JP2003294357A

JP2003294357A - 冷蔵庫

Info

Publication number: JP2003294357A
Application number: JP2002099321A
Authority: JP
Inventors: Yoshiro Naemura; 好郎苗村; Tomoyasu Saeki; 友康佐伯
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 2002-04-01
Filing date: 2002-04-01
Publication date: 2003-10-15

Abstract

(57)【要約】【課題】貯蔵室内における設置位置が高い載置棚であ
っても、簡単な操作で棚高さ位置を変更できるととも
に、部品数の少ない構造で室内における棚位置を上下さ
せることができる安価で使い勝手の良い冷蔵庫の棚構造
を提供する。【解決手段】貯蔵室の左右側壁面に左右点対称に配置
された棚支え７の傾斜ガイド９に対向して貯蔵室内に棚
フレーム13を水平配置し、棚フレームの枠状ガイドリブ
により摺動自在に配置したスライドベルト16の傾斜ガイ
ドに対向する位置に同一傾斜する傾斜摺動板19を固着
し、棚フレームの前縁から側端に伸縮自在に突出し傾斜
摺動板の移動に伴って垂直移動して所定位置で係止する
位置決めローラ21を備え、スライドベルトの摺動で傾斜
摺動板を傾斜ガイドに沿って移動させ、棚フレームを上
下動可能に配設したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫に係り、特に
貯蔵室に設けられ上下位置を変更できる棚構成に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】近年、冷蔵庫は食生活の多様化とともに
収納量も大形化傾向にあり、特に家庭用冷蔵庫において
は、収納内容積が４００リットルを越えるクラスが主流
になっており、冷蔵庫本体の外形高さ寸法は１８０ｃｍ
程度になるとともに、幅寸法や奥行き寸法も大きくなる
傾向にある。

【０００３】これに伴って、冷蔵室や野菜室など各貯蔵
室の収納容積も拡大しているが、各貯蔵室の配置として
は、図５に示すように、本体（51）の上部に最も使用頻
度が多く貯蔵物収納容積の大きい冷蔵室（52）を設置
し、その下部に野菜室（53）や冷凍室（54）を設置して
いる。前記冷蔵室（52）は、その前面開口部に一側を枢
支した扉（56）により前記開口を開閉自在に閉塞してお
り、野菜室（53）と冷凍室（54）は、収納物の出し入れ
操作の利便性から扉の貯蔵室側に容器を取り付けた引出
し式としている。

【０００４】そして前記冷蔵室（52）には、室内を上下
複数段に区分する載置棚（55）を設置し、それぞれの載
置棚に食品貯蔵物を載置収納するように構成している。

【０００５】しかしながら、前述したごとく、冷蔵庫本
体の高さが１８０ｃｍ程度となり、冷蔵室（52）が本体
上部に配置されているため、冷蔵室における最上段棚
（55）の底面位置は床面から約１６０ｃｍの高さとな
り、奥行き寸法も深いことから、身長の高い人以外にと
って、最上段の棚（55）への食品の収納や取出し作業は
困難となることが多く、特にその棚奥部については非常
に使い難いスペースとなっていた。

【０００６】これに対して、冷蔵室最上部の棚を前後へ
の２分割構成とし、棚が前面にあって奥部が使い難い場
合は前後の棚を奥方で重合し、使用者の手が届き届きや
すいようにした構成があり、また冷蔵室最上段の棚では
ないが、特開２００１−５０６４８公報に示されるよう
に載置棚位置を上下方向の自由な位置に調整できる構成
が提案されている。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の前後２分割の棚構成の場合、棚としての使い勝手を
良好にするためには、使用可能な棚スペースが半減する
ことになり、また、前記特開２００１−５０６４８公報
に示された冷蔵庫における上下可動棚は、棚を上下させ
るためにスクリュー形の軸や伝導歯車など複雑高価な部
品を多数必要とするため、コストが高くなるとともに、
組立作業が煩雑になることから工数も多くなる問題があ
る。

【０００８】本発明は上記点を考慮してなされたもの
で、貯蔵室内における設置位置が高い載置棚であって
も、簡単な操作で棚高さ位置を変更できるとともに、部
品数の少ない構造で室内における棚位置を上下させるこ
とができる安価で使い勝手の良い冷蔵庫の棚構造を提供
するものである。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項１記載の冷蔵庫の発明は、貯蔵室の左右側壁
面に左右点対称に配置された傾斜ガイドを有する棚支え
と、この棚支えに対向して貯蔵室内に水平配置され載置
棚部を設けた上下の棚フレームと、棚フレームの枠形状
に沿ってガイドリブにより摺動自在に配置したスライド
ベルトと、スライドベルトの前記棚支えの傾斜ガイドに
対向する位置に傾斜方向を同一にして固着された傾斜摺
動板と、上下の棚フレームの前縁から棚側端の幅方向に
突出するとともに少許伸縮自在に設けられ前記傾斜摺動
板の傾斜移動に伴って垂直移動し所定位置で棚支えに係
止することで棚位置を規制するローラとからなり、前記
スライドベルトを摺動させることで傾斜摺動板を棚支え
の傾斜ガイドに沿って移動させ、棚フレームを貯蔵室内
で上下移動可能に配設したことを特徴とするものであ
る。

【００１０】この構成により、複雑な構造や多数の部品
を要することなく安価な上下移動棚を得ることができ、
食品の高さに合わせて棚位置や棚間隔を自在に変化させ
て貯蔵室内容積を効率的に活用することができるととも
に、貯蔵品を取り出し易く載置し易い高さに棚位置を簡
単に設定することができ、使い勝手を良好にすることが
できる。

【００１１】請求項２記載の発明におけるスライドベル
トに固着した傾斜摺動板は、貯蔵室の左右側壁面の前後
に亙って複数配置した傾斜ガイドに対向させたことを特
徴とするものであり、簡単な構成で上下可動棚の水平状
態を保持できる。

【００１２】請求項３記載の発明による棚支えの傾斜ガ
イド部における傾斜寸法は、ローラの上下可動高さ寸法
に対して充分奥行き寸法の長い緩い傾斜面としたことを
特徴とするものであり、奥行き寸法を利用して軽い力で
棚を上下移動することができる。

【００１３】請求項４記載の発明によるローラは、棚フ
レーム前端中央のロッド間に設けたバネにより常時棚支
え方向に付勢されており、バネ部に設けた摘み片により
幅方向に伸縮させるようにしたことを特徴とするもので
あり、棚の上下移動の際のロック解除や所定位置への固
定ロック作業を簡単におこなうことができる。

【００１４】請求項５記載の発明は、棚フレームの上下
位置を、ローラの側端に設けた凸状または凹状の係合部
と、ローラに対向する棚支えに垂直方向に設けたローラ
ガイド溝の奥壁に上下に設けた複数の係止部との係合に
より規制したことを特徴とするものであり、この構成に
より、簡単な機構で上下移動棚を所定位置に確実に保持
固定できる効果を奏する。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施形態について説明する。図１は冷蔵庫本体（１）の上
部における前面開口部の開閉扉を除去した状態の冷蔵室
（２）内を示す斜視図であり、この冷蔵室などの貯蔵室
は外箱（３）の内側に図示しない断熱材を介して設けた
内箱（４）により形成されている。

【００１６】冷蔵室（２）は冷蔵庫本体（１）の最上部
に配置されており、その背面に設けた図示しない冷却器
で生成した冷気をファンによって室内に導入しこれを冷
却する構成であり、室内は載置棚（５）によって複数の
収納部に区分し、冷蔵食品の貯蔵空間を形成している。

【００１７】（６）は、冷蔵室（２）内の最上部に設置
した上下可動棚であり、内箱（４）の左右側壁に固着し
た棚支え（７）と係合して上下移動する機構（11）とこ
の上下移動機構を収納した枠状をなす上下の棚フレーム
（12）（13）、および上部棚フレーム（12）の枠内に配
設した食品の載置棚部となる透明樹脂板で成形した棚板
（14）によって構成されており、冷蔵室（２）内に水平
状態を保持して支持されている。なお、前記棚板（14）
は、上部棚フレーム（12）と一体に形成してもよいこと
は勿論である。

【００１８】次に、上下移動機構（11）の詳細を図面に
沿って説明する。移動機構（11）の左側部の斜視図であ
る図２、およびこれのＡ矢視方向からの断面図である図
３に示すように、冷蔵室（２）の側壁には棚支え（７）
を設けている。棚支え（７）には、上下面からなり後方
に向かって充分に長い距離を有するとともに、上方に所
定高さで立ち上がる緩い傾斜面を形成した傾斜ガイド
（８）（９）を冷蔵室の奥行き方向に亙って前後に２箇
隣接して設けており、前端面には、後述する位置決めロ
ーラ（21）の垂直ガイド溝（10）を形成し、垂直ガイド
溝（10）には、位置決めローラ（21）を係止する係止凹
孔（10ａ）を、例えば縦方向に１ｃｍの等間隔で５箇所
穿設している。

【００１９】上下可動棚（６）には、その平面図を図４
に示すように、前記棚フレーム（12）（13）の内面に沿
いフレーム面と所定間隙を有して枠形状にガイドリブ
（15）を一体に設けており、前記間隙内にスライドベル
ト（16）を配置している。

【００２０】スライドベルト（16）は、枠形状の内面側
にラックを成形して棚フレーム（13）の４隅に配した回
転ギア（17）と係合させており、棚フレームの前面に設
けた操作ノブ（18）を把持して左右方向に摺動させるこ
とにより、枠状の棚フレーム（13）とガイドリブ（15）
間の間隙に沿って空滑りすることなく回動するよう構成
されている。そして、前記棚支え（７）の前後２箇所の
傾斜ガイド（８）（９）に対向するスライドベルト（1
6）の外方位置には、傾斜ガイド（９）の傾斜面に合致
するよう傾斜角度を同一にした傾斜面とその下部の水平
面とからなる傾斜摺動板（19）をそれぞれ固定してい
る。

【００２１】なお、スライドベルト（16）は枠状に摺動
するものであり、上記は左側面について述べたが、右側
壁については傾斜の方向が逆方向となる。すなわち、棚
支えにおける傾斜ガイドは、図示しないが、後方から前
面に向かって上方に傾斜することになり、これに対向す
るスライドベルトの傾斜摺動板も同一傾斜となる。

【００２２】棚フレーム（12）（13）の前縁部には、ス
ライドベルト（16）に近接して中央部から幅方向に延び
るロッド（20）を配置しており、ロッド（20）の左右端
部は前記棚フレーム（13）から外方に突出させ、先端に
位置決めローラ（21）を回動自在に取り付けている。

【００２３】各ロッド（20）は、スライドベルト（16）
の内面側に所定間隙を有するよう、棚フレーム（13）と
一体成形で立設したリブ（22）間に左右方向への移動の
みを許容して配設されており、棚フレームの中央部にお
ける各ロッド（20）の端部には少許間隙を形成して前方
に突出する摘み（23）を設けている。各摘み（23）間は
バネ（24）によって連結されているとともに、摘み（2
3）は棚フレーム（13）に形成した内側リブ（25）およ
び外側リブ（26）によって幅方向の伸縮寸法を規制され
ており、これによって、ロッド（20）の左右端は所定寸
法伸縮できるように形成されている。

【００２４】前記摘み（23）の操作によるロッド（20）
の伸縮作用で、垂直ガイド溝（10）の係止凹孔（10ａ）
から前記位置決めローラ端面に形成した凸部（21ａ）を
離脱し、または係合することによって、前記回動自在の
位置決めローラ（21）は、前記棚フレームの垂直ガイド
溝（10）内面に形成している凹凸面とローラ（21）外面
に設けた凹凸成形との係合によって、上下移動可能に保
持されるものであり、位置決めローラ端面の凸部（21
ａ）と垂直ガイド溝の係止凹孔（10ａ）との係合によ
り、例えば、５段階の高さ位置調整ができる。

【００２５】上記構成による上下可動棚（６）は、棚フ
レーム（13）の前端にリブ（22）を利用して位置決めロ
ーラ（21）を取り付けたロッド（20）をはめ込むととも
に、ガイドリブ（15）と回転ギア（17）にスライドベル
ト（16）はめ込み、これに上部の棚フレーム（12）を重
ねて嵌合することで棚としての組み立てを完了するもの
であり、この組立体を内箱側壁の棚支え（７）に係合保
持することで、冷蔵庫本体に対する上下可動棚の取り付
けが完了する。

【００２６】したがって、上下可動棚（６）あるいはそ
の下部の載置棚（５）に食品などを収納する際に、上下
の棚の間隔が狭くて下方の棚上に収納できず、棚間隔を
変えたいような場合や、上部の棚（６）位置が高くて食
品などの収納取り出しが困難な場合には、摘み（23）を
操作することでロッド（20）の幅寸法を縮め、位置決め
ローラ（21）の凸部（21ａ）を係止凹孔（10ａ）から離
脱させることで、垂直ガイド溝（10）内におけるローラ
（21）をフリーの状態にし、この状態を保持したまま、
操作ノブ（18）を把持して、スライドベルト（16）を左
右いずれかの方向に摺動させれば、棚支え（７）の傾斜
ガイド（９）に沿ってその緩い傾斜面上を傾斜摺動板
（19）が摺動することになり、これに移動にともなって
スライドベルト（16）が上方あるいは下方に移動する。

【００２７】そして、棚フレーム（13）とガイドリブ
（22）間に保持されたロッド（20）両端の位置決めロー
ラ（21）は、垂直のガイド溝（10）内で、前後移動を阻
止された状態で上方あるいは下方に移動することにな
り、その結果、棚本体（６）は、棚フレーム（12）（1
3）とともにスムーズに上方あるいは下方に垂直移動す
ることになる。

【００２８】その後、使用者が希望する棚高さ位置で摘
み（23）の押圧を解除することで、バネ（24）によって
ロッド（20）が伸張し、位置決めローラ（21）の凸部
（21ａ）を垂直ガイド溝（10）の係止凹孔（10ａ）に係
合させることで、棚本体（６）は冷蔵室（２）内の所定
高さ位置に保持される。このとき、スライドベルト（1
6）の傾斜摺動板（19）は、内箱奥行き方向の前後２箇
所に亙って左右壁面のそれぞれの傾斜ガイド（９）
（９）に支持されているため、前記位置決めローラ（2
1）の位置決め動作と相俟って、所定の高さ位置に水平
状態を保って支持されるものである。

【００２９】上記実施例の場合、摘み（24）により位置
決めローラ（21）のロックを解除して操作ノブ（18）を
左方向に摺動させれば、スライドベルト（16）は棚フレ
ーム（12）（13）に沿って右回りに回動することにな
り、左側壁の傾斜摺動板（19）は傾斜ガイド（９）によ
って、例えば、図３に実線で示す最下部の位置から後方
へ上方に傾斜して移動し、最終的には２点鎖線で示す上
部位置まで移動する。

【００３０】このとき、図示しない右側壁の傾斜摺動板
は、冷蔵室の前方に向かって上方へ傾斜しながら移動す
るが、位置決めローラ（21）は垂直ガイド溝（10）内
を、実線の底位置から２点鎖線の上部位置まで、傾斜摺
動板（19）が傾斜ガイドの上面水平面に係止するまで、
棚本体（６）を垂直に上昇させることができるものであ
る。また、棚（６）を下降させる場合は、上記と逆に操
作ノブ（18）を右方向へ摺動させればよい。

【００３１】なお、上記実施例においては、ロッド端の
位置決めローラ（21）の端面に凸部（21ａ）を形成し、
棚支えの垂直ガイド溝（10）に係止凹孔（10ａ）を穿設
する構成としたが、これに限らず、凹凸関係を逆にして
もよい。また、位置決めローラ端面と垂直ガイド溝端面
とをラチェット機構で係合させれば無段階で棚位置を変
更することができるものである。

【００３２】

【発明の効果】以上説明したように、請求項１の発明に
よれば、複雑な構造や多数の部品を要することなく安価
な上下移動棚を得ることができ、食品の高さに合わせて
棚位置や棚間隔を自在に変化させて貯蔵室内容積を効率
的に活用することができるとともに、貯蔵品を取り出し
易く載置し易い高さに棚位置を簡単に設定することがで
き、使い勝手を良好にした冷蔵庫を得ることができる。

【００３３】請求項２の発明によれば、簡単な構成で上
下可動棚の水平状態を保持できるとともに、請求項３記
載の発明によれば、棚の奥行き寸法を利用して軽い力で
棚を上下移動することができる。

【００３４】請求項４の発明によれば、棚を上下移動す
る際の係止ロックの解除や所定高さ位置への固定ロック
作業を簡単におこなうことができるものであり、請求項
５記載の発明によれば、簡単な機構で上下移動棚を所定
位置に確実に保持固定できる効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態を示す冷蔵庫要部の斜視図
である。

【図２】図１における上下可動棚構成の詳細を示す要部
の斜視図である。

【図３】図１における上下可動棚部の平面図である。

【図４】図２における棚支えガイド部のＡ矢視方向から
の断面図である。

【図５】従来の一般的冷蔵庫を示す縦断面図である。

【符号の説明】

１…冷蔵庫本体２…冷蔵室３…外
箱４…内箱５…載置棚６…上
下可動棚７…棚支え８、９…傾斜ガイド 10…垂
直ガイド溝 10ａ…係止凹孔 11…上下移動機構 12、13
…棚フレーム 14…棚板 15…ガイドリブ 16…スラ
イドベルト 17…回転ギア 18…操作ノブ 19…傾
斜摺動板 20…ロッド 21…位置決めローラ 21ａ…
凸部 22…リブ 23…摘み 24…バ
ネ 25、26…リブ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】貯蔵室の左右側壁面に左右点対称に配置
された傾斜ガイドを有する棚支えと、この棚支えに対向
して貯蔵室内に水平配置され載置棚部を設けた上下の棚
フレームと、棚フレームの枠形状に沿ってガイドリブに
より摺動自在に配置したスライドベルトと、スライドベ
ルトの前記棚支えの傾斜ガイドに対向する位置に傾斜方
向を同一にして固着された傾斜摺動板と、上下の棚フレ
ームの前縁から棚側端の幅方向に突出するとともに少許
伸縮自在に設けられ前記傾斜摺動板の傾斜移動に伴って
垂直移動し所定位置で棚支えに係止することで棚位置を
規制するローラとからなり、前記スライドベルトを摺動
させることで傾斜摺動板を棚支えの傾斜ガイドに沿って
移動させ、棚フレームを貯蔵室内で上下移動可能に配設
したことを特徴とする冷蔵庫。
【請求項２】スライドベルトに固着した傾斜摺動板
は、貯蔵室の左右側壁面の前後に亙って複数配置した傾
斜ガイドに対向させたことを特徴とする請求項１記載の
冷蔵庫。
【請求項３】棚支えの傾斜ガイド部における傾斜寸法
は、ローラの上下可動高さ寸法に対して充分奥行き寸法
の長い緩い傾斜面としたことを特徴とする請求項１また
は２記載の冷蔵庫。
【請求項４】ローラは、棚フレーム前端中央のロッド
間に設けたバネにより常時棚支え方向に付勢されてお
り、バネ部に設けた摘み片により幅方向に伸縮させるよ
うにしたことを特徴とする請求項１記載の冷蔵庫。
【請求項５】棚フレームの上下位置は、ローラの側端
に設けた凸状または凹状の係合部と、ローラに対向する
棚支えに垂直方向に設けたローラガイド溝の奥壁に上下
に設けた複数の係止部との係合により規制したことを特
徴とする請求項１乃至４のいずれかに記載の冷蔵庫。