JP2003294565A - 歪ゲージの動的応答特性の線形性計測方法及び計測装置 - Google Patents
歪ゲージの動的応答特性の線形性計測方法及び計測装置Info
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Abstract
て、歪ゲージの動的線形性が保証されていないため、信
頼性の高い測定ができなかった。 【解決手段】 金属棒3に評価対象となる歪ゲージ4を
貼り、金属棒3の第1端面6に内側発射管7から第1の
飛翔体1を衝突させることによって発生した弾性波パル
スが、前記第1端面と反対側の第2端面8に到達したと
きに生じる第2端面8の運動速度を干渉計により、また
加速度を加速度センサにより、更に変位を非接触変位セ
ンサによって計測し、その結果から導かれる各々の歪と
弾性波の伝播理論を用い、第1の飛翔体1により歪ゲー
ジ4への入力信号として作用した動的歪ε1(t)とゲー
ジの出力εout,1(t)を求める。同様に外側発射管9から
発射される第2の飛翔体2を衝突させ、更に第1の飛翔
体1と第2の飛翔体を同時、または微小な時間差で衝突
させ、同様の演算を行い、センサの動的線形性を計測す
る。
Description
析、動的応力解析実験あるいはセンサ内部の主要部品な
ど、産業計測分野で広く用いられている歪ゲージの動的
応答特性の線形性の計測方法とそれを実施するための計
測装置に関するものである。
いられている。具体的には構造物の動的応力解析実験、
振動解析実験、車両の衝突実験あるいは歪ゲージを内臓
する加速度センサなどである。
の計測では、歪ゲージの動的応答特性の線形性が保証さ
れていないと信頼性の高い測定は不可能であるにもかか
わらず、従来は適切な方法がなかったためにゲージは正
しい結果を与えているとの仮定にたって計測が行われて
おり、ゲージの貼り方や動的応答特性の線形性などにつ
いて理論的に検討されることはほとんどなかった。
は、周波数特性の計測方法に関して本発明者により特許
出願を行い、既に特許が成立しているが、周波数特性の
導出では線形性が仮定されるにもかかわらず、その動的
線形性の測定方法とその装置については、十分な検討が
なされていなかった。
特性の線形性を評価する計測方法およびその方法を実施
するための装置を提案し、歪ゲージを用いた計測技術の
信頼性を向上させることを目的とする。
するため、請求項1に係る発明は、金属棒に計測対象で
ある歪ゲージを貼り、第1の飛翔体のみ、及び第2の飛
翔体のみ、並びに前記第1及び第2の両飛翔体を同時に
或いは微小時間差をもって前記金属棒の第1端面に衝突
させて金属棒内部に弾性波パルスを発生させ、前記各衝
突により発生した弾性波パルスが金属棒の第1端面の反
対側の第2端面に到達したときに生じる第2端面の速度
を各々計測し、前記各計測において弾性波パルスの伝播
理論と、計測した速度の信号を用いて歪ゲージへの入力
信号としての過渡歪み信号を求め、同時に前記各衝突時
に得られる歪ゲージの出力信号を求め、前記過渡歪み信
号と、前記歪ゲージの出力信号とを、時間領域または周
波数領域で比較することにより、歪ゲージ動特性の動的
線形性を推定することを特徴とする歪ゲージの動的応答
特性の線形性計測方法。
面の速度をレーザ光による計測手段によって計測するこ
とを特徴とする請求項1記載の歪ゲージの動的応答特性
の線形性計測方法としたものである。
光による計測手段はレーザ干渉計であることを特徴とす
る請求項2記載の歪ゲージの動的応答特性の線形性計測
方法としたものである。
測対象である歪ゲージを貼り、第1の飛翔体のみ、及び
第2の飛翔体のみ、並びに前記第1及び第2の両飛翔体
を同時に或いは微小時間差をもって前記金属棒の第1端
面に衝突させて金属棒内部に弾性波パルスを発生させ、
前記各衝突により発生した弾性波パルスが金属棒の第1
端面の反対側の第2端面に到達したときに生じる第2端
面の加速度を各々計測し、前記各計測において弾性波パ
ルスの伝播理論と、計測した加速度の信号を用いて歪ゲ
ージへの入力信号としての過渡歪み信号を求め、同時に
前記各衝突時に得られる歪ゲージの出力信号を求め、前
記過渡歪み信号と、前記歪ゲージの出力信号とを、時間
領域または周波数領域で比較することにより、歪ゲージ
動特性の動的線形性を推定することを特徴とする歪ゲー
ジの動的応答特性の線形性計測方法。
測対象である歪ゲージを貼り、第1の飛翔体のみ、及び
第2の飛翔体のみ、並びに前記第1及び第2の両飛翔体
を同時に或いは微小時間差をもって前記金属棒の第1端
面に衝突させて金属棒内部に弾性波パルスを発生させ、
前記各衝突により発生した弾性波パルスが金属棒の第1
端面の反対側の第2端面に到達したときに生じる第2端
面の動的変位を各々計測し、前記各計測において弾性波
パルスの伝播理論と、計測した速度の信号を用いて歪ゲ
ージへの入力信号としての過渡歪み信号を求め、同時に
前記各衝突時に得られる歪ゲージの出力信号を求め、前
記過渡歪み信号と、前記歪ゲージの出力信号とを、時間
領域または周波数領域で比較することにより、歪ゲージ
動特性の動的線形性を推定することを特徴とする歪ゲー
ジの動的応答特性の線形性計測方法としたものである。
面の動的変位を非接触変位センサにより計測することを
特徴とする請求項5記載の歪ゲージの動的応答特性の線
形性計測方法としたものである。
の先端部に飛翔体本体と異なる材料の部材を設けて飛翔
体を積層構造とし、前記飛翔体が衝突する金属棒内部に
発生する弾性波パルスの周波数帯域を調整することを特
徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載の
歪ゲージの動的応答特性の線形性計測方法としたもので
ある。
飛翔体及び第2の飛翔体を、飛翔体発射管の中心空間及
びその周囲に摺動自在に配置することを特徴とする請求
項1乃至請求項6のいずれか一つに記載の歪ゲージの動
的応答特性の線形性計測方法としたものである。
飛翔体及び第2の飛翔体それぞれを多重化して多重発射
管から発射できるようにし、多重飛翔体の発射の位相を
制御することによって金属棒内部に発生する弾性波の周
波数帯域を狭帯域化することを特徴とする請求項1乃至
請求項6のいずれか一つに記載の歪ゲージの動的応答特
性の線形性計測方法としたものである。
播の理論であるスカラクの解析解によって端面に入射す
る弾性波パルスの歪から、歪ゲージへの入力となる過渡
歪信号を求める際に、スカラクの解析解の少なくとも1
次の項、さらに精度をあげるために高次の項までをも用
いることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか
一つに記載の歪ゲージの動的応答特性の線形性計測方法
としたものである。
の飛翔体と第2の飛翔体2の金属棒に対する衝突時刻の
差を、第1の飛翔体が金属棒に衝突したときに発生した
歪ゲージへの入力過渡歪信号と、前記第2の飛翔体が金
属棒に衝突したときに発生した歪ゲージへの入力過渡歪
信号とが、第1の飛翔体と第2の飛翔体が同時に発射し
たときに発生した歪ゲージへの入力過渡歪信号を最も適
合するパラメータとして求め、前記衝突時刻の差を考慮
して、第1の飛翔体及び第2の飛翔体をそれぞれ単独で
発射した場合に得られる歪ゲージの出力信号、微小時間
差をもって第1の飛翔体と第2の飛翔体をほぼ同時に発
射した時に得られる歪ゲージの出力信号から歪ゲージの
動的線形性を計測することを特徴とする請求項1乃至請
求項6のいずれか一つに記載の歪ゲージの動的応答特性
の線形性計測方法としたものである。
乃至請求項11のいずれか一つの歪ゲージの動的応答特
性の線形性計測方法で明らかになった該歪ゲージのゲイ
ンおよび位相に関する動的線形性が成立する周波数領域
において、金属棒端面の運動速度計測、運動加速度計
測、動的変位計測結果と波動伝播理論から導かれる歪ゲ
ージ入力過渡歪信号と歪ゲージの出力信号を周波数領域
で比較することにより、歪ゲージの周波数応答特性を求
めることを特徴とする歪ゲージの動的応答特性の線形性
計測方法としたものである。
を貼った金属棒と、第1の飛翔体のみ、及び第2の飛翔
体のみ、並びに前記第1及び第2の両飛翔体を同時に或
いは微小時間差をもって前記金属棒の第1端面に衝突さ
せて金属棒内部に弾性波パルスを発生させる飛翔体発射
手段と、前記各衝突により発生した弾性波パルスが金属
棒の第1端面の反対側の第2端面に到達したときに生じ
る第2端面の速度を各々計測し、前記各計測において弾
性波パルスの伝播理論と、計測した速度の信号を用いて
歪ゲージへの入力信号としての過渡歪み信号を求め、同
時に前記各衝突時に得られる歪ゲージの出力信号を求
め、前記過渡歪み信号と、前記歪ゲージの出力信号と
を、時間領域または周波数領域で比較することにより、
歪ゲージ動特性の動的線形性を推定する動的線形性推定
手段とを備えたことを特徴とする歪ゲージの動的応答特
性の線形性計測装置としたものである。
端面の速度をレーザ光による計測装置によって計測した
ことを特徴とする請求項13記載の歪ゲージの動的応答
特性の線形性計測装置としたものである。
ザ光による計測手段はレーザ干渉計であることを特徴と
する請求項14記載の歪ゲージの動的応答特性の線形性
計測装置としたものである。
を貼った金属棒と、第1の飛翔体のみ、及び第2の飛翔
体のみ、並びに前記第1及び第2の両飛翔体を同時に或
いは微小時間差をもって前記金属棒の第1端面に衝突さ
せて金属棒内部に弾性波パルスを発生させる飛翔体発射
手段と、前記各衝突により発生した弾性波パルスが金属
棒の第1端面の反対側の第2端面に到達したときに生じ
る第2端面の加速度を各々計測し、前記各計測において
弾性波パルスの伝播理論と、計測した加速度の信号を用
いて歪ゲージへの入力信号としての過渡歪み信号を求
め、同時に前記各衝突時に得られる歪ゲージの出力信号
を求め、前記過渡歪み信号と、前記歪ゲージの出力信号
とを、時間領域または周波数領域で比較することによ
り、歪ゲージ動特性の動的線形性を推定する動的線形性
推定手段とを備えたことを特徴とする歪ゲージの動的応
答特性の線形性計測装置としたものである。
を貼った金属棒と、第1の飛翔体のみ、及び第2の飛翔
体のみ、並びに前記第1及び第2の両飛翔体を同時に或
いは微小時間差をもって前記金属棒の第1端面に衝突さ
せて金属棒内部に弾性波パルスを発生させる飛翔体発射
手段と、前記各衝突により発生した弾性波パルスが金属
棒の第1端面の反対側の第2端面に到達したときに生じ
る第2端面の動的変位を各々計測し、前記各計測におい
て弾性波パルスの伝播理論と、計測した速度の信号を用
いて歪ゲージへの入力信号としての過渡歪み信号を求
め、同時に前記各衝突時に得られる歪ゲージの出力信号
を求め、前記過渡歪み信号と、前記歪ゲージの出力信号
とを、時間領域または周波数領域で比較することによ
り、歪ゲージ動特性の動的線形性を推定する動的線形性
推定手段とを備えたことを特徴とする歪ゲージの動的応
答特性の線形性計測装置としたものである。
端面の動的変位を非接触変位センサにより計測すること
を特徴とする請求項17記載の歪ゲージの動的応答特性
の線形性計測装置としたものである。
体の先端部に飛翔体本体と異なる材料の部材を設けて飛
翔体を積層構造とし、前記飛翔体が衝突する金属棒内部
に発生する弾性波パルスの周波数帯域を調整することを
特徴とする請求項13乃至請求項18のいずれか一つに
記載の歪ゲージの動的応答特性の線形性計測装置とした
ものである。
の飛翔体及び第2の飛翔体を、中心空間及びその周囲に
摺動自在に配置する飛翔体発射管を備えたことを特徴と
する請求項13乃至請求項18のいずれか一つに記載の
歪ゲージの動的応答特性の線形性計測装置としたもので
ある。
体発射管を中心管とその周囲の管との二重管により形成
し、前記第1の飛翔体及び第2の飛翔体を、中心管の中
心空間、及び中心管とその周囲の管との空間に摺動自在
に配置したことを特徴とする請求項20に記載の歪ゲー
ジの動的応答特性の線形性計測装置としたものである。
り立たなければ、正確な計測は困難である。動的計測に
おいても線形性は重要であるが、ゲインおよび位相に関
して動的線形性を検証するとは一般に容易ではない。
線形性は、入力信号x(t)に対する出力信号をX(t)とし
て、入力信号y(t)に対する出力信号をY(t)とすると
き、任意定数a,bを用いて、入力信号a・x(t)+b・y
(t)に対する出力信号がa・X(t)+b・Y(t)となれば、
動的線形性が成立しているということができる。
棒3に評価対象となる測定対象の歪ゲージ4を貼り、金
属棒3の第1端面6に内側発射管7から発射される第1
の飛翔体1を衝突させることによって発生した弾性波パ
ルスが、前記第1端面と反対側の第2端面8に到達した
ときに生じる第2端面8の運動速度を計測し、その結果
から導かれる歪と弾性波の伝播理論を用いて、第1の飛
翔体1により歪ゲージ4への入力信号として作用した動
的歪ε1(t)とゲージの出力εout,1(t)を求める。
度の計測に際しては、図1に示すものは干渉計10から
のレーザ光を第2端面8に照射し反射光を検出すること
により干渉計10で第2端面8の速度変化として計測
し、その計測データをパソコン等の計算機11に出力
し、歪ゲージ4からの信号と比較することにより後述す
るような計算式を用いて歪ゲージ4の動的応答特性の線
形特性を演算する。また図2(a)の実施例においては
加速度センサ12を用いることにより第2端面8の加速
度の変化を計測し、更に図2(b)の実施例においては
非接触変位センサ13を用いることにより第2端面の変
位を計測する例を示しており、これらにおいても図1に
示すような計算機11を用い、後述するような計算式を
用いて歪ゲージ4の動的応答性の線形特性を演算する。
9から発射される第2の飛翔体2を衝突させることによ
って発生した弾性波パルスが第2端面8に到達したとき
に生じるこの第2端面8の運動速度を計測し、その結果
から導かれる歪と弾性波の伝播理論を用いて、第2の飛
翔体2によりゲージへの入力信号として作用した動的歪
ε2(t)とゲージの出力εout,2(t)を求める。
同時に金属棒3の第1端面6に衝突させた時に、歪ゲー
ジ4への入力信号として作用する歪信号は、弾性波の線
形性から、ε1(t)+ε2(t)となる。この時にゲージの
出力信号をεout(t)とする。線形性が成立するとすれ
ば、出力信号は、εout,1(t)+εout,2(t) となるはず
であるから、この信号と、εout(t)を周波数領域あるい
は時間領域で比較することによって、歪ゲージの動的線
形性をゲイン、位相に関して計測する。
上記のような装置によって本発明を実施することができ
るものであるが、以下、本発明における上記の基本思想
を実際の計測に適用するための理論について順に説明す
る。即ち、本発明は以下に示す理論解析により実施可能
となったものであり、この理論が本発明による計測法お
よび計測装置を実施する裏付けとなっている。
体(材料、構造を問わない)を衝突させるなどの方法に
より衝撃を加えると、金属棒内部に弾性波パルスが発生
する。この弾性波パルスがもう一方の端面に到達した時
点では平面弾性波パルスになっており、端面で反射する
過程において棒内部の縦波弾性波(C)と歪速度
り、・は時間微分項を表す。(1)式より、端面の運動
速度をv(t)、端面の動的変位をd(t)とすると(1)式
より以下の(2)、(3)式が成立する。
の端面と側面の境界面に貼ることは不可能なので、飛翔
体との衝突端面から LB だけ離れた位置に歪ゲージを貼ったとすると、ゲージで
観測される歪と端面の運動加速度、運動速度、動的変位
との関係について、(4)、(5)、(6)式が成立す
る。式中の・は時間微分を表す。
速度が、加速度センサへの入力信号となる。(5)式で
計算される運動速度が、レーザ干渉計への入力信号とな
る。(6)式で計算される動的変位が非接触変位センサ
への入力信号となる。
る過渡的信号は図3で示される。時間区間[tc − td]の
波形は、弾性波パルスが棒端面で反射してできる引張り
応力波パルスであり、飛翔体が衝突する端面の方向に伝
播するので、レーザ干渉計、加速度センサ、非接触変位
センサへの入力信号となる加速度、速度、動的変位を発
生させることには寄与しない。(4)式によって加速度
センサへの入力信号となる加速度信号を発生させる歪、
(5)式によってレーザ干渉計(振動計)への入力信号
となる速度信号を発生させる歪、(6)式によって非接
触変位計への入力信号となる動的変位信号を発生させる
歪は、すべて図3の中の時間区間[ta −tb]に現れる歪
信号である。
から求められる端面に入射する弾性波パルスの歪(εA
(t))は下記の(7)式で、(2)式より干渉計の出力
信号から求められる端面に入射する弾性波パルスの歪
(εV(t))は(8)式で、(3)式より非接触変位セ
ンサ、変位測定装置から求められる端面に入射する弾性
波パルスの歪(εD(t))は(9)式で表される。
(9)式における・は時間微分を表す。
以下の(10)式で表される。
動加速度を加速度センサで計測した結果を用いての歪ゲ
ージへの入力信号としての歪信号(εi A(t))が得ら
れる。(8)式と(10)式とから棒端面の運動速度を
レーザ干渉計で計測した結果を用いての歪ゲージへの入
力信号としての歪信号(εi v(t))が得られる。
(9)式と(10)式とから棒端面の動的変位を非接触
変位センサなどで計測した結果を用いての歪ゲージへの
入力信号としての歪信号(εi D(t))が得られる。
て、以下の表のように記号を定義する。 表1:
て実際に計測を行う際には、第1の飛翔体と第2の飛翔
体の衝突時間差を考慮しない場合と、それを考慮する場
合により、またそれらの各場合において、時間領域にお
ける比較に際して加速度センサで計測する場合とレーザ
干渉計で計測する場合と非接触変位センサで計測する場
合とに応じて下記の評価関数を用いて計算し、更にそれ
らの各場合において、周波数領域における比較を下記の
計算式を用いて計算を行うことにより実施することがで
きる。以下、これらについて順に説明する。
例:
価関数の一例:
の評価関数の一例:
インに関する動的線形性の成立限界周波数とする。また
位相に関しては、計算結果の位相がゼロの許容値から外
れた周波数と、位相に関する動的線形性の成立限界周波
数とする。
一例として、
インに関する動的線形性の成立限界周波数とする。また
位相に関しては、計算結果の位相がゼロの許容値から外
れた周波数と、位相に関する動的線形性の成立限界周波
数とする。
は、一例として、
インに関する動的線形性の成立限界周波数とする。また
位相に関しては、計算結果の位相がゼロの許容値から外
れた周波数と、位相に関する動的線形性の成立限界周波
数とする。
に衝突するような制御が簡単ではない場合には、時間差
をΔtとし、加速度センサを用いて端面の運動加速度か
らゲージの入力過渡歪信号を求める場合には、εi1 A
(t)+εi2 A(t−Δt)がεi12 A(t)にもっとも良く
一致するようにΔtをパラメータとして求める。レーザ
干渉計から端面の運動加速度からゲージの入力過渡歪信
号を求める場合には、εi1 V(t)+εi2 V(t−Δt)
がεi12 V(t)に最も良く一致するようにΔtをパラメ
ータとして求める。非接触動的変位センサから端面の運
動加速度からゲージの入力過渡歪信号を求める場合に
は、εi1 D(t)+εi2 D(t−Δt)がεi12 D(t)に
もっとも良く一致するようにΔtをパラメータとして求
める。このようにして求められたΔtを上記「1.衝突
時間差を考慮する場合」における1)の各式及び2)の
各式に適用することによって得られる。
でき、例えば、先端部に高分子材料、プラスティックス
などを取り付けることにより、飛翔体本体部が金属、高
分子材料、あるいはプラスティックスなど、各種異なる
材料との積層構造を備えた飛翔体を用い、この飛翔体の
衝突による金属棒内部に発生する弾性波パルスの周波数
帯域を適宜調整することもできる。
の発射により第1の飛翔体と第2の飛翔体を発射する例
を示したが、例えば1本の管によって内側面で第1の飛
翔体を案内し、外側面で第2の飛翔体を案内することも
可能である。また、内側発射管、外側発射管を多重に
し、多重内側発射管、多重外側発射管各々から発射され
る複数の飛翔体の発射の位相を制御することによって、
金属棒内部に発生する弾性波の周波数帯域を狭帯域化す
る手法を採用しても良い。
解析解によって端面に入射する弾性波パルスの歪から、
歪ゲージへの入力となる過渡歪信号を求める際に、スカ
ラクの解析解の少なくとも1次の項、さらに精度をあげ
るためにはスカラクの解析解の高次の項までをも用いる
ような、歪ゲージの動的応答特性の線形性計測方法及び
それを実施する装置としてもよい。
のゲインおよび位相に関する動的線形性が成立する周波
数領域において、金属棒端面の運動加速度計測、運動速
度計測、動的変位計測結果と波動伝播理論から導かれる
ゲージ入力過渡歪信号と歪ゲージの出力信号(増幅器を
含む場合、含まない場合の両方)を周波数領域で比較す
ることにより、歪ゲージの周波数応答特性を求めても良
い。
的線形性が保証された信頼性の高い歪ゲージを得ること
ができ、この歪ゲージを用いるすべての計測の信頼性を
向上させることがででる。したがって、この歪ゲージを
使用する、例えば構造物の静的強度の計測、構造物の動
的強度の計測の信頼性が向上し、更にこのような計測の
信頼性の向上により建築構造物、橋梁、道路、車両、セ
ンサなどあらゆる製品の動的歪計測の信頼性が向上す
る。
的線形性を計測する装置の実施例を示す図である。
ジの動的線形性を計測する装置の実施例を示す図であ
る。
を示す図である。
Claims (21)
- 【請求項1】 金属棒に計測対象である歪ゲージを貼
り、 第1の飛翔体のみ、及び第2の飛翔体のみ、並びに前記
第1及び第2の両飛翔体を同時に或いは微小時間差をも
って前記金属棒の第1端面に衝突させて金属棒内部に弾
性波パルスを発生させ、 前記各衝突により発生した弾性波パルスが金属棒の第1
端面の反対側の第2端面に到達したときに生じる第2端
面の速度を各々計測し、 前記各計測において弾性波パルスの伝播理論と、計測し
た速度の信号を用いて歪ゲージへの入力信号としての過
渡歪み信号を求め、 同時に前記各衝突時に得られる歪ゲージの出力信号を求
め、 前記過渡歪み信号と、前記歪ゲージの出力信号とを、時
間領域または周波数領域で比較することにより、歪ゲー
ジ動特性の動的線形性を推定することを特徴とする歪ゲ
ージの動的応答特性の線形性計測方法。 - 【請求項2】 前記第2端面の速度をレーザ光による計
測手段によって計測することを特徴とする請求項1記載
の歪ゲージの動的応答特性の線形性計測方法。 - 【請求項3】 前記レーザ光による計測手段はレーザ干
渉計であることを特徴とする請求項2記載の歪ゲージの
動的応答特性の線形性計測方法。 - 【請求項4】 金属棒に計測対象である歪ゲージを貼
り、 第1の飛翔体のみ、及び第2の飛翔体のみ、並びに前記
第1及び第2の両飛翔体を同時に或いは微小時間差をも
って前記金属棒の第1端面に衝突させて金属棒内部に弾
性波パルスを発生させ、 前記各衝突により発生した弾性波パルスが金属棒の第1
端面の反対側の第2端面に到達したときに生じる第2端
面の加速度を各々計測し、 前記各計測において弾性波パルスの伝播理論と、計測し
た加速度の信号を用いて歪ゲージへの入力信号としての
過渡歪み信号を求め、 同時に前記各衝突時に得られる歪ゲージの出力信号を求
め、 前記過渡歪み信号と、前記歪ゲージの出力信号とを、時
間領域または周波数領域で比較することにより、歪ゲー
ジ動特性の動的線形性を推定することを特徴とする歪ゲ
ージの動的応答特性の線形性計測方法。 - 【請求項5】 金属棒に計測対象である歪ゲージを貼
り、 第1の飛翔体のみ、及び第2の飛翔体のみ、並びに前記
第1及び第2の両飛翔体を同時に或いは微小時間差をも
って前記金属棒の第1端面に衝突させて金属棒内部に弾
性波パルスを発生させ、 前記各衝突により発生した弾性波パルスが金属棒の第1
端面の反対側の第2端面に到達したときに生じる第2端
面の動的変位を各々計測し、 前記各計測において弾性波パルスの伝播理論と、計測し
た速度の信号を用いて歪ゲージへの入力信号としての過
渡歪み信号を求め、 同時に前記各衝突時に得られる歪ゲージの出力信号を求
め、 前記過渡歪み信号と、前記歪ゲージの出力信号とを、時
間領域または周波数領域で比較することにより、歪ゲー
ジ動特性の動的線形性を推定することを特徴とする歪ゲ
ージの動的応答特性の線形性計測方法。 - 【請求項6】 前記第2端面の動的変位を非接触変位セ
ンサにより計測することを特徴とする請求項5記載の歪
ゲージの動的応答特性の線形性計測方法。 - 【請求項7】 前記飛翔体の先端部に飛翔体本体と異な
る材料の部材を設けて飛翔体を積層構造とし、前記飛翔
体が衝突する金属棒内部に発生する弾性波パルスの周波
数帯域を調整することを特徴とする請求項1乃至請求項
6のいずれか一つに記載の歪ゲージの動的応答特性の線
形性計測方法。 - 【請求項8】 前記第1の飛翔体及び第2の飛翔体を、
飛翔体発射管の中心空間及びその周囲に摺動自在に配置
することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか
一つに記載の歪ゲージの動的応答特性の線形性計測方
法。 - 【請求項9】 前記第1の飛翔体及び第2の飛翔体それ
ぞれを多重化して多重発射管から発射できるようにし、
多重飛翔体の発射の位相を制御することによって金属棒
内部に発生する弾性波の周波数帯域を狭帯域化すること
を特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記
載の歪ゲージの動的応答特性の線形性計測方法。 - 【請求項10】 弾性波伝播の理論であるスカラクの解
析解によって端面に入射する弾性波パルスの歪から、歪
ゲージへの入力となる過渡歪信号を求める際に、スカラ
クの解析解の少なくとも1次の項、さらに精度をあげる
ために高次の項までをも用いることを特徴とする請求項
1乃至請求項6のいずれか一つに記載の歪ゲージの動的
応答特性の線形性計測方法。 - 【請求項11】 前記第1の飛翔体と第2の飛翔体の金
属棒に対する衝突時刻の差を、第1の飛翔体が金属棒に
衝突したときに発生した歪ゲージへの入力過渡歪信号
と、前記第2の飛翔体が金属棒に衝突したときに発生し
た歪ゲージへの入力過渡歪信号とが、第1の飛翔体と第
2の飛翔体が同時に発射したときに発生した歪ゲージへ
の入力過渡歪信号を最も適合するパラメータとして求
め、 前記衝突時刻の差を考慮して、第1の飛翔体及び第2の
飛翔体をそれぞれ単独で発射した場合に得られる歪ゲー
ジの出力信号、微小時間差をもって第1の飛翔体と第2
の飛翔体をほぼ同時に発射した時に得られる歪ゲージの
出力信号から歪ゲージの動的線形性を計測することを特
徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載の
歪ゲージの動的応答特性の線形性計測方法。 - 【請求項12】 請求項1乃至請求項11のいずれか一
つの歪ゲージの動的応答特性の線形性計測方法で明らか
になった該歪ゲージのゲインおよび位相に関する動的線
形性が成立する周波数領域において、運動速度計測、金
属棒端面の運動加速度計測、動的変位計測結果と波動伝
播理論から導かれる歪ゲージ入力過渡歪信号と歪ゲージ
の出力信号を周波数領域で比較することにより、歪ゲー
ジの周波数応答特性を求めることを特徴とする歪ゲージ
の動的応答特性の線形性計測方法。 - 【請求項13】 歪ゲージを貼った金属棒と、 第1の飛翔体のみ、及び第2の飛翔体のみ、並びに前記
第1及び第2の両飛翔体を同時に或いは微小時間差をも
って前記金属棒の第1端面に衝突させて金属棒内部に弾
性波パルスを発生させる飛翔体発射手段と、 前記各衝突により発生した弾性波パルスが金属棒の第1
端面の反対側の第2端面に到達したときに生じる第2端
面の速度を各々計測し、前記各計測において弾性波パル
スの伝播理論と、計測した速度の信号を用いて歪ゲージ
への入力信号としての過渡歪み信号を求め、同時に前記
各衝突時に得られる歪ゲージの出力信号を求め、前記過
渡歪み信号と、前記歪ゲージの出力信号とを、時間領域
または周波数領域で比較することにより、歪ゲージ動特
性の動的線形性を推定する動的線形性推定手段とを備え
たことを特徴とする歪ゲージの動的応答特性の線形性計
測装置。 - 【請求項14】 前記第2端面の速度をレーザ光による
計測装置によって計測したことを特徴とする請求項13
記載の歪ゲージの動的応答特性の線形性計測装置。 - 【請求項15】 前記レーザ光による計測手段はレーザ
干渉計であることを特徴とする請求項14記載の歪ゲー
ジの動的応答特性の線形性計測装置。 - 【請求項16】 歪ゲージを貼った金属棒と、 第1の飛翔体のみ、及び第2の飛翔体のみ、並びに前記
第1及び第2の両飛翔体を同時に或いは微小時間差をも
って前記金属棒の第1端面に衝突させて金属棒内部に弾
性波パルスを発生させる飛翔体発射手段と、 前記各衝突により発生した弾性波パルスが金属棒の第1
端面の反対側の第2端面に到達したときに生じる第2端
面の加速度を各々計測し、前記各計測において弾性波パ
ルスの伝播理論と、計測した加速度の信号を用いて歪ゲ
ージへの入力信号としての過渡歪み信号を求め、同時に
前記各衝突時に得られる歪ゲージの出力信号を求め、前
記過渡歪み信号と、前記歪ゲージの出力信号とを、時間
領域または周波数領域で比較することにより、歪ゲージ
動特性の動的線形性を推定する動的線形性推定手段とを
備えたことを特徴とする歪ゲージの動的応答特性の線形
性計測装置。 - 【請求項17】 歪ゲージを貼った金属棒と、 第1の飛翔体のみ、及び第2の飛翔体のみ、並びに前記
第1及び第2の両飛翔体を同時に或いは微小時間差をも
って前記金属棒の第1端面に衝突させて金属棒内部に弾
性波パルスを発生させる飛翔体発射手段と、 前記各衝突により発生した弾性波パルスが金属棒の第1
端面の反対側の第2端面に到達したときに生じる第2端
面の動的変位を各々計測し、前記各計測において弾性波
パルスの伝播理論と、計測した速度の信号を用いて歪ゲ
ージへの入力信号としての過渡歪み信号を求め、同時に
前記各衝突時に得られる歪ゲージの出力信号を求め、前
記過渡歪み信号と、前記歪ゲージの出力信号とを、時間
領域または周波数領域で比較することにより、歪ゲージ
動特性の動的線形性を推定する動的線形性推定手段とを
備えたことを特徴とする歪ゲージの動的応答特性の線形
性計測装置。 - 【請求項18】 前記第2端面の動的変位を非接触変位
センサにより計測することを特徴とする請求項17記載
の歪ゲージの動的応答特性の線形性計測装置。 - 【請求項19】 前記飛翔体の先端部に飛翔体本体と異
なる材料の部材を設けて飛翔体を積層構造とし、前記飛
翔体が衝突する金属棒内部に発生する弾性波パルスの周
波数帯域を調整することを特徴とする請求項13乃至請
求項18のいずれか一つに記載の歪ゲージの動的応答特
性の線形性計測装置。 - 【請求項20】 前記第1の飛翔体及び第2の飛翔体
を、中心空間及びその周囲に摺動自在に配置する飛翔体
発射管を備えたことを特徴とする請求項13乃至請求項
18のいずれか一つに記載の歪ゲージの動的応答特性の
線形性計測装置。 - 【請求項21】 前記飛翔体発射管を中心管とその周囲
の管との二重管により形成し、 前記第1の飛翔体及び第2の飛翔体を、中心管の中心空
間、及び中心管とその周囲の管との空間に摺動自在に配
置したことを特徴とする請求項20に記載の歪ゲージの
動的応答特性の線形性計測装置。
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---|---|---|---|---|
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CN105547582A (zh) * | 2015-12-03 | 2016-05-04 | 中国航空工业集团公司北京长城计量测试技术研究所 | 一种便携式脉冲压力发生器 |
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- 2002-03-29 JP JP2002097187A patent/JP3653545B2/ja not_active Expired - Lifetime
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