JP2003274182A - カラー画像処理方法、カラー画像処理装置、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

カラー画像処理方法、カラー画像処理装置、プログラム、及び記録媒体

Info

Publication number
JP2003274182A
JP2003274182A JP2002073572A JP2002073572A JP2003274182A JP 2003274182 A JP2003274182 A JP 2003274182A JP 2002073572 A JP2002073572 A JP 2002073572A JP 2002073572 A JP2002073572 A JP 2002073572A JP 2003274182 A JP2003274182 A JP 2003274182A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
show
correction
processing
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002073572A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Suzuki
鈴木  剛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2002073572A priority Critical patent/JP2003274182A/ja
Publication of JP2003274182A publication Critical patent/JP2003274182A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間調領域での裏写り補正の強度を段階的に
変化させることで、補正処理領域と非補正処理領域の間
で生じる階調不連続を抑制し、出力画像の出来映えを向
上させる。 【解決手段】 画像入力機器からカラー画像がデジタル
入力されると(S1)、入力された画像データに対し低
解像度化や平滑化処理を行った後(S2)、該画像デー
タの各画素におけるエッジ量、輝度値等の特徴量に対す
る閾値処理を行って前景画素を推定し、前景画素と推定
された画素に対し裏写り補正処理を行う(S3)。この
際、裏写り補正の強度を制御するための補正率を、前記
特徴量と、予め決められた関数とに基づいて段階的に変
化させて局所適応的に決定し、決定した補正率を用いて
前記画像データに対して補正処理を施した後に、補正画
像を合成処理し(S4)、画像印刷機器を用いて出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像処理方
法、該方法を実施するためのカラー画像処理装置、該方
法を実行させるための、または該装置としての機能を実
行させるためのプログラム、及び該プログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、より詳
細には、デジタルカラー画像処理において裏写りや敷き
写りを軽減するためのカラー画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の裏写り軽減技術の多くは、印刷物
の両面をスキャナ等でデジタルデータとして取り込み、
表裏両面のマッチングを採ることで裏写り成分を特定し
ようとするものである。これはブックスキャナと呼ば
れ、両面の画像を読み込むために一般に装置が大型化
し、かつ専用のハードウェアを必要とする。また表裏の
画像のマッチングにおいては、非線型の位置ずれや紙の
透過率の計算などの問題がある。このような裏写り補正
の従来技術としては、例えば、特開平5−22572号
公報、特開平6−62216号公報、特開平8−265
563号公報、特開平9−233319号公報、特開平
9−312770号公報、特開平10−262147号
公報、特開平11−41466号公報、特開2000−
22946号公報、特開2000−92324号公報、
特開2000−188668号公報、特開2000−5
9569号公報、特開2000−134419号公報な
どが提案されている。
【0003】片面の画像から裏写り成分を軽減する方法
としては、例えば、圧板の反射率を低く抑える方法があ
る。これに関して、例えば、特開平11−298694
号公報や、特開平11−331561号公報などが提案
されているが、これらによると、原稿部以外の領域が出
力で暗く出てしまうという欠点がある。
【0004】その他にも片面の画像から裏写りを軽減す
る方法として、例えば、特開2000−137355号
公報に示すように、透過率測定装置を別個に設けて、そ
の測定結果により原稿の露光を調節するものがあるが、
これによると、上記透過率測定装置が必要になることに
加え、露光の調整で画像を補正する必要があるため、デ
ジタルデータに直接適用することが出来ず、汎用性が低
い。このようにデジタルデータに直接適用することが出
来ない点は、例えば、特開平11−298694号公報
や、特開平11−331561号公報に記載の発明も同
様であり、ネットワーク環境が普及しつつある今日では
問題となる。
【0005】また、圧板等の機械的な工夫無しに片面の
画像から裏写り成分を検出・軽減することを目的とした
方法としては、例えば、特開平7−30757号公報に
記載されたものがある。この方法は原稿における輝度の
ヒストグラムの分布からノイズ除去の閾値を決定するこ
とにより、通常の画像のみならず汚れの多い画像にも対
応できるようにすることを狙っているが、画像全体のヒ
ストグラムが予め必要となることに加え、ノイズを除去
する閾値を適応的に変化させるだけであるために、例え
ば中間調領域に生じた裏写りに対しては、中間調ごと除
去するか、そのまま裏写りが残るか、どちらかになって
しまう。
【0006】上記と同じ欠点を持つ方法としては、例え
ば、特開平7−298055号公報や、特開平10−6
5921号公報、特開平10−257325号公報、特
開平11−187266号公報などに記載されたものが
ある。ここで挙げた方法は、いずれも画像の濃度ヒスト
グラムを予め用意した評価関数の値により、画像濃度分
布を適応的に変化させるものである。
【0007】また、上記の欠点を克服し、中間調領域の
裏写りへの対応を考えた方法としては、例えば、特開平
8−340447号公報に記載されたものがある。この
方法では、主に彩度情報から裏写り領域を特定し、該領
域の濃度を選択的に変化させることにより、上記中間調
領域の裏写りへの対応を行うことを目的としているが、
裏面に彩度の高い文字や写真があった場合に対応できな
いという問題点を有する。
【0008】さらに、中間調領域の裏写りのみならず、
裏面に高彩度領域がある場合でも裏写り軽減を可能とす
ることを目的とした方法として、例えば、特開2001
−169080号公報に記載されたものがあるが、前景
抽出機能をエッジ量と輝度への閾値処理によっているた
め、前景領域と、被補正処理領域との間での輝度などの
不連続が生じる場合がある。また計算論的には、局所的
背景色の推定のために反復計算が必要であり、ハードウ
ェア実装は難しい。ハードウェアへの実装のために、こ
の方法をブロック処理などに置き換えた場合、ブロック
ノイズが生じることがあり、これも不利な点となる。
【0009】図9は、従来の裏写り軽減処理を施した画
像の一例を示す図である。図9によると、輝度値が低い
ことによる前景部分としての保護があるため、低輝度領
域の裏写りが補正できていないことがわかる。さらに、
補正した領域と、前景として保持した領域(非補正領
域)との間に疑似エッジが生じてしまう。
【0010】ここで、上述のブロック処理とは、画像処
理などで一般的に実施される、主に処理の高速化を目的
とした手法であり、例えば、特開平10−304184
号公報や、特開平8−98183号公報に記載の発明に
おいては、このブロック処理を公知の技術として扱って
おり、また、例えば、「並列画像処理(美濃導彦、19
99年コロナ社)」においても公知の技術として紹介さ
れている。また、上述のブロックノイズは、一般的に上
記ブロック処理に起因するノイズのことをいうが、特に
ブロック境界で生じる、輝度の不連続な状態をいうこと
が多い。これは、ブロック処理の実効的な解像度が、画
像の実際の解像度より低いことに起因するものであり、
そのため、何らかの補正手段を追加する必要がある。こ
のブロックノイズの発生パターンは、ブロック処理とし
て何を行うかに依存するため、裏写り補正に伴うブロッ
クノイズへの対策はそれに適した方法を用いる必要があ
る。
【0011】さらに、補正画像における、階調不連続の
解消に関しては、例えば、特開2001−094804
号公報などがあるが、これによると、画像全体の濃度に
関するヒストグラムが必要となり、局所適応的な処理が
行えないことに加え、該ヒストグラムにより決定された
閾値による閾値処理であるため、階調そのものの再現
と、裏写り補正とが両立できない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したごとく光学式
読み取り装置と画像生成装置により構成される複写機な
どの機器において、両面印刷された原稿の裏面の画像が
前景画像を乱す、いわゆる裏写りが問題となっている。
これまでに両面の画像をスキャナなどで読み取ることで
裏写りを補正する方法が検討されてきたが、この方法は
特別な機器や操作が必要であり、汎用性が低かった。ま
た、片面の画像情報から裏写りを補正する方法は基本的
には画像濃度の変調であり、前景中間調部分の再現と裏
写り補正が両立しなかった。この問題を解決するべく、
いくつかの方法が提案されてきたが、それらは実時間性
などのハードウェア的な拘束を満たすために、ブロック
処理などが必要とされ、その副作用としてブロックノイ
ズなどが生じていた。また前景部と判断される画素を処
理から外すことで、前景保持を達成する場合、補正処理
を行わない前景領域と被補正処理領域との間で輝度など
の画像特徴量において不連続が生じ、出力画像の画質
(出来映え)を悪くしていた。
【0013】本発明は、上述のごとき問題点に鑑みてな
されたものであり、前景領域とそれ以外の領域を峻別す
るのではなく、中間調領域における裏写り補正の強さを
段階的に変化させることで、ブロックノイズなどを低減
し、補正処理領域と非補正処理領域との間で生じる階調
不連続を抑制すること、を目的としてなされたものであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、紙面
にカラー印刷された原稿を画像入力機器を用いてデジタ
ル入力して得られるデジタルカラー原画像に対して、裏
写りや敷き写りを検出し、補正処理することで、前記検
出した裏写りや敷き写りを軽減することを特徴としたも
のである。
【0015】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記検出された裏面の画像成分に重み付けをして、
前記補正処理の程度を調節できることを特徴としたもの
である。
【0016】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明において、前記デジタルカラー原画像の中間生成画像
から抽出された輝度などの特徴量に従い、出力画像にお
ける前記補正処理の程度を局所適応的に決めることによ
り、該出力画像における前景領域と被補正領域との連続
性を向上させることを特徴としたものである。
【0017】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれか1の発明において、前記前景領域の分布に基づい
て、局所適応的に補正処理方法を決定することを特徴と
したものである。
【0018】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、前記前景領域からの距離に基づいて、前記補正処理
の程度を局所適応的に決めることを特徴としたものであ
る。
【0019】請求項6の発明は、紙面にカラー印刷され
た原稿を画像入力機器を用いてデジタル入力して得られ
るデジタルカラー原画像に対して、裏写りや敷き写りを
検出し、補正処理することで、前記検出した裏写りや敷
き写りを軽減することを特徴としたものである。
【0020】請求項7の発明は、請求項1ないし5のい
ずれか1に記載のカラー画像処理方法を実行するため
の、もしくは、請求項6に記載のカラー画像処理装置と
しての機能を実現することを特徴としたものである。
【0021】請求項8の発明は、請求項7に記載のプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
である。
【0022】
【発明の実施の形態】まず、本発明において、原画像に
対する中間生成画像の輝度に従い、出力画像における補
正処理の強さを局所適応的に決めることにより、前景領
域と被補正処理領域との連続性を確保する方法について
述べる。まず、画像中の中間調領域を保護しつつ、該中
間調領域に生じる裏写りを補正し、かつ出力画像として
の画質を一定のレベルに保つためには、いくつか必要と
なる機能がある。そのうちの一つに、前景領域の保持機
能が挙げられる。これは、明らかに前景と判断される領
域を、後段の処理から予めはずし、非処理領域とするこ
とで、出力画像における前景の再現性を高めることがで
きる。
【0023】上記前景と判断する条件にはいくつかある
が、紙面がある一定の厚みを持ち、インクや顔料などで
構成されるトナーで画像が形成されることから考えて、
エッジ量や輝度の低さが判断に用いる特徴量として有効
であろうと考えられる。本発明における説明のため、エ
ッジ量、閾値を下記のように定義する。・画像中の変化
が激しいほど、エッジ量も大きいものとする。・エッジ
量に対して閾値を設定し、閾値以上のエッジ量を持つ画
素を前景と見なす。
【0024】また、補正率を下記のように定義する。・
補正率をA%、入力画像のターゲット画素の画素値を
(R,G,B)=(Ri,Gi,Bi)、ターゲット画
素の位置での裏写り成分を(Rs,Gs,Bs)とした
場合の出力画像におけるターゲット画素の画素値(R
o,Go,Bo)を下記の式(1)〜(3)に示す。 Ro=Ri+Rs×A ・・・式(1) Go=Gi+Gs×A ・・・式(2) Bo=Bi+Bs×A ・・・式(3) 尚、ここでは簡単のためRGB色空間を用いるが、実装
においては他の色空間を用いてもかまわない。
【0025】前述した特開2001−169080号に
記載の方法では、輝度やエッジ量などの特徴量を用いて
前景を保持するために、これらの特徴量に何らかの閾値
処理を施し、前景領域を決定していた。この場合、前景
領域とそれ以外の領域が明確に分けられるために、両者
の間で階調の不連続が生じる場合があった。本発明では
前景領域とそれ以外を峻別するのではなく、裏写り補正
の強さを段階的に変化させることで、この問題を解決す
る。
【0026】ここまで述べたような階調不連続が問題と
なるのは、前景領域の中でもグラデーション領域であ
る。前景グラデーション領域はあくまでも前景である
が、高輝度の部分に関しては裏写りが生じ得る。グラデ
ーションを再現しつつ、その高輝度部分に生じた裏写り
を補正するために、裏写り補正の強度を、グラデーショ
ンに沿って変化させる。
【0027】上記裏写り補正の強度としては、いくつか
指標が挙げられるが、例えば、特開2001−1690
80号公報に記載された方法の例でいうと、例えば、前
述のごとく定義した補正率を変数として用いてもよい。
図1は、変化させる特徴量として補正率を選択した場合
の補正率の変化の一例を示す図である。図1における直
線A(点線部)及び曲線B(実線部)は変化の様子を示
す例である。この例では、明るい部分では補正率は高
く、暗い部分では補正率は低くなる。そして充分暗い部
分は前景であると判断されるため、補正率は0%とな
り、入力画像がそのまま出力画像に用いられることにな
る。
【0028】上記例においても、裏写り部分ほど補正率
が低くなってしまうことを防ぐために、例えば、特開2
001−169080号公報に記載されたごとくのウィ
ンドウを設定するか、または、以下に示すような方法を
採っても良い。該方法とは、まず、入力画像におけるタ
ーゲット画素の位置での画素値(Ri,Gi,Bi)
と、算出された裏写り成分(Rs,Gs,Bs)を用い
て、まず仮の出力値(Rh,Gh,Bh)を計算し、こ
れに基づいて補正率Aを決める。このとき、例えば、仮
の出力値(Rh,Gh,Bh)から輝度を計算し、その
値を用いても良いし、計算の簡略化のため、代表的な値
であるGhのみを用いても良い。
【0029】次に前景領域に属する画素の空間的な分布
をもとに、裏写り補正方法を選択する場合について述べ
る。まず、グラデーションの輝度変化が急峻であった場
合、上記のように輝度や信号値をもとに判断するより
も、空間的な要因に基づいて判断するほうが効果が大き
い場合がある。この空間的な要因とは、例えば、前景画
素との距離などである。
【0030】上記距離を用いて裏写り補正方法を選択す
る場合について、上述したごとく局所適応的に補正率を
変化させる方法を代表例として以下に説明する。まず、
入力画素値(Ri,Gi,Bi)もしくは仮の出力値
(Rh,Gh,Bh)を閾値処理し、前景と判断される
画素を特定する。この閾値処理には例えばG信号を用い
てもいいし、正確を期するために輝度値を算出してそれ
を用いても良い。この前景画素からの距離に応じて補正
率を変化させることにより、急峻なグラデーションなど
でも、輝度の不連続を生じづらくすることができる。ま
た、例えば、特開2001−169080号公報に開示
されているように、局所適応的に設定されたウィンドウ
内部を二色化して背景色を推定する場合などでは、上記
前景画素からの距離に応じてウィンドウの大きさを変化
させることでも、同様の結果を得ることができる。
【0031】ここで、前述の図1に示した関数におい
て、距離と補正率との関係は、単調増加であれば、線形
でも、二次形式であっても、そのパフォーマンスには大
きく影響しない。そのため、例えば、計算の簡単さを優
先させるASIC実装などでは、主に線形の式、つま
り、図1における直線Aに適用される式が用いられてい
る。その式を下記の式(4)に示す。 補正率=cGh+d ・・・式(4) 但し、上記c、dは補正率とグリーン信号との関係によ
り決まる定数
【0032】また、上述したごとく代表値としてGhの
みを使用してもよいとする理由について、以下に説明す
る。まず、通常、輝度成分は、下記に示す式(5)によ
り表される。 L=0.3R+0.59G+0.11B ・・・式(5) 但し、Lは輝度、R,G,Bはそれぞれターゲット画素
の赤、緑、青の成分
【0033】例えば、計算精度がさほど必要でなく、実
装の単純さが要求されるASIC実装などの場合、上記
式(5)におけるG信号のみを用いることが多い。一般
に、入力される画像信号においては、RGB信号間には
強い相関があるため、RGB全てを用いた場合でも同様
の結果が得られる。
【0034】また、前景画素からの距離に応じて補正率
を変化させる場合の具体例について以下に示す。例え
ば、特開2001―169080号公報に記載の方法を
用いる場合、縦横のラン(帯状の領域)を組み合わせて
行うため、基本的には縦横以外の方位には依存せず、上
記ランは、予め決められた長さlに達するか、前景画素
に衝突するまで延長される。これらの条件のいずれかに
該当してランが途切れた場合、ラスタスキャン順に走査
し、前景画素以外が見つかった時点から再度ランが生成
される。よって、前景画素からの距離の算出は容易で、
ランの開始地点及び終了地点から、ターゲットとなる画
素までの距離をカウントし、この二つの距離のうち小さ
い方を選択する。この処理を縦横両方向に対して行い、
最も短い距離を選択する。また、上記方法とは別に、ブ
ロック処理で行う場合、計算の簡単化のため、ターゲッ
ト画素と縦軸成分が最も近い前景画素との縦軸方向の距
離、同様に、横軸成分が最も近い前景画素との横軸方向
の距離をカウントし、この二つの距離のうち小さい方を
ターゲット画素と前景画素との距離としてもよい。
【0035】図2は、本発明の一実施形態によるカラー
画像処理装置を説明するためのモジュール構成例を示す
図で、図中、1は画像入力機器、2は表示装置、3はキ
ーボード、4は画像印刷機器、5はCPU、6はRA
M、7はROM、8はデータバスである。本実施形態に
おいて、例えば、スキャナ、デジタルカメラ等の画像入
力機器1(以下、スキャナ1という)から入力されたカ
ラー画像は、RAM6に蓄積される。また後述する一連
の処理はROM7に蓄積されたプログラムをCPU5が
読み出すことによって実行される。また処理の途中経過
や途中結果はCRT等の表示装置2を通じてユーザに提
示され、必要な場合にはキーボード3からユーザが処理
に必要なパラメータを入力指定する。後述する処理の実
行中に作られる中間データはRAM6に蓄積され、必要
に応じてCPU5によって読み出し、修正、書き込みが
行われる。一連の処理の結果として生成された画像は、
その後の画像処理に使用されるか、もしくはRAM6か
ら読み出されて、画像印刷機器(以下、プリンタとい
う)4に出力される。
【0036】図3は、本発明の一実施例におけるカラー
画像処理方法を説明するためのフロー図である。本発明
は、主にカラーデジタル複写機の中の画像処理において
好適に利用される。本発明を実施した後には色補正等、
通常の複写機における処理が行われる。また、図4は、
局所適応的裏写り補正処理(補正画像合成処理)の一例
を詳細に説明するためのフロー図である。上述したよう
に本発明は主に裏写り軽減処理への適用を考えているた
め、例えば、スキャナによる読み込みとスキャナガンマ
補正などの処理を施した後のデジタルデータを入力画像
とする。
【0037】図3において、まず、スキャナ1によって
カラー画像が入力されると(ステップS1)、その画像
に対し、網点などの印刷物固有の構造を消すために、低
解像度化や平滑化などの処理を行う(ステップS2)。
これらの処理により、局所的な背景色推定の精度が向上
する。画像によっては局所適応的平滑化を行っても良
い。この際、通常の印刷物の場合、紙は低域通過型の空
間フィルタに相当する。この空間フィルタの精度を理想
化して考えた場合、印刷物の背面の印刷内容は、低域フ
ィルタのカットオフ周波数以下に限定されることにな
る。また、前面印刷内容のうち、文字などの低輝度の領
域に関しては、裏写りは殆ど生じないと考えられるの
で、輝度による前面印刷内容の判定も有効である。
【0038】上記内容に基づき、原画像の各画素におけ
るエッジ量を計算する。エッジ量が大きい画素は前景部
の可能性が高いと判断し、この後の補正処理の対象から
外す。エッジ量のほかにも画素値そのものによる判定も
行う。これらの判定により前景でないと判断された画素
に関してのみ、裏写り補正処理を行う。ここで、エッジ
量の計算には、例えば、ラプラシアンを用いた抽出器を
用いることが出来る。また文書画像などの場合には、文
字のストロークなどの直線成分が多いことが想定される
ため、ソーベルオペレータなどを用いても良い。
【0039】ここで、エッジ量に対する閾値処理によ
り、前景画素を推定するわけだが、単純な固定閾値では
なく、閾値を局所適応的に決めることで、入力画像の変
動に対する頑健性を向上させることが出来る。この閾値
はヒストグラムなどから求めることも出来るが、大域的
な情報を使わずに、局所情報のみを用いて処理を構成す
るために、前述の図1に示したような関数を導入する必
要がある。
【0040】また、輝度を計算するための方法は、画像
が定義されている色空間により異なるが、例えばRGB
空間の場合には、前述した式(5)によるのが一般的で
ある。RGB空間で定義される輝度は、一般にG信号へ
の依存性が高いため、あえて輝度を計算せずに、ターゲ
ット画素のG信号を用いることで計算を簡略化すること
も出来る。
【0041】次に、上記処理で前景部以外であると判定
された画素について、裏写り補正を行う(ステップS
3)。この裏写り補正は、中間調領域の裏写りを補正で
きるものであれば良い。例えば、前述した特開2001
−169080号公報に記載の方法などが挙げられる。
ここで、特開2001−169080号公報に記載の方
法による出力画像を、中間出力画像PRE−OUTとす
る。このPRE−OUTには、入力画像がそのまま使わ
れる領域と、補正される領域とが混在している。ここで
中間出力画像PRE−OUTの各画素について輝度を計
算する。上述したように輝度をG信号で代用することも
出来る。算出された輝度値と、予め決められた関数FU
NCを用いて、補正に関するパラメータを決定する。こ
の関数FUNCの例としては、例えば図1に示した関数
が挙げられる。
【0042】図4において、INPUT(i,j):位
置(i,j)における入力、MAX(i,j):位置
(i,j)の画素を中心としたn×nのウィンドウ内の
最大輝度値、x:説明用の変数、a:閾値設定用の関数
内部の係数、thr:エッジ量に対する閾値、STEM
(x,thr):入力画像xと前景抽出パラメータth
rによる裏写り軽減処理、PRE−OUT(i,j):
位置(i,j)における補正画像合成処理の中間出力、
FUNC1(x):エッジ量に対する閾値を規定する関
数(単純な固定閾値の場合には固定である)、FUNC
2(x):前述の図1に示したような補正率を規定する
関数、CR:裏写り補正処理の補正率、y:説明用の変
数、COR(I1,I2,CR):入力画像I1とI
2、及び補正率パラメータCRによる裏写り軽減処理、
OUTPUT(i,j):位置(i,j)における補正
画像合成処理の出力、LUM:前述の式(5)に示した
輝度算出式、を示すものとする。
【0043】まず、スキャン順の先頭画素の位置(i,
j)を入力し(ステップS11)、最大輝度値MAX
(i,j)を変数xとして設定し(ステップS12)、
エッジ量に対する閾値を規定する関数FUNC1(x)
から閾値thrを設定し(ステップS13)、裏写り軽
減処理STEM(INPUT(i,j),thr)によ
り、入力画像INPUT(i,j)と前景抽出パラメー
タthrによる裏写り軽減処理を実行し、補正画像合成
処理した後の中間出力画像PRE−OUT(i,j)を
生成する(ステップS14)。
【0044】次に、中間出力画像PRE−OUT(i,
j)の各画素について輝度を計算する。これは、LUM
(PRE−OUT(i,j))により計算される輝度値
(もしくはG信号)を変数yとして設定し(ステップS
15)、設定した輝度値(もしくはG信号)に対して、
前述の図1に示したような補正率を規定する関数FUN
C2(y)を用いて補正率CRを決定する(ステップS
16)。その後、裏写り軽減処理COR(INPUT
(i,j),PRE−OUT(i,j),CR)によ
り、入力画像INPUT(i,j)、中間出力画像PR
E−OUT(i,j)、補正率CRによる裏写り軽減処
理を実行し、補正画像合成処理した後の出力画像OUT
PUT(i,j)を生成する(ステップS17)。次
に、全画素について一連の処理を実行したかどうか判断
し(ステップS18)、処理を実行した場合(YESの
場合)、そのまま終了し、処理を実行していない場合
(NOの場合)、スキャン順の次の画素位置(i,j)
を入力し(ステップS19)、ステップS12に戻り、
処理を繰り返す。
【0045】図3において、前述のステップS3にて裏
写り補正処理を行った画像に対して、補正画像合成処理
を施した後に(ステップS4)、得られた補正画像OU
TPUT(i,j)をプリンタ4等の画像印刷機器によ
り出力する(ステップS5)。
【0046】図5は、中間調領域に生じた裏写りを含む
画像の一例を示す図である。図5に示す画像を対象とし
た画像合成処理において、上記関数FUNCにより決定
された、補正に関するパラメータを用いて、最終出力画
像OUTPUTを計算する。これにより出力画像におけ
る階調の不連続を防ぎ、出力画像の画質(出来映え)を
向上させることが出来る。また、これは補正処理におけ
る画像適応性と局所適応性とを向上させたことになる。
【0047】図6は、図5に示した入力画像に対してエ
ッジ強度と輝度を用いて前景部を抽出した画像の一例を
示す図である。図6において、右側の黒い部分が前景画
素領域である。また、図7は、図5に示した入力画像に
対してエッジ強度を用いて前景部を抽出した画像の一例
を示す図である。図7においては、輝度による前景部判
断が省略されている。図6,図7に示す画像は、下記に
示すどちらかの条件を満たす画素を黒で、それ以外を白
で表したものである。条件1)エッジ検出器の出力が予
め与えられた閾値以上である条件2)ターゲット画素の
輝度が予め決められた閾値以下であるつまり、図6に示
す画像は、上記条件1及び条件2を用いて前景部として
保持されるべき画素を抽出した結果であり、図7に示す
画像は、上記条件2を省略して、条件1のみで前景部の
画素を抽出した結果である。
【0048】図8は、図4に示した局所適応的裏写り補
正処理による出力画像の一例を示す図である。図8にお
いては、前景部の浸食が無く、また、疑似エッジも発生
していない。このように、本発明によると、出力画像に
おける階調の不連続を防ぎ、出力画像の画質(出来映
え)を向上させることが出来る。
【0049】ここで、前述の図1に示したような、補正
率を定義する関数を決める際に、例えば、低輝度領域の
補正率を0にすることで、実質上、低輝度領域の保護機
能を実現することが出来る。このとき関数が急峻な変化
を持たないように設定することで、上記保護機能による
保護領域と、被補正処理領域との連続性を向上させるこ
とが出来る。
【0050】以上、本発明のカラー画像処理方法、カラ
ー画像処理装置を中心に各実施形態を説明してきたが、
本発明は、コンピュータにこれら装置として、又はこれ
ら装置の各手段として機能させるための、或いはコンピ
ュータにこれら方法を実行させるためのプログラムとし
ても、或いは該プログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体としての形態も可能である。
【0051】本発明によるカラー画像処理の機能を実現
するためのプログラムやデータを記憶した記録媒体の実
施形態を説明する。記録媒体としては、具体的には、C
D−ROM、光磁気ディスク、DVD−ROM、フロッ
ピー(登録商標)ディスク、フラッシュメモリ、メモリ
カード、メモリスティック及びその他各種ROMやRA
M等が想定でき、これら記録媒体に上述した本発明の各
実施形態に係わる機能をコンピュータに実行させ、カラ
ー画像処理の機能を実現するためのプログラムを記録し
て流通させることにより、当該機能の実現を容易にす
る。そしてコンピュータ等の情報処理装置に上記のごと
くの記録媒体を装着して情報処理装置によりプログラム
を読み出すか、若しくは情報処理装置が備えている記憶
媒体に当該プログラムを記憶させておき、必要に応じて
読み出すことにより、本発明に関わるカラー画像処理の
機能を実行することができる。
【0052】
【発明の効果】本発明によると、中間調領域での裏写り
補正の強さを段階的に変化させることで、ブロックノイ
ズなどを低減し、補正処理領域と非補正処理領域の間で
生じる階調不連続を抑制することができ、出力画像の出
来映えを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 変化させる特徴量として補正率を選択した場
合の補正率の変化の一例を示す図である。
【図2】 本発明の一実施形態によるカラー画像処理装
置を説明するためのモジュール構成例を示す図である。
【図3】 本発明の一実施例におけるカラー画像処理方
法を説明するためのフロー図である。
【図4】 局所適応的裏写り補正処理(補正画像合成処
理)の一例を詳細に説明するためのフロー図である。
【図5】 中間調領域に生じた裏写りを含む画像の一例
を示す図である。
【図6】 図5に示した入力画像に対してエッジ強度と
輝度を用いて前景部を抽出した画像の一例を示す図であ
る。
【図7】 図5に示した入力画像に対してエッジ強度を
用いて前景部を抽出した画像の一例を示す図である。
【図8】 図4に示した局所適応的裏写り補正処理によ
る出力画像の一例を示す図である。
【図9】 従来の裏写り軽減処理を施した画像の一例を
示す図である。
【符号の説明】
1…画像入力機器、2…表示装置、3…キーボード、4
…画像印刷機器、5…CPU、6…RAM、7…RO
M、8…データバス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CB01 CB08 CE11 CE17 CH01 CH11 DA08 DB06 DB09 5C077 MP08 PP15 PP32 PP37 PP43 PP47 PQ12 PQ22 5C079 HB01 LA12 LB12 MA01 MA11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙面にカラー印刷された原稿を画像入力
    機器を用いてデジタル入力して得られるデジタルカラー
    原画像に対して、裏写りや敷き写りを検出し、補正処理
    することで、前記検出した裏写りや敷き写りを軽減する
    ことを特徴とするカラー画像処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカラー画像処理方法に
    おいて、前記検出された裏面の画像成分に重み付けをし
    て、前記補正処理の程度を調節できることを特徴とする
    カラー画像処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のカラー画像処
    理方法において、前記デジタルカラー原画像の中間生成
    画像から抽出された輝度などの特徴量に従い、出力画像
    における前記補正処理の程度を局所適応的に決めること
    により、該出力画像における前景領域と被補正領域との
    連続性を向上させることを特徴とするカラー画像処理方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1に記載の
    カラー画像処理方法において、前記前景領域の分布に基
    づいて、局所適応的に補正処理方法を決定することを特
    徴とするカラー画像処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のカラー画像処理方法に
    おいて、前記前景領域からの距離に基づいて、前記補正
    処理の程度を局所適応的に決めることを特徴とするカラ
    ー画像処理方法。
  6. 【請求項6】 紙面にカラー印刷された原稿を画像入力
    機器を用いてデジタル入力して得られるデジタルカラー
    原画像に対して、裏写りや敷き写りを検出し、補正処理
    することで、前記検出した裏写りや敷き写りを軽減する
    ことを特徴とするカラー画像処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし5のいずれか1に記載の
    カラー画像処理方法を実行するための、もしくは、請求
    項6に記載のカラー画像処理装置としての機能を実現す
    るためのプログラム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のプログラムを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2002073572A 2002-03-18 2002-03-18 カラー画像処理方法、カラー画像処理装置、プログラム、及び記録媒体 Pending JP2003274182A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002073572A JP2003274182A (ja) 2002-03-18 2002-03-18 カラー画像処理方法、カラー画像処理装置、プログラム、及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002073572A JP2003274182A (ja) 2002-03-18 2002-03-18 カラー画像処理方法、カラー画像処理装置、プログラム、及び記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003274182A true JP2003274182A (ja) 2003-09-26

Family

ID=29203199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002073572A Pending JP2003274182A (ja) 2002-03-18 2002-03-18 カラー画像処理方法、カラー画像処理装置、プログラム、及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003274182A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008219119A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及び画像処理プログラム
US8564863B2 (en) 2006-07-15 2013-10-22 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing device that reduces a non-target image to prevent the non-target image from being read
CN111357270A (zh) * 2017-11-17 2020-06-30 佳能株式会社 图像处理装置、图像处理方法、程序、以及图像形成装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8564863B2 (en) 2006-07-15 2013-10-22 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing device that reduces a non-target image to prevent the non-target image from being read
JP2008219119A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及び画像処理プログラム
US8472708B2 (en) 2007-02-28 2013-06-25 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processor, method for processing image and computer readable medium
CN111357270A (zh) * 2017-11-17 2020-06-30 佳能株式会社 图像处理装置、图像处理方法、程序、以及图像形成装置
US11716433B2 (en) 2017-11-17 2023-08-01 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, storage medium, and image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7944588B2 (en) Image correction processing apparatus, image correction processing method, program, and storage medium
JP4112362B2 (ja) カラー印刷用のスキャンした文書イメージを強調するシステム及び方法
JP4396324B2 (ja) ハーフトーン領域を判定する方法、及びコンピュータプログラム
JP4926568B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム
US6667815B1 (en) Method and apparatus for processing images
JP5595121B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
US7912280B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and image processing program
US7853095B2 (en) Apparatus, method, recording medium and program for processing signal
USRE45267E1 (en) Image processing apparatus, image processing method, image processing program, and storage medium
US7773823B2 (en) Image processing method, apparatus, and program
JP2009266233A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2006343863A (ja) 画像処理装置及びその方法
KR20120042988A (ko) 화상 처리 방법, 화상 처리 장치 및 프로그램
JP2003274182A (ja) カラー画像処理方法、カラー画像処理装置、プログラム、及び記録媒体
JP2002158872A (ja) 画像処理方法、画像処理装置および記録媒体
JP4084537B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法および記録媒体並びに画像形成装置
JP4093726B2 (ja) 画像処理方法、画像処理装置、画像処理プログラム、及び記録媒体
JP3977112B2 (ja) カラー画像処理方法およびカラー画像処理装置
JP4005243B2 (ja) 画像処理装置
JP3957523B2 (ja) カラー画像処理装置、カラー画像処理方法、プログラムおよび記録媒体
JPH08340447A (ja) 裏写り除去機能付き画像処理装置
JP2004056710A (ja) カラー画像処理装置、カラー画像処理方法、プログラム、及び記録媒体
JP2003189105A (ja) 画像処理装置,画像形成装置および画像処理プログラム
JP3894834B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体
JP2003259105A (ja) カラー画像処理方法、カラー画像処理装置、及びそのための記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070116

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070515