JP2003288434A - 釣果情報共用システム、釣果情報共用装置及び釣果情報共用方法 - Google Patents

釣果情報共用システム、釣果情報共用装置及び釣果情報共用方法

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JP2003288434A
JP2003288434A JP2002092632A JP2002092632A JP2003288434A JP 2003288434 A JP2003288434 A JP 2003288434A JP 2002092632 A JP2002092632 A JP 2002092632A JP 2002092632 A JP2002092632 A JP 2002092632A JP 2003288434 A JP2003288434 A JP 2003288434A
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JP2002092632A
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Yohei Terashi
洋兵 赫
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 釣り人に対して極めて精度の高い位置等の釣
果情報を提供すること。 【解決手段】 位置データと、その位置データに関する
釣果データと、を有する登録用釣果情報を出力し、編集
加工済み釣果情報の入力指示を出力する端末装置100
と、前記登録用釣果情報及び/又は前記編集加工済み釣
果情報の入力指示が入力される釣果情報共用装置20
と、を備え、前記釣果情報共用装置は、情報の入出力用
画面を形成する画面形成手段210を備える釣果情報送
受信装置200と、前記登録用釣果情報を管理する登録
用釣果情報管理手段310と、前記編集加工済み釣果情
報の入力指示に応じて、前記登録用釣果情報管理手段の
前記登録用釣果情報を編集加工する釣果情報編集加工手
段(330、340)と、を備える釣果情報管理装置3
00と、を備えることで釣果情報共用システム10が構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣り人等に釣果情
報を提供等する釣果情報共用システム、釣果情報共用装
置及び釣果情報共用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットのWEBページ等
で、釣り人のために魚の釣れたポイント(地名)、日
付、釣った魚の大きさ、その他仕掛け等を案内するもの
がある。このようなWEBページに掲載される釣果情報
の収集方法は、WEBページのフォーム機能を利用した
掲示板形式で、釣った本人が入力するというものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなW
EBページに掲載されている魚の釣れたポイントに地名
や目印がない場合、例えば、「・・・・沖」等という表
現になり、そのポイントを具体的且つ明確に示す手段が
なく、正確な位置を把握できないという問題があった。
特に、その情報が釣った本人の記憶に頼る情報の場合
は、さらに曖昧な情報と成ってしまうという問題があっ
た。
【0004】本発明は、以上の点に鑑み、釣り人に対し
て極めて精度の高い位置等の釣果情報を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的は、請求項1の
発明によれば、緯度及び経度から特定される位置データ
と、その位置データに関する複数種類の釣果データと、
を有する登録用釣果情報を出力し、及び/又は一定条件
で編集加工された編集加工済み釣果情報の入力指示を出
力する端末装置と、前記端末装置から出力された、前記
登録用釣果情報及び/又は前記編集加工済み釣果情報の
入力指示が入力される釣果情報共用装置と、を備える釣
果共用システムであって、前記釣果情報共用装置は、前
記端末装置に対する情報の入出力用画面を形成する画面
形成手段を備える釣果情報送受信装置と、前記端末装置
から出力された前記登録用釣果情報を管理する登録用釣
果情報管理手段と、前記端末装置から出力された前記編
集加工済み釣果情報の入力指示に応じて、前記登録用釣
果情報管理手段の前記登録用釣果情報を編集加工する釣
果情報編集加工手段と、を備える釣果情報管理装置と、
を備えることを特徴とする釣果情報共用システムであ
る。
【0006】請求項の構成によれば、緯度及び経度から
特定される位置データと、その位置データに関する複数
種類の釣果データと、を有する登録用釣果情報を出力す
る端末装置を有している。したがって、前記登録用釣果
情報は、緯度及び経度から特定される正確な位置データ
を有しているので精度の高い釣果情報となる。
【0007】また、前記釣果情報共用装置は、前記端末
装置に対する情報の入出力用画面を形成する画面形成手
段を備える釣果情報送受信装置を有している。そして、
前記端末装置から出力された前記登録用釣果情報を管理
する登録用釣果情報管理手段も有している。したがっ
て、前記端末装置は前記入出力用画面に従い、前記位置
データと、その位置データに関する複数種類の釣果デー
タを入力できるので、入力し易い。また、前記入出力用
画面で示される入力のウインドウ等は、たとえば定型化
されている場合は、入力された釣果情報を前記登録用釣
果情報管理手段に整理して格納し易く、データとしての
利便性が向上する。
【0008】また、本請求項の構成によれば、前記一定
条件で編集加工された編集加工済み釣果情報の入力指示
を出力する端末装置である。そして、前記端末装置から
出力された前記編集加工済み釣果情報の入力指示に応じ
て、前記登録用釣果情報管理手段の前記登録用釣果情報
を編集加工する釣果情報編集加工手段が釣果情報管理装
置に設けられている。したがって、前記端末装置は、前
記登録用釣果情報管理手段で管理されている釣果情報を
前記釣果情報編集加工手段で編集加工して釣果情報を取
得することができる。
【0009】以上により、本釣果情報共用システムの釣
果情報共用装置は、精度の高い釣果情報、特に位置デー
タについては、極めて正確な位置データを伴う釣果情報
を有しているので、この釣果情報を利用すると、従来と
は比較にならない精度で釣りのポイントを把握すること
ができる。
【0010】好ましくは、請求項2の発明によれば、請
求項1の構成において、前記端末装置が、船舶に配置さ
れ、船舶の自動航行機能に接続可能な構成となっている
ことを特徴とする記載の釣果情報共用システムである。
【0011】請求項2の構成によれば、前記端末装置
が、船舶に配置され、船舶の自動航行機能に接続可能な
構成となっている。したがって、前記端末装置が前記釣
果情報共用装置から緯度及び経度で特定される位置デー
タを伴う釣果データである釣果情報を取得すれば、その
位置データに基づき前記自動航行機能によって、船舶は
目的の位置に自動的に航行することになり、利便性が著
しく向上する。
【0012】好ましくは、請求項3の発明によれば、請
求項1又は請求項2の構成において、前記釣果情報送受
信装置には、地図情報管理手段が形成され、前記画面形
成手段が、この地図情報管理手段から地図情報を入力可
能な構成となっていること特徴とする釣果情報共用シス
テムである。
【0013】請求項3の構成によれば、前記釣果情報送
受信装置には、地図情報管理手段が形成され、前記画面
形成手段が、この地図情報管理手段から地図情報を入力
可能な構成となっている。したがって、前記画面形成手
段が地図情報を表示できるので、前記端末装置で釣果情
報を把握し易くなる。
【0014】好ましくは、請求項4の発明によれば、請
求項1乃至請求項3のいすれかの構成において、前記釣
果情報送受信装置がWEB管理サーバであり、前記端末
装置は、前記WEB管理サーバにインターネット等によ
り接続可能な構成になっていること特徴とする釣果情報
共用システムである。
【0015】請求項4の構成によれば、前記釣果情報送
受信装置がWEB管理サーバであり、前記端末装置は、
前記WEB管理サーバにインターネット等により接続可
能な構成になっている。したがって、インターネット等
に接続可能であって位置情報を入手可能な端末装置であ
れば、広く前記釣果情報共用装置に接続して釣果情報を
登録できるので、前記登録用釣果情報管理手段に格納さ
れている釣果情報を増加させることができる。このた
め、前記端末装置から出力される前記編集加工済み釣果
情報の入力指示に応じて、前記登録用釣果情報管理手段
に格納されている釣果情報を編集加工する際の釣果情報
の精度が著しく向上することになる。
【0016】好ましくは、請求項5の発明によれば、請
求項1乃至請求項4のいずれかの構成において、前記釣
果情報管理装置は、気象情報管理手段を有する気象情報
管理装置と接続可能な構成となっていることを特徴とす
る釣果情報共用システムである。
【0017】請求項5の構成によれば、前記釣果情報管
理装置は、気象情報管理手段を有する気象情報管理装置
と接続可能な構成となっている。したがって、前記端末
装置から入力される前記釣果情報に、正確な気象情報を
付加することができるので、より精度の高い釣果情報と
なる。特に、前記釣果情報管理手段の釣果情報を用いて
前記編集加工済み釣果情報として釣果予想等を行う場合
は、この前記気象情報により更に予想精度が向上するこ
ととなる。
【0018】前記目的は、請求項6の発明によれば、緯
度及び経度から特定される位置データと、その位置デー
タに関する複数種類の釣果データと、を有する登録用釣
果情報を他の装置から入力し、及び/又は一定条件で編
集加工された編集加工済み釣果情報の入力指示を他の装
置から入力できる構成となっている釣果情報共用装置で
あって、前記釣果情報共用装置は、前記端末装置に対す
る情報の入出力用画面を形成する画面形成手段を備える
釣果情報送受信装置と、前記端末装置から出力された前
記登録用釣果情報を管理する登録用釣果情報管理手段
と、前記端末装置から出力された前記編集加工済み釣果
情報の入力指示に応じて、前記登録用釣果情報管理手段
の前記登録用釣果情報を編集加工する釣果情報編集加工
手段と、を備える釣果情報管理装置と、を備えることを
特徴とする釣果情報共用装置により達成される。
【0019】請求項6の構成によれば、緯度及び経度か
ら特定される位置データと、その位置データに関する複
数種類の釣果データと、を有する登録用釣果情報を他の
装置から入力する釣果情報共用装置である。したがっ
て、請求項1と同様に、前記登録用釣果情報は、緯度及
び経度から特定される正確な位置データを有しているの
で精度の高い釣果情報となる。
【0020】また、前記釣果情報共用装置は、前記端末
装置に対する情報の入出力用画面を形成する画面形成手
段を備える釣果情報送受信装置する。そして、前記端末
装置から出力された前記登録用釣果情報を管理する登録
用釣果情報管理手段とを有している。したがって、請求
項1と同様に、前記端末装置は前記入出力用画面に従
い、前記位置データと、その位置データに関する複数種
類の釣果データを入力できるので、入力し易い。また、
前記入出力用画面で示される入力のウインドウ等は、た
とえば定型化されている場合は、入力された釣果情報を
前記登録用釣果情報管理手段に整理して格納し易く、デ
ータとしての利便性が向上する。
【0021】また、本請求項の構成によれば、一定条件
で編集加工された編集加工済み釣果情報の入力指示を他
の装置から入力できる構成となっている釣果情報共用装
置である。そして、前記端末装置から出力された前記編
集加工済み釣果情報の入力指示に応じて、前記登録用釣
果情報管理手段の前記登録用釣果情報を編集加工する釣
果情報編集加工手段を有している。したがって、前記登
録用釣果情報管理手段で管理されている釣果情報を前記
釣果情報編集加工手段で編集加工して編集加工済み釣果
情報として他の装置に出力することができる。
【0022】以上により、本釣果情報共用装置は、精度
の高い釣果情報、特に位置データについては、極めて正
確な位置データを伴う釣果情報を有しているので、この
釣果情報を利用すると、従来とは比較にならない精度で
釣りのポイントを把握することができる。
【0023】前記目的は、請求項7の発明によれば、端
末装置が釣果情報共用装置に対して接続する端末装置接
続工程と、前記端末装置に対して、前記釣果情報共用装
置の釣果情報送受信装置が有する画面形成手段が、情報
の入出力用画面を形成し出力して前記端末装置に提供す
る入出力用画面提供工程と、前記端末装置が、緯度及び
経度から特定される位置データと、その位置データに関
する複数種類の釣果データと、を有する登録用釣果情報
を出力する登録用釣果情報出力工程と、前記端末装置に
よって出力された登録用釣果情報が、前記釣果情報共用
装置の釣果情報管理装置の有する登録用釣果情報管理手
段に登録される登録用釣果情報登録工程と、前記端末装
置が前記釣果情報共用装置に対して、一定条件で編集加
工された編集加工済み釣果情報の入力指示を出力する編
集加工済み釣果情報入力指示工程と、前記編集加工済み
釣果情報の入力指示に応じて、前記釣果情報管理装置の
釣果情報編集加工手段が、前記登録用釣果情報管理手段
に登録されている登録用釣果情報を編集加工する登録用
釣果情報の編集加工工程と、前記編集加工された編集加
工済み釣果情報に対応する地図情報を、前記画面形成手
段が、前記釣果情報送受信装置に設けられている地図情
報管理手段から入力し、前記編集加工済み釣果情報と地
図情報を重ねて画面に表示する編集加工済み釣果情報地
図表示工程と、を有することを特徴とする釣果情報共用
方法により達成される。
【0024】請求項6の構成によれば、端末装置が釣果
情報共用装置に対して接続する端末装置接続工程と、前
記端末装置に対して、前記釣果情報共用装置の釣果情報
送受信装置が有する画面形成手段が、情報の入出力用画
面を形成し出力して前記端末装置に提供する入出力用画
面提供工程と、を有している。したがって、前記入出力
用画面提供工程によって、端末装置の利用者は、前記入
出力用画面に従い操作できるので、使い易い釣果情報共
用方法である。
【0025】また、前記端末装置が、緯度及び経度から
特定される位置データと、その位置データに関する複数
種類の釣果データと、を有する登録用釣果情報を出力す
る登録用釣果情報出力工程と、前記端末装置によって出
力された登録用釣果情報が、前記釣果情報共用装置の釣
果情報管理装置の有する登録用釣果情報管理手段に登録
される登録用釣果情報登録工程と、を有する。したがっ
て、前記登録用釣果情報出力工程で出力される、前記登
録用釣果情報は、緯度及び経度から特定される正確な位
置データを有しているの、精度の高い釣果情報となる。
【0026】また、前記登録用釣果情報登録工程では、
前記入出力用画面提供工程とも相まって、利用者は、前
記入出力用画面に従い、前記位置データと、その位置デ
ータに関する複数種類の釣果データを入力し、前記登録
用釣果情報とできるので、入力し易い。そして、前記入
出力用画面で示される入力のウインドウ等は、たとえば
定型化されている場合は、入力された釣果情報を前記登
録用釣果情報管理手段に整理して格納し易く、データと
しての利便性が向上する。
【0027】また、本請求項では、前記端末装置が前記
釣果情報共用装置に対して、一定条件で編集加工された
編集加工済み釣果情報の入力指示を出力する編集加工済
み釣果情報入力指示工程と、前記編集加工済み釣果情報
の入力指示に応じて、前記釣果情報管理装置の釣果情報
編集加工手段が、前記登録用釣果情報管理手段に登録さ
れている登録用釣果情報を編集加工する登録用釣果情報
の編集加工工程と、を有している。したがって、前記編
集加工済み釣果情報入力指示工程で、利用者は、前記登
録用釣果情報管理手段で管理されている釣果情報を自己
の編集加工の要求に沿って編集加工するよう指示するこ
とができる。
【0028】また、前記登録用釣果情報の編集加工工程
で、前記釣果情報編集加工手段は利用者の編集加工の要
求にしたがって編集加工して編集加工済み釣果情報を作
成する。また、本請求項によれば、前記編集加工された
編集加工済み釣果情報に対応する地図情報を、前記画面
形成手段が、前記釣果情報送受信装置に設けられている
地図情報管理手段から入力し、前記編集加工済み釣果情
報と地図情報を重ねて画面に表示する編集加工済み釣果
情報地図表示工程を有している。したがって、利用者は
自己の編集加工の要求に沿って作成された編集加工済み
釣果情報が地図情報を重ねて画面に表示される。このた
め視覚的に認識できるので、提供された釣果情報を理解
し易い。
【0029】以上により、本釣果情報共用方法は、精度
の高い釣果情報、特に位置データについては、極めて正
確な位置データを伴う釣果情報を取得しているので、こ
の釣果情報を利用すると、従来とは比較にならない精度
で釣りのポイントを把握できる。また、この釣果情報を
提供する際、地図情報が伴うので、ポイントがより分か
り易い。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施の形
態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。尚、
以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であ
るから、技術的に好ましい種々の限定が付されている
が、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を
限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られる
ものではない。
【0031】(本発明の実施の形態)図1は、本発明の
実施の形態に係る釣果情報共用システム10を示す概略
説明図である。 (釣果情報共用システム10の全体構成の概略等につい
て)図1に示すように、本実施の形態の釣果情報共用シ
ステム10は、端末装置である利用者端末装置100、
そしてインターネット11を介して接続される釣果情報
共用装置であるサービスセンター20、さらに、気象情
報管理装置である気象情報サーバ400等を備えてい
る。
【0032】(利用者端末装置100等について)図2
は、図1に利用者端末装置100をより詳細に示した概
略説明図である。図2には、利用者端末装置として、P
DA(Personal digital assis
tant)110、PC(パーソナルコンピュータ)1
20、そして船舶通信端末130の3つが示されている
が、本実施の形態では、これらすべてが備わっている必
要はなく、これらのうち1つが備わっていればよい。す
なわち、図1及び図2の利用者端末装置100の図は、
本実施の形態に適用できる端末装置の例を3つ示したも
のである。
【0033】利用者端末装置100は、緯度及び経度か
ら特定される位置データと、その位置データに関する複
数種類の釣果データとを有する登録用釣果情報を出力
し、及び/又は一定条件で編集加工された編集加工済み
釣果情報の入力指示を出力する。具体的には、図2に示
すPDA110、PC120、そして、船舶通信端末1
30について各別に説明する。
【0034】(PDA110等について)PDA110
は、携帯情報端末であり通信機能を内蔵している。例え
ばインターネットへの接続や電子メールの送受信が可能
である。また、PDA110は、GPS(Global
Positioning System)機能も有す
る。したがって、図2に示すように、GPS衛星111
と通信することによって自己の位置データを緯度及び経
度で特定して取得することができる。PDA110は、
インターネットへの接続が可能であるため、GPSで位
置を特定し、その位置で釣れた魚のサイズ等の複数種類
の釣果データを、図1に示すようにインターネット11
を介してサービスセンター20へ後述する登録用釣果情
報として出力できるようになっている。
【0035】また、PDA110は、後述するように、
一定条件で編集加工された編集加工済み釣果情報の入力
指示もインターネット11を介してサービスセンター2
0へ出力できる構成となっている。 (PC120等について)PC120も、上述のPDA
110と同様にインターネット11を介してサービスセ
ンター20へ接続することができる。但し、位置データ
については、GPS機能を搭載していないので、PDA
110から位置データを半導体メモリ付き情報記録媒体
等に記憶させ、その後PC120へ入力し、インターネ
ット11で介して出力することになる。
【0036】(船舶通信端末130等について)船舶通
信端末130は、図2に示すように、船舶システム13
1と交信することで、緯度及び経度の位置データを取得
し、その位置データに基づいてインターネット11を介
してサービスセンター20と通信することになる。な
お、船舶システム131からは位置データのみならず水
深、水温等のデータをも取得することができる。
【0037】(デジタルカメラ140等について)図2
に示すように、デジタルカメラ140で釣った魚を撮影
し、その画像をPDA110、PC120、船舶通信端
末130に半導体メモリ付き情報記録媒体を介して入力
することで、図1のサービスセンター20へ画像情報も
送信することができる。
【0038】(登録用釣果情報等について)登録用釣果
情報は、釣り人が魚を釣った場合、その釣果情報をPD
A110、PC120や船舶通信端末130等で後述す
るサービスセンター20へ送信するが、その際に示す、
具体的な釣果に関するデータである。図3は、この登録
用釣果情報の具体例を示すものである。図3に示すよう
に、釣り人は、魚種、サイズ(cm、kg)、数量
(匹)、潮況、仕掛け、水深(m)、潮温(℃)、時間
(年、月、日、時)、釣り場(緯度、経度)、画像等で
ある。これらのデータは、原則として、後述するサービ
スセンター20のWEB管理サーバ200が提供するウ
インドウ上で、釣り人等が手入力するが、例えば船舶通
信端末130の場合は、船舶システム131から位置
(緯度及び経度の釣り場情報)、潮温、水深のデータを
取得できるので、これらのデータは船舶通信端末130
が自動的に入力する構成となっている。
【0039】(サービスセンター20等について)サー
ビスセンター20へは、前記PDA110、PC12
0、若しくは船舶通信端末130(端末装置)から出力
された、図3に示す登録用釣果情報及び/又は編集加工
済み釣果情報の入力指示が入力される。そして、サービ
スセンター20は、図1に示すように、釣果情報送受信
装置であるWEB管理サーバ200及び釣果情報管理装
置である釣果管理サーバ300等を備えている。
【0040】(WEB管理サーバ200等について)図
4は、WEB管理サーバ200のソフト構成等を示す概
略ブロック図である。なお、WEB管理サーバ200
は、例えばコンピュータ等からなり、そのハード構成
は、例えばバスを介してCPU(Central Pr
ocessingUnit)、ROM(Read On
ly Memory)、RAM(Random Acc
ess Memory)等を配置してなっている。そし
て、バスはすべてのデバイスを接続する機能を有し、ア
ドレスやデータパスを有する内部バスである。
【0041】CPUは、所定のプログラムの処理を行う
他、バスに接続されたROM等を制御している。ROM
は、上記プログラムや各種情報等を格納している。RO
Mは、書き換え可能な不揮発性メモリであるFLASH
ROMを含んでいても良い。このようなFLASH
ROMは、例えばネットワークを通じてダウンロードさ
れたデータ等が格納される。RAMは、上記プログラム
処理中のメモリの内容を対比したり、プログラムを実行
するためのエリアとしての機能を有する。以下、コンピ
ュータのハード構成は同様なので、説明を省略し、ソフ
ト構成を中心に説明する。
【0042】図2に示す、WEB管理サーバ200は、
前記端末装置(110,120、130)に対する情報
の入出力用画面を形成する画面形成手段であるWEB画
面形成・出力部210を備えている。また、WEB管理
サーバ200は、図4に示すように、インターフェース
240、地図データベース220、地図データ入出力部
221、WEB画面用データベース230、WEB画面
用データ入出力部231、データベース入出力部250
とうを有している。
【0043】(インターフェース240、データベース
入出力部250等について)図4のインターフェース2
40は、図1等に示すPDA110等がインターネット
を介して接続するためのものであり、WEB画面用デー
タ入出力部231に接続される。また、データベース入
出力部250はWEB画面用データ入出力部231と釣
果管理サーバ300との情報の入出力を行う。
【0044】(WEB画面形成・出力部210、WEB
画面用データベース230、WEB画面用データ入出力
部231、地図データベース220、地図データ入出力
部221等について)WEB画面用データ入出力部23
1は、WEB画面用データベース230から必要なWE
B画面用データをWEB画面用データ入出力部231を
介して取得し、インターネットのWEBページ上に表示
するため画面、ウインドウを作成する。具体的、例えば
釣り人が、魚を釣り上げて、その釣果情報を、PDA1
10でサービスセンター20入力しようとする場合は、
図5に示すようなウインドウを作成し、前記釣り人がP
DA110からインターネット11を介して入力できる
ようにする。図5は入力用ウインドウの一例を示す概略
図である。
【0045】また、WEB画面形成・出力部210は、
ウインドウ上に地図を表示するときは、地図データベー
ス220から必要な地図データを地図データ入出力部2
21を介して取得し、地図データを表示する。具体的に
は、例えば、釣り人が釣り場に来ても釣れず、釣れる位
置を地図上で取得したいと考え、後述するように、サー
ビスセンター20へインターネットを介して問い合わせ
をした場合で、そのデータを地図上で示す、図6に示す
ような場合である。図6に示すように、地図データ上
に、番号で釣り場のポイントが示されているので分かり
易く表示できる。
【0046】(釣果管理サーバ300等について)図7
は釣果管理サーバ300のソフト構成を示す概略ブロッ
ク図である。なお、釣果管理サーバ300はWEB管理
サーバ200と同様にコンピュータ等により構成されて
いる。釣果管理サーバ300は、WEB管理サーバ20
0とデータの入出力を行うデータ入出力部360を有し
ている。データ入出力部360によってWEB管理サー
バ200から入力されたデータはデータ種別判定部38
0に入力される。データ種別判定部380は、データの
内容によって登録データ作成部340、参照データ判断
部330、若しくは予想データ判断部350に分けて入
力する。
【0047】すなわち、例えばデータが釣り人が図5に
示すような釣果情報を登録する前記登録用釣果情報の場
合は、データ種別判定部380は、そのデータを登録デ
ータ作成部340に入力する。登録データ作成部340
は、釣果情報データ入出力部311を介して、前記PD
A110等の端末装置から出力される登録用釣果情報を
管理する登録用釣果情報管理手段である釣果情報データ
ベース310に登録される。このとき、登録データ作成
部340は。インターフェース370より、後述する気
象情報を入手して、この気象情報を付加して、釣果情報
データベース310に登録する。具体的には釣れたとき
の気象情報や月齢(潮の干満)等が付加される。したが
って、より精度の高い釣果情報となる。
【0048】また、図7のデータ種別判定部380は、
データがPDA110等の端末装置から出力された編集
加工済み釣果情報の入力指示に基づいて、登録用釣果情
報管理手段(釣果情報データベース310)の登録用釣
果情報を編集加工すべきデータである場合は、釣果情報
編集加工手段である参照データ判断部330若しくは予
想データ判断部350へ、入力指示の内容によって分け
て入力する。これら参照データ判断部330及び予想デ
ータ判断部350は、登録データ作成部340と異な
り、釣果情報データベース310内の釣果情報を一定の
条件で検索等してWEB管理サーバ200に出力するも
のであり、後で詳述する。
【0049】ところで、図7の登録データ作成部340
を介して一旦、釣果情報データベース310内に登録さ
れた登録用釣果情報は、再び、釣果情報データ入出力部
311を介してサイズデータ判断部320に入力され
る。このサイズデータ判断部320では、登録用釣果情
報の図3に示すサイズのデータのみ取り出し、サイズが
大きい場合、WEB管理サーバ200へそのデータを出
力して、ニュースとしてWEBページに表示することと
なる。
【0050】(気象情報管理装置である気象情報サーバ
400等)図7に示すように釣果情報管理装置(釣果管
理サーバ300)は気象情報管理手段である気象情報デ
ータベース410を有する気象情報サーバ400と接続
可能な構成となっている。具体的には、気象情報サーバ
400は、図示するように、釣果管理サーバ300のイ
ンターフェース370と通信可能なインターフェース4
20を有し、気象情報データ入出力部411を介して、
気象情報を釣果管理サーバ300側へ提供する構成とな
っている。
【0051】本実施の形態の釣果情報共用システム10
は以上のように構成されているが、本釣果情報共用シス
テム10は、大きく分けて、利用者が釣果情報を登録す
る場合、利用者が一定の条件の登録済みの釣果情報を参
照する場合、そして、利用者が釣果を予想したい場合の
3つに分けられるので、それぞれについて説明する。
【0052】(利用者が釣果情報を登録する場合等につ
いて)図8は、利用者が釣果情報を登録する場合のフロ
ーチャートである。この場合は、利用者端末装置100
として、図2に示す船舶通信端末130を用いている。
先ず前提として、船舶に乗って釣りをしている利用者に
釣果があり、この釣果情報を釣果情報共用システム10
に登録しようとする場合である。先ず、図8のST1に
示すように、船舶通信端末130は、図3に示す登録用
釣果情報のデータのうち緯度及び経度の釣り場の位置情
報、その位置の潮温、その位置の水深のデータを取得す
る。
【0053】例えば、緯度が北緯33.33.33.3
3、経度が東経133.33.33.33であり、この
位置の水深が12.3m、潮温16.0とする。次に、
図2に示すデジタルカメラ140で利用者が釣った魚を
撮影する(図9)し、船舶通信端末130に半導体メモ
リ付き情報記録媒体を介して画像情報を入力する(ST
2)。
【0054】次に船舶通信端末130でインターネット
11を介して釣果情報共用システム10のWEB管理サ
ーバ200に接続し、WEB画面形成・出力部210で
図5に示すような登録用釣果情報の入力用のウインドウ
を開く(端末装置(130)が釣果情報共用装置(2
0)に対して接続する端末装置接続工程)(端末装置
(130)に対して、釣果情報共用装置(20)の釣果
情報送受信装置(200)が有する画面形成手段(21
0)が、情報の入出力用画面(ウインドウ)を形成し出
力して、端末装置(130)に提供する入出力用画面提
供工程)
【0055】ここで、船舶通信端末130は、図5に示
すデータのうち、水深、潮温、時間、釣り場、画像等の
情報を有しているの、これらの情報を図5に示すように
出力する。その後、ST3に示すように、図5のその他
の登録用釣果情報である魚種、サイズ、概況、仕掛け等
の情報を利用者が画面を見ながら手入力する。次に、利
用者は登録用釣果情報をサービスセンター20へ送信す
る(ST4)(端末装置(130)が登録用釣果情報を
出力する登録用釣果情報出力工程)。
【0056】次に、サービスセンター20のWEB管理
サーバ200が、この登録用釣果情報を受信する(ST
5)。この登録用釣果情報は、図7の釣果管理サーバ3
00のデータ種別判定部380で登録用釣果情報と判断
され、登録データ作成部340に入力される。この登録
データ作成部340では、受け取った登録用釣果情報の
時間等に対応する気象情報や月齢(潮の干満)等のデー
タを気象情報サーバ400の気象情報データベース41
0から取得する。そして、この取得した気象情報を、前
記登録用釣果情報に付加する(ST6)。したがって、
船舶通信端末130から入力される登録用釣果情報に正
確な気象情報が付加されるので、より精度の高い登録用
釣果情報となる。
【0057】次に、釣果情報データ入出力部311を介
して気象情報が付加された登録用釣果情報は釣果情報デ
ータベース310に登録される(ST7)(端末装置
(130)によって出力された登録用釣果情報が、釣果
情報共用装置(20)の釣果管理装置(300)の有す
る登録用釣果情報管理手段(310)に登録される登録
用釣果情報登録工程)。
【0058】次に、釣果情報データ入出力部311は、
一旦、登録した登録用釣果情報を出力し、図7のサイズ
データ判断部320に入力する。ここでは図5のサイズ
のデータのみを比較する(例えば偏差値70以上か否
か)(ST8)。そして、サイズが大きい場合は、この
登録用釣果情報をWEB管理サーバ200へ出力し、W
EB管理サーバ200ではWEB画面形成・出力部21
0がニュースとして、WEBページに表示する(ST
9)。このようにして、利用者が釣果情報を登録する場
合が終了する。
【0059】したがって、釣果情報データベース310
に登録される登録用釣果情報は、緯度及び経度から特定
される正確な位置データを有しているので、精度の高い
登録用釣果情報となる。また、船舶通信端末130を操
作する利用者は、WEB画面形成・出力部210の入出
力用画面であるウインドウに従い、位置データやこの位
置データである釣り場に関する魚種、サイズ、仕掛け等
の複数種類の釣果データを入力できるので、入力し易
い。また前記ウインドウ等は、図5に示すように定型化
されているので、入力された各種のデータを釣果情報デ
ータベース310に整理して格納し易く、データとして
の利便性が向上する。
【0060】(利用者が一定の条件の登録済みの釣果情
報を参照する場合等について)図10は、利用者が一定
の条件の登録済みの釣果情報を参照する場合のフローチ
ャートである。この場合は、利用者が一定の条件で釣果
あったデータを、前記釣果情報データベースから参照し
た場合である。この場合は、利用者端末装置100とし
て、図2に示す船舶通信端末130を用いている。先
ず、利用者は船舶通信端末130でサービスセンター2
0に接続し、登録用釣果情報参照のウインドウである例
えば図11に示すウインドウを開く。図11は、登録用
釣果情報参照のウインドウの一例を示す概略図である。
そして、図11に示すウインドウに所定の事項、例えば
魚種、希望するサイズの範囲、期間、そして漁場を入力
する(ST10)。次に、この検索条件(釣果情報の編
集加工の条件)をサービスセンター20に送信する(S
T11)(端末装置(130)が釣果情報共用装置(2
0)に対して、一定条件で偏差加工された編集加工済み
の釣果情報の入力指示(釣果情報の参照等)を出力する
編集加工済み釣果情報入力指示工程)。
【0061】この検索条件(釣果情報の編集加工の条
件)付きのデータを受信したWEB管理サーバ200
は、データを釣果管理サーバ300に出力する(ST1
2)。すると、データ種別判定部380が、この検索条
件を参照データ判断部330に入力する。参照データ判
断部330は、図11に示す検索条件に該当する登録用
釣果情報を釣果情報データベース310から検索し、該
当するデータのみを釣果情報データ入出力部311から
出力し、WEB管理サーバ200に出力する(編集加工
済み釣果情報(検索条件)に入力指示に応じて、釣果情
報管理装置(300)の釣果情報編集加工手段(33
0)が登録用釣果情報管理手段(310)に登録されて
いる登録用釣果情報を編集加工する登録用釣果情報の編
集加工工程)。
【0062】次に、WEB画面形成・出力部210は、
地図データベース220から地図時を地図データ入出力
部221を介して取得し、登録用釣果情報の位置情報に
基づき釣れたポイントの緯度及び経度の地点を、前記地
理データにプロットする(ST13)。
【0063】このプロットされた状態を示すのが図6で
ある。図6は、登録用釣果情報の位置情報に基づき釣れ
たポイントの緯度及び経度の地点を、前記地理データに
プロットした状態を示す概略図である。図6に示すよう
に、地図上に過去、入力条件に合致する釣果があった部
分が番号1乃至10で示されている。図6のようなプロ
ット済みの地図を利用者の船舶通信端末130に送信し
(ST14)、船舶通信端末130上に表示させる(S
T15)。したがって、利用者は、検索条件に合った登
録用釣果情報を正確な位置で取得することができるの
で、正確にポイントを探すことができる。また、検索結
果は、地図上にプロットされて示されるので、船舶通信
端末130上でその位置を把握し易いことになる。
【0064】次に、この地図を見た利用者が検索条件を
変更したければ、再び、条件を変えて、サービスセンタ
ー20に参照を要求し、同じ動作を繰り返すことができ
る(ST16,ST17、ST18、ST19)。ま
た、図12は、この地図上にプロットされたポイントに
関する詳細な登録用釣果情報である。このようなデータ
も利用者は船舶通信端末130の画面に必要に応じて、
表示し確認することもできる。
【0065】以上のようにして利用者は釣果情報データ
ベース310内の正確な位置情報付きの釣果情報を容易
に参照でき、且つ視覚的に分かり易く把握することがで
きる。
【0066】(利用者が釣果を予想したい場合)図13
は、利用者が釣果を予想したい場合のフローチャートで
ある。この場合は、前記釣果情報の参照の場合と異な
り、登録用釣果情報で検索条件に合った釣り場について
更に詳細な情報を提供するものである。この場合は、利
用者端末装置100として、図2に示す船舶通信端末1
30を用いている。先ず、利用者は船舶通信端末130
でサービスセンター20に接続し、登録用釣果情報の予
想のウインドウである例えば図14に示すウインドウを
開く。図14は、登録用釣果情報の予想のウインドウを
示す概略図である。そして、図14に示すウインドウに
所定の事項、例えば魚種、希望するサイズの範囲、期
間、そして漁場を入力する(ST20)。次に、この予
想条件(釣果情報の編集加工の条件)をサービスセンタ
ー20に送信する(ST21)(端末装置(130)が
釣果情報共用装置(20)に対して、一定条件で偏差加
工された編集加工済みの釣果情報の入力指示(釣果情報
の参照等)を出力する編集加工済み釣果情報入力指示工
程)。
【0067】この予想条件(釣果情報の編集加工の条
件)付きのデータを受信したWEB管理サーバ200
は、データを釣果管理サーバ300に出力する(ST2
2)。すると、データ種別判定部380が、この検索条
件を予想データ判断部350に入力する。予想データ判
断部350は、気象情報サーバ400から指定期間の気
象情報を取得する(ST23)。さらに、図14に示す
検索条件に該当する登録用釣果情報を釣果情報データベ
ース310から検索する(ST24)。そして、これら
の得られたデータ(要素)に魚種による行動半径の違い
等を加味して釣果を予想して(ST25)、WEB管理
サーバ200に出力する(編集加工済み釣果情報(検索
条件)に入力指示に応じて、釣果情報管理装置(30
0)の釣果情報編集加工手段(350)が登録用釣果情
報管理手段(310)に登録されている登録用釣果情報
を編集加工する登録用釣果情報の編集加工工程)。
【0068】次に、WEB画面形成・出力部210は、
地図データベース220から地図時を地図データ入出力
部221を介して取得し、前記予想された釣果情報(ス
コアで表示)を色分けする(ST26)。図15は、ス
コア別に色分けされた釣果予想図の一例を示したもので
ある。このように色分けされていることで予想釣果が一
見して明確に分かるようになっている(ST27,ST
28)。
【0069】以上のように、本実施の形態の釣果情報共
用システム10そして釣果情報共用方法によれば、精度
の高い釣果情報、特に位置データについては極めて正確
な位置データを伴う釣果情報を取得しているので、この
釣果情報を利用すると、従来とは比較にならない精度で
釣り場やポイントを把握することができる。また、この
釣果情報を提供する際、地図情報が伴うのでより分かり
やすい。このため利用者に対して極めて精度の高い位置
等の釣果情報を提供することが可能となった。
【0070】また、例えば船舶通信端末130が船舶の
自動航行に接続可能な構成となっている場合は、前記例
えば釣果情報の参照等でポイントの緯度及び経度の正確
な位置情報を本釣果情報共用システム10から取得すれ
ば、この位置データによって船舶が自動的にポイントへ
航行することになり、利用者にとって利便性が著しく向
上する。
【0071】本発明は、上述の各実施の形態に限定され
ない。さらに、上述の各実施の形態は、相互に組み合わ
せて構成するようにしてもよい。
【0072】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、釣
り人に対して極めて精度の高い位置等の釣果情報を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る釣果情報共用シ
ステムを示す概略説明図である。
【図2】 図1に利用者端末装置をより詳細に示した
概略説明図である。
【図3】 登録用釣果情報の具体例を示すものであ
る。
【図4】 WEB管理サーバのソフト構成等を示す概
略ブロック図である。
【図5】 入力用ウインドウの一例を示す概略図であ
る。
【図6】 登録用釣果情報の位置情報に基づき釣れた
ポイントの緯度及び経度の地点を、前記地理データにプ
ロットした状態を示す概略図である。
【図7】 釣果管理サーバのソフト構成を示す概略ブ
ロック図である。
【図8】 利用者が釣果情報を登録する場合のフロー
チャートである。
【図9】 図2に示すデジタルカメラで利用者が釣っ
た魚を示す概略図である。
【図10】 利用者が一定の条件の登録済みの釣果情報
を参照する場合のフローチャートである。
【図11】 登録用釣果情報参照のウインドウの一例を
示す概略図である。
【図12】 地図上にプロットされたポイントに関する
詳細な登録用釣果情報である。
【図13】 利用者が釣果を予想したい場合のフローチ
ャートである。
【図14】 登録用釣果情報の予想のウインドウを示す
概略図である。
【図15】 スコア別に色分けされた釣果予想図の一例
を示したものである。
【符号の説明】
10・・・釣果情報共用システム、11・・・インター
ネット、20・・・サービスセンター、100・・・利
用者端末装置、110・・・PDA、111・・・GP
S衛星、120・・・PC、130・・・船舶通信端
末、131・・・船舶システム、140・・・デジタル
カメラ、200・・・WEB管理サーバ、210・・・
WEB画面形成・出力部、220・・・地図データベー
ス、221・・・地図データ入出力部221、230・
・・WEB画面用データベース、240、370、42
0・・・インターフェース、250・・・データベース
入出力部250、300・・・釣果管理サーバ、310
・・・釣果情報データベース310、311・・・釣果
情報データ入出力部、320・・・サイズデータ判断
部、330・・・参照データ判断部、340・・・登録
データ作成部340、350・・・予想データ判断部、
360・・・データ入出力部、380・・・データ種別
判定部、400・・・気象情報サーバ、410・・・気
象情報データベース410、411・・・気象情報デー
タ入出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/00 G09B 29/00 F 29/10 29/10 A Fターム(参考) 2B109 FA10 2C032 HB05 HB22 HB25 HC11 HC22 HC27 HD01 HD13 2F073 AA19 AA31 AB02 AB03 BB20 BC01 BC02 CC01 CC14 GG01 GG10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緯度及び経度から特定される位置データ
    と、その位置データに関する複数種類の釣果データと、
    を有する登録用釣果情報を出力し、及び/又は一定条件
    で編集加工された編集加工済み釣果情報の入力指示を出
    力する端末装置と、 前記端末装置から出力された、前記登録用釣果情報及び
    /又は前記編集加工済み釣果情報の入力指示が入力され
    る釣果情報共用装置と、を備える釣果共用システムであ
    って、 前記釣果情報共用装置は、前記端末装置に対する情報の
    入出力用画面を形成する画面形成手段を備える釣果情報
    送受信装置と、 前記端末装置から出力された前記登録用釣果情報を管理
    する登録用釣果情報管理手段と、 前記端末装置から出力された前記編集加工済み釣果情報
    の入力指示に応じて、前記登録用釣果情報管理手段の前
    記登録用釣果情報を編集加工する釣果情報編集加工手段
    と、を備える釣果情報管理装置と、を備えることを特徴
    とする釣果情報共用システム。
  2. 【請求項2】 前記端末装置が、船舶に配置され、船舶
    の自動航行機能に接続可能な構成となっていることを特
    徴とする請求項1に記載の釣果情報共用システム。
  3. 【請求項3】 前記釣果情報送受信装置には、地図情報
    管理手段が形成され、前記画面形成手段が、この地図情
    報管理手段から地図情報を入力可能な構成となっている
    こと特徴とする請求項1又は請求項2に記載の釣果情報
    共用システム。
  4. 【請求項4】 前記釣果情報送受信装置がWEB管理サ
    ーバであり、前記端末装置は、前記WEB管理サーバに
    インターネット等により接続可能な構成になっているこ
    と特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    釣果情報共用システム。
  5. 【請求項5】 前記釣果情報管理装置は、気象情報管理
    手段を有する気象情報管理装置と接続可能な構成となっ
    ていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれ
    かに記載の釣果情報共用システム。
  6. 【請求項6】 緯度及び経度から特定される位置データ
    と、その位置データに関する複数種類の釣果データと、
    を有する登録用釣果情報を他の装置から入力し、及び/
    又は一定条件で編集加工された編集加工済み釣果情報の
    入力指示を他の装置から入力できる構成となっている釣
    果情報共用装置であって、 前記釣果情報共用装置は、前記端末装置に対する情報の
    入出力用画面を形成すう画面形成手段を備える釣果情報
    送受信装置と、 前記端末装置から出力された前記登録用釣果情報を管理
    する登録用釣果情報管理手段と、 前記端末装置から出力された前記編集加工済み釣果情報
    の入力指示に応じて、前記登録用釣果情報管理手段の前
    記登録用釣果情報を編集加工する釣果情報編集加工手段
    と、を備える釣果情報管理装置と、を備えることを特徴
    とする釣果情報共用装置。
  7. 【請求項7】 端末装置が釣果情報共用装置に対して接
    続する端末装置接続工程と、 前記端末装置に対して、前記釣果情報共用装置の釣果情
    報送受信装置が有する画面形成手段が、情報の入出力用
    画面を形成し出力して前記端末装置に提供する入出力用
    画面提供工程と、 前記端末装置が、緯度及び経度から特定される位置デー
    タと、その位置データに関する複数種類の釣果データ
    と、を有する登録用釣果情報を出力する登録用釣果情報
    出力工程と、 前記端末装置によって出力された登録用釣果情報が、前
    記釣果情報共用装置の釣果情報管理装置の有する登録用
    釣果情報管理手段に登録される登録用釣果情報登録工程
    と、 前記端末装置が前記釣果情報共用装置に対して、一定条
    件で編集加工された編集加工済み釣果情報の入力指示を
    出力する編集加工済み釣果情報入力指示工程と、 前記編集加工済み釣果情報の入力指示に応じて、前記釣
    果情報管理装置の釣果情報編集加工手段が、前記登録用
    釣果情報管理手段に登録されている登録用釣果情報を編
    集加工する登録用釣果情報の編集加工工程と、 前記編集加工された編集加工済み釣果情報に対応する地
    図情報を、前記画面形成手段が、前記釣果情報送受信装
    置に設けられている地図情報管理手段から入力し、前記
    編集加工済み釣果情報と地図情報を重ねて画面に表示す
    る編集加工済み釣果情報地図表示工程と、を有すること
    を特徴とする釣果情報共用方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012055213A (ja) * 2010-09-08 2012-03-22 Software Factory:Kk 釣り支援装置
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