JP2003297011A - ディスク状記録媒体、ディスク状記録媒体の管理方法およびその管理システム - Google Patents

ディスク状記録媒体、ディスク状記録媒体の管理方法およびその管理システム

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JP2003297011A
JP2003297011A JP2002099000A JP2002099000A JP2003297011A JP 2003297011 A JP2003297011 A JP 2003297011A JP 2002099000 A JP2002099000 A JP 2002099000A JP 2002099000 A JP2002099000 A JP 2002099000A JP 2003297011 A JP2003297011 A JP 2003297011A
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Japan
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disc
recording medium
shaped recording
purchaser
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JP2002099000A
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English (en)
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Koichi Nakajima
浩一 中島
Takumi Kanezashi
匠 金指
Yoriaki Kaneda
頼明 金田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ディスクの正規購入者を判別できるようにす
る。 【解決手段】固有の識別情報と、暗号化されたサービス
用コンテンツのそれぞれが記録されたディスク状記録媒
体の管理方法であって、ディスク状記録媒体に記録され
た識別情報と上記サービスコンテンツを復号するキー情
報とがディスク状記録媒体管理者側に保存されると共
に、ディスク状記録媒体の正規購入者より提供された識
別情報との照合処理を行い、照合結果が一致したときに
はディスク状記録媒体の正規購入者と判断して、キー情
報を正規購入者側に配信する。ディスクに付されたユニ
ークIDとパスワードをそれぞれ照合情報とすること
で、ディスクの正規購入者を確実に識別できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、固有の識別情報
が追記されたディスク状記録媒体、その管理方法および
その管理システムに関する。詳しくは、固有の識別情報
をディスク状記録媒体に追記することで、この固有の識
別情報をディスク状記録媒体の正規購入者を識別するた
めの情報として利用できるようにすると共に、正規購入
者の認証を得たときには、ディスク状記録媒体に収めら
れたサービスコンテンツを享受できたり、プリペイドし
た特定のコンテンツのみを利用できるようにカスタマイ
ズ化し、カスタマイズ化したディスク状記録媒体よりそ
のコンテンツを復号できるようにすることで、何れの場
合でもディスク利用者に対する商品の販売促進を図れる
ようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】販売商品としてCD、DVDなどの記録
済みディスクを想定した場合、このディスクに対する販
売促進を図る色々な企画が考えられている。例えば、そ
のディスク購入者に対してある特典を与え、ディスク購
入者のみにその特典を享受できるようにすることで、デ
ィスク購入者を満足させるようにすれば、ディスク購入
者は再度同種ディスクを買い求めるケースが増えると予
想されるから、その特典は本人を始めとして、他のユー
ザの購入意欲をそそることにつながる。
【0003】ディスク購入者に与える特典として考えら
れるのは、例えばディスクに本来のコンテンツ(音楽や
映像、ゲームなどであり、以下本編コンテンツと言う)
の他に、サービス用のコンテンツ(以下、ボーナスコン
テンツという)を収録しておき、ディスクを購入した者
にそのボーナスコンテンツを無料で提供するような例が
挙げられる。
【0004】また、このようなディスクの販売促進企画
の一翼を担うものとして、ディスクコンテンツのカスタ
マイズ化を挙げることができる。現在市販されている記
録済みのディスクに収録されたコンテンツ、例えば音楽
コンテンツには作曲者、アーティスト、歌手別にアルバ
ムが発売され、また同じ作曲者でもジャンル別のアルバ
ムを揃えている。
【0005】ユーザは好みのアルバムを購入することに
なるが、例えば好みの歌手であっても、その中には好き
な曲(歌)もあれば、あまり好きではない曲も含まれて
いる場合があったり、既に購入したアルバムに入ってい
る曲もあり、実際には好き嫌いが混在していたり、重複
する曲が存在しているのが現状である。同じ所属レコー
ド会社からは専属のアーティストを数名選び、その中で
のヒット曲などを収録したアルバムも存在する。その場
合でも好き嫌いのあるヒット曲などが混在しているの
は、しばしば経験する。
【0006】市場に提供されるこれらのディスクは、何
れも製作あるいは販売会社の意図する企画に基づいて作
製されたもので、そこにはユーザの意思は全く働いてい
ない。しかし、近年ディスクのカスタマイズ化を指向す
る傾向が強まっている。同じディスクに収録された複数
の曲目の中から、ユーザの好みにあった曲目だけを選曲
し、選曲した曲数に見合った代金を支払うことができる
ならば、今までよりもディスク収録曲目に対する関心が
高まり、これは最終的にはユーザのディスク購入意欲を
そそる結果となる。
【0007】このような好みの曲目を選曲できるように
するには、同一ディスクに多数の曲目のうち、プリペイ
ド方式によって選曲数を制限する。例えば同一のディス
クに50曲程度を収めた3方式のプリペイドディスクを
用意する。例えば、50曲全てを聞くことができる第1
のプリペイドディスク、30曲のみしか選曲できない第
2のプリペイドディスク、そして20曲分しか選曲でき
ない第3のプリペイドディスクに分けて販売する。
【0008】あるユーザが5000円支払って第1のデ
ィスクを購入したときには、そのディスクに収録してあ
る全ての曲目を自由に聞くことができる。あるユーザが
3000円を出して第2のディスクを購入したときに
は、収録された50曲のうち任意に選曲した30曲分を
自由に聞くことができるようにする。それ以外の曲は新
たに購入を希望しない限り聞くことができない。このよ
うな方法を採用することで、プリペイド方式によるディ
スクコンテンツのカスタマイズ化が可能になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディスクに
ボーナスコンテンツを収めてそのディスクを販売する場
合、ボーナスコンテンツを提供するのは本来のディスク
購入者つまり正規購入者に限るべきである。ディスク購
入者以外の者にもボーナスコンテンツを提供できるよう
にすると、ディスクの販売促進企画を十分に発揮できな
くなるおそれがあるからである。正規購入者のみにボー
ナスコンテンツを提供するには、例えばこのボーナスコ
ンテンツを暗号化し、暗号管理者に正規購入者である旨
の登録をすることによって、暗号化を解凍できるキー情
報(アンロックキー情報)を取得できるようにすればよ
い。
【0010】勿論、正規に購入したディスクからそのコ
ンテンツをコピーしたコピーディスクは、著作権法に触
れるおそれのある不正なディスクであると考えられるた
め、たとえそのコピーディスクに本編コンテンツの他
に、ボーナスコンテンツをコピーできたとしても、その
コピーディスクからはボーナスコンテンツが提供されな
いようにすべきである。
【0011】また、ディスクコンテンツのカスタマイズ
化を行うに当たっても、そのカスタマイズディスクは特
定者に提供されたディスクであるので、特定者である正
規購入者のみにコンテンツサービスを限定すべきであ
る。このようなことを考えると、販売促進企画に則った
ディスクに対しては、上述した何れの場合でも、正規購
入者とそうでない者との識別をする必要がある。
【0012】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、特に記録済みのディスク状記
録媒体に、そのディスク状記録媒体ごとに異なったある
いは、プリペイドに即したそのディスク状記録媒体固有
の識別情報を書き込んでおき、これを識別情報管理者側
に登録することで、認証された者のみが、正規購入ディ
スクよりコンテンツの取得が可能になるようにしたディ
スク状記録媒体の管理方法およびその管理システムを提
案するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に記載したこの発明に係るディスク状記録
媒体では、ディスク状記録媒体の正規購入者の認証用と
しても使用できる固有の識別情報が記録されると共に、
サービス用のコンテンツが暗号化されて記録されたこと
を特徴とする。
【0014】請求項4に記載したこの発明に係るディス
ク状記録媒体の管理方法では、固有の識別情報と、暗号
化されたサービス用コンテンツのそれぞれが記録された
ディスク状記録媒体の管理方法であって、上記ディスク
状記録媒体に記録された識別情報と上記サービスコンテ
ンツを復号するキー情報とがディスク状記録媒体管理者
側に保存されると共に、上記ディスク状記録媒体の正規
購入者より提供された上記識別情報との照合処理を行
い、照合結果が一致したときには上記ディスク状記録媒
体の正規購入者と判断して、キー情報を上記正規購入者
側に配信することを特徴とする。
【0015】また、請求項7に記載したこの発明に係る
ディスク状記録媒体の管理システムでは、上記ディスク
状記録媒体に記録されたこのディスク状記録媒体固有の
識別情報を管理する管理手段と、上記ディスク状記録媒
体に記録された暗号化されたサービス用コンテンツに対
する復号キー情報の管理手段と、上記識別情報の照合手
段と、送受信手段を有し、上記ディスク状記録媒体の正
規購入者より提供された上記識別情報との照合処理を行
い、照合結果が一致したときには上記ディスク状記録媒
体の正規購入者と判断して、キー情報を上記正規購入者
側に配信することを特徴とする。
【0016】さらに、請求項11に記載したこの発明に
係るディスク状記録媒体では、そのディスク状記録媒体
の正規購入者の認証用としても使用できる固有の識別情
報が記録されると共に、暗号化されたコンテンツであっ
て、そのディスク状記録媒体に収録された全収録コンテ
ンツ数がN(Nは整数)で、プリペイドされたコンテン
ツ数がM(Mは整数であって、M≦N)であるとき、利
用できるコンテンツ数が上記プリペイドによって制限さ
れると共に、上記識別情報には、上記Mを示す情報が含
まれることを特徴とする。
【0017】請求項15に記載したこの発明に係るディ
スク状記録媒体の管理方法は、ディスク状記録媒体の正
規購入者の認証用としても使用できる固有の識別情報
と、暗号化された全収録数がN(Nは整数)のコンテン
ツのそれぞれが記録され、全コンテンツ数Nのうちプリ
ペイドされたコンテンツ数がM(Mは整数であって、M
≦N)であるとき、利用できるコンテンツ数が上記プリ
ペイドによって制限されるようなディスク状記録媒体の
管理方法であって、上記ディスク状記録媒体に記録され
た識別情報と上記プリペイドされたコンテンツを復号す
るキー情報とがディスク状記録媒体管理者側に保管され
ると共に、上記ディスク状記録媒体の正規購入者より提
供された上記識別情報との照合処理を行い、照合結果が
一致したときには上記ディスク状記録媒体の正規購入者
と判断して、キー情報を上記正規購入者側に配信するこ
とを特徴とする。
【0018】そして、請求項18に記載したこの発明に
係るディスク状記録媒体の管理システムでは、このディ
スク状記録媒体が、ディスク状記録媒体の正規購入者の
認証用としても使用できる固有の識別情報と、暗号化さ
れた全収録数がN(Nは整数)のコンテンツのそれぞれ
が記録され、全コンテンツ数Nのうちプリペイドされた
コンテンツ数がM(Mは整数であって、M≦N)である
とき、利用できるコンテンツ数が上記プリペイドによっ
て制限されるようなディスク状記録媒体であって、上記
ディスク状記録媒体に記録されたこのディスク状記録媒
体固有の識別情報を管理する管理手段と、上記ディスク
状記録媒体に記録された暗号化されたプリペイドされた
コンテンツに対する復号キー情報の管理手段と、上記識
別情報の照合手段と、送受信手段を有し、上記ディスク
状記録媒体の正規購入者より提供された上記識別情報と
の照合処理を行い、照合結果が一致したときには上記デ
ィスク状記録媒体の正規購入者と判断して、キー情報を
上記正規購入者側に配信することを特徴とする。
【0019】この発明では、記録済みのディスク状記録
媒体(以下記録済みディスクあるいは単にディスクと言
う)であって、追記可能なものを対象とするものであ
り、正規のディスク購入者であるかどうかを判別するた
め、そのディスク固有の識別情報をディスクに記録し、
この識別情報をディスク管理者側に登録することで、使
用の都度、ディスク管理者側へのアクセスを行い、ディ
スクの正規購入者であることを認証した上で、ボーナス
コンテンツへのアクセスを許可したり、プリペイドディ
スクに収録された暗号化されたコンテンツを復号して利
用できるようにしたものである。
【0020】正規なディスク購入者であるかどうかを判
別するに当たっては、そのディスク固有の識別情報であ
るユニークIDを利用できる他に、このユニークIDに
加えて、ディスク管理者側にアクセスする機能を有した
ディスク再生装置自体に割り振られた機器番号(メーカ
側で付与される識別可能な固有の製造番号や製品番号な
ど)を併用することが考えられる。さらには、上述した
ユニークIDとパスワードを併用したり、上述した3者
を全て使用して正規購入者であることを認証することが
考えられる。
【0021】ディスクの正規購入者に対しては、そのデ
ィスクにボーナスコンテンツが収められているときに
は、このボーナスコンテンツを利用できるようになるか
ら、正規購入者のみがその特典を享受することができ、
これが起爆剤となってさらなるディスク購入意欲を増進
させることができる。
【0022】プリペイドディスクの場合には正規購入者
だけが希望するコンテンツのみをカスタマイズ化してそ
のコンテンツを楽しむことができ、このカスタマイズ化
によってディスク購入意欲がさらに高まり、ディスクの
販売促進企画の一翼を担うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係るディスク
状記録媒体、このディスク状記録媒体の管理方法および
その管理システムの一実施形態を図面を参照して詳細に
説明する。この発明では、ディスク状記録媒体つまりデ
ィスクを正規に購入した者を識別するため、そのディス
クにディスク固有の識別情報を記録する。対象となるデ
ィスクはCD−R、CD−RW、DVD−R、DVD−
RWのような記録可能なディスクを対象とするのではな
く、CD(CD−ROMなど)、DVD(DVD−RO
Mなど)のようにコンテンツが収録された記録済みのデ
ィスクで、しかも追記可能なタイプのディスクが対象と
なる。
【0024】このディスクでは、例えばDVDの場合に
は副記録領域であるBCA(バースト・カッティング・
エリア)を利用して識別情報を記録することもできる
し、コンテンツそのものが記録されているそのプログラ
ムエリア(データエリア)を利用して識別情報を記録す
ることもできる。
【0025】ディスク固有の識別情報としては、上述し
たようにユニークIDだけを利用する場合の他に、この
ユニークIDに、ディスク再生装置として使用される情
報端末装置の機器番号(製造番号など)、パスワードの
何れか一方若しくは双方を併用することが考えられる。
機器番号とパスワードの組み合わせも考えられるが、以
下の説明では、ユニークIDとパスワードを併用した実
施の形態を示す。
【0026】パスワードの登録の目的は、ディスクを不
正にコピーされた場合でも、そのディスクから正当なサ
ービスを受けられないように、そのセキュリティを高め
るための二重チェックをするためである。パスワードは
ディスクに記録されるものではないので、この場合には
正規購入者側から提供される正規購入者ごとのパスワー
ドをディスク管理者側サイトで管理することになる。
【0027】図1は、この発明に係るディスク状記録媒
体の管理システム10の実施の形態を示す。このディス
ク管理システム10はネットワーク12によって構築さ
れるものであって、少なくとも3つのサイト10A、1
0B、10Cによって相互が連携される。
【0028】サイト10Aはディスク管理者側サイトで
あって、このディスク管理者側サイト10Aでは、C
D、DVDなどのディスク状記録媒体に、ディスク購入
者(正規購入者)であるかどうかを判別するための識別
情報(ユニークID)を書き込むため、識別情報を追記
するサイト(ID追記側サイト)10Bに依頼したり、
ユーザ側サイト10Cからの識別情報を認証してその認
証情報を送り返したり、識別情報などを管理するサイト
として機能している。
【0029】ID追記側サイト10Bは、ディスク製造
工場であって、ディスク製造メーカで識別情報の追記が
行われる。ディスク管理者側サイト10Aより識別情報
としてユニークIDが依頼ディスク数だけ引き渡される
ので、ディスクごとに異なったユニークIDが追記され
る。このディスクごとに異なった固有の識別情報が付さ
れたディスクがこの発明の対象となるディスク状記録媒
体である。
【0030】追記されたディスクは直接的か間接的かを
問わず、ディスク販売者側サイト10Dでユーザに引き
渡される。この引き渡しは直接であっても、サイト経由
であってもよい。識別情報が追記されたディスクはユー
ザ側サイト10Cに渡る。
【0031】ユーザ側サイト10Cでは、購入したディ
スクを利用する(再生する)に当たり、ディスク管理者
側サイト10Aにアクセスして、自己のパスワードを登
録する。このパスワード登録の完了によってボーナスコ
ンテンツを利用できたり、プリペイドディスクのコンテ
ンツを利用することができる。
【0032】ボーナスコンテンツの収められたディスク
にあって、それ以外のコンテンツ(以下本編コンテンツ
という)の利用は、正規購入者に元々与えられた権利で
あるから、本編コンテンツはパスワード登録の有無に拘
わらず利用できる。プリペイドディスクの場合には、正
規購入者が支払った金額に応じてコンテンツのサービス
を享受できるものであり、通常の場合そのコンテンツは
暗号化するなど秘匿できるような処理が施されているも
のであるから、その秘匿を解凍できるような鍵(キー)
はディスク管理者側サイト10Aで保管されているか
ら、そのディスクを最初に利用するとき、あるいはディ
スク利用の都度、正規購入者は少なくともその解凍キー
(アンロックキー)を受け取るためのアクセス処理が必
要になる。アンロックキーを受け取る場合でも、この実
施の形態では正規購入者にパスワードを要求すること
で、正規購入者の登録が完了する。
【0033】続いて、この発明に係るディスク管理シス
テム10の具体例を説明する。説明の便宜上、ボーナス
コンテンツを収めたディスクの管理システムから説明す
る。ボーナスコンテンツの内容は特に制限されるもので
はなく、本編コンテンツが音楽であるときには、同じよ
うな音楽(数曲分)でもよいし、あるいは簡単なゲーム
でもよいし、次回購入時のサービス券などでもよい。
【0034】図2はディスク管理者側サイト10Aにお
けるシステム構成例を示すもので、ディスクに記録され
たこのディスク固有の識別情報を管理する管理手段と、
ディスクに記録された暗号化されたサービス用コンテン
ツに対する復号キー情報の管理手段と、識別情報の照合
手段および送受信手段(通信手段)で構成される。この
ディスク管理者側サイト10Aは通常の情報端末装置と
しての機能を有するほか、管理手段としての共通の管理
用データベース20を有し、ここでユニークIDのID
情報やパスワードなどの追加情報など正規購入者を管理
するために必要な情報が収められている。
【0035】通信手段22はネットワーク12を介して
ID追記側サイト10Bやユーザ側サイト10Cに対す
る通信を行うためのものであり、この通信手段22を介
して受け取った情報は、次のデータベース制御手段24
に渡され、その情報内容よってデータベース20への情
報の書き込みを行ったり、データベース20から情報の
読み出しを行ったりする制御が行われる。したがってこ
のデータベース20にはユニークID管理情報、パスワ
ード管理情報などが記憶されている。
【0036】さらには、認証手段26が設けられ、ユー
ザ側サイト10C側から送られたユニークIDやパスワ
ードと、登録されているユニークIDやパスワードとの
照合処理が行われ、その結果が通信手段22を介してユ
ーザ側サイト10C側に転送される。実施の認証処理は
ソフト的に行われる。
【0037】図3はID追記側サイト10Bにおけるシ
ステム構成の実施の形態を示す。このID追記側サイト
10Bでも情報端末装置としての機能を有する他、識別
情報であるユニークIDの追記手段30を有する。追記
手段30としてこの例ではその光源としてレーザを使用
した場合であり、従って通常周知の光ディスク記録再生
装置を使用することができる。
【0038】通信手段32によってディスク管理者側サ
イト10Aより入手したユニークIDは制御手段34を
介して一旦追記情報管理手段36にストアされる。ユニ
ークIDは上述したようにディスクごとに異なったシリ
アル番号であって、このシリアル番号にはそのディスク
のタイトル(アルバム名)などを付加することができ
る。シリアル番号は例えば7〜8桁の数字によって構成
され、乱数器などを使用して発生させた数字を利用する
ことができる。
【0039】このユニークIDは追記手段30を用いて
ディスクの所定エリアに追記され、これによってそのデ
ィスク固有のユニークIDがディスク識別情報として追
記されたことになる。ユニークIDは追記情報管理手段
36によって管理されているから、ユニークIDが不足
したようなときはその補充がディスク管理者側サイト1
0A側に伝えられる。また、どのユニークIDが追記さ
れたかを示す情報は追記情報管理手段36で管理され、
依頼された全てのディスクに対して追記処理が終了した
ときには通信手段32を介してディスク管理者側サイト
10Aに記録済みのユニークID情報として送信され
る。
【0040】図4は、ユニークID(個別ID)を追記
するための処理の一例を示すフローチャートであって、
追記処理が開始されると、追記手段30にユニークID
がセットされ(ステップ41)、次に装填されたディス
クを再生しながら書き込みエリアに個別IDであるユニ
ークIDが記録されているかどうかを確認する(ステッ
プ42)。ユニークIDが記録されているディスクであ
るときには、その旨を装置モニタ(図示はしない)など
に映し出し、作業を終了する(ステップ43)。これは
意図するディスクを対象としたものではないからであ
る。
【0041】ステップ42でユニークIDが記録されて
いないと判明したときには、ユニークIDの記録処理が
行われると共に(ステップ44)、再生モードに切り替
えてユニークIDが正しく記録されていることを確認し
て(ステップ45)、追記処理を終了する。正しく記録
できなかったディスクは廃棄処分とする。
【0042】また、使用したユニークIDは管理手段3
6のメモリ(ハードディスク装置HDなど)(図示はし
ない)に保存されると共に、上述したようにディスク管
理者側サイト10A側に送信されてID管理情報として
保存される。これによって次に使用するユニークIDの
管理が容易になる。特にID追記側サイトが複数存在す
るときには、追記されたディスク(記録済みディスク)
の管理情報としても重要な要素となる。
【0043】図5はユーザ側サイト10Cのシステム構
成例を示す。このサイト10Cにあっても上述したサイ
トと同様に情報端末装置としての機能を備えており、そ
の中心となるのが再生/制御手段50であって、CPU
などが搭載されている。従って、この再生/制御手段5
0は通常の光ディスク再生装置と同様な機能を有すると
共に、ハードディスク装置(HDD)などのメモリ手段
52を内蔵する。この他にビデオコンテンツ再生などや
入力指示などを行う表示手段54や音声再生手段55が
設けられている。
【0044】そして、このシステムにはネットワーク1
2と接続し得る通信手段56が設けられていて、上述し
た少なくともディスク管理者側サイト10Aと相互に通
信ができるように構成され、受信した中で必要な情報は
表示手段54に表示されたり、メモリ手段52に保存さ
れる。例えば、ディスク管理者側サイト10Aとの通信
で取得したアンロックキーのデータなどが保存される。
また、この通信手段56を介して、ディスク管理者側サ
イト10AにユニークIDやパスワードの送信が行われ
る。
【0045】図6はユーザ側におけるディスク再生処理
の一例を示すフローチャートであって、ディスク装填
後、再生モードを選択してディスクの再生を行う(ステ
ップ61)。このとき、まずディスクがオリジナルディ
スクディスクであるかどうかを確認する(ステップ6
2)。ここでオリジナルディスクとは上述したように記
録済みのディスクであって、ユニークIDが追記された
ものである。実際にはオリジナルディスクをコピーした
ものや、その他のディスクが再生される場合がある。そ
こで、ステップ62でオリジナルディスクの有無を判別
する。判別手法は例えばディスクに記録された情報を読
み、そのディスクがCD−Rのようなディスクであれ
ば、そのディスク形式を示すデータを読み取ることがで
きるので、この場合には再生処理を強制的に終了する
(ステップ63)。これに対し、このような応答のない
ディスクは、この発明に係るディスク(CD−ROMや
DVD−ROMなど)であると考えられるので、この場
合にはステップ64に進む。
【0046】このステップ64でディスクに記録された
いずれかのコンテンツ(本編コンテンツ又はボーナスコ
ンテンツ)が選択される。図7はそのときの表示画面例
である。表示画面73にはユーザに対する操作内容を示
す表示部74の他に、ユーザが選択すべき指示内容選択
ボタン(キー、本編/ボーナス選択ボタン)75,76
と、作業を中止するときに使用する終了ボタン78が夫
々表示されている。本編コンテンツ選択ボタン75が選
択されたときには無条件で本編コンテンツの再生処理が
行われ、音楽等のコンテンツを再生して楽しむことがで
きる(ステップ65)。
【0047】これに対して、ボーナスコンテンツ選択ボ
タン76が選択されると、メモリ手段52内にアンロッ
クキーが登録されているか否かの確認が行われる(ステ
ップ66)。一度、システムを立ち上げたようなとき
で、再度再生モードが選択されたようなときには、既に
アンロックキーが登録されているからである。アンロッ
クキーがあれば、これを使用してボーナスコンテンツの
解凍処理(復号処理)が行われて、そのボーナスコンテ
ンツをユーザが享受できる(ステップ72)。ボーナス
コンテンツは上述したように追加曲やゲームソフトなど
である。
【0048】アンロックキーの存在が確認されないとき
には、ネットワーク12に自動的に接続され、ディスク
管理者側サイト10AのURL(Uniform Resource Loc
ator)にアクセスされる(ステップ67)。ディスク管
理者側サイト10Aへのアクセスが完了すると追記され
たユニークIDがユーザの意思に拘わらず自動送信され
ると共に、パスワード送信の入力画面に切り替わる(ス
テップ68)。
【0049】ここで、追記されたユニークIDの一例を
図8Aおよび図8Bに示す。図8はディスク管理者側サ
イト10AのユニークID管理サーバに記録された管理
リストの一例を示す。図8Aは、ディスクのタイトル
(アルバム名、この例では「AA2」)を付したシリア
ル番号が、ユニークIDとして使用される。したがって
同じタイトルであるときにはユニークIDの最初の3文
字は同じ記号「AA2」が使用される。そして、既にユ
ニークIDとして使用したものであるときには、管理リ
スト欄に明示される。図中、●印が使用されたユニーク
IDであることを示している。空欄は未使用ユニークI
Dを示す。このユニークIDはディスクの正規購入者を
認証する第1認証情報としても使用される。これは改ざ
んされたユニークIDが使用されているかをチェックす
るためと、どのタイトルかを区別するタイトル名がユニ
ークIDに含まれているためである。図8Bも同様であ
って、この場合はタイトルが「AB9」と言うディスク
に使用されているユニークIDの一例を示す。
【0050】一方、ディスク管理者側サイト10Aでは
追記されたユニークIDとパスワードを受信すると、図
9に示すような処理が実行される。図6と図9を参照し
ながらその処理例を説明する。図9において、ユニーク
IDとパスワードを受信すると(ステップ81)、まず
登録されているユニークIDとの照合処理が行われる
(ステップ82)。照合処理は図8に示すユニークID
の管理リストを参照して行われる。登録されているユニ
ークIDと一致しなかったとき(NG)には(ステップ
83)、ユニークIDの認証不一致情報をユーザ側サイ
ト10Cに送信して(図6ステップ69)、照合処理以
降の処理を中止する(ステップ84)。
【0051】これに対して、照合結果一致しているとき
には、パスワードに対する登録の有無がチェックされる
(ステップ86)。既に登録されているときにはその認
証処理が行われ(ステップ87)、認証の結果一致して
いないときにはその旨をユーザ側サイト10Cに送信し
て処理を中止する(ステップ88)。これは、ディスク
が不正にコピーされる場合も考えられるので、パスワー
ドによって正規購入者つまり正規なディスクかどうかを
確認するためである。
【0052】パスワードが一致しているときには、その
ユニークIDに対応づけてユニークID登録管理テーブ
ルに保存する(ステップ89)。パスワードが一致すれ
ば、ディスク管理者側サイト10Aへのアクセス者はデ
ィスクの正規購入者であるものと判断できるので、アン
ロックキーを配信する(ステップ90)。パスワードが
登録されていない初めてのアクセスの場合には、ユニー
クID登録管理テーブルに登録したのち、アンロックキ
ーを配信する(ステップ89,90)。したがってパス
ワードは正規購入者であることの証となる第2の照合情
報として利用されるもので、上述したようにディスクを
不正にコピーした者がアクセスする場合には、このパス
ワードが一致しないので、ディスクの正規購入者か否か
を確実に判別できる。
【0053】図10はユニークID登録管理テーブルの
一例を示す構成例で、図の例ではパスワードの登録済み
であることを示す情報(図では●印)も同時に登録され
る。このような処理に対応してユーザ側サイト10Cで
は、図6に示すようにパスワードの認証結果を受信する
と共に(ステップ70)、ディスク管理者側サイト10
Aへの初めてのアクセスのときは、入力したパスワード
がユーザ側サイト10C側に設けられているメモリ手段
(ハードディスク装置や半導体メモリを使用)に登録さ
れる(ステップ71)。同時に、アンロックキーも登録
される。そしてこのアンロックキーを用いてボーナスコ
ンテンツを再生することで(ステップ72)、正規購入
者のみがこのボーナスコンテンツを享受できることにな
る。
【0054】ここで、パスワードやアンロックキーはデ
ィスクをシステムから外したときやシステムの電源を落
としたときには消去されるようになされているので、デ
ィスク再生の都度、パスワードなどを入力して照合処理
を行い、同時にアンロックキーをその都度配信するよう
なシステムとすることによって、一層確実な正規購入者
の判別処理となる。
【0055】なお、ディスク管理者側サイト10A側
で、パスワードの他に顧客情報までも要求することが考
えられるが、その場合ユーザが承諾して応答すれば、そ
の情報は顧客情報管理テーブルに保存されることにな
る。この顧客情報は新しいイベントのときは、新譜発売
のようなときのダイレクトメール情報などとして活用で
きる。図11はこの顧客情報管理テーブルの構成例を示
す。その詳細な説明は割愛する。
【0056】このように、ディスク再生の都度認証処理
およびアンロックキーの取得処理を行い、そのときユニ
ークIDをディスクを正規に購入した者の第1の認証情
報として使用すると共に、パスワードを第2の認証情報
として使用することによって、正規購入者のアクセスで
あるか、そうでないかを的確に判断できるから、これに
よって正規購入者のみにボーナスコンテンツを提供する
ことができる。
【0057】続いて、プリペイドディスクに対するディ
スク管理方法およびその管理システムを実現する実施の
形態を図12以下を参照して説明する。ここに、対象と
なるディスクは、正規購入者の認証用としても使用でき
る固有の識別情報が記録されると共に、暗号化されたコ
ンテンツであって、そのディスク状記録媒体に収録され
た全収録コンテンツ数がN(Nは整数)で、プリペイド
されたコンテンツ数がM(Mは整数であって、M≦N)
であるとき、利用できるコンテンツ数がプリペイドによ
って制限されたディスクであって、識別情報には、プリ
ペイドコンテンツ数Mを示す情報が含まれる。
【0058】また、このようなプリペイドディスクの場
合、ディスクに収録されたコンテンツは暗号化などによ
ってその内容が秘匿された状態にあるものとする。した
がってアンロックキーがない限り、コンテンツを解凍す
ることができない。アンロックキーはディスクの正規購
入者に配信されるもので、この場合にも正規購入者かど
うかの判断にそのディスクに付されるユニークIDを使
用する。ユニークIDの他に、機器番号やパスワードを
併用できるので、以下に示す実施の形態ではユニークI
Dとパスワードを使用した場合を例示することにする。
【0059】図12および図13はプリペイドディスク
に対するディスク管理者側サイト10Aに備えられた管
理リストの一例を示す。例えばディスクに50曲(N=
50)収録されているとき、同一の曲目が収録された数
種類のプリペイドディスクが用意される。
【0060】図12はそのうち20曲プリペイドできる
ときのユニークIDの具体例である。このユニークID
は、まずプリペイド曲目数を示す数値(M=20)が先
頭に位置し、次にディスクのタイトル(アルバム名)が
続き、最後にこの例では7桁の数字が並んで構成されて
いる。7桁の数字は乱数であり、したがって同じ20曲
のプリペイドディスクであっても、ディスクごとにこの
7桁の数字は異なることになり、したがってその全体で
ユニークIDを構成することになる。
【0061】図12に示すように、管理リストにはさら
に収録されている50曲のうちプリペイドされた曲目を
識別するために「使用」の欄にマーク情報が付される。
図ではマーク情報を「●」印で示すが、実際はフラグデ
ータなどである。20曲全てをプリペイドすると、選択
した20曲分にこのマーク情報が付される。20曲より
も少なくプリペイドすると、残りの曲目をプリペイドす
る権利は何時でも行使できるようになっている。
【0062】図13の例は、10曲プリペイドできるデ
ィスクにおけるユニークIDの構成例である。この場合
には先頭2文字がプリペイド曲目数を示す10(=M)
数値が付される。タイトルは「AB2」であり、図12
の場合と同じくディスクが相違する関係で、7桁の数値
もそのディスク固有なシリアル番号が使用される。
【0063】ディスク管理者側サイト10Aでは、ユニ
ークIDの先頭2文字(=M)を参照することで、プリ
ペイド曲数を判別でき、プリペイドした曲目にはマーク
情報が付されるので、全曲プリペイドされているかどう
かを容易に判別できる。そして、例えば20曲のプリペ
イドディスクであっても、そのディスクに収録されてい
る曲数は50曲あるので、このような場合には曲目を追
加注文できることが望ましい。例えば、さらに10曲追
加できるような処置を許可できるようにした方が好まし
い。
【0064】このような追加注文を実現するためには、
ディスク管理者側サイト10Aとしては図14に示すよ
うに、追加注文の決済手段(決済処理手段)28が設け
られる。その他の構成は図2と同様であるので割愛す
る。決済処理は例えばネットワーク12を利用して行う
ことができる。
【0065】図15はユーザ側におけるディスク再生処
理の一例を示すフローチャートであって、ディスク装填
後、ディスク再生モードを選択する(ステップ91)。
ディスクを購入した初期状態では、まだディスクに収録
された曲目の中から選曲されていないので、そのときに
はプリペイド曲目の設定および追加処理(これはアンロ
ックキーの入手処理にもつながる)を選択する(ステッ
プ92)。
【0066】図16はこのプリペイドディスクを再生し
たときの初期画面表示例である。表示画面110には、
コンテンツの再生か、プリペイド曲目の設定(アンロッ
クキーの入手)かが表示されるので、何れかの表示部1
14,116をクリックする。作業を中止したいときは
終了キー118を指示することになる。上述した例で
は、「アンロックキーの入手」が選択される。
【0067】そうすると、ユーザ側サイト10Cでは通
常の情報端末装置によるネットワークへのアクセスと同
じように、ディスク管理者側サイト10AのURLへア
クセスする処理が自動的に実行される(ステップ9
3)。その後、プリペイドディスクに追記されたユニー
クIDを読み出してこれが自動的に送信されると共に、
パスワードの送信処理が行われる(ステップ94)。
【0068】図17は初めてパスワードを入力/登録す
る入力画面例で、表示画面120にはパスワード入力桁
(この例では8桁以内の指示)が表示される。入力が終
了すると送信処理となる。次回以降の入力の場合は図1
8のようなパスワード入力画面が表示される。
【0069】ユーザ側サイト10Cからのこのユニーク
IDおよびパスワードの送信があると、ディスク管理者
側サイト10A側ではその認証処理が行われ、認証結果
が送信される。図19はユニークIDに対応してこのパ
スワードを登録する登録管理テーブルの一例を示す。ユ
ーザ側サイト10CではユニークIDおよびパスワード
の認証結果を受信して表示する(ステップ95,9
6)。
【0070】一方、ユーザ側サイト10Cでもパスワー
ドが登録されていないと判断されたときには、このパス
ワードをメモリ手段(ハードディスク装置HDDなど)
に登録する処理を自動的に行う(ステップ97)。ディ
スクを購入した最初の処理では必ずこの登録処理が実行
されることになる。パスワードの登録処理が終了する
と、次はプリペイドによって選曲できる曲数が存在する
かどうかの判断が行われる(ステップ98)。初期状態
では全く選曲されていないので、この場合にはプリペイ
ド曲目の設定処理が行われる(ステップ99)。
【0071】図20はその設定画面表示例を示す。この
表示画面には50曲分の曲目が単一若しくは複数ページ
を使用して表示される。選曲すると、図示するようにマ
ーク(●印)が付されると共に、既に選曲されている曲
目については、例えば図示するように影付きで表示さ
れ、簡単に識別できるように工夫されている。プリペイ
ド曲数に応じて選曲できる残りの曲数が画面上に表示さ
れる。送信キーをクリックすると、プリペイド曲目と曲
数がディスク管理者側サイト10Aに送信され、これが
管理リストとして登録されることによって確定すと、確
定した情報はユーザ側サイト10Cにも登録される。次
いで、ディスク管理者側サイト10Aより送信されたア
ンロックキーがメモリ手段に保存されるから(ステップ
100,101)、以後はアンロックキーを使用して指
定した曲目(コンテンツ)の解凍処理が行われて、その
曲目が再生される(ステップ102)。
【0072】一旦、パスワードの登録が終了し、アンロ
ックキーの配信が行われると、以後ステップ91,92
によって再度ディスク再生モードを選択し、再生キーを
クリックするとアンロックキーの取得済みかどうかが確
認される。勿論アンロックキーを取得していないときは
ステップ93に遷移する(ステップ103)。アンロッ
クキーを取得済みであるときにはプリペイド曲目が表示
されると共に、この中からユーザの好みに合った曲目を
選択すると、この曲目に対する復号化処理がアンロック
キーを用いて実行されるので(ステップ104,10
5)、目的の曲目を再生して楽しむことができる。
【0073】配信されたアンロックキーは、プリペイド
ディスクをディスク再生装置から外したとき、あるいは
このディスク再生装置の電源が切られたときに消去され
るものとし、ディスク再生の都度アンロックキーの配信
を受けるようにすれば、常に正規購入者を確認した上で
コンテンツの再生許可を与えることができる。
【0074】なお、ステップ98において、プリペイド
料金で選曲するとき、プリペイドできる曲数がまだ残っ
ているときで、さらにプリペイド曲を希望するときに
は、図19に示す選択可能な残り曲数を確認して希望す
る曲目を選択した上で送信ボタンをクリックする(ステ
ップ99)。既にプリペイド曲の全てを使ってしまって
いるようなときには、ステップ98からステップ106
に遷移して、追加注文画面が表示される。ユーザがその
プリペイドディスクに収録された曲を聴きたい場合に
は、追加注文をすればよい。
【0075】追加曲に対する決済としてクレジット決済
を例示すると、図21のように、ユーザが登録してある
クレジットカードを選択し、クレジット番号およびその
クレジットカードの有効期限(年月)を入力して送信ボ
タンをクリックすればよい。
【0076】ディスク管理者側サイト10Aでは、受信
したクレジット入力情報からそのクレジットが有効か無
効かをクレジット会社に問い合わせをし、その結果クレ
ジットが有効であるものと判断されたときにはステップ
99に進み、追加注文の登録処理となる。追加注文の曲
目および曲数が決定しだ段階で、ディスク管理者側サイ
ト10Aでは図14に示す決済手段28を利用してクレ
ジット会社への決済処理が行われる。
【0077】図22はこの追加注文のときに表示される
画面例であって、既に選択されている曲目は図示するよ
うに影付きとして表示されており、選択すべき曲目との
区別を容易にしている。また、追加注文した曲目には●
印で明示され、そして注文した曲数が表示される。
【0078】図23はユニークIDごとの選曲に関する
管理テーブルの一例を示すもので、この管理テーブルは
ディスク管理者側サイト10A側に備えられている。図
23に示すように、プリペイドディスクごとに選曲済み
かどうかを示すマーク情報「●」が曲目欄に付されると
共に、そのプリペイドディスクでのプリペイド可能な残
り曲数情報が表示される。そして、プリペイド可能な残
り曲数がゼロで、追加注文があったときにはその追加曲
数が表示されるように、プリペイドディスクに対する管
理情報がテーブル化されている。したがってこの管理テ
ーブルは選曲可能な残り曲数の確認処理などのときに参
照される。
【0079】図24はディスク管理者側サイト10Aで
の処理例を示すもので、ユーザ側サイト10Cから追記
されたユニークIDとパスワードを受信すると(ステッ
プ131)、まず登録されているユニークIDとの照合
処理が行われる(ステップ132)。照合処理は図12
や図13に示すユニークIDの管理リストを参照して行
われる。登録されているユニークIDと一致したときに
は、次にパスワードを認証し、パスワードが登録されて
いないときはユニークID登録管理テーブルの該当する
プリペイドディスクの欄に追加登録する(ステップ13
3,134,135)。
【0080】パスワードが未登録となっているのは、プ
リペイドディスクを初めて再生するときである。パスワ
ードの登録が終了すると、ユーザ側サイト10Cにユニ
ークIDとパスワードの認証結果が送信されるのは、図
15のステップ95,96で説明した通りである。そし
て、暗号化されたプリペイドコンテンツを復号するアン
ロックキーが配信されることになる(ステップ)13
6)。
【0081】これに対してユニークIDの認証結果が不
一致であったり(ステップ133)、パスワードが一致
しなかったときには(ステップ138)、いずれもユニ
ークIDおよびパスワードの認証不一致情報をユーザ側
サイト10Cに通知して、以後の処理を中止する(ステ
ップ137,139)。
【0082】したがってパスワードは正規購入者である
ことの証となる第2の照合情報として利用される。正規
購入者であれば、ディスク管理者側サイト10Aに登録
されているユニークID情報との照合だけで済むが、こ
の実施の形態ではパスワードを利用してさらに厳格に正
規購入者に対する照合処理を行っている。したがって、
ディスクを不正にコピーした者がアクセスする場合に
は、このパスワードが一致しないので、ディスクの正規
購入者か否かを確実に判別できる。
【0083】なお、登録されているパスワードの認証の
結果、一致しているときで(ステップ138)、ユーザ
であるプリペイドディスク購入者からクレジットカード
の登録要求があったときには(ステップ141)、その
クレジットカードの有効無効を判断し(ステップ14
2)、有効であるときには追加曲目購入の情報を送信す
る(ステップ143)。そして追加曲目が確定した段階
で決済処理を行ってからアンロックキーを配信すること
になる(ステップ144,145,136)。
【0084】このように、プリペイドディスクはプリペ
イド曲数の追加注文が可能になっているので、プリペイ
ドディスクを有効利用できると共に、カスタマイズ化す
ることが可能になり、その結果としてさらにディスクの
購買意欲を刺激する企画となっている。
【0085】そして、プリペイドディスク再生の都度、
このプリペイドディスクに追記されたユニークIDを第
1次の照合情報として用いることで、ディスク管理者側
サイト10A側に登録されているユニークIDとの照合
処理を行う。その後、パスワードを第2次の照合情報と
してパスワードの照合処理を行ってアンロックキーを取
得できるようにすることで、確実にプリペイドディスク
の正規購入者を判別するようにしたものである。これに
よって不正コピーの利用を排除できる。
【0086】上述した実施の形態では、何れもディスク
をシステムから外したとき、あるいはシステムの電源を
落としたときに、入力したパスワードや取得したアンロ
ックキーが消滅するようにしたが、これらの情報を保存
しておくこともできる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係るディ
スク状記録媒体は、正規購入者の認証しようとしても使
用できる固有の識別情報を記録するようにしたものであ
る。またこの発明に係るディスク状記録媒体の管理方法
およびその管理システムでは、記録済みの記録媒体に異
なったあるいは、プリペイドに即したそのディスク固有
の識別情報を書き込んでおき、これを識別情報管理者側
に登録することで、認証された者のみが正規購入ディス
クよりコンテンツの取得が可能になるようにしたもので
ある。
【0088】このようなディスク状記録媒体を使用する
ことによって、ディスクの正規購入者であることが認証
されると、ボーナスコンテンツへのアクセスが許可さ
れ、プリペイドディスクに収録された暗号化されたコン
テンツを復号できる。これによってディスクの正規購入
者に対しては、ボーナスコンテンツを利用できるように
なるから、正規購入者のみがその特典を享受することが
でき、これが起爆剤となってさらなるディスク購入意欲
を増進させることができる。また、プリペイドディスク
の場合には正規購入者だけが希望するコンテンツのみを
カスタマイズ化してそのコンテンツを楽しむことができ
る特徴があり、このカスタマイズ化によってディスク購
入意欲がさらに高まり、ディスクの販売促進企画の一翼
を担うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るディスク管理システムの実施の
形態を示す要部の構成図である。
【図2】ディスク管理者側サイトのシステム構成例を示
す概念図である。
【図3】ID追記側サイトのシステム構成例を示す概念
図である。
【図4】ID書き込み処理例を示すフローチャートであ
る。
【図5】ユーザ側サイトのシステム構成例を示す概念図
である。
【図6】ユーザ側サイトでのディスク再生処理例を示す
フローチャートである。
【図7】ディスク再生時の初期画面例を示す図である。
【図8】ユニークID管理リストの一例を示す図であ
る。
【図9】ディスク管理者側での照合処理例を示すフロー
チャートである。
【図10】ユニークID登録管理テーブルの一例を示す
図である。
【図11】顧客情報管理テーブルの一例を示す図であ
る。
【図12】プリペイドディスクのユニークID例を示す
図である(その1)。
【図13】プリペイドディスクのユニークID例を示す
図である(その2)。
【図14】ディスク管理者側サイトのシステム構成例を
示す概念図である。
【図15】ユーザ側のプリペイドディスクの再生処理例
を示すフローチャートである。
【図16】プリペイドディスク再生時の初期画面例を示
す図である。
【図17】パスワード入力画面例を示す図である(その
1)。
【図18】パスワード入力画面例を示す図である(その
2)。
【図19】ユニークID登録管理テーブルの一例を示す
図である。
【図20】選曲選択画面表示例を示す図である。
【図21】クレジット使用時の登録画面例を示す図であ
る。
【図22】追加曲目選択画面例を示す図である。
【図23】ユニークIDごとの選曲管理テーブルの一例
を示す図である。
【図24】管理者側での照合処理例を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
10・・・ディスク管理システム、10A・・・ディス
ク管理者側サイト、10B・・・ID追記側サイト、1
0C・・・ユーザ側サイト、10D・・・ディスク販売
店側サイト、26・・・認証手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金田 頼明 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B017 AA03 BA05 BA07 CA09 5D044 AB05 AB07 BC04 CC04 DE49 DE50 DE53 FG18 GK17 HL02 HL11 5J104 EA15 NA05 NA27

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク状記録媒体の正規購入者の認証用
    としても使用できる固有の識別情報が記録されると共
    に、サービス用のコンテンツが暗号化されて記録された
    ことを特徴とするディスク状記録媒体。
  2. 【請求項2】 上記暗号化されたサービス用コンテンツ
    はディスク状記録媒体の管理者側より配信されたキー情
    報によってのみ復号できるようになされたことを特徴と
    する請求項1記載のディスク状記録媒体。
  3. 【請求項3】 上記識別情報は、上記ディスク状記録媒
    体ごとに割り付けられた固有のシリアル番号を含むこと
    を特徴とする請求項1記載のディスク状記録媒体。
  4. 【請求項4】 固有の識別情報と、暗号化されたサービ
    ス用コンテンツのそれぞれが記録されたディスク状記録
    媒体の管理方法であって、 上記ディスク状記録媒体に記録された識別情報と上記サ
    ービスコンテンツを復号するキー情報とがディスク状記
    録媒体管理者側に保存されると共に、 上記ディスク状記録媒体の正規購入者より提供された上
    記識別情報との照合処理を行い、照合結果が一致したと
    きには上記ディスク状記録媒体の正規購入者と判断し
    て、上記キー情報を上記正規購入者側に配信することを
    特徴とするディスク状記録媒体の管理方法。
  5. 【請求項5】 上記識別情報に加えて、パスワード情報
    や正規購入者側の情報端末装置の機器番号の何れか又は
    双方が利用されることを特徴とする請求項4記載のディ
    スク状記録媒体の管理方法。
  6. 【請求項6】 上記サービス用コンテンツを利用するた
    びに上記正規購入者の認証処理を行うことを特徴とする
    請求項4記載のディスク状記録媒体の管理方法。
  7. 【請求項7】 ディスク状記録媒体の管理システムであ
    って、 上記ディスク状記録媒体に記録されたこのディスク状記
    録媒体固有の識別情報を管理する管理手段と、 上記ディスク状記録媒体に記録された暗号化されたサー
    ビス用コンテンツに対する復号キー情報の管理手段と、 上記識別情報の照合手段と、送受信手段を有し、 上記ディスク状記録媒体の正規購入者より提供された上
    記識別情報との照合処理を行い、照合結果が一致したと
    きには上記ディスク状記録媒体の正規購入者と判断し
    て、キー情報を上記正規購入者側に配信することを特徴
    とするディスク状記録媒体の管理システム。
  8. 【請求項8】 上記識別情報は、上記ディスク状記録媒
    体ごとに割り付けられた固有のシリアル番号を含むこと
    を特徴とする請求項7記載のディスク状記録媒体の管理
    システム。
  9. 【請求項9】 上記識別情報に加えてパスワード情報や
    正規購入者側の情報端末装置の機器番号の何れか又は双
    方が利用されることを特徴とする請求項7記載のディス
    ク状記録媒体の管理システム。
  10. 【請求項10】 上記サービス用コンテンツを利用する
    たびに上記正規購入者の認証処理を行うことを特徴とす
    る請求項7記載のディスク状記録媒体の管理システム。
  11. 【請求項11】ディスク状記録媒体の正規購入者の認証
    用としても使用できる固有の識別情報が記録されると共
    に、 暗号化されたコンテンツであって、そのディスク状記録
    媒体に収録された全収録コンテンツ数がN(Nは整数)
    で、プリペイドされたコンテンツ数がM(Mは整数であ
    って、M≦N)であるとき、 利用できるコンテンツ数が上記プリペイドによって制限
    されると共に、上記識別情報には、上記Mを示す情報が
    含まれることを特徴とするディスク状記録媒体。
  12. 【請求項12】 上記コンテンツ数Nの中から任意に選
    択されたM個のコンテンツは、ディスク状記録媒体の管
    理者側より配信されたキー情報によってのみ復号できる
    ようになされたことを特徴とする請求項11記載のディ
    スク状記録媒体。
  13. 【請求項13】 上記識別情報に含まれる情報Mによっ
    て、プリペイド情報を識別するようにしたことを特徴と
    する請求項11記載のディスク状記録媒体。
  14. 【請求項14】 上記識別情報に加えてパスワード情報
    や正規購入者側の情報端末装置の機器番号の何れか又は
    双方が利用されることを特徴とする請求項11記載のデ
    ィスク状記録媒体。
  15. 【請求項15】 ディスク状記録媒体の正規購入者の認
    証用としても使用できる固有の識別情報と、暗号化され
    た全収録数がN(Nは整数)のコンテンツのそれぞれが
    記録され、 全コンテンツ数Nのうちプリペイドされたコンテンツ数
    がM(Mは整数であって、M≦N)であるとき、利用で
    きるコンテンツ数が上記プリペイドによって制限される
    ようなディスク状記録媒体の管理方法であって、 上記ディスク状記録媒体に記録された識別情報と上記プ
    リペイドされたコンテンツを復号するキー情報とがディ
    スク状記録媒体管理者側に保管されると共に、 上記ディスク状記録媒体の正規購入者より提供された上
    記識別情報との照合処理を行い、照合結果が一致したと
    きには上記ディスク状記録媒体の正規購入者と判断し
    て、キー情報を上記正規購入者側に配信することを特徴
    とするディスク状記録媒体の管理方法。
  16. 【請求項16】 上記識別情報に加えて、パスワード情
    報や正規購入者側の情報端末装置の機器番号の何れか又
    は双方が利用されることを特徴とする請求項15記載の
    ディスク状記録媒体の管理方法。
  17. 【請求項17】 上記コンテンツを利用するたびに上記
    正規購入者の認証処理を行うことを特徴とする請求項1
    5記載のディスク状記録媒体の管理方法。
  18. 【請求項18】 ディスク状記録媒体の管理システムで
    あって、このディスク状記録媒体は、 ディスク状記録媒体の正規購入者の認証用としても使用
    できる固有の識別情報と、暗号化された全収録数がN
    (Nは整数)のコンテンツのそれぞれが記録され、全コ
    ンテンツ数Nのうちプリペイドされたコンテンツ数がM
    (Mは整数であって、M≦N)であるとき、利用できる
    コンテンツ数が上記プリペイドによって制限されるよう
    なディスク状記録媒体であって、 上記ディスク状記録媒体に記録されたこのディスク状記
    録媒体固有の識別情報を管理する管理手段と、 上記ディスク状記録媒体に記録された暗号化されたプリ
    ペイドされたコンテンツに対する復号キー情報の管理手
    段と、 上記識別情報の照合手段と、送受信手段を有し、 上記ディスク状記録媒体の正規購入者より提供された上
    記識別情報との照合処理を行い、照合結果が一致したと
    きには上記ディスク状記録媒体の正規購入者と判断し
    て、キー情報を上記正規購入者側に配信することを特徴
    とするディスク状記録媒体の管理システム。
  19. 【請求項19】 上記識別情報は、上記ディスク状記録
    媒体ごとに割り付けられた固有のシリアル番号を含むこ
    とを特徴とする請求項18記載のディスク状記録媒体の
    管理システム。
  20. 【請求項20】 上記識別情報に加えてパスワード情報
    や正規購入者側の情報端末装置の機器番号の何れか又は
    双方が利用されることを特徴とする請求項18記載のデ
    ィスク状記録媒体の管理システム。
  21. 【請求項21】 上記プリペイドされたコンテンツを利
    用するたびに上記正規購入者の認証処理を行うことを特
    徴とする請求項18記載のディスク状記録媒体の管理シ
    ステム。
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