JP2003294829A - 2次元レーダのアンテナ走査方式 - Google Patents

2次元レーダのアンテナ走査方式

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JP2003294829A
JP2003294829A JP2002130969A JP2002130969A JP2003294829A JP 2003294829 A JP2003294829 A JP 2003294829A JP 2002130969 A JP2002130969 A JP 2002130969A JP 2002130969 A JP2002130969 A JP 2002130969A JP 2003294829 A JP2003294829 A JP 2003294829A
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JP
Japan
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antenna
radar
dimensional radar
antenna scanning
angle
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Pending
Application number
JP2002130969A
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English (en)
Inventor
Norihide Eguchi
紀英 江口
Katsuhide Morimoto
克英 森本
Masatoshi Nakaima
雅敏 仲井間
Takeshi Yasuda
彪 保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Musen Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Musen Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アンテナ走査角度範囲を任意に設定でき、ま
た、特定のレーダ目標を自動的に追尾走査することがで
き、さらに複雑・精緻なロータリ・ジョイントを廃止す
ることのできる2次元レーダのアンテナ走査方式を求め
る。 【解決手段】アンテナを駆動するステップ・モータと、
アンテナ指向角度を計測するロータリ・エンコーダとで
サーボ機構を構成し、設定モードでは任意に指定した駆
動範囲を、また、追尾モードでは検出した目標角度を中
心にしてした角度を扇形走査するようにしたことを特徴
とする2次元レーダのアンテナ走査方式

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は2次元レーダのア
ンテナ走査方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から海上捜索に使用される2次元レ
ーダでは、アンテナの全方向等速回転走査方式が多く採
用されている。また、陸上設定の海上監視レーダでも全
方向等速回転し、必要な扇形部分のみにレーダ走査を実
行する方法が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような全方向等速回転走査方式では、任意の方向を集中
的に高速で捜索することは不可能である。また、アンテ
ナ部とレーダ本体との信号連接には、複雑、且つ精密加
工されたロータリ・ジョイントを使用することになり、
寿命および保守管理の点からも多くの問題を抱えてい
る。
【0004】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたもので、指定した角度範囲を扇形往復走査
することによって、任意の方向を集中的に捜索を行うこ
とができ、また複雑、高価なロータリ・ジョイントを使
用しないアンテナ走査方式の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の2次元レーダの
アンテナ走査方式においては、アンテナ走査にアンテナ
を駆動するステップ・モータと、アンテナの指向方向を
指示するロータリ・エンコーダとで構成したサーボ機構
を使用し、サーボ機構の制御をレーダ指示器で手動設定
した走査角範囲信号、または、検出したレーダ目標の方
位角信号によって行うものである。また、扇形往復走査
を行うことから、ロータリ・ジョイントを廃し、アンテ
ナとレーダ指示器との連接に可撓性のあるケーブルを使
用する。
【0006】
【作用】本発明の2次元レーダのアンテナ走査方式によ
れば、任意の角度範囲を指定して扇形往復走査および検
出した目標を自動的に追尾することが可能になる。ま
た、扇形往復走査行うことから、ロータリ・ジョイント
を廃し、アンテナとレーダ指示器との連接に可撓性のあ
るケーブルを使用することが可能となる。
【0007】
【実施例】図1は本発明による2次元レーダのアンテナ
走査方式の1実施例の機器構成を示す機器構成図であっ
て、1はレーダ・アンテナ、2はレーダ送信機、受信
機、基準信号発生器等で構成される送受信部、3はター
ン・テーブル、4は展張マスト、5は光ケーブル、6は
表示装置である。本実施例においては、レーダ・アンテ
ナ1と、送受信部2とを展張マスト4の頂部に取り付け
たターン・テーブル3の上に設置し、受信したレーダ信
号を送受信部2の内部でデジタル化し、さらに光データ
に変換して可撓性の強い光ケーブル5を介して表示装置
に伝送するようにしてある。
【0008】図2は本発明による2次元レーダのアンテ
ナ走査方式の駆動機構の構造を説明する構造図であっ
て、3はターン・テーブル、4は展張マスト、5は光ケ
ーブル、6は表示装置、7は主歯車、8はベアリング、
9はステップ・モータ、10はロータリ・エンコーダで
ある。ターン・テーブル3の嵌合部は、展張マスト4の
頂部に固定した主歯車7の中心部を貫通し、ベアリング
8を介して展張マスト4に嵌合される。ターン・テーブ
ル3は、ターン・テーブル3に固定されたステップ・モ
ータ9によって付属歯車を介して駆動され、その回転角
は、ロータリ・エンコーダ10によって付属歯車を介し
て検出される。
【0009】送受信部2の内部で光データに変換された
レーダ信号は、ターン・テーブル3の往復運動による歪
みを吸収するように展張マスト4の内部に螺旋状に設置
した光ケーブル5によって、表示装置6に伝送される。
【0010】図3はターン・テーブル3を駆動するサー
ボ機構の電気的動作を説明する系統図である。図中、1
はレーダ・アンテナ、2は送受信部、3はターン・テー
ブルであって駆動サーボ機構が組み込まれている。9は
ステップ・モータ、10はロータリ・エンコーダ、11
はデータ・コンパレータ、12は制御パルス発生器、1
3は電力増幅器であって、サーボ機構を構成している。
【0011】表示装置6上で設定される走査角度範囲指
定コマンドは、光データに変換されて送受信部2に光ケ
ーブル5を介して伝送される。この光データは送受信部
2の内部の復調器で電気信号に復調されて、データ・コ
ンパレータ11に伝送される。データ・コンパレータ1
1は、ターンテーブル3の角度を指示しているロータリ
・エンコーダ10の角度データと、上記、走査角度範囲
指定コマンド・データとを比較し、両者に差異があると
き制御パルス発生器12を駆動し、制御パルスを発生す
る。この制御パルスは、電力増幅器13で増幅されて、
ステップ・モータ9に接続されたターンテーブル3を駆
動する。この動作はターンテーブル3が回転し、ロータ
リ・エンコーダ10の角度データが、コマンド・データ
と一致するまで持続し、一致した角度で反転、他方の指
定角度まで回転する。以下この運動を繰り返す。自動追
尾モードでは、検出したレーダ目標方位角を自動的に設
定するようにして目標方位角を中心とする角度範囲を自
動的に走査する。
【0012】
【発明の効果】本発明の2次元レーダのアンテナ走査方
式によれば、任意の角度,任意の角度範囲を指定してア
ンテナを走査できるので、特定角度範囲を集中捜索する
個ことができる。また、自動追尾モードでは、特定目標
の方位角を中心とする扇形走査を行うので、移動する目
標の自動追尾が可能になるる。 さらに、アンテナ走査
を往復運動とするので、複雑な機構のロータリ・ジョイ
ントを使用する必要としない。したがって、簡単な機構
のアンテナ系を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による2次元レーダのアンテナ走査方式
の1実施例の機器構成を示す機器構成図である。
【図2】本発明による2次元レーダのアンテナ走査方式
の駆動機構の構造を示す構造図である。
【図3】ターンテーブルを駆動するサーボ機構の電気的
動作を説明する系統図である。
【符号の説明】
1;レーダ・アンテナ 2;送受信部 3;ターン
・テーブル 4;展張マスト 5;光ケーブル 6;表示装
置 7;主歯車 8;ベアリング 9;ステッ
プ・モータ 10;ロータリ・エンコーダ 11;デー
タ・コンパレータ 12;制御パルス発生器 13;電力
増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 保田 彪 東京都渋谷区恵比寿西2丁目20番7号 太 洋無線株式会社内 Fターム(参考) 5J070 AD01 AG07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】狭ビーム・アンテナを使用する2次元レー
    ダのアンテナ走査方式において、アンテナを駆動するス
    テップ・モータと、アンテナ指向角度を計測するロータ
    リ・エンコーダとでサーボ機構を構成し、任意に指定し
    た駆動範囲を扇形走査するようにしたことを特徴とする
    2次元レーダのアンテナ走査方式
  2. 【請求項2】請求項1に記載の2次元レーダのアンテナ
    走査方式において、基準点接点を設けて基準点を記憶
    し、以後アンテナ走査を制御パルスの数で制御すると同
    時に、アンテナ指向角を印加した正逆パルスの累積値に
    対応した数値で表示するようにしたこと特徴とする2次
    元レーダのアンテナ走査方式
JP2002130969A 2002-03-29 2002-03-29 2次元レーダのアンテナ走査方式 Pending JP2003294829A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101164853B1 (ko) * 2008-12-08 2012-07-11 한국전자통신연구원 신호 처리 방법 및 시스템
CN108107424A (zh) * 2017-11-24 2018-06-01 北京遥感设备研究所 一种基于伺服驻留的弹载空域搜索方法
CN113131214A (zh) * 2021-03-29 2021-07-16 安徽博微长安电子有限公司 一种天线动态扇扫控制方法和控制系统

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