JP2003281141A - 付箋機能追加プログラム及び付箋貼付方法 - Google Patents

付箋機能追加プログラム及び付箋貼付方法

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JP2003281141A JP2002083627A JP2002083627A JP2003281141A JP 2003281141 A JP2003281141 A JP 2003281141A JP 2002083627 A JP2002083627 A JP 2002083627A JP 2002083627 A JP2002083627 A JP 2002083627A JP 2003281141 A JP2003281141 A JP 2003281141A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】任意のウェブページの任意の箇所をいつでも直
ぐに参照できるようにするための付箋機能を従来のウェ
ブブラウザに追加できる付箋機能追加プログラムを、提
供する。 【解決手段】インターネットNを介してサーバ装置20
に接続された端末装置10のHDD16内に、付箋情報
作成プログラム6と付箋表示プログラム3が格納される
ように、構成する。付箋情報作成プログラム6は、ウェ
ブページ内の任意の文字列が選択されると開始され、そ
の文字列とURLとコメント等を対応付けた付箋情報を
付箋ファイル4に記憶する。付箋表示プログラム3は、
付箋メニュー33bや全付箋一覧画面34などの中から
1つの付箋情報が選択されることにより開始され、その
付箋情報に含まれるURLに基づいてウェブページを表
示するとともに、ウェブページ内を文字列を用いて検索
して位置を特定し、その位置が表示されるまでウェブペ
ージをスクロールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、任意のウェブペー
ジの任意の箇所をいつでも直ぐに参照できるようにする
ための付箋機能を従来のウェブブラウザに追加する付箋
機能追加プログラムと、ウェブブラウザによって表示さ
れたウェブページの任意の箇所をいつでも参照可能にす
る付箋を貼り付けるための付箋貼付方法とに、関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、インターネット上のウェ
ブページを閲覧するためのウェブブラウザには、任意の
ウェブページをいつでも直ぐに参照できるようにするた
めの機能が、備えられている。この機能は、例えば、マ
イクロソフト社製インターネットエクスプローラ(商
標)では「お気に入り」と称され、ネットスケープコミ
ュニケーションズ社製ネットスケープナビゲータ(商
標)では「ブックマーク」と称されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の機能によれば、任意のウェブページの先頭行はいつ
でも直ぐに参照することができるものの、参照を希望す
る部分が末尾行近傍にある場合には、そのウェブページ
をスクロールさせてその部分を探さねばならないという
問題があった。特に、ウェブページがオンラインマニュ
アルやエッセイ等のように長文なコンテンツから構成さ
れている場合、希望する部分を探すのに非常に手間が掛
かるという問題がある。
【0004】そこで、本発明の課題は、任意のウェブペ
ージの任意の箇所をいつでも直ぐに参照できるようにす
るための付箋機能を従来のウェブブラウザに追加するこ
とができる付箋機能追加プログラムと、ウェブブラウザ
によって表示されたウェブページの任意の箇所に付箋を
貼り付けておいて後ほどその付箋を貼り付けた箇所をい
つでも直ぐに参照できるようにする付箋貼付方法とを、
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに構成された本発明の付箋機能追加プログラムは、ウ
ェブブラウザプログラムを格納した記憶装置,表示装
置,及び入力装置に接続されているとともに、ネットワ
ークを介してウェブサイトと通信可能なコンピュータに
対し、前記ウェブブラウザプログラムを実行することに
よって前記表示装置に表示されたウェブページ内の任意
の文字列が前記入力装置によって選択された場合に、そ
のウェブページのURLとその文字列とを対応づけた付
箋情報を前記記憶装置に記憶させ、前記入力装置によっ
て所定の入力があった場合には、前記記憶装置から前記
付箋情報を読み出させて前記表示装置に列挙させ、列挙
された付箋情報の中から1つの付箋情報が前記入力装置
によって選択された場合には、当該付箋情報に含まれる
URLが示すウェブページにおける当該付箋情報に含ま
れる文字列によって示される箇所を、前記表示装置に表
示させることを、特徴とする。
【0006】本発明がこのように構成されるので、表示
装置に表示されたウェブページ内の任意の文字列が選択
されると、そのウェブページのURLとその文字列とを
対応付けた付箋情報がコンピュータに記憶される。ま
た、入力装置によって所定の入力がなされると、付箋情
報が表示装置に列挙表示される。そして、列挙表示され
た付箋情報の中から1つが入力装置によって選択される
と、その選択された付箋情報に含まれるURLと文字列
とに基づいてそのウェブページにおけるその文字列のあ
る箇所が表示装置に表示される。つまり、利用者は、入
力装置を操作して、表示装置に列挙表示された付箋情報
を選択するだけで、その付箋を貼り付けた位置を表示装
置に表示できるので、任意のウェブページの任意の箇所
をいつでも直ぐに参照できる。然も、本発明の付箋機能
追加プログラムは、ウェブブラウザの機能を妨げること
なく、これと並行に実行可能である。従って、この付箋
機能追加プログラムを用いれば、ウェブブラウザプログ
ラムに付箋機能を追加することができる。
【0007】なお、本発明の付箋機能追加プログラム
は、コンピュータに対し、入力装置によって選択された
文字列を用いてウェブページ内を検索させることによ
り、付箋を貼り付けておいた箇所を探し出させるもので
あっても良いし、コンピュータに対し、付箋を貼り付け
た箇所の文頭からの文字数を記憶させておいて、この文
字数に基づいて付箋を貼り付けておいた箇所を探し出さ
せるものであっても良い。
【0008】また、本発明の付箋機能追加プログラム
は、コンピュータに対し、入力装置によって選択された
文字列の前後から補足文字列を取得させて記憶させてお
き、付箋を貼り付けておいた箇所を、文字列と補足文字
列とを足し合わせた文字列に基づいてウェブページ内を
検索させるものであっても良いし、一旦文字列に基づい
てウェブページ内を検索させた後、検索結果が1つにな
らなかった場合にのみ、文字列と補足文字列とを足し合
わせた文字列によって再検索させるものであっても良
い。
【0009】前者の場合に、検索結果が1つも得られな
かった場合には、補足文字列を1文字減じて再検索する
ことができる。それでも得られなかった場合には、更に
補足文字列を1文字減じて再検索することができる。こ
のような処理を、検索結果が1つになるまで繰り返すこ
とができる。
【0010】さらに、本発明の付箋機能追加プログラム
は、コンピュータに対し、入力装置によって選択された
文字列とともに、入力装置により入力されたコメントを
記憶させておき、ウェブページにおけるその文字列によ
って示される箇所を表示装置に表示させる際に、その文
字列に対応するコメントをも表示装置に表示させるもの
であっても良いし、そうでなくても良い。
【0011】また、上記の課題を解決するために構成さ
れた本発明の付箋貼付方法は、ウェブブラウザプログラ
ムを格納した記憶装置,表示装置,及び入力装置に接続
されているとともに、ネットワークを介してウェブサイ
トと通信可能なコンピュータが、前記ウェブブラウザプ
ログラムを実行することによって前記表示装置に表示し
たウェブページ内の任意の文字列が前記入力装置によっ
て選択された場合に、そのウェブページのURLとその
文字列とを対応づけた付箋情報を記憶装置に記憶してお
き、前記入力装置によって所定の入力がなされた場合
に、前記記憶装置から前記付箋情報を読み出して前記表
示装置に列挙し、更に、列挙された付箋情報の中から1
つの付箋情報が前記入力装置によって選択された場合に
は、その付箋情報に含まれるURLが示すウェブページ
におけるその付箋情報に含まれる文字列によって示され
る箇所を、前記表示装置に表示することを、特徴とす
る。
【0012】本発明がこのように構成されるので、コン
ピュータは、表示装置に表示されたウェブページ内の任
意の文字列が選択されると、そのウェブページのURL
とその文字列とを対応付けた付箋情報を記憶装置に記憶
する。また、入力装置によって所定の入力がなされる
と、付箋情報を表示装置に列挙表示する。そして、列挙
表示された付箋情報の中から1つが入力装置によって選
択されると、その選択された付箋情報に含まれるURL
と文字列とに基づいてそのウェブページにおけるその文
字列のある箇所を表示装置に表示する。つまり、利用者
は、入力装置を操作して、表示装置に列挙表示された付
箋情報を選択するだけで、その付箋を貼り付けた位置を
表示装置に表示できるので、任意のウェブページの任意
の箇所をいつでも直ぐに参照できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。本発明の実施形態である端末装置
を有するコンピュータネットワークシステムの概略的な
構成図を、図1に示す。この図1に示されるように、端
末装置10は、インターネットNを介して、WWW(Wo
rld Wide Web)サーバ(以下、単にウェブサーバとい
う)である複数のサーバ装置20,20,…に、繋がれ
ている。
【0014】端末装置10は、デスクトップ型やノート
型やパームトップ型などとして一般に市販されている通
信機能付きのコンピュータである。なお、図1に示され
る端末装置10は、ディスプレイ10aとキーボーやマ
ウス等の入力装置10bとこれらに繋がれた本体10c
とを有するデスクトップ型のコンピュータである。この
端末装置10の概略的な構成図を、図2に示す。この図
2に示されるように、端末装置10の本体10cは、そ
の内部に、CPU11,RAM12,通信制御回路1
3,フレキシブルディスクドライブ(FDD)14,C
D−RWドライブ15,及びハードディスクドライブ
(HDD)16等の各種ハードウエアを、備えている。
【0015】CPU11は、各ハードウエア12〜16
を統合的に制御する中央処理装置である。RAM12
は、CPU11が利用するプログラムの一部や頻繁に利
用するデータが一時的に記録される記憶装置である。通
信制御回路13は、電話回線やLAN等の通信回線を介
してインターネットNに接続されたネットワークアダプ
タ,モデム,DSU及びNIC等であり、インターネッ
トNに接続されたコンピュータとの間のデータの送受信
を司る。
【0016】FDD14及びCD−RWドライブ15
は、コンピュータ可読媒体であるフレキシブルディスク
FDやコンパクトディスクCDに格納されたプログラム
やデータを読み出したりこれらディスクFD,CDへプ
ログラムやデータを書き込んだりする装置である。
【0017】HDD16は、各種のプログラムやデータ
が読み書きされる記憶装置である。このHDD16に
は、図示されていないが、ハードウエアとソフトウエア
を総合的に管理するためのオペレーションシステムプロ
グラムや、各種のアプリケーションプログラムや、各種
のデータが、格納されている。なお、このHDD16に
格納されるデータやプログラムには、WWWブラウザ
(以下、単にウェブブラウザという)が、含まれてい
る。
【0018】ウェブブラウザは、CPU11によって実
行されている状態で入力装置10bからURL(Unifor
m Resource Locator)が入力された場合、CPU11に
対し、HTTP(HyperText Transfer Protocol)に従
って、URLに含まれるドメイン名により示されるウェ
ブサーバへ、URLに含まれるパス名により示されるハ
イパーテキストファイルをリクエストさせる。
【0019】そして、このリクエストに応じてハイパー
テキストファイルが送信されてきた場合、ウェブブラウ
ザは、CPU11に対し、そのハイパーテキストファイ
ルに格納されているハイパーテキストデータを読み込ま
せ、そのハイパーテキストデータによって示されるウェ
ブページを示したブラウザ画面をディスプレイ10aに
表示させる。
【0020】なお、ウェブブラウザは、ハイパーテキス
トデータ中に画像ファイルのパス名が記述されていた場
合、CPU11に対し、その画像ファイルをウェブサー
バへリクエストさせる。そして、そのリクエストに応じ
て画像ファイルが送信されてきた場合、ウェブブラウザ
は、CPU11に対し、その画像ファイルの中の画像デ
ータに基づく画像を、ハイパーテキストデータに従って
表示されたウェブページ上に、貼り付けさせる。
【0021】また、図2に示されるように、HDD16
に格納されるデータやプログラムには、付箋情報作成プ
ログラム1,URL判別プログラム2,付箋表示プログ
ラム3,付箋ファイル4,及びURL一覧ファイル5
が、格納されている。これらのうち、ファイル4,5
は、後述するように、付箋情報作成プログラム1により
作成されるファイルである。また、プログラム1〜3
は、後述する処理によって上記ウェブブラウザに付箋機
能を追加するアドインソフトウエア(このアドインソフ
トウエアは、ウェブブラウザについて言う場合には、プ
ラグインソフトウエアと称される)である。これらプロ
グラム1〜3は、各ディスクFD,CDから各ドライブ
14,15に読み出されることによって、HDD16に
インストールされたものであっても良いし、インターネ
ットN上のサーバ装置20からダウンロードされたもの
であっても良い。
【0022】次に、付箋ファイル4及びURL一覧ファ
イル5について説明する。付箋ファイル4は、端末装置
10の利用者がウェブページ内の任意の箇所に貼り付け
た付箋に関する情報(以下、付箋情報という)が記録さ
れるファイルであり、1つのウェブページ(URL)に
対して1つ用意される。そのデータ構造を説明するため
に作成した論理的な表を、図3に示す。この図3に示さ
れるように、付箋ファイル4は、「URL」,「付箋I
D」,「選択文字列」,「前側補足文字列」,「後側補
足文字列」,「コメント」,及び「付箋プロパティ」の
項目欄(フィールド)からなるレコードを付箋毎に作成
することによって、構成されている。
【0023】「URL」欄には、その付箋ファイル4に
対応付けられるURLが、記録される。つまり、各行で
同じURLが記録される。「付箋ID」欄には、付箋を
貼り付けた箇所を個々に識別するための識別番号である
付箋ID(001,002,…)が、記録される。「選択文字
列」欄には、端末装置10の利用者が付箋を貼り付ける
ために選択した文字列(以下、選択文字列という)が、
記録される。「前側補足文字列」欄および「後側補足文
字列」欄には、ウェブページ内において上記選択文字列
の前後から後述の文字数分だけ取得された文字列(以
下、それぞれ、前側補足文字列及び後側補足文字列とい
う)が、記録される。「コメント」欄には、端末装置1
0の利用者が付箋に記載するコメントが、記録される。
「付箋プロパティ」欄には、上記コメントを記載した付
箋画面(図9参照)をディスプレイ10aに表示すると
きの各種指定情報が、記録される。なお、上記各種指定
情報には、コメントの背景色,文字色,フォント,ポイ
ント数,及び形状(太字や斜体や下線など)を指定する
情報が、含まれている。このため、「付箋プロパティ」
は、「背景色」,「文字色」,「フォント」,「文字サ
イズ」,及び「形状ID」の項目欄に、更に区分されて
おり、上記各種指定情報は、これら各項目欄に記録され
る。ここで、コメントの背景色及び文字色を指定する情
報は、16進RGB値や色名であり、コメントの形状を
指定する情報は、文字に対する斜体や太文字や下線など
の装飾を個々に識別するための形状IDである。
【0024】URL一覧ファイル5は、上記各付箋ファ
イル4を管理するためのファイルであり、ウェブブラウ
ザに対して1つ用意される。そのデータ構造を説明する
ために作成した論理的な表を、図4に示す。この図4に
示されるように、URL一覧ファイル5は、URLが各
行に列挙されることによって、構成されている。
【0025】次に、上述した構成を備える端末装置10
において実行される処理について説明する。
【0026】<付箋情報作成>利用者は、自分の端末装
置10の入力装置10bを操作してウェブブラウザを立
ち上げ、ディスプレイ10aに表示されたブラウザ画面
のURL入力欄に任意のURLを入力して、ブラウザ画
面内にウェブページを表示させる。その後、利用者は、
ウェブページ内の文章のうち、付箋を貼り付けたい箇所
を選択してその箇所の文字列をドラッグし、その文字列
を反転表示させる。このときの画面例を、図5に示す。
この図5では、三行目の「自動検索」という文字列が反
転表示されている。そして、利用者は、反転表示されて
いる選択文字列にマウスポインタを重ね、この状態で右
クリックしてメニュー(図示略)を表示させる。ここで
表示されるメニューの中には、“付箋”という選択肢
が、含まれており、“付箋”が利用者によって選択され
ると、付箋情報作成プログラム1がCPU11によって
起動され、付箋情報作成処理が開始される。この付箋情
報作成処理の内容を、図6に示す。
【0027】この図6に示されるように、付箋情報作成
処理の開始後、最初のS101では、CPU11は、当
該ウェブページが示されたブラウザ画面に重ねて、コメ
ント入力画面をディスプレイ10aに表示させる。な
お、コメント入力画面の画面例を、図7に示す。この図
7に示されるように、コメント入力画面31には、付箋
に記載するコメントを入力するためのドキュメントウィ
ンドウ31aが示されているとともに、ドキュメントウ
ィンドウ31aの上には、コメントのフォント及びポイ
ント数を選択するためのプルダウンリストボックスやコ
メントの文字への装飾(太字,斜体,及び下線など)を
選択するためのボタン等を有するメニューバー31b
と、閉じるボタン31cとが、示されている。
【0028】次のS102では、CPU11は、コメン
ト入力画面31の閉じるボタン31cがクリックされる
のを、待機する。そして、閉じるボタン31cがクリッ
クされると、CPU11は、コメント入力画面31を閉
じて、処理をS103へ進める。
【0029】S103では、CPU11は、ディスプレ
イ10aに表示されているウェブページのURLに対応
する付箋ファイル4が存在するか否か、すなわち、UR
L一覧ファイル5に当該URLが含まれているか否か
を、判別する。そして、CPU11は、当該URLに対
応する付箋ファイル4が存在していなかった場合には、
処理をS104へ進める。
【0030】S104では、CPU11は、当該ウェブ
ページのURLに対応する付箋ファイル4を新たに作成
する。
【0031】次のS105では、CPU11は、URL
一覧ファイル5に当該URLを追加する。
【0032】次のS106では、CPU11は、新たな
付箋IDを生成し、この付箋IDを処理対象として特定
して、処理をS109へ進める。
【0033】一方、S103において、ディスプレイ1
0aに表示されているウェブページのURLに対応する
付箋ファイル4が存在していた場合には、CPU11
は、処理をS107へ進める。
【0034】S107では、CPU11は、当該付箋フ
ァイル4から最新の付箋IDを読み出す。
【0035】次のS108では、CPU11は、S10
7で読み出された付箋IDに1を加算して得られる付箋
IDを、処理対象として特定し、処理をS109へ進め
る。
【0036】S109では、CPU11は、補足文字列
取得サブルーチンを実行する。この補足文字列取得サブ
ルーチンは、利用者がウェブページ内の文章の中から任
意に選択した選択文字列の前後の文字列を補足的に取得
して記録しておくための処理である。この補足文字列取
得サブルーチンの内容を、図8に示す。
【0037】この図8に示されるように、補足文字列取
得サブルーチンの開始後、最初のS201では、CPU
11は、利用者によって選択された選択文字列の前後か
ら、事前に設定されている規定文字数の分の文字列を取
得する。例えば、図5の例で言えば、規定文字数が6文
字である場合、反転表示された「自動検索」の前後の文
字列である「キーワードの」及び「機能である。」が、
取得される。
【0038】次のS202では、CPU11は、選択文
字列とその前後から取得された文字列とを足し合わせた
文字列を用いて、当該ウェブページ内を検索する。例え
ば、図5の例で言えば、選択文字列の前後から取得する
際の文字数が6文字である場合、選択文字列「自動検
索」とその前後の文字列「キーワードの」及び「機能で
ある。」とを足し合わせた文字列「キーワードの自動検
索機能である。」によって、当該ホームページ内が検索
される。
【0039】次のS203では、CPU11は、検索結
果が2個以上であったか1個であったかを、判別する。
そして、検索結果が2個以上であった場合には、CPU
11は、処理をS204へ進める。
【0040】S204では、CPU11は、選択文字列
の前後から取得する文字列の文字数を1つずつ増やし、
増やされた文字数分の文字列を選択文字列の前後から再
取得する。例えば、図5の例で言えば、選択文字列「自
動検索」の前後6文字の文字列「キーワードの」及び
「機能である。」が前の処理で取得されていた場合に
は、前後7文字の文字列「はキーワードの」及び「機能
である。ホ」が再取得される。その後、CPU11は、
処理をS202へ戻し、選択文字列とその前後から再取
得された文字列とを足し合わせた文字列にて、当該ウェ
ブページ内を検索する。
【0041】そして、CPU11は、S202〜S20
4の処理ループを実行中に、検索結果が1個になった場
合には、S203から処理を分岐させ、補足文字列取得
サブルーチンを終了し、図6のメインルーチンにおける
S110の処理へ進む。
【0042】S110では、CPU11は、当該付箋フ
ァイル4に付箋情報を記録する。すなわち、CPU11
は、当該ウェブページのURLと、S106又はS10
8で特定された付箋IDと、選択文字列と、S109に
おいて選択文字列の前後から取得された文字列と、閉じ
るボタン31cがクリックされた時にドキュメントウィ
ンドウ31aに入力されていたコメントやメニューバー
31bに入力されていた付箋プロパティ(フォントやポ
イント数など)とからなるレコードを、当該付箋ファイ
ル4に追加する。
【0043】次のS111では、CPU11は、付箋画
面をディスプレイ10aに表示させる。なお、付箋画面
の画面例を、図9に示す。この図9に示されるように、
付箋画面32のドキュメントウィンドウ32aには、S
110で付箋ファイル4に記録されたコメントが、記載
されている。また、この付箋画面32には、“編集”ボ
タン32bも示されている。この付箋画面32の“編
集”ボタン32bがクリックされると、その時点でドキ
ュメントウィンドウ32aに記載されているコメントに
対応する付箋プロパティの各種指定情報を変更するため
の画面(図示略)が、表示される。さらに、この付箋画
面32には、当該ウェブページに設定されている他の付
箋のコメントを表示するための“次へ”ボタン32bと
“前へ”ボタン32cとが、示されている。この付箋画
面32の“次へ”ボタン32b又は“前へ”ボタン32
cがクリックされると、その時点でドキュメントウィン
ドウ32aに記載されているコメントに対応する付箋I
Dに1加えた付箋ID、又は、1減じた付箋IDに対応
するコメントが、付箋画面32内に示される。そして、
このような付箋画面32をディスプレイ10aに表示さ
せた後、CPU11は、付箋情報作成処理を終了する。
【0044】以上に示した付箋情報作成処理により、付
箋ファイル4に付箋情報が追加され、又は、新たな付箋
ファイル4が作成される。
【0045】<付箋表示>利用者は、自分が参照しよう
とする付箋の貼り付け箇所をブラウザ画面に表示させる
ために、以下の三通りの手段のうちの1つを選択するこ
とができる。
【0046】(第1の手段)第1の手段は、ブラウザ画
面におけるURL入力欄(図示略)にURLを入力する
手段である。すなわち、利用者は、自分の端末装置10
の入力装置10bを操作してウェブブラウザを立ち上
げ、ディスプレイ10aに表示されたブラウザ画面のU
RL入力欄に任意のURLを入力する。すると、URL
判別プログラム2がCPU11によって起動され、UR
L判別処理が実行される。そのURL判別処理の内容
を、図10に示す。
【0047】この図10に示されるように、URL判別
処理の開始後、最初のS301では、CPU11は、U
RL入力欄に入力されたURLがURL一覧ファイル5
に存在するか否かを、判別する。そして、CPU11
は、当該URLがURL一覧ファイル5に存在しなかっ
た場合には、URL判別処理を終了し、当該URLがU
RL一覧ファイル5に存在していた場合には、処理をS
302へ進める。
【0048】S302では、CPU11は、当該ウェブ
ページに対応する付箋ファイル4に格納されている付箋
情報に基づいて、当該ウェブページに設定されている付
箋の付箋一覧画面を生成し、この付箋一覧画面を、ディ
スプレイ10aに表示させ、URL判別処理を終了す
る。
【0049】このURL判別処理によってディスプレイ
10aに表示される付箋一覧画面には、このウェブペー
ジに設定されている付箋のコメントが列挙されている。
また、各コメントが表示されている部分は、クリック可
能なアンカーとして機能しており、各アンカーには、そ
のコメントに対応するURLと付箋IDが定義づけられ
ている。利用者は、URL入力欄にURLを入力した際
に付箋一覧画面が表示されると、そのURLのウェブペ
ージに付箋が設定されていることを知ることができる。
また、利用者がその付箋一覧画面の中から1つの付箋を
選択してクリックすると、付箋表示プログラム3がCP
U11によって起動されて、後述する付箋表示処理が実
行され、最終的に、付箋が貼り付けられている箇所がブ
ラウザ画面に表示される。
【0050】(第2の手段)第2の手段は、ブラウザ画
面における付箋メニューを利用する手段である。すなわ
ち、利用者は、自分の端末装置10の入力装置10bを
操作してウェブブラウザを立ち上げ、ディスプレイ10
aにブラウザ画面を表示させる。このブラウザ画面の画
面例を、図11に示す。この図11に示されるように、
ブラウザ画面33は、フォルダウインドウ内に付箋メニ
ュー33aを有している。但し、図11では、その他の
メニューは図示を省略されている。そして、利用者によ
ってその付箋メニュー33aが選択された場合には、付
箋が設定されているウェブページのタイトルが選択肢と
して列挙されているとともに、図12の全付箋一覧画面
34を表示させるための選択肢33dが示されたプルダ
ウンメニュー33bが表示される。更に、プルダウンメ
ニュー33bの中から何れかのウェブページのタイトル
が選択された場合には、選択されたウェブページに設定
されている付箋のコメントが列挙されたサブメニュー3
3cが表示される。なお、サブメニュー33c上の各付
箋コメントには、そのコメントに対応するURLと付箋
IDとが定義づけられている。そして、利用者は、サブ
メニュー33cの中から任意の1つの付箋コメントにマ
ウスポインタを重ね、この状態で左クリックすると、付
箋表示プログラム3がCPU11によって起動されて、
後述する付箋表示処理が実行され、最終的に、付箋が貼
り付けられている箇所がブラウザ画面33に表示され
る。
【0051】(第3の手段)第3の手段は、上記全付箋
一覧画面34の中から1つの選択肢を選択する手段であ
る。上述したように、図11のブラウザ画面33の付箋
メニュー33bの中には、全付箋一覧画面34を表示さ
せるための選択肢33dが備えられており、利用者がこ
の選択肢33dをクリックすると、図12に示すような
全付箋一覧画面34が、ディスプレイ10aに表示され
る。図12に示されるように、全付箋一覧画面34で
は、全ての付箋のコメントが、その付箋が属するウェブ
ページのタイトルとともに各行に列挙されている。ま
た、各付箋コメントは、クリック可能な選択肢として機
能しており、各付箋コメントには、そのコメントに対応
するURLと付箋IDとが定義づけられている。そし
て、利用者がその全付箋一覧画面34の中から1つの付
箋コメントを選択してクリックすると、付箋表示プログ
ラム3がCPU11によって起動されて、後述する付箋
表示処理が実行され、最終的に、付箋が貼り付けられて
いる箇所がブラウザ画面に表示される。
【0052】以上に示したように、利用者は、第1乃至
第3の手段の何れかにより、付箋表示処理を実行させ、
付箋が貼り付けられている箇所をブラウザ画面に表示さ
せることができる。以下、付箋表示処理について説明す
る。付箋表示処理の内容を、図13に示す。
【0053】この図13に示されるように、付箋表示処
理の開始後、最初のS401では、CPU11は、第1
乃至第3の手段の何れかにおいてクリックされたアイテ
ムに定義づけられているURLと付箋IDとを処理対象
として特定する。
【0054】次のS402では、CPU11は、S40
1で特定されたURLが示すウェブページをブラウザ画
面に表示させる。
【0055】次のS403では、CPU11は、S40
1で特定したURLに対応する付箋ファイル4から、最
初の付箋情報を読み出す。
【0056】次のS404では、CPU11は、位置検
索サブルーチンを実行する。位置検索サブルーチンは、
ウェブページ内における当該付箋を貼り付けた位置を探
し出すための処理である。この位置検索サブルーチンの
内容を、図14に示す。
【0057】この図14に示されるように、位置検索サ
ブルーチンの開始後、最初のS501では、CPU11
は、S403において読み出された付箋情報に含まれる
選択文字列と前後側補足文字列とを足し合わせてなる文
字列にて、当該ウェブページ内を検索する。
【0058】次のS502では、CPU11は、検索結
果が2個以上であったか1個であったか0個であったか
を、判別する。そして、検索結果が2個以上であった場
合には、CPU11は、処理をS503へ進める。
【0059】S503では、CPU11は、当該付箋が
貼り付けられた箇所の候補数を2個以上として記憶し
て、位置検索サブルーチンを終了し、図13のサブルー
チンにおけるS405の処理へ進む。
【0060】また、S502において、CPU11は、
検索結果が1個であった場合には、処理をS504へ進
める。
【0061】S504では、CPU11は、当該付箋が
貼り付けられた箇所の候補数を1個として記憶して、位
置検索サブルーチンを終了し、図13のサブルーチンに
おけるS405の処理へ進む。
【0062】また、S502において、CPU11は、
検索結果が0個であった場合には、処理をS505へ進
める。
【0063】S505では、CPU11は、前側補足文
字列及び後側補足文字列のうちの文字数が多い方から1
文字削除することができるか否かを、判別する。そし
て、前側補足文字列又は後側補足文字列から1文字削除
することができる場合には、CPU11は、処理をS5
06へ進める。
【0064】S506では、CPU11は、前側補足文
字列及び後側補足文字列のうちから文字数の多い方を選
出し、選出された文字列から1文字削除した文字列を新
たに補足文字列として決定する。但し、CPU11は、
前側補足文字列及び後側補足文字列が共に同じ文字数で
あった場合には、後側補足文字列を選出する。また、C
PU11は、選出された文字列が前側補足文字列であっ
た場合には、その文字列の先頭の1文字を削除し、選出
された文字列が後側補足文字列であった場合には、その
文字列の末尾の1文字を削除する。そして、CPU11
は、前側補足文字列及び後側補足文字列のうちのいずれ
か一方の文字数を削減した後、選択文字列と前後側補足
文字列とを足し合わせた文字列にて、当該ウェブページ
内を再検索し、処理をS502へ戻す。
【0065】そして、CPU11は、S502,S50
5及びS506の処理ループを実行中に、検索結果が2
個以上になった場合には、処理をS502からS503
へ進め、検索結果が1個になった場合には、処理をS5
02からS504へ進め、前側補足文字列又は後側補足
文字列から1文字も削除することができなくなった場合
には、処理をS505からS507へ進める。
【0066】S507では、CPU11は、当該付箋が
貼り付けられた箇所の候補数を0個として記憶して、位
置検索サブルーチンを終了し、図13のサブルーチンに
おけるS405の処理へ進む。
【0067】S405では、CPU11は、候補数が2
個以上であるか1個であるか0個であるかを、判別す
る。そして、候補数が2個以上であった場合には、CP
U11は、処理をS406へ進める。
【0068】S406では、CPU11は、当該ウェブ
ページ内の文章のうち、候補となる箇所の選択文字列
を、それぞれ反転表示させる。例えば、選択文字列が
「自動検索」であって前後側補足文字列が「キーワード
の」及び「機能である。」であるときに、これらを足し
合わせた文字列「キーワードの自動検索機能である。」
がウェブページ内に2箇所あった場合、その2箇所の
「自動検索」という文字列を反転表示させる。このとき
のブラウザ画面の画面例を図15に示す。
【0069】次のS407では、CPU11は、当該ウ
ェブページにおいて反転表示された2個以上の選択文字
列のうちの何れか1つが右クリックされるのを、待機す
る。そして、何れか1つの選択文字列が右クリックされ
た場合には、CPU11は、処理をS408へ進める。
【0070】S408では、CPU11は、補足文字列
取得サブルーチンを実行する。なお、補足文字列取得サ
ブルーチンについては、先に説明したので(図8参
照)、ここでは説明を省略する。CPU11は、補足文
字列取得サブルーチンを実行して、新たな前後側補足文
字列を取得した後、処理をS409へ進める。
【0071】一方、S405において、CPU11は、
候補数が1個であった場合にも、処理をS409へ進め
る。
【0072】S409では、CPU11は、当該ウェブ
ページ内の文章のうち、1箇所の選択文字列を反転表示
させ、処理をS415へ進める。
【0073】一方、S405において、CPU11は、
候補数が0個であった場合には、処理をS410へ進め
る。
【0074】S410では、CPU11は、図示せぬ選
択画面を表示させる。この選択画面には、「手動にて付
箋を貼り直す」旨のボタンと「付箋を削除する」旨のボ
タンとが、示されている。
【0075】次のS411では、CPU11は、上記選
択画面における何れかのボタンがクリックされるのを、
待機する。そして、何れかのボタンがクリックされた場
合には、CPU11は、処理をS412へ進める。
【0076】S412では、CPU11は、クリックさ
れたボタンが「手動にて付箋を貼り直す」旨のものであ
るか「付箋を削除する」旨のものであるかを、判別す
る。そして、「手動にて付箋を貼り直す」旨のボタンで
あった場合には、CPU11は、処理をS413へ進め
る。
【0077】S413では、CPU11は、当該ウェブ
ページ内の何れかの箇所の文字列がドラッグされるの
を、待機する。そして、何れかの箇所の文字列がドラッ
グされた場合には、CPU11は、処理をS408へ進
める。
【0078】一方、412において、クリックされたボ
タンが「付箋を削除する」旨のボタンであった場合に
は、CPU11は、処理をS414へ進める。
【0079】S414では、CPU11は、当該付箋フ
ァイル4から当該付箋情報を削除する。なお、当該付箋
ファイル4に付箋情報が1つも無くなってしまった場合
には、CPU11は、当該付箋ファイル4を削除する処
理,及び、URL一覧ファイル5から該当URLを削除
する処理も行う。その後、CPU11は、S415の処
理へ進む。
【0080】S415では、CPU11は、当該付箋フ
ァイル4に次の付箋情報があるか否かを、判別する。そ
して、次の付箋情報があった場合には、CPU11は、
処理をS416へ進める。
【0081】S416では、CPU11は、当該付箋フ
ァイル4から次の付箋情報を読み出し、処理をS404
へ戻す。
【0082】そして、CPU11は、S404〜S41
6の処理ループを実行中に、読み出すべき付箋情報が無
くなった場合には、処理をS415からS417へ分岐
させる。
【0083】S417では、CPU11は、当該ウェブ
ページ内において反転表示された選択文字列のうち、S
401で特定された付箋IDに対応する選択文字列を含
む行が、ブラウザ画面33内に実際に表示される範囲内
での先頭行に位置するまで、当該ウェブページをスクロ
ールさせ、その後、付箋表示処理を終了する。
【0084】以上に示した付箋表示処理により、利用者
が、第1乃至第3の手段の何れかにより、1つの付箋を
選択すると、その付箋が貼り付けられているウェブペー
ジがブラウザ画面33内に直ちに表示される(S40
2)。そして、このウェブページに付箋が貼り付けられ
ている全ての箇所の文字列が反転表示され(S403〜
S416)、利用者が選択した付箋に対応する文字列を
含む行が、ブラウザ画面33内の先頭行に表示される
(S417)。
【0085】また、当該ウェブページにおける幾つかの
箇所が以前アクセスした時から改変され、付箋を貼り付
けた箇所が定まらないような場合でも、前後側補足文字
列が徐々に削減されながら候補となる箇所が絞られ(S
505,S506)、或いは、候補が多いときには利用
者に選択させる(S406〜S408)ことにより、付
箋が貼り付けられた箇所が1つに特定される。
【0086】(付記1)ウェブブラウザプログラムを格
納した記憶装置,表示装置,及び入力装置に接続されて
いるとともに、ネットワークを介してウェブサイトと通
信可能なコンピュータに対し、前記ウェブブラウザプロ
グラムを実行することによって前記表示装置に表示され
たウェブページ内の任意の文字列が前記入力装置によっ
て選択された場合に、そのウェブページのURLとその
文字列とを対応づけた付箋情報を前記記憶装置に記憶さ
せ、前記入力装置によって所定の入力があった場合に
は、前記記憶装置から前記付箋情報を読み出させて前記
表示装置に列挙させ、列挙された付箋情報の中から1つ
の付箋情報が前記入力装置によって選択された場合に
は、当該付箋情報に含まれるURLが示すウェブページ
における当該付箋情報に含まれる文字列によって示され
る箇所を、前記表示装置に表示させることを特徴とする
付箋機能追加プログラム。
【0087】(付記2)前記コンピュータに対し、更
に、列挙された付箋情報の中から1つの付箋情報が前記
入力装置によって選択された場合には、前記文字列を用
いてウェブページ内を検索させ、検索により得られたウ
ェブページ内の箇所を前記表示装置に表示させることを
特徴とする付記1記載の付箋機能追加プログラム。
【0088】(付記3)前記コンピュータに対し、前記
ウェブブラウザプログラムが実行することによって前記
表示装置に表示されたウェブページ内の任意の文字列が
前記入力装置によって選択された場合に、その文字列の
前後から文字列を補足文字列として更に取得させ、前記
補足文字列を更に含む付箋情報を前記記憶装置に記憶さ
せ、列挙された付箋情報の中から1つの付箋情報が前記
入力装置によって選択された場合には、その付箋情報に
含まれる文字列に補足文字列を足し合わせた文字列を用
いて前記ウェブページ内を検索させ、検索により得られ
た箇所が1つも無かった場合にのみ、検索により得られ
る箇所が1つになるまで、前記補足文字列をその前の処
理時から1文字減じて再検索させる処理を、繰り返させ
ることを特徴とする付記2記載の付箋機能追加プログラ
ム。
【0089】(付記4)前記コンピュータに対し、前記
ウェブブラウザプログラムが実行することによって前記
表示装置に表示されたウェブページ内の任意の文字列が
前記入力装置によって選択された場合に、前記入力装置
からの任意のコメントの入力を受け付けさせ、コメント
が前記入力装置によって入力された場合には、そのコメ
ントを更に含む付箋情報を前記記憶装置に記憶させ、前
記ウェブページにおける前記文字列によって示される箇
所を前記表示装置に表示させる際に、その文字列に対応
するコメントを示した画面も前記表示装置に表示させる
ことを特徴とする付記1,2又は3記載の付箋機能追加
プログラム。
【0090】(付記5)ウェブブラウザプログラムを格
納した記憶装置,表示装置,及び入力装置に接続されて
いるとともに、ネットワークを介してウェブサイトと通
信可能なコンピュータが、前記ウェブブラウザプログラ
ムを実行することによって前記表示装置に表示したウェ
ブページ内の任意の文字列が前記入力装置によって選択
された場合に、そのウェブページのURLとその文字列
とを対応づけた付箋情報を記憶装置に記憶しておき、前
記入力装置によって所定の入力がなされた場合に、前記
記憶装置から前記付箋情報を読み出して前記表示装置に
列挙し、更に、列挙された付箋情報の中から1つの付箋
情報が前記入力装置によって選択された場合には、その
付箋情報に含まれるURLが示すウェブページにおける
その付箋情報に含まれる文字列によって示される箇所
を、前記表示装置に表示することを特徴とする付箋貼付
方法。
【0091】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、ウェブブラウザによって表示されたウェブページの
任意の箇所に付箋を貼り付けておいて後ほどその付箋を
貼り付けた箇所をいつでも直ぐに参照できる。また、任
意のウェブページの任意の箇所をいつでも直ぐに参照で
きるようにするための付箋機能を従来のウェブブラウザ
に追加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る端末装置を含むコン
ピュータネットワークシステム全体の概略的な構成図
【図2】 端末装置の概略的な構成図
【図3】 端末装置に格納される付箋ファイルのデータ
構造図
【図4】 端末装置に格納されるURL一覧ファイルの
データ構造図
【図5】 端末装置のディスプレイに表示されるウェブ
ページの画面例
【図6】 端末装置で実行される付箋情報作成処理を示
すフローチャート
【図7】 端末装置のディスプレイに表示されるコメン
ト入力画面の画面例
【図8】 端末装置で実行される補足文字列取得サブル
ーチンを示すフローチャート
【図9】 端末装置のディスプレイに表示される付箋画
面の画面例
【図10】 端末装置で実行されるURL判別処理を示
すフローチャート
【図11】 端末装置のディスプレイに表示されるブラ
ウザ画面の画面例
【図12】 端末装置のディスプレイに表示される全付
箋一覧画面の画面例
【図13】 端末装置で実行される付箋表示処理を示す
フローチャート
【図14】 端末装置で実行される位置検出サブルーチ
ンを示すフローチャート
【図15】 端末装置のディスプレイに表示されるブラ
ウザ画面の画面例
【符号の説明】
1 付箋情報作成プログラム 2 URL判別プログラム 3 付箋表示プログラム 4 付箋ファイル 5 URL一覧ファイル 10 端末装置 11 CPU 12 RAM 13 通信制御回路 14 フレキシブルディスクドライブ(FDD) 15 CD−RWドライブ 16 ハードディスクドライブ(HDD) 20 サーバ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清田 剛史 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B075 PQ42 PR01 5B082 EA08 GC03 GC04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウェブブラウザプログラムを格納した記憶
    装置,表示装置,及び入力装置に接続されているととも
    に、ネットワークを介してウェブサイトと通信可能なコ
    ンピュータに対し、 前記ウェブブラウザプログラムを実行することによって
    前記表示装置に表示されたウェブページ内の任意の文字
    列が前記入力装置によって選択された場合に、そのウェ
    ブページのURLとその文字列とを対応づけた付箋情報
    を前記記憶装置に記憶させ、 前記入力装置によって所定の入力があった場合には、前
    記記憶装置から前記付箋情報を読み出させて前記表示装
    置に列挙させ、 列挙された付箋情報の中から1つの付箋情報が前記入力
    装置によって選択された場合には、当該付箋情報に含ま
    れるURLが示すウェブページにおける当該付箋情報に
    含まれる文字列によって示される箇所を、前記表示装置
    に表示させることを特徴とする付箋機能追加プログラ
    ム。
  2. 【請求項2】前記コンピュータに対し、更に、 列挙された付箋情報の中から1つの付箋情報が前記入力
    装置によって選択された場合には、前記文字列を用いて
    ウェブページ内を検索させ、 検索により得られたウェブページ内の箇所を前記表示装
    置に表示させることを特徴とする請求項1記載の付箋機
    能追加プログラム。
  3. 【請求項3】前記コンピュータに対し、 前記ウェブブラウザプログラムが実行することによって
    前記表示装置に表示されたウェブページ内の任意の文字
    列が前記入力装置によって選択された場合に、その文字
    列の前後から文字列を補足文字列として更に取得させ、 前記補足文字列を更に含む付箋情報を前記記憶装置に記
    憶させ、 列挙された付箋情報の中から1つの付箋情報が前記入力
    装置によって選択された場合には、その付箋情報に含ま
    れる文字列に補足文字列を足し合わせた文字列を用いて
    前記ウェブページ内を検索させ、 検索により得られた箇所が1つも無かった場合にのみ、
    検索により得られる箇所が1つになるまで、前記補足文
    字列をその前の処理時から1文字減じて再検索させる処
    理を、繰り返させることを特徴とする請求項2記載の付
    箋機能追加プログラム。
  4. 【請求項4】前記コンピュータに対し、 前記ウェブブラウザプログラムが実行することによって
    前記表示装置に表示されたウェブページ内の任意の文字
    列が前記入力装置によって選択された場合に、前記入力
    装置からの任意のコメントの入力を受け付けさせ、 コメントが前記入力装置によって入力された場合には、
    そのコメントを更に含む付箋情報を前記記憶装置に記憶
    させ、 前記ウェブページにおける前記文字列によって示される
    箇所を前記表示装置に表示させる際に、その文字列に対
    応するコメントを示した画面も前記表示装置に表示させ
    ることを特徴とする請求項1,2又は3記載の付箋機能
    追加プログラム。
  5. 【請求項5】ウェブブラウザプログラムを格納した記憶
    装置,表示装置,及び入力装置に接続されているととも
    に、ネットワークを介してウェブサイトと通信可能なコ
    ンピュータが、前記ウェブブラウザプログラムを実行す
    ることによって前記表示装置に表示したウェブページ内
    の任意の文字列が前記入力装置によって選択された場合
    に、そのウェブページのURLとその文字列とを対応づ
    けた付箋情報を記憶装置に記憶しておき、前記入力装置
    によって所定の入力がなされた場合に、前記記憶装置か
    ら前記付箋情報を読み出して前記表示装置に列挙し、更
    に、列挙された付箋情報の中から1つの付箋情報が前記
    入力装置によって選択された場合には、その付箋情報に
    含まれるURLが示すウェブページにおけるその付箋情
    報に含まれる文字列によって示される箇所を、前記表示
    装置に表示することを特徴とする付箋貼付方法。
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