JP2003278539A - 熱利用システム - Google Patents

熱利用システム

Info

Publication number
JP2003278539A
JP2003278539A JP2002081227A JP2002081227A JP2003278539A JP 2003278539 A JP2003278539 A JP 2003278539A JP 2002081227 A JP2002081227 A JP 2002081227A JP 2002081227 A JP2002081227 A JP 2002081227A JP 2003278539 A JP2003278539 A JP 2003278539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
exhaust gas
heat pump
cold
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002081227A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunsuke Miyamoto
俊輔 宮本
Kanichi Kadotani
▲皖▼一 門谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP2002081227A priority Critical patent/JP2003278539A/ja
Publication of JP2003278539A publication Critical patent/JP2003278539A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • Y02A30/274Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies using waste energy, e.g. from internal combustion engine
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 本発明は、熱源の熱エネルギーを効率良く回
収して有効に利用し得る熱利用システムの提供を目的と
する。 【解決手段】 本発明の実施例である熱利用システム1
は、熱電発電装置10と水素吸蔵合金ヒートポンプ20
とを具備し、ディーゼルエンジン2の排気ガス(熱源)
から熱電発電装置10によって電気を取り出すととも
に、ディーゼルエンジン2の排気ガス(熱源)から水素
吸蔵合金ヒートポンプ20によって冷熱/温熱を取り出
すように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばエンジンか
らの排気ガスにおける熱エネルギーを回収して利用する
ための熱利用システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今、環境の保全性や経済性(省エネル
ギー性)等の見地から、エンジンからの排気ガスや、地
熱あるいは太陽熱等、様々な熱源からの熱エネルギーを
有効に利用するためのシステムが提案されている。
【0003】このような熱利用システムの1つに、例え
ばエンジンから排出される排気ガスの熱エネルギーを、
吸収冷凍機における蒸発器の加熱源として用い、冷凍や
冷房に利用するよう構成したものがある。
【0004】また、他の熱利用システムとしては、例え
ばエンジンから排出される排気ガスの熱エネルギーを、
蒸気ボイラーの加熱源として用い、給湯や暖房に利用す
るよう構成したものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した熱
利用システムを構成している吸収冷凍機や蒸気ボイラー
は、何れも熱エネルギーの変換効率が低く、従って各々
の熱利用システムにおいては、熱源である排気ガスの熱
エネルギーの大半が無為に捨てられることとなり、熱エ
ネルギーの利用の程度は決して大きいものとは言えない
のが現状であった。
【0006】本発明は上記実状に鑑みて、熱源の熱エネ
ルギーを効率良く回収して有効に利用し得る熱利用シス
テムの提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段および効果】上記目的を達
成するべく、請求項1の発明に関わる熱利用システム
は、熱電発電装置と水素吸蔵合金ヒートポンプとを具備
して成り、熱電発電装置によって熱源から電気を取り出
すとともに、水素吸蔵合金ヒートポンプによって熱源か
ら冷熱/温熱を取り出すこと特徴としている。上記構成
によれば、熱電発電装置および水素吸蔵合金ヒートポン
プの働きにより、電気および冷熱/温熱として熱源の熱
エネルギーを高い効率で回収することができ、もって本
発明の熱利用システムによれば熱源からの熱エネルギー
を有効に利用することが可能となる。
【0008】また、請求項2の発明に関わる熱利用シス
テムは、請求項1の発明に関わる熱利用システムにおい
て、熱電発電装置と水素吸蔵合金ヒートポンプとを、熱
源の移動経路上において直列に配設したことを特徴とし
ている。上記構成によれば、簡易な構造によって、熱電
発電装置および水素吸蔵合金ヒートポンプの働きで、熱
源における熱エネルギーを高い効率で回収することが可
能となる。
【0009】また、請求項3の発明に関わる熱利用シス
テムは、請求項1の発明に関わる熱利用システムにおい
て、熱電発電装置と水素吸蔵合金ヒートポンプとを、熱
源の移動経路上において並列に配設したことを特徴とし
ている。上記構成によれば、熱源における熱エネルギー
を高い効率で回収し得るとともに、熱源からの熱エネル
ギーを適宜に熱電発電装置と水素吸蔵合金ヒートポンプ
とに分配することで、熱電発電装置による発電量と水素
吸蔵合金ヒートポンプによる冷熱/温熱の発生量との割
合を任意に調整することが可能となる。
【0010】また、請求項4の発明に関わる熱利用シス
テムは、請求項1〜3の何れか1つの発明に関わる熱利
用システムにおいて、熱源がエンジンから排出される排
気ガスであることを特徴としている。上記構成によれ
ば、エンジンから排出される排気ガスの熱エネルギー
を、高い効率で回収して有効に利用することが可能とな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、実施例を示す図面に基づい
て、本発明を詳細に説明する。図1〜図3は、本発明に
関わる熱利用システムを、ディーゼルエンジン駆動のパ
ワーショベルに適用した一実施例を示している。
【0012】図1に示す如く、実施例の熱利用システム
1は、熱電発電装置10と水素吸蔵合金ヒートポンプ2
0とを具備しており、後述する熱電発電装置10および
水素吸蔵合金ヒートポンプ20の働きにより、ディーゼ
ルエンジン2から排出される排気ガス(熱源)の熱エネル
ギーを回収するよう構成されている。
【0013】ディーゼルエンジン2(以下、エンジン2
と称する)と熱電発電装置10とは、排気ガス供給管3
Aを介して互いに接続されており、また熱電発電装置1
0と水素吸蔵合金ヒートポンプ20(以下、ヒートポン
プ20と称する)とは、排気ガス供給管3Bを介して互
いに接続されている。
【0014】エンジン2から排出された熱源としての排
気ガスは、排気ガス供給管3Aを介して熱電発電装置1
0に導入され、次いで熱電発電装置10を通過した排気
ガスは、排気ガス供給管3Bを介してヒートポンプ20
に導入され、さらにヒートポンプ20を通過した排気ガ
スは、排気管3Cを介して大気に放出される。
【0015】すなわち、この熱利用システム1を構成す
る熱電発電装置10とヒートポンプ20とは、エンジン
2から排出された排気ガス(熱源)の移動経路上において
直列に配設されている。
【0016】一方、エンジン2と熱電発電装置10と
は、冷却水供給管4Aを介して互いに接続されており、
また熱電発電装置10とヒートポンプ20とは、冷却水
供給管4Bを介して互いに接続されている。
【0017】さらに、ヒートポンプ20とエンジン2と
は、冷却水環流管4Cを介して互いに接続されており、
この冷却水環流管4Cには冷却水を冷却するためのラジ
エータ2Rが介装されている。
【0018】エンジン2から排出された冷却水は、冷却
水供給管4Aを介して熱電発電装置10に導入され、次
いで熱電発電装置10を通過した冷却水は、冷却水供給
管4Bを介してヒートポンプ20に導入される。
【0019】次いで、ヒートポンプ20を通過して冷却
水環流管4Cに流入した冷却水は、ラジエータ2Rによ
って冷却されたのちエンジン2に導入され、以下、エン
ジン2と熱電発電装置10とヒートポンプ20との間
を、図示していない循環ポンプの動作に基づいて循環供
給される。
【0020】また、ヒートポンプ20の冷水出口管5O
には、冷水供給管5Aを介して吸気冷却装置2Cが接続
されており、この吸気冷却装置2Cは冷水環流管5Bを
介してヒートポンプ20の冷水入口管5Iと接続されて
いる。
【0021】ヒートポンプ20の冷水出口管5Oから供
給された冷水は、冷水供給管5Aを介して吸気冷却装置
2Cに導入され、この吸気冷却装置2Cにおいては上記
冷水を冷熱源としてエンジン2に供給される吸気の冷却
が行なわれる。
【0022】ここで、吸気冷却装置2Cはインテークマ
ニホルド2Iを介してエンジン2に接続されており、冷
却された吸気は上記インテークマニホルド2Iを介して
エンジン2に導入される。
【0023】吸気冷却装置2Cを通過して冷水環流管5
Bに流入した冷水は、冷水入口管5Iを介してヒートポ
ンプ20に環流され、以下、ヒートポンプ20と吸気冷
却装置2Cとの間を、循環ポンプ(図示せず)の動作に基
づいて循環供給される。
【0024】一方、ヒートポンプ20の冷水出口管5O
には、冷水供給管5Cを介して空調装置6が接続されて
おり、この空調装置6は冷水環流管5Dを介してヒート
ポンプ20の冷水入口管5Iに接続されている。
【0025】ヒートポンプ20の冷水出口管5Oから供
給された冷水は、冷水供給管5Cを介して空調装置6に
導入され、この空調装置6においては上記冷水を冷熱源
としてオペキャブ内の空調(例えば冷房や除湿等)が行な
われる。
【0026】空調装置6を通過して冷水環流管5Dに流
入した冷水は、冷水入口管5Iを介してヒートポンプ2
0に環流され、以下、ヒートポンプ20と空調装置6と
の間を、循環ポンプ(図示せず)の動作に基づいて循環供
給される。
【0027】ここで、熱利用システム1を構成する熱電
発電装置10は、図2に示す如く、熱電モジュール10
Mと高温側パネル10Hおよび低温側パネル10Cとを
具備しており、上記熱電モジュール10Mは、所定個数
のP型半導体素子pとN型半導体素子nとを、電極t、
t…により電気的に直列(熱源に対して並列)に接続して
成る熱電素子集合体である。
【0028】高温側パネル10Hは、熱電モジュール1
0Mの高温側に設けられ、排気ガス供給管3Aと排気ガ
ス供給管3Bとが接続されており、エンジン2から排出
された排気ガス(熱源)が導入されることで、上記熱電モ
ジュール10Mの高温側を加熱する。
【0029】一方、低温側パネル10Cは、熱電モジュ
ール10Mの低温側に設けられ、冷却水供給管4Aと冷
却水供給管4Bとが接続されており、エンジン2を通過
した冷却水が導入されることで、上記熱電モジュール1
0Mの低温側を冷却する。
【0030】高温側パネル10Hに導入した排気ガスに
より熱電モジュール10Mの高温側を加熱するととも
に、低温側パネル10Cに導入した冷却水により熱電モ
ジュール10Mの低温側を冷却することにより、温度差
に基づいてP型半導体素子pおよびN型半導体素子pが
動作して発電が行われ、もって熱電モジュール10Mを
介して熱電発電装置10の外部に電気を取り出すことが
できる。
【0031】また、熱利用システム1を構成するヒート
ポンプ20は、図3に示す如く、高温側水素吸蔵合金M
Hhを充填した容器20hと、低温側水素吸蔵合金MH
lを充填した容器20lとを、連通パイプ20pを介し
て互いに接続した2組のユニットを具備している。
【0032】高温側水素吸蔵合金MHhを充填している
容器20h、20hには、排気ガス供給管3Bと排気管
3Cとが各々接続されており、排気ガス供給管3Bを介
して各容器20hに導入された排気ガスは、排気管3C
を介して大気に放出される。
【0033】また、高温側水素吸蔵合金MHhを充填し
ている個々の容器20hと、低温側水素吸蔵合金MHl
を充填している個々の容器20lとには、それぞれ冷却
水供給管4Bと冷却水環流管4Cとが接続されており、
冷却水供給管4Bを介して各容器20h、20lに導入
された冷却水は、冷却水環流管4Cを介してエンジン2
(図1参照)に環流される。
【0034】さらに、低温側水素吸蔵合金MHlを充填
している容器20l、20lには、冷水入口管5Iと冷
水出口管5Oとが接続されており、冷水入口管5Iを介
して各容器20lに導入された冷水は、冷水出口管5O
を介して空調装置6(図1参照)に供給される。
【0035】上述した構成のヒートポンプ20において
は、温熱源としての排気ガスと冷熱源としての冷却水と
を供給することで、高温側水素吸蔵合金MHhと低温側
水素吸蔵合金MHlとの平衡水素圧特性の相違に基づ
く、周知の如き金属水素化物の生成/分解過程に伴う冷
却/再生プロセスの繰り返しにより、空調装置6(図1
参照)との間を循環する冷水を介して外部に冷熱を取り
出すことができる。
【0036】上述した熱利用システム1を搭載したパワ
ーショベルの稼動時、エンジン2からの排気ガスが排気
ガス供給管3Aを介して熱電発電装置10に導入され、
かつエンジン2からの冷却水が冷却水供給管4Aを介し
て熱電発電装置10に導入されると、上述した如き熱電
発電装置10の動作に基づいて、該熱電発電装置10か
ら電力が取り出されることとなる。
【0037】上記熱電発電装置10によって、排気ガス
の熱エネルギーから取り出された電気は、パワーショベ
ルの稼動に伴う種々の用途に供されるとともに、余剰と
なった電気はバッテリー(図示せず)に充電して貯蔵する
ことが可能である。
【0038】熱電発電装置10を通過した排気ガスが、
排気ガス供給管3Bを介してヒートポンプ20に導入さ
れ、かつ熱電発電装置10を通過した冷却水が冷却水供
給管4Bを介してヒートポンプ20に導入されると、上
述した如きヒートポンプ20の動作に基づいて、該ヒー
トポンプ20から冷熱が取り出されることとなる。
【0039】上記ヒートポンプ20によって、排気ガス
の熱エネルギーから冷水を介して取り出された冷熱は、
上述した如く冷水を冷熱源とする吸気冷却装置2Cにお
いて吸気の冷却に供されるとともに、同じく冷水を冷熱
源とする空調装置6においてオペキャブ内の空調に供さ
れる。
【0040】このように、上述した構成の熱利用システ
ム1によれば、エンジン2から排出される排気ガスの熱
エネルギーが、熱電発電装置10とヒートポンプ20と
の協働により、電気および冷熱として高い効率で回収さ
れることとなり、もって熱源である排気ガスの熱エネル
ギーを有効に利用することができる。
【0041】また、上述した熱利用システム1では、熱
電発電装置10とヒートポンプ20とが、エンジン2か
ら排出された排気ガス(熱源)の移動経路上において直列
に配設されているため、エンジン2と熱電発電装置10
とヒートポンプ20とを、排気ガス供給管3A、3Bを
用いて接続した簡易な構造によって、熱源である排気ガ
スの熱エネルギーを高い効率で回収することができる。
【0042】また、上述した熱利用システム1では、エ
ンジン2から排出される排気ガスの移動経路上における
上流側に熱電発電装置10が設けられているため、エン
ジン2から排出された直後の極めて高温の排気ガスが導
入されることで、上記熱電発電装置10においては多く
の電気が生成されることとなる。
【0043】また、上述した熱利用システム1では、エ
ンジン2から排出される排気ガスの移動経路上における
下流側にヒートポンプ20が設けられているが、元来、
水素吸蔵合金ヒートポンプは温熱源と冷熱源との温度差
が小さい場合でも冷熱/温熱を取り出すことができ、も
って熱電発電装置10を通過して温度差の減少した排気
ガスと冷却水とが導入されるものの、上記ヒートポンプ
20においては十分な冷熱が生成されることとなる。
【0044】また、上述した熱利用システム1では、ヒ
ートポンプ20において冷水を介して取り出した冷熱
で、吸気冷却装置2Cにおいてエンジン2の吸気を冷却
することにより、排気ガス中におけるNOx(窒素酸化
物)の低下、出力の増加、燃料消費率の低下等、エンジ
ン2の諸性能を大幅に改善することができる。
【0045】なお、上述した熱利用システム1において
は、エンジン2からの冷却水を熱電発電装置10、ヒー
トポンプ20の順に供給しているが、上記冷却水をヒー
トポンプ20、熱電発電装置10の順に供給、あるいは
熱電発電装置10とヒートポンプ20とに並行して冷却
水を供給するよう構成しても良い。
【0046】ここで、熱電発電装置10からヒートポン
プ20の順に冷却水を供給した場合には、熱電発電装置
10の熱電モジュール10M(P型半導体素子p、N型
半導体素子n)に掛かる温度差を最大とすることがで
き、これによって排気ガスの熱エネルギーから最も多く
の電気を生成することが可能となる。
【0047】また、熱電発電装置10からヒートポンプ
20の順に冷却水を供給した場合には、熱電発電装置1
0に掛かる温度差が減少することで発電量が減少する反
面、モジュール20の高温側水素吸蔵合金MHhおよび
低温側水素吸蔵合金MHlに掛かる温度差が大きくな
り、水素吸蔵合金の選択が広がることによって安価な水
素吸蔵合金の採用が可能となるため、熱利用システムの
構築に関わるコストを低減させることができる。
【0048】さらに、熱電発電装置10とヒートポンプ
20とに並行して冷却水を供給した場合には、全体とし
ての冷却水の供給量を増加させる必要があるものの、熱
電発電装置10とヒートポンプ20とに、それぞれ大き
な温度差を掛けることができるので、熱電発電装置10
およびヒートポンプ20において、それぞれ多くの電気
および冷熱を生成することが可能となる。
【0049】また、上述した熱利用システム1において
は、排気ガスの移動経路上における上流側に熱電発電装
置10を設け、かつ下流側にヒートポンプ20を設けて
いるが、排気ガスの移動経路上における上流側に水素吸
蔵合金ヒートポンプを設け、かつ下流側に熱電発電装置
を設けることにより、本発明に関わる熱利用システムを
構成することも可能である。
【0050】また、上述した熱利用システム1では、ヒ
ートポンプ20において排気ガスの熱エネルギーから取
り出した冷熱を、吸気の冷却および空調のための冷熱源
として使用しているが、この他、様々な目的のために上
記冷熱を使用し得ることは言うまでもない。
【0051】また、上述した熱利用システム1において
は、ヒートポンプ20において排気ガスの熱エネルギー
から冷熱を取り出しているが、ヒートポンプ20におけ
る高温側水素吸蔵合金MHhおよび低温側水素吸蔵合金
MHlの組成を変える等の措置により、ヒートポンプ2
0において排気ガスの熱エネルギーから温熱を取り出す
よう構成することも可能である。
【0052】さらに、上述した熱利用システム1におい
ては、熱電発電装置10およびヒートポンプ20の冷熱
源として、エンジン2とラジエータ2Rとの間を循環す
る冷却水を利用しているが、別途のラジエータと熱電発
電装置10およびヒートポンプ20との間を循環し、上
記ラジエータでの放熱によって冷却される冷媒を冷熱源
とする、あるいは上記ラジエータに換わる適宜な冷却手
段によって冷却される冷媒を冷熱源とすることも可能で
あり、さらに空冷フィン等を用いることによって大気
(外気)を冷熱源として使用することも可能である。
【0053】図4は、本発明に関わる熱利用システム
を、ディーゼルエンジン駆動のパワーショベルに適用し
た他の実施例を示している。
【0054】図4に示す如く、実施例の熱利用システム
100は、熱電発電装置110と水素吸蔵合金ヒートポ
ンプ120とを具備しており、これら熱電発電装置11
0と水素吸蔵合金ヒートポンプ120との働きにより、
ディーゼルエンジン102から排出される排気ガス(熱
源)の熱エネルギーを回収するよう構成されている。
【0055】ディーゼルエンジン102(以下、エンジ
ン102と称する)と熱電発電装置110とは、排気ガ
ス供給管103A、排気ガス分岐バルブ103V、およ
び排気ガス供給管103Eを介して互いに接続されてい
る。
【0056】また、エンジン102と水素吸蔵合金ヒー
トポンプ120(以下、ヒートポンプ120と称する)
とは、排気ガス供給管103A、排気ガス分岐バルブ1
03V、および排気ガス供給管103Mを介して互いに
接続されている。
【0057】エンジン102から排出された熱源として
の排気ガスは、排気ガス供給管103A、排気ガス分岐
バルブ103V、および排気ガス供給管103Eを介し
て熱電発電装置110に導入されるとともに、排気ガス
供給管103A、排気ガス分岐バルブ103V、および
排気ガス供給管103Mを介してヒートポンプ120に
導入される。
【0058】上記ヒートポンプ120を通過した排気ガ
スは、排気管103Cを介して大気に放出されるととも
に、上記熱電発電装置110を通過した排気ガスは、排
気管103Gを介して排気管103Cに導入され、ヒー
トポンプ120を通過した排気ガスとともに大気に放出
される。
【0059】すなわち、この熱利用システム100を構
成する熱電発電装置110とヒートポンプ120とは、
エンジン102から排出された排気ガス(熱源)の移動経
路上において並列に配設されている。
【0060】ここで、上記排気ガス分岐バルブ103V
は、熱源である排気ガスを熱電発電装置110とヒート
ポンプ120とに分流するものであり、コントローラ
(図示せず)により駆動制御されることで、熱電発電装
置110とヒートポンプ120とに対する排気ガスの分
流比を調整するものである。
【0061】一方、エンジン102と熱電発電装置11
0とは、冷却水供給管104A、冷却水分岐バルブ10
4V、および冷却水供給管104Eを介して互いに接続
されている。
【0062】また、エンジン102とヒートポンプ12
0とは、冷却水供給管104A、冷却水分岐バルブ10
4V、および冷却水供給管104Mを介して互いに接続
されている。
【0063】さらに、ヒートポンプ120とエンジン1
02とは、冷却水環流管104Cを介して互いに接続さ
れており、この冷却水環流管104Cには冷却水を冷却
するためのラジエータ102Rが介装されている。
【0064】エンジン102から排出された冷却水は、
冷却水供給管104A、冷却水分岐バルブ104V、お
よび冷却水供給管104Eを介して熱電発電装置110
に導入されるとともに、冷却水供給管104A、冷却水
分岐バルブ104V、および冷却水供給管104Mを介
してヒートポンプ120に導入される。
【0065】上記ヒートポンプ120を通過して冷却水
環流管104Cに流入した冷却水は、ラジエータ102
Rによって冷却されたのちエンジン102に導入される
とともに、上記熱電発電装置110を通過した冷却水
は、冷却水環流管104Gを介して冷却水環流管104
Cに導入され、以下、上記冷却水はエンジン102と熱
電発電装置110およびヒートポンプ120との間を、
図示していない循環ポンプの動作に基づいて循環供給さ
れる。
【0066】ここで、上記冷却水分岐バルブ104V
は、エンジン102からの冷却水を熱電発電装置110
とヒートポンプ120とに分流するものであって、コン
トローラ(図示せず)により駆動制御されることで、熱電
発電装置110とヒートポンプ120とに対する冷却水
の分流比を調整するものである。
【0067】また、ヒートポンプ120の冷水出口管1
05Oには、冷水供給管105Aを介して吸気冷却装置
102Cが接続されており、この吸気冷却装置102C
は冷水環流管105Bを介してヒートポンプ120の冷
水入口管105Iと接続されている。
【0068】ヒートポンプ120の冷水出口管105O
から供給された冷水は、冷水供給管105Aを介して吸
気冷却装置102Cに導入され、この吸気冷却装置10
2Cにおいては上記冷水を冷熱源としてエンジン102
に供給される吸気の冷却が行なわれる。
【0069】ここで、吸気冷却装置102Cはインテー
クマニホルド102Iを介してエンジン102に接続さ
れており、冷却された吸気は上記インテークマニホルド
102Iを介してエンジン102に導入される。
【0070】吸気冷却装置102Cを通過して冷水環流
管105Bに流入した冷水は、冷水入口管105Iを介
してヒートポンプ120に環流され、以下、ヒートポン
プ120と吸気冷却装置102Cとの間を、循環ポンプ
(図示せず)の動作に基づいて循環供給される。
【0071】一方、ヒートポンプ120の冷水出口管1
05Oには、冷水供給管105Cを介して空調装置10
6が接続されており、この空調装置106は冷水環流管
105Dを介してヒートポンプ120の冷水入口管10
5Iに接続されている。
【0072】ヒートポンプ120の冷水出口管105O
から供給された冷水は、冷水供給管105Cを介して空
調装置106に導入され、この空調装置106において
は上記冷水を冷熱源としてオペキャブ内の空調(例えば
冷房や除湿等)が行なわれる。
【0073】空調装置106を通過して冷水環流管10
5Dに流入した冷水は、冷水入口管105Iを介してヒ
ートポンプ120に環流され、以下、ヒートポンプ12
0と空調装置106との間を、循環ポンプ(図示せず)の
動作に基づいて循環供給される。
【0074】なお、上記熱利用システム100を構成す
る熱電発電装置110およびヒートポンプ120は、図
1〜図3に示した熱利用システム1を構成する熱電発電
装置10およびヒートポンプ20と、その構成および動
作態様に関して何ら変わるところはない。
【0075】上述した熱利用システム100を搭載した
パワーショベルの稼動時、エンジン102からの排気ガ
スが排気ガス供給管103A、排気ガス分岐バルブ10
3V、および排気ガス供給管103Eを介して熱電発電
装置110に導入され、かつエンジン102からの冷却
水が冷却水供給管104A、冷却水分岐バルブ104
V、および冷却水供給管104Eを介して熱電発電装置
110に導入されると、上記熱電発電装置110の動作
に基づいて、該熱電発電装置110から電力が取り出さ
れることとなる。
【0076】上記熱電発電装置110によって、排気ガ
スの熱エネルギーから取り出された電気は、パワーショ
ベルの稼動に伴う種々の用途に供されるとともに、余剰
となった電気はバッテリー(図示せず)に充電して貯蔵す
ることが可能である。
【0077】一方、エンジン102からの排気ガスが排
気ガス供給管103A、排気ガス分岐バルブ103V、
および排気ガス供給管103Mを介してヒートポンプ1
20に導入され、かつエンジン102からの冷却水が冷
却水供給管104A、冷却水分岐バルブ104V、およ
び冷却水供給管104Mを介してヒートポンプ120に
導入されると、上記ヒートポンプ120の動作に基づい
て、該ヒートポンプ120から冷熱が取り出されること
となる。
【0078】上記ヒートポンプ120によって、排気ガ
スの熱エネルギーから冷水を介して取り出された冷熱
は、上述した如く冷水を冷熱源とする吸気冷却装置10
2Cにおいて吸気の冷却に供されるとともに、同じく冷
水を冷熱源とする空調装置106においてオペキャブ内
の空調に供される。
【0079】このように、上述した構成の熱利用システ
ム100によれば、エンジン102から排出される排気
ガスの熱エネルギーが、熱電発電装置110とヒートポ
ンプ120との協働により、電気および冷熱として高い
効率で回収されることとなり、もって熱源である排気ガ
スの熱エネルギーを有効に利用することができる。
【0080】また、上述した熱利用システム100で
は、熱電発電装置110とヒートポンプ120とを、エ
ンジン102から排出された排気ガス(熱源)の移動経路
上において並列に配設し、熱電発電装置110とヒート
ポンプ120とに排気ガスを分流しているため、それぞ
れに大きな温度差を掛けることができ、熱電発電装置1
10およびヒートポンプ120において、それぞれ多く
の電気および冷熱を生成することが可能となる。
【0081】また、上述した熱利用システム100で
は、排気ガス分岐バルブ103Vの動作に基づいて、エ
ンジン102からの排気ガス(熱源)を、熱電発電装置1
10とヒートポンプ120とに適宜に分流することによ
り、熱電発電装置110による発電量とヒートポンプ1
20による冷熱の発生量との割合を調整でき、これによ
って排気ガスから回収されるエネルギーの形態を、利用
量に応じて調整することが可能となる。
【0082】例えば、ヒートポンプ120において必要
量の冷熱を発生させるべく、排気ガス分岐バルブ103
Vの開度を調整して上記ヒートポンプ120に必要量の
排気ガスを導入する一方、残りの排気ガスを熱電発電装
置110に導入して電気を取り出すといった任意の動作
態様を採ることができる。
【0083】なお、排気ガス分岐バルブ103Vの動作
に連動して、熱電発電装置110とヒートポンプ120
とに適量の冷却水を導入させるべく、冷却水分岐バルブ
104Vが適宜に動作制御されることは勿論である。
【0084】また、上述した熱利用システム100で
は、ヒートポンプ120において冷水を介して取り出し
た冷熱で、吸気冷却装置102Cにおいてエンジン10
2の吸気を冷却することにより、排気ガス中におけるN
Ox(窒素酸化物)の低下、出力の増加、燃料消費率の低
下等、エンジン102の諸性能を大幅に改善することが
できる。
【0085】また、上述した熱利用システム100で
は、ヒートポンプ120において排気ガスの熱エネルギ
ーから取り出した冷熱を、吸気の冷却および空調のため
の冷熱源として使用しているが、この他、様々な目的の
ために上記冷熱を使用し得ることは言うまでもない。
【0086】また、上述した熱利用システム100にお
いては、ヒートポンプ120において排気ガスの熱エネ
ルギーから冷熱を取り出しているが、ヒートポンプ12
0における高温側水素吸蔵合金MHhおよび低温側水素
吸蔵合金MHlの組成を変える等の措置により、ヒート
ポンプ120において排気ガスの熱エネルギーから温熱
を取り出すよう構成することも可能である。
【0087】また、上述した熱利用システム100にお
いては、熱電発電装置110およびヒートポンプ120
の冷熱源として、エンジン102とラジエータ102R
との間を循環する冷却水を利用しているが、別途のラジ
エータと熱電発電装置110およびヒートポンプ120
との間を循環し、上記ラジエータでの放熱によって冷却
される冷媒を冷熱源とする、あるいは上記ラジエータに
換わる適宜な冷却手段によって冷却される冷媒を冷熱源
とすることも可能であり、さらに空冷フィン等を用いる
ことによって大気(外気)を冷熱源として使用することも
可能である。
【0088】さらに、上述した各実施例における熱利用
システム1、および熱利用システム100は、ともにパ
ワーショベルに適用されたものであるが、本発明に関わ
る熱利用システムは、パワーショベルに限らず、各種の
作業車輌においても有効に適用し得るものである。
【0089】ここで、パワーショベル、フォークリフ
ト、あるいはクレーン車等、カウンタウェイトを必要と
する各種の作業車輌に対して、本発明に関わる熱利用シ
ステムを適用した場合には、水素吸蔵合金ヒートポンプ
において水素吸蔵合金の充填されている容器を、既存の
カウンタウェイトの一部あるいは全部と置き換えること
によって、水素吸蔵合金の充填された容器の重量を有効
に利用して、デッドウェイトを大幅に低減させることが
可能となる。
【0090】また、本発明に関わる熱利用システムは、
ディーゼルエンジン駆動の作業車輌のみならず、ガソリ
ンエンジン等の各種内燃機関を搭載した作業車輌にも適
用することが可能である。
【0091】さらに、本発明に関わる熱利用システム
は、作業車輌にのみ適用されるものではなく、例えばエ
ンジン駆動の定置型発電機から排出される排気ガスを熱
源として、この熱源から電気および冷熱/温熱を回収す
るように構成することも可能である。
【0092】また、本発明に関わる熱利用システムは、
熱源をエンジンからの排気ガスのみに求めるものではな
く、例えば地熱や太陽熱等を熱源として、この熱源から
電気および冷熱/温熱を回収するように構成することも
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる熱利用システムの一実施例を示
す全体概念図。
【図2】図1の熱利用システムにおける熱電発電装置を
示す概念図。
【図3】図1の熱利用システムにおける水素吸蔵合金ヒ
ートポンプを示す概念図。
【図4】本発明に関わる熱利用システムの他の実施例を
示す全体概念図。
【符号の説明】
1…熱利用システム、 2…ディーゼルエンジン、 10…熱電発電装置、 20…水素吸蔵合金ヒートポンプ、 100…熱利用システム、 102…ディーゼルエンジン、 110…熱電発電装置、 120…水素吸蔵合金ヒートポンプ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱電発電装置と水素吸蔵合金ヒートポン
    プとを具備して成り、前記熱電発電装置によって熱源か
    ら電気を取り出すとともに、前記水素吸蔵合金ヒートポ
    ンプによって熱源から冷熱/温熱を取り出すことを特徴
    とする熱利用システム。
  2. 【請求項2】 前記熱電発電装置と前記水素吸蔵合金ヒ
    ートポンプとを、前記熱源の移動経路上において直列に
    配設したことを特徴とする請求項1記載の熱利用システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記熱電発電装置と前記水素吸蔵合金ヒ
    ートポンプとを、前記熱源の移動経路上において並列に
    配設したことを特徴とする請求項1記載の熱利用システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記熱源がエンジンからの排気ガスであ
    ることを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の
    熱利用システム。
JP2002081227A 2002-03-22 2002-03-22 熱利用システム Pending JP2003278539A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002081227A JP2003278539A (ja) 2002-03-22 2002-03-22 熱利用システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002081227A JP2003278539A (ja) 2002-03-22 2002-03-22 熱利用システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003278539A true JP2003278539A (ja) 2003-10-02

Family

ID=29229948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002081227A Pending JP2003278539A (ja) 2002-03-22 2002-03-22 熱利用システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003278539A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005012399B4 (de) * 2004-03-19 2008-05-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota Wärmerückgewinnungssystem
US7629530B2 (en) * 2003-04-17 2009-12-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Energy recovery system
WO2013114428A1 (ja) * 2012-01-31 2013-08-08 トヨタ自動車株式会社 熱電発電装置
CN108643956A (zh) * 2018-05-18 2018-10-12 武汉理工大学 矿山深井开采中利用地热发电降温系统

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7629530B2 (en) * 2003-04-17 2009-12-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Energy recovery system
DE102005012399B4 (de) * 2004-03-19 2008-05-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota Wärmerückgewinnungssystem
US7430875B2 (en) 2004-03-19 2008-10-07 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Exhaust heat recovery system
WO2013114428A1 (ja) * 2012-01-31 2013-08-08 トヨタ自動車株式会社 熱電発電装置
CN108643956A (zh) * 2018-05-18 2018-10-12 武汉理工大学 矿山深井开采中利用地热发电降温系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050262842A1 (en) Process and device for the recovery of energy
US20110289953A1 (en) Thermally Enhanced Cascade Cooling System
CN103154488B (zh) 内燃机的废热利用装置
US8393171B2 (en) Mechanically enhanced ejector HVAC and electric power generation system
US6272873B1 (en) Self powered motor vehicle air conditioner
US20110083920A1 (en) Vehicle with rankine cycle system and refrigerating cycle system
US20090139556A1 (en) Thermoelectric power generator with intermediate loop
CA3029070C (en) Method and apparatus for hybrid power trailer refrigeration
Baatar et al. A thermoelectric generator replacing radiator for internal combustion engine vehicles
CN102549348A (zh) 储热水式供热水系统及其运转方法
US8011598B2 (en) SOFC power system with A/C system and heat pump for stationary and transportation applications
CN111231603B (zh) 基于混合动力汽车的整车热管理系统与方法
CN104279032A (zh) 用于机动车的驱动单元
CA2564155A1 (en) Highly efficient heat cycle device
Eder et al. Efficient and dynamic–the BMW group roadmap for the application of thermoelectric generators
Horuz Vapor absorption refrigeration in road transport vehicles
CN203785313U (zh) 一种利用汽车废热驱动的吸附及压缩混合制冷空调系统
JP2003278539A (ja) 熱利用システム
US11371393B2 (en) Arrangement for converting thermal energy from lost heat of an internal combustion engine
US11035270B2 (en) Internal combustion engine having an exhaust heat recovery system as well as a method for recovering exhaust heat
US11788776B2 (en) Refrigeration unit
JP2002256970A (ja) コージェネレーションシステム
JP2017120067A (ja) 車両用冷却システムの制御装置
KR100629352B1 (ko) 열병합 발전 시스템
JP4266255B2 (ja) 自動車用空気調和装置