JP2003285606A5 - - Google Patents

Claims (4)

1. 流動的な媒体を溜め置くことのできる伸縮可能な壁面を具備して成る槽を設けられ、該槽内に前記媒体を注入されることによって外部から伝達される圧力に対して前記媒体の反発力と前記槽の壁面の伸縮力によって弾性的に受け止める事のできる緩衝構造を有する槽において、
   前記槽を、相対的な路面に対して転がり或いは回転可能なタイヤ１とし、前記タイヤ１の槽内の内壁３には内側に突き出た凸形状部５或いは凹んだ凹形状部６を設けて内壁３を相対的な凹凸形状に構成し、該構成を設けたことで前記タイヤ１の槽内に前記媒体を注入する事により前記媒体はタイヤ１の内壁３に圧力を加え該圧力によって凸形状部５を槽内から槽外方向へ向かわせるような押圧力を前記凹形状部６と比べてより大きくすることを可能にさせ、前記媒体と前記凸形状部５による前記押圧力の伝達を受けるタイヤ１の外壁４で外部から伝達される圧力を弾性的に受け止められるようにしたことを特徴とする緩衝構造を有する槽。
2. 前記凸形状部５は、タイヤの内壁３を略一周すると共に、タイヤ幅における両サイドの間に配置したことを特徴とする請求項１記載の緩衝構造を有する槽。
3. 前記凸形状部５を設けたことで得られる前記押圧力は、少なからずタイヤ１の外壁４と該外壁４の接する路面４０間での面圧となるようにしたこと特徴とする請求項１記載の緩衝構造を有する槽。
4. 流動的な媒体を溜め置くことのできる伸縮可能な壁面を具備して成る槽を設けられ、該槽内に前記媒体を注入されることによって外部から伝達される圧力に対して前記媒体の反発力と前記槽の壁面の伸縮力によって弾性的に受け止める事のできる緩衝構造を有する槽において、
   前記槽を相対的な路面に対して転がり或いは回転可能なタイヤ１として構成させ、タイヤ１の槽内の内壁３には内側に突き出た凸形状部５或いは凹んだ凹形状部６を設けることでタイヤ１の内壁３を相対的な凹凸形状に構成し、内壁３の前記凸と凹の形状の違いによってタイヤ１の壁面が槽内から槽外の方向に向かうような相対的な押圧力の大きさに違いを生じさせることを可能にしたことを特徴とする緩衝構造を有する槽。