JP2003288444A - 緑地管理水準設定方法、および、管理水準設定プログラム - Google Patents

緑地管理水準設定方法、および、管理水準設定プログラム

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JP2003288444A JP2002090414A JP2002090414A JP2003288444A JP 2003288444 A JP2003288444 A JP 2003288444A JP 2002090414 A JP2002090414 A JP 2002090414A JP 2002090414 A JP2002090414 A JP 2002090414A JP 2003288444 A JP2003288444 A JP 2003288444A
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隆行 野村
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淳 川原
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計人 穂積
Yasushi Hiratsuka
靖司 平塚
Kenji Nakai
健二 中井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緑地の基本計画、社会ニーズ、利用動向、植
物の生育状態などを考慮しつつ適切な管理水準を設定す
る。 【解決手段】 緑地内の一定の種別の領域に関するラン
ク、ランクごとに、領域を維持するために望ましい作業
項目や回数を規定した管理水準に基づき、緑地内の領域
にランクを割り当てる。理想管理コスト算出部16は、
領域の各々を管理水準にしたがって管理する際に必要な
コストを算出し、増減額算出部18が、総管理費とコス
トとを比較して、増減額すべき金額を算出する。重み生
成部20は、緑地の来訪者の緑地内における動線に基づ
くユーザ動向を参照して、領域の各々について、増減額
の割合を算出し、パターン生成部22が、増減額の割合
にしたがって、各領域の作業項目およびその回数を調整
した種々のパターンを生成する。最終的に、最適パター
ン選択部24が、生成されたパターンから最適なものを
選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、公園などの緑地の
管理水準の設定を支援するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】公園などの緑地は、芝生、草花、低木、
高木などの種々の種別の植物を植栽するエリアを備えて
いる。さらに、林地など高木が密集した環境を備えてい
る森林公園も存在する。公園の維持管理業務には、上記
植物の管理のほか、公園内に生息する動物の管理、公園
施設の管理、工作物の管理が含まれる。
【0003】植物の管理、たとえば、芝生の管理には、
除草、芝刈、芝切、エアレーション、施肥、病虫害駆除
などの作業計画およびその遂行が含まれる。他の植物
(低木や高木)の管理では、植栽、移植、剪定などが加
わる場合もある。緑地内の植物の管理においては、種別
ごとに最適な作業状態を設定し、公園の何れかのエリア
においても、訪問者が快適に時間を過ごすことが出来る
ようにするのが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、公園管
理においては管理コストを考慮する必要がある。すなわ
ち、すべてエリアについて最適な状態を維持するために
は、著しいコストを要するという問題点があった。その
一方、種別やエリアに基づいて、どの程度の作業を遂行
すれば、公園の訪問者の安全や快適性を確保できるか
を、客観的に知ることができないという問題点もあっ
た。本発明は、緑地の基本計画、社会ニーズ、利用動
向、植物の生育状態などを考慮しつつ、管理水準を適切
に設定することができるシステムを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、緑地内
の一定の種別の領域に関するランク、当該ランクごと
に、領域を維持するために望ましい作業項目およびその
回数を規定した管理水準を設定するステップと、緑地内
の領域に前記ランクを割り当てるステップと、当該種別
の領域の各々を、管理水準にしたがって管理する際に必
要なコストを算出するステップと、実際の管理費とコス
トを比較して、増減額すべき金額を算出するステップ
と、緑地の来訪者の当該緑地内における動線に基づくユ
ーザ動向を参照して、前記領域の各々について、増減額
の割合を算出するステップと、前記増減額の割合にした
がって、前記領域の各々について、作業項目およびその
回数を調整した種々のパターンを生成するステップと、
前記パターンから最適なものを選択するステップとを備
えたことを特徴とする緑地管理水準設定方法により達成
される。
【0006】本発明によれば、一定の種別の領域にラン
クを付与して、当該ランクに属する領域を維持するため
の作業項目やその回数が設定され、そのために必要なコ
ストが算出される。しかしながら、実際に割り当てられ
る管理費と、コストが一致するとは限らない。特に、管
理費の方がコストより少額であった場合には、いずれか
の領域の作業項目について、その回数を減じる必要があ
る。本発明では、このために、ユーザ動向にしたがっ
て、領域ごとの増減額を決定している。したがって、実
際の管理費による制限を考慮しつつ、来訪者の利用頻度
が高いなど、手厚い管理が必要な部分については、理想
状態をできるだけ維持することが可能となる。上記種別
の領域には、たとえば、芝生地、低木地、高木地、施
設、池などが含まれる。
【0007】好ましい実施態様においては、増減額の割
合を算出するステップが、緑地の来訪者が、ある領域に
隣接する経路を通過しあるいは当該領域に滞在した場合
に、当該領域に関連付けて、それぞれ所定のポイントを
与えるステップと、それぞれの領域のポイントの総計の
逆数比を算出するステップと、前記逆数比にしたがっ
て、増減額の割合を算出するステップとを有している。
【0008】より好ましい実施態様においては、増減額
の割合を算出するステップが、領域の面積および当該領
域に与えられた比の値を取得するステップと、前記面積
および比の値に基づき、単位面積あたりの増減額を、当
該増減額の割合として算出するステップとを有してい
る。
【0009】別の好ましい実施態様においては、パター
ンを生成するステップが、単位面積あたりの作業実行の
コスト、および、作業の回数を参照して、いずれかの作
業の回数を調整することにより、前記単位面積あたりの
増減額に一致させるステップを有している。また、より
好ましい実施態様においては、選択するステップが、領
域の状態および過去の作業実績を考慮して、いずれかの
パターンを選択するように構成されている。これによ
り、領域の植物の植生なども考慮した適切な管理を実現
することが可能となる。
【0010】たとえば、前記領域が芝生地であり、管理
水準が、芝刈り、除草、施肥、目土掛けおよびエアレー
ションの項目を含み、領域の状態が、土壌硬度、芝生の
葉色、芝生の被覆度、雑草繁茂度を示す情報を含む。ま
た、領域が、低木地あるいは高木地であり、管理水準
が、刈込み・剪定、施肥および除草の項目を含み、領域
の状態が、下葉および上葉の密度、葉の大きさ、葉色お
よび雑草の種類を示す情報を含んでいても良い。
【0011】さらに、本発明の目的は、緑地内の一定の
種別の種々の領域を管理するための水準を設定するプロ
グラムであって、緑地内の一定の種別の領域に関するラ
ンク、当該ランクごとに、領域を維持するために望まし
い作業項目およびその回数を規定した管理水準とを設定
するステップと、緑地内の領域に前記ランクを割り当て
るステップと、当該種別の領域の各々を、管理水準にし
たがって管理する際に必要なコストを算出するステップ
と、実際の管理費とコストを比較して、増減額すべき金
額を算出するステップと、緑地の来訪者の当該緑地内に
おける動線に基づくユーザ動向を参照して、前記領域の
各々について、増減額の割合を算出するステップと、前
記増減額の割合にしたがって、前記領域の各々につい
て、作業項目およびその回数を調整した種々のパターン
を生成するステップと、前記パターンから最適なものを
選択するステップとを、コンピュータに実行させること
を特徴とする緑地管理水準設定プログラムによっても達
成される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態につき説明を加える。図1は、本発明の
実施の形態にかかる緑地管理水準設定システムの構成を
示すブロックダイヤグラムである。本実施の形態におい
ては、公園内の芝生地の管理水準を設定するために本シ
ステムを利用している。ここに、管理水準とは、公園内
の用地、施設等を、定められた所望の状態に維持するた
めに必要な作業およびその作業量をいう。たとえば、芝
生地においては、管理水準には、芝刈り、除草、施肥、
目土掛け、エアレーションのそれぞれの実施回数などが
含まれる。
【0013】図1に示すように、本実施の形態にかかる
緑地管理水準設定システム10は、ランクごとの芝生地
の管理水準を示す情報、公園内の各芝生地の情報などを
記憶したデータベース(DB)12と、管理水準を設定
するために必要な種々のデータをDB12に登録するデ
ータ登録部14と、管理水準および芝生地のデータに基
づき、所望の理想的な管理を実現するためのコスト(理
想管理コスト)を算出する理想管理コスト算出部16
と、あらかじめ定められた実際の管理費と、理想管理コ
ストとを比較して、どの程度、コストを減額させ或いは
増額させるべきかを見出す増減額算出部18と、公園内
のユーザの動向を示すデータに基づき、芝生地ごとのポ
イントを算出し、当該ポイントに基づく重みを取得する
重み算出部20と、増減額および重みにしたがって、芝
生地ごとに、管理水準のパターンを生成するパターン生
成部22と、生成されたパターンから最適なものを選択
する最適パターン選択部24とを有している。
【0014】本実施の形態において、DB12には、芝
生地のランクごとに、当該ランクに規定される状態を維
持するための管理水準を示す管理水準データ30が記憶
されている。たとえば、本実施の形態においては、公園
内の芝生地に対して、「ランクA」〜「ランクD」まで
の4つのランクが設定されている。たとえば、「ランク
B」、「ランクC」および「ランクD」は、それぞれ、
以下のような状態であることを示している。
【0015】ランクA芝生地の場所:競技用の芝生地 芝の単一性:芝生のみ(抜根除草実施) 芝高(最高芝丈):3cm以下に維持 刈高:1.5cm 施肥:2回 エアレーション:土壌硬度20mm以下に維持 目土掛け:エアレーション実行時に施工、または、芝草
被度がランクBになった場合、プレイに支障が出る場合
に施工
【0016】ランクB 芝生地の場所:庭園内にある芝生地 芝の単一性:芝生のみ(抜根除草実施) 芝高(最高芝丈):5cm以下に維持 刈高:2.5cm 施肥:2回 エアレーション:土壌硬度20mm以下に維持 目土掛け:エアレーション実行時に施工、または、芝草
被度がランクBになった場合に施工
【0017】ランクC 芝生地の場所:主要な広場や施設周りの芝生地 芝の単一性:単一芝生を目指すが、一部雑草混入容認
(抜根除草無し) 芝高(最高芝丈):7cm以下に維持 刈高:2.5cm 施肥:1回 エアレーション:土壌硬度25mm以下に維持 目土掛け:エアレーション実施時に施工、または、芝草
被度がランクCになった場合に施工
【0018】ランクD 芝生地の場所:法面などの土壌保全を主目的とした芝生
地 芝の単一性:雑草混入容認(抜根除草無し) 芝高(最高芝丈):10cm以下に維持 刈高:3.0cm 施肥:0回
【0019】図2は、上記ランクに規定された状態に維
持するために、ある公園において、ランクごとに、各項
目の管理水準を示した図である。図2に示すように、ラ
ンクごとに、芝刈り、除草、施肥、目土掛け、エアレー
ションの回数の推奨数が規定されている。このような各
ランクの項目ごとの管理水準が、管理水準データ30と
して、DB12中に保持される。
【0020】また、DB12には、公園内の各芝生地の
名称、面積、位置、ランクなどを示す芝生地データ32
が記憶されている。たとえば、図3に示すように、公園
300内に、3つの芝生地(「芝生地a」301、「芝
生地b」302および「芝生地c」303)が設けられ
ている場合には、これら各芝生地の所定の情報が、DB
12に保持される。図3の例では、「芝生地a」301
は、「ランクA」でかつ300mの面積を有し、「芝
生地b」302は、「ランクB」でかつ50m の面積
を有し、また、「芝生地c」303は、「ランクC」で
かつ200mの面積を有する。また、図3において、
符号311〜313は、公園内の通路を示している。D
B12に保持されたユーザ動向データ34は、どのくら
いの公園の来訪者が上記通路を通過し、あるいは、休憩
所(図3では図示せず)にて休憩したかを示すものであ
る。
【0021】また、DB12には、各芝生地における芝
生の状態(土壌硬度、芝生の葉色、芝生の被覆度、雑草
繁茂度)や、各芝生地で行われた作業実績(管理水準に
含まれる各項目の作業を実施した日時など)が記憶され
ているのが望ましい。これらは、オペレータによる入力
装置や他のシステムのデータベースからのデータ転送な
どにより、データ登録部14が、DB12の所定の領域
に取得したデータを記憶することにより実現される。
【0022】このように構成された管理水準設定システ
ムによる処理につき説明を加える。オペレータのコマン
ド入力に応答して、理想管理コスト算出部16は、芝生
地データに示される各芝生地の面積およびランク、なら
びに、管理水準データに示すランクごとの管理水準にし
たがって、各芝生地を理想的な状態に維持するためのコ
ストを算出する。図3の例において、「芝生地a」は
「ランクA」であり、その面積は300m、「芝生地
b」は「ランクB」であり、その面積は50m、「芝
生地c」は「ランクC」であり、その面積は200m
である。したがって、図2に示すような管理水準の各項
目について、ランクおよび面積にしたがったコストが算
出される。
【0023】図4は、最適な状態に維持するためのコス
ト(管理費)の例を示す図である。「芝生地a」は、
「ランクA」が付与されているため、芝刈り、除草、施
肥、目土掛け、エアレーションをそれぞれ、10回、4
回、2回、0回、0回実施する必要がある。したがっ
て、単位面積(1m)あたりの費用(m単価)を算
出した後、これに面積(数量)を乗ずることにより、コ
ストを算出することができる。「芝生地b」および「芝
生地c」についても、同様にしてコストが算出される。
【0024】次いで、増減額算出部18が、芝生地のコ
ストの合計(図4の「管理費計」)と、実際の総管理費
との増減額を算出する。たとえば、図4の例に示すよう
に、理想状態を維持するためのコストの合計が¥19
2,500であるのに対して、実際の総管理費が¥15
0,000であれば、¥42,500の削減が必要とな
る。無論、コストの合計より総管理費が多ければ、増額
できる金額が算出される。以下、どの芝生地のどの項目
を削るのが妥当であるかの判断などにつき説明を加え
る。本実施の形態においては、公園の来訪者が芝生地を
利用している度合いを考慮して、費用の増減を算出する
ようになっている。
【0025】図5は、重み算出部20にて実行される処
理を示すフローチャートである。図5に示すように、芝
生地(図3の例では、「芝生地a」〜「芝生地c」のい
ずれか)を特定し(ステップ503)、ユーザ動向デー
タを参照して、来訪者の導線に基づくポイントを算出す
る(ステップ502)。本実施の形態において、ユーザ
動向データ34には、各来訪者の公園内の動線調査に基
づくデータが記憶されている。このデータにより、来訪
者が図3に示す公園内の何れの経路を通過したか(動
線)、および、休憩所などで休憩したかを知ることがで
きる。重み算出部20は、ユーザ動向データを参照し
て、たとえば、以下のロジックにしたがって、各芝生地
へのポイントを算出する。
【0026】芝生地に隣接された通路を来訪者が通過し
た場合には、ポイントを1点加点する。たとえば、ある
来訪者の動線が、「芝生地a」に隣接した通路を通過し
ていれば(図6の矢印601参照)、当該「芝生地a」
に関して、1点が加えられる。「芝生地b」や「芝生地
c」についても同様である(図6の符号602、603
参照)。また、たとえば、図6の符号600に示すよう
に、芝生地に隣接して位置する休憩所で、所定の時間
(たとえば10分)以上、時間をすごしていれば、休憩
所に隣接する芝生地(図6においては、「芝生地a」)
に、ポイントを2点加算する。重み算出部20は、すべ
ての芝生地に関して、上述した手法でポイントを算出す
る(ステップ503参照)。なお、上記ポイントの設定
は一例であってこれに限定されるものではないことは言
うまでもない。また、ポイントを与える事項は、通路の
通過や時間をすごすこと(休憩)に限定されず、他の来
訪者の行為に対してポイントを与えるように設定しても
良い。これらは、管理者が適宜設定することができる。
【0027】その後、重み算出部20は、各芝生地の合
計ポイントを比較して(ステップ504)、合計ポイン
トの逆数比を算出する(ステップ504)。図7は、図
3の例における合計ポイント、逆数比などを示す図であ
る。図7においては、5回にわたる調査に基づくユーザ
動向データを参照して、合計ポイント(計)を算出して
いる。この例では、「芝生地a」、「芝生地b」および
「芝生地c」のそれぞれについて、2500点、150
0点および1000点という合計ポイントが付与された
ことがわかる。重み算出部20は、それぞれのポイント
の逆数の比、すなわち、1/2500:1/1500:
1/1000=6:10:15を算出する。これが、各
芝生地に関する管理費を削減するための重みとなる。無
論、管理費を増額するための重みも同様の手法で算出さ
れる。
【0028】上記重みは、パターン生成部22に伝達さ
れる。パターン生成部22は、増減額算出部18から与
えられた削減額、および、重み算出部20から与えられ
た重みにしたがって、芝生地ごとに単位面積あたりの削
減額(削減配分)を算出する(ステップ506)。芝生
地ごとに面積が相違するため、面積も加味したものとな
る。図3の例に関しては、 6x・300(m)+10x・50(m)+15x
・200(m)=¥42,500 という数式を用いて「x」を求め、「6x」、「10
x」および「15x」を、それぞれ、「芝生地a」、
「芝生地b」および「芝生地c」の単位面積あたりの削
減額(削減配分)とすればよい。これにより、図7の最
下欄に示すような削減配分を得ることができる。
【0029】次いで、パターン生成部22は、各芝生地
に関して、削減配分を実現するために、それぞれ、種々
の項目の作業回数を削減したパターンを作成する。たと
えば、「芝生地a」に関して、図7に示すように、単位
面積あたりの削減額は¥48≒¥50であるため、単位
面積あたりの単価を¥50だけ引き下げるために、芝刈
り、除草、施肥などの回数を調整してパターンが生成さ
れる。図8は、得られたパターンの例を示す図である。
たとえば、「パターン1」においては、芝刈りの回数を
10回から8回に減じるとともに、施肥の回数を2回か
ら1回に減じることで、単価を¥50だけ引き下げてい
る。
【0030】パターン生成部22にて作られた各芝生地
に関する種々のパターンは、最適パターン選択部24に
与えられる。最適パターン選択部24は、たとえば、オ
ペレータから与えられ、あるいは、DB12から取得し
た芝生の状態(土壌硬度、芝生の葉色、芝生の被覆度、
雑草繁茂度)や過去の施工実績を参照して、最適なパタ
ーンを選択する。たとえば、芝生の状態と、管理水準に
含まれる項目の作業とは一定の関連性をもつ、たとえ
ば、土壌硬度が高い場合にはエアレーションが必要であ
ることや、土壌養分が欠乏している場合には施肥を要す
ることなどである。また、過去の施工実績から、所定期
間以上実施されていない作業は、実施すべきである。し
たがって、これらを考慮した選択が、パターン選択部2
4で行われる。
【0031】パターン選択部24にて選択されたパター
ンが、当該芝生地に関して、管理費の制約を考慮しつ
つ、芝生地を良好な状態に維持するための管理水準を示
すものとなる。これは、表示装置の画面上に表示され、
あるいは、プリンタから印刷物として出力され、オペレ
ータや管理者に提示される。
【0032】本実施の形態によれば、理想状態を維持す
るための管理水準に基づくコストと、実際の総管理費と
の差異から生じる、増減額を、ユーザの動向に基づいて
決定している。すなわち、来訪者が芝生地の付近を通過
し、あるいは、芝生地にて休憩している度合いが高い場
合には、当該芝生地に関する削減額を縮小し、あるい
は、増加額を拡大するように調整する。さらに、芝生地
の状態や過去の成功実績を加味して、もっとも適切な管
理水準のパターンを選択している。限られた管理費の範
囲で来訪者が快適に過ごすことができ、また、芝生地自
体も適切な状態となるような管理を実現することが可能
となる。
【0033】本発明は、以上の実施の形態に限定される
ことなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内
で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内
に包含されるものであることは言うまでもない。たとえ
ば、本実施の形態は、芝生地の管理に本発明を適用して
いるが、これに限定されず、緑地内の低木管理、高木管
理、草花管理などの植物管理、および、池などの水質管
理、施設の管理、清掃管理などにも適用可能である。以
下に他の実施の形態として、低木管理に本発明を適用し
た例につき簡単に説明を加える。
【0034】低木管理のためにも、図1に示すような構
成のシステムを利用することができる。低木管理におい
ては、刈込み・剪定(図9参照)、施肥(図(a)10
(a))および除草(図10(b))に関して、その種
別にしたがった管理水準が設定される。たとえば、ある
低木地では、刈込み・剪定のために、水準「a」を採用
し、施肥について、水準「m」を採用し、除草について
水準「q」を採用するなど、各項目について種々の選択
が可能である。
【0035】図11は、ある公園内の低木地(「低木地
α」、「低木地β」および「低木地γ」)の管理水準を
示す図である。この例では、「低木地α」には、「刈り
込み・剪定」の水準「f」、「施肥」の水準「m」、
「除草」の水準「q」が適用され、その結果、図示する
ような管理水準が得られる。「低木地β」、「低木地
γ」についても、「刈り込み・剪定」、「施肥」および
「除草」のそれぞれについて、適切な水準が適用されて
いる。
【0036】このような低木地ごとの管理水準は、管理
水準データとして、DB12に格納される。また、各低
木地の面積やその他特記すべき事項(たとえば、特別修
景木であること)は、低木地データとしてDB12に格
納される。理想管理コスト算出部16は、芝生地に関す
る処理と同様の処理を実行して、低木地を理想的な状態
に維持するためのコストを算出する。図12(a)は、
理想管理コスト算出部16により算出された各低木地の
コスト(管理費)を示す図である。ここで、実際の総管
理費が、¥20,000であると、¥2,500を削減
する必要がある。そこで、重み算出部20が、DB12
中に格納されたユーザ動向データを参照して、各低木地
に関するポイントを算出し、さらに、ポイントの逆数比
を得る。図12(b)において、「計」と書かれた項目
が「ポイント」の総計を示し、「削減(逆数)比」が得
られた逆数比を示す。なお、ここで、特殊な事情(たと
えば、特別修景木であること)から削減対象としないこ
となどの制約条件が加えられても良い。これは、あらか
じめ重み算出部20やパターン生成部22において、制
約条件があるときには、増額の対象とはなるが削減対象
とはならないというロジックが組み込まれることにより
実現できる。
【0037】パターン生成部22は、増減額算出部18
から取得した削減額および重み算出部20から取得した
逆数比などに基づき、単位面積(m)あたりの削減配
分(あるいは増額配分)を算出する。図12(b)に示
すように、この例では、「低木地α」および「低木地
γ」について、それぞれ単位面積あたり¥14および¥
36の削減が必要であることがわかる。
【0038】パターン生成部22は、各低木地に関し
て、削減配分を実現するために、それぞれ、種々の項目
の作業回数を削減したパターンを生成する。図13は、
「低木地α」に関するパターンの一例を示す図である。
このようにして、各低木地のパターンは、最適パターン
選択部24に与えられる。最適パターン選択部24は、
各低木地に関して、低木の状態(下葉や上葉の密度、葉
の大きさ、葉色、雑草の種類)や施工実績(たとえば、
施肥実績)を参照して、最適なパターンを算出する。こ
のように、芝生地に限らず、他の管理にも本発明が適用
できることが理解できるであろう。
【0039】また、芝生地の管理に本発明を適用した第
1の実施の形態において、ある芝生地を、費用増額の対
象とはなるが費用減額の対象としないような制約条件を
設定できても良い。さらに、前記実施の形態において、
削減比(逆数比)が算出された時点で、管理者が、当該
比を操作して、所定の範囲で値を変更できるようにして
もよいし、或いは、ポイント算出の際に、管理者自身
が、所定の芝生地など、必要な領域に、所定のポイント
を与えるように構成しても良い。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、緑地の基本計画、社会
ニーズ、利用動向、植物の生育状態などを考慮しつつ、
管理水準を適切に設定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の実施の形態にかかる緑地管
理水準設定システムの構成を示すブロックダイヤグラム
である。
【図2】 図2は、本実施の形態において、ランクに規
定された状態に維持するために、ランクごとに、各項目
の管理水準を示した図である。
【図3】 図3は、設定管理の対象となった公園の一例
を示す図である。
【図4】 図4は、本実施の形態において、最適な状態
に維持するためのコスト(管理費)の例を示す図であ
る。
【図5】 図5は、本実施の形態にかかる重み算出部に
て実行される処理を示すフローチャートである。
【図6】 図6は、本実施の形態において、芝生地ごと
に与えるポイントを説明するための図である。
【図7】 図7は、本実施の形態において、各芝生地の
削減配分の算出を説明するための図である。
【図8】 図8は、本実施の形態において、ある芝生地
のパターンを説明する図である。
【図9】 図9は、他の実施の形態において、低木地の
管理水準を設定するための種々の項目を示す図である。
【図10】 図10は、他の実施の形態において、低木
地の管理水準を設定するための種々の項目を示す図であ
る。
【図11】 図11は、他の実施の形態において、ラン
クに規定された状態に維持するために、ランクごとに、
各項目の管理水準を示した図である。
【図12】 図12は、他の実施の形態において、最適
な状態に維持するためのコスト(管理費)、および、削
減配分の算出を説明するための図である。
【図13】 図13は、他の実施の形態において、ある
低木地のパターンを説明する図である。
【符号の説明】
10 緑地管理水準設定システム 12 データベース 14 データ登録部 16 理想管理コスト算出部 18 増減額算出部 20 重み算出部 22 パターン生成部 24 最適パターン選択部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 隆行 東京都港区虎ノ門4丁目1番21号 葺手第 2ビル3階 財団法人 公園緑地管理財団 内 (72)発明者 川原 淳 東京都港区虎ノ門4丁目1番21号 葺手第 2ビル3階 財団法人 公園緑地管理財団 内 (72)発明者 穂積 計人 東京都港区虎ノ門4丁目1番21号 葺手第 2ビル3階 財団法人 公園緑地管理財団 内 (72)発明者 平塚 靖司 東京都港区虎ノ門4丁目1番21号 葺手第 2ビル3階 財団法人 公園緑地管理財団 内 (72)発明者 中井 健二 東京都港区虎ノ門4丁目1番21号 葺手第 2ビル3階 財団法人 公園緑地管理財団 内 Fターム(参考) 2B022 AB01 DA19

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緑地内の一定の種別の領域に関するラン
    ク、当該ランクごとに、領域を維持するために望ましい
    作業項目およびその回数を規定した管理水準を設定する
    ステップと、 緑地内の領域に前記ランクを割り当てるステップと、 当該種別の領域の各々を、管理水準にしたがって管理す
    る際に必要なコストを算出するステップと、 実際の管理費とコストを比較して、増減額すべき金額を
    算出するステップと、 緑地の来訪者の当該緑地内における動線に基づくユーザ
    動向を参照して、前記領域の各々について、増減額の割
    合を算出するステップと、 前記増減額の割合にしたがって、前記領域の各々につい
    て、作業項目およびその回数を調整した種々のパターン
    を生成するステップと、 前記パターンから最適なものを選択するステップとを備
    えたことを特徴とする緑地管理水準設定方法。
  2. 【請求項2】 前記増減額の割合を算出するステップ
    が、 緑地の来訪者が、ある領域に隣接する経路を通過しある
    いは当該領域に滞在した場合に、当該領域に関連付け
    て、それぞれ所定のポイントを与えるステップと、 それぞれの領域のポイントの総計の逆数比を算出するス
    テップと、 前記逆数比にしたがって、増減額の割合を算出するステ
    ップとを有することを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 前記増減額の割合を算出するステップ
    が、 領域の面積および当該領域に与えられた比の値を取得す
    るステップと、 前記面積および比の値に基づき、単位面積あたりの増減
    額を、当該増減額の割合として算出するステップとを有
    することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記パターンを生成するステップが、 前記単位面積あたりの作業実行のコスト、および、作業
    の回数を参照して、いずれかの作業の回数を調整するこ
    とにより、前記単位面積あたりの増減額に一致させるス
    テップを有することを特徴とする請求項3に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 前記増減額の割合を算出するステップ
    が、 少なくとも減額の対象としない制約条件が与えられた領
    域について、増減額の割合算出の対象から除外するステ
    ップを含むことを特徴とする請求項1ないし5の何れか
    一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記選択するステップが、 領域の状態および過去の作業実績を考慮して、いずれか
    のパターンを選択するように構成されたことを特徴とす
    る請求項1ないし5の何れか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記領域が芝生地であり、管理水準が、
    芝刈り、除草、施肥、目土掛けおよびエアレーションの
    項目を含み、 前記領域の状態が、土壌硬度、芝生の葉色、芝生の被覆
    度、雑草繁茂度を示す情報を含むことを特徴とする請求
    項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記領域が、低木地あるいは高木地であ
    り、管理水準が、刈込み・剪定、施肥および除草の項目
    を含み、 前記領域の状態が、下葉および上葉の密度、葉の大き
    さ、葉色および雑草の種類を示す情報を含むことを特徴
    とする請求項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】 緑地内の一定の種別の種々の領域を管理
    するための水準を設定するプログラムであって、 緑地内の一定の種別の領域に関するランク、当該ランク
    ごとに、領域を維持するために望ましい作業項目および
    その回数を規定した管理水準とを設定するステップと、 緑地内の領域に前記ランクを割り当てるステップと、 当該種別の領域の各々を、管理水準にしたがって管理す
    る際に必要なコストを算出するステップと、 実際の管理費とコストを比較して、増減額すべき金額を
    算出するステップと、 緑地の来訪者の当該緑地内における動線に基づくユーザ
    動向を参照して、前記領域の各々について、増減額の割
    合を算出するステップと、 前記増減額の割合にしたがって、前記領域の各々につい
    て、作業項目およびその回数を調整した種々のパターン
    を生成するステップと、 前記パターンから最適なものを選択するステップとを、
    コンピュータに実行させることを特徴とする緑地管理水
    準設定プログラム。
  10. 【請求項10】 前記増減額の割合を算出するステップ
    において、 緑地の来訪者が、ある領域に隣接する経路を通過しある
    いは当該領域に滞在した場合に、当該領域に関連付け
    て、それぞれ所定のポイントを与えるステップと、 それぞれの領域のポイントの総計の逆数比を算出するス
    テップと、 前記逆数比にしたがって、増減額の割合を算出するステ
    ップとを、前記コンピュータに実行させることを特徴と
    する請求項9に記載のプログラム。
  11. 【請求項11】 前記増減額の割合を算出するステップ
    において、 領域の面積および当該領域に与えられた比の値を取得す
    るステップと、 前記面積および比の値に基づき、単位面積あたりの増減
    額を、当該増減額の割合として算出するステップとを、
    前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項
    10に記載のプログラム。
  12. 【請求項12】 前記パターンを生成するステップにお
    いて、 前記単位面積あたりの作業実行のコスト、および、作業
    の回数を参照して、いずれかの作業の回数を調整するこ
    とにより、前記単位面積あたりの増減額に一致させるス
    テップを、前記コンピュータに実行させることを特徴と
    する請求項11に記載のプログラム。
  13. 【請求項13】 前記増減額の割合を算出するステップ
    において、 少なくとも減額の対象としない制約条件が与えられた領
    域について、増減額の割合算出の対象から除外するステ
    ップを、前記コンピュータに実行させることを特徴とす
    る請求項9ないし12の何れか一項に記載のプログラ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記選択するステップにおいて、 領域の状態および過去の作業実績を考慮して、いずれか
    のパターンを選択するステップを、前記コンピュータに
    実行させることを特徴とする請求項9ないし13の何れ
    か一項に記載のプログラム。
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