
接続サービス提供サーバ400へhttpプロトコルに
より接続要求を行う。この際に、無線LAN端末10
で、サービス提供場所毎に設置されているインターネッ
ト接続サービス提供サーバ400のアドレスを指定する
ためにアドレスを知っている必要があるが、 ・サービス提供場所で指定されているアドレスを入力す
る; ・無線LAN端末10でWWWアクセス時にDNSを使
用してホスト名をアドレスを変換するが、DNSサーバ
では同じサービス提供場所にあるインターネット接続サ
ービス提供サーバ400のアドレスに変換するようにす
る。これにより、無線LAN端末10からは、どこのサ
ービス提供場所でも同じホスト名で、そのサービス提供
場所に設置されたインターネット接続サービス提供サー
バ400に接続可能となり、例えば、WWWブラウザの
ブックマークなどに登録しておけばどこのサービス提供
場所でもアクセスが容易になる。なお、この場合には、
インターネット接続場所内でのみ有効なDNSサーバを
準備する必要があり、インターネット接続サービス提供
サーバ400内にDNSサーバプロセスを起こしてもよ
い;等の方法でインターネット接続サービス提供サーバ
400のアドレスを得ることが考えられる。
【0082】ステップ106) インターネット接続サ
ービス提供サーバ400では、無線LAN端末10から
WWWアクセスがあると、支払制御プロセス70によ
り、WWWアクセスを受け付け、アクセス元の無線LA
N端末10のIPアドレスを保持する。
【0083】ステップ107) WWWアクセスの応答
として、無線LAN端末10に対して、ICカード20
の挿入を促すHTMLメッセージを返す。
【0084】ステップ108) 無線LAN端末10で
受け取ったHTMLメッセージをWWWブラウザにより
画面表示する。
【0085】なお、このHTMLメッセージ中には、一
定時間後に、メッセージの自動更新や自動遷移すること
を指示する情報が入っており、これにより無線LAN端
末からインターネット接続サービス提供サーバ400に
対して定期的にポーリングすることになり、無線LAN
端末10で進行状況を確認したり、インターネット接続
サービス提供サーバ400からの指示を受けたりするこ
とができる。
【0086】なお、HTMLメッセージの自動更新や自
動遷移は、HTML中で、 <METAHTTP-EQUIV="REFRESH" CONTENT=5; URL=page2.ht
m"> 等の記述を入れたり、HTMLメッセージ中のJavaScri
pt(登録商標)等で自動更新・自動遷移のスクリプトを
記述したりすることで実現可能である。
【0087】ステップ109) 無線LAN端末10に
ICカード20の挿入を促すHTMLメッセージが表示
され、メッセージを見たユーザが課金ユニット装置80
に支払用のICカード20を挿入する。
【0088】以下、手形生成手段及びサービス開始手順
を説明する。なお、ICカード挿入を促すHTMLメッ
セージを受け取ってから一定時間以内にカード20が挿
入されない場合には、タイムアウトとしてサービス開始
処理を中断する(ポーリングで得られるHTMLメッセ
ージで終了が通知され、以降ポーリングされないように
する。サービスを開始するためには、再度WWWアクセ
スから開始する必要がある)。
【0089】ステップ110) カード20が課金ユニ
ット装置80に挿入されると、課金ユニット装置80か
らインターネット接続サービス提供サーバ400の課金
ユニットドライバ120に通知され、課金ユニットドラ
イバ120から支払制御プロセス70に通知される。
【0090】ステップ111) 支払制御プロセス70
では、カード挿入通知を受け取ると、課金ユニットドラ
イバ120を通して課金ユニット装置80にICカード
認証指示を出し、挿入されたICカード20の認証を要
求する。
【0091】ステップ112) 課金ユニット装置80
では、ICカード認証指示があると、ICカード認証要
求をインターネット接続サービス提供サーバ400の課
金ユニットドライバ120を介して認証課金サーバ10
0に送信し、ICカードの認証を要求する。
【0092】ステップ113) 認証課金サーバ100
では、ICカードの認証が要求されると、インターネッ
ト接続サービス提供サーバ400の課金ユニットドライ
バ120と課金ユニット80を介してICカード20の
認証を行う。
【0093】ステップ114) ICカード20の認証
が成功すると、認証課金サーバ100からICカード認
証結果がインターネット接続サービス提供サーバ400
の課金ユニットドライバ120を介して課金ユニット装
置80に通知される。この際に、手形情報生成で使用す
る認証セッションIDや手形署名鍵等の情報が通知され
る。
【0094】ステップ115) 認証課金サーバ100
は、認証したICカード20に対して一時的な情報とし
て生成する認証セッションIDや手形署名鍵を保持する
ことで認証状態を保持する。ICカード20の認証に関
しては、特願2001−345080を参照されたい。
【0095】ステップ116) 課金ユニット装置80
では、ICカード認証結果を受け取ると、認証セッショ
ンIDや手形署名鍵等の手形情報生成に必要な情報を保
持すると共に、認証が完了したことをインターネット接
続サービス提供サーバ400の課金ユニットドライバ1
20を介して支払制御プロセス70に通知する。
【0096】ステップ117) 支払制御プロセス70
では、認証成功通知を受けると、手形発行要求(手形発
行要求1、手形発行要求n)を課金ユニットドライバ1
20を介して、課金ユニット装置80に出すことで課金
単位金額分の課金情報(手形情報)の生成を要求し、課
金ユニット装置80では、認証課金サーバ100から受
け取った認証セッションIDや手形署名鍵等を使用し
て、手形生成(手形生成1、手形生成n)で手形情報の
生成を行い、生成した手形情報(手形情報1、手形情報
n)を課金ユニットドライバ120を介して支払制御プ
ロセス70に送信し、支払制御プロセス70では、受け
取った手形情報を保持しているIPアドレスに関連付け
て保持する(手形情報1保持、手形情報n保持)。な
お、手形生成などの課金ユニット装置の動作についても
特願2001−345080を参照されたい。
【0097】支払制御プロセス70では、サービス条件
(課金単位金額、最大接続時間、最大課金金額、定額課
金/従量課金)やカード残額に従って、サービス条件を
満たす課金が可能な数だけ、上記のステップ117の処
理(手形発行要求〜手形情報保持)を繰り返して課金単
位毎の手形情報を生成する。
【0098】図7は、本発明の第1の実施例の支払制御
プロセスで保持する情報の例を示す。同図に示すIPア
ドレスは、無線LAN端末10のIPアドレスに対応
し、WWWアクセス時に新しいレコードとして記録され
る。手形情報は、手形発行要求により生成した手形情報
を保持しており、対応するICカードの認証時に得られ
た認証セッションIDやシリアル番号や課金額やこれら
に対応する署名情報が含まれている。また、使用された
手形情報は削除されている。課金合計額は、課金要求に
より課金を行った手形の合計額を示している。ここで
は、課金単位金額が10円の場合を想定しており、“12
9.60.27.51”のIPアドレスを持つ無線LAN端末10
に対しては、2回の課金が行われて、“129.60.27.252
”のIPアドレスを持つ無線LAN端末に対しては7
回の課金が行われていることになる。
【0099】なお、上記のステップ117で示されてい
る範囲の手形発行要求〜手形情報保持を行っているとき
に、無線LAN端末10からポーリング(WWWアクセ
ス(自動更新1)”)が来たときには、“WWWコンテ
ンツ(待機指示)”でユーザに対してしばらく待つよう
に指示するHTMLメッセージを返し、“画面表示”で
無線LAN端末10にメッセージが表示される。
【0100】支払制御プロセス70で手形情報の生成が
完了すると、ポーリング時に返信するメッセージをユー
ザに対してカード抜き取りを指示するものになるよう設
定を行い、無線LAN端末10からポーリング(“WW
Wアクセス(自動更新2)”)が来たときには、“WW
Wコンテンツ(抜き取り指示)”でユーザに対してカー
ドを抜き取るように指示するHTMLメッセージを返
し、“画面表示”で無線LAN端末10にメッセージが
表示される。
【0101】ステップ118) メッセージに従い、ユ
ーザがカード20を抜き取る。
【0102】ステップ119) 課金ユニット装置80
からインターネット接続サービスサーバ400の課金ユ
ニットドライバ120にカード抜き取り通知が通知さ
れ、課金ユニットドライバ120から支払制御プロセス
70に通知される。なお、課金ユニット装置80では、
カードが抜き取られると、カード20に対応して保持し
ていた認証セッションIDや手形署名鍵等の手形情報生
成に必要な情報を破棄するため、カード抜き取り後は手
形情報の生成はできなくなる。
【0103】ステップ120) 支払制御プロセス70
では、カード抜き取り通知を受け取ると、ステップ12
0の課金要求〜ステップ124の設定変更までのサービ
ス開始手順を行う。
【0104】なお、支払制御プロセス70では、ステッ
プ117のWWWアクセス〜ステップ119のカード抜
き取り通知までの間に、他の無線LAN端末10から課
金ユニット装置80に挿入されたICカードが使われな
いようにするために、WWWアクセスに対して排他制御
などを行う。
【0105】まず、課金ユニット装置80で生成した手
形情報のうちの一つを認証課金サーバ100に送信し、
送信した手形は、支払制御プロセス70で保持している
データから削除する。
【0106】ステップ121) 認証課金サーバ100
では、受け取った手形情報に対応するICカードの価値
情報に対して課金を行う。
【0107】ステップ122) 認証課金サバ100
は、課金が成功したことを課金成功通知としてインター
ネット接続サービス提供サーバ400の支払制御プロセ
ス70に通知する(認証課金サーバ100の動作につい
ても、特願2001−345080を参照されたい)。
【0108】ステップ123) 課金成功通知を受け取
ると、支払制御プロセス70では、従量課金監視プロセ
ス60に対して、課金が成功した手形情報に対応して保
持しているIPアドレスに関する従量課金のパラメータ
(時間・パケット数)を初期化して、監視を開始するよ
うメッセージを出すと共に、ゲート制御プロセス50に
対して、該IPアドレスに対してインターネット接続を
許可するようにメッセージを出す。
【0109】ステップ124) ゲート制御プロセス5
0では、インターネットゲート40と通信を行うこと
で、インターネットゲート40の当該IPアドレスに対
してインターネットとの接続を許可するよう設定変更を
行う。
【0110】ステップ125〜ステップ127) ま
た、サービス開始手順が完了すると、ポーリング時に返
信するメッセージをユーザにサービス開始を通知するも
のになるよう設定し、無線LAN端末10からポーリン
グ(“WWWアクセス(自動更新3)”)が来たときに
は、サービスが開始されることを示すHTMLメッセー
ジを返し、無線LAN端末10にメッセージが表示され
る。
【0111】なお、サービス開始手順は、カード抜き取
りを待ってからでなく、手形情報の生成が終わったらす
ぐに行ってもよい。
【0112】次に、従量課金処理について説明する。
【0113】ステップ128) 従量課金の場合には、
従量課金監視プロセス60で監視している従量課金のパ
ラメータ(時間、通信パケット量など)が、サービス条
件で定められた一定量の達した無線LAN端末(IPア
ドレス)を検知する。
【0114】ステップ129) 従量課金監視プロセス
60から無線LAN端末10のIPアドレスを支払制御
プロセス70に通知する。支払制御プロセス70では、
従量課金監視プロセス60からIPアドレスの通知を受
け取ると、当該IPアドレスに関連して保存してある手
形情報のうちの一つを取り出し、手形情報を認証課金サ
ーバ100に送信し、課金を要求し、送信した手形は、
支払制御プロセス70で保持しているデータから削除す
る。
【0115】ステップ130) 認証課金サーバ100
では、手形情報に対応するICカード20に対して課金
を行った後、課金成功通知をインターネット接続サービ
ス提供サーバ400の支払制御プロセス70に返す。
【0116】次に、サービス終了処理を説明する。
【0117】ステップ131) ユーザがサービスを終
了させるのは、無線LAN端末10からインターネット
接続サービス提供サーバ400の支払制御プロセス70
にhttpアクセスして、終了指示に対応したページを
指定することにより行うことができる。
【0118】インターネット接続サービス提供サーバ4
00の支払制御プロセス70では、終了指示に対応した
ページが指定されると、ゲート制御プロセス50に対し
て、アクセスしてきた無線LAN端末10のIPアドレ
スのインターネット接続を制限するようメッセージを出
す。
【0119】ステップ132) ゲート制御プロセス5
0では、インターネットゲート40と通信を行うこと
で、インターネットゲート40の当該IPアドレスに対
してインターネットとの接続を制限するよう設定変更を
行う。
【0120】ステップ133) 設定変更が終わると、
インターネット接続サービス提供サーバ400の支払制
御プロセス70で保持しているIPアドレスと手形情報
を破棄する。
【0121】ステップ134) さらに、WWWアクセ
スの応答として、課金合計額やサービス終了を通知する
メッセージを無線LAN端末10に対して送信する。
【0122】なお、手形情報の破棄を行うときに、認証
課金サーバ100に手形情報を指定してアクセスするこ
とで、認証課金サーバ100で持つ認証状態を破棄する
ように構成してもよい。いずれにしても認証課金サーバ
100は、一定時間経過後には、タイムアウトにより認
証状態を破棄するように構成される。
【0123】[第2の実施例]本実施例では、システム
構成は前述の第1の実施例と同様の構成をとるが、本実
施例では、ICカード20にパスワード情報を保持して
おり、無線LAN端末10から指定したパスワードとの
照合が成功したときのみ無線LAN端末10とICカー
ド20との結び付けを行い、課金情報の生成を行うよう
に構成される点が異なる。
【0124】図8、図9は、本発明の第2の実施例の動
作のシーケンスチャートである。
【0125】ステップ201〜ステップ203) 前述
の第1の実施例と同様である。
【0126】ステップ204〜211) ユーザによる
カード挿入は、ステップ213の処理(“WWWアクセ
ス(パスワード)”)より前に行うことになる。ICカ
ード20が挿入され、インターネット接続サービス提供
サーバ400の支払制御プロセス70でカード挿入通知
を受け取ると、前述の第1の実施例と同様に、ステップ
206〜ステップ211までのICカード認証動作を行
う。
【0127】ステップ212〜214) その後、WW
Wアクセスにおいて、無線LAN端末10からhttp
プロトコルの“GET”やPOSTメソッドを使用して
パスワードが指定されることで、ステップ214のパス
ワード照合で、インターネット接続サービス提供サーバ
400の支払制御プロセス70で受け取ったパスワード
と、ICカード20内のパスワードの照合を行う。
【0128】なお、パスワードの照合は、 ・支払制御プロセス70で、ICカード20に記録され
たパスワードを読み出して比較する; ・支払制御プロセス70で受け取ったパスワードを課金
ユニット装置80を通してICカード20に送信するこ
とで、ICカード20により、内部に保存しているパス
ワードとの比較を行う; ・支払制御プロセス70で受け取ったパスワードを課金
ユニット装置80に送信することで、課金ユニット装置
80でICカード20から読み出したパスワードと比較
を行う;等の方法により行うことができる。
【0129】ステップ215〜216) パスワードの
照合が成功すると、ステップ213でアクセスしてきた
無線LAN端末10のIPアドレスを保持し、第1の実
施例と同様に、ステップ216(“手形発行要求1”〜
“手形情報n保持”)までの一連の課金情報生成動作を
行う。
【0130】ステップ217,218) また、必要な
課金情報がすべて生成できたら、WWWアクセスに対す
る応答として、支払制御プロセス70から無線LAN端
末10へユーザに対するICカード20の抜き取りを指
示するHTMLメッセージを返し、無線LAN端末10
では、メッセージを表示する。
【0131】これにより、事前にカード20を挿入して
も、他人から使用されることがなくなり、確実にICカ
ード20とICカード20の所有者の無線LAN端末1
0を関連付けることが可能となる。
【0132】なお、ステップ218以降の処理は、前述
の第1の実施例と同様である。
【0133】[第3の実施例]本実施例では、第1の実
施例、第2の実施例のシステムに加え、チェックアウト
コーナーが設けられ、ここにチェックインコーナーとは
別の課金ユニット装置が設けられている場合について説
明する。
【0134】図10は、本発明の第3の実施例のシステ
ム構成を示す。
【0135】本実施例では、サービスを受けていたユー
ザがサービス終了(課金終了)を明示的に指示するため
に、チェックアウトコーナー310に設置されている課
金ユニット320を使用する点が前述の第1の実施例及
び第2の実施例と異なる。
【0136】また、本実施例では、課金ユニット装置8
0の機能により、カードID等のカードを特定する情報
が支払制御プロセス70で取得できないことを想定して
いる(特願2001−345080参照)。
【0137】図11は、本発明の第3の実施例の動作の
シーケンスチャートである。
【0138】以下では、図11に示すシーケンスチャー
トを使用して、終了処理時のシーケンスを説明する。な
お、サービス開始処理や従量課金処理については、前述
の第1の実施例及び第2の実施例の方法による。
【0139】ステップ301) まず、ユーザがサービ
ス収容希望時にチェックアウトコーナー310に行き、
チェックアウトコーナー310に設置された課金ユニッ
ト802 に、サービス中の課金に使用したICカード2
0を挿入する。
【0140】ステップ302) 課金ユニット802
は、ICカード20が挿入されると、インターネット接
続サービス提供サーバ400の課金ユニットドライバ1
20を介して支払制御プロセス70にカード挿入通知を
送信する。
【0141】ステップ303) 支払制御プロセス70
では、カード挿入通知を受け取ると、ICカード認証指
示を課金ユニット802 に送出する。
【0142】ステップ304〜ステップ307) 課金
ユニット802 は、第1の実施例のサービス開始処理時
と同様にステップ304(ICカード認証要求)からス
テップ307(認証成功通知)までの処理を行うこと
で、ICカード20の認証を行う。
【0143】ステップ308) 認証課金サーバ100
では、ICカード20の認証が成功すると、当該ICカ
ード20に対して新たに一時的な情報として生成する認
証セッションIDや手形署名鍵を保持することで、認証
状態を保持する。これにより、サービス開始処理時の認
証により生成した認証セッションIDや手形署名鍵は破
棄される。
【0144】ステップ309) また、認証の処理が終
了すると、インターネット接続サービス提供サーバ40
0の支払制御プロセス70から課金ユニット装置802
に対して、ICカード認証破棄指示を出し、認証したI
Cカードに対する認証状態を破棄するように指示する。
【0145】ステップ310) 課金ユニット802 で
は、ICカード認証破棄要求を認証課金サーバ100に
送信する。
【0146】ステップ311) 認証課金サーバ100
では、当該カードIDに対して保持している認証セッシ
ョンIDや手形署名鍵を破棄することで、認証状態を破
棄する。
【0147】ステップ312) なお、ステップ310
のICカード認証破棄要求が送信された後は、カード2
0を抜き取ってもよく、課金ユニット802 に設けられ
たディスプレイやランプや音源装置を使ってユーザにカ
ード抜き取りを指示するようにしてもよい。
【0148】ステップ313,314) 認証課金サー
バ100で、ICカードの認証状態が破棄されると、従
量課金単位到達により、課金要求(手形情報)が認証課
金サーバ100に送られる。
【0149】ステップ315,316) 認証課金サー
バ100では、対応する認証セッションIDや手形署名
情報がないため、課金をすることがけいず、課金失敗と
なり、課金失敗通知がインターネット接続サービス提供
サーバ400の支払制御プロセス70に返される。
【0150】ステップ317) 支払制御プロセス70
では、課金失敗通知を受け取ると、ゲート制御プロセス
50に対して対応するIPアドレスに対するインターネ
ット接続を制限するようメッセージを送り、ゲート制御
プロセス50では、インターネットゲートに対して、設
定変更(フィルタリング設定)により、当該IPアドレ
スに対するインターネット接続を制限するようにフィル
タリング設定を行う。ステップ318) また、支払制
御プロセス70では、当該IPアドレスと当該IPアド
レスに関連して保存している手形情報を破棄する。
【0151】なお、ここでは、ICカード20の認証状
態を破棄するために、再度、認証課金サーバ100から
ICカード20の認証を行っているが、ICカード20
のID情報が支払制御プロセス70で取得できる場合に
は、挿入されたICカード20のID情報を認証課金サ
ーバ100に送信するだけで認証課金サーバ100の認
証状態を破棄したり、IPアドレスや手形情報と共に、
ID情報を保持しておき、ID情報の一致するカードが
挿入されたときに、IPアドレスに対するサービス終了
処理(設定変更(フィルタリング設定)、IPアドレ
ス、手形情報破棄)を行うようにしてもよい。
【0152】また、本実施例では、チェックインコーナ
ー320とチェックアウトコーナー310に分け、それ
ぞれに課金ユニット装置80を配置しているが、課金ユ
ニット装置を一つにしてもよい。この場合は、サービス
開始・サービス終了の区分を支払制御プロセス70に指
示するための装置を設置することで、動作を分けること
が可能となる。
【0153】また、第2の実施例を用いる場合には、支
払制御プロセス70でカード挿入直後に認証が行われ、
認証課金サーバ100のサービス開始時の認証状態(認
証セッションID、手形署名鍵)が破棄されるため、動
作を分けなくてもよい。
【0154】上記の手順により、サービス開始処理時に
生成した課金情報(手形情報)を認証課金サーバ100
で受け付けなくなるため、ICカード20に対する課金
を確実に停止することが可能となり、課金が不可能とな
ることで、インターネット接続サービス提供サーバ40
0の支払制御プロセス70でサービス終了処理を行うこ
とが可能となる。
【0155】なお、上記の各実施例における、インター
ネット接続サービス提供サーバ、認証課金サーバ、イン
ターネットゲート、無線LAN端末の動作をプログラム
として構築し、インターネット接続サービス提供サー
バ、認証課金サーバ、インターネットゲート、無線LA
N端末として利用されるコンピュータにインストールす
ることも可能である。
【0156】また、構築されたプログラムをインターネ
ット接続サービス提供サーバ、認証課金サーバ、インタ
ーネットゲート、無線LAN端末として利用されるコン
ピュータに接続されるハードディスクや、フレキシブル
ディスク、CD−ROM等の可搬記憶媒体に格納してお
き、本発明を実施する際にコンピュータにインストール
することも可能である。
【0157】なお、本発明は、上記の実施の形態及び実
施例に限定されることなく、特許請求の範囲内におい
て、種々変更・応用が可能である。
【0158】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、課金用
の特別なドライバソフトやハードウェアを持たない不特
定多数の無線LAN端末と、プリペイドカードなどの端
末と独立した支払媒体を使用し、確実に無線LAN端末
とプリペイドカードなどの支払媒体を結び付けること
で、利用場所が閉領域に限定されない無線LANインタ
ーネット接続サービスを、即時課金による時間課金また
は、パケット量課金により提供することが可能となる。
【0159】また、サービス終了時にも確実に課金を停
止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明の一実施の形態におけるシステム構成図
である。
【図4】本発明の第1の実施例のシステム構成図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施例の動作のシーケンスチャ
ート(その1)である。
【図6】本発明の第1の実施例の動作のシーケンスチャ
ート(その2)である。
【図7】本発明の第1の実施例の支払制御プロセス内保
持情報の例である。
【図8】本発明の第2の実施例の動作のシーケンスチャ
ート(その1)である。
【図9】本発明の第2の実施例の動作のシーケンスチャ
ート(その2)である。
【図10】本発明の第3の実施例のシステム構成図であ
る。
【図11】本発明の第3の実施例の動作のシーケンスチ
ャートである。
【符号の説明】
10 無線LAN端末 11 支払指示手段 12 媒体挿入制御手段 20 支払媒体,ICカード 30 アクセスポイント 40 インターネットゲート 50 ゲート制御部、ゲート制御プロセス 60 従量課金監視部、従量課金監視プロセス 70 支払制御手段、支払制御部、支払制御プロセス 71 挿入指示手段 72 課金要求手段 80 リーダライタ、課金ユニット装置 90 ネットワークアドレス割り当て部、DHCPサー
バプロセス 100 認証課金サーバ 110 LANインタフェース 120 課金ユニットドライバ 310 チェックアウトコーナー 320 チェックインコーナー 400 インターネット接続サービス提供サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川村 浩正 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA11 GA15 HB08 HD03 HD07 JA07 KA01 KA07 5K033 AA09 DA01 DA06 DA17 DB16 EA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用料課金を行う無線LANによるイン
    ターネット接続サービスを提供するための無線LANイ
    ンターネット接続サービス提供方法において、 インターネット接続サービスを受ける無線LAN端末か
    らサービスを制御する支払制御手段へ支払指示を行い、 前記支払制御手段において、前記無線LAN端末に対し
    て、支払に用いる支払媒体の挿入指示を行い、 無線LAN端末では、ユーザに対して前記支払媒体の挿
    入指示が発行されてから一定時間内に、支払媒体を挿入
    するよう指示し、 前記支払制御手段において、挿入された前記支払媒体の
    課金のための情報を取得し、該支払媒体と前記無線LA
    N端末を関連付けることで、サービス提供時に、該支払
    媒体を認証し、課金を行う認証課金サーバに対して該支
    払媒体への課金要求を行うことを特徴とする無線LAN
    インターネット接続サービス提供方法。
  2. 【請求項2】 前記無線LAN端末から前記支払指示を
    行う際に、 パスワードを指定し、該パスワードが前記支払媒体に記
    録されているパスワードと一致したときのみ、該支払媒
    体と前記無線LAN端末とを関連付けて、サービスを提
    供する請求項1記載の無線LANインターネット接続サ
    ービス提供方法。
  3. 【請求項3】 前記無線LANインターネット接続サー
    ビス終了時に、 前記無線LAN端末から前記支払制御手段に対して、サ
    ービス終了指示することにより、インターネットとの接
    続を開閉するインターネットゲートのフィルタリング設
    定を変更してサービスを終了する請求項1または2記載
    の無線LANインターネット接続サービス提供方法。
  4. 【請求項4】 無線LANインターネット接続サービス
    終了時に、サービスのための課金に使用した支払媒体を
    再度、該支払媒体を接続するリーダライタに挿入するこ
    とで、サービスを終了する請求項1または2記載の無線
    LANインターネット接続サービス提供方法。
  5. 【請求項5】 利用料課金を行う無線LANによるイン
    ターネット接続サービスを提供するための無線LANイ
    ンターネット接続サービス提供システムであって、 インターネット接続サービスを受ける無線LAN端末
    と、 無線LANの接続ポイント装置であるアクセスポイント
    と、 支払のための支払媒体と、 前記支払媒体を接続するリーダライタと、 前記無線LAN端末にネットワークアドレスを割り当て
    るネットワークアドレス割り当て手段と、 インターネットとの接続を開閉するインターネットゲー
    トと、 前記インターネットゲートを制御するゲート制御手段
    と、 従量課金のためのパラメータを監視する従量課金監視手
    段と、 前記支払媒体の認証を行う認証課金サーバと、 サービスを制御する支払制御手段と、を有し、 前記無線LAN端末は、 前記支払制御手段へ支払指示を行う支払指示手段と、 前記支払制御手段からの前記支払媒体の挿入指示に基づ
    いて、ユーザに前記リーダライタへの該支払媒体の挿入
    を促す挿入制御手段を有し、 前記支払制御手段は、 前記無線LAN端末に対して、支払に用いる支払媒体の
    挿入指示を行う手段と、 前記無線LAN端末において挿入された前記支払媒体の
    課金のための情報を取得し、該支払媒体と前記無線LA
    N端末を関連付けることで、サービス提供時に、前記認
    証課金サーバに対して該支払媒体への課金要求を行う課
    金要求手段とを有することを特徴とする無線LANイン
    ターネット接続サービス提供システム。
  6. 【請求項6】 前記無線LAN端末の前記支払指示手段
    は、 前記支払指示を行う際に、パスワードを指定する手段を
    有し、 前記支払制御手段は、 前記パスワードが前記支払媒体に記録されているパスワ
    ードと一致したときのみ、該支払媒体と前記無線LAN
    端末とを関連付ける手段を有する請求項5記載の無線L
    ANインターネット接続サービス提供システム。
  7. 【請求項7】 前記無線LAN端末は、 前記無線LANインターネット接続サービス終了時に、
    前記支払制御手段に対して、サービス終了指示する手段
    を有し、 前記支払制御手段は、 前記ゲート制御手段に対して、前記インターネットゲー
    トのフィルタリング設定を変更してサービスを終了させ
    る手段をする請求項5または6記載の無線LANインタ
    ーネット接続サービス提供システム。
  8. 【請求項8】 前記支払制御手段は、 無線LANインターネット接続サービス終了時に、サー
    ビスのための課金に使用した支払媒体を再度、前記リー
    ダライタに挿入させるとで、サービスを終了させる手段
    を有する請求項5または6記載の無線LANインターネ
    ット接続サービス提供システム。
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