JP2003290572A - 梳 鋏 - Google Patents
梳 鋏Info
- Publication number
- JP2003290572A JP2003290572A JP2002100078A JP2002100078A JP2003290572A JP 2003290572 A JP2003290572 A JP 2003290572A JP 2002100078 A JP2002100078 A JP 2002100078A JP 2002100078 A JP2002100078 A JP 2002100078A JP 2003290572 A JP2003290572 A JP 2003290572A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- comb
- scissors
- blade
- hair
- blades
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 梳鋏であって、櫛刃と櫛刃の間の櫛溝に入っ
た髪を傷めることのない梳鋏であって、櫛溝に髪を入れ
たままの状態で髪から梳鋏を抜く様な動きにも髪への引
っかかりの生じない梳鋏を提供することにある。 【解決手段】 櫛刃１１を備えた櫛刃体と棒刃体を有す
る梳鋏であって、隣り合う前記櫛刃１１，１１同士の間
に形成される櫛溝１２の周縁１３が、刃表側Ａと刃裏側
Ｂの双方で面取りされている。或いは２本の櫛刃体を枢
着した梳鋏であって、隣り合う前記櫛刃同士の間に形成
される櫛溝の周縁が、刃表側のみ面取りされた箇所を有
する。
た髪を傷めることのない梳鋏であって、櫛溝に髪を入れ
たままの状態で髪から梳鋏を抜く様な動きにも髪への引
っかかりの生じない梳鋏を提供することにある。 【解決手段】 櫛刃１１を備えた櫛刃体と棒刃体を有す
る梳鋏であって、隣り合う前記櫛刃１１，１１同士の間
に形成される櫛溝１２の周縁１３が、刃表側Ａと刃裏側
Ｂの双方で面取りされている。或いは２本の櫛刃体を枢
着した梳鋏であって、隣り合う前記櫛刃同士の間に形成
される櫛溝の周縁が、刃表側のみ面取りされた箇所を有
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、理美容鋏の一種
である梳鋏の改良に関する
である梳鋏の改良に関する
【０００２】
【従来の技術】理美容鋏の一種である梳鋏は、後述する
実施例に用いられた図１に示す様に、櫛刃１１を備えた
櫛刃体１０と棒刃体２０とを枢着した梳鋏が一般的であ
る。梳鋏には、図７に示す様に、隣り合う櫛刃ぬ１１，
１１同士の間に櫛溝１２が形成された状態となる。そし
て梳鋏３００を閉じて髪を梳いた時には、切られなかっ
た髪Ｈが、この櫛溝１２に入る。この髪Ｈはまた梳鋏３
００を開けば、櫛溝１２から髪が外れる。
実施例に用いられた図１に示す様に、櫛刃１１を備えた
櫛刃体１０と棒刃体２０とを枢着した梳鋏が一般的であ
る。梳鋏には、図７に示す様に、隣り合う櫛刃ぬ１１，
１１同士の間に櫛溝１２が形成された状態となる。そし
て梳鋏３００を閉じて髪を梳いた時には、切られなかっ
た髪Ｈが、この櫛溝１２に入る。この髪Ｈはまた梳鋏３
００を開けば、櫛溝１２から髪が外れる。
【０００３】ただ実際の理美容店では、髪の根本側から
毛先側に梳鋏を移動させながら、数回の開閉操作する事
により髪を梳く方法が多く用いられている。髪を根本側
から毛先側にかけて、次第に頭髪の量を減らす様にする
ためである。この場合には櫛溝に髪が入ったままの梳鋏
を引き動かすので、髪が櫛溝内を引き抜かれる様な状態
となる。
毛先側に梳鋏を移動させながら、数回の開閉操作する事
により髪を梳く方法が多く用いられている。髪を根本側
から毛先側にかけて、次第に頭髪の量を減らす様にする
ためである。この場合には櫛溝に髪が入ったままの梳鋏
を引き動かすので、髪が櫛溝内を引き抜かれる様な状態
となる。
【０００４】また梳鋏には、やはり実施例に用いられた
図４に示す様に、２本の刃体１０，１０が共に櫛刃体か
らなる梳鋏がある。この梳鋏は櫛刃１１が枢着の軸芯２
１０を中心とした円弧形状に形成されている。櫛刃１１
が円弧形状でなく直線状であれば、閉じ切った時しか２
本の櫛刃体の櫛刃は重ならない。しかしこの様な円弧形
状の櫛刃であると、閉じ切った時だけでなく閉じる途中
にも、櫛刃の重なった状態を維持することができるの
で、一方の櫛刃体の櫛溝に入った髪が、他方の櫛刃体の
櫛刃に、閉じる途中で挟まることもない。
図４に示す様に、２本の刃体１０，１０が共に櫛刃体か
らなる梳鋏がある。この梳鋏は櫛刃１１が枢着の軸芯２
１０を中心とした円弧形状に形成されている。櫛刃１１
が円弧形状でなく直線状であれば、閉じ切った時しか２
本の櫛刃体の櫛刃は重ならない。しかしこの様な円弧形
状の櫛刃であると、閉じ切った時だけでなく閉じる途中
にも、櫛刃の重なった状態を維持することができるの
で、一方の櫛刃体の櫛溝に入った髪が、他方の櫛刃体の
櫛刃に、閉じる途中で挟まることもない。
【０００５】この梳鋏の場合も、櫛溝に髪が入ったまま
の梳鋏を引き動かすことがあり、やはり髪が櫛溝内を引
き抜かれる様な状態となる。
の梳鋏を引き動かすことがあり、やはり髪が櫛溝内を引
き抜かれる様な状態となる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ただ、梳鋏はその櫛溝
１２の周縁１３が図８に示す様に角になっている。その
為、この髪が櫛溝１２内を引き抜かれる時には、この角
で髪を削る事となり、髪を傷める原因となっている。特
に髪の溜まりやすい櫛溝の底部１２ａには、櫛刃１１と
櫛刃１１を繋ぐ稜線として角になっており、この様な底
部においても髪を傷めやすい。
１２の周縁１３が図８に示す様に角になっている。その
為、この髪が櫛溝１２内を引き抜かれる時には、この角
で髪を削る事となり、髪を傷める原因となっている。特
に髪の溜まりやすい櫛溝の底部１２ａには、櫛刃１１と
櫛刃１１を繋ぐ稜線として角になっており、この様な底
部においても髪を傷めやすい。
【０００７】また髪が櫛溝に引っかかることとなり、梳
鋏を動かす際の邪魔になる。
鋏を動かす際の邪魔になる。
【０００８】以上の問題を鑑み、本願発明の目的とする
ところは、梳鋏であって、櫛刃と櫛刃の間の櫛溝に入っ
た髪を傷めることのない梳鋏であって、櫛溝に髪を入れ
たままの状態で髪から梳鋏を抜く様な動きにも髪への引
っかかりの生じない梳鋏を提供することにある。
ところは、梳鋏であって、櫛刃と櫛刃の間の櫛溝に入っ
た髪を傷めることのない梳鋏であって、櫛溝に髪を入れ
たままの状態で髪から梳鋏を抜く様な動きにも髪への引
っかかりの生じない梳鋏を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段と発明の効果】以上の課題
を解決するため、請求項１記載の発明では、櫛刃を備え
た櫛刃体と棒刃体とを有する梳鋏であって、隣り合う前
記櫛刃同士の間に形成される櫛溝の周縁が、刃表側と刃
裏側の双方で面取りされたことを特徴とした。これによ
り、櫛溝に髪の入った状態で梳鋏を引いても、髪の傷つ
きが抑えられる。
を解決するため、請求項１記載の発明では、櫛刃を備え
た櫛刃体と棒刃体とを有する梳鋏であって、隣り合う前
記櫛刃同士の間に形成される櫛溝の周縁が、刃表側と刃
裏側の双方で面取りされたことを特徴とした。これによ
り、櫛溝に髪の入った状態で梳鋏を引いても、髪の傷つ
きが抑えられる。
【００１０】請求項２記載の発明は、２本の櫛刃体を枢
着した梳鋏であって、隣り合う前記櫛刃同士の間に形成
される櫛溝の周縁が、刃表側のみ面取りされた箇所を有
することを特徴としている。２本の櫛刃体は、梳鋏を閉
じると双方の櫛刃が重なった状態となり、つまり周縁も
重なった状態となる。そのためこの刃裏側の角で髪を傷
めることはない。また刃表側の角は面取りされているの
でこれにより髪を傷めることはない。
着した梳鋏であって、隣り合う前記櫛刃同士の間に形成
される櫛溝の周縁が、刃表側のみ面取りされた箇所を有
することを特徴としている。２本の櫛刃体は、梳鋏を閉
じると双方の櫛刃が重なった状態となり、つまり周縁も
重なった状態となる。そのためこの刃裏側の角で髪を傷
めることはない。また刃表側の角は面取りされているの
でこれにより髪を傷めることはない。
【００１１】
【発明の実施の形態】次に本願発明の梳鋏の実施例を説
明する。この梳鋏１００は、図１に示す様に櫛刃１１を
備えた櫛刃体１０と棒刃体２０とを有していて、図２に
示す様に、隣り合う櫛刃１１，１１同士の間に形成され
る櫛溝１２の周縁１３が、図３に示す様に、刃表側Ａと
刃裏側Ｂの双方で斜面に切り欠くことにより面取りされ
ている。ただ刃先１４の近くだけは面取りされていな
い。また櫛溝１２の底部のU字状になった箇所１３ａも
面取りされている。これにより、髪が櫛溝１２に中に入
った状態で梳鋏１００を引いても、髪が櫛溝に擦れて傷
つく事が抑えられる。
明する。この梳鋏１００は、図１に示す様に櫛刃１１を
備えた櫛刃体１０と棒刃体２０とを有していて、図２に
示す様に、隣り合う櫛刃１１，１１同士の間に形成され
る櫛溝１２の周縁１３が、図３に示す様に、刃表側Ａと
刃裏側Ｂの双方で斜面に切り欠くことにより面取りされ
ている。ただ刃先１４の近くだけは面取りされていな
い。また櫛溝１２の底部のU字状になった箇所１３ａも
面取りされている。これにより、髪が櫛溝１２に中に入
った状態で梳鋏１００を引いても、髪が櫛溝に擦れて傷
つく事が抑えられる。
【００１２】図４は別の実施例であり、２本の櫛刃体１
０，１０を枢着した梳鋏２００である。この梳鋏２００
は、櫛刃が１１、枢着するときの軸芯２１０を中心とし
た円弧形状に形成されていて、周縁１３は刃表側のみが
面取りされている。梳鋏を閉じると、２本の櫛刃体の櫛
刃は図５に示す様に重なり、そのため重合し合う刃裏側
においては、図５〜６に示す様に周縁の角が重なり合っ
て角を隠すこととなり、よってこの刃裏側の角で髪を傷
めることはない。つまり刃表側の角だけに髪が当たり、
しかもその角が面取りされているので、髪を傷めること
はない。
０，１０を枢着した梳鋏２００である。この梳鋏２００
は、櫛刃が１１、枢着するときの軸芯２１０を中心とし
た円弧形状に形成されていて、周縁１３は刃表側のみが
面取りされている。梳鋏を閉じると、２本の櫛刃体の櫛
刃は図５に示す様に重なり、そのため重合し合う刃裏側
においては、図５〜６に示す様に周縁の角が重なり合っ
て角を隠すこととなり、よってこの刃裏側の角で髪を傷
めることはない。つまり刃表側の角だけに髪が当たり、
しかもその角が面取りされているので、髪を傷めること
はない。
【００１３】なお刃体の２本ともが櫛刃体である梳鋏
は、図４〜５に示す様な、櫛刃同士のその全長が重なり
合う場合もあるが、櫛刃が短く形成されたものある。こ
の様な梳鋏は、櫛刃同士が長手の一部が重なるので、傘
なら成り部分は刃裏側の角が露出し、髪を傷つける問題
が残る。従ってこの様な場合には、刃裏側に角の露出す
る部分は、刃裏側当表側の双方を面取りし、重なるとこ
ろは刃裏側のみの面取りをすればよい。請求項２記載中
の「刃表側のみ面取りされた箇所」には、この様なケー
スも含む。
は、図４〜５に示す様な、櫛刃同士のその全長が重なり
合う場合もあるが、櫛刃が短く形成されたものある。こ
の様な梳鋏は、櫛刃同士が長手の一部が重なるので、傘
なら成り部分は刃裏側の角が露出し、髪を傷つける問題
が残る。従ってこの様な場合には、刃裏側に角の露出す
る部分は、刃裏側当表側の双方を面取りし、重なるとこ
ろは刃裏側のみの面取りをすればよい。請求項２記載中
の「刃表側のみ面取りされた箇所」には、この様なケー
スも含む。
【図１】 この図は、実施例に示した梳鋏の図である。
【図２】 この図は、図１に示した梳鋏の部分斜視図で
ある。
ある。
【図３】 この図は、図２におけるＸ−Ｘ断面図であ
る。
る。
【図４】 この図は、実施例に示した別の梳鋏の図であ
る。
る。
【図５】 この図は、図４に示した梳鋏の部分斜視図で
ある。
ある。
【図６】 この図は、図２におけるＹ−Ｙ断面図であ
る。
る。
【図７】 この図は、梳鋏の櫛溝に髪の入った様子の図
である。
である。
【図８】 この図は、従来の梳鋏の櫛溝の図である。
１００、２００ 梳鋏
１０ 櫛刃体
１１ 櫛刃
１２ 櫛溝
１３ 周縁
２０ 棒刃
Claims (2)
- 【請求項１】 櫛刃を備えた櫛刃体と棒刃体を有する梳
鋏であって、隣り合う前記櫛刃同士の間に形成される櫛
溝の周縁が、刃表側と刃裏側の双方で面取りされたこと
を特徴とする梳鋏。 - 【請求項２】 ２本の櫛刃体を枢着した梳鋏であって、
隣り合う前記櫛刃同士の間に形成される櫛溝の周縁が、
刃表側のみ面取りされた箇所を有することを特徴とする
梳鋏。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002100078A JP2003290572A (ja) | 2002-04-02 | 2002-04-02 | 梳 鋏 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002100078A JP2003290572A (ja) | 2002-04-02 | 2002-04-02 | 梳 鋏 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003290572A true JP2003290572A (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=29241214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002100078A Pending JP2003290572A (ja) | 2002-04-02 | 2002-04-02 | 梳 鋏 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003290572A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1640123A1 (en) * | 2004-09-22 | 2006-03-29 | Wen-Ya Yeh | Notched single-edge thinning scissors |
| AU2004222854B1 (en) * | 2004-10-27 | 2006-05-11 | Wen-Ya Yeh | Hairdressing scissors for adjusting amount of hair |
| US7159321B2 (en) | 2004-09-01 | 2007-01-09 | Wen-Ya Yeh | Notched single-edge thinning scissors |
| CN100337797C (zh) * | 2004-09-10 | 2007-09-19 | 叶文雅 | 美发剪 |
| JP2011115526A (ja) * | 2009-12-04 | 2011-06-16 | Hiroshi Ikeno | 散髪用櫛 |
-
2002
- 2002-04-02 JP JP2002100078A patent/JP2003290572A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7159321B2 (en) | 2004-09-01 | 2007-01-09 | Wen-Ya Yeh | Notched single-edge thinning scissors |
| CN100337797C (zh) * | 2004-09-10 | 2007-09-19 | 叶文雅 | 美发剪 |
| EP1640123A1 (en) * | 2004-09-22 | 2006-03-29 | Wen-Ya Yeh | Notched single-edge thinning scissors |
| AU2004222854B1 (en) * | 2004-10-27 | 2006-05-11 | Wen-Ya Yeh | Hairdressing scissors for adjusting amount of hair |
| JP2011115526A (ja) * | 2009-12-04 | 2011-06-16 | Hiroshi Ikeno | 散髪用櫛 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040405 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040705 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041101 |