JP2003293653A - アシスト機能付スライド扉 - Google Patents

アシスト機能付スライド扉

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JP2003293653A
JP2003293653A JP2002093798A JP2002093798A JP2003293653A JP 2003293653 A JP2003293653 A JP 2003293653A JP 2002093798 A JP2002093798 A JP 2002093798A JP 2002093798 A JP2002093798 A JP 2002093798A JP 2003293653 A JP2003293653 A JP 2003293653A
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Osamu Kagotani
修 籠谷
Takeshi Fuda
健 布田
Kazuo Maejima
一雄 前島
Jiyuboku Hirono
寿木 廣野
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KYOWA MOKKO KK
Building Research Institute
Nabco Ltd
Taiyo Kogyo Co Ltd
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KYOWA MOKKO KK
Building Research Institute
Nabco Ltd
Taiyo Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縁側の廊下の間仕切りやベランダ扉等の、外
界に面して設けられてスライド自在に支持される扉に対
して、人力による開閉操作を容易に行えるようにすると
ともに、給電して開閉駆動を行うことも容易に実現でき
るアシスト機能付スライド扉を提供する。 【解決手段】 太陽電池7及び太陽電池7を保持するガ
ラス板8を有する太陽電池パネル9と、太陽電池パネル
9が組み込まれ、スライド自在に支持される扉体(2、
3)と、扉体(2、3)に設けられて、人が開閉操作を
行う際の操作力を検出する操作力センサーと、太陽電池
パネル9で発電された電力により駆動可能なモータ5
と、前記操作力センサーで感知された人の操作力に応じ
て、人の操作力をアシストするようモータ5の駆動力を
制御する制御装置16と、を備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライド自在に支
持される扉体を有し、人が開閉操作を行う際の操作力を
アシストする機能を備えるアシスト機能付スライド扉に
関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス板が組み込まれ、スライド自在に
支持されて開閉される扉が、縁側の廊下の間仕切りやベ
ランダ扉などによく用いられる。このような扉は、外界
に面しており、断熱性を向上させて保温機能を確保する
観点から重厚に作られる場合も多い。しかし、人力のみ
によって開閉操作を行うと、その操作を行う者にとって
操作力が負担となる場合も多い。例えば、操作者が、老
人や子供、身体障害者の場合などである。そこで、この
ような扉の開閉操作を容易にするため、人の操作力をア
シストするように開閉駆動を行うアシスト機能付のスラ
イド扉を適用することが考えられる。すなわち、アシス
ト開閉駆動用のモータを備えさせることで、人力による
操作性を向上させるとともに、駆動モータの容量も小さ
くて済むことが望まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、駆動モ
ータへ給電するには、外部電源と接続される配線等の付
帯設備が必要となるため、ベランダや縁側等に設けられ
ることや扉がスライド移動されるものであることが制約
となり、電源をとることが難しい。また、外部電源から
給電する配線を敷設せず、駆動電源としての蓄電体をス
ライド扉に設ける場合、定期的に蓄電体へ充電すること
が必要となり手間を要する。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みることにより、
縁側の廊下の間仕切りやベランダ扉等の、外界に面して
設けられてスライド自在に支持される扉に対して、人力
による開閉操作を容易に行えるようにするとともに、給
電して開閉駆動を行うことも容易に実現できるアシスト
機能付スライド扉を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載のアシスト機能付スライド扉は、太
陽電池及びこの太陽電池を保持するガラス板を有する太
陽電池パネルと、前記太陽電池パネルが組み込まれ、ス
ライド自在に支持される扉体と、前記扉体に設けられ
て、人が開閉操作を行う際の操作力を検出する操作力セ
ンサーと、前記太陽電池パネルで発電された電力により
駆動可能なモータと、前記操作力センサーで感知された
人の操作力に応じて、人の操作力をアシストするよう前
記モータの駆動力を制御する制御装置と、を備えること
を特徴とする。
【0006】この構成によると、ガラス板に保持された
太陽電池によって、外界から扉に照射される太陽光等の
光エネルギーが電気に変換されてモータの駆動電力とし
て取り出される。すなわち、日当たりが良好な場所に設
置されることを利用し、扉体に太陽電池パネルを組み込
むことで、この太陽電池パネルにモータの駆動電源とし
ての役割とガラス窓としての役割とを兼ねさせることが
できる。このため、外部電源に接続するための配線の敷
設や、定期的な蓄電体へ充電も不要となる。したがっ
て、人力による開閉操作を容易に行えるようにするとと
もに、給電して開閉駆動を行うことも容易に実現できる
アシスト機能付スライド扉を得ることができる。また、
太陽電池を用いるため、省エネルギーの観点からも望ま
しい。
【0007】請求項2に記載のアシスト機能付スライド
扉は、請求項1において、前記扉体は、木製の扉枠を備
えることを特徴とする。
【0008】この構成によると、扉枠が木製であるた
め、断熱性に優れたアシスト機能付スライド扉を得るこ
とができる。
【0009】請求項3に記載のアシスト機能付スライド
扉は、請求項1または2において、前記扉体は、ベラン
ダや縁側等に設けられる扉体であることを特徴とする。
【0010】この構成によると、日当たりが良好なベラ
ンダや縁側等に設けられることで、太陽光等の光エネル
ギーを効率よくモータ駆動用の電力に変換することがで
きる。
【0011】請求項4に記載のアシスト機能付スライド
扉は、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記モータを
駆動可能な補助電源として、商用電源を用いることがで
きることを特徴とする。
【0012】この構成によると、夜間や天候が良好でな
い場合に、太陽電池で発電された電力の蓄電が十分でな
いときであっても、商用電源を補助電源として用いるこ
とができるため、常時、アシスト機能付スライド扉とし
て使用することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。図1及び図2は、本実
施形態に係るアシスト機能付スライド扉1(以下、単に
「スライド扉1」ともいう)を示す模式図であって、図
1はスライド扉1の正面図、図2は図1のA−A'線矢
視断面図である。このスライド扉1は、縁側の廊下の間
仕切りやベランダ扉等の、外界に面するように設けられ
てスライド自在に支持される扉体に対して適用されるも
のである。
【0014】図1及び図2において、スライド扉1は、
スライド自在に支持される扉体2、3を有し、引き違い
扉として構成されている。即ち、扉体2及び3は、とも
に図示しないスライド機構により開閉自在になってい
る。このスライド機構としては、例えば、扉体2、3の
上方に配置された無目4内に設けられるレール(図示せ
ず)上に移動可能に支持される戸車(図示せず)を保持
する吊金具(図示せず)が、扉体2、3の上端部に取り
付けられている機構等が用いられる。また、必要に応
じ、扉体2、3の下方にも、図示しないレールが設けら
れ、扉体2、3の下端部にこのレール上を移動可能に扉
体2、3を支持する図示しない戸車が取り付けられる。
【0015】扉体2、3の開閉操作は、人力により行う
ものであるが、人の操作力に応じて人の操作力をアシス
トするように、無目4内に設けられるモータ5によって
も開閉駆動が行われる。モータ5による扉体2、3の開
閉駆動は、例えば、無目4内に駆動プーリと従動プーリ
とそれらに架け渡されるタイミングベルトとを設け(図
示せず)、前記吊金具をタイミングベルトに取り付け
て、モータ5で駆動プーリを回転駆動させることで行わ
れる。また、モータ5で戸車等を直接駆動すること(自
走式)によって扉体2、3を開閉駆動できるものであっ
てもよい。
【0016】本実施形態に係るアシスト機能付スライド
扉1は、後述するアシスト機能により人力による扉体
2、3の開閉操作を容易に行えるようにするものである
が、アシスト駆動するモータ5の電源は、同じく無目4
内に配設されるバッテリ6から供給されており、このス
ライド扉1は、バッテリ6への蓄電のための給電を容易
に行うことができるものである。
【0017】まず、アシスト機能付スライド扉1の構成
について説明する。図1及び図2において、スライド扉
1は、扉体2及び3と、その上部に設けられる無目4と
を備えている。扉体2及び3は、スライド自在に支持さ
れる木製の扉枠2a及び3aをそれぞれ備えている。そ
して、この扉枠2a、3aには、太陽電池7及びこの太
陽電池7を保持するガラス板8を有する複数枚の太陽電
池パネル9が、嵌め込まれている。また、扉枠2a、3
aには、各太陽電池パネル9と略平行に他のガラス板1
0も嵌め込まれている。
【0018】扉枠2a、3aには、太陽電池パネル9及
び他のガラス板10が嵌め込まれる複数の長方形の開口
部11がそれぞれ設けられている。図1では、上下(高
さ)方向に3個の開口部11がそれぞれ形成されている
場合を例示している。そして、扉枠2a、3aの高さ方
向の略中央付近には、取っ手12がそれぞれ戸先側の内
外両側に設けられている。この取っ手12には、図示し
ない感圧センサーが取り付けられており、この感圧セン
サーが、人が取っ手12に手をかけて開閉操作を行う際
の操作力を検出する操作力センサーとなる。すなわち、
人(操作者)が、取っ手12に手をかけて操作すると、
操作力センサーがその操作圧を検出し、操作圧に比例し
た電圧指令が、後述する制御装置16へと伝達される。
そして、この指令に基づき、制御装置16によってモー
タ5の駆動力が制御され、操作された扉体2又は3を開
閉するアシスト駆動が行われるものである。なお、この
アシスト機能については、後述する。
【0019】扉体2、3にそれぞれ組み込まれる太陽電
池パネル9は、各開口部11をそれぞれ完全に覆うよう
に嵌め込まれており、この太陽電池パネル9と、同じく
開口部11に嵌め込まれた他のガラス板10との間で空
間部13が形成されている(図2参照)。この空間部1
3が、屋内100側と屋外101側との間の断熱層を形
成している。
【0020】太陽電池パネル9の太陽電池7は、後述す
るようにフィルム状に形成されており、他のガラス板1
0と対向する太陽電池パネル9のガラス板面に接着材等
で貼り付けられて保持されている。すなわち、太陽電池
7は、太陽電池パネル9のガラス板8と他のガラス板1
0と間に介在するよう配置されている。このため、外界
と遮断され、太陽電池7の保護も図られている。
【0021】太陽電池7は、樹脂製の透明な薄い基板上
に素子ブロックを設けたものであり、半透明のフィルム
状に形成され、所定の曲率で丸めたり曲げたりすること
ができるものである。太陽電池7の素子ブロックは、太
陽光を受けてその光エネルギーを直接電気に変換する素
子で構成され、この素子は、例えば、単結晶、多結晶、
もしくはアモルファスのシリコンによるpn結合素子で
ある。そして、各太陽電池7の両側にはそれぞれプラ
ス、マイナスの出力配線14、15が接続されている。
これらの出力配線14、15は、各太陽電池7から、プ
ラス側とマイナス側でそれぞれ束ねられて、無目4に設
けられるバッテリ6へと接続されている。出力配線1
4、15は、銅やアルミ線製である。
【0022】各太陽電池パネル9にて光エネルギーから
変換された電気は、出力配線14、15を通じて給電さ
れ、バッテリ6へと蓄電される。すなわち、バッテリ6
が、扉体2、3の駆動用電源としての2次電池となるも
のである。
【0023】また、無目4には、上述したバッテリ6の
他に、インバータ17と、制御装置16と、モータ5と
が備えられている。モータ5は、太陽電池パネル9で発
電されてバッテリ6へと蓄電された電力により駆動可能
となっており、制御装置16によりモータ5の駆動力が
制御される。そして、バッテリ6は、直流電源であるた
め、途中インバータ17により交流へと変換されて制御
装置16へと給電される。
【0024】制御装置16では、取っ手12に取り付け
られた操作力センサーで感知された人の操作力に応じ
て、人の操作力をアシストするようモータ5の駆動力を
制御するアシスト機能が発揮される。具体的には、ま
ず、人が取っ手12を操作することで操作力センサーに
より検出された操作圧に比例して発せられる電圧指令を
制御装置16が受信する。この受信した電圧指令に基づ
き(電圧値の大きさに基づき)、制御装置16では、モ
ータ5の回転速度指令が作成される。これにより、人の
操作力が小さい場合(即ち、受信した指令電圧値が小さ
い場合)は、低速の回転速度指令がモータ5へと与えら
れ、操作された扉体2又は3が低速でスライド移動する
ようにアシスト駆動が行われるよう調整されている。一
方、人の操作力が大きい場合(即ち、受信した指令電圧
値が大きい場合)は、高速の回転速度指令がモータ5へ
と与えられ、操作された扉体2又は2が高速でスライド
移動するようにアシスト駆動が行われるよう調整されて
いる。なお、各取っ手12には、開閉操作の両方向の操
作力をそれぞれ検出できるように、操作力センサーが複
数設けられており、いずれの操作力センサーが操作力を
感知したかによって、人が開閉操作した扉体とその方向
が制御装置16にて認識される。
【0025】また、モータ5はバッテリ6の蓄電力によ
って駆動されるものであるが、このスライド扉1におい
ては、モータ5を駆動可能な補助電源として外部の商用
電源18も用いることができるようになっている。すな
わち、図1に示すように、商用電源18と配線19を介
して接続されることで、直接制御装置16を介してモー
タ5へ給電することができるようになっている。これに
より、夜間や天候が良好でない場合に、太陽電池7で発
電された電力の蓄電が十分でないときであっても、常
時、アシスト機能付スライド扉として使用することがで
きる。
【0026】つぎに、アシスト機能付スライド扉1の作
動について説明する。スライド扉1が適用された引き違
い扉(2、3)は、前述のように、縁側の廊下の間仕切
りやベランダ扉として設けられている。このため、図2
に示すように、屋外101側に面した扉体2及び3の表
面に対しては、天候の悪い日を除き、日中は太陽光が照
射される。この扉体2、3の表面に照射された太陽光
は、透明な他のガラス板10を通過して太陽電池パネル
9へと到達する。
【0027】太陽電池パネル9へと到達した太陽光は、
太陽電池7に吸収される。そして、前述したように、太
陽電池7にて光エネルギーから電気へと変換され、出力
配線14、15を通じてバッテリ6へと出力される。こ
うして、バッテリ6は、太陽光が扉体2、3に照射され
ている間は、常時蓄電される。したがって、バッテリ6
に対して、外部から定期的に給電する必要もない。ま
た、太陽光を利用するため、省エネルギーの観点でも望
ましい。
【0028】ここで、図1において、扉体2又は3が閉
じられた状態から、図示しない操作者が、取っ手12を
開方向に操作すると、その操作力に応じて操作圧が生じ
る。なお、扉体2又は3が開いた状態から閉方向の操作
を行う場合も同様である。人の操作力に応じ、操作力セ
ンサーによって、前述したように電圧指令が制御装置1
6へと送られ、指令電圧値の大きさに比例したモータ5
の回転速度指令が作成される。そして、制御装置16
で、バッテリ6からの電源供給遮断が解除され、前記指
令に基づいた回転速度でモータ5が駆動されるとともに
図示しないプーリ等も駆動され、操作された側の扉体2
又は3が操作方向にスライド移動される。こうして、ア
シスト駆動が行われ、操作者は、容易に扉体2又は3の
開閉操作を行うことができる。
【0029】以上説明したように、本実施形態に係るア
シスト機能付スライド扉1によると、日当たりが良好な
場所に設置されることを利用し、扉体2又は3に太陽電
池パネル9を組み込むことで、太陽電池パネル9にモー
タ5の駆動電源としての役割とガラス窓としての役割と
を兼ねさせることができる。このため、外部電源に接続
するための配線の敷設や、定期的な蓄電体へ充電も不要
となる。したがって、人力による開閉操作を容易に行え
るようにするとともに、給電して開閉駆動を行うことも
容易に実現できるアシスト機能付スライド扉を得ること
ができる。
【0030】なお、実施の形態は、上述した各実施形態
に限定されるものではなく、例えば、次のように変更し
て実施してもよい。
【0031】(1)本実施形態においては、扉枠は木製
の場合について説明しているが、必ずしもこの通りでな
くてもよく、アルミ製のサッシ等で構成されるものであ
っても本発明は適用できる。
【0032】(2)扉枠に嵌め込まれる太陽電池パネル
の位置や個数、また、ガラス板への太陽電池の貼着方法
や貼着箇所などは、必ずしも本実施形態のとおりでなく
てもよく、種々の形態をとっても本発明の効果を奏し得
る。
【0033】(3)本実施形態では、太陽光が扉体に照
射される場合について説明したが、太陽光以外であって
も、光が定常的に照射される所に設置される扉体であれ
ば、本発明を適用し得る。
【0034】(4)本実施形態においては、2枚の扉体
がそれぞれスライド自在に支持された引き違い扉の場合
について説明しているが、必ずしもこのとおりでなくて
もよい。例えば、スライド自在な1枚の扉体のみを備え
るスライド扉に対しても本発明を適用し得る。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明によると、ガラス板に保
持された太陽電池によって、外界から扉に照射される太
陽光等の光エネルギーが電気に変換されてモータの駆動
電力として取り出される。すなわち、日当たりが良好な
場所に設置されることを利用し、扉体に太陽電池パネル
を組み込むことで、この太陽電池パネルにモータの駆動
電源としての役割とガラス窓としての役割とを兼ねさせ
ることができる。このため、外部電源に接続するための
配線の敷設や、定期的な蓄電体へ充電も不要となる。し
たがって、人力による開閉操作を容易に行えるようにす
るとともに、給電して開閉駆動を行うことも容易に実現
できるアシスト機能付スライド扉を得ることができる。
また、太陽電池を用いるため、省エネルギーの観点から
も望ましい。
【0036】請求項2の発明によると、扉枠が木製であ
るため、断熱性に優れたアシスト機能付スライド扉を得
ることができる。
【0037】請求項3の発明によると、日当たりが良好
なベランダや縁側等に設けられることで、太陽光等の光
エネルギーを効率よくモータ駆動用の電力に変換するこ
とができる。
【0038】請求項4の発明によると、夜間や天候が良
好でない場合に、太陽電池で発電された電力の蓄電が十
分でないときであっても、商用電源を補助電源として用
いることができるため、常時、アシスト機能付スライド
扉として使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るアシスト機能付スライド扉を
示す模式図であって、その正面図を示したものである。
【図2】本実施形態に係るアシスト機能付スライド扉を
示す模式図であって、図1のA−A'線矢視断面図を示
したものである。
【符号の説明】
1 アシスト機能付スライド扉 2、3 扉体 2a、3a 扉枠 4 無目 5 モータ 6 バッテリ 7 太陽電池 8 ガラス板 9 太陽電池パネル 12 取っ手 16 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000204192 太陽工業株式会社 大阪府大阪市淀川区木川東4丁目8番4号 (72)発明者 籠谷 修 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町35番地 株式 会社ナブコ甲南工場内 (72)発明者 布田 健 茨城県つくば市立原1 独立行政法人 建 築研究所内 (72)発明者 前島 一雄 長野県諏訪市小和田南22−2 有限会社 共和木工内 (72)発明者 廣野 寿木 東京都目黒区東山3−22−1 太陽工業株 式会社東京支店内 Fターム(参考) 2E052 AA01 AA02 BA07 CA06 DA01 DA04 DB01 DB04 EA14 EB01 EC01 GA08 GB15 GC01 GC02 GC05 GC06 GD07 KA13 KA15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】太陽電池及びこの太陽電池を保持するガラ
    ス板を有する太陽電池パネルと、 前記太陽電池パネルが組み込まれ、スライド自在に支持
    される扉体と、 前記扉体に設けられて、人が開閉操作を行う際の操作力
    を検出する操作力センサーと、 前記太陽電池パネルで発電された電力により駆動可能な
    モータと、 前記操作力センサーで感知された人の操作力に応じて、
    人の操作力をアシストするよう前記モータの駆動力を制
    御する制御装置と、 を備えることを特徴とするアシスト機能付スライド扉。
  2. 【請求項2】前記扉体は、木製の扉枠を備えることを特
    徴とする請求項1に記載のアシスト機能付スライド扉。
  3. 【請求項3】前記扉体は、ベランダや縁側等に設けられ
    る扉体であることを特徴とする請求項1または2に記載
    のアシスト機能付スライド扉。
  4. 【請求項4】前記モータを駆動可能な補助電源として、
    商用電源を用いることができることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載のアシスト機能付スライド扉。
JP2002093798A 2002-03-29 2002-03-29 アシスト機能付スライド扉 Pending JP2003293653A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008072729A1 (ja) * 2006-12-15 2008-06-19 Nifco, Inc. 電動補助装置
CN101319588B (zh) * 2008-06-22 2011-12-07 王学章 软轮驱动式门窗玻璃滑行器

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