JP2003300574A - 薄板状品のコンテナ - Google Patents

薄板状品のコンテナ

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JP2003300574A
JP2003300574A JP2002108359A JP2002108359A JP2003300574A JP 2003300574 A JP2003300574 A JP 2003300574A JP 2002108359 A JP2002108359 A JP 2002108359A JP 2002108359 A JP2002108359 A JP 2002108359A JP 2003300574 A JP2003300574 A JP 2003300574A
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JP
Japan
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thin plate
container
frame
thin
reinforcing pipe
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JP2002108359A
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Tomoji Arai
知旨 新井
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Shinwa Giken Co Ltd
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Shinwa Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 立方体型フレームの左右面部間に金属ワイヤ
ー、ピアノ線等の針金、合成樹脂繊維製細紐等線状体を
載架用横桟として横向きに張設した薄板状品用コンテナ
において、線状体の垂れ下がりを防止するコンテナを提
供する。 【解決手段】 金属ワイヤー等の線状体において立方体
型フレームの左右両面部間に張設された個所が、直線状
態維持用の補強パイプ18の中を通して張設され、この
補強パイプの外面ににポリエーテルエーテルケトン等ス
ーパーエンジニアリングプラスチック製チューブ22若
しくは膜を被覆して成ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、液晶画面製造用極
薄ガラスや一般の板ガラス、プラスチック板等の薄板状
品の製造工程において当該薄板状品の受取やストック等
に用いたり、薄板状品の多数枚をまとめて他の製造ライ
ンや他の工場に移動したりするなどの場合に用いる薄板
状品用コンテナの改良、具体的には立方体型フレームの
左右面部間に金属ワイヤー、ピアノ線等の針金、合成樹
脂繊維製細紐等線状体を薄板状品載架用横桟として横向
きに張設した構成の薄板状品のコンテナの改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従前、本発明者は、立方体型フレームの
左右面部間に金属ワイヤー、針金、合成樹脂繊維製細紐
等線状体を横向きに張設することによって構成した多数
本の薄板状品載架用横桟上に極薄ガラス等薄板状品を任
意に載架して用いるようにした薄板状品用コンテナを提
供した。
【0003】しかし乍ら、これ等薄板状品用コンテナ
は、その取り扱う品物が比較的軽い薄板状品である場合
には全く問題がなく、極めて好適且つ便利に使用できる
ものであるが、重たい薄板状品である場合には線状体の
中央が僅かではあるが垂れ下がった湾曲化現象を起すと
いう致命的な問題点があった。
【0004】そこで、線状体の太さを変えたり、材質を
変えたるする等の工夫を施して上記のような問題点を解
決しようとしているうちに、重たいものにも対処できる
本発明を完成したものである。
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決する工夫およびその他の工夫を施した新規の薄板状
品用コンテナを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る薄板状品用コンテナは、立方体型フレー
ムの左右両面部間に金属ワイヤー、針金、合成樹脂繊維
製細紐等線状体を薄板状品載架用横桟として横向きに張
設した薄板状品用のコンテナに関し、線状体においてフ
レームの左右両面部間に張設された個所が、直線状態維
持用の補強パイプの中を通して張設されたことを特徴と
するものである。
【0006】そして、請求項1記載の薄板状品のコンテ
ナにおいて、補強パイプの両端をフレームの左右両面部
に移動不能に止着して成るものである。
【0007】更に、請求項1または2記載の薄板状品の
コンテナにおいて、補強パイプにポリエーテルエーテル
ケトン等スーパーエンジニアリングプラスチック製チュ
−ブ若しくは膜を被覆して成るものである。
【実施例】図に示す実施例は、左・右サイド支柱1,2
を左右に配し、これ等左・右サイド支柱1,2の上端間
に上ステ−3を挟入して当該上ステ−3の左右端を同左
・右サイド支柱1,2の上端部内面に止着し、同じく左
・右サイド支柱1,2の下端間に下ステ−4を挟入して
当該下ステ−4の左右端を同左・右サイド支柱1,2の
下端部内面に止着し、同じく左・右サイド支柱1,2の
中間点間に中ステ−5を挟入して当該中ステ−5の左右
端を同左・右サイド支柱1,2の中間点内面に止着する
ことによって多数個の囲枠6を構成し、これ等各囲枠6
における左・右サイド支柱1,2の外側面に外方に向っ
て開口する上下方向に長い左・右溝部7,8を設け、当
該左・右溝部7,8の底壁に内外方向に貫通する多数個
の通し孔9,10を縦列配置および左右対応配置として
設けると共にこれ等囲枠6を起立状態で前後に配列し且
つ各囲枠6の左上角同士・右上角同士・左下角同士およ
び右下角同士を左上ステ−11・右上ステ−12・左下
ステ−13および右下ステ−14で連結することによっ
て立方体型フレーム15を構成し、この立方体型フレー
ム15の頂・低面に天・底カバー16、17を被着す
る。
【0008】また、上記立方体型フレーム15とは別個
に、曲がりを起こしにくい金属製パイプを所定の長さに
寸切して得た直線状態維持用の補強パイプ18と、内端
に連結部19を一体にもつ左・右ネジ棒20、21と、
所定の長さの金属ワイヤー22とをそれぞれ多数組まで
構成し、各組の直線状態維持用の補強パイプ18に金属
ワイヤー22を挿し通して当該金属ワイヤー22の両端
を貫出した状態とすると共にこれ等両貫出端に左・右ネ
ジ棒19、20における連結部18を連結し、よって多
数本の載架用横桟部材23を得る。
【0009】次いで、左・右サイド支柱1、2に設けた
対応位置関係で存する左右の通し孔9、10間に上記載
架用横桟部材23を配し且つその両端の左・右ネジ棒2
0、21を同左右各通し孔9,10に挿入して当該左・
右ネジ棒19、20の先端を溝部7,8内に貫出した状
態とすると共に左ネジ棒19の貫出部の周りにコイルバ
ネ25を嵌挿してから同貫出部にダブルでナット26、
27を螺着し、また右ネジ棒21の貫出端にコイルバネ
無しでダブルでナット28、29を螺着することによっ
て金属ワイヤー22を緊張状態に張り設け且つ直線状態
維持用補強パイプ18の両端を通し孔9、10の内側開
口の切縁に圧接させて完成したものであって、この直線
状態維持用補強パイプ18の上に極薄ガラス等薄板状品
30を任意に載架して用いるようにしたものである。
【0010】本発明は、直線状態維持用補強パイプ18
を回転可能の状態とすること、直線状態維持用補強パイ
プ18の表面にゴム、スポンジ等をコーテイングするこ
と、でも実施可能である。
【0011】尚、図5は、第2実施例であって、その要
部すなわち載架用横桟部材およびその取付状態を示す断
面図である。
【0012】すなわち、各直線状態維持用補強パイプ1
8に対して次ぎに述べるような特性を備えたポリエーテ
ルエーテルケトン等スーパーエンジニアリングプラスチ
ックを以て製した細い特殊チュ−ブ31(もしくは特殊
膜)を上記左・右ネジ棒20、21の連結の前に被覆し
た載架用横桟部材32を採用したものであって、他は
る。 ・高温下での連続使用に耐える。 ・広い温度範囲で、高い強度、応力歪特性、耐クリープ
性、耐疲労特性を示す。 ・広範な薬品に対して優れた耐性を示す。 ・耐燃焼性、低発煙性に優れている。 ・熱水や水蒸気中でも安定した物性を示す。 ・滑りにくいノンスリップ性を備えている ・耐候性に優れている。 ・食品衛生法に適合している。 ・放射線安定性に優れている。 ・電気的特性に優れている。
【0013】
【作用】本発明において直線状態維持用補強パイプ18
は、その上に載置された極薄ガラス等薄板状品30から
の荷重を受け、これを金属ワイヤー22等線状体に分散
して伝えて当該金属ワイヤー22等線状体の上記湾曲化
現象を起しにくくする機能を果し、また他方金属ワイヤ
ー22等線状体は、その張力で上記直線状態維持用補強
パイプ18から分散状態で受けた荷重を分散状態のまま
で受けて上記湾曲化現象を阻止する。すなわち、直線状
態維持用補強パイプ18と金属ワイヤー22等線状体と
が相俟って両者の湾曲化を阻止するものである。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る薄板状品用コンテナは、上
記のように立方体型フレームの左右両面部間に金属ワイ
ヤー、針金、合成樹脂繊維製細紐等線状体を薄板状品載
架用横桟として横向きに張設した薄板状品用コンテナに
関し、線状体においてフレームの左右両面部間に張設さ
れた個所が、直線状態維持用の補強パイプの中を通して
張設されたことを特徴とするので、上記作用の項で述べ
たように直線状態維持用補強パイプ18と金属ワイヤー
22等線状体とが相俟って両者の湾曲化を阻止するもの
であって、上記問題点を解決した新規の薄板状品用コン
テナを提供するという所期の目的を完全に達成すること
を可能にするものである。
【0015】請求項2に係る薄板状品用コンテナは、上
記のように補強パイプの両端をフレームの左右両面部に
移動不能に止着して成るので、より強い湾曲化阻止状態
を確保できるものである。
【0016】請求項3に係る薄板状品のコンテナは、補
強パイプにポリエーテルエーテルケトン等スーパーエン
ジニアリングプラスチック製チュ−ブ若しくは膜を被覆
して成るので、これによるときには、(A)パソコンの
液晶画面の外表ガラス(極薄ガラス等薄板状品)の表面
にスリップ痕がつかない、(B)パソコンの液晶画面の
外表ガラス(極薄ガラス等薄板状品)が桟上で滑り移動
して位置ズレを起さない、(C)被覆チューブが熱や薬
品、水蒸気に強く、靭性、応力歪特性、耐クリープ性、
耐疲労特性、物性安定性等の物理的、化学的特性に優れ
ていてパソコンの液晶画面の外表ガラス(極薄ガラス等
薄板状品)の製品(商品)価値を低下させてしまうよう
なことがない、等の顕著に好ましい効果を備えているも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示す全体の斜視図である。
【図2】同じく一部切截拡大正面図である。
【図3】同じく一部切截拡大側面図である。
【図4】サイド支柱と線状体の接続部を示す拡大横断面
図である。
【図5】第2実施例を示す、サイド支柱と線状体の接続
部を示す拡大横断面図である。
【符号の説明】
1 左サイド支柱 2 右サイド支柱 3 上ステ− 4 下ステ− 5 中ステ− 6 囲枠 7 左溝部 8 右溝部 9 通し孔 10 通し孔 11 左上ステ− 12 右上ステ− 13 左下ステ− 14 右下ステ− 15 立方体型フレーム 16 天カバー 17 底カバー 18 補強パイプ管状部 19 連結部 20左ネジ棒 21 右ネジ棒 22 金属ワイヤー 22 被覆チュ−ブ 23 載架用横桟部材 25コイルバネ 26 ナット 27 ナット 28 ナット 29 ナット 30 極薄ガラス等薄板状品 31 特殊チュ−ブ 32 載架用横桟部材
フロントページの続き Fターム(参考) 3E061 AA06 AB18 AB20 AD05 CA21 DA05 DB20 3E068 AA29 AA33 AC05 BB11 CC11 CE03 CE08 DD19 DE10 EE01 EE02 3E096 AA06 BA24 BB05 CA08 CB03 DA01 DA08 DB01 DC02 EA06Y EA11Y FA10 FA20 GA09 GA11 3F022 AA08 CC02 EE05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立方体型フレームの左右両面部間に金属
    ワイヤー、針金、合成樹脂繊維製細紐等線状体を薄板状
    品載架用横桟として横向きに張設した薄板状品のコンテ
    ナに関し、線状体においてフレームの左右両面部間に張
    設された個所が、直線状態維持用の補強パイプの中を通
    して張設されたことを特徴とする薄板状品のコンテナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の薄板状品のコンテナにお
    いて、補強パイプの両端をフレームの左右両面部に移動
    不能に止着して成ることを特徴とする薄板状品のコンテ
    ナ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の薄板状品のコン
    テナにおいて、補強パイプの外面ににポリエーテルエー
    テルケトン等スーパーエンジニアリングプラスチック製
    チュ−ブ若しくは膜を被覆して成ることを特徴とする薄
    板状品のコンテナ。
JP2002108359A 2002-04-10 2002-04-10 薄板状品のコンテナ Pending JP2003300574A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010215287A (ja) * 2009-03-19 2010-09-30 Toppan Printing Co Ltd 基板用ワイヤーカセット
US7955044B2 (en) 2006-09-13 2011-06-07 Daifuku Co., Ltd. Method for processing substrates
KR101058187B1 (ko) * 2008-12-05 2011-08-22 주식회사 에스에프에이 기판 보관용 카세트 시스템
TWI626207B (zh) * 2017-02-14 2018-06-11 Lin ju yu Carrying cable in the process of panel

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