JP2003274387A - 放送される番組に関する補足材料に対する双方向アクセス - Google Patents

放送される番組に関する補足材料に対する双方向アクセス

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JP2003274387A JP2002311786A JP2002311786A JP2003274387A JP 2003274387 A JP2003274387 A JP 2003274387A JP 2002311786 A JP2002311786 A JP 2002311786A JP 2002311786 A JP2002311786 A JP 2002311786A JP 2003274387 A JP2003274387 A JP 2003274387A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映し出されている放送番組と双方向に、番組
信号と補足材料信号との組み合わせである放送信号によ
り番組に関連した補足材料にアクセス可能とする方法及
び装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 放送出力信号は観衆の居所にて受信され
る。受信された出力信号の番組信号は再生機器により観
衆のために映し出される。補足材料信号に関する信号は
受信された放送信号から抽出される。補足材料信号に対
応する補足材料に対するアクセスは、映し出されている
番組信号に同調された観衆のメンバにより作動されかつ
抽出された信号に基づく双方向制御信号に応答すること
で可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】<関連出願に対する相互参照>本出願は、
2001年3月5日付で出願された米国仮出願第60/27
3,745号明細書の利益を請求している。
【0002】本出願の主要部は、2000年3月6日付
で出願されかつ“Audience Detection”と称された同時
継続出願第09/519,248号明細書の主要部に関連し、この
内容は全体を参照することにより本明細書に含まれる。
【0003】
【発明の属する技術分野】本発明は、観衆(audience)
が番組信号源(programming signal source)から番組
放送を聴きかつ/又は見ている間に付与されかつ再生機
器により作動する双方向技術に関し、より詳しくは、前
記観衆の個々のメンバーが、補足番組関連材料(supple
mentary program-related material)を容易に得ること
ができる双方向放送に関するものである。
【0004】
【従来の技術】番組が放送されると、番組が有する情報
は番組配信者が提供したいと望む以上に制限されるかも
しれず、かつ観衆メンバ(以下では、「視聴者(viewe
r)」又は「参加者」と称する)は該情報を得るときこ
とに興味があるとは言えない。「番組」は、オーディオ
及び/又はビデオ、コマーシャル(例えば、広告)及び
/又は非コマーシャル(例えば、テレビショー)であっ
て、かつ番組配信者(例えば、広告主)により創作され
た番組信号源(例えば、テレビ局)からの番組信号(例
えば、テレビジョン信号)として得られる。番組の「放
送」は、放送電波、ケーブル、衛星、又は他の信号送信
媒体を介して行われる。この用語は、さらに、オーディ
オテープ、ビデオテープ、DAT、CD−ROM、及び
半導体メモリといった記録媒体からの再生(playback)
に適用される。このような番組再生のための「観衆」
は、番組を知覚する人々から構成されている。
【0005】番組は、人間に知覚可能なある出力形態
(最も通常の形態はビデオとオーディオである)にする
再生装置により「映し出される」。「再生機器」は、放
送信号を人間が知覚できる形態に変換するための任意の
タイプの及び全てのタイプのユニットである。
【0006】信号源がTV又はラジオ放送局である場合
に、観衆が番組に「同調されている」と表現することが
できる。信号源がテープレコーダである場合には、この
用語は通常あまり適用されないかもしれない。しかしな
がら、ダイアルをねじることにより、リモコンを作動さ
せることにより、又は再生のためにカセットをテープレ
コーダ内に挿入することにより行われようとも、人が特
定の番組の観衆メンバとなることを選択するあらゆる状
況に対して、簡潔さと便利さの故に、本明細書では「同
調」との用語が適用される。
【0007】TV番組が、TVショーに割り当てられる
時限(time period)による特定の長さと、その時間に
基づいてコマーシャル広告(本明細書では、「コマーシ
ャル」又は「広告」と交換可能に称している)を放送す
るために請求される高いコストとに制限されていること
は、容易に理解されよう。TVショー及び/又は広告を
補うための材料を提供するために必要性を説明する多く
の解説を与えることが可能である。例えば、顧客は、宣
伝された製品についての詳細情報を探し求めるかも知れ
ない。ニュース番組は、目下のニュース内の人物又は場
所についての歴史情報を視聴者に提供可能であろう。各
政府機関は、公共サービスのための告示に関する申請形
式(application form)を提供することを可能であろ
う。小売業は、製品を購入するようにディスカウントク
ーポンといった誘因性報酬(incentive reward)を入手
可能にさせることができるであろう。調査又はゲームに
参加することにより資格を与える視聴者に対して無料劇
場チケットといった他の報酬も利用可能であろう。情
報、報酬、又はその他といった有形及び無形の形態の補
足番組関連材料の全てが、本明細書では、ひとまとめに
して「補足材料」と称されている。次の発明の詳細な説
明にて参照される2つの主要なタイプの補足材料が、補
足情報と報酬である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】放送番組は、補足材料
を得るために視聴者に対して電話番号とユニフォーム・
リソース・ロケータ(URL:uniform resource locat
or)とを提供してきた。しかしながら、電話番号及び/
又はURLを記憶するか又は書き留めることを必要とす
ることは、不便でありかつ間違いの原因である。結果と
して、従来技術は、このような補足材料に対して双方向
アクセスを提供してきた。本明細書にて使用される「双
方向」との用語は、番組の放送中に起きる活動を意味し
ている。このような双方向アクセスのねらいは、何も書
き留めたり又は記憶したりする必要なく、即座に又は後
程、補足材料に対するアクセスを可能にしかつ容易にす
ることである。アクセスは、視聴者によるある簡素な手
動介入により、完全に自動的に、又は前記手動介入と前
記自動との組合せによりなされるべきである。
【0009】インターネット上の各ウェブサイトに対す
る双方向アクセスのためのいくつかの技法が知られてい
る。しかしながら、このような技法は、種々の欠点を有
している。例えば、ディスプレイが別体である追加のコ
ンピュータの使用が必要であり、かつ双方向アクセスは
通信線を介して行われる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の一目的は、放送
番組のための番組関連補足材料を得るための改良技術を
提供することである。
【0011】本発明の別の目的は、改良された双方向番
組放送技術を提供することである。
【0012】本発明の更なる目的は、有利なことに、双
方向番組放送を観衆調査情報の収集と組み合わせること
である。
【0013】本発明のなお更なる目的は、参加者向けに
カスタマイズされた番組関連補足材料を提供することで
ある。
【0014】これらの目的及び他の目的は、映し出され
ている放送番組と双方向に、番組信号と補足材料信号と
の組み合わせである放送信号により番組に関連した補足
材料にアクセス可能とする方法及び装置について述べら
れた本発明の一態様により達成される。放送出力信号
は、観衆の居所にて受信される。受信された出力信号の
番組信号は、再生機器により観衆のために映し出され
る。補足材料信号に関する信号は、受信された放送信号
から抽出される。補足材料信号に対応する補足材料に対
するアクセスは、映し出されている番組信号に同調され
た観衆のメンバにより作動されかつ抽出された信号に基
づく双方向制御信号に応答することで可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は、好ましくは、上述した
米国特許出願第09/519,248号明細書にて開示された発明
を向上したものとして具体化されている。その際に、前
記発明の観衆検出特徴点は、以下の詳細説明中で説明す
るように、番組関連補足材料能力(supplementary mate
rial capability)と非常に有利に組み合わされる。
【0016】観衆調査情報は、広告主及び放送局のため
に観衆測定及び市場調査機関により過去に得られてき
た。例えば、広告主は、コマーシャルを見ている人々の
数を知ることに興味がある。さらに、放送局は広告率を
設定するために観衆サイズ及びタイプの統計を使用す
る。
【0017】観衆の数の点でのみ観衆を調査するのでは
なく、個々のメンバの特徴を得ることに関心がある。よ
って、例えば、広告主が経済的及び社会的範疇により各
観衆メンバを識別したいと望む。これは、観衆の個々の
メンバを識別可能であるならば可能である。
【0018】米国特許出願第09/519,248号明細書によれ
ば、観衆メンバを識別し、かつ個人的に観衆メンバにつ
いての実用的な情報(例えば、観衆のプロフィール)
と、観衆の放送番組視聴態度とを提供するための効果的
なアプローチが開示されている。この技術は、ハードウ
エア構成要素と該構成要素が必要とするソフトウエアモ
ジュールとの間の重複のために、本発明の双方向番組放
送技術のための有利なプラットホームを提供している。
【0019】後続の議論及び該議論に対応する各図面で
は、米国特許出願第09/519,248号明細書にて開示された
構成要素と同様の図面参照符号を使用する。本発明を実
施するために付加された構成要素は、100以上の符号
として容易に識別可能である。さらに、米国特許出願第
09/519,248号明細書による構成要素又は信号が本発明を
実施するために変更された場合には、その符号は維持さ
れているが、「A」が添付されている。
【0020】観衆検出処理を行うか又は調査するため
に、所定の各基準に基づいて調査機関により参加者が選
択される。これらの規準は、例えば、年齢、収入、地理
的位置、性別、及び教育レベル(これらは参加者のプロ
フィールを互いに構成する)となりうる。放送機関及び
/又は広告主は、これらの1つ又は2つ以上の範疇に分
類される聴衆の分析を要求するかもしれない。各参加者
のプロフィールは、データベースの一部としてメモリ内
に貯蔵される。各参加者は、服飾品として規則的に着用
するためのポータブルデバイスを与えられる。例えば、
このようなポータブルデバイスは、男性向けには腕時
計、又は女性向けにはブレスレットとなるであろう。
【0021】本発明は、以下のキーとなる構成要素に依
存している。図1に示すように、符号化信号が、テレビ
(「TV」)放送局といった番組信号源1により生成さ
れる。その放送出力信号2A(該信号は番組信号及び補
足材料コード信号の組合せである)は、コード再送信源
3により受信される。コード再送信源3は、ビデオ及び
/又はオーディオ性能のために番組信号を適切に再生す
ることが可能である。しかしながら、そのキーとなる機
能は、番組信号源1から受信した信号2A内の各コード
信号を検出することであり、次いで、以下で説明するよ
うに、出力信号4Aとして適切な様式に各コード信号を
再送信することである。コード再送信源3により再送信
された各コード信号は、固定装置5Aにより検出されか
つ処理される。補足情報(以下の記載を参照されたい)
が提供される場合には、表示器103が作動する。報酬
が提供される場合には(以下の記載を参照されたい)、
表示器105が作動する。これらの表示器は、視覚的表
示、聴覚的表示及び/又は触感的表示(例えば、振動)
とすることが可能である。
【0022】複数のポータブルデバイス7Aが、固定装
置からの照会信号(query signal)24に応答するとい
うように固定装置5Aと協働作用する。観衆メンバ(す
なわち、信号24の範囲内に出席している参加者)を識
別するために、かつこのようなデバイス7Aにより出力
された信号25A毎に、このような参加者が補足材料に
対する要求を発したかを判断するために、信号24が使
用される。補足材料はプリンタ151によりプリントア
ウト可能である。
【0023】中央処理ステーションに貯蔵されたデータ
を周期的にアップロードし、かつ前記ステーションから
処理目的のために固定装置が必要とするデータをダウン
ロードするために、固定装置5Aが中央処理ステーショ
ン50と通信する。最終的に、中央処理ステーション5
0は広告主サーバ100と通信する。広告主が参加者に
より要求された補足材料を提供可能とするためのデータ
が、中央処理ステーション50から広告主サーバ100
にダウンロードされ、処理データが広告主サーバ100
から中央処理ステーション50にアップロードされる。
これらのキーとなる構成要素の詳細は、以下で提供され
る。しかしながら、ある公知の観衆調査技術の簡潔な説
明は、この点で有用であると考える。
【0024】自動化観衆調査技術が知られており、該技
術は観衆を構成する試験参加者が受動的役割を果たすこ
とのみを必要とする。例えば、放送局により送信された
番組コードを番組信号と組み合わせて使用することが知
られている。番組コードは番組を識別し、よって該番組
は、映し出されている間、番組信号を有しており、該番
組信号内に番組コードが符号化されている。Lee S. Wei
nblatt氏に付与された米国特許第4,718,106号明細書に
開示されているように、送信された番組コードは、受信
機により検出され、かつスピーカにより再生される。ス
ピーカは、空気中に(例えば、マイクロホンにより検出
可能であり、かつ人間の聴覚の可聴範囲として科学的に
見なされる範囲にある周波数を有している)圧力波(pr
essure wave)を作り出す。このような圧力波又は信号
は音響(acoustic)と称されている。音響信号は、通常
のスピーカにより生成可能でありかつ通常のマイクロホ
ンにより検出可能である限り、人によって実際に知覚さ
れているかに関係なく、聞き取れると見なされる。可聴
音響信号は、テスト参加者により着用されるポータブル
デバイスに具体化されたマイクロホンと、該マイクロホ
ンに対応した電子回路とにより検出され、かつ出来事
(occurrence)の発生時のデータ及び/又は音響信号の
発生の時刻、及び該信号が有している番組コードが、観
衆調査を提供するために貯蔵されかつ分析される。スピ
ーカ/マイクロホン装置を介して信号を受信機からポー
タブルデバイスへ送信するためのこの無線アプローチの
使用は、多様な環境にいる多くの観衆メンバから観衆調
査情報を集めかつ複数の番組信号源から異なるタイプの
番組を集めるための高度に柔軟なアプローチを提供して
いる。
【0025】この受動的技術の変形例は、米国特許第5,
457,807号明細書、米国特許第5,630,203号明細書にて見
ることができる(両特許文献もWeinblatt氏に付与され
た)。
【0026】さて、本発明の説明に戻って、番組信号が
以下のデータとともに符号化される。番組コード(又は
調査コード)が放送されている番組を識別する。このよ
うな符号化された番組信号の議論が、上述したWeinblat
t氏の特許に見受けることができ、該特許で見られる議
論は参照することにより本明細書に含まれる。補足材料
は補足情報コードと報酬コードといった補足材料コード
により識別される。補足情報コードは、参加者により要
求可能である特定の補足情報を識別する。宣伝している
製品の購入に適用することが可能な割引クーポンを広告
主が提供するというように、あるタイプの報酬が放送番
組と関連して入手できる場合には、特定の報酬を識別す
るために報酬コードが付与される。よって、通常の番組
信号が、分離され、かつ目立たずに検出可能な、かつ識
別可能な3つのコード(すなわち、番組コード、補足情
報コード、及び報酬コード)とともに符号化される。各
コード信号はアナログあるいはデジタルとなるであろ
う。詳細は、本発明の部分を構成していない。このよう
な各コード信号の符号化、送信、検出、及び復号化は、
通常のものであり、かつ当業者にとって容易に明らかな
ことである。それらについて詳述することは、本記載の
長さと複雑さに対して不必要に加えることになるであろ
う。従って、このような詳細は本明細書にて提供しな
い。
【0027】コード再送信源3の詳細は、上述したWein
blatt氏の特許に見ることも可能であり、かつ該特許に
見られる詳細な記載は、参照することにより本明細書に
含まれる。コード再送信源3は、好ましくは、TV受像
機といった商業的に入手可能なビデオ及び/又はオーデ
ィオ装置の通常の構成要素である、と言えば十分であ
る。関心の点の通常の構成要素は、例えばTVのスピー
カとなるであろう。そのような構成要素がコード再送信
源として機能するために、機器を取替えることは必要な
いであろう。このような場合には、固定装置5Aに対す
るコード再送信源3の出力4Aは、上述した3つのコー
ドを含む音響信号形態となるであろう。米国特許第4,71
8,106号明細書を参照されたい。しかしながら、上述し
たWrinblatt氏の各特許(すなわち、米国特許第5,457,8
07号明細書及び米国特許第5,630,203号明細書)の開示
内容に従って、各コードを検出し、処理し、かつ再送信
するためにある比較的最小な電子回路を追加しうること
も考慮している。
【0028】固定装置5Aが通常配置されるであろう受
信位置は、ビデオ及び/又はオーディオ番組信号を再生
するための再生機器を有するエリアである。このエリア
は、観衆、好ましくは複数の参加者を収容するのに十分
なサイズであろう。例としては、TVがありかつ複数の
人々のための座席収容能力を有している部屋であろう。
固定装置5Aは、該固定装置と部屋内の人々に着用され
たポータブルデバイスとの間の通信がブロックされない
仕方で部屋の表面に配置可能である自給式の比較的小さ
くかつ控えめなユニット(a self-contained, relative
ly small and unobtrusive unit)である。例えば、無
線信号は赤外線信号よりも高次の柔軟性を提供するとい
うように、その配置に関する制限は、ある程度、通信信
号の特性に依存している。固定装置5Aの設置は、電源
を受けるために壁面アウトレットソケット内にプラグを
差し込まねばならないという非常に簡素なものである。
さらに、データを中央処理ステーション50と通信可能
とするために、装置5Aは、例えば、電話線、ISDN
線、又はケーブルに接続され、又は衛星又は携帯電話と
いった無線通信システムを使用可能である。装置5Aの
唯一1回の素早く簡素な設置は、屋内に他の装置を組み
込む必要がない点を含んでいる。
【0029】あるいは、固定装置5Aは、その電子機器
をコード再送信源3として使用されるTVの電子機器内
に組み込むことも可能であろう。例えば、電子機器は、
TVの処理及びTVに映る番組の見え方を調節するため
に使用されるチップと同様の半導体チップに組み立て可
能であろう。最近のTVがコンピュータの機能に徐々に
接近している付加機能を具備しているので、このような
TVチップはより複雑化している。
【0030】各参加者は、カスタマイズされたポータブ
ルデバイス7Aを具備している。ポータブルデバイスの
すべてが、同一の電子回路を有している。しかしなが
ら、各デバイスは、該デバイスに貯蔵されるデータのた
めに、唯一的に作られている。特に、各デバイスに貯蔵
されているものは、以下で説明するように、その着用者
を識別するために使用可能である唯一のIDコードであ
る。従って、各デバイスは、特定の人に特別に割り当て
られ、かつ異なる着用者間で交換されてはならない。さ
らに、各ポータブルデバイスは、唯一の遅延期間を具備
している。この特徴についての理由は、以下で与える記
載により明らかになるであろう。
【0031】さらに、各ポータブルデバイス7Aは、以
下で説明するように、番組関連補足情報及び/又は提供
されている報酬を要求するために、着用者により使用可
能であるボタン101を備えている。
【0032】以下、固定装置5Aとポータブルデバイス
7Aの詳細について、図2及び図3の概略図と図4A、
図4B、及び図5の流れ図と関連付けて説明する。図2
及び図3は装置のハードウエア特徴点を示しており、他
方、図4A、図4B、及び図5は前記ハードウエアによ
り行われる処理を示している。図4A、図4B、及び図
5に示す処理は、例えば、入力信号を受信し、かつ該入
力信号に対して応答する制御信号を発生する適切なマイ
クロプロセッサにより実施可能である。図2〜図5にお
ける記載は実例であって、特定の実施例に対する種々の
変形が当業者には容易に分るであろう。
【0033】クロックにより作動するプリセットされた
送信時間間隔(preset transmission interval)に、送
信機22は、固定装置5Aから照会信号(query signa
l)24を発する。図4Aにおける各ステップ52,5
4も参照されたい。この照会信号の特性は、技術的選択
事項であって、例えば、音響、電波、又は赤外線とする
ことができる。ポータブルデバイス7A内の検出器26
は、照会信号24を検出し、かつ該信号を特定の信号と
して識別するように構成されている。よって、図5に示
すように、検出器26は(ステップ70にて示すよう
に)信号を検出し、次いで、その検出した信号が照会信
号であるか否かをステップ72で決定される。もし照会
信号であれば、上述した遅延期間がステップ75で開始
され、かつ遅延回路27により行われるであろう(図
3)。ステップ76で判断されるように遅延期間が終了
した場合に、ステップ78のようにポータブルデバイス
7Aの送信機28が予め貯蔵されたIDコード信号を送
信するであろう。該IDコード信号はメモリ29から回
収される。よって、送信機22の範囲内にある(すなわ
ち、受信位置内の人々により着用され、よって、出席し
ている観衆を形成している)各ポータブルデバイス7A
が、出力信号25Aの一部として、唯一のIDコード信
号を送信することにより照会信号24に応答するであろ
う。しかしながら、各ポータブルデバイス7Aの遅延期
間が唯一であるので、上述したように、室内における複
数のポータブルデバイスによる各ID信号の送信は、ど
のID信号も他の信号に対して「交信妨害(step o
n)」をしないように時間差が設けられよう(stagge
r)。
【0034】参加者が補足材料を要求することを選択し
たならば、ポータブルデバイス7Aのボタン101を押
すことにより要求することができる。より詳しくは、番
組が補足情報及び/又は報酬と関連している場合に、上
述したように、対応する各コードも番組信号内に符号化
される。これらのコードが検出されかつ、補足材料の入
手が双方向的に参加者に知らされた場合には、以下で説
明するように、ボタン101により手動選択をすること
ができる。より詳しくは、ポータブルデバイス7Aが、
ボタン101によりセット可能である各フラグを貯蔵す
るメモリ111を有している。ステップ113に従って
(図5)、ボタン101が一度クリックされた場合に
は、ステップ115に従って「報酬要求」フラグがセッ
トされる。ボタン101が、ステップ117に従って急
速に連続的にダブルクリックされた場合には、ステップ
119に従って「補足情報要求」フラグがセットされ
る。勿論、これらのタスクのために2つの別々のボタン
を使用することも可能であるが、ポータブルデバイス7
Aにとって好適である比較的小サイズを考慮すると1つ
のボタンが好ましい。
【0035】遅延期間が終了した場合には、ステップ7
6で判断されるように、「報酬要求」コード信号がメモ
リ29から回収され、かつステップ123で判断される
ように対応するフラグがセットされていた場合には、ス
テップ121に従ってポータブルデバイス7Aにより送
信される。同様に、「補足情報要求」コード信号がメモ
リ29から回収され、かつステップ127に従って判断
されているように補足情報要求フラグがセットされてい
た場合には、補足情報要求コード信号がステップ125
に従って送信される。IDコード、報酬要求信号、及び
補足情報要求信号は、好ましくは、アナログ又はデジタ
ル信号に一体化され、かつ信号25Aとして送信機28
によりともに送信される。例えば、3つの信号は、(例
えば適切なヘッダに続く)初めの5ビットがIDコード
であり、次の3ビットが報酬要求コード信号であり、続
く3ビットが信号情報要求コード信号であるデジタルデ
ータストリング(digital data string)とすることが
できる。後の2つの信号は、いつも同様の情報(すなわ
ち、要求がされたか又はされないが)を運ぶので、補足
材料とは関係のない同様の信号である。これは当業者に
より容易に実施され、従って、その詳細は必要ないと考
える。
【0036】各ポータブルデバイス7Aの各送信機28
からの各信号25Aは、処理54により開始された受信
期間の間に、固定装置5Aの検出器30により受信され
る(以下の記載を参照されたい)。図4Aの処理ステッ
プ56は、信号25Aが検出器30により検出されたか
否かを判断する。この判断は通常のやり方でなされる。
比較器の入力における信号がメモリ34内の予め貯蔵さ
れたIDコードのいずれかと一致するかを判断するため
に、比較器32はステップ58のように一致テストを行
う。もし一致する場合には、処理ステップ60により検
出されたIDコードがメモリ36内に貯蔵される。
【0037】同様に、比較器32は、ステップ137に
従って報酬要求コード及び/又はステップ139に従っ
て補足情報要求コードに対して、一致が見られるか否か
を確認する。これらのコードもメモリ34内に予め貯蔵
されている。もし、一致が見られる場合には、各ステッ
プ60’,60’’それぞれにおいて、報酬要求コード
と補足情報要求コードがメモリ36内に貯蔵される。
【0038】本発明の顕著な態様によれば、信号25A
が報酬要求コードを有しており、かつ各ステップ143
に従って判断されるように、プリントフラグが制御装置
141に入力された場合には(詳細については以下の記
載を参照されたい)、ステップ145に従ってプリンタ
151により報酬がすぐにプリントされる。このこと
は、例えばTV広告主にとって有利である。なぜなら
ば、視覚経験によって宣伝された製品を購入したいとの
即時的欲求が参加者に生じるからである。この欲求は、
放送中及び放送後まもなくの頃に最初の高レベルの興味
を有しているが、その後に続く時間の減衰期間の間に急
速に減衰する。しかしながら、参加者が、興味のレベル
が依然として高い間に、例えば割り引きクーポンの形態
で即時的報酬を受け取るならば、減衰期間を充分に過ぎ
て、高レベルの興味を維持するための又はそうしない場
合に比べて少なくともより高いレベルの興味を維持する
ための動機が参加者に対して確立される。さらに、即時
的報酬を受け取ることの公算は、所望しないコマーシャ
ルによりショーが中断された時における不快の態度を少
なくとも寛容の態度に変化され、かつおそらく興味を持
つ程度にまで変化させることが可能である。
【0039】ステップ56で信号25Aが検出されなか
ったと判断された場合には、ステップ62にて受信期間
が終了時に到達したかについての確認が行われる。この
受信期間の継続期間はあらゆるポータブルデバイスのう
ちで最も長い遅延期間よりも幾分長いようにセットされ
ている。これにより、全てのポータブルデバイス7Aか
らの各信号25Aを適切に受信しかつ処理することが可
能となっている。受信期間の終了時にまだ到達していな
い場合には、流れ(flow)は信号検出ステップ56に戻
る。しかしながら、受信期間の終了時に到達した場合に
は、この処理段階の終了時は、図4Bに関して以下で記
載するように、データ送信ステップ80をトリガーする
ために使用される。
【0040】符号化された番組信号2A内に放たれた
(broadcast)上述した各コードは、ステップ77にお
けるように、固定装置5Aのコード検出器40により受
信される信号4Aとして、コード再送信源3により再送
信される(図4A)。番組コードが検出されたか否かに
ついて、ステップ73に従って判定がなされる。例え
ば、全ての予想される番組コードがメモリ147内に予
め貯蔵されている(図2)。比較器149が、コード検
出器40からの出力信号をメモリ147内に予め貯蔵さ
れた各コードと比較する。ステップ73にて一致が見ら
れた場合には、ステップ74でのように、コードがメモ
リ36内に貯蔵される。同様に、コード検出器40から
の出力が、ステップ129に従って、予め(メモリ14
7内に)貯蔵された補足情報コードと一致するか否かが
確認され(図4A)、かつステップ131でのように、
予め(メモリ147内に)貯蔵された報酬コードと一致
するか否かが確認される(図4B)。それぞれステップ
133,135に従って、補足情報コードが存在する場
合には表示器103が作動し、かつ報酬コードが存在す
る場合には表示器105が作動する。コード検出器40
から出力されたこれらの各検出済コードは、それぞれス
テップ74’,74’’に従ってメモリ36内に貯蔵さ
れる。
【0041】プリント機能が以下のように実行される。
報酬コードがステップ131で識別された場合に、ステ
ップ152は制御装置141に入力される報酬プリント
フラグをメモリ36内にセットし、これにより出席して
いる参加者の誰かがボタン101をクリックすることに
より1つ要求することを選択するであろうプリント処理
を準備する。図2の制御装置141も、比較器32から
の入力を受信し、かつ各ステップ143,145を実行
する(図4A)。より詳しくは、プリントフラグがステ
ップ152でセットされた場合には、放送番組が報酬と
関連していることを表示し、かつステップ137に従っ
て報酬要求コードが検出された場合には、報酬を受けた
いとの参加者の欲求を示し、制御装置141はプリンタ
151による報酬の即時印刷を実行するように取りかか
る。詳しくは、(以下で説明するように)参加者のID
コードに関連してメモリ36内に貯蔵された報酬コード
が、制御装置141により回収され、かつ対応する報酬
プリントデータがメモリ153内に予め貯蔵されている
ことを指示するために使用される。プリントデータは種
々の方法によりメモリ153内に入力可能である。例え
ば、データは、中央処理ステーション50及び通信装置
46を介して、広告主サーバ100から供給可能であ
る。
【0042】今しがた上述したように、メモリ153
は、複数の異なるタイプの報酬のためのプリントデータ
を予め貯蔵している。どの報酬がプリントされるかは、
(信号4A内に含まれていたように)メモリ36内に貯
蔵され、次いでメモリ153内の予め貯蔵されたデータ
を指示するように制御装置141により回収される報酬
コードに依存し、前記データは回収されかつプリンタ1
51に入力される。この実施形態は、信号4Aから抽出
された報酬コードに単に基づいてプリントアウトされる
報酬を制御する。
【0043】検出された報酬コードに基づくのみなら
ず、要求している参加者のプロフィールに基づいて、ど
の報酬がプリントされるかを制御することは、非常に望
ましい。例えば、双方向に要求している参加者が、成人
か又は子供か、男性か又は女性か、英語を離すか又はス
ペイン語を話すか、東海岸に住むか又は西海岸に住む
か、喫煙者か又は非喫煙者か等に依存して、異なる報酬
が適しているかもしれない。さらに、番組の放送中に報
酬が提供されていようとも、所定の参加者にはその入手
可能性(例えば、子供に対するたばこクーポン)をブロ
ックすることが望ましいかもしれない。本発明は、例え
ば、メモリ36とメモリ153との間に参加者のIDコ
ードをメモリ153内に予め貯蔵された報酬に関連づけ
るための対応を提供するテーブルを挿入することによ
り、報酬のプリントに対してカスタマイズされた双方向
アクセスを提供することを可能としている。このような
テーブルは、例えば、制御装置内又はメモリ153内に
貯蔵可能である。テーブルへの入力はIDコードにな
り、出力は予め貯蔵されたプリントデータに対するアド
レスポインタになるであろう(あるいは、特定の参加者
に対する特定の報酬のプリントをブロックすることが望
ましい場合にはない)。テーブルは中央処理ステーショ
ン50及び/又は広告主サーバ100にて生成可能であ
る。テーブルは参加者のプロフィールに基づいている。
このようなテーブルの生成は、充分当業者の能力の範囲
内にあり、よって、如何にしてテーブルを生成するかの
詳細な説明は不要であると考える。変更がなされた場合
に必要であれば又は(毎夜といった)定期的なスケジュ
ールで、テーブルが固定装置5Aにダウンロードされ
る。
【0044】メモリ36は、以下で説明するように、現
在出席している観衆メンバ全員のIDコードの組合せ
を、計測期間中に観衆により視聴される特定の番組の番
組コード、補足情報コード、及び報酬コードとともに所
与の計測期間の間に貯蔵している。さらに、報酬要求コ
ードと補足情報要求コードが貯蔵される。クロック20
の出力は、貯蔵されたIDコード及び/又は貯蔵された
調査コードをタイムスタンプするためにも使用可能であ
る。以下の表1は、このことを任意に選択された例によ
り示す作用を果たしている。
【0045】
【表1】
【0046】左手の欄は、以下の説明と関連して便宜的
に設けたものである。この表の目的のために、照会信号
24の送信間隔は1分である。2人の参加者が、観衆に
いる(IDコード欄を参照されたい)。両者の検出時刻
は、回路27により生じている両者間の相対的遅延がな
く(なぜならこのような遅延はミリ秒の範疇に入るから
である)9:45である。さらに、「補足情報要求され
た?」との欄と「報酬要求された?」との欄は、(コー
ド自体を構成する3ビットを有するのではなく)2方向
に切り替わる(toggled)1ビットのみを有する必要が
あり、その値は適切な要求コードが受信されたか否かに
依存している。「1」は要求コードが受信されたことを
示している。
【0047】第1行及び第2行では、数字「000」に
より示すように、補足材料を入手できない。第3行及び
第4行では、検出された補足情報コードにより明示され
るように補足情報が入手できるが、参加者は何れもその
補足情報を要求していなかった。第13行及び第14行
では、異なる補足情報を暗示する新たなコードが現れて
おり、今回は参加者のうちの1人がその補足情報を要求
した(第13行)。報酬を入手可能であるけれども、報
酬は要求されなかった。
【0048】第45行〜第47行では、複数の新たな要
素がある。新たな番組コードが現れており、おそらく、
新たなTVショーが10:00に始まったからである。
さらに、新たな参加者が観衆に加わった(第47行のI
Dコードを参照されたい)。さらに、新たな補足情報が
入手可能であり、かつ新たな報酬も入手可能である。参
加者の1人が報酬のみを要求しており(第45行)、他
の参加者が補足情報とその報酬の両方を要求しており
(第46行)、かつ3番目の参加者は何も要求していな
かった(第47行)。
【0049】この表1の情報は、如何に該情報がメモリ
内に貯蔵されるかについてを単に示したものであって、
以下の方法で補足材料に対する双方向アクセスを参加者
に提供するために使用可能である。第1に、メモリ15
3内に予め貯蔵されたプリントデータを有していた報酬
が、即時的にプリンタ151でプリントされよう。参加
者は、ボタン101をクリックする以外、何もする必要
はない。その他の全てのことが、広告主及び/又は本発
明を実施する存在(entity)(例えば、TVネットワー
ク)により予め貯蔵されたデータに基づき、本発明に従
って自動的に行われる。第2に、参加者により要求され
た補足情報及び/又は報酬が、各参加者のIDコードと
関連づけられて貯蔵されている。IDコードは、以下で
非常に詳細に説明するように、補足材料を送信可能とす
るeメールアドレス及び/又は郵便アドレスを見つける
ために使用される予め貯蔵された各参加者のプロフィー
ルに対するキーである。ボタン101が参加者によりク
リックされるとこれらの材料に対するアクセスが双方向
的に行われ、かつ必要なデータが本発明に従って自動的
に集められかつ貯蔵されることに再び注意すべきであ
る。参加者によるメモすること、書き留めること、又は
他の関与(intervention)が必要ではない。番組の放送
中に補足材料が入手可能であると参加者に知らされ、参
加者が前記補足材料を要求でき、かつその要求を満足さ
せるために必要なデータが即座に集められる点におい
て、アクセスが双方向的であるが、以下で詳細に説明す
るように、ちょうど郵便によって要求された補足材料の
実際の発送を後程行い得ることは理解されるべきことで
ある。
【0050】流れ図内の情報により提供される補足材料
に対するアクセスを達成するための双方向能力に加え
て、このような情報は、該情報が可能とする観衆調査分
析の点で非常に価値がある。米国特許出願第09/519,248
号明細書の観衆調査技術によれば、誰が何をいつ見てい
るかに関して価値のある洞察を入手することが可能であ
る。しかしながら、本発明は、参加者が広告により心を
動かされ、広告が参加者に補足材料を要求する気にさせ
るか否かの更なる指標(indicator)を前記技術に加え
ている。よって、補足材料の要求を登録された参加者
は、例えば、広告により生成された関心のレベルの指標
として有用であるということである。
【0051】この情報を用いて、広告主は、他のショー
に比べてその上映中にどれだけの要求が記録されている
かをモニターすることにより、広告が最も効果的である
ショーを判断することができる。さらに、本発明により
利用可能であるデータは、(参加者プロフィールにより
判断されるような)どのタイプの観衆が、特定の広告に
対して最も受容するかを表すであろう。さらに、例え
ば、1分のコマーシャルに比べて30秒のコマーシャル
中に記録される要求の数をモニターすることにより、コ
マーシャルに対する最も良い長さを決定可能である。さ
らに、ウェアアウト(wearout)もモニター可能であ
る。視聴者がそのコマーシャルを見慣れるようになり、
かつ精神的に「コマーシャルに注意を払わない(tune o
ut)」、又は実際にはコマーシャルを「消す(zap)」
ことすらするような時間を過ぎると、コマーシャルの効
果は衰える。このような要求数の減少は、ウェアアウト
の指標となり得る。誰が観衆にいるか(すなわち、観衆
のプロフィール)を知ること、及び観衆が何か補足材料
を要求したか否かを知ることの独自の組合せにより、非
常に有用となり得る上記分析及び他の分析が可能とされ
ている。
【0052】メモリ36は、低い容量でありかつデータ
の短期貯蔵のために使用される。そのような短期メモリ
から長期メモリ内に情報を送信することが望ましい。長
期間貯蔵機能がメモリ42により行われる。メモリ36
からメモリ42への情報の送信は、計測期間の終了を定
める以下のイベントの何れか1つに基づいて、データ送
信制御回路41によりトリガーされる。第1に、このよ
うな送信は、コード検出器40から受信した調査コード
の各検出によりトリガー可能である。第2に、このよう
な送信は、ID信号の受信期間の終了によりトリガー可
能である。よって、各ポータブルデバイス7Aからの全
ID信号が照会信号に応答して検出される度に、このよ
うなデータが、貯蔵された調査コードとともにメモリ4
2に送信されよう。第3に、クロック20は、所定の計
測間隔で、このような送信を作動させるように使用可能
である。
【0053】計測期間は、調査データが関心のある一番
組(program segment)の長さに基づいて決定される。
その逆に、貯蔵されたデータを関心のある一番組の期間
に制限するように計測期間を縮小することにより、より
細かな計測を得ることができる。繰り返される間隔でデ
ータ貯蔵を制御することとは対称的に、所定の一番組の
みの間にデータ貯蔵を制御するためにクロックを使用す
ることも可能である。図2のデータ送信制御回路41
は、さらに図4Bのステップ80,82にて示している
上述した処理を行う。
【0054】一旦情報が長期メモリ42内に貯蔵された
ら、このような情報を中央処理ステーション50にダウ
ンロードすることが必要である。このような目的のため
にダウンロード制御回路44が設けられており、この機
能は図4Bにおけるステップ84により示されている。
クロック20によりプリセットされた時間間隔又はプリ
セットされた時刻で、キーを押す手動処理によりかつ/
又は例えば通信リンク88上の中央処理ステーションか
ら提供されるリモートトリガー信号90により、いつで
もダウンロード制御トリガー信号45を生成可能であ
る。ダウンロード制御器44がその出力制御トリガー信
号45を生成する場合に、モデムといった適切なダウン
ロード装置46が、ステップ86にあるように、通信リ
ンク88を介してメモリ42から中央処理ステーション
50にデータを送信することを達成するように進行する
であろう(図4B)。如何にこのことが実施されるかに
ついての詳細はよく知られており、よって本明細書に記
載する必要はない。
【0055】上述した装置の処理上の一特徴点は、通信
リンク88を介するごとく、中央処理ステーション50
から固定装置5A内へデータを入力可能とすることであ
る。例えば、予め貯蔵された各コードを各メモリ34,
147内に便利にロードしかつプリントデータをメモリ
153内に便利にロードするために、このリモート入力
を使用可能である。関心のある各コードを検出する際に
使用するためのコード検出器40内に各調査コードを予
め貯蔵するために使用することも可能である。(場合に
よっては、装置5A上の適切なドッキングデバイス(図
示せず)を介して)固定装置5A及び/又は各ポータブ
ルデバイス7A内に貯蔵された種々の他のセット可能な
パラメータが、このようにして本発明の特徴点の如き加
えられた便利性と柔軟性とを提供するようにセット可能
である。
【0056】上述してきたように、中央処理ステーショ
ン50は、メモリ42内に貯蔵されたデータを通信装置
46と通信リンク88を介して受信する。上記提供した
流れ図(chart)は、メモリ42内に貯蔵されたもの及
び中央処理ステーション50に送信されたものが何であ
るかを示している。中央処理ステーション50は、更
に、各参加者に関するプロフィールデータと本発明を処
理するために必要である全てのコードとを貯蔵してい
る。中央処理ステーション50は、これらのタスクを行
うために必要とされるコンピュータ化された機器を備え
ている。このような機器は、通常のよく知られたもので
あって、かつ当業者にとって容易に理解できるものであ
る。この機器は、CPU、入力デバイス(例えば、キー
ボード)、貯蔵デバイス(例えば、CD−ROM)、ビ
デオスクリーン、通信デバイス(例えば、モデム)、貯
蔵メディア(例えば、フロッピディスク(登録商標))
等を有している。
【0057】本発明によれば、かつ図6に示すように、
中央処理ステーション50は、内部に貯蔵している箇所
からあるデータを抽出し、かつ該データを通信リンク1
55を介して広告主サーバ100に送信する。(これ
は、広告主サーバ100が、そのような情報にアクセス
しかつ該情報を中央処理ステーションから回収すること
により行うことも可能である)。このデータは、要求さ
れた補足材料を参加者に供給することを可能としてい
る。前記補足材料は、プリンタ151によりプリントす
るために要求すると同時に直ちに入手可能ではない。従
って、ダウンロードデータは、信号4Aから抽出された
補足情報コード及び/又は報酬コードを有している。ダ
ウンロードデータは、さらに、IDコードに基づいて、
参加者のプロフィールからのアドレス情報を有してい
る。前記IDコードは中央処理ステーション50内に貯
蔵されている。参加者のアドレスは、eメール及び/又
は住所(street address)とすることができる。
【0058】さて、広告主サーバ100を考えると、こ
の技術は全体的な技術精度のために必要というよりも便
利さのために選択されたものであることに、気付くべき
である。特に、補足材料は、広告主(例えば、商人)に
より作成される必要はない。上記指摘してきたように、
これらの材料の源(source)は、教育機関、私的組織、
政府機関、株式会社等とすることが可能である。さら
に、「サーバ」との記載の使用は、厳密な技術的定義で
の機器を必ずしも正確に意味するものでなくてもよい。
この術語を選択する意図は、装置が、例えば、データ信
号を受信し、貯蔵し、処理し、かつ送信することができ
るコンピュータ化されたシステムであることを伝えるこ
とである。
【0059】よって、広告主サーバ100が、ステップ
160に従って、かつリンク155を介して中央処理ス
テーション50からデータを得る場合には、要求された
補足材料は、どんなタイプのアドレスが供給されたかに
応じて、及び要求された材料の性質に応じて、ステップ
162に従って参加者に対してeメールされ、かつ/又
はステップ164に従って郵送される。例えば、ある材
料は、eメールされるには、それ自体向いていないかも
しれない。他方、比較的迅速な応答時間のために及びお
そらく参加者にとって電子版メールを有することが便利
であるために、なるたけeメールされることが好まし
い。勿論、ファックス能力の使用といったeメール及び
郵便以外の他のタイプの通信も、予想される。
【0060】広告主サーバ100は、更に、ステップ1
66に従って、固定装置5Aのために必要とされる処理
データを種々の入力源から得るように使用可能である。
これは、リンク155を介して中央処理ステーション5
0に、かつ適切には、リンク88を介して固定装置5A
にアップロードされる。
【0061】本発明の好適な実施形態を上記記載におい
て詳述してきたが、前記実施形態に対する種々の変更が
当業者には容易に解るであろう。例えば、固定装置5A
内のメモリ34,36,42,147,及び153は組
合せ可能である。さらに、遅延回路27の使用は、各ポ
ータブルデバイス7A間の信号の混信を避けるための他
のよく知られた手段により置換可能である。さらに、イ
ンターネットの出現と普及した使用により、実質的な即
時的ダウンロードが可能であり、よって、少なくとも長
期メモリ42に対する必要性は失われている。実際、固
定装置5Aにて完全に局所的に生じるように上述した処
理のいくつかは、固定装置5Aと中央処理ステーション
50との間の適切な通信により達成可能である。
【0062】プリセットされた定期的な時間間隔で、信
号25Aをトリガーする照会信号24の生成により、ポ
ータブルデバイス7A内のバッテリが切れる傾向があ
る。一つのオプションは、信号25Aが送信されないよ
うに、通常休止状態にポータブルデバイス7Aを維持す
ることである。照会信号24Aは、ステップ73に従っ
て、プログラムコードが検出された場合にのみ生成され
る(図4A)。コード検出が生じた場合に、返しに信号
25Aをトリガーするように照会信号24が発せられ
る。ポータブルデバイス7Aのこの周期的でない処理
は、そのバッテリ寿命を実質的に長くすることができ
る。
【0063】顕著な変形例は、照会信号24の削除であ
る。その代わりに、各ポータブルデバイス7Aは、照会
信号により信号を発するようにトリガーされるというよ
りは、プリセットされた時間間隔でそのID信号を発す
るように構成されている。さらに、IDコード、報酬要
求コード、及び補足情報要求コードは、クーポンをプリ
ントするためにボタン101の駆動時に直ちに送信可能
である。加えられる注意点として、これらのコードはと
もに送信される必要はない。
【0064】照会信号が生成される周期は、種々のコー
ドを貯蔵するために利用できるメモリ容量、対、観衆に
関する最もアップデートされた情報を有する必要性の知
覚された重要度に依存する技術的選択事項である。よっ
て、照会信号24に対する送信間隔の継続期間が例えば
1分に選択された場合には、観衆の任意のメンバが部屋
を出た後に、即座に正確なデータを利用可能であろう。
しかしながら、このことは、例えば送信間隔の継続期間
が15分に選択されるならば、必要とされる以上に高い
メモリ容量を必要とするコストとなる。
【0065】さらに、照会信号は、任意の規則的な時間
間隔及び/又は不規則な時間間隔で「定期的に」送信可
能である。応答時にポータブルデバイスに対してトリガ
ーされる各ポータブルデバイス7Aからの信号が識別可
能であるように、このような照会信号送信の追跡(trac
k)を維持することが、主として必要である。そのよう
な照会信号を利用しない上記識別された実施形態に対し
て、ID信号は、規則的な時間間隔及び/又は不規則な
時間間隔で「定期的に」発することもできる。キーポイ
ントは、各信号が固定装置により検出されることであ
る。
【0066】観衆調査特徴点と組み合わせることなく、
補足材料に対する双方向アクセルを実施可能であること
も理解されねばならない。双方向アクセスは、観衆調査
と組み合わせた場合のみならず、それ自体で多くの有利
点を提供する。このような状況下では、コード再送信源
3と固定装置5Aとの間で通信するために上述した無線
アプローチを使用することは、あまり重要でないかもし
れない。従って、直接有線接続が使用可能である。
【0067】他の可能な変形例は、報酬のプリントの代
わりに又は報酬のプリントに加えて、補足情報をプリン
トするためのプリンタ151の使用を含んでいる。さら
に、例えば、表示器の効果と等価な効果を提供するため
に、アイコンがスクリーン上に表示されるように、固定
装置5Aの出力をTV入力に接続することにより、各表
示器103,105を除去可能である。各表示器10
3,105は、参加者により着用される腕時計上の表示
部により置換可能でもある。さらに、ボタン101の手
動操作は、例えば、ボイス・コマンドにより置換可能で
ある。さらに、各図に示した流れ図におけるステップの
順序は、同等の結果を有するように変更可能である。さ
らに、番組コードは、ラジオ及びTV用といった再生タ
イプを除いて、放送用の放送出力信号2Aから除去する
ことが可能である。補足材料コードを受信した日付及び
時間を追跡し続けることにより、上記提供した流れ図に
示すように、関心のある時刻に放送されていた番組を識
別するために、自明の方法で日付及び時刻情報を使用可
能である。
【0068】以上の変更及び他の変更は、特許請求の範
囲により定義された本発明の発明の範囲内に入るように
意図したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の概略ブロック図である。
【図2】 固定装置の詳細図である。
【図3】 ポータブルデバイスの詳細図である。
【図4A】 図4Bと組み合わされた場合に、固定装置
により行われる作用を示す流れ図である。
【図4B】 図4と組み合わされた場合に、固定装置に
より行われる処理を示す流れ図である。
【図5】 ポータブルデバイスにより行われる処理を示
す流れ図である。
【図6】 データ入力デバイスと広告主サーバにより行
われる処理の流れ図である。
【符号の説明】 5A 固定装置 7A ポータブルデバイス 32,149 比較器 40 コード検出器 46 通信装置 50 中央ステーション 100 広告主サーバ 103,105 表示器 141 制御装置 151 プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス・ランガー アメリカ合衆国・ニュージャージー・ 07666・ティーネック・ワシュバーン・ス トリート・792 Fターム(参考) 5C063 AB03 AB07 AC01 CA23 DA03 DA07 DA13 DB10 5C064 BA01 BC18 BC23 BC25 BD02 BD08 BD09

Claims (52)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映し出されている放送番組と双方向に、
    番組に関連した補足材料に対してアクセス可能とする方
    法であって:番組信号を得る段階と;番組関連補足材料
    を識別する補足材料信号を得る段階と;前記番組信号と
    前記補足材料信号とを組み合わせて出力信号にする段階
    と;番組信号源から前記出力信号を放送する段階と;観
    衆の居所にて前記放送出力信号を受信する段階と;再生
    機器により、受信した前記出力信号の前記番組信号を観
    衆のために映し出す段階と;受信した前記放送信号から
    前記補足材料信号に関連した信号を抽出する段階と;前
    記補足材料信号に対応する補足材料にアクセス可能とす
    るために、映し出されている前記番組信号に同調された
    前記観衆のメンバにより作動されかつ抽出された前記信
    号に基づく双方向制御信号に応答する段階と;を備える
    ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記補足材料は補足情報及び誘因性報酬
    クーポンの少なくとも一方であり、かつ前記補足材料信
    号は前記補足情報及び前記誘因性報酬クーポンの少なく
    とも一方のためのコードであることを特徴とする請求項
    1記載の方法。
  3. 【請求項3】 貯蔵された前記補足材料に対する前記ア
    クセスは、人間が知覚可能である形態で補足材料を出力
    する段階を備えることを特徴とする請求項2記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 人間が知覚可能である形態で前記補足材
    料を出力する前記段階は、観衆の居所にて前記補足材料
    をプリントする段階を含むことを特徴とする請求項3記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 人間が知覚可能な形態で前記補足材料を
    出力する前記段階は、抽出された前記信号を観衆の居所
    から遠い場所であって、人間が知覚可能な形態で前記補
    足材料を出力するためのデータが貯蔵される場所に送信
    する段階と、出力された前記補足情報を観衆の居所に送
    る段階とを備えることを特徴とする請求項3記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 出力された前記補足材料を観衆の居所に
    送る前記段階は、郵便及びeメールの少なくとも一方を
    備えることを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 抽出された前記信号を遠い場所に送信す
    る段階と、出力された前記補足材料を観衆の居所に送る
    段階の少なくとも一方は、グローバル通信ネットワーク
    を使用する段階を備えることを特徴とする請求項5記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 前記制御信号は、ハンドヘルド・リモー
    ト制御デバイスにより生成されることを特徴とする請求
    項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記補足材料に対するアクセスが利用可
    能であることを観衆に気付かせるために、観衆の居所に
    て受信される前記補足材料信号に応答する表示を双方向
    的に生成する段階をさらに備えることを特徴とする請求
    項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記表示は視覚的表示であることを特
    徴とする請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記補足材料をプリントするためのデ
    ータは、前記観衆の居所に予め貯蔵されていることを特
    徴とする請求項3記載の方法。
  12. 【請求項12】 複数の個人によりそれぞれ携帯される
    べき複数のポータブルデバイス内に個人用識別データを
    貯蔵する段階と;観衆の居所にて各観衆メンバである前
    記各個人の前記ポータブルデバイスから前記識別データ
    を送信する段階と;送信された前記識別データを検出す
    る段階と;をさらに備え、 前記補足材料信号に対応する補足材料に対してアクセス
    可能とする前記段階は、制御信号を作動させかつ映し出
    されている前記番組信号に同調された観衆メンバの検出
    された識別データに基づいていることを特徴とすること
    を特徴とする請求項1記載の方法。
  13. 【請求項13】 送信された前記識別データを検出する
    前記段階は、 観衆の居所にてトリガー信号を周期的に発する段階と;
    前記トリガー信号に応答して、観衆の居所にて観衆メン
    バである前記各個人のポータブルデバイスから前記識別
    データを送信する段階と;を備えることを特徴とする請
    求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 制御信号を作動させた観衆メンバの検
    出された識別データに基づいて可能とされた補足材料に
    対するアクセスは、複数のタイプの入手可能な補足材料
    のうちのどれを提供するかを判断する段階を備えること
    を特徴とする請求項12記載の方法。
  15. 【請求項15】 制御信号を作動させた観衆メンバの検
    出された識別データに基づいて可能とされた補足材料に
    対するアクセスは、前記補足材料をどこに送るべきかを
    判断する段階を備えることを特徴とする請求項12記載
    の方法。
  16. 【請求項16】 制御信号を作動させた観衆メンバの検
    出された識別データと、制御信号が作動した場合に映し
    出されている前記番組信号と関連する補足材料信号とに
    基づいて観衆調査を行う段階をさらに備えることを特徴
    とする請求項12記載の方法。
  17. 【請求項17】 映し出されている放送番組と双方向
    に、番組信号と補足材料信号との組み合わせである放送
    信号により番組に関連した補足材料に対してアクセス可
    能とする方法において:観衆の居所にて前記放送出力信
    号を受信する段階と;再生機器により、受信した前記出
    力信号の前記番組信号を観衆のために映し出す段階と;
    受信した前記放送信号から前記補足材料信号に関連する
    信号を抽出する段階と;前記補足材料信号に対応する補
    足材料にアクセス可能とするために、映し出されている
    前記番組信号に同調された前記観衆のメンバにより作動
    されかつ抽出された前記信号に基づく双方向制御信号に
    応答する段階と;を備えることを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 前記補足材料は補足情報及び誘因性報
    酬クーポンの少なくとも一方であり、かつ前記補足材料
    信号は前記補足情報及び前記誘因性報酬クーポンの少な
    くとも一方のためのコードであることを特徴とする請求
    項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 貯蔵された前記補足材料に対する前記
    アクセスは、人間が知覚可能である形態で補足材料を出
    力する段階を備えることを特徴とする請求項18記載の
    方法。
  20. 【請求項20】 人間が知覚可能である形態で前記補足
    材料を出力する前記段階は、観衆の居所にて前記補足材
    料をプリントする段階を含むことを特徴とする請求項1
    9記載の方法。
  21. 【請求項21】 人間が知覚可能な形態で前記補足材料
    を出力する前記段階は、抽出された前記信号を観衆の居
    所から遠い場所であって、人間が知覚可能な形態で前記
    補足材料を出力するためのデータが貯蔵される場所に送
    信する段階と、出力された前記補足情報を観衆の居所に
    送る段階とを備えることを特徴とする請求項19記載の
    方法。
  22. 【請求項22】 出力された前記補足材料を観衆の居所
    に送る前記段階は、郵便及びeメールの少なくとも一方
    を備えることを特徴とする請求項21記載の方法。
  23. 【請求項23】 抽出された前記信号を遠い場所に送信
    する段階と、出力された前記補足材料を観衆の居所に送
    る段階の少なくとも一方は、グローバル通信ネットワー
    クを使用することを備える段階を特徴とする請求項21
    記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記制御信号は、ハンドヘルド・リモ
    ート制御デバイスにより生成されることを特徴とする請
    求項17記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記補足材料に対するアクセスが利用
    可能であることを観衆に気付かせるために、観衆の居所
    にて受信される前記補足材料信号に応答する表示を双方
    向的に生成する段階をさらに備えることを特徴とする請
    求項17記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記表示は視覚的表示であることを特
    徴とする請求項25記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記補足材料をプリントするためのデ
    ータは、前記観衆の居所に予め貯蔵されていることを特
    徴とする請求項20記載の方法。
  28. 【請求項28】 複数の個人によりそれぞれ携帯される
    べき複数のポータブルデバイス内に個人用識別データを
    貯蔵する段階と;観衆の居所にて各観衆メンバである前
    記各個人の前記ポータブルデバイスから前記識別データ
    を送信する段階と;送信された前記識別データを検出す
    る段階と;をさらに備え、 前記補足材料信号に対応する補足材料に対してアクセス
    可能とする前記段階は、制御信号を作動させかつ映し出
    されている前記番組信号に同調された観衆メンバの検出
    された識別データに基づいていることを特徴とすること
    を特徴とする請求項17記載の方法。
  29. 【請求項29】 送信された前記識別データを検出する
    前記段階は、 観衆の居所にてトリガー信号を周期的に発する段階と;
    前記トリガー信号に応答して、観衆の居所にて観衆メン
    バである前記各個人のポータブルデバイスから前記識別
    データを送信する段階と;を備えることを特徴とする請
    求項28記載の方法。
  30. 【請求項30】 制御信号を作動させた観衆メンバの検
    出された識別データに基づいて可能とされた補足材料に
    対するアクセスは、複数のタイプの入手可能な補足材料
    のうちのどれを提供するかを判断する段階を備えること
    を特徴とする請求項28記載の方法。
  31. 【請求項31】 制御信号を作動させた観衆メンバの検
    出された識別データに基づいて可能とされた補足材料に
    対するアクセスは、前記補足材料をどこに送るべきかを
    判断する段階を備えることを特徴とする請求項28記載
    の方法。
  32. 【請求項32】 制御信号を作動させた観衆メンバの検
    出された識別データと、制御信号が作動した場合に映し
    出されている前記番組信号と関連する補足材料信号とに
    基づいて観衆調査を行う段階をさらに備えることを特徴
    とする請求項17記載の方法。
  33. 【請求項33】 映し出されている放送番組と双方向
    に、番組に関連した補足材料に対してアクセス可能とす
    る方法であって:番組信号を得る段階と;番組関連補足
    材料を識別する補足材料信号を得る段階と;前記番組信
    号と前記補足材料信号とを組み合わせて出力信号にする
    段階と;番組信号源から前記出力信号を放送する段階
    と;観衆の居所にて前記放送出力信号を受信する段階
    と;再生機器により、受信した出力信号の前記番組信号
    を観衆のために映し出す段階と;前記補足材料信号に関
    連した信号を受信した前記放送信号から抽出する段階
    と;前記補足材料信号に対応する補足材料を人間が知覚
    可能である形態で出力するために、映し出されている前
    記番組信号に同調された前記観衆のメンバにより作動さ
    れかつ抽出された前記信号に基づく双方向制御信号に応
    答する段階と;を備えることを特徴とする方法。
  34. 【請求項34】 前記補足材料を出力する前記段階は、
    観衆の居所にて前記補足材料をプリントする段階を備え
    ることを特徴とする請求項33記載の方法。
  35. 【請求項35】 映し出されている放送番組と双方向
    に、番組に関連した補足材料に対してアクセス可能とす
    る装置であって:番組信号を得るための手段と;番組関
    連補足材料を識別する補足材料信号を得るための手段
    と;前記番組信号と前記補足材料信号とを組み合わせて
    出力信号にする手段と;番組信号源から前記出力信号を
    放送するための手段と;観衆の居所にて前記放送出力信
    号を受信するための手段と;再生機器により、受信した
    前記出力信号の前記番組信号を観衆のために映し出すた
    めの手段と;受信した前記放送信号から前記補足材料信
    号に関連する信号を抽出するための手段と;前記補足材
    料信号に対応する補足材料に対してアクセス可能とする
    ために、映し出されている前記番組信号に同調された前
    記観衆のメンバにより作動されかつ抽出された前記信号
    に基づく双方向制御信号に応答するための手段と;を備
    えることを特徴とする装置。
  36. 【請求項36】 映し出されている放送番組と双方向
    に、番組信号と補足材料信号との組み合わせである放送
    信号により番組に関連した補足材料に対してアクセス可
    能とする装置において:観衆の居所にて前記放送出力信
    号を受信するための手段と;再生機器により、受信した
    前記出力信号の前記番組信号を観衆のために映し出すた
    めの手段と;受信した前記放送信号から前記補足材料信
    号に関連した信号を抽出するための手段と;前記補足材
    料信号に対応する補足材料に対してアクセス可能とする
    ために、映し出されている前記番組信号に同調された前
    記観衆のメンバにより作動されかつ抽出された前記信号
    に基づく双方向制御信号に応答するための手段と;を備
    えることを特徴とする装置。
  37. 【請求項37】 前記補足材料は補足情報及び誘因性報
    酬クーポンの少なくとも一方であり、かつ前記補足材料
    信号は前記補足情報及び前記誘因性報酬クーポンの少な
    くとも一方のためのコードであることを特徴とする請求
    項36記載の装置。
  38. 【請求項38】 貯蔵された前記補足材料に対するアク
    セスを可能とするための前記手段は、人間が知覚できる
    形態で補足材料を出力するための手段を備えることを特
    徴とする請求項37記載の装置。
  39. 【請求項39】 人間が知覚可能な形態で前記補足材料
    を出力するための前記手段は、観衆の居所にて前記補足
    材料をプリントするための手段を備えることを特徴とす
    る請求項38記載の装置。
  40. 【請求項40】 人間が知覚可能な形態で前記補足材料
    を出力するための前記手段は、 前記観衆の居所から遠い場所であって、人間が知覚可能
    である形態で前記補足材料を出力するためのデータが貯
    蔵されている場所に、抽出された前記信号を送信するた
    めの手段と、 出力された前記補足材料を観衆の居所に送る手段と、を
    備えることを特徴とする請求項39記載の装置。
  41. 【請求項41】 出力された前記補足材料を観衆の居所
    に送るための前記手段は、郵便及びeメールの少なくと
    も一方を備えていることを特徴とする請求項40記載の
    装置。
  42. 【請求項42】 抽出された前記信号を前記遠い場所に
    送信するための手段及び出力された前記補足材料を観衆
    の居所に送るための手段の少なくとも一方は、グローバ
    ル通信ネットワークを使用することを特徴とする請求項
    40記載の装置。
  43. 【請求項43】 前記制御信号は、ハンドヘルド・リモ
    ート制御デバイスにより生成されることを特徴とする請
    求項36記載の装置。
  44. 【請求項44】 前記補足材料に対するアクセスが利用
    可能であることを観衆に気付かせるために、観衆の居所
    にて受信される前記補足材料信号に応答する表示を双方
    向的に生成するための手段をさらに備えることを特徴と
    する請求項36記載の装置。
  45. 【請求項45】 前記表示は視覚的表示であることを特
    徴とする請求項44記載の装置。
  46. 【請求項46】 前記観衆の居所にて前記補足材料をプ
    リントするためのデータを貯蔵する手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項39記載の装置。
  47. 【請求項47】 複数の個人によりそれぞれ携帯される
    べき複数のポータブルデバイス内に個人用識別データを
    貯蔵するための手段と;観衆の居所にて各観衆メンバで
    ある前記各個人の前記ポータブルデバイスから前記識別
    データを送信するための手段と;送信された前記識別デ
    ータを検出するための手段と;をさらに備え、 前記補足材料信号に対応する補足材料に対してアクセス
    可能とする前記手段は、制御信号を作動させかつ映し出
    されている前記番組信号に同調された観衆メンバの検出
    された識別データに基づいていることを特徴とすること
    を特徴とする請求項36記載の装置。
  48. 【請求項48】 送信された前記識別データを検出する
    ための前記手段は、 観衆の居所にてトリガー信号を周期的に発するための手
    段と;前記トリガー信号に応答して、観衆の居所にて各
    観衆メンバである前記各個人のポータブルデバイスから
    前記識別データを送信するための手段と;を備えること
    を特徴とする請求項47記載の装置。
  49. 【請求項49】 制御信号を作動させた観衆メンバの検
    出された識別データに基づいて補足材料に対するアクセ
    スを可能とするための手段は、複数のタイプの入手可能
    な補足材料のうちのどれを提供するかを判断するための
    手段を備えることを特徴とする請求項47記載の装置。
  50. 【請求項50】 制御信号を作動させた観衆メンバの検
    出された識別データに基づいて補足材料に対するアクセ
    スを可能とするための手段は、補足材料をどこに送るべ
    きかを判断するための手段を備えることを特徴とする請
    求項47記載の装置。
  51. 【請求項51】 制御信号を作動させた観衆メンバの検
    出された識別データと、制御信号が作動した場合に映し
    出されている前記番組信号と関連する補足材料信号とに
    基づいて観衆調査を行う手段をさらに備えることを特徴
    とする請求項36記載の装置。
  52. 【請求項52】 映し出されている放送番組と双方向
    に、番組に関連した補足材料にアクセス可能とする装置
    であって:番組信号を得るための手段と;番組関連補足
    材料を識別する補足材料信号を得るための手段と;前記
    番組信号と前記補足材料信号とを組み合わせて出力信号
    にする手段と;番組信号源から前記出力信号を放送する
    ための手段と;観衆の居所にて前記放送出力信号を受信
    するための手段と;再生機器により、受信した前記出力
    信号の前記番組信号を観衆のために映し出すための手段
    と;受信した前記放送信号から前記補足材料信号に関連
    する信号を抽出するための手段と;前記補足材料信号に
    対応する補足材料を人間が知覚可能である形態で出力す
    るために、映し出されている前記番組信号に同調された
    前記観衆のメンバにより作動されかつ抽出された前記信
    号に基づく双方向制御信号に応答するための手段と;を
    備えることを特徴とする装置。
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