JP2003281124A - コメント記録プログラム - Google Patents

コメント記録プログラム

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JP2003281124A
JP2003281124A JP2002086167A JP2002086167A JP2003281124A JP 2003281124 A JP2003281124 A JP 2003281124A JP 2002086167 A JP2002086167 A JP 2002086167A JP 2002086167 A JP2002086167 A JP 2002086167A JP 2003281124 A JP2003281124 A JP 2003281124A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の相反するコメントに困惑する事態を回
避すること。 【解決手段】 コメント記録サーバ装置10は、ユーザ
DB12に格納されたコメント者の等級(例えば、各ユ
ーザの役職を考慮してめ付与された等級)が、既コメン
ト者の等級よりも上位であるか否かを判定する。さら
に、コメント者の等級が既コメント者の等級よりも上位
でない場合には、コメント者のコメントが既コメント者
のコメントに対する反論であるか否かを、コメント者の
意思表示によって判定する。そして、コメント者の等級
が既コメント者の等級よりも上位である場合、または既
コメント者のコメントに対する反論でない場合には、コ
メント者のコメントをファイルに関連付けて記録するよ
うに制御する。一方、既コメント者のコメントに対する
反論である場合には、コメント者のコメントに対応付け
て当該コメントが反論である旨を示す反論情報も記録す
るように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定のファイル
に記録されている内容に対してコメントを希望するコメ
ント者のコメントを、ファイルに関連付けて記録するコ
メント記録プログラムに関し、特に、複数の相反するコ
メントに困惑する事態を回避することができるコメント
記録プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、所定のファイルに記録されて
いる内容に対してコメントを希望するコメント者のコメ
ントを、ファイルに関連付けて記録するコメント記録技
術が知られている。例えば、文書ファイルの本体である
文書に関連付けてコメントを記録する技術である。
【0003】このコメント記録技術を具体的に説明す
る。例えば、文書のみが記録された文書ファイルをコン
ピュータなどで読み込むことによって、文書が画面に表
示される。ここで、この表示文章に対してコメントを希
望するコメント者が、コメントをコンピュータに入力す
ると、入力されたコメントが文書ファイルに関連付けて
記録され、文書およびコメントが記録された文書ファイ
ルが作成される。
【0004】そして、文書およびコメントが記録された
文書ファイルをコンピュータなどで読み込むと、文書お
よびコメントが画面に一体的に表示される。さらに、こ
の表示文章または表示コメントに対してコメントを希望
するコメント者が、コメントをコンピュータに入力する
と、入力されたコメントが文書ファイルに関連付けて記
録され、文書および複数のコメントが記録された文書フ
ァイルが作成される。
【0005】このように、上記のコメント記録技術によ
れば、文書ファイルの本体である文書に関連付けて、コ
メントを記録および表示することができる。このため、
文書を複数人に回覧してコメントを付ける業務フローを
有する会社などの組織においては、このコメント記録技
術を利用し、各種の文書ファイルを組織内で回覧してコ
メントを記録することが頻繁におこなわれている。例え
ば、一般社員が作成した文書ファイルがある場合に、こ
れをチェックした上級職(チームリーダ、課長、部長な
ど)のコメントを、文書ファイルに関連付けて記録し、
このコメントが記録された文書ファイルを一般社員に返
却するといった業務フローである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術は、コメント者のコメントを無条件でファイル
に関連付けて記録するため、コメントを受け取った者が
複数の相反するコメントに困惑する事態が生じてしまう
という問題点があった。
【0007】すなわち、上記した例で説明すると、一般
社員が作成した文書ファイルに対して部長がコメントを
記録した後に、このコメントに反するコメントを課長が
記録するような場合もある。このような場合、コメント
が記録された文書ファイルを返却された一般社員は、課
長が敢えて部長に反するコメントを記録したのか、それ
とも部長のコメントを確認しなかったのかを把握するこ
とは困難である。このため、一般社員は部長と課長のど
ちらのコメントに従うべきか困惑することになる。
【0008】このように、コメント記録技術を利用し、
各種のファイルを組織内で回覧してコメントを記録する
場合には、複数のコメントをいかにして記録するかが極
めて重要な課題となっており、望ましくは、コメントを
受け取った者が複数の相反するコメントに困惑すること
がないようなコメント記録技術が必要とされている。
【0009】そこで、この発明は、上述した従来技術に
よる問題点を解消するためになされたものであり、複数
の相反するコメントに困惑する事態を回避することがで
きるコメント記録プログラムを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、本発明は、所定のファイルに記録
されている内容に対してコメントを希望するコメント者
の等級が、ファイルに関連付けて既にコメントを記録し
た既コメント者の等級よりも上位であるか否かを判定す
る。そして、コメント者の等級が既コメント者の等級よ
りも上位である旨が判定された場合には、コメント者の
コメントをファイルに関連付けて記録するように制御
し、コメント者の等級が既コメント者の等級よりも上位
でない旨が判定された場合には、コメント者のコメント
を記録しないように制御する。
【0011】したがって、本発明によれば、コメント者
の階級よりも上位でないコメント者のコメントは常に記
録されなくなるので、複数の相反するコメントに困惑す
る事態を確実に回避することが可能になる。
【0012】また、本発明は、所定のファイルに記録さ
れている内容に対してコメントを希望するコメント者の
等級が、ファイルに関連付けて既にコメントを記録した
既コメント者の等級よりも上位であるか否かを判定し、
さらに、コメント者の等級が既コメント者の等級よりも
上位でない旨が判定された場合には、コメント者のコメ
ントが既コメント者のコメントに対する反論であるか否
かを判定する。そして、コメント者の等級が既コメント
者の等級よりも上位である旨が判定された場合または既
コメント者のコメントに対する反論でない旨が判定され
た場合には、コメント者のコメントをファイルに関連付
けて記録するように制御し、既コメント者のコメントに
対する反論である旨が判定された場合には、コメント者
のコメントに対応付けて当該コメントが反論である旨を
示す反論情報も記録するように制御する。
【0013】したがって、本発明によれば、反論情報を
参照することによって、下位等級者が敢えて上位等級者
のコメントに反するコメントを記録した旨を把握するこ
とができるので、複数の相反するコメントに困惑する事
態を回避することが可能になる。
【0014】また、本発明は、ファイルに記録されてい
る内容のうち、コメント者がコメントを希望する特定の
部分について、既にコメントが記録されているか否かを
判定する。そして、既にコメントが記録されている旨が
判定された場合に、コメント者の等級が既コメント者の
等級よりも上位であるか否かを判定する。
【0015】したがって、本発明によれば、コメントの
対象部分を踏まえつつ等級を判定するので、複数の相反
するコメントに困惑する事態を精度良く回避することが
可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係るコメント記録プログラムの好適な実施の形態
を詳細に説明する。なお、下記に示す実施の形態1で
は、本発明に係るコメント記録プログラムと同様の機能
を実現するコメント記録サーバ装置およびコメント記録
方法を説明し、実施の形態2では、本発明に係るコメン
ト記録プログラムを実行するコンピュータシステムを説
明し、最後に、他の実施の形態として種々の変形例を説
明することとする。
【0017】(実施の形態1)実施の形態1では、本発
明に係るコメント記録プログラムと同様の機能を実現す
るコメント記録サーバ装置およびコメント記録方法を説
明する。なお、ここでは、本実施の形態1に係るコメン
ト記録サーバ装置の概要および主たる特徴を説明した後
に、このコメント記録サーバ装置の各部の構成を説明
し、最後に、このコメント記録サーバ装置によるコメン
ト記録処理の手順を説明することとする。
【0018】[コメント記録サーバ装置の概要および特
徴]まず最初に、本実施の形態1に係るコメント記録サ
ーバ装置の概要および主たる特徴を説明する。図1は、
本実施の形態1に係るコメント記録サーバ装置を含んだ
システムの構成を示すブロック図である。このシステム
は、同図に示すように、コメント記録サーバ装置10と
複数のクライアント装置20とを、ネットワーク1(ロ
ーカルエリアネットワークや広域エリアネットワークな
ど)を介して、相互に通信可能に接続して構成される。
【0019】この図1に示したシステムは、例えば、各
種の文書ファイルを複数人に回覧してコメントを付ける
業務フローを有する会社などの組織によって利用される
ものであり、会社内の各社員(社長、部長、課長、係
長、一般社員など)をユーザとする。以下に、このシス
テムの概要を業務フローに沿って説明する。
【0020】コメント記録サーバ装置10には、ユーザ
が作成した報告書や計画書などの文書ファイルが格納さ
れている。一方、各ユーザは、各クライアント装置20
からコメント記録サーバ装置10にアクセスすることに
よって、文書ファイルに記録された文書を閲覧する。な
お、各クライアント装置20は、既知のパーソナルコン
ピュータ、ワークステーション、PHS端末、携帯端
末、移動体通信端末またはPDAなどの情報処理装置で
ある。
【0021】また、各ユーザは、文書ファイルに記録さ
れた文書を閲覧するとともに、文書に対するコメントを
入力する。例えば、一般社員が作成した報告書を閲覧す
る部長や係長が、コメント者として報告書の内容に意見
を述べるような場合である。一方、コメント記録サーバ
装置10は、各クライアント装置20から入力されたコ
メントを、文書ファイルの本体である文書に関連付けて
記録する。
【0022】さらに、各ユーザは、各クライアント装置
20からコメント記録サーバ装置10にアクセスするこ
とによって、文書ファイルに記録された文書およびコメ
ントを閲覧する。例えば、一般社員が作成した報告書に
対して、部長や係長がコメント者としてコメントを記録
した後に、作成者である一般社員が、コメント付きの報
告書を閲覧するような場合である。
【0023】このように、図1に示したシステムは、各
種の文書ファイルを会社内で回覧してコメントを記録す
る場合に適用されるものであり、本実施の形態1に係る
コメント記録サーバ装置10は、概略的に、各クライア
ント装置20に対して、コメント付きの文書ファイルを
閲覧可能にするとともに、各クライアント装置20から
入力されるコメントを、文書ファイルに関連付けて記録
する。
【0024】そして、このコメント記録サーバ装置10
は、各クライアント装置20から入力されるコメントの
記録処理に特徴があり、具体的には、複数の相反するコ
メントに困惑する事態を回避することができるようにし
ている点に主たる特徴を有する。以下に、この主たる特
徴について具体的に説明する。
【0025】このコメント記録サーバ装置10は、コメ
ントの記録に際して、コメント者の等級(例えば、各ユ
ーザの役職を考慮してめ付与された等級)が、既コメン
ト者の等級よりも上位であるか否かを判定する。さら
に、コメント者の等級が既コメント者の等級よりも上位
でない場合には、コメント者のコメントが既コメント者
のコメントに対する反論であるか否かを、コメント者の
意思表示によって判定する。
【0026】そして、コメント記録サーバ装置10は、
コメント者の等級が既コメント者の等級よりも上位であ
る場合、または既コメント者のコメントに対する反論で
ない場合には、コメント者のコメントをファイルに関連
付けて記録するように制御する。一方、既コメント者の
コメントに対する反論である場合には、コメント者のコ
メントに対応付けて当該コメントが反論である旨を示す
反論情報も記録するように制御する。
【0027】このため、コメント記録サーバ装置10に
よれば、例えば、一般社員が作成した報告書に対する部
長(上位等級)のコメントを記録した後に、このコメン
トに反する課長(下位等級)のコメントを記録するよう
な場合には、コメント者である課長の意思表示に基づい
て反論情報も記録される。したがって、コメント付きの
報告書を閲覧する一般社員は、コメントとともに記録さ
れた反論情報を参照することによって、課長が敢えて部
長に反するコメントを記録した旨を把握することができ
る。つまり、本実施の形態1に係るコメント記録サーバ
装置10によれば、複数の相反するコメントに困惑する
事態を回避することが可能になるという主たる特徴が発
揮される。
【0028】[コメント記録サーバ装置の構成]次に、
本実施の形態1に係るコメント記録サーバ装置10の各
部の構成を説明する。このコメント記録サーバ装置10
は、図1に示すように、通信制御IF部11と、ユーザ
DB12と、ファイルDB13と、制御部14とを備え
る。このうち、通信制御IF部11は、コメント記録サ
ーバ装置10と各クライアント装置20との間における
通信を制御するものである。
【0029】ユーザDB12は、ユーザに関する各種の
情報を記憶するデータベースである。具体的には、この
ユーザDB12に格納される情報は、図2に示すよう
に、各ユーザの名前を示すユーザ名ごとに、パスワード
および等級を相互に関連付けて構成される。ここで、各
ユーザごとに格納される「パスワード」情報は、コメン
ト記録サーバ装置10にアクセスする各ユーザに対して
利用者認証をおこなうために、各ユーザに予め付与され
たパスワードである。
【0030】また、各ユーザごとに格納される「等級」
情報は、コメント者の等級と既コメント者の等級とを比
較するために、各ユーザに予め付与された等級である。
そして、この等級は、各ユーザの役職およびファイルに
記録される内容に対する各ユーザの専門性を考慮して予
め付与されるものであり、図2に示すように、所定の区
分ごとに異なる等級が格納される。
【0031】すなわち、コメント対象となり得る各ファ
イルに記録された内容は、それぞれ異なるものであり、
各ファイルに対する各ユーザのコメントも、各ユーザの
役職や専門性によって重要視するべきか否かの判断が異
なるものである。例えば、通常の報告書に対するコメン
トの場合には、社長、部長、課長、係長などの役職によ
って、その役職が高い者のコメントがより重要視される
べきである。一方、特定分野に関する計画書などに対す
るコメントの場合には、各ユーザの役職よりも、この特
定分野に対する各ユーザの専門性によって、その専門性
が高い者のコメントがより重要視されるべきである。
【0032】そこで、ユーザDB12は、図2に示した
ように、コメント対象となり各ファイルの区分(例え
ば、区分A、区分B、区分Cなど)ごとに、各ユーザの
役職および専門性を考慮した等級を格納している。つま
り、図2に示すように、例えば、区分Aに属する文書フ
ァイルの場合には、「課長三郎」の等級(6級)よりも
「部長二郎」の等級(7級)の方が上位に設定されてい
るが、区分Bに属する文書ファイルの場合には、「課長
三郎」の等級(9級)の方が、「部長二郎」の等級(7
級)よりも上位に設定されている。
【0033】したがって、かかるユーザDB12を参照
してコメント対象となるファイルごとに各ユーザの等級
を取得することで、各ユーザの役職および専門性を考慮
したコメント記録処理をおこなうことができる。よっ
て、複数の相反するコメントに困惑する事態を、各ファ
イルの内容を踏まえた上で回避することが可能になる。
【0034】図1の説明に戻ると、ファイルDB13
は、コメント対象となり得るファイルを記憶するデータ
ベースである。具体的には、このファイルDB13に格
納される情報は、図2に示すように、ファイルごとに、
本体情報およびコメント情報を相互に関連付けて構成さ
れる。
【0035】ここで、ファイルごとに格納される「本体
情報」は、図3に示すように、ファイルを一意に特定す
るために名付けられる「ファイル名」と、ファイルに記
録される内容の区分(ユーザDB12に格納される区分
に対応する。)を示す「ファイル区分」と、ファイルの
作成者を示す「ファイル作成者」と、ファイルに記録さ
れた文章である「ファイル内容」とを相互に関連付けて
構成される。なお、ファイル内容は、図3に示すよう
に、「1章、2章・・・」といった所定の部分ごとに区
分けされて格納される。これは、「1章、2章・・・」
といった所定の部分ごとに、コメントを関連付けて記録
するためである。
【0036】また、ファイルごとに格納される「コメン
ト情報」は、図3に示すように、時系列で複数のコメン
トを累積記録したものであり、各コメント情報(同図に
示す「1、2、3」といった各コメントの情報)は、コ
メントが記録された日時を特定する「コメント日時」
と、コメントをおこなった者を示す「コメント者」と、
コメントの対象となったファイル内容の部分を特定する
「コメント対象」と、コメントの内容である「コメント
内容」と、コメントの内容が上位等級者である既コメン
ト者のコメントに対する反論であるか否かを示す「反論
フラグ」とを相互に関連付けて構成される。
【0037】図1の説明に戻ると、制御部14は、OS
(Operating System)などの制御プログラム、各種の処
理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格
納するための内部メモリを有し、これらによって種々の
処理を実行する処理部であり、機能概念的に、閲覧制御
部14aと、利用者認証部14bと、等級取得部14c
と、既記録判定部14dと、等級判定部14eと、反論
判定部14fと、コメント情報記録部14gとを備え
る。
【0038】このうち、閲覧制御部14aは、各クライ
アント装置20からの各種の指示や要求に応じて、対応
する画面データをクライアント装置20に表示させる制
御をおこなう手段である。具体的には、ユーザ名および
パスワードを入力させるログイン画面、ファイルDB1
3に格納された複数のファイルから所望のファイルを選
択させる画面、選択されたファイルに記録された文書お
よびコメントを表示する画面(図6参照)、コメントを
入力させる画面(図7参照)などを各クライアント装置
20に表示させる。
【0039】ここで、文書およびコメントを表示する画
面(図6参照)について、その画面構成を具体的に説明
する。この画面は、図6に示すように、ファイルDB1
3から選択された所定のファイルについて、文書を表示
する文書フィールドと、コメントを表示するコメントフ
ィールドとから構成される。このうち、文書フィールド
に表示される内容は、ファイルDB13に格納された本
体情報のうちのファイル内容に対応するデータである。
また、コメントフィールドに表示される内容は、ファイ
ルDB13に格納されたコメント情報に対応するデータ
であり、「コメント日時/コメント者/コメント内容」
を特定して、各コメントの「コメント内容」が表示され
る。
【0040】そして、コメントフィールドにおいて、反
論フラグが「なし」のコメントは、文頭に「・」が表示
されるが、反論フラグが「あり」のコメントについて
は、文頭に「!」が表示される。これは、上位等級者で
ある既コメント者に対して反論がなされた旨を明示する
ためであるが、この明示を一層明確にするために、
「!」が付いたコメント内容を反転表示や赤色表示によ
って、区別させても良い。
【0041】なお、文書フィールドの上方向に配置され
る「コメントモード」ボタンは、この画面からコメント
を入力する画面に移行する指示を受け付けるものであ
り、また、これに並んで配置される「終了」ボタンは、
文書およびコメントの閲覧(表示)を終了する指示を受
け付けるものである。
【0042】続いて、コメントを入力させる画面(図7
参照)について、その画面構成を具体的に説明する。こ
の画面には、図7に示すように、警告なしのコメント入
力画面(同図(a)参照)と、警告ありのコメント入力
画面(同図(b)参照)との2種類がある。このうち、
同図(a)に示す警告なしのコメント入力画面は、コメ
ント対象となる部分について未だコメント情報が記録さ
れていない場合や、そのコメント対象となる部分に既に
コメント情報が記録されているが、コメント者の等級の
方が既コメント者の等級よりも上位である場合に、表示
される画面であり、コメント入力を受け付けるコメント
入力フィールドのみから構成される。
【0043】一方、同図(b)に示す警告ありのコメン
ト入力画面は、コメント対象となる部分に既にコメント
情報が記録されており、かつ、既コメント者の等級の方
がコメント者の等級よりも上位である場合に、表示され
る画面である。そして、この画面は、同図に示すよう
に、上位等級者のコメントがある旨を報知する「警告」
と、上位等級者のコメントを補足するコメントを入力し
ようとしているか否かを意思確認するための「はい/い
いえ」ボタンと、コメント入力を受け付けるコメント入
力フィールドとから構成される。
【0044】この画面において、「はい」が選択された
場合には、コメントの内容が上位等級者である既コメン
ト者のコメントに対する反論ではない旨が判定される一
方、「いいえ」が選択された場合には、コメントの内容
が上位等級者である既コメント者のコメントに対する反
論である旨が判定される。このため、「はい」が選択さ
れた場合には、ファイルDB13において反論フラグは
「なし」となるが、「いいえ」が選択された場合には、
ファイルDB13において反論フラグは「あり」とな
る。
【0045】なお、コメント入力画面の下方向に配置さ
れる「OK」ボタンは、コメントフィールドに入力され
たコメントを記録する指示を受け付けるものであり、一
方、これに並んで配置される「キャンセル」ボタンは、
コメントの記録をキャンセルする指示を受け付けるもの
である。このため、同図(b)に示す警告ありのコメン
ト入力画面が表示された場合でも、「キャンセル」ボタ
ンの指示によってコメントが記録されなくなるので、相
反するコメントの記録が抑制され、複数の相反するコメ
ントに困惑する事態を一層回避することが可能になる。
【0046】制御部14の説明に戻ると、利用者認証部
14bは、各クライアント装置20からのアクセス要求
に応じて、ユーザDB12を参照してユーザ認証をおこ
なう手段である。具体的には、クライアント装置20か
ら入力されたユーザ名およびパスワードに基づいて、入
力されたパスワードがユーザDB12に格納されたパス
ワードと一致するか否かを判定する。
【0047】等級取得部14cは、ユーザDB12を参
照して、コメントを記録しようとするユーザ(コメント
者)の等級を取得する手段である。具体的には、利用者
認証に用いられたユーザ名と、コメントを記録しようと
するファイルの区分とに基づいて、対応する等級をユー
ザDB12から取得する。例えば、「部長太郎」がファ
イルDB13に格納された「○○○報告書.doc」に
ついてコメントを記録しようとしている場合には、「○
○○報告書.doc」の区分は「区分A」であるので、
「部長太郎」の等級として「7級」が取得される。
【0048】既登録判定部14dは、コメント者がコメ
ントを希望する特定の部分について、既にコメントが記
録されているか否かを判定する手段である。具体的に
は、コメント者がコメントを希望する特定の部分を選択
した場合に、ファイルDB13の対応するファイルのコ
メント情報を参照して、当該特定部分について既にコメ
ント情報が記録されているか否かを判定する。例えば、
「○○○報告書.doc」の「1章」に対してコメント
対象が選択された場合には、ファイルDB13の「○○
○報告書.doc」のコメント情報において、「コメン
ト対象:1章」が記録されたコメントが既に存在するか
否かを判定する。
【0049】等級判定部14eは、既記録判定部14d
によって既にコメントが記録されている旨が判定された
場合に、コメント者の等級が既コメント者の等級よりも
上位であるか否かを判定する手段である。具体的には、
等級取得部14cによって取得された等級(コメント者
の階級)と、既記録判定部14dによってコメント対象
が重複する既コメントとして把握されたコメントの「コ
メント者」の階級(既コメント者の階級)とを比較し、
コメント者の等級が既コメント者の等級よりも上位であ
るか否かを判定する。
【0050】例えば、「○○○報告書.doc」の「1
章」に対して「部長二郎」がコメントを記録しようとし
ており、既に「1章」に対して「係長六郎」のコメント
が記録されているとする。このような場合には、等級取
得部14cによってコメント者の階級として「部長二
郎、区分A」に対応する「7級」が取得される一方で、
既コメント者の等級として、ユーザDB12から「係長
六郎、区分A」に対応する「3級」が取得されるため、
コメント者の等級が既コメント者の等級よりも上位であ
る旨が判定される。
【0051】なお、既記録判定部14dによって既に複
数のコメントが記録されている旨が判定された場合に
は、等級判定部14eは、コメント者の等級が、複数の
既コメント者のいずれの等級よりも上位であるか否かを
判定する。これは、複数の相反するコメントに困惑する
事態を確実に回避することを可能にするためである。
【0052】反論判定部14fは、等級判定部14eに
よってコメント者の等級が既コメント者の等級よりも上
位でない旨が判定された場合に、コメント者のコメント
が既コメント者のコメントに対する反論であるか否かを
判定する手段である。具体的には、上記したコメント入
力画面(図7(b)参照)において、「はい」が選択さ
れた場合には、コメントの内容が上位等級者である既コ
メント者のコメントに対する反論ではない旨が判定され
る一方、「いいえ」が選択された場合には、コメントの
内容が上位等級者である既コメント者のコメントに対す
る反論である旨が判定される。
【0053】コメント情報記録部14gは、各クライア
ント装置20から入力されたコメントをファイルDB1
3に格納された対応するファイルに関連付けて記録する
手段である。具体的には、図3に示したように、「コメ
ント者、ファイル対象、コメント内容、反論フラグ」か
らなるコメント情報をファイルDB13に記録する。
【0054】なお、図7(a)に示した警告なしのコメ
ント入力画面に対してコメントの入力がおこなわれた場
合、すなわち、コメント対象となる部分について未だコ
メント情報が記録されていない場合や、そのコメント対
象となる部分に既にコメント情報が記録されているが、
コメント者の等級の方が既コメント者の等級よりも上位
である場合には、「反論フラグ」について「なし」を記
録する。
【0055】また、図7(b)に示した警告なしのコメ
ント入力画面に対して、「はい」の指示とともにコメン
トの入力がおこなわれた場合、すなわち、コメント対象
となる部分に既にコメント情報が記録されており、か
つ、既コメント者の等級の方がコメント者の等級よりも
上位であるが、この上位等級者のコメントを補足するコ
メントを入力する場合にも、「反論フラグ」について
「なし」を記録する。一方、図7(b)に示した警告な
しのコメント入力画面に対して、「いいえ」の指示とと
もにコメントの入力がおこなわれた場合、すなわち、コ
メント対象となる部分に既にコメント情報が記録されて
おり、既コメント者の等級の方がコメント者の等級より
も上位であり、かつ、この上位等級者のコメントを補足
しない(反論する)コメントを入力する場合には、「反
論フラグ」について「あり」を記録する。
【0056】[コメント記録処理の手順]次に、本実施
の形態1に係るコメント記録サーバ装置10によるコメ
ント記録処理の手順を説明する。図4および図5は、図
1に示したコメント記録サーバ装置10によるコメント
記録処理の手順を説明するフローチャートである。
【0057】図4に示すように、コメント記録サーバ装
置10において、所定のクライアント装置20からユー
ザ名およびパスワードの入力があると(ステップS40
1肯定)、利用者認証部14bは、入力されたパスワー
ドがユーザDB12に格納されたパスワードと一致する
か否かを判定する(ステップS402)。
【0058】この判定において、パスワードが一致しな
いと判定された場合には(ステップS402否定)、利
用者認証が失敗したものとして処理を終了するが、これ
とは反対に、パスワードが一致すると判定された場合に
は(ステップS402肯定)、閲覧制御部14aは、ク
ライアント装置20に対してファイルの選択を促す(ス
テップS403)。すなわち、ファイルDB13に格納
された複数のファイルから所望のファイルを選択させる
画面を表示する。
【0059】そして、かかる画面に対してクライアント
装置20から所定のファイルが選択されると(ステップ
S403肯定)、閲覧制御部14aは、図6に示すよう
に、選択されたファイルに記録された文書およびコメン
トを表示する画面を、クライアント装置20に対して表
示する(ステップS404)。
【0060】続いて、コメント記録サーバ装置10は、
この画面(図6参照)において、クライアント装置20
から「コメントモード」ボタンまたは「終了」ボタンの
いずれが指示されるかを繰り返して判定する(ステップ
S405およびS406)。そして、クライアント装置
20から「終了」ボタンが指示されると(ステップS4
06肯定)、処理を終了する。一方、クライアント装置
20から「コメントモード」ボタンが指示されると(ス
テップS405肯定)、図5に示す処理Aに移行する。
【0061】すなわち、図5に示すように、閲覧制御部
14aは、クライアント装置20に対してコメント対象
の選択を促す(ステップS501)。なお、このコメン
ト対象の選択は、図6に示した画面において、文書フィ
ールド内でマウスなどの指示手段によって選択させる手
法や、ファイルDB13に格納されたファイルの本体情
報に基づいて、所望の部分(例えば、「章」)を選択さ
せる画面を表示する手法が採用される。
【0062】そして、クライアント装置20によって、
コメント対象が選択されると(ステップS501肯
定)、等級取得部14cは、利用者認証に用いられたユ
ーザ名と、コメントを記録しようとするファイルの区分
とに基づいて、対応する等級をユーザDB12から取得
する(ステップS502)。
【0063】続いて、既記録判定部14dは、コメント
者がコメントを希望する特定の部分について、既にコメ
ントが記録されているか否かを判定する(ステップS5
03)。すなわち、コメント者がコメントを希望する特
定の部分を選択した場合に、ファイルDB13の対応す
るファイルのコメント情報を参照して、当該特定部分に
ついて既にコメント情報が記録されているか否かを判定
する。
【0064】この判定によって、既にコメントが記録さ
れている旨が判定された場合には(ステップS503肯
定)、続いて、等級判定部14eは、コメント者の等級
が既コメント者の等級よりも上位であるか否かを判定す
る(ステップS504)。すなわち、等級取得部14c
によって取得された等級(コメント者の階級)と、既記
録判定部14dによってコメント対象が重複する既コメ
ントとして把握されたコメントの「コメント者」の階級
(既コメント者の階級)とを比較し、コメント者の等級
が既コメント者の等級よりも上位であるか否かを判定す
る。
【0065】この判定によって、コメント者の等級が既
コメント者の等級よりも上位である旨が判定された場合
(ステップS504肯定)、または、上記のステップS
503の判定によって、コメント者がコメントを希望す
る特定の部分についてコメントが記録されていない旨が
判定された場合には(ステップS503否定)、閲覧制
御部14aは、クライアント装置20に対して、図7
(a)に示すように、警告なしのコメント入力画面を表
示する(ステップS505)。
【0066】これとは反対に、上記のステップS504
の判定によって、コメント者の等級が既コメント者の等
級よりも上位でない旨が判定された場合には(ステップ
S504否定)、閲覧制御部14aは、クライアント装
置20に対して、図7(b)に示すように、警告ありの
コメント入力画面を表示する(ステップS508)。
【0067】続いて、この警告ありのコメント入力画面
に対して、クライアント装置20によってコメント内容
および補足情報(図7(b)に示す「はい/いいえ」ボ
タンの選択情報)が入力されると(ステップS50
9)、反論判定部14fは、コメント者のコメントが既
コメント者のコメントに対する反論であるか否かを判定
する(ステップS510)。
【0068】この判定によって、コメント者のコメント
が既コメント者のコメントに対する反論である旨が判定
された場合には(ステップS510肯定)、コメント情
報記録部14gは、「コメント者、ファイル対象、コメ
ント内容、反論フラグ(あり)」からなるコメント情報
をファイルDB13に記録する(ステップS511)。
【0069】そして、このステップS511の処理に続
いて、コメント記録サーバ装置10は、図4の処理Bに
戻る。なお、上記のステップS509において、コメン
ト内容および補足情報が入力されず、クライアント装置
20によって「キャンセル」ボタンが指示された場合に
も(ステップS509否定)、図4の処理Bに戻ること
となる。
【0070】ところで、上記したステップS505によ
って、クライアント装置20に対して、図7(a)に示
すような警告なしのコメント入力画面が表示され、この
警告なしのコメント入力画面に対して、クライアント装
置20によってコメント内容が入力されると(ステップ
S506)、コメント情報記録部14gは、「コメント
者、ファイル対象、コメント内容、反論フラグ(な
し)」からなるコメント情報をファイルDB13に記録
する(ステップS507)。
【0071】同様に、上記したステップS510の判定
によって、コメント者のコメントが既コメント者のコメ
ントに対する反論でない旨が判定された場合にも(ステ
ップS510否定)、コメント情報記録部14gは、
「コメント者、ファイル対象、コメント内容、反論フラ
グ(なし)」からなるコメント情報をファイルDB13
に記録する(ステップS507)。
【0072】そして、このステップS507の処理に続
いて、コメント記録サーバ装置10は、図4の処理Bに
戻る。なお、上記のステップS506において、コメン
ト内容が入力されず、クライアント装置20によって
「キャンセル」ボタンが指示された場合にも(ステップ
S506否定)、図4の処理Bに戻ることとなる。
【0073】上記した一連の処理によって、コメント
対象となる部分について未だコメント情報が記録されて
いない場合や、そのコメント対象となる部分に既にコ
メント情報が記録されているが、コメント者の等級の方
が既コメント者の等級よりも上位である場合、コメン
ト対象となる部分に既にコメント情報が記録されてお
り、かつ、既コメント者の等級の方がコメント者の等級
よりも上位であるが、この上位等級者のコメントを補足
するコメントを入力する場合には、コメントに対応付け
て、「反論フラグ:なし」が記録される。
【0074】一方、コメント対象となる部分に既にコ
メント情報が記録されており、既コメント者の等級の方
がコメント者の等級よりも上位であり、かつ、この上位
等級者のコメントを補足しない(反論する)コメントを
入力する場合には、コメントに対応付けて、「反論フラ
グ:あり」が記録される。
【0075】そして、このコメントに対応付けて記録さ
れる「反論フラグ」の情報は、上記したステップS40
4において、選択ファイルの内容およびコメントを表示
する際に、コメント内容とともに表示される(図6参
照)。したがって、この反論フラグを参照することによ
って、下位等級者が敢えて上位等級者のコメントに反す
るコメントを記録した旨を把握することができるので、
複数の相反するコメントに困惑する事態を回避すること
が可能になる。
【0076】(実施の形態2)ところで、上記実施の形
態1で説明したコメント記録サーバ装置10およびコメ
ント記録方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパ
ーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコ
ンピュータシステムで実行することによって実現するこ
とができる。そこで、本実施の形態2では、上記実施の
形態1で説明したコメント記録サーバ装置10(コメン
ト記録方法)と同様の機能を有するコメント記録プログ
ラムを実行するコンピュータシステムについて説明す
る。
【0077】図8は、本実施の形態2に係るコンピュー
タシステムの構成を示すシステム構成図であり、図9
は、このコンピュータシステムにおける本体部の構成を
示すブロック図である。図8に示すように、本実施の形
態2に係るコンピュータシステム100は、本体部10
1と、本体部101からの指示によって表示画面102
aに画像などの情報を表示するためのディスプレイ10
2と、このコンピュータシステム100に種々の情報を
入力するためのキーボード103と、ディスプレイ10
2の表示画面102a上の任意の位置を指定するための
マウス104とを備える。
【0078】また、このコンピュータシステム100に
おける本体部101は、図9に示すように、CPU12
1と、RAM122と、ROM123と、ハードディス
クドライブ(HDD)124と、CD−ROM109を
受け入れるCD−ROMドライブ125と、フレキシブ
ルディスク(FD)108を受け入れるFDドライブ1
26と、ディスプレイ102、キーボード103並びに
マウス104を接続するI/Oインターフェース127
と、ローカルエリアネットワークまたは広域エリアネッ
トワーク(LAN/WAN)106に接続するLANイ
ンターフェース128とを備える。
【0079】さらに、このコンピュータシステム100
には、インターネットなどの公衆回線107に接続する
ためのモデム105が接続されるとともに、LANイン
ターフェース128およびLAN/WAN106を介し
て、他のコンピュータシステム(PC)111、サーバ
112並びにプリンタ113などが接続される。
【0080】そして、このコンピュータシステム100
は、所定の記録媒体に記録されたコメント記録プログラ
ムを読み出して実行することでコメント記録サーバ装置
10(コメント記録方法)を実現する。ここで、所定の
記録媒体とは、フレキシブルディスク(FD)108、
CD−ROM109、MOディスク、DVDディスク、
光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒
体」の他に、コンピュータシステム100の内外に備え
られるハードディスクドライブ(HDD)124や、R
AM122、ROM123などの「固定用の物理媒
体」、さらに、モデム105を介して接続される公衆回
線107や、他のコンピュータシステム111並びにサ
ーバ112が接続されるLAN/WAN106などのよ
うに、プログラムの送信に際して短期にプログラムを保
持する「通信媒体」など、コンピュータシステム100
によって読み取り可能なコメント記録プログラムを記録
する、あらゆる記録媒体を含むものである。
【0081】すなわち、コメント記録プログラムは、上
記した「可搬用の物理媒体」、「固定用の物理媒体」、
「通信媒体」などの記録媒体に、コンピュータ読み取り
可能に記録されるものであり、コンピュータシステム1
00は、このような記録媒体からコメント記録プログラ
ムを読み出して実行することでコメント記録サーバ装置
10(コメント記録方法)を実現する。なお、コメント
記録プログラムは、コンピュータシステム100によっ
て実行されることに限定されるものではなく、他のコン
ピュータシステム111またはサーバ112がコメント
記録プログラムを実行する場合や、これらが協働してコ
メント記録プログラムを実行するような場合にも、本発
明を同様に適用することができる。
【0082】(他の実施の形態)さて、これまで本発明
の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実
施の形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術
的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実
施されてもよいものである。
【0083】例えば、本実施の形態では、コメント者の
等級が既コメント者の等級よりも上位でない場合でも、
反論情報を付してコメントを記録する場合を説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、コメント
者の等級が既コメント者の等級よりも上位でない場合に
は、常にコメントを記録しないように制御する場合にも
同様に適用することができる。この場合には、コメント
者の階級よりも上位でないコメント者のコメントは常に
記録されなくなるので、複数の相反するコメントに困惑
する事態を確実に回避することが可能になる。
【0084】また、本実施の形態では、既に複数のコメ
ントが記録されている場合には、複数の既コメント者の
いずれの等級よりも上位であるか否かを判定する場合を
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えば、直前に記録された最新のコメント者の等級より
も上位であるか否かを判定する場合にも同様に適用する
ことができる。コメントが時系列で記録されることを考
慮すると、より最近に記録されたコメントに対して相反
する意見が記録されることを回避できれば、十分である
と考えられる場合もあるからである。
【0085】また、本実施の形態では、コメントの対象
として、文書の所定部分である「章」に関連付けてコメ
ントを記録し、この「章」において既にコメントが記録
されているか否かを判定する場合を説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、例えば、段落ごと、
一文ごと、句読点間ごと、文字列ごとなど、文書のあら
ゆる部分を特定してコメントを関連付けて記録する場合
に同様に適用することができる。
【0086】また、本実施の形態では、所定のファイル
として、文書を記録した文書ファイルに関連付けてコメ
ントを記録する場合を説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、例えば、画像を記録した画像ファ
イルなど、コメントを付することが考え得るあらゆるフ
ァイルに同様に適用することができる。
【0087】また、本実施の形態では、コメントとし
て、文字情報を記録する場合を説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えば、画像情報や音声
情報としてコメントを記録する場合など、あらゆる情報
の態様でコメントを記録する場合に同様に適用すること
ができる。
【0088】また、図示した各装置の各構成要素は機能
概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成
されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・
統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部ま
たは一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意
の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成する
ことができる。
【0089】より具体的に説明すると、本実施の形態で
は、コメント記録サーバ装置10がユーザDB12およ
びファイルDB13を備え、各種の判定をおこなってコ
メントを記録する場合を説明したが、例えば、各クライ
アント装置20が各種の判定をおこない、この判定に基
づいてコメント記録サーバ装置10がコメントを記録す
る場合にも、同様に本発明を適用することができる。
【0090】また、例えば、コメント記録サーバ装置1
0は、ユーザDB12のみを備え、ファイルDB13に
格納されるべき各ファイルを、ハードディスク、フレキ
シブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVD
などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録
し、この記録媒体を各クライアント装置20で読み込む
ことによって、上記したコメント記録処理を実行するよ
うな場合にも、同様に本発明を適用することができる。
【0091】また、例えば、ファイルの本体情報(文書
など)とコメント情報とを、同一箇所に格納して記録す
る必要は必ずしもなく、ファイルの本体情報は、フレキ
シブルディスク(FD)、CD−ROM、MOなどの記
録媒体に記録して可搬性を持たせる一方で、コメント情
報のみをコメント記録サーバ装置10において格納して
記録する場合にも、同様に本発明を適用することができ
る。さらに、記録媒体に、ユーザDB12に格納される
情報およびファイルDB13に格納される情報をともに
格納して記録する場合にも、同様に本発明を適用するこ
とができる。
【0092】また、例えば、サーバ・クライアントシス
テムのような構成態様を採ることなく、コメント記録装
置の如きスタンドアローンのマシンによって、上記した
コメント記録処理を実行するような場合にも、同様に本
発明を適用することができる。なお、この場合にも、フ
ァイルDB13に格納されるべき各ファイルを、ハード
ディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−RO
M、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な
記録媒体に記録することもできる。
【0093】また、各装置にて行なわれる各処理機能
は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該C
PUにて解析実行されるプログラムにて実現され、ある
いは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実
現され得る。
【0094】また、本実施の形態において説明した各処
理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処
理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あ
るいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理
の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこと
もできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手
順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータ
を含む情報については、特記する場合を除いて任意に変
更することができる。
【0095】(付記1)所定のファイルに記録されてい
る内容に対してコメントを希望するコメント者のコメン
トを、前記ファイルに関連付けて記録するコメント記録
方法をコンピュータに実行させるコメント記録プログラ
ムであって、前記コメント者の等級が、前記ファイルに
関連付けて既にコメントを記録した既コメント者の等級
よりも上位であるか否かを判定する等級判定工程と、前
記等級判定工程によって前記コメント者の等級が前記既
コメント者の等級よりも上位である旨が判定された場合
には、前記コメント者のコメントを記録するように制御
し、前記等級判定工程によって前記コメント者の等級が
前記既コメント者の等級よりも上位でない旨が判定され
た場合には、前記コメント者のコメントを記録しないよ
うに制御する記録制御工程と、をコンピュータに実行さ
せることを特徴とするコメント記録プログラム。 (付記2)所定のファイルに記録されている内容に対し
てコメントを希望するコメント者のコメントを、前記フ
ァイルに関連付けて記録するコメント記録方法をコンピ
ュータに実行させるコメント記録プログラムであって、
前記コメント者の等級が、前記ファイルに関連付けて既
にコメントを記録した既コメント者の等級よりも上位で
あるか否かを判定する等級判定工程と、前記等級判定工
程によって前記コメント者の等級が前記既コメント者の
等級よりも上位でない旨が判定された場合には、前記コ
メント者のコメントが前記既コメント者のコメントに対
する反論であるか否かを判定する反論判定工程と、前記
等級判定工程によって前記コメント者の等級が前記既コ
メント者の等級よりも上位である旨が判定された場合ま
たは前記反論判定工程によって前記既コメント者のコメ
ントに対する反論でない旨が判定された場合には、前記
コメント者のコメントを記録するように制御し、前記反
論判定工程によって前記既コメント者のコメントに対す
る反論である旨が判定された場合には、前記コメント者
のコメントに対応付けて当該コメントが反論である旨を
示す反論情報も記録するように制御する記録制御工程
と、をコンピュータに実行させることを特徴とするコメ
ント記録プログラム。 (付記3)前記ファイルに関連付けて前記コメント者の
コメントを記録する場合に、当該コメントに対応付け
て、前記コメント者の等級を前記既コメント者の等級と
して記録する等級記録工程をさらにコンピュータに実行
させ、前記等級判定工程は、前記コメント者の等級が、
前記等級記録工程によって記録された既コメント者の等
級よりも上位であるか否かを判定することを特徴とする
付記1または2に記載のコメント記録プログラム。 (付記4)前記コメント者となり得る複数の利用者ごと
に各利用者の等級を格納する等級テーブルから前記コメ
ント者の等級を取得する等級取得工程をさらにさらにコ
ンピュータに実行させ、前記等級判定工程は、前記等級
取得工程によって取得された等級が、前記等級記録工程
によって記録された既コメント者の等級よりも上位であ
るか否かを判定し、前記等級記録工程は、前記等級取得
工程によって取得された等級を、前記既コメント者の等
級として記録することを特徴とする付記3に記載のコメ
ント記録プログラム。 (付記5)前記等級テーブルは、前記コメント者による
コメントの対象となり得るファイルごとに、各利用者の
等級を格納するものであって、前記等級取得工程は、前
記等級テーブルを参照して、前記コメント者の等級を前
記コメントの対象となるファイルごとに取得することを
特徴とする付記4に記載のコメント記録プログラム。 (付記6)前記等級テーブルは、各利用者の役職を考慮
して各利用者に予め付与された等級を格納するものであ
って、前記等級取得工程は、前記等級テーブルを参照し
て、前記コメント者の等級を取得することを特徴とする
付記5に記載のコメント記録プログラム。 (付記7)前記等級テーブルは、各利用者の役職および
前記ファイルに記録される内容に対する各利用者の専門
性を考慮して各利用者に予め付与された等級を格納する
ものであって、前記等級取得工程は、前記等級テーブル
を参照して、前記コメント者の等級を取得することを特
徴とする付記5に記載のコメント記録プログラム。 (付記8)前記等級判定工程は、前記ファイルに関連付
けて既に複数のコメントが記録されている場合には、前
記コメント者の等級が、複数の既コメント者のいずれの
等級よりも上位であるか否かを判定することを特徴とす
る付記1〜7のいずれか一つに記載のコメント記録プロ
グラム。 (付記9)前記等級判定工程は、前記ファイルに関連付
けて既に複数のコメントが記録されている場合には、前
記コメント者の等級が、最新の既コメント者の等級より
も上位であるか否かを判定することを特徴とする付記1
〜7のいずれか一つに記載のコメント記録プログラム。 (付記10)前記ファイルに記録されている内容のう
ち、前記コメント者がコメントを希望する特定の部分に
ついて、既にコメントが記録されているか否かを判定す
る既記録判定工程をさらにコンピュータに実行させ、前
記等級判定工程は、前記既記録判定工程によって既にコ
メントが記録されている旨が判定された場合に、前記コ
メント者の等級が前記既コメント者の等級よりも上位で
あるか否かを判定することを特徴とする付記1〜9のい
ずれか一つに記載のコメント記録プログラム。 (付記11)所定のファイルに記録されている内容に対
してコメントを希望するコメント者のコメントを、前記
ファイルに関連付けて記録するコメント記録装置であっ
て、前記コメント者の等級が、前記ファイルに関連付け
て既にコメントを記録した既コメント者の等級よりも上
位であるか否かを判定する等級判定手段と、前記等級判
定手段によって前記コメント者の等級が前記既コメント
者の等級よりも上位である旨が判定された場合には、前
記コメント者のコメントを記録するように制御し、前記
等級判定手段によって前記コメント者の等級が前記既コ
メント者の等級よりも上位でない旨が判定された場合に
は、前記コメント者のコメントを記録しないように制御
する記録制御手段と、を備えたことを特徴とするコメン
ト記録装置。 (付記12)所定のファイルに記録されている内容に対
してコメントを希望するコメント者のコメントを、前記
ファイルに関連付けて記録するコメント記録装置であっ
て、前記コメント者の等級が、前記ファイルに関連付け
て既にコメントを記録した既コメント者の等級よりも上
位であるか否かを判定する等級判定手段と、前記等級判
定手段によって前記コメント者の等級が前記既コメント
者の等級よりも上位でない旨が判定された場合には、前
記コメント者のコメントが前記既コメント者のコメント
に対する反論であるか否かを判定する反論判定手段と、
前記反論判定手段によって前記既コメント者のコメント
に対する反論である旨が判定された場合には、前記コメ
ント者のコメントに対応付けて当該コメントがが反論で
ある旨を示す反論情報も記録するように制御し、前記等
級判定手段によって前記コメント者の等級が前記既コメ
ント者の等級よりも上位である旨が判定された場合また
は前記反論判定手段によって前記既コメント者のコメン
トに対する反論でない旨が判定された場合には、前記コ
メント者のコメントを記録するように制御する記録制御
手段と、を備えたことを特徴とするコメント記録装置。 (付記13)所定のファイルに記録されている内容に対
してコメントを希望するコメント者のコメントを、前記
ファイルに関連付けて記録するコメント記録方法であっ
て、前記コメント者の等級が、前記ファイルに関連付け
て既にコメントを記録した既コメント者の等級よりも上
位であるか否かを判定する等級判定工程と、前記等級判
定工程によって前記コメント者の等級が前記既コメント
者の等級よりも上位である旨が判定された場合には、前
記コメント者のコメントを記録するように制御し、前記
等級判定工程によって前記コメント者の等級が前記既コ
メント者の等級よりも上位でない旨が判定された場合に
は、前記コメント者のコメントを記録しないように制御
する記録制御工程と、を含んだことを特徴とするコメン
ト記録方法。 (付記14)所定のファイルに記録されている内容に対
してコメントを希望するコメント者のコメントを、前記
ファイルに関連付けて記録するコメント記録方法であっ
て、前記コメント者の等級が、前記ファイルに関連付け
て既にコメントを記録した既コメント者の等級よりも上
位であるか否かを判定する等級判定工程と、前記等級判
定工程によって前記コメント者の等級が前記既コメント
者の等級よりも上位でない旨が判定された場合には、前
記コメント者のコメントが前記既コメント者のコメント
に対する反論であるか否かを判定する反論判定工程と、
前記反論判定工程によって前記既コメント者のコメント
に対する反論である旨が判定された場合には、前記コメ
ント者のコメントに対応付けて当該コメントがが反論で
ある旨を示す反論情報も記録するように制御し、前記等
級判定工程によって前記コメント者の等級が前記既コメ
ント者の等級よりも上位である旨が判定された場合また
は前記反論判定工程によって前記既コメント者のコメン
トに対する反論でない旨が判定された場合には、前記コ
メント者のコメントを記録するように制御する記録制御
工程と、を含んだことを特徴とするコメント記録方法。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コメント者の階級よりも上位でないコメント者のコメン
トは常に記録されなくなるので、複数の相反するコメン
トに困惑する事態を確実に回避することが可能になる。
【0097】また、本発明によれば、反論情報を参照す
ることによって、下位等級者が敢えて上位等級者のコメ
ントに反するコメントを記録した旨を把握することがで
きるので、複数の相反するコメントに困惑する事態を回
避することが可能になる。
【0098】また、本発明によれば、コメントの対象部
分を踏まえつつ等級を判定するので、複数の相反するコ
メントに困惑する事態を精度良く回避することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1に係るコメント記録サーバ装置
を含んだシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したユーザDBに記憶される情報の構
成例を示す図である。
【図3】図1に示したファイルDBに記憶される情報の
構成例を示す図である。
【図4】図1に示したコメント記録サーバ装置によるコ
メント記録処理の手順を説明するフローチャートであ
る。
【図5】図1に示したコメント記録サーバ装置によるコ
メント記録処理の手順を説明するフローチャートであ
る。
【図6】図1に示したクライアント装置による情報の表
示例を示す図である。
【図7】図1に示したクライアント装置による情報の表
示例を示す図である。
【図8】本実施の形態2に係るコンピュータシステムの
構成を示すシステム構成図である。
【図9】図8に示したコンピュータシステムにおける本
体部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 10 コメント記録サーバ装置 11 通信制御IF部 12 ユーザDB 13 ファイルDB 14 制御部 14a 閲覧制御部 14b 利用者認証部 14c 等級取得部 14d 既記録判定部 14e 等級判定部 14f 反論判定部 14g コメント情報記録部 20 クライアント装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のファイルに記録されている内容に
    対してコメントを希望するコメント者のコメントを、前
    記ファイルに関連付けて記録するコメント記録方法をコ
    ンピュータに実行させるコメント記録プログラムであっ
    て、 前記コメント者の等級が、前記ファイルに関連付けて既
    にコメントを記録した既コメント者の等級よりも上位で
    あるか否かを判定する等級判定工程と、 前記等級判定工程によって前記コメント者の等級が前記
    既コメント者の等級よりも上位である旨が判定された場
    合には、前記コメント者のコメントを記録するように制
    御し、前記等級判定工程によって前記コメント者の等級
    が前記既コメント者の等級よりも上位でない旨が判定さ
    れた場合には、前記コメント者のコメントを記録しない
    ように制御する記録制御工程と、 をコンピュータに実行させることを特徴とするコメント
    記録プログラム。
  2. 【請求項2】 所定のファイルに記録されている内容に
    対してコメントを希望するコメント者のコメントを、前
    記ファイルに関連付けて記録するコメント記録方法をコ
    ンピュータに実行させるコメント記録プログラムであっ
    て、 前記コメント者の等級が、前記ファイルに関連付けて既
    にコメントを記録した既コメント者の等級よりも上位で
    あるか否かを判定する等級判定工程と、 前記等級判定工程によって前記コメント者の等級が前記
    既コメント者の等級よりも上位でない旨が判定された場
    合には、前記コメント者のコメントが前記既コメント者
    のコメントに対する反論であるか否かを判定する反論判
    定工程と、 前記等級判定工程によって前記コメント者の等級が前記
    既コメント者の等級よりも上位である旨が判定された場
    合または前記反論判定工程によって前記既コメント者の
    コメントに対する反論でない旨が判定された場合には、
    前記コメント者のコメントを記録するように制御し、前
    記反論判定工程によって前記既コメント者のコメントに
    対する反論である旨が判定された場合には、前記コメン
    ト者のコメントに対応付けて当該コメントが反論である
    旨を示す反論情報も記録するように制御する記録制御工
    程と、 をコンピュータに実行させることを特徴とするコメント
    記録プログラム。
  3. 【請求項3】 前記ファイルに記録されている内容のう
    ち、前記コメント者がコメントを希望する特定の部分に
    ついて、既にコメントが記録されているか否かを判定す
    る既記録判定工程をさらにコンピュータに実行させ、 前記等級判定工程は、前記既記録判定工程によって既に
    コメントが記録されている旨が判定された場合に、前記
    コメント者の等級が前記既コメント者の等級よりも上位
    であるか否かを判定することを特徴とする請求項1また
    は2に記載のコメント記録プログラム。
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