JP2003289910A - 面ファスナー - Google Patents

面ファスナー

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JP2003289910A
JP2003289910A JP2002104246A JP2002104246A JP2003289910A JP 2003289910 A JP2003289910 A JP 2003289910A JP 2002104246 A JP2002104246 A JP 2002104246A JP 2002104246 A JP2002104246 A JP 2002104246A JP 2003289910 A JP2003289910 A JP 2003289910A
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Japan
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hook
surface fastener
engaging element
loop fastener
width
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JP2002104246A
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Takaaki Tanaka
孝明 田中
Toshiyuki Katsuki
俊幸 勝木
Shitoshi Higashinaka
志年 東中
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Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】面ファスナーの裏面にエラストマー樹脂を塗布
することにより、従来の接着剤と同等の接着力を有し、
基布自体も柔軟で、ミシンなどの縫製がしやすい面ファ
スナーを提供する。 【解決手段】基布(2)に織り込まれた立設繊維からなる
係合素子(1)を含む面ファスナーであって、裏面にエラ
ストマー樹脂を含む接着剤層(3)を塗布する。前記エラ
ストマー樹脂は、例えばウレタン系、ポリアミド系、ポ
リエステル系、ポリオレフィン系などの熱可塑性エラス
トマーである。一例として係合素子部(1)の幅は3mm
以上、その両側の縫い代は各3mm以上、全体の幅は9
mm以上が好ましい。これにより柔軟で縫製しやすく、
全体を細幅にすることもできるので、衣類用スライドフ
ァスナーの代替品として使用しやすい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、布製の面ファスナ
ーの改良に関し、さらに詳しくは基布が柔軟で風合いの
良い布製面ファスナーに関する。
【0002】
【従来の技術】面ファスナーとして広く使用されている
面ファスナーは、合成繊維からなる基布の1面にフック
状係合素子またはループ状係合素子またはその両方を立
設し、係合素子の両側には通常係合素子巾より狭い平坦
部が設けられている(実用新案登録第2500904号明細
書)。この平坦部は、通常縫製帯域として利用され、さ
らに係合素子の無用なはみ出しを防ぐ役割を有する。ま
た、基布を構成する繊維と係合素子を構成する繊維を接
着するために基布の裏面に接着剤層を設けている。この
接着剤は長期間の使用に耐えることおよび多くの洗濯に
も耐えるために、反応硬化型の強力な接着剤が使用され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、面ファスナーは
各種の衣類の係止部材としてボタン類に代えて用途を広
げており、薄手の衣料や肌着に近い衣料にも使用されて
いる。かかる用途においては、面ファスナーが縫製しや
すく、柔軟で風合いに優れることが必要とされる。さら
に、従来スライドファスナーが使われていた部分に、面
ファスナーを使用する場合、柔軟でないと薄手の衣料や
肌着に近い衣料に適用できないため、柔軟でかつ細幅な
面ファスナーが求められていた。
【0004】さらに、面ファスナーの縫製については、
ミシン縫製する場合、縫製位置の目安となる平坦部が狭
くて、ミシンの布押えが係合素子部に掛かり真直ぐ縫い
難く、さらに係合素子がミシンの布押えで潰される問題
がある。また、面ファスナーの風合いが硬いと薄手の衣
料には向かず、特に平坦部の角は剛直なために肌が触れ
ると痛く、縫製針はやや太い番手のものを使用しないと
縫製しずらいという問題があった。
【0005】面ファスナーの柔軟性を改善するために
は、基布自体の柔軟性を高めることが考えられるが、た
とえ基布の柔軟性を改善しても裏面の接着剤層が硬質で
あると十分な柔軟性は得られない。
【0006】本発明は、前記従来の問題を解決するた
め、従来の面ファスナーの接着剤と同等の接着力を有す
るとともに、接着剤として使用したとき基布自体も柔軟
である面ファスナーを提供することを第1番目の目的と
する。本発明の第2番目の目的は、ミシンなどの縫製が
しやすい面ファスナーを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の面ファスナーは、基布に織り込まれた立設繊維
からなる係合素子を含む面ファスナーであって、前記基
布の係合素子とは反対の面にエラストマー樹脂を含む接
着剤層が形成されていることを特徴とする。
【0008】前記エラストマー樹脂は、熱可塑性エラス
トマーが好ましい。熱可塑性エラストマーとしては、ウ
レタン系、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリオレフ
ィン系などが好ましい。また、後硬化タイプのものが好
ましい。このような後硬化(後架橋)タイプのエラスト
マーとしては、ソフトセグメントにポリエステル、ポリ
エーテル又はポリアミドを用い、ハードセグメントにウ
レタン構造を導入してあり、基布の裏側にコーティング
した後、室温又は加熱により後硬化させる。
【0009】前記エラストマー樹脂の100%モジュラ
スが40kgf/cm2以下であることが、柔軟性を確
保するために好ましい。また、前記面ファスナーのJI
S−L−1096「ハートループ法」における剛軟度は
40〜60mmであることが好ましい。前記の範囲であ
れば柔軟性が良好である。40mm未満では従来例のよ
うに硬い基布となる。60mmを越えると軟らかすぎて
変形しやすくなる。
【0010】また、基布(2)の平坦部(縫い代)の幅は
面ファスナーの係合素子部の幅よりも広いことが好まし
い。一例として係合素子部の幅は3mm以上、前記係合
素子部の両側の縫い代は各3mm以上、全体の幅は9m
m以上が好ましい。このようにすると縫製しやすく、係
合素子は細い幅にすることもできるので、衣類用スライ
ドファスナーの代替品として使用しやすい。
【0011】
【発明の実施の態様】以下図面を用いて説明する。図1
は本発明の一実施形態における面ファスナーの概略断面
図である。図1に示すように、基布2に織り込まれた立
設繊維からなる係合素子1を含み、裏面にエラストマー
樹脂を含む接着剤層3が形成されている。接着剤層3は
基布2に含浸された状態となっている。係合素子1はフ
ック状係合素子4,4’を立設して形成されている。あ
るいは図2Aに示すように、マルチフィラメント糸から
なるループ状係合素子5、図2Bに示すモノフィラメン
ト糸のループ側部をカットしたフック状係合素子4、及
び図2Cに示す「きのこ状」係合素子6から選ばれる少
なくとも一つから形成されていても良い。前記におい
て、ループ状係合素子5は、公知の方法によって経糸と
緯糸により基布を織成すると同時に、係合素子を構成す
るマルチフィラメント糸を織機に供給して作成すること
ができる。フック状係合素子4は、ループ状にしたモノ
フィラメント糸の側部を部分的にカットすることにより
形成できる。きのこ状係合素子6は、立設繊維をカット
して先端を溶融することにより形成できる。
【0012】本発明の基布を構成する糸および係合素子
を構成する糸は、ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊
維およびポリオレフィン系繊維などの熱可塑性合成繊維
が使用できる。
【0013】また、面ファスナーを構成する繊維は熱可
塑性繊維であれば特に制限なく使用でき、フック状係合
素子としては直径0.1〜0.4mm、通常0.12〜
0.25mmの合成繊維のモノフィラメント糸が使用で
きる。またループ状係合素子としては直径20〜100
ミクロン(μm)、通常直径35〜95ミクロン(μ
m)の合成繊維の単糸を2〜50本まとめたマルチフィ
ラメント糸が好適に用いられる。さらに基布を構成する
繊維としては直径10〜50ミクロン(μm)、通常、
直径15〜40ミクロン(μm)の合成繊維の単糸を2
〜50本まとめたマルチフィラメント糸が好適に用いら
れる。
【0014】フック状係合素子の高さは1.3〜4.0
mmの範囲、ループ状係合素子の高さは1.5〜4.0
mmの範囲がそれぞれ好適である.フック状係合素子と
ループ状係合素子を併用する面ファスナーにおいては、
両係合素子の高さを略等しくするか、一方を他方よりわ
ずかに高く設定する。特にループ状係合素子をフック状
係合素子より高くすると、表面の感触を柔らかくし、フ
ック状係合素子と他の繊維素材との不要な係合を防ぐこ
とができるので好ましい。基布面上に形成される係合素
子は、20〜200個/cm2の範囲が好ましい。係合
素子部分の立設巾は、1〜6mmが好ましく、平坦部の
巾は片側3〜10mmが好ましく係合素子部分の両側に
設けられるが、これに限定されるものでない。
【0015】面ファスナーの基布を構成する繊維と係合
素子の繊維は、製造工程で繊維が移動して係合素子の位
置が変化しないようにするため、また製品として使用さ
れる際に係合素子が移動したり脱落しないようにするた
めに、繊維を接着固定するために面ファスナーの裏面に
接着剤層を付与する。該接着剤としては耐久性、耐洗濯
性に優れた接着剤が好ましく、反応硬化型樹脂接着剤が
使用されてきた。従来の接着剤は接着力および耐久性を
重視したため、硬度の高いもので、100%モジュラス
が50kgf/cm2以上であった。このようにモジュ
ラスが高い接着剤層を付与した面ファスナーは基布を薄
く柔軟にしても、面ファスナー全体を柔軟にするのは困
難であった。
【0016】本発明で使用する接着剤は、その100%
モジュラスが40kgf/cm2以下、より好ましくは
100%モジュラスが10〜30kgf/cm2のもの
である。かかる接着剤樹脂の具体例としては下記のよう
なものが挙げられる。 (1)ウレタン系熱可塑性エラストマー:大日精化工業
社製商品名”レザミンP”、日本ミラクトン社製商品
名”ミラクトン”、大日本インキ化学工業社製商品名”
パンデックス”、日本ポリウレタン工業社製商品名”パ
ラプレン”、ダウケミカルジャパン社製商品名”ペレセ
ン”、武田バーディシュウレタン工業社製商品名”タケ
ラック”、”エラストラン”、バイエル社製商品名”De
smopan”、”Texin”、協和発酵工業社製商品名”エス
テン”、”エスタロック”等。 (2)ポリアミド系系熱可塑性エラストマー:東レ社製
商品名”Pebax”、ダイセルヒュルス社製商品名”ダイ
アミド・PAE”、大日本インキ化学工業社製商品名”
グリラックスA”、三菱エンジニアリングプラスチック
社製商品名”ノバミットPAE”、宇部興産社製商品
名”UBE・PAE”等。 (3)ポリエステル系系熱可塑性エラストマー:東レ・
デュポン社製商品名”Hytrel”、東洋紡績社製商品名”
ペルプレンP.S”、大日本インキ化学工業社製商品
名”グリラックスE”等。 (4)ポリオレフィン系系熱可塑性エラストマー:三井
化学社製商品名”ミラストマー”、”グドマー”、住友
化学工業社製商品名”住友TPE”、三井化学社製商品
名”サーモラン”、”SPX”、住友ベークライト社製
商品名”スミフレックス”等。
【0017】他の例としては、ポリエーテル−ウレタン
系の大日精化工業社製商品名”レザミンUD”もある。
【0018】前記エラストマーの好ましい塗布量は、2
0〜70g/cm2の範囲であり、より好ましくは30
〜50g/cm2の範囲である。
【0019】本発明の面ファスナーは、各種の形態で使
用できる。その1例は、面ファスナーの平坦部を広く設
けているので、取付生地の内側に平坦部を縫い込むこと
が可能となり、平坦部の角が肌に触れなくできる。これ
を図4、図5(a)(b)によって説明する。図4に示
すように従来の面ファスナーは、平坦部2が約2mmで
あり、縫製するときに係合素子1が邪魔をしてミシン掛
けが困難であった。これに対して本実施形態では図5
(a)(b)に示すように、平坦部2を約3〜5mmと
幅広くしたので、ミシン縫製にも都合よくすることがで
きた。すなわち、図5(a)に示すように係合素子1
a,1bの外側の平坦部2a,2cの幅を広くしたので
ある。また中央に平坦部2bを形成しても良い。このよ
うにするとツーストライプ状の面ファスナーとすること
ができる。図5(b)はワンストライプの例で、係合素
子1の両側に幅広の平坦部2を設けてある。また、図5
(a)(b)に示す面ファスナーは、従来の線ファスナ
ーのような使い方もできる。
【0020】また、一例として全幅を9mm程度とすれ
ば、シム(歯務)をかしめるスライドファスナーの代わ
りに用いることができる。
【0021】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。ただし
本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
【0022】(面ファスナーの剛軟度測定法)下記の実
施例において、面ファスナーの剛軟度は、JIS−L−
1096 ハートループ法に順じて測定する。この測定
方法は図3に示すとおりであり、長さ25cmのサンプ
ルをファスナー面を外側にして両先端部をピンチ幅
(X)2.5cmでつかみ、つかみ部の上からハートの
底部までの長さ(ループ長さY)を測定する。
【0023】(実施例1)面ファスナーの基布を構成す
る経糸および緯糸として、ナイロン6の直径38ミクロ
ン(μm)の合成繊維の単糸を12本まとめたマルチフ
ィラメント糸を用い、さらに係合素子となるフック糸と
して、ナイロン66の直径0.16mmの合成繊維のモ
ノフィラメント糸を用いて基布を製編織した。フック用
ループは60個/cm2の密度で、5mm巾になるよう
立設し、両側平坦部を設けた片側巾を3mmとして面フ
ァスナー用テープを作成した。
【0024】得られた面ファスナー用テープの基布裏面
に100%モジュラスが25kgf/cm2であるポリ
ウレタンエラストマー樹脂を塗布し乾燥した。このポリ
ウレタンエラストマー樹脂は、大日精化工業社製商品
名”レザミンUD”であり、主材100重量部、架橋剤
10重量部を混合し、これを合計した量30重量%の割
合で、トルエン又は酢酸エチルからなる溶媒70重量%
に溶解し、コーティング液とした。このコーティング液
を基布の裏面にドクターブレードを用いて乾燥重量40
g/cm2となるようにコーティングした。その後、8
0℃で5分間溶媒を飛ばして乾燥し、40℃で2日間エ
ージングさせて室温硬化させた。
【0025】次に、フック用ループの側糸の一部を切断
除去してフック状係合素子を作成し、面ファスナーを得
た。この面ファスナーの断面図を図1に示し、名面図を
図5(a)に示す。図5(a)において、係合素子1
a,1bの幅は4mm,平坦部2a,2cの幅は4m
m,また中央の平坦部2b幅は8mm,トータルの幅は
24mmであった。
【0026】得られた面ファスナーの剛軟度は50mm
であった。この面ファスナーを薄手シャツのポケットフ
ラップに使用したところ、縫製し易く、柔軟で、生地と
の違和感がなく、簡易係止として良好であった。また、
従来の面ファスナーの接着剤と同等の接着力及び耐久性
を有していた。
【0027】また、図5(b)の例はワンストライプの
例で、係合素子1が3mm、その両側の平坦部2が各3
mmで、全幅9mmであった。この面ファスナーの剛軟
度は50mmであった。この面ファスナーを薄手シャツ
のポケットフラップに使用したところ、縫製し易く、柔
軟で、生地との違和感がなく、簡易係止として良好であ
った。また、従来の面ファスナーの接着剤と同等の接着
力及び耐久性を有していた。
【0028】(比較例1)実施例1と同様の糸使いで、
係合素子部の巾8mm、片側平坦部の巾2mmの面ファ
スナー用テープを製編織した後、基布裏面に100%モ
ジュラスが50kgf/cm2であるポリウレタン樹脂
を塗布し乾燥後、実施例1と同様にして面ファスナーを
得た。得られた面ファスナーの剛軟度は、38mmであ
った。得られた面ファスナーを実施例1と同様に薄手の
シャツのポケットフラップに使用したところ、平坦部が
狭くて縫製し難く、風合いが硬く違和感が生じるものと
なった。
【0029】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の面ファス
ナーは、風合いが柔らかく、縫い糸を通しやすくする線
状布製面ファスナーを提供し、薄手の衣料や肌着に近い
衣料などの柔軟性を必要とする布製面ファスナーを提供
することができる。さらに、ミシン縫製しやすい面ファ
スナーを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における面ファスナーの概
略断面図。
【図2】本発明の一実施形態における面ファスナーの係
合子を示す概略断面図。
【図3】本発明の一実施形態における面ファスナーのハ
ートループ法剛軟度測定法を示す断面図。
【図4】従来の面ファスナーの平面図。
【図5】本発明の一実施形態における面ファスナーの概
略平面図。
【符号の説明】
1,1a,1b 係合素子 2,2a,2b,2c 基布平坦部 3 接着剤層 4,4’ ループ状係合素子 5 フック状係合素子 6 きのこ状係合素子 X ピンチ幅 Y ループ長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東中 志年 福井県坂井郡丸岡町長畝56番地 マジック テープ株式会社内 Fターム(参考) 3B100 DA02 DA04 DB01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基布に織り込まれた立設繊維からなる係
    合素子を含む面ファスナーであって、前記基布の係合素
    子とは反対の面にエラストマー樹脂を含む接着剤層が形
    成されていることを特徴とする面ファスナー。
  2. 【請求項2】 前記エラストマー樹脂が、熱可塑性エラ
    ストマーである請求項1に記載の面ファスナー。
  3. 【請求項3】 前記エラストマー樹脂が、熱可塑性エラ
    ストマーであって、かつ後硬化させた樹脂である請求項
    1に記載の面ファスナー。
  4. 【請求項4】 前記エラストマー樹脂の100%モジュ
    ラスが40kgf/cm2以下である請求項1に記載の
    面ファスナー。
  5. 【請求項5】 前記面ファスナーのJIS−L−109
    6「ハートループ法」における剛軟度が40〜60mm
    である請求項1に記載の面ファスナー。
  6. 【請求項6】 前記係合素子の両外側の幅方向に平坦部
    を有し、前記平坦部の幅が、係合素子部分の幅よりも広
    い請求項1に記載の面ファスナー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005037445A1 (ja) * 2003-10-16 2005-04-28 Kuraray Co., Ltd. ペイントローラー
JP2006043037A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Alcare Co Ltd ドレナブル排泄物収容装具
WO2021157734A1 (ja) * 2020-02-07 2021-08-12 クラレファスニング株式会社 静音性に優れた雄型成形面ファスナー付シートおよびその製造方法

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