JP2003303650A - スイッチ付ジャック - Google Patents

スイッチ付ジャック

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JP2003303650A
JP2003303650A JP2002108539A JP2002108539A JP2003303650A JP 2003303650 A JP2003303650 A JP 2003303650A JP 2002108539 A JP2002108539 A JP 2002108539A JP 2002108539 A JP2002108539 A JP 2002108539A JP 2003303650 A JP2003303650 A JP 2003303650A
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JP
Japan
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contact piece
plug
insertion hole
plug insertion
insulator
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JP2002108539A
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English (en)
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Yoshiaki Suzuki
義秋 鈴木
Hiroshi Miyake
浩史 三宅
Ikuhiro Taniyama
郁拡 谷山
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SMK Corp
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SMK Corp
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラグ挿入孔に挿脱されるプラグによる接片
駆動用インシュレータの削れ損耗を解消すること。 【解決手段】 ボディ1の正面にプラグ挿入孔2が開口
され、その周側部に長さ方向に沿って接片駆動用インシ
ュレータ10が配され、その絶縁性プラスチックによる
本体の前面、即ち、プラグ挿入孔2に対向する面に金属
片11が接着固定されている。接片駆動用インシュレー
タ10の背後にはこれによって駆動される可動接片5及
びこれに定常状態で接触している固定接片が配されてい
る。接片駆動用インシュレータと対向するプラグ挿入孔
2の周側には、従動突曲部7aを備えた他の可動接片7
及びこれに定常状態で接触している他の固定接片8が配
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラグ挿入孔にプ
ラグが挿入されると、そのプラグにより接片駆動用イン
シュレータが変位し、これによって更に可動接片の変位
が生じ、固定接片との間の離接動作が生じることとなる
スイッチを備えたスイッチ付ジャックに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスイッチ付ジャックは、DCジ
ャックとして構成されているその一例を示すと、図5に
示すように、絶縁材で構成されたボディ1の正面にプラ
グ挿入孔2が開口し、その軸心に沿って最奥部から手前
に延長するピン3が固設される構成となっている。その
プラグ挿入孔2の周側部にはその長さ方向に沿って接片
駆動用インシュレータ4が配され、その先端背後側に突
出する駆動突部4aでこれに近接して配されている可動
接片5が変位させられるようになっている。
【0003】上記接片駆動用インシュレータ4は、前記
プラグ挿入孔2の入り口側でボディ1に起伏自在に固設
され、該プラグ挿入孔1に挿入されるプラグによってそ
の先端前面側の従動突部4bが後退動作させられると、
その駆動突部4aで前記可動接片5を後退変位させ、こ
れによって該可動接片5の先端側が定常状態で接触して
いた固定接片6との接触を解除し、離間させるようにな
っている。
【0004】更に前記プラグ挿入孔2の周側部にはその
途中で該プラグ挿入孔2内に突出する従動突曲部7aを
備えた他の可動接片7が配され、前記プラグ挿入孔1に
プラグが挿入され、これがその従動突曲部7aを後退動
作させると、これによって該可動接片7の先端側が定常
状態で接触していた他の固定接片8との接触を解除し、
離間させるようになっている。このとき該可動接片7は
その従動突曲部7aが挿入されたプラグのスリーブ金具
と圧接状態に接触し、電気的に結合状態となるようにな
っている。
【0005】なお以上の可動接片5、7はいずれもその
基部で起伏自在にボディ1に固設され、固定接片6、8
はボディ1に固設されている。
【0006】このようなDCジャックは、対応するDC
プラグをそのプラグ挿入孔2に挿入することで、それぞ
れ前記したように動作し、電気的な接続又は断を行い、
所期の目的に添うように機能するものであるが、このよ
うなDCプラグのプラグ挿入孔への挿脱操作に起因して
前記接片駆動用インシュレータに削れ損耗が生じ、これ
によって生じた損耗粉乃至損耗片により接片間の接触不
良を発生させる虞がある。
【0007】これはプラグ挿入孔2へのプラグの挿脱の
際に、主としてそのスリーブ金具の先端付近のエッジが
前記接片駆動用インシュレータ4の内向きの面、特に従
動突部4bに圧接しつつ移動するため生じると考えられ
る。図4に示すように、そのエッジの一つは、プラグ9
先端の絶縁カラー9aとの境界をなしているスリーブ金
具9b先端のエッジ9cであり、特に、同図に示すよう
に、上記絶縁カラー9aの径がスリーブ金具9bの径よ
り小さい場合には、該スリーブ金具9bの先端と絶縁カ
ラー9aとの間に段差が生じ、該エッジ9cが強調さ
れ、該プラグ9の挿入の際に該エッジ9cで前記接片駆
動用インシュレータ4の表面、特に従動突部4bの表面
を削り取る作用が強く生じることとなる。
【0008】前記エッジの他の一つは、該スリーブ金具
9の先端直近部に位置する細径部前後のエッジ9d、9
eであり、これらは前記先端のエッジ9cと比べると前
記接片駆動用インシュレータ4に対する削り取り作用は
小さいが無視はできない。例えば、前記細径部の後方側
に位置するエッジ9eは、該プラグ9の挿入の際に削り
取り作用をすると考えられ、また前方側に位置するエッ
ジ9dは、該プラグ9の抜き取りの際にそのように作用
していると判断できる。
【0009】更にはプラグの長期の使用によってスリー
ブ金具表面に生じることのある荒れ、例えば、微細で多
数の不定形突起又はヤスリ状の凹凸等も前記接片駆動用
インシュレータ4の表面に損耗を生じさせる原因である
と考えられる。
【0010】以上は特にDCジャックを例にとって説明
したが、これに限らず、接片駆動用インシュレータを備
えたスイッチ付ジャックに一般的に生じる問題である。
例えば、この種のスイッチ付ジャックとして提案された
ものに、実開平2−131278号(他の従来例1)及
び実公平6−16411号(他の従来例2)があるが、
いずれも以上の問題を解決していない。
【0011】他の従来例1は、関係する部分のみを抽出
してみると、プラグ挿入孔に隣接してスイッチ収容部を
設け、該スイッチ収容部にセパレータ(接片駆動用イン
シュレータに該当する)を配し、かつ該セパレータに一
体に形成された駆動突部を連通孔を通じて該プラグ挿入
孔中に突出させたものであり、プラグ挿入孔にプラグを
挿入すると、前記駆動突部が該プラグのスリーブ金具に
より前記スイッチ収容部内に後退させられ、こうして後
退変位したセパレータによって対応する可動接片に変位
を生じさせるようになっているものである。
【0012】セパレータは、プラグの強引な挿入により
こじられても、プラグ挿入孔とスイッチ収容部とを仕切
る壁体によって過大変形を受けることがないように保護
されているものではあるが、前記のようなプラグによる
損耗に対しては何らの保護手段乃至回避手段も採用され
ていないし、検討もされていない。
【0013】他の従来例2は、これも同様に関係する部
分のみを抽出してみると、プラグ挿入孔に沿って側部に
突部を突出させたセパレータ(接片駆動用インシュレー
タに該当する)を配し、かつボディ内部の対応する部位
にセパレータが限界まで変位した際にそれ以上の変位を
制限すべく該突部に当接する突壁を構成したものであ
り、プラグ挿入孔にプラグを挿入すると、そのスリーブ
金具に押されて該セパレータが後退変位し、これによっ
て対応する可動接片に変位を生じさせるようになってい
る。
【0014】セパレータは、プラグの強引な挿入により
こじられても、その突部がボディの対応する部位に構成
した突壁に当接してそれ以上の変位が制限されるため、
過大変形を受けることがないように保護されているもの
ではあるが、この例のセパレータもまた前記のようなプ
ラグによる損耗に対しては何らの保護手段乃至回避手段
も採用されていないし、検討もされていない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な従来のスイッチ付ジャックに於ける問題点、即ち、プ
ラグ挿入孔に挿脱されるプラグによる接片駆動用インシ
ュレータの削れ損耗及びこれによって生じた損耗粉乃至
損耗片の散乱に起因する各接片間の接触不良の問題を解
決することを解決の課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の1は、ボディの
プラグ挿入孔にプラグが挿入されると、挿入されたプラ
グによる接片駆動用インシュレータの変位に連動して可
動接片が変位して固定接片との間の離接動作が生じるス
イッチを備えたスイッチ付ジャックに於いて、前記接片
駆動用インシュレータの前記プラグと接触することとな
る面に金属片を被覆したスイッチ付ジャックである。
【0017】本発明の2は、本発明の1のスイッチ付ジ
ャックに於いて、前記金属片を前記接片駆動用インシュ
レータに接着結合したものである。
【0018】本発明の3は、本発明の1のスイッチ付ジ
ャックに於いて、前記金属片を前記接片駆動用インシュ
レータに嵌め込み結合したものである。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例に基
づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0020】図1は一実施例のスイッチ付DCジャック
をそのプラグ挿入孔の軸心に沿って断面した概略断面
図、図2(a)は一実施例のスイッチ付DCジャックの概
略正面図、図2(b)はその概略底面図、図2(c)はその概
略側面図である。図3(a)はDCプラグを途中までプラ
グ挿入孔に挿入した状態の一実施例のスイッチ付DCジ
ャックをそのプラグ挿入孔の軸心に沿って断面した概略
断面図、図3(b)はDCプラグを最後までプラグ挿入孔
に挿入した状態の一実施例のスイッチ付DCジャックを
そのプラグ挿入孔の軸心に沿って断面した概略断面図で
ある。
【0021】この実施例のスイッチ付DCジャックは、
後述する接片駆動用インシュレータ10を除いては、先
に説明した従来例のDCジャックと基本的に同様の構造
であり、図1及び図2(a)に示すように、絶縁材で構成
された概ね直方体状のボディ1の正面にプラグ挿入孔2
が開口し、その軸心に沿って最奥部から手前に延長する
ピン3が配されたものである。該ピン3の基部はボディ
1の後部に固定され、その基部に結合された端子3a
が、図2(a)及び(b)に示すように、ボディ1の後部下方
に突出している。
【0022】前記プラグ挿入孔2の周側部には、図1に
示すように、その長さ方向に沿って接片駆動用インシュ
レータ10が配され、その先端背後側には駆動突部10
aが膨出状態に構成され、かつ先端前面側には従動突部
10bが膨出状態に構成されている。該接片駆動用イン
シュレータ10は、その基部が、該プラグ挿入孔2の入
り口側でボディ1に起伏自在に固設され、該プラグ挿入
孔2に挿入されるDCプラグ9によってその先端前面側
の従動突部10bが後退動作させられると、その駆動突
部10aで後記可動接片5を後退変位させ、これによっ
て該可動接片5の先端側が定常状態で接触している固定
接片6との接触を解除し、離間させるようになってい
る。
【0023】前記接片駆動用インシュレータ10は弾力
性を有する絶縁性のプラスチックによって構成されたも
のであり、図1に示すように、その前面、即ち、プラグ
挿入孔2に対向する面に金属片11を接着固定し、この
面をこれによって被覆する。被覆する金属片11は概ね
板状である。該接片駆動用インシュレータ10前面の
内、該金属片11によって被覆する範囲は、DCプラグ
9をプラグ挿入孔2に挿入した際に接触することとなる
可能性のある面の全てであり、具体的には、その基部か
ら従動突部10bの直前までの前面及び該従動突部10
bの前面全体である。これ以外の面は被覆する必要がな
いし、短絡防止の観点から必要以上の被覆は避けるべき
である。
【0024】前記金属片11の材質としてはこの実施例
では黄銅が用いられている。DCプラグ9のスリーブ金
具9bに用いられる金属材質と同一又は同程度の硬度の
材質を用いることが相互の削れ損耗の発生を抑制する上
で好ましいからである。もっとも同様の趣旨が生かせる
限り、他の材質の金属材料を用いても差し支えないのは
云うまでもない。またこの実施例では、前記金属片11
を前記接片駆動用インシュレータ10の前面に接着固定
したが、該金属片11の接合面側に嵌合用の突部又は凹
部を構成し、他方、該接片駆動用インシュレータ10の
対応する面にも対応する凹部又は突部を構成して相互を
嵌め込み結合することとしても良いし、更に他の適切な
固定手段を採用しても良いのも云うまでもない。
【0025】また前記接片駆動用インシュレータ10の
背後側には、先に述べ、かつ図1に示すように、可動接
片5が配され、前記駆動突部10aが後退変位すると、
該可動接片5が後退変位させられ、これによって該可動
接片5の先端側が定常状態で接触している固定接片6と
の接触が解除され、相互が離間するようになっている。
即ち、該可動接片5は、その基部がボディ1に起伏自在
に配され、これを構成する金属の弾力性により前記駆動
突部10aで押されない限り固定接片6に接触するよう
になっている。なお、図1に示すように、該可動接片5
の基部は前記接片駆動用インシュレータ10の基部背後
でボディ1に固設され、該固定接片6は該接片駆動用イ
ンシュレータ10の先端側のほぼ延長上でボディ1に固
設されている。
【0026】図1及び図2(a)、(b)に示すように、前記
可動接片5の基部はボディ1に埋め込まれた接続片5a
を通じて端子5bに電気的に結合されている。該端子5
bは該ボディ1の後部下方に突出している。前記固定接
片6はボディ1に固定された基部が端子6aと電気的に
結合されている。該端子6aは該ボディ1の後部下方に
突出している。
【0027】更に前記プラグ挿入孔2の周側部には、図
1に示すように、前記接片駆動用インシュレータ10と
対面する側に、その途中で該プラグ挿入孔2内に突出す
る従動突曲部7aを備えた他の可動接片7が配されてい
る。この可動接片7は、その基部でボディ1に起伏自在
に配され、外力が加わらない限り、その先端の接面7b
が、前記ピン3の基部を外装する外装筒部3bに固設し
た他の固定接片8に当接接触状態にあるように構成され
ている。このような作用力は該可動接片7を構成する金
属の弾力性により確保されている。
【0028】なお該可動接片7の従動突曲部7aは、前
記プラグ挿入孔1にDCプラグ9が挿入され、これによ
って後退動作させられると、上記のように、該可動接片
7の接面7bと固定接片8との接触を解除させると同時
に、挿入されたDCプラグ9のスリーブ金具9bと圧接
状態に接触し、該従動突曲部7aと該可動接片7とが電
気的に接続状態になるようになっている。
【0029】前記可動接片7の基部は、図1に示すよう
に、前記プラグ挿入孔2の入り口側側部でボディ1に固
設され、図1及び図2(a)、(b)、(c)に示すように、該
ボディ1に埋め込まれた接続片7cを通じて端子7dに
電気的に結合されている。該端子7dは該ボディ1の後
部下方に突出している。
【0030】前記固定接片8は、図1及び図2(b)、(c)
に示すように、その基部がボディ1の後部下方に突出し
ている端子8aに電気的に結合されている。
【0031】以上のように構成した実施例のスイッチ付
DCジャックは、云うまでもなく、一般のスイッチ付D
Cジャックと同様に、対応するDCプラグ9をそのプラ
グ挿入孔2に挿入すれば、それぞれ各構成要素の構成の
説明と共に説明したように動作し、電気的な接続又は断
を行い、所期の目的に添うように機能する。しかしこの
とき、従来のこの種のスイッチ付DCジャックで問題と
なっている、このようなDCプラグ9のプラグ挿入孔2
への挿脱操作に起因する接片駆動用インシュレータ10
の削れ損耗の問題は生じない。
【0032】DCプラグ9をプラグ挿入孔2に挿入する
と、図3(a)、(b)に示すように、その先端の絶縁カラー
9aのエッジ9f、絶縁カラー9aの周側、スリーブ金
具9b先端のエッジ9c、途中の細径部前後のエッジ9
d、9e及びスリーブ金具9bの周側が前記接片駆動用
インシュレータ10の内面に接しつつ奥に向かってスラ
イド移動し、先端に開口されている嵌合孔に前記ピン3
が嵌入し、ついには先端が該ピン3の基部を外装する外
装筒部3bの上端に当接し、挿入が完了する。
【0033】このとき、前記絶縁カラー9aの周側及び
そのエッジ9fは、云うまでもなく、前記接片駆動用イ
ンシュレータ10の内面に削れ損耗を生じさせるような
作用をするものではないが、前記スリーブ金具9bの先
端のエッジ9c及び細径部前後のエッジ9d、9e並び
にその周側もまたそのように働き得ない。
【0034】たとえ、挿入したDCプラグ9の絶縁カラ
ー9aが、図4に示すように、スリーブ金具9bより若
干小径で、該スリーブ金具9b先端のエッジ9cが突出
状態にある場合であっても、長期の使用によって該スリ
ーブ金具9bの周側が荒れ、不定形の多数の突起が生じ
ていたり、ヤスリ状になっていたとしても、前記のよう
に、該接片駆動用インシュレータ4の内面には金属片1
1が配してあり、これによって保護されているため、そ
れらのエッジや周側の荒れによって損耗を生じさせられ
ることはない。
【0035】それ故、この実施例のスイッチ付DCジャ
ックによれば、DCプラグ9の挿脱によって接片駆動用
インシュレータ10の損耗粉乃至損耗片が発生すること
はないので、この損耗粉等に起因する接触不良の問題の
発生する余地はない。なお実施例としてスイッチ付DC
ジャックの例のみ示したが、本発明は接片駆動用インシ
ュレータを備えたスイッチ付ジャック一般に適用して同
様の効果が得られるものであるのは云うまでもない。
【0036】
【発明の効果】したがって本発明の1のスイッチ付ジャ
ックによれば、接片駆動用インシュレータがプラグ挿入
孔に挿入されるプラグによって削れ損耗を生じることが
ないので、これによって生じる損耗粉乃至損耗片の介在
に起因する各接片に於ける接触不良の問題の生じる余地
がない。
【0037】本発明の2及び3のスイッチ付ジャックに
よれば、いずれでも接片駆動用インシュレータの内面に
金属片を容易かつ確実に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のスイッチ付DCジャックをそのプラ
グ挿入孔の軸心に沿って断面した概略断面図。
【図2】(a)は一実施例のスイッチ付DCジャックの概
略正面図。(b)はその概略底面図。(c)はその概略側面
図。
【図3】(a)はDCプラグを途中までプラグ挿入孔に挿
入した状態の一実施例のスイッチ付DCジャックをその
プラグ挿入孔の軸心に沿って断面した概略断面図。(b)
はDCプラグを最後までプラグ挿入孔に挿入した状態の
一実施例のスイッチ付DCジャックをそのプラグ挿入孔
の軸心に沿って断面した概略断面図。
【図4】DCプラグの一部切欠側面図。
【図5】従来例のスイッチ付DCジャックをそのプラグ
挿入孔の軸心に沿って断面した概略断面図。
【符号の説明】
1 ボディ 2 プラグ挿入孔 3 ピン 3a ピンの端子 3b 外装筒部 5 可動接片 5a 可動接片5に接続する接続片 5b 可動接片5に接続する端子 6 固定接片 6a 固定接片6に接続する端子 7 他の可動接片 7a 従動突曲部 7b 接面 7c 可動接片7に接続する接続片 7d 可動接片7に接続する端子 8 他の固定接片 8a 固定接片8に接続する端子 9 DCプラグ 9a 絶縁カラー 9b スリーブ金具 9c スリーブ金具の先端のエッジ 9d、9e スリーブ金具の途中の細径部前後のエッジ 9f 絶縁カラーのエッジ 10 接片駆動用インシュレータ 10a 駆動突部 10b 従動突部 11 金属片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷山 郁拡 茨城県多賀郡十王町大字伊師20−9 エス エムケイ株式会社ひたち事業所内 Fターム(参考) 5E021 FA16 FB03 FB16 FB21 FC38 KA09 MA19 MA25 MA31

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディのプラグ挿入孔にプラグが挿入さ
    れると、挿入されたプラグによる接片駆動用インシュレ
    ータの変位に連動して可動接片が変位して固定接片との
    間の離接動作が生じるスイッチを備えたスイッチ付ジャ
    ックに於いて、 前記接片駆動用インシュレータの前記プラグと接触する
    こととなる面に金属片を被覆したスイッチ付ジャック。
  2. 【請求項2】 前記金属片を前記接片駆動用インシュレ
    ータに接着結合した請求項1のスイッチ付ジャック。
  3. 【請求項3】 前記金属片を前記接片駆動用インシュレ
    ータに嵌め込み結合した請求項1のスイッチ付ジャッ
    ク。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100883497B1 (ko) * 2006-03-17 2009-02-16 호시덴 가부시기가이샤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100883497B1 (ko) * 2006-03-17 2009-02-16 호시덴 가부시기가이샤

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