JP2003280817A - 電子ボード用ユーザインタフェース装置および電子ボード用表示位置補正方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム、並びにその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

電子ボード用ユーザインタフェース装置および電子ボード用表示位置補正方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム、並びにその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2003280817A
JP2003280817A JP2002080594A JP2002080594A JP2003280817A JP 2003280817 A JP2003280817 A JP 2003280817A JP 2002080594 A JP2002080594 A JP 2002080594A JP 2002080594 A JP2002080594 A JP 2002080594A JP 2003280817 A JP2003280817 A JP 2003280817A
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electronic board
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user interface
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JP2002080594A
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English (en)
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Soichiro Iga
聡一郎 伊賀
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの身体的な動作に追従して大画面の表
示装置に出力されている出力画面(オブジェクト)を移
動することにより、入力、編集操作時における操作負担
を軽減し、利便性を向上させる。 【解決手段】 電子ボード10を操作するユーザ身体の
物理的な位置・姿勢情報を検出する動作検出部120
と、表示装置30に表示されているオブジェクトの位置
を、動作検出部120の検出結果に追従して補正するた
めの補正パラメータを計算する補正パラメータ計算部1
30と、補正パラメータ計算部130の補正パラメータ
にしたがって表示装置30に表示されているオブジェク
トの位置を移動して出力する出力位置補正部110と、
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、会議やプレゼンテ
ーション、教育などにおいて、指やペンによって指示さ
れた座標を取得する入力装置と、パーソナルコンピュー
タやワークステーションの出力画面を投影する表示装置
と、が一体に重ね合わされた電子ボードを使用する際
に、プレゼンター(ユーザ)の物理的な位置や姿勢に追
従し、ユーザが表示装置によって表示されているオブジ
ェクトを操作しやすいように電子ボードの出力画面の表
示位置を調整する電子ボード用ユーザインタフェース装
置および電子ボード用表示位置補正方法、およびその方
法をコンピュータに実行させるプログラム、並びにその
方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】会議やビジネスプレゼンテーション、教
育、研修などにおいて複数の人を対象に各種の情報を表
示し、説明する情報機器として、電子ボードが用いられ
る。この電子ボードは、タッチパネルやタブレットデデ
ィタイザなどの座標入力装置と、液晶プロジェクターな
どの表示装置の入出力を一体化構造としたものである。
電子ボードとパーソナルコンピュータ(PC)やワーク
ステーション(WS)とを接続することにより、手書き
の文字や図形などをリアルタイムに入力、編集、表示す
るものである。
【0003】さて、電子ボードの表示装置は、各種のプ
レゼンテーションや会議の場で利用されることが多く、
多人数の会議参加者から充分に視認することができる程
度の表示サイズが要求される。ところが、電子ボードの
表示装置が大型化すると、必然的にユーザの電子ボード
上での入力や編集作業における身体的に動く範囲が多く
なり、その負荷が高まる。
【0004】そこで、電子ボードのような大画面ディス
プレイの表示装置を持つ装置においてプレゼンターの不
快感を軽減するものとして、たとえば、特開平9−19
0284号公報の「情報処理装置およびその方法」に開
示されている。ここでは、電子ボード上に情報が入力さ
れると、その入力された領域のコントラスト比を低減し
てユーザが表示装置に表示されている情報を見やすくし
ている。
【0005】また、たとえば、Arai.T.,Machii,K,S.and
Shojima,H."InteractiveDESK;A Computer-augmented D
esk Which Responds to Operations on Real Objects",
In Pro of CHI'95 Conference Companion,pp141-142,AC
M,1995では、机上にプロジェクターとカメラを設置して
プロジェクター装置によりパーソナルコンピュータ(P
C)やワークステーション(WS)の画面を投影し、机
上の書類をカメラによって読み取って、種類とプロジェ
クター装置によって投影されたPCやWSの画面情報が
重ならないように、画面情報をずらして紙書類とPCや
WSの画面情報の双方ともに見やすくするシステムが提
案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子ボード
のような大画面ディスプレイの表示装置を用いる場合、
プレゼンター(ユーザ)の物理的な立ち位置と表示装置
に表示されている視覚的な出力画面(オブジェクト)と
の距離が離れていると、そのオブジェクトを編集するこ
とが困難になる。たとえば、ユーザが表示装置の左側に
位置している場合、右側に表示されているオブジェクト
を操作するために、ユーザは物理的に表示装置の右側に
移動する必要が生じる。さらには、表示装置の下方に表
示されているオブジェクトを操作するためには、ユーザ
は大きくかがんだような姿勢をとる必要がある。
【0007】しかしながら、上記に示されるような従来
の装置やシステムにあっては、電子ボード上での表示装
置の見やすさを向上させることができるものの、ユーザ
が大型の表示装置を持つ電子ボードに対して入力、編集
操作を行なう場合、ユーザの身体的な状態に適応した
形、すなわちユーザの姿勢状態を考慮した良好な操作環
境を提供することができず、その結果、ユーザの入力、
編集時の利便性を向上させることができないという問題
点があった。
【0008】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、ユーザの身体的な動作に追従して大画面の表示装
置に出力されている出力画面(オブジェクト)を移動す
ることにより、入力、編集操作時における操作負担を軽
減し、利便性を向上させることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1にかかる電子ボード用ユーザインタフェ
ース装置にあっては、指示部で指示された座標を入力す
る入力装置と、外部装置からの出力画面を投影し表示す
る表示装置と、を一体的に重ね合わせた電子ボードの電
子ボード用ユーザインタフェース装置において、前記電
子ボードを操作するユーザ身体の物理的な位置・姿勢情
報を検出する動作検出手段と、前記表示装置に表示され
ているオブジェクトの位置を、前記動作検出手段の検出
結果に追従して補正するための補正パラメータを計算す
る補正パラメータ計算手段と、前記補正パラメータ計算
手段の補正パラメータにしたがって前記表示装置に表示
されているオブジェクトの位置を移動して出力する出力
位置補正手段と、を備えたものである。
【0010】この発明によれば、会議ヤプレゼンテーシ
ョンなどにおいて大型の電子ボードを利用する際に、ユ
ーザの身体的な動作における位置・姿勢情報をジャイロ
センサーなどの動作検出手段によりリアルタイムで検出
し、当該検出したユーザの位置・姿勢情報にしたがって
ユーザが処理しようとするオブジェクトの位置を操作し
やすい位置に自動的に補正し、出力することにより、ユ
ーザが大きなあるいは負担のかかる動作をしなくても、
電子ボード上の表示情報に対する操作が行なえる。
【0011】また、請求項2にかかる電子ボード用ユー
ザインタフェース装置にあっては、前記補正パラメータ
計算手段は、前記動作検出手段の検出結果に対して負の
方向のバイアスを与えるものである。
【0012】この発明によれば、請求項1において、補
正パラメータ計算手段が、動作検出手段の検出結果に追
従してオブジェクトの出力位置を補正するための補正パ
ラメータに負の方向のバイアス(ユーザの動作と反対方
向に出力位置を変更する)を与えて計算することによ
り、ユーザの移動方向に対し、ユーザの移動負担のかか
らない負の方向に表示位置を移動させることが可能にな
る。
【0013】また、請求項3にかかる電子ボード用ユー
ザインタフェース装置にあっては、前記補正パラメータ
計算手段は、前記動作検出手段の検出結果に対して正の
方向のバイアスを与えるものである。
【0014】この発明によれば、請求項1において、補
正パラメータ計算手段が、動作検出手段の検出結果に追
従してオブジェクトの出力位置を補正するための補正パ
ラメータに正の方向のバイアス(ユーザの動作と同一方
向に出力位置を変更する)を与えて計算することによ
り、ユーザの移動方向に追従した方向に表示位置を移動
させることが可能になる。
【0015】また、請求項4にかかる電子ボード用ユー
ザインタフェース装置にあっては、さらに、前記動作検
出手段の検出結果に対して正または負のバイアスの与え
方を選択する選択手段を備え、前記補正パラメータ計算
手段は、前記選択手段の選択指示にしたがって前記補正
パラメータを計算するものである。
【0016】この発明によれば、請求項1において、補
正パラメータ計算手段が、動作検出手段の検出結果に追
従してオブジェクトの出力位置を補正するための補正パ
ラメータに、負の方向のバイアス(ユーザの動作と反対
方向に出力位置を変更する)を与えるか、正の方向のバ
イアス(ユーザの動作と同一方向に出力位置を変更す
る)を与えるかを選択する選択手段を備えることによ
り、ユーザの操作状況(動作状況)に追従した方向に表
示位置を移動させることが可能になる。
【0017】また、請求項5にかかる電子ボード用表示
位置補正方法にあっては、指示部で指示された座標を入
力する入力装置と、外部装置からの出力画面を投影し表
示する表示装置と、を一体的に重ね合わせた電子ボード
の電子ボード用表示位置補正方法において、前記電子ボ
ードを操作するユーザ身体の物理的な位置・姿勢情報を
検出する動作検出工程と、前記表示装置に表示されてい
るオブジェクトの位置を、前記動作検出工程の検出結果
に追従して補正するための補正パラメータを計算する補
正パラメータ計算工程と、前記補正パラメータ計算工程
の補正パラメータにしたがって前記表示装置に表示され
ているオブジェクトの位置を移動して出力する出力位置
補正工程と、を含むものである。
【0018】この発明によれば、会議やプレゼンテーシ
ョンなどにおいて大型の電子ボードを利用する際に、ユ
ーザの身体的な動作における位置・姿勢情報を動作検出
工程によりジャイロセンサーなどを用いてリアルタイム
で検出し、当該検出したユーザの位置・姿勢情報にした
がってユーザが処理しようとするオブジェクトの位置を
操作しやすい位置に自動的に補正し、出力することによ
り、ユーザが大きなあるいは負担のかかる動作をしなく
ても、電子ボード上の表示情報に対する入力操作が行な
える。
【0019】また、請求項6にかかるコンピュータに実
行させるプログラムは、請求項5に記載の電子ボード用
表示位置補正方法の各工程を、コンピュータに実行させ
るものである。
【0020】この発明によれば、請求項5に記載された
電子ボード用表示位置補正方法をコンピュータに実行さ
せるプログラムであるので、請求項5の電子ボード用表
示位置補正方法による動作をコンピュータで実行するこ
とが可能になる。
【0021】また、請求項7にかかるコンピュータ読み
取り可能な記録媒体にあっては、請求項5に記載の電子
ボード用表示位置補正方法の各工程を、コンピュータに
実行させるためのプログラムを記録したものである。
【0022】この発明によれば、請求項5に記載の電子
ボード用表示位置補正方法の各工程をコンピュータ読み
取り可能な記録媒体に記録することにより、コンピュー
タ上で電子ボード用表示位置補正方法を実行することが
可能になる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる電子ボード
用ユーザインタフェース装置および電子ボード用表示位
置補正方法、およびその方法をコンピュータに実行させ
るプログラム、並びにその方法をコンピュータに実行さ
せるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体の好適な実施の形態について添付図面を参照
し、詳細に説明する。なお、本発明はこの実施の形態に
限定されるものではない。
【0024】本発明は、ユーザの身体的な動作に合わせ
て電子ボードの大画面のディスプレイ装置上に表示され
ているプレゼンテーション資料などの出力画面(オブジ
ェクト)を適切に移動させ、ユーザに対して大画面のデ
ィスプレイ装置上のオブジェクトを操作しやすい環境を
提供するものである。すなわち、ユーザの身体位置を動
的に検出し、大画面上のウィンドウの出力位置を補正す
る。特に、画面下部分が操作しづらいので、ユーザが少
しかがむ動作をすると、表示しているウィンドウを上方
向にずらすなど、操作性を考慮したものである。以下、
具体的に説明する。
【0025】図1は、本発明の実施の形態にかかる電子
ボードと電子ボード用ユーザインタフェース装置の構成
例を示す説明図である。図において、符号10は電子ボ
ードであり、ユーザの指やペンといった指示部からの座
標入力を取得し、パーソナルコンピュータ(以下、PC
という)50に送出する入力装置20と、液晶プロジェ
クターなど背面から投影するなどの機能を備えた表示装
置30と、から構成される。表示装置30には、PC5
0あるいはワークステーション(以下、WSという)上
で稼動する各種アプリケーションの画面を表示する。
【0026】入力装置20と表示装置30は、積層され
一体型に構成されている。なお、入力装置20として
は、たとえば本出願人が先に提案し開示されている特開
2000−43484号公報または特開2000−10
5671号公報の技術を利用することにより実現され
る。
【0027】符号100は本発明による電子ボード用ユ
ーザインタフェース装置である。この電子ボード用ユー
ザインタフェース装置100は、PC50からの表示画
面位置をユーザが操作しやすい位置に補正する出力位置
補正部110と、ユーザの身体的な位置や姿勢を検出す
るための動作検出部120と、動作検出部120の検出
結果に基づいて補正パラメータを計算する補正パラメー
タ計算部130と、を備えている。
【0028】動作検出部120には、ユーザの動的な身
体の移動を追跡可能な、たとえばPollhemus社
から提供されているISOTRAK−IIのような6軸
の姿勢情報を検出することができる磁気ジャイロセンサ
ーを用いる。なお、ISOTRAK−IIの仕様詳細な
どは、たとえばhhttp://www.polhem
us.com/isotrkds.htmなどに記載さ
れている。
【0029】ISOTRAK−IIは、磁気の発信機と
受信機の間の相対的な位置関係を取得し、RS232C
シリアルポートにより検出した情報を送出するものであ
る。このジャイロセンサーを用いて3次元(x,y,
z)と傾き(azimuth(アジマス),eleva
tion(エレベーション),roll(ロール))を
検出する。(x,y,z)はそれぞれ磁気の発信機と受
信機との間の水平、奥行き、高さ方向の相対的な距離を
表しており、(azimuth,elevation,
roll)は、ISOTRAK−IIを起動し初期化し
た時点からの発信機と受信機間の方位角、仰角、ロール
である。図1(b)は、3次元の位置(x,y,z)の
座標の関係を示している。ユーザの実環境における位置
は同図の座標系で認識する。
【0030】ISOTRAK−IIの磁気の発信機を電
子ボード側に設置し、受信機をユーザに装着する。受信
機の装着位置は特に指定しないが、ユーザが電子ボード
10を操作する上で動作の障害とならないように装着す
るのが好ましい。
【0031】ユーザに装着する磁気ジャイロセンサーの
受信機の部分は無線化することができる。受信機部分を
無線化するには、たとえばPolhemus社のSTA
R*TRAK(Real−time RF Wirel
es Motion Capture System)
を用いることができる。STAR*TRAKの詳細な仕
様などについては、たとえばhttp://www.p
olhemus.com/stard.htmに記載さ
れている。
【0032】つぎに、以上のように構成された電子ボー
ド用ユーザインタフェース装置の動作例について図2に
示すフローチャートを参照して説明する。なお、この動
作においては、動作検出部120として磁気ジャイロセ
ンサーを用いるものとして説明する。
【0033】図2において、まず、磁気ジャイロセンサ
ーの初期化を行なう(ステップS11)。磁気ジャイロ
センサーとのシリアル通信を初期化し、さらに磁気の発
信機と受信機の初期相対位置を記録する。磁気ジャイロ
センサーとのシリアル通信では、たとえばスタートビッ
ト1、パリティなし、ストップビット1、ポートレート
9600baudとして初期化する。
【0034】シリアル通信が初期化され、磁気ジャイロ
センサーに対してシリアル通信を通じて所定のコマンド
を送出すると、磁気ジャイロセンサーは連続的に(x、
y、z、azimuth,elevation,rol
l)といった位置、姿勢情報の取得を開始する。
【0035】たとえば、磁気ジャイロセンサーに対して
アスキーコードの「P」をシリアル通信によって送出す
ると、磁気ジャイロセンサーからは、x、y、z、az
imuth,elevation,roll<CR><
LF>の順で個々の位置や姿勢情報がスペースコードで
区切られた文字列のデータ形式で送られてくる。データ
の終端には<CR><LF>のコードで送られてくるた
め、この終端コードを読み取ることにより、データの送
り出しが完了したことがわかる。ここで、<CR>はキ
ャリッジリターンコード、<LF>はラインフィードコ
ードである。
【0036】磁気ジャイロセンサーで検出された位置・
姿勢情報は、シリアル通信によって補正パラメータ計算
部130に送られる。補正パラメータ計算部130では
所定のタイミングで磁気ジャイロセンサーからの位置・
姿勢情報の結果を取得する。
【0037】上記の初期化が行なわれると、続いて、タ
イマー情報t(単位はミリ秒、ms)を初期化する(ス
テップS12)。つぎに、Tms毎に磁気ジャイロセン
サーからの情報を取得すると、tとTとを比較し、Tm
sを経過したか否かを判断する(ステップS13)。こ
こで、Tmsを経過していないと判断した場合(判断:
No)、tに対して経過した分(tp ms)のミリ秒
数を加算する(ステップS15)。一方、Tms経過し
ていたと判断した場合(判断:Yes)、シリアル通信
によって送られてきた磁気ジャイロセンサーからのデー
タを取得する(ステップS14)。
【0038】続いて、データが正しく送られてきたか否
かを判断する(ステップS16)。ここで、たとえば文
字列データが空の場合(判断:No)は、ステップS1
2に戻り、以降の処理を行なう。文字列が空かどうかを
判定する方法としては、磁気ジャイロセンサーからの文
字列データをbufとしたとき、bufがnull(文
字コード0×00)と等しいかどうかで行なう。
【0039】すなわち、bufがnullの場合は、ス
テップS12に戻る。一方、bufがnullではない
場合(判断Yes)、つまり、データが正しく送られて
きた場合には、磁気ジャイロセンサーから送られてきた
データのうち、ユーザの水平方向の位置(h)と、高さ
方向の位置(v)を取得する(ステップS17)。水平
方向の位置hは磁気ジャイロセンサーからの位置・姿勢
情報のうちxの値を用い、垂直方向の高さvはzの値を
用いる。
【0040】磁気ジャイロセンサーから送られてきた文
字列データをbufとすると、xの値の取得方法は、文
字列のデータ頭から最初のスペースコード(文字コード
0×20)が現れるまでの文字列を得ることで行なう。
zの値の取得方法は、文字列のデータ頭から2つ目のス
ペースコードを探索した箇所から、3つ目のスペースコ
ードまでの間の部分文字列を得ることで行なう。
【0041】続いて、電子ボード10の表示装置30に
表示されているPC50の出力画面の位置を更新する
(ステップS18)。出力画面の左上端の初期座標を
(x0、y0)、水平・垂直それぞれの移動幅の比率を
変えるパラメータをPhとPv、水平・垂直それぞれの
移動のバイアスパラメータをahとavとし、更新され
る出力画面の左上端の座標を(X,Y)とすると、 X=x0+ah*h*ph Y=v0+av*v*Pv を計算することによって表示位置が更新される。
【0042】ここで、PhあるいはPvの値を大きく設
定しておくことにより、ユーザの小さな動きに対しても
出力画面が大きく移動する。一方、値を小さくしておく
と、ユーザが大きく動いた場合でも出力画面の移動は小
さくなる。このステップS18の処理が終了すると、実
際にはステップS12の処理に戻ってループ処理を実行
する。
【0043】さらに、具体的な動作例について図3を参
照し、説明する。図3(a)は、図2のステップS11
の初期化処理が完了した状態で、ユーザが動作を開始す
る前の状態を示している。また、図3(c)は動作検出
部120の検出結果に対し、負の方向のバイアスを与え
た場合について示している。負のバイアスとは、ユーザ
の位置や姿勢の移動にしたがって反対方向に出力画面の
状態を変化させることを意味する。ここでは、ユーザが
電子ボードの中央寄りに移動し、少しかがみ込んだ状態
において、本発明を適用しない場合(b)と、適用した
場合(c)の出力画面について示している。
【0044】なお、図において、符号300は適用前出
力画面、符号310は適用後出力画面、符号320はタ
ーゲットオブジェクトである。ターゲットオブジェクト
とは、ユーザが操作しようと心的に意図した表示装置上
に表示されているものであり、通常は表示装置に表示さ
れているテキスト、イメージ、あるいはボタンやスクロ
ールバーなどのグラフィカルユーザインタフェースなど
である。また、これらのオブジェクトは表示装置上でも
ある所定の領域面積を持っているが、ここでは説明の便
宜上ユーザが操作したい対象を一点の座標として仮定す
る。
【0045】図3(b)の適用していない場合には、出
力画面はもちろん(a)のユーザが動作を開始する前と
変わらない。すなわち、ユーザが電子ボード10の左下
側に入力しようとする場合には、ユーザは身体を大きく
左に移動し、深くかがみ込む姿勢をとることになる。他
方、図3(c)に示すように本発明を適用した場合に
は、ユーザが電子ボード10の左側に移動すると、出力
画面は逆に右方向に移動し、ユーザがかがみ込むと、出
力画面は逆に上方向に移動する。
【0046】ここで、図3(a)の出力画面の初期状態
における右上端の座標を(x0、y0)、ユーザの操作
するターゲットオブジェクト320の出力画面上での座
標を(XT,YT)、ユーザが水平方向左側に−w、垂
直方向に−hだけ移動したとする。なお、この場合、水
平左から右方向を正、垂直上方を正とする。
【0047】この場合、図3(b)では出力画面は(x
0、y0)のままの状態であり、ユーザは水平方向に−
w、垂直方向に−hだけ身体を移動した状態では、ター
ゲットオブジェクト320の操作を行なうことができな
いため、さらに左方向・下方に身体を移動する必要があ
る。
【0048】他方、図3(c)では、ユーザの移動に合
わせて出力画面の位置が(x1、y1)へと移動する。
すなわち、ユーザは水平方向に−w、垂直方向に−hだ
け身体を動かせば、ターゲットオブジェクト320の座
標(XT,YT)にアクセスできる状態になる。
【0049】本発明の補正動作を適用しない前の出力画
面の左上端の座標を(x0、y0)とすると、本発明適
用後の出力画面の左上端の座標はx2=x0+w、y2
=y0+hのように、ユーザの移動方向と負の方向に対
して移動する。すなわち、ユーザは(x1−x0,y1
−y0)分だけ身体を大きく移動させなくても、電子ボ
ード10のターゲットオブジェクト320に対して入
力、編集がスムーズに開始することができる。
【0050】図4は、動作検出部の検出結果に対して正
のバイアスを与えた場合を示す説明図であり、(a)は
動作開始前の状態、(b)は本発明を適用しない状態、
(c)は動作検出部の検出結果に対し、正の方向のバイ
アスを与えた場合について示している。正のバイアスと
は、ユーザの位置や姿勢の移動にしたがって同一方向に
出力画面の状態を変化させることを意味する。なお、図
において、符号400は適用前出力画面、符号410は
適用後出力画面、符号420はターゲットオブジェクト
である。
【0051】図4(a)において、ユーザがターゲット
オブジェクト420に対して操作を行なっている状態か
ら、ユーザが電子ボード10の中央寄りに移動し、少し
かがみ込んだ状態に変化したとする。
【0052】この場合、動作検出部120の検出結果に
対して正の方向のバイアスを与えることにより、出力画
面はユーザが移動した方向と同一方向に移動する。ユー
ザが水平方向に−w、垂直方向に−hだけ身体を移動さ
せたとすると、適用前出力画面400の左上端の座標
(x0、y0)は、適用後出力画面410において、x
2=x0−w、y2=y0−hとなる。すなわち、出力
画面がユーザの移動と同一方向に移動するので、ユーザ
はどの位置に移動としたとしても、常にターゲットオブ
ジェクト420を操作できる状態を保持することができ
る。
【0053】図5は、電子ボード10上の表示装置20
に表示されているPC50の出力画面を示す説明図であ
る。ここでは、本発明によって移動させる適用対象それ
ぞれについて説明する。
【0054】ユーザが身体を移動した場合に移動させる
出力画面は、たとえば図5(a)の符号500に示すよ
うに出力画面のうち表示されている表示領域全体を対象
とすることができる。すなわち、ユーザが身体を物理的
に移動させた場合、表示領域全体500の左上端の
(x、y)を変化させる。
【0055】本発明において、ユーザが身体を移動した
場合に移動させる出力画面は、たとえば図5(b)に示
すように出力画面のうち、ユーザが作業しているフォー
カスウィンドウ510を対象とすることもできる。フォ
ーカスウィンドウとは、X−Window(登録商
標)、Apple Macintosh(登録商標)、
Microsoft Windows(登録商標)のよ
うなウィンドウシステムにおいて、ユーザが現在作業を
行なっているアプリケーションのウィンドウを指す。す
なわち、ユーザが身体を物理的に移動させた場合、フォ
ーカスウィンドウ510の左上端(x、y)を変化させ
る。
【0056】また、ユーザが身体を移動した場合に移動
させる出力画面は、たとえば図5(c)に示すフォーカ
ス操作領域のように出力画面のうち、ユーザが作業して
いるフォーカスウィンドウ中のフォーカスされているグ
ラフィカルユーザインタフェースオブジェクト520を
対象とすることもできる。グラフィカルユーザインタフ
ェースオブジェクトとは、X−Window(登録商
標)、Apple Macintosh(登録商標)、
Microsoft Windows(登録商標)のよ
うなウィンドウシステムにおいて、ボタン、スクロール
バー、テキストボックス、メニューのような個々の機能
を指す。すなわち、ユーザが身体を物理的に移動させた
場合、フォーカスされているグラフィカルユーザインタ
フェースオブジェクト520の左上端(x、y)を変化
させる。
【0057】図6は、動作検出部120の検出結果に対
してバイアスの与え方を選択するための操作インタフェ
ースを設けた例を示す説明図である。電子ボード10上
に、バイアスの与え方を正方向にするか、負方向にする
かを切り替えるスイッチ600を設ける。たとえば、ス
イッチ600は上下に動かすことが可能で、上方に切り
替えるとバイアスが正方向に、下方に切り替えるとバイ
アスが負方向に切り替わる。また、スイッチ600を中
心位置にしておく状態では、表示位置の補正を行なわな
い。すなわち、バイアスが0(ゼロ)の状態にすること
ができる。
【0058】なお、上記操作インタフェースは、正方向
・負方向の切り替えを行なうことができればよいので、
上記のスイッチ600以外にも、ボタン、ボリューム、
ソフトウェアスイッチなどを用いてもよい。
【0059】ところで、これまで説明してきた電子ボー
ド用ユーザインタフェース装置の一連の処理をプログラ
ム化し、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録
し、コンピュータ上で実行することもできる。また、プ
ログラムをネットワーク上に有し、通信回線を通して実
行することもできる。
【0060】プログラムは、図7(a)に示すようにコ
ンピュータ700aに内蔵している記録媒体としてのハ
ードディスク710に、あらかじめインストールした状
態で提供することができる。プログラムは図7(b)に
示すように記録媒体に一時的あるいは永続的に格納し、
コンピュータ700bにユニットとして組み込んだり、
あるいは着脱式の記録媒体として利用することにより、
パッケージソフトウェアとして提供することができる。
【0061】記録媒体としては、図7(c)に示すよう
に、たとえばフレキシシブルディスク720、CD−R
OM(Compact Disk Read Only
Memory)730、MO(Magneto−op
tics)ディスク740、DVD(Digtal V
ersatile Disc)750、磁気ディスク7
60、半導体メモリ770などを利用する。
【0062】また、プログラムは、図7(d)に示すよ
うにダウンロードサイト900からLAN(Local
Area Network)やインターネットといっ
たネットワーク800を介し、有線あるいは無線でコン
ピュータ700cに転送し、そのコンピュータ700c
において内蔵するハードディスクなどにダウンロードし
て実行することもできる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる電
子ボード用ユーザインタフェース装置(請求項1)によ
れば、会議やプレゼンテーションなどにおいて大型の電
子ボードを利用する際に、ユーザの身体的な動作におけ
る位置・姿勢情報をジャイロセンサーなどの動作検出手
段によりリアルタイムで検出し、当該検出したユーザの
位置・姿勢情報にしたがってユーザが処理しようとする
オブジェクトの位置を操作しやすい位置に自動的に補正
し、出力するため、入力、編集操作時における操作負担
を軽減することができ、その結果、大画面の電子ボード
を使用する場合の利便性が向上する。
【0064】また、本発明にかかる電子ボード用ユーザ
インタフェース装置(請求項2)によれば、請求項1に
おいて、補正パラメータ計算手段が、動作検出手段の検
出結果に追従してオブジェクトの出力位置を補正するた
めの補正パラメータに負の方向のバイアス(ユーザの動
作と反対方向に出力位置を変更する)を与えて計算する
ことにより、ユーザの移動方向に対し、ユーザの移動負
担のかからない負の方向に表示位置を移動させるため、
ユーザがかがむ動作をした場合にその動作とは反対方向
に表示位置が変えられ、操作姿勢に負担がかからなくな
る。
【0065】また、本発明にかかる電子ボード用ユーザ
インタフェース装置(請求項3)によれば、請求項1に
おいて、補正パラメータ計算手段が、動作検出手段の検
出結果に追従してオブジェクトの出力位置を補正するた
めの補正パラメータに正の方向のバイアス(ユーザの動
作と同一方向に出力位置を変更する)を与えて計算する
ことにより、ユーザの移動方向に追従した方向に表示位
置を移動させることが可能になるので、ユーザがどの位
置に移動しても常に対象表示物を操作可能な位置に出力
することができる。
【0066】また、本発明にかかる電子ボード用ユーザ
インタフェース装置(請求項4)によれば、請求項1に
おいて、補正パラメータ計算手段が、動作検出手段の検
出結果に追従してオブジェクトの出力位置を補正するた
めの補正パラメータに、負の方向のバイアス(ユーザの
動作と反対方向に出力位置を変更する)を与えるか、正
の方向のバイアス(ユーザの動作と同一方向に出力位置
を変更する)を与えるかを選択する選択手段を備えるた
め、ユーザの操作状況(動作状況)に追従した操作性を
向上させる方向に表示位置を移動させることができる。
【0067】また、本発明にかかる電子ボード用表示位
置補正方法(請求項5)によれば、会議やプレゼンテー
ションなどにおいて大型の電子ボードを利用する際に、
ユーザの身体的な動作における位置・姿勢情報を動作検
出工程によりジャイロセンサーなどを用いてリアルタイ
ムで検出し、当該検出したユーザの位置・姿勢情報にし
たがってユーザが処理しようとするオブジェクトの位置
を操作しやすい位置に自動的に補正し、出力するため、
入力、編集操作時におけるユーザの操作負担を軽減する
ことができ、その結果、大画面の電子ボードを使用する
場合の利便性が向上する。
【0068】また、本発明にかかるプログラム(請求項
6)によれば、請求項5に記載された電子ボード用表示
位置補正方法をコンピュータに実行させるプログラムで
あるので、請求項5の電子ボード用表示位置補正方法に
よる動作をコンピュータで実行することができる。
【0069】また、本発明にかかるコンピュータ読み取
り可能な記録媒体(請求項7)によれば、請求項5に記
載の電子ボード用表示位置補正方法の各工程をコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体に記録することにより、コ
ンピュータ上で請求項5に記載の電子ボード用表示位置
補正方法を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる電子ボードと電子
ボード用ユーザインタフェース装置の構成例を示す説明
図であり、(b)は3次元の位置(x,y,z)の座標
の関係を示している。
【図2】本発明の実施の形態にかかる電子ボード用ユー
ザインタフェース装置の動作例を示すフローチャートで
ある。
【図3】本発明の具体的な動作例を示す説明図であり、
(a)は図2の初期化処理が完了した状態におけるユー
ザが動作を開始する前の状態、(b)は本発明を適用し
ない状態、(c)は動作検出部の検出結果に対し、負の
方向のバイアスを与えた場合について示している。
【図4】本発明の実施の形態にかかる動作検出部の検出
結果に対して正のバイアスを与えた場合を示す説明図で
あり、(a)は動作開始前の状態、(b)は本発明を適
用しない状態、(c)は動作検出部の検出結果に対し、
正の方向のバイアスを与えた場合について示している。
【図5】本発明の実施の形態にかかり、電子ボード上の
表示装置に表示されているPCの出力画面を示す説明図
である。
【図6】本発明の実施の形態にかかる動作検出部の検出
結果に対してバイアスの与え方を選択するための操作イ
ンタフェースを設けた例を示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態にかかる電子ボード用ユー
ザインタフェース装置における一連の処理をプログラム
化し記録媒体に記録して実行させる例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10 電子ボード 20 入力装置 30 表示装置 40 指示部 50 パーソナルコンピュータ(PC) 100 電子ボード用ユーザインタフェース装置 110 出力位置補正部 120 動作検出部 130 補正パラメータ計算部 300,400 適用前出力画面 310,410 適用後出力画面 320,420 ターゲットオブジェクト 600 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 電子ボード用ユーザインタフェース装置および電子ボード用表示位置補正方法、およびその方法 をコンピュータに実行させるプログラム、並びにその方法をコンピュータに実行させるプログラ ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指示部で指示された座標を入力する入力
    装置と、外部装置からの出力画面を投影し表示する表示
    装置と、を一体的に重ね合わせた電子ボードの電子ボー
    ド用ユーザインタフェース装置において、 前記電子ボードを操作するユーザ身体の物理的な位置・
    姿勢情報を検出する動作検出手段と、 前記表示装置に表示されているオブジェクトの位置を、
    前記動作検出手段の検出結果に追従して補正するための
    補正パラメータを計算する補正パラメータ計算手段と、 前記補正パラメータ計算手段の補正パラメータにしたが
    って前記表示装置に表示されているオブジェクトの位置
    を移動して出力する出力位置補正手段と、 を備えたことを特徴とする電子ボード用ユーザインタフ
    ェース装置。
  2. 【請求項2】 前記補正パラメータ計算手段は、前記動
    作検出手段の検出結果に対して負の方向のバイアスを与
    えることを特徴とする請求項1に記載の電子ボード用ユ
    ーザインタフェース装置。
  3. 【請求項3】 前記補正パラメータ計算手段は、前記動
    作検出手段の検出結果に対して正の方向のバイアスを与
    えることを特徴とする請求項1に記載の電子ボード用ユ
    ーザインタフェース装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記動作検出手段の検出結果に
    対して正または負のバイアスの与え方を選択する選択手
    段を備え、 前記補正パラメータ計算手段は、前記選択手段の選択指
    示にしたがって前記補正パラメータを計算することを特
    徴とする請求項1に記載の電子ボード用ユーザインタフ
    ェース装置。
  5. 【請求項5】 指示部で指示された座標を入力する入力
    装置と、外部装置からの出力画面を投影し表示する表示
    装置と、を一体的に重ね合わせた電子ボードの電子ボー
    ド用表示位置補正方法において、 前記電子ボードを操作するユーザ身体の物理的な位置・
    姿勢情報を検出する動作検出工程と、 前記表示装置に表示されているオブジェクトの位置を、
    前記動作検出工程の検出結果に追従して補正するための
    補正パラメータを計算する補正パラメータ計算工程と、 前記補正パラメータ計算工程の補正パラメータにしたが
    って前記表示装置に表示されているオブジェクトの位置
    を移動して出力する出力位置補正工程と、 を含むことを特徴とする電子ボード用表示位置補正方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の電子ボード用表示位置
    補正方法の各工程を、コンピュータに実行させるプログ
    ラム。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の電子ボード用表示位置
    補正方法の各工程を、コンピュータに実行させるための
    プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
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