JP2003294030A - 複列玉軸受および複列玉軸受の組立方法 - Google Patents

複列玉軸受および複列玉軸受の組立方法

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JP2003294030A JP2002101171A JP2002101171A JP2003294030A JP 2003294030 A JP2003294030 A JP 2003294030A JP 2002101171 A JP2002101171 A JP 2002101171A JP 2002101171 A JP2002101171 A JP 2002101171A JP 2003294030 A JP2003294030 A JP 2003294030A
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Toshihiro Kawaguchi
敏弘 川口
Hideo Ueda
英雄 上田
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンデム型の複列玉軸受においては、予め環
状壁に取付けられている外輪部材に対して内輪部材と複
列の玉とを組品としたものを組込むようにしているの
で、玉の組込みを円滑に行なうことができない場合が考
えられる。 【解決手段】 複列玉軸受10を、内輪部材13と保持
器19を介して内輪部材13に組付けられた一方列の玉
群15とから成る内輪側組品21と、外輪部材11と保
持器20を介して外輪部材11に組付けられた他方列の
玉群16とから成る外輪側組品22とから構成している
ので、ディファレンシャル装置の組立に際し、外輪側組
品22に対して内輪側組品21を組付ける場合、他方の
玉18を、一方の玉17の軌道面を通過させる必要がな
く、他方の玉18が外輪部材11の内周面の段付き部分
で傷付くことがなく、また円滑に組付けることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両に搭載
されるディファレンシャル装置等に用いられる複列玉軸
受および複列玉軸受の組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のディファレンシャル装置
60の断面構造を示している。このディファレンシャル
装置60は、そのディファレンシャルケース61内に、
ピニオン軸(ドライブピニオン)63を有する。このピ
ニオン軸63は、軸心方向に離間して配置される一対単
列の円錐ころ軸受65,66によって、軸心回りに回転
自在に支持されている。ピニオン軸63の端部に、不図
示のプロペラシャフトに連結されるコンパニオンフラン
ジ64が設けられている。
【0003】このようなディファレンシャル装置60を
組立てる際は、概略次のようにして行う。 ディファレンシャルケース61内に形成されている環
状壁67,68に、両側の円錐ころ軸受65,66の外
輪部材69,70を圧入する。 ピニオン軸63のピニオンギヤ62側に、円錐ころ軸
受65の内輪部材71およびころ73の組品における、
内輪部材71を圧入する。 ピニオン軸63をディファレンシャルケース61の一
側から挿入し、一側の円錐ころ軸受65の外輪部材69
の軌道面に、組品のころ73を嵌め込む。 他側の円錐ころ軸受66の外輪部材70に、他側の内
輪部材72およびころ74の組品におけるころ74が、
外輪部材70の外輪軌道面に嵌合するよう、内輪部材7
2をピニオン軸63に圧入する。 ピニオン軸63の外端部にナット75を螺合し、ピニ
オンギヤ62とコンパニオンフランジ64の間で両側の
円錐ころ軸受65,66の各ころ73,74に対して所
定の予圧を付与する。
【0004】上記ディファレンシャル装置60では、ピ
ニオン軸63を回転自在に支持する軸受が円錐ころ軸受
65,66からなっている。特に、スラスト荷重の大き
なピニオンギヤ62側の円錐ころ軸受65には大きな摩
擦抵抗が働く。このため回転トルクが大きくなり、ディ
ファレンシャル装置60の効率が低下するといった課題
がある。そこで、ピニオンギヤ62側の軸受を、円錐こ
ろ軸受65に代えてタンデム型の複列玉軸受(例えば複
列アンギュラ玉軸受)を用いることが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでピニオンギヤ
62側、すなわち一側の円錐ころ軸受65を複列玉軸受
に代えて用いる場合であっても、上記〜で述べた工
程は変更しないことが、ディファレンシャル装置60の
組立上望ましい。そこで、上記〜で述べた工程を、
複列玉軸受を用いる場合に適用させると次のようにな
る。 ディファレンシャルケース61内に形成されている環
状壁67,68に、一側の複列玉軸受の外輪部材を圧入
するとともに、他側の円錐ころ軸受66の外輪部材70
を圧入する。 ピニオン軸63のピニオンギヤ62側に、一側の複列
玉軸受の内輪部材、および複列の玉の組品における内輪
部材を圧入する。 ピニオン軸63をディファレンシャルケース61の一
側から挿入し、一側の複列玉軸受外輪部材の軌道面に、
組品における複列の玉を嵌め込む。 他側の円錐ころ軸受66の外輪部材70に、他側の内
輪部材72およびころ74の組品におけるころ74が、
外輪部材70の外輪軌道面に嵌合するよう、内輪部材7
2をピニオン軸63に圧入する。 ピニオン軸63の外端部にナット75を螺合し、ピニ
オンギヤ62とコンパニオンフランジ64の間で複列玉
軸受の玉、円錐ころ軸受66のころ74に対して所定の
予圧を付与する。
【0006】このように、一側の円錐ころ軸受65の代
わりにタンデム型の複列玉軸受を用いる場合では、予め
環状壁67に取付けられている外輪部材に対して組品と
した両列の玉を組込むようになる。従って、他方列の玉
を、予め環状壁67に装着されている外輪部材69にに
おける階段状の内周面を通過させなければならないた
め、玉の組込みを円滑に行なうことができない場合が考
えられる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の複列玉軸受は、ピッチ円直径がそれぞれ異
なる軸方向複列の玉群を有し、内輪部材、およびその外
周面に形成した大径側内輪軌道面または小径側内輪軌道
面のうちの何れか一方の内輪軌道面に組付けられた一方
列の玉群を含む内輪側組品と、外輪部材、およびその内
周面に形成した大径側外輪軌道面または小径側外輪軌道
面のうちの何れか一方の外輪軌道面に組付けられた他方
列の玉群を含む外輪側組品とを備え、前記一方列の玉群
が、外輪部材の他方の外輪軌道面に嵌合されるよう、か
つ他方列の玉群が、内輪部材の他方の内輪軌道面に嵌合
されるよう前記内輪側組品と外輪側組品とが軸心方向か
ら組付けられてなる。
【0008】上記構成の複列玉軸受は、内輪部材に、そ
の外周面に形成した大径側内輪軌道面または小径側内輪
軌道面のうちの何れか一方の内輪軌道面に一方列の玉群
を組付けて内輪側組品とし、外輪部材に、その内周面に
形成した大径側外輪軌道面または小径側外輪軌道面のう
ちの何れか一方の外輪軌道面に他方列の玉群を組付けて
外輪側組品として、一方列の玉群が、外輪部材の他方の
外輪軌道面に嵌合されるよう、かつ他方列の玉群が、内
輪部材の他方の内輪軌道面に嵌合されるよう内輪側組品
と外輪側組品とを軸心方向から組付けるようにして組立
てる。
【0009】このように、複列玉軸受の内輪部材と外輪
部材とに別々に玉群を振分けて組付けておくことによ
り、内輪側組品と、外輪側組品との組付けの際に、玉群
の軸心方向の移動距離が小さくなるので、組付け作業が
容易になる。
【0010】また、上記課題を解決するために、本発明
の複列玉軸受は、ピッチ円直径がそれぞれ異なる軸方向
複列の玉群を有し、内輪部材、およびその外周面に形成
した大径側内輪軌道面に組付けられた一方列の玉群を含
む内輪側組品と、外輪部材、およびその内周面に形成し
た小径側外輪軌道面に組付けられた他方列の玉群を含む
外輪側組品とを備え、前記一方列の玉群が、外輪部材の
内周面に形成した大径側外輪軌道面に嵌合されるよう、
かつ他方列の玉群が、内輪部材の内周面に形成した小径
側内輪軌道面に嵌合されるよう前記内輪側組品と外輪側
組品とが軸心方向から組付けられてなる。
【0011】上記構成の複列玉軸受は、内輪部材に、そ
の外周面に形成した大径側内輪軌道面に一方列の玉群を
組付けて内輪側組品とし、外輪部材に、その内周面に形
成した小径側外輪軌道面に他方列の玉群を組付けて外輪
側組品として、一方列の玉群が、外輪部材の内周面に形
成した大径側外輪軌道面に嵌合されるよう、かつ他方列
の玉群が、内輪部材の外周面に形成した小径側内輪軌道
面に嵌合されるよう内輪側組品と外輪側組品とを軸心方
向から組付けるようにして組立てる。
【0012】ところで、内輪部材に両列の玉群を組付け
ておき、これを外輪部材に組込む場合は、何れかの列の
玉群を、組込み方向手前側の軌道面を通過させなければ
ならない。このような場合、特にタンデム型と呼ばれる
複列玉軸受では、軌道面に段部を有するため、外輪部材
に両列の玉群を組付けた組品を組込む場合は、前記段部
に玉が当たる可能性があった。
【0013】これに対し、上記のように、内輪部材の大
径側内輪軌道面に一方列の玉群を組付け、外輪部材の小
径側外輪軌道面に他方列の玉群を組付けるようにして、
内輪部材と外輪部材とに別々に玉群を振分けておくこと
により、内輪側組品と外輪側組品とを組付ける際に、ど
ちらの玉群も外輪軌道面あるいは内輪軌道面を通過させ
ることがないため、内輪部材あるいは外輪部材の段部に
玉が当たるのを防止できる。
【0014】さらに、本発明の複列玉軸受では、前記内
輪側組品は、前記一方列の玉群を保持する保持器を有す
るとともに、この保持器が軸心方向に移動するのを規制
するための係止部を有し、前記外輪側組品は、前記他方
列の玉群を保持する保持器を有するとともに、この保持
器が軸心方向に移動するのを規制するための係止部を有
している。
【0015】この構成の複列玉軸受は、内輪部材の外周
面に対して一方列の玉群を、係止部によって軸心方向に
移動規制された保持器を介して保持させるよう組付けて
内輪側組品とし、外輪部材の内周面に対して他方列の玉
群を、係止部によって軸心方向に移動規制された保持器
を介して保持させるよう組付けて外輪側組品として、前
記内輪側組品と外輪側組品とを軸心方向から組付けるこ
とで組立てられる。
【0016】このように、内輪側組品に、その保持器が
軸心方向に移動するのを規制するための係止部を設け、
外輪側組品に、その保持器が軸心方向に移動するのを規
制するための係止部を設けることにより、内輪側組品、
および外輪側組品の搬送時、あるいは内輪側組品と外輪
側組品との組付け時に、組品がばらけるのを防止でき
る。
【0017】上記のような複列玉軸受は、車両のディフ
ァレンシャル装置のピニオン軸支持用軸受に適用できる
が、これに限定されるものではない。すなわち、軸に内
輪側組品を組付けておき、この軸を、予めハウジング等
の部材に組付けておいた外輪側組品に挿通するように
し、内輪側組品と外輪側組品とを組付けるようにするも
のであれば、ディファレンシャル装置に限らず適用可能
である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の複列玉軸受に係る
実施形態を、図面に基づいて説明する。この実施形態で
は、複列玉軸受を、車両に付設されるディファレンシャ
ル装置のピニオン軸支持用軸受に適用させている。図1
はディファレンシャル装置の概略構成を示す断面図、図
2はピニオン軸支持用軸受装置の部分断面図、図3は複
列玉軸受の組立状態を示す分解断面図である。
【0019】図1に示すように、前記ディファレンシャ
ル装置1は、ディファレンシャルケース2を有する。こ
のディファレンシャルケース2は、フロントケース3と
リヤケース4とからなり、両者3,4は、ボルト・ナッ
ト2aにより取付けられている。このディファレンシャ
ルケース2は、左右の車輪を差動連動する差動変速機構
5、一側にピニオンギヤ6を有するピニオン軸(ドライ
ブピニオン)7を内装している。ピニオンギヤ6は、差
動変速機構5のリングギヤ8に噛合されている。ピニオ
ン軸7の軸部9は、他側ほど一側に比べて小径となるよ
う段状に形成されている。
【0020】ピニオン軸7の軸部9は、その一側を、複
列玉軸受10を介してディファレンシャルケース2に軸
心回りに回転自在に支持されている。ピニオン軸7の軸
部9は、その他側を円錐ころ軸受25を介してディファ
レンシャルケース2に軸心回りに回転自在に支持されて
いる。
【0021】図2に示すように、複列玉軸受10は、単
一の外輪部材11と、この外輪部材11の径方向内方に
配置される単一の内輪部材13と、外輪部材11と内輪
部材13との間に介装されて、ピッチ円直径D1,D2
がそれぞれ異なる一方列の玉群15および他方列の玉群
16と、これら玉群15,16を構成する玉17,18
を、円周方向等配位置に保持する保持器19,20とを
有する。このようにピッチ円直径D1,D2が異なる複
列玉軸受10は、タンデム型の転がり軸受と称される。
【0022】図3に示すように、この複列玉軸受10
は、内輪側組品21と外輪側組品22とから構成される
もので、複列玉軸受10は、これら内輪側組品21と外
輪側組品22を互いに組付けることで構成されている。
内輪側組品21は、内輪部材13と、この内輪部材13
に保持器19を介して円周方向等配位置に保持して組付
けられた一方列の玉群15とから成る。外輪側組品22
は、外輪部材11と、この外輪部材11に保持器20を
介して円周方向等配位置に保持して組付けられた他方列
の玉群16とから成る。
【0023】内輪部材13の外周面途中に各列の玉1
7,18の大径側内輪軌道面17aおよび小径側内輪軌
道面18aが形成され、外輪部材11の内周面途中に各
列の玉17,18の大径側外輪軌道面17bおよび小径
側外輪軌道面18bがそれぞれ形成されている。大径側
内輪軌道面17aおよび小径側内輪軌道面18a間、大
径側外輪軌道面17bおよび小径側内輪軌道面18b間
に、それぞれ平面部13b,11bが形成されている。
この構成により、内輪部材13の外周面は段状に形成さ
れ、外輪部材11の内周面もまた段状に形成されてい
る。
【0024】各列の玉17,18の径を同径として、一
方列の玉群15のピッチ円直径D1に対して他方列の玉
群16のピッチ円直径D2が小さく設定されている。内
輪部材13の外周面他側端部に、他側に向けて順次縮径
する第一の傾斜案内面13aが形成されている。外輪部
材11の外周面一側端部に、一側に向けて順次縮径する
第二の傾斜案内面11aが形成されている。
【0025】円錐ころ軸受25は、単一の外輪部材12
と、この外輪部材12の径方向内方に配置される単一の
内輪部材14と、外輪部材12と内輪部材14との間に
介装される複数個単列のころ26と、これらころ26を
円周方向等配位置に保持する保持器25aとを有する。
この内輪部材14、保持器25aおよび複数個単列のこ
ろ26は、外輪部材12とは別に組品とされて外輪部材
12に組付けられるものである。外輪部材12の内周面
にころ26の外輪軌道面が形成され、内輪部材14の外
周面にころ26の内輪軌道面がそれぞれ形成されてい
る。
【0026】フロントケース3の内方に、軸受装着用の
環状壁27,28が形成されている。複列玉軸受10の
外輪部材11および円錐ころ軸受25の外輪部材12
は、それぞれ環状壁27,28の内周面に嵌着されてい
る。
【0027】複列玉軸受10の内輪部材13は、ピニオ
ン軸7の軸部9の一側端部に圧入されている。円錐ころ
軸受25の内輪部材14は、ピニオン軸7の軸部9の途
中に圧入されている。複列玉軸受10の内輪部材13に
おける端面は、ピニオンギヤ6の端面に軸心方向で当接
している。複列玉軸受10の内輪部材13と、円錐ころ
軸受25の内輪部材14の対向する端面間に、塑性スペ
ーサ33が介装されている。この塑性スペーサ33は、
ピニオン軸7の軸部9の途中に外嵌されている。
【0028】フロントケース3の外壁と一側の環状壁2
7間に、オイル循環路30が形成されており、このオイ
ル循環路30のオイル入口31は、オイル循環路30の
リングギヤ8側に開口され、オイル循環路30のオイル
出口32は、環状壁27,28間に開口されている。
【0029】ディファレンシャル装置1は、コンパニオ
ンフランジ34を有する。このコンパニオンフランジ3
4は、胴部35とこの胴部35に一体的に形成されるフ
ランジ部36とを有する。胴部35は、ピニオン軸7の
軸部9の他側、すなわち不図示のドライブシャフト側に
外嵌するものである。胴部35の一側端面と円錐ころ軸
受25の内輪部材14端面との間に、遮蔽板37が介装
されている。胴部35の外周面とフロントケース3の他
側開口内周面との間に、オイルシール38が配置されて
いる。オイルシール38を覆うためのシール保護カップ
39が、フロントケース3の他側開口部に取付けられて
いる。軸部9の他側外端部にねじ部40が形成され、こ
のねじ部40は、フランジ部36の中心凹部41に突出
している。ねじ部40に、ナット42が螺着されてい
る。
【0030】このように、ねじ部40にナット42を螺
着して塑性スペーサ33を変形させることにより、複列
玉軸受10の内輪部材13および円錐ころ軸受25の内
輪部材14がピニオンギヤ6の端面とコンパニオンフラ
ンジ34の端面とで軸心方向に挟み込まれ、遮蔽板37
および塑性スペーサ33を介して、複列玉軸受10の玉
17,18および円錐ころ軸受25のころ26に対して
所定の予圧が付与される。
【0031】上記構成のディファレンシャル装置1で
は、ディファレンシャルケース2内には、潤滑用のオイ
ル43が運転停止状態においてレベルLにて貯留されて
いる。オイル43は、運転時にリングギヤ8の回転に伴
って跳ね上げられ、フロントケース3内のオイル循環路
30を通って複列玉軸受10および円錐ころ軸受25の
上部に供給されるように導かれ、複列玉軸受10および
円錐ころ軸受25を潤滑するようディファレンシャルケ
ース2内を循環する。
【0032】次に、このようなディファレンシャル装置
1の組立方法を説明する。まず、図3に示すように、複
列玉軸受10では、内輪部材13に対して、一方列の玉
群15を保持器19に保持させた状態で一方の内輪軌道
面、すなわち大径側内輪軌道面17aに嵌合させ、内輪
側組品21としておく。また、外輪部材11に対して、
他方列の玉群16を保持器20に保持させた状態で小径
側外輪軌道面18bに嵌合させ、外輪側組品22として
おく。
【0033】次に、フロントケース3とリヤケース4と
を未だ分離させた状態で、複列玉軸受10における外輪
側組品22の外輪部材11をフロントケース3に組込
む。このとき、外輪側組品22の外輪部材11を、フロ
ントケース3の一側開口から環状壁27に形成されてい
る段部に当たる軸心方向所定位置まで圧入するようにす
る。また、円錐ころ軸受25の外輪部材12を、フロン
トケース3の他側開口から、環状壁28に形成されてい
る段部に当たる軸心方向所定位置まで圧入する。
【0034】これとは別に、内輪側組品21をピニオン
軸7の軸部9に組付けておく。すなわち内輪側組品21
の内輪部材13を、ピニオン軸7の軸部9に圧入し、内
輪側組品21をピニオン軸7の軸部9のピニオンギヤ6
側に位置させておく。
【0035】上記のようにして内輪側組品21を取付け
たピニオン軸7を、その小径側から、またフロントケー
ス3の一側開口から、内輪側組品21の玉17が外輪部
材11の他方の外輪軌道面、すなわち大径側外輪軌道面
17bに嵌合するよう、かつ外輪側組品22の玉18が
内輪部材13の他方の内輪軌道面、すなわち小径側内輪
軌道面18aに嵌合するよう挿入する。このとき、内輪
側組品21側の玉17は、外輪側組品22側の外輪部材
11における第二の傾斜案内面11aに案内されて外輪
部材11の大径側外輪軌道面17bに嵌合する。また、
内輪部材13の第一の傾斜案内面13aは、外輪側組品
22側の玉18に当接し、これにより内輪側組品21
は、外輪側組品22に対して同心に位置決めされるよう
案内されて内輪側組品21は、外輪側組品22に対して
円滑に組込まれる。
【0036】次に、塑性スペーサ33を、フロントケー
ス3の他側開口からピニオン軸7の軸部9に外嵌挿入す
る。続いて、円錐ころ軸受25における内輪部材14、
保持器25aおよびころ26の組品を、フロントケース
3の他側開口からピニオン軸7の軸部9に装着する。こ
の場合、前記組品の内輪部材14をピニオン軸7の軸部
9に圧入するとともに、ころ26を外輪部材12の外輪
軌道面に嵌めるようにする。
【0037】その後、遮蔽板37をフロントケース3の
他側開口からピニオン軸7の軸部9に挿通し、オイルシ
ール38を装着し、シール保護カップ39をフロントケ
ース3の他側開口部に取付け、シール保護カップ39に
コンパニオンフランジ34の胴部35を挿通してその端
面を遮蔽板37に当接させる。続いて、軸部9のねじ部
40にナット42を螺着し、塑性スペーサ33を変形さ
せることにより、複列玉軸受10の両列の玉17,18
および円錐ころ軸受25のころ26に所定の予圧を付与
する。
【0038】上記のように、ピニオン軸7の軸部9を一
側で回転自在に支持するための複列玉軸受10は、内輪
側組品21と外輪側組品22とからなっている。そして
この内輪側組品21は、内輪部材13と、保持器19を
介して内輪部材13に組付けられた一方列の玉群15と
から成り、外輪側組品22は、外輪部材11と、保持器
20を介して外輪部材11に組付けられた他方列の玉群
16とから成るものである。
【0039】このように、外輪側組品22として、外輪
11に予め他方の玉18を組付けておくことにより、デ
ィファレンシャル装置1の組立に際して、外輪側組品2
2に対して内輪側組品21を組付ける場合、他方の玉1
8を、一方の玉17の大径側外輪軌道面17bを通過さ
せるよう移動させる必要がないため、他方の玉18を外
輪部材11の内周面の段付き部分(平面部11bの肩
部)で傷付けるといったことがなくなる。また、内輪側
組品21と外輪側組品22とを組付ける際、他方の玉1
8を移動させることが不要になるので、複列玉軸受10
の組立時に、他方の玉18を外輪部材11の小径側外輪
軌道面18bに嵌合する作業を省くことができ、複列玉
軸受10の組立が容易になる。
【0040】さらに、本発明の実施形態によれば、大き
なスラスト荷重が働くピニオンギヤ6側の転がり軸受と
して、摩擦抵抗の小さい複列玉軸受10を用いたこと
で、従来用いていた円錐ころ軸受に比べて回転トルクが
小さくなる。これにより、ディファレンシャル装置1の
効率を向上させることができる。しかも、単列の玉軸受
でなく、複列玉軸受10を用いたことにより、単列の玉
軸受に比べて負荷容量を大きくすることができ、十分な
支持剛性が得られる。
【0041】加えて、複列玉軸受10として、一方列の
玉群15、すなわちピニオンギヤ6側の玉群15のピッ
チ円直径D1を、他方列の玉群16のピッチ円直径D2
に比べて大きくしたタンデム型の複列玉軸受10を用い
たことにより、より大きなスラスト荷重が働くピニオン
ギヤ6側の玉群16における玉17の数を増加させるこ
とができ、大きな負荷に耐え得る。
【0042】(他の実施形態)図4に示す複列玉軸受1
0は、内輪側組品21と外輪側組品22とを有する。内
輪側組品21の内輪部材13における大径側内輪軌道面
17aおよび小径側内輪軌道面18a間の平面部13b
に、径方向に凹となる溝13cが形成されている。内輪
側組品21における保持器19に、溝13cに嵌合する
突部19aが形成されている。外輪側組品22の外輪部
材11における大径側外輪軌道面17bおよび小径側外
輪軌道面18b間の平面部11bに、径方向に凹となる
溝11cが形成されている。
【0043】内輪側組品21および外輪側組品22にお
ける溝13c,11cおよび突部19a,20aは、そ
れぞれ保持器19,20が軸心方向に移動するのを規制
する係止部となっている。このような溝13cおよび突
部19a、溝11cおよび突部20aは、円周方向に所
定間隔で配置されている。外輪側組品22における保持
器20に、溝11cに嵌合する突部20aが形成されて
いる。内輪側組品21における他の構成、および外輪側
組品22における他の構成は、上記実施形態と同様であ
るので、同一の符号を付してその説明を省略する。ディ
ファレンシャル装置1の他の構成も上記実施形態と同様
であるので、図1を参照するとしてその説明を省略す
る。
【0044】上記構成において、内輪側組品21を組立
てる際、保持器19の突部19aを溝13cに嵌合する
ようにする。外輪側組品22を組立てる際、保持器20
の突部20aを溝11cに嵌合するようにする。このよ
うにすることにより、内輪部材13に対する保持器19
および玉17の組付けが確実になる。また外輪部材11
に対する保持器20および玉18の組付けが確実にな
る。ディファレンシャル装置1の組立方法は、上記実施
形態と同様であるので省略する。
【0045】この実施形態によれば、玉17,18をそ
れぞれ保持する保持器19,20は、それぞれ溝13c
と突部19aの嵌合、溝11cと突部20aの嵌合によ
って軸心方向への移動を阻止されているので、複列玉軸
受10、すなわち内輪側組品21,および外輪側組品2
2の搬送時や内輪側組品21、および外輪側組品22の
組付け時に、内輪側組品21や外輪側組品22の構成部
品がばらけるのを防止することができる。
【0046】これにより、ディファレンシャル装置1の
組立がいっそう容易になる。他の作用効果は上記実施形
態と同様であるので、その説明を省略する。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よれば、内輪側組品と外輪側組品とを組付ける際に、ど
ちらの玉群も外輪軌道面あるいは内輪軌道面を通過させ
ることがなく、従って、玉に対して損傷を与えるのを防
止することができ、かつ組付け作業が容易な複列玉軸受
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示すディファレンシャル
装置の全体構成を示す断面図である。
【図2】 同じく要部拡大断面図である。
【図3】 同じく複列玉軸受の分解断面図である。
【図4】 他の実施形態を示す複列玉軸受の分解断面図
である。
【図5】 従来例を示すディファレンシャル装置の全体
構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ディファレンシャル装置 7 ピニオン軸 9 軸部 10 複列玉軸受 11 外輪部材 11a 第二の傾斜案内面 13 内輪部材 13a 第一の傾斜案内面 15 一方列の玉群 16 他方列の玉群 19 保持器 20 保持器 21 内輪側組品 22 外輪側組品 25 円錐ころ軸受 27 環状壁 28 環状壁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピッチ円直径がそれぞれ異なる軸方向複
    列の玉群を有する複列玉軸受であって、 内輪部材、およびその外周面に形成した大径側内輪軌道
    面または小径側内輪軌道面のうちの何れか一方の内輪軌
    道面に組付けられた一方列の玉群を含む内輪側組品と、 外輪部材、およびその内周面に形成した大径側外輪軌道
    面または小径側外輪軌道面のうちの何れか一方の外輪軌
    道面に組付けられた他方列の玉群を含む外輪側組品とを
    備え、 前記一方列の玉群が、外輪部材の他方の外輪軌道面に嵌
    合されるよう、かつ他方列の玉群が、内輪部材の他方の
    内輪軌道面に嵌合されるよう前記内輪側組品と外輪側組
    品とが軸心方向から組付けられてなる、ことを特徴とす
    る複列玉軸受。
  2. 【請求項2】 ピッチ円直径がそれぞれ異なる軸方向複
    列の玉群を有する複列玉軸受であって、 内輪部材、およびその外周面に形成した大径側内輪軌道
    面に組付けられた一方列の玉群を含む内輪側組品と、 外輪部材、およびその内周面に形成した小径側外輪軌道
    面に組付けられた他方列の玉群を含む外輪側組品とを備
    え、 前記一方列の玉群が、外輪部材の内周面に形成した大径
    側外輪軌道面に嵌合されるよう、かつ他方列の玉群が、
    内輪部材の内周面に形成した小径側内輪軌道面に嵌合さ
    れるよう前記内輪側組品と外輪側組品とが軸心方向から
    組付けられてなる、ことを特徴とする複列玉軸受。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の複列玉軸
    受において、 前記内輪側組品は、前記一方列の玉群を保持する保持器
    を有するとともに、この保持器が軸心方向に移動するの
    を規制するための係止部を有し、 前記外輪側組品は、前記他方列の玉群を保持する保持器
    を有するとともに、この保持器が軸心方向に移動するの
    を規制するための係止部を有している、ことを特徴とす
    る複列玉軸受。
  4. 【請求項4】 ピッチ円直径がそれぞれ異なる軸方向複
    列の玉群を有する複列玉軸受の組立方法であって、 内輪部材に、その外周面に形成した大径側内輪軌道面ま
    たは小径側内輪軌道面のうちの何れか一方の内輪軌道面
    に一方列の玉群を組付けて内輪側組品とし、 外輪部材に、その内周面に形成した大径側外輪軌道面ま
    たは小径側外輪軌道面のうちの何れか一方の外輪軌道面
    に他方列の玉群を組付けて外輪側組品として、 前記一方列の玉群が、外輪部材の他方の外輪軌道面に嵌
    合されるよう、かつ他方列の玉群が、内輪部材の他方の
    内輪軌道面に嵌合されるよう前記内輪側組品と外輪側組
    品とを軸心方向から組付ける、ことを特徴とする複列玉
    軸受の組立方法。
  5. 【請求項5】 ピッチ円直径がそれぞれ異なる軸方向複
    列の玉群を有する複列玉軸受の組立方法であって、 内輪部材に、その外周面に形成した大径側内輪軌道面に
    一方列の玉群を組付けて内輪側組品とし、 外輪部材に、その内周面に形成した小径側外輪軌道面に
    他方列の玉群を組付けて外輪側組品として、 前記一方列の玉群が、外輪部材の内周面に形成した大径
    側外輪軌道面に嵌合されるよう、かつ他方列の玉群が、
    内輪部材の外周面に形成した小径側内輪軌道面に嵌合さ
    れるよう前記内輪側組品と外輪側組品とを軸心方向から
    組付ける、ことを特徴とする複列玉軸受の組立方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5記載の複列玉軸
    受の組立方法において、 内輪部材の外周面に対して、一方列の玉群を係止部によ
    って軸心方向に移動規制された保持器を介して保持させ
    るよう組付けて内輪側組品とし、 外輪部材の内周面に対して、他方列の玉群を係止部によ
    って軸心方向に移動規制された保持器を介して保持させ
    るよう組付けて外輪側組品として、 前記内輪側組品と外輪側組品とを軸心方向から組付け
    る、ことを特徴とする複列玉軸受の組立方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012241853A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Nsk Ltd タンデムアンギュラ型玉軸受及びタンデムアンギュラ型玉軸受用外輪組立体

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