JP2003293331A - 埋込型標識灯装置 - Google Patents

埋込型標識灯装置

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JP2003293331A
JP2003293331A JP2002097663A JP2002097663A JP2003293331A JP 2003293331 A JP2003293331 A JP 2003293331A JP 2002097663 A JP2002097663 A JP 2002097663A JP 2002097663 A JP2002097663 A JP 2002097663A JP 2003293331 A JP2003293331 A JP 2003293331A
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JP2002097663A
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Katsuyuki Ide
勝幸 井手
Yasushi Ishida
康史 石田
Shingo Shinno
真吾 新野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】標識灯具の交換を短時間に行なえるようにした
埋込型標識灯装置を提供する。 【解決手段】光導出窓33とこの光導出窓に向かって投
光するように灯体30に内蔵された光源41を含む光学
ユニット40を備え、取付用の通孔36が形成されてい
る標識灯具Cと、標識灯具を載置するように構成される
と共に、標識灯具の通孔を挿通して突出するように設け
られたボルト体21bとを備え、路面に埋設される基台
Aと、標識灯具側に位置するようにバネ座金Naが予め
取着され、標識灯具の通孔にボルト体が挿通された状態
でボルト体に螺合して標識灯具を基台に締結するナット
体Nと、を具備していることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空港において航空
機のパイロットに対するマーカーライトなどとして用い
たり、道路などに用いたりされる埋込型標識灯装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】埋込型標識灯装置を空港の滑走路等の路
面に設置するための構造として、例えば特願2001−
398582号に示されるように、予め基台を路面に埋
設しておき、基台に直接的または間接的に、標識灯具を
その基台に載置して両者をボルトとナットにより締結さ
せる構成が採用されている。具体的には、標識灯具の周
縁部付近等に、通孔を複数設け、また基台にその通孔に
対応したボルトを植設しておき、標識灯具を基台に載置
させた後、ボルトにナットを螺着させて標識灯具と基台
とを締結させることが多用されている。
【0003】このように、標識灯具に内蔵されたランプ
などの交換を容易とするため、路面に埋設される基台と
を脱着分離可能に構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の埋込型標識灯
装置は、前述のとおり滑走路や道路の路面等に設置され
ることが多く、ランプ交換などのメンテナンス作業を行
う場合、飛行機の離発着や車両の通行を一時的に遮断し
て行わなければならないため、そのメンテナンスに要す
る時間の短縮化が求められている。
【0005】このため、ランプの交換等のメンテナンス
作業に際しては、標識灯具に内蔵されているランプを設
置現場で交換するのではなく、予め新品のランプを標識
灯具に組み込んでおき、この標識灯具ごと現地で交換す
ることなど、その時間短縮が図られている。
【0006】しかしながら、標識灯具の通孔を挿通した
ボルトにナットを螺着させる際には、バネ座金を介装さ
せるが、このバネ座金の介装に手間を要することがあっ
た。同様に、基台に締結されている標識灯具を取り外す
際にも、介装されていたバネ座金が路面に散らばり易
い。路面に散らばったバネ座金を放置しておくと、高速
で離発着する飛行機や車両に損傷を与える危険性がある
ため、このバネ座金を確実に除去する必要性が生じ、メ
ンテナンスに手間取るという問題があった。
【0007】また、標識灯具の光軸は、所定の方向に一
致させる必要があるため、標識灯具を基台を載置する際
には、標識灯具の取付向きを予め定められたとおりとす
る必要がある。しかしながら、一般的には、基台のボル
ト及び標識灯具の通孔は、略均等間隔又は対象位置に配
設されているため、標識灯具の設置向きは、複数通り存
在し、この複数通りの中から、予め定められた取付け向
きに合致するように標識灯具を迅速に基台に載置するこ
とは、現実的には困難であり、標識灯具の取付に手間取
る原因となっていた。
【0008】本発明は、埋込型標識灯の交換作業を短時
間に行ない得るようにして、従来の欠点を除去した埋込
型標識灯装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を達成するための手段】請求項1記載の埋込型標
識灯装置は、光導出窓とこの光導出窓に向かって投光す
るように灯体に内蔵された光源を含む光学ユニットを備
え、取付用の通孔が形成されている標識灯具と、標識灯
具を載置するように構成されると共に、標識灯具の通孔
を挿通して突出するように設けられたボルト体とを備
え、路面に埋設される基台と、標識灯具側に位置するよ
うにバネ座金が予め取着され、標識灯具の通孔にボルト
体が挿通された状態でボルト体に螺合して標識灯具を基
台に締結するナット体と、を具備していることを特徴と
する。
【0010】本発明及び以下の発明において、用語の定
義および技術的意味は次による。
【0011】まず、基台は、路面に埋設されて、配線を
導入するとともに、標識灯具を取り付ける際の基礎を提
供するものである。したがって、複数の成形体で構成さ
れたものでも良く、具体的には、埋設の深さを調整する
ための高さ調整機能を有した別体の成形体やアダプタ部
材などと組み合わされて構成されるものであっても良
い。
【0012】さらに、基台は、標識灯具に電源を供給す
るために、配管内の配線に接続するレセプタクルを内部
に収容させることも可能である。
【0013】次に、本発明の作用について説明する。埋
込型標識灯装置が以上説明した構成を具備していること
により、標識灯具の交換等、標識灯具を基台に取り付け
る際に、このバネ座金を別個に介装する必要がなくな
り、その分手間を省くことができ、また、基台に締結さ
れている標識灯具を取り外す際にも、介装されていたバ
ネ座金が路面に散らばることを未然に防ぐことができる
ようになる。
【0014】請求項2記載の埋込型標識灯装置は、光導
出窓とこの光導出窓に向かって投光するように灯体に内
蔵された光源を含む光学ユニットを備え、取付用の通孔
が複数形成されている標識灯具と、標識灯具を載置する
ように構成され、標識灯具に形成されている複数の通孔
を各々挿通して突出するように設けられると共に形状又
は色彩が異なる少なくとも2種のボルト体とを備え、路
面に埋設される基台と、標識灯具の各通孔に各ボルト体
が挿通された状態で各ボルト体に螺合して標識灯具を基
台に締結する複数のナット体と、を具備していることを
特徴とする。
【0015】ここで請求項2記載の発明におけるボルト
体は、形状又は色彩が異なる少なくとも2種のもので構
成されるが、形状が異なるとは、そのボルトの径や長さ
が互いに異なるものを包含するが、これに限られるもの
ではなく、形状の差異が目視で識別可能なものを言う。
また、色彩が異なるとは、例えばボルトの先端部分又は
全体を他と異なるように着色したものや色彩の異なる素
材を用いたもの等を包含し、色彩の差異が目視で識別可
能なものを言う。
【0016】以上の請求項2記載の埋込型標識灯装置に
よれば、形状又は色彩が異なる少なくとも2種のボルト
体を備えているため、標識灯具に形成された各々の通孔
との対応が判別し易くすることができる。したがって、
予め定められた取付け向きに合致するように標識灯具を
基台に載置することが容易となり、標識灯具を迅速に基
台に載置することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0018】図1は、本発明の埋込型標識灯装置の第1
の実施形態を示す断面図、図2は、標識灯具を通電する
ために用いられる電源端子台を示す図、図3は埋込型標
識灯装置の平面図、図4は標識灯具の断面図である。各
図において、Aは基台、Bは埋込型標識灯装置、Cが標
識灯具を示す。
【0019】最初に、基台Aについて説明する。基台A
は、基台本体10およびアダプタ20を備えている。
【0020】基台本体10は、上端に開口端11および
内部に内部空間12を有する有底筒状をなしていて、さ
らに内部空間12内に収納されたレセプタクル13を備
えている。また、基台本体10の側面には、図示を省略
している配管の接続部を有している。レセプタクル13
は、配管内に通線して基台本体10内に導出された配線
Wの先端に接続し、かつ、装着されている。さらに、基
台本体10の開口端11には、周部14が形成され、周
部14の底面に複数のねじ孔が分散して形成されてい
る。周部14は、後述するアダプタ20を支承する。ね
じ孔は、アダプタ20を取り付けるために用いる。
【0021】アダプタ20は、アダプタ本体21、電源
端子台22、およびプラグ23を備えている。アダプタ
本体21は、凹部21a、適数個のスタッドボルト21
bを有している。凹部21aは、アダプタ本体21の上
面に形成されて、後述する標識灯具Cの下部を受け容れ
る。
【0022】なお、凹部21aの周縁に当接面21a1
が形成されていて、標識灯具Cの周縁部を支承する。適
数個のスタッドボルト21bは、アダプタ本体21から
突出するように植立されていて、標識灯具Cの後述する
通孔36に挿通する。
【0023】電源端子台22は、その詳細を図2に示す
ように、絶縁ケース22a、一対のコネクタ22b、2
2bおよび一対のガイドピン22c、22cを主な構成
要素として構成され、凹部21aの内面に露出して配設
されている。絶縁ケース22aは、扁平で、一対の取付
孔22a1および差込刃挿通孔22a2を有している。
そして、一対の鍔付きねじにより、凹部21aの底面に
取り付けられている。なお、鍔付きねじは、その脚部の
径が取付孔の内径より小さくなっているので、電源端子
台22は、凹部の内面に沿って上記両者の径の差の範囲
内で自由に動くことができる。一対のコネクタ22b、
22bは、離間状態で並列して、かつ、差込刃挿通孔2
2a2に対向する位置で絶縁ケース22aの内部に収納
されている。一対のガイドピン22c、22cは、離間
状態で絶縁ケース22aから垂直に突出している。
【0024】プラグ23は、第1の絶縁被覆導線、中継
端子および第2の絶縁被覆導線を経由して電源端子台2
2からアダプタ本体20の背面側へ導出されている。第
1の絶縁被覆導線は、電源端子台22の一対のコネクタ
22b、22bと中継端子23bとの間を接続してい
る。中継端子23bは、アダプタ本体21の底面を防水
的に貫通して配設されている。そして、中継金具23b
1、絶縁筒体23b2ならびに第1および第2の端子金
具23b3、23b4を備えている。また、中継端子2
3bのアダプタ本体21の内外両面に防水性合成樹脂接
着剤が塗布されている。中継金具23b1は、アダプタ
本体21の底面を貫通し、かつ、その周囲を絶縁筒体2
3b2が包囲することによりアダプタ本体21に対して
絶縁されている。また、中継金具23b1は、その両端
から一対のねじ孔が途中まで形成されている。中継金具
23b1の中央部は、非貫通状態で仕切られている。絶
縁筒体23b2は、一対のリング部材によりアダプタ本
体21の底面に固着されている。第1および第2の端子
金具23b3、23b4は、中継金具23b1の両端に
開口するねじ孔にねじ込まれて第1および第2の絶縁被
覆導線を中継的に接続する。第2の絶縁被覆導線23c
の第2の端子金具23b4の近傍部位は、固定具により
アダプタ本体21の下面に固定されるので、第2の端子
金具との接続部にストレスがかからない。第2の絶縁被
覆導線23cの他端にプラグ23が接続し、かつ、装着
される。プラグ23は、基台本体10のレセプタクル1
3に接続する。
【0025】そうして、アダプタ20は、その端部が基
台本体10の開口11の端部14に支承され、アダプタ
20の通孔にボルトを挿通して基台本体10のねじ孔に
ねじ込むことにより、基台本体10に固定されるように
構成されている。そして、図1に外形のみを示すよう
に、アダプタ20の当接面21a1が標識灯具Cを支承
することにより、標識灯具Cは基台Aを構成するアダプ
タ20に載置される。
【0026】次に、標識灯具Cについて説明する。標識
灯具Cは、灯体30、光学ユニット40および受電端子
50を備えている。灯体30は、図4に示すように、光
導出窓31、内部空間32、プリズム33、パッキング
34、押さえ金具35、複数の通孔36および複数の凹
所37を備えている。また、灯体30は、上部灯体30
Aおよび下部灯体30Bによる2つ割り構成であり、O
リング30aを介して上部灯体30Aおよび下部灯体3
0Bを覆合し、ビス36により固着することによって、
内部空間32が液密に形成されている。さらに、灯体3
0は、その下部に周段部30bを有している。なお、上
部灯体30Aは、高強度金属を鋳造して形成されてい
る。これに対して、下部灯体30Bは、金属板をプレス
成形して形成されている。
【0027】光導出窓31は、灯体30の上面に配設さ
れている。そして、内部空間32に連通している。内部
空間32は、灯体30の内部に形成され、後述する光学
ユニット40および受電端子から導出される受電部分な
どを収納しているとともに、後述するプリズム33を収
納するプリズム収容部32aを有している。プリズム3
3は、内部空間32のプリズム収容部32aに収納さ
れ、その光出射面が光導出窓31に対面し、かつ、光入
射面が光学ユニット40に対面する。
【0028】パッキング34は、シリコーンゴム製で枠
状をなし、プリズム33の光入射面の周縁部に当接す
る。押さえ金具35は、その主要部がパッキング34と
同様な枠状の形状を有して、パッキング34の背面を押
圧するとともに、取付部35aが灯体30の内面にビス
37により固着される。また、押さえ金具35は、その
上部枠部の内面にパッキング34の突起が係合して、両
者が機械的に結合する凹部を有している。
【0029】複数の通孔36は、灯体30の周縁部にア
ダプタ20のスタッドボルト21bに一致する位置に分
散して形成されている。複数の凹所37は、通孔36に
連続して灯体30の上面に形成されている。
【0030】光学ユニット40は、光源41、反射鏡4
2、ランプソケット43、位置規制枠44、弾性脱落阻
止体45、ダイクロイック色フィルタ47、および減光
フィルタ48などから構成されている。光源41は、片
封止形のハロゲン電球が好適であるが、他の種を用いて
も良い。反射鏡42は、光源41と一体化されている。
すなわち、反射鏡42は、ガラス成形基体の内面に形成
された回転2次曲面を有する反射基盤面に可視光反射、
赤外光透過性のダイクロイック反射膜を被着して形成さ
れていて、頂部の筒状部の内部にハロゲン電球の封止部
を挿入し、かつ、固着することによって光源41と一体
化されている。ランプソケット43は、受電端子50の
受電導体55に接続するとともに、反射鏡42と一体化
された光源41の口金部に装着されて光源41に給電す
る。位置規制枠44は、反射鏡42の前面の周囲に当接
して、光源41および反射鏡42のプリズム33に対す
る位置を規制する。また、位置規制枠44は、ビス44
aにより下部灯体30Bの内面に固着される。弾性脱落
阻止体45は、反射鏡42が衝撃を受けて位置規制枠4
4から離脱ないようにランプソケット43の背面を弾力
的に押圧する。
【0031】ダイクロイック色フィルタ47および減光
フィルタ48は、互いに重ねられた状態で支持枠49に
支持されて押さえ金具35の背面に添接されている。ま
た、支持枠49は、押さえ金具35に共締めにより灯体
30の内面に取り付けられている。
【0032】受電端子50は、灯体30の下面のアダプ
タ20の電源端子台22に対向する位置において、下方
へ向かって露出して配設されている。そして、一対の差
込刃52、52、一対のガイド孔53、53を備えてい
る。また、一対の差込刃52、52および一対のガイド
孔53、53の配設位置は、電源端子台22のコネクタ
22bおよびガイドピン22cの位置に一致するように
構成されている。
【0033】そうして、以上説明した構造の標識灯具C
を基台Aに取り付けて、標識灯装置Bを組み立てるに
は、標識灯具Cの下部をアダプタ20の凹部21a内の
所定の位置に収容する。すると、受電端子50の一対の
ガイド孔53がまず電源端子台22の一対のガイドピン
22c、22cの外側に挿入し、引き続いて差込刃5
2、52が絶縁ケース22aの差込刃挿通孔22a2に
挿入し、さらにコネクタ22b、22bに接続する。そ
の結果、受電端子50は、電源端子台22に接続が完了
する。電源端子台22には、配線W、レセプタクル1
3、プラグ23、第2の絶縁被覆導線、中継端子および
第1の絶縁被覆導線を経由して電源に接続しているの
で、標識灯具Cは作動し得る状態になる。
【0034】また、上記の状態において、標識灯具Cの
周縁部に形成された複数の通孔36がアダプタ20に取
着されたスタッドボルト21bに挿通し、スタッドボル
ト21bの先端が凹所37内に露出する。そこで、図1
に示すように、袋ナットN1・・・・N4をスタッドボ
ルト21bにねじ込むと、標識灯具Cの取り付けが完了
する。ここで、袋ナットN1・・・・N4は、図5に拡
大して示すように、標識灯具Cに当接する下面側にバネ
座金部材Naが楔又は釘状部材Nbによって袋ナットN
1・・・・N4に一体的に取着されたもので構成されて
いる。
【0035】したがって、標識灯具Cの交換等、標識灯
具Cを基台Aに取り付ける際に、このバネ座金Naを別
個に介装する必要がなくなり、その分手間を省くことが
できる。また、基台Aに締結されている標識灯具Cを取
り外す際にも、バネ座金Naが路面に散らばることを防
ぐことができるようになる。
【0036】なお、バネ座金部材Naが楔又は釘状部材
Nbによって袋ナットN1に取着されたものにあって
は、バネ座金の弾性力が低下したときに、楔又は釘状部
材を抜き取ることにより、新しいバネ座金を袋ナットに
取り付け交換することができる利点を有するが、バネ座
金部材と袋ナットはその一部が溶接等されて一体的にな
っているものであっても良い。
【0037】次に、第2の実施形態について、図3を用
いて説明する。上記第1の実施形態と異なる点は、4本
のスタッドボルトのうち特定の1本のスタッドボルト2
1bが、そのボルト径が若干大きくされていること、ま
たこれに応じて特定の通孔36の孔径が大きくしている
こと、及び袋ナットの雌螺子をスタッドボルト21bに
適合させたものとしていること、である。
【0038】この実施形態によれば、標識灯具に形成さ
れた各々の通孔との対応が判別し易くすることができ
る。したがって、予め定められた取付け向きに合致する
ように標識灯具を基台に載置することが容易となり、標
識灯具を迅速に基台に載置することが可能となる。な
お、スタッドボルトの形状ではなく、特定のボルトの色
彩を他と異ならせても、同様の効果が期待できるもので
あり、さらには、形状及び色彩の双方を他と異ならせて
も良い。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、光導出窓
とこの光導出窓に向かって投光するように灯体に内蔵さ
れた光源を含む光学ユニットを備え、取付用の通孔が形
成されている標識灯具と、標識灯具を載置するように構
成されると共に、標識灯具の通孔を挿通して突出するよ
うに設けられたボルト体とを備え、路面に埋設される基
台と、標識灯具側に位置するようにバネ座金が予め取着
され、標識灯具の通孔にボルト体が挿通された状態でボ
ルト体に螺合して標識灯具を基台に締結するナット体
と、を具備しているため、標識灯具の通孔を挿通したボ
ルトにナットを螺着させる際、バネ座金を介装させる手
間がなくなると共に、基台に締結されている標識灯具を
取り外す際にも、介装されていたバネ座金が散らばるこ
とがないため、埋込型標識灯の交換作業を短時間に行な
うことが可能となる。
【0040】請求項2記載の発明によれば、光導出窓と
この光導出窓に向かって投光するように灯体に内蔵され
た光源を含む光学ユニットを備え、取付用の通孔が複数
形成されている標識灯具と、標識灯具を載置するように
構成され、標識灯具に形成されている複数の通孔を各々
挿通して突出するように設けられると共に形状又は色彩
が異なる少なくとも2種のボルト体とを備え、路面に埋
設される基台と、標識灯具の各通孔に各ボルト体が挿通
された状態で各ボルト体に螺合して標識灯具を基台に締
結する複数のナット体と、を具備しているため、標識灯
具を基台を載置する際に、標識灯具の取付向きを迅速に
予め定められたとおりとすることができて、埋込型標識
灯の交換作業を短時間に行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の埋込型標識灯装置の一実施形態を示す
断面図
【図2】本発明の埋込型標識灯装置に用いられる電源端
子台を示す平面図および左側面図
【図3】本発明の埋込型標識灯装置の一実施形態を示す
平面図
【図4】本発明の埋込型標識灯装置に用いられる標識灯
具を示す断面図
【図5】本発明の埋込型標識灯装置に用いられるナット
体を示す側面図および平面図
【符号の説明】
A:基台 C:標識灯具 N:ナット体
Na:バネ座金 21b:ボルト体 30:灯体 33:光
導出窓 36:通孔 40:光学ユニット 41:光源
フロントページの続き (72)発明者 新野 真吾 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 Fターム(参考) 2D064 AA02 AA22 BA05 DB05 DB14 EB01 EB23 EB25 GA01 HA11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光導出窓とこの光導出窓に向かって投光す
    るように灯体に内蔵された光源を含む光学ユニットを備
    え、取付用の通孔が形成されている標識灯具と;標識灯
    具を載置するように構成されると共に、標識灯具の通孔
    を挿通して突出するように設けられたボルト体とを備
    え、路面に埋設される基台と;標識灯具側に位置するよ
    うにバネ座金が予め取着され、標識灯具の通孔にボルト
    体が挿通された状態でボルト体に螺合して標識灯具を基
    台に締結するナット体と;を具備していることを特徴と
    する埋込型標識灯装置。
  2. 【請求項2】光導出窓とこの光導出窓に向かって投光す
    るように灯体に内蔵された光源を含む光学ユニットを備
    え、取付用の通孔が複数形成されている標識灯具と;標
    識灯具を載置するように構成され、標識灯具に形成され
    ている複数の通孔を各々挿通して突出するように設けら
    れると共に形状又は色彩が異なる少なくとも2種のボル
    ト体とを備え、路面に埋設される基台と;標識灯具の各
    通孔に各ボルト体が挿通された状態で各ボルト体に螺合
    して標識灯具を基台に締結する複数のナット体と;を具
    備していることを特徴とする埋込型標識灯装置。
JP2002097663A 2002-03-29 2002-03-29 埋込型標識灯装置 Pending JP2003293331A (ja)

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