JP2003271982A - 似顔絵生成装置 - Google Patents

似顔絵生成装置

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JP2003271982A
JP2003271982A JP2002076363A JP2002076363A JP2003271982A JP 2003271982 A JP2003271982 A JP 2003271982A JP 2002076363 A JP2002076363 A JP 2002076363A JP 2002076363 A JP2002076363 A JP 2002076363A JP 2003271982 A JP2003271982 A JP 2003271982A
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JP2002076363A
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Satoshi Wakabayashi
聡 若林
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 別の似顔絵からの相似程度を可変的に変更し
似顔絵を作成できる似顔絵生成装置を提供する。 【解決手段】 似顔絵を作成する似顔絵生成装置であっ
て、似顔絵を作成する元の顔の画像情報を取得する画像
情報取得手段(S1)と、取得した画像情報から顔を構
成する部位ごとに似顔絵データパターンを生成記憶する
似顔絵データパターン生成手段(S4)と、前記部位の
2つの前記似顔絵データパターンから前記部位の新たな
似顔絵データパターンを生成する似顔絵データ加工手段
(S5)と、前記新たな似顔絵データパターンを組み合
わせて、前記顔の似顔絵を表示する似顔絵表示手段(S
7)と、前記似顔絵データ加工手段から通信回線を通じ
て送られる前記新たな似顔絵データパターンをデータと
してデータベースサーバー8に登録蓄積する登録手段
(S6)から構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話やPDA
などのディスプレイ装置に、各個人の顔を視覚的イメー
ジ(似顔絵)として作成、表示し、あるいは出力できる
ようにした似顔絵生成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、名刺やグリーティングカードに、
文字データと共にその人の顔を似顔絵的な視覚イメージ
として作成、記憶して、表示あるいは印刷できるように
した似顔絵生成装置が開発され、それを搭載したPDA
(Personal Digital Assista
nt)や電子手帳等が実用化されている。
【0003】このような装置として、例えば、特開平6
−203124号に開示されているものがある。その似
顔絵生成装置には、似顔絵の顔の構成要素が目、鼻、
口、眉、耳、髪形、顔や髪の輪郭等の各部品(以下、パ
ーツパターンともいう)として、予め作成・記憶されて
いる。ユーザーは、そのパーツパターンを適当に選択・
組み合わせて似顔絵を生成している。
【0004】ここでは、例えば、有名人などの或る人物
に似た似顔絵的な顔を作成して記憶する場合には、記憶
されているパーツパターンの中から似たパーツパターン
を選択的または自動的に呼び出して、そのデータに対し
てユーザーが加工・修正して、あるいは、そのパーツパ
ターンをアレンジしてまとめてあるパーツパターン群の
中から選択して、表示していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の似顔
絵生成装置では、或る人物の顔を表現する場合に、すで
にそのハードウェアに登録・記憶されている既存のパー
ツパターンしか利用できず、新しく有名になった人や自
分の知人など、そのユーザ特有の似顔絵データを追加・
使用することが出来ないという問題があった。
【0006】また、自分が作成した新しい似顔絵データ
を登録して、自分や別の人に似顔絵データとして利用し
てもらうような方法がないという問題があった。また、
例えばある有名人に似た人物の似顔絵を作るためには、
その有名人の似顔絵データに対して、ユーザが手動で上
述した人物と似た似顔絵データになるように加工しなけ
ればならず、時間がかかる上に、これを上手に作成する
ためにはテクニックを必要とするという問題があった。
【0007】また、泣く、笑うなどの表情の似顔絵を作
成・表示しようとした場合、表現力を増すために、しわ
などの補助部品が必要であるが、そのためにデータ容量
を増加する必要があり、PDAや電子手帳等のリソース
に限りのあるプラットホームでは、上述したような似顔
絵の作成が不向きであるという問題があった。
【0008】そこで本発明は、上記の課題を解決し、似
顔絵生成装置において、ある人物の似顔絵を容易且つ迅
速に作成すると共に、別の似顔絵からの相似程度を可変
的に変更し似顔絵を作成でき、また、既存の顔部品から
補助部品を容易に作成できる似顔絵生成装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、第1の発明は、似顔絵を作成する似顔絵
生成装置であって、前記似顔絵を作成する元になる顔の
画像情報を取得するための画像情報取得手段と、前記画
像情報取得手段によって取得した画像情報から顔の情報
を認識し、顔を構成する部位ごとに似顔絵データパター
ンを生成し記憶する似顔絵データパターン生成手段と、
前記部位の少なくとも1つについて、少なくとも2つの
前記似顔絵データパターンを用いて前記部位の新たな似
顔絵データパターンを生成する似顔絵データ加工手段
と、前記新たな似顔絵データパターン及び/又は前記似
顔絵データパターンを組み合わせて、前記似顔絵を表示
する似顔絵表示手段と、前記似顔絵データ加工手段から
通信回線を通じて送られる前記新たな似顔絵データパタ
ーンをデータとしてデータベースサーバーに登録蓄積す
る似顔絵データ登録手段と、前記データベースサーバー
に蓄積されているデータを読み出して前記似顔絵データ
加工手段に出力する似顔絵データ取得手段とから構成し
たことを特徴とする似顔絵生成装置である。また、第2
の発明は、第1の発明において、さらに、前記新たな似
顔絵データパターンより、しわのデータパターンを生成
する補助部品データ生成手段を有すると共に、前記似顔
絵表示手段は前記補助部品データを含めた前記似顔絵を
表示するように構成したことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、好ましい実施例により、図面を参照して説明する。 <実施例>まず、本実施例の似顔絵生成装置の基本構成
を説明する。図1は、本発明の似顔絵生成装置の実施例
をしめす基本構成ブロック図である。同図に示すよう
に、本実施例の似顔絵生成装置10は、入力部1、表示
部2、ROM3,4、通信部5及びこれらとそれぞれ接
続しているCPU6より構成される。
【0011】入力部1は、キーボード、カメラ入力部、
スキャナ入力部などの入力機器により構成される。ユー
ザーはキーボードより似顔絵データの作成、似顔絵デー
タの取得、似顔絵データの修正、似顔絵データの登録、
相似度設定、及び似顔絵データの自動補正の有無等を指
示する。カメラ入力部により、デジタルカメラ等で撮影
された画像情報を取り込むことが出来る。スキャナ入力
部により、写真等の画像情報を取り込むことができる。
【0012】CPU6は、入力部1からの指示に基づ
き、所定の処理を行ない、作成した似顔絵データ及び顔
の各部品データを、表示部2、ROM3、及び通信部5
に出力する。また、通信部5から入力された似顔絵デー
タ及び顔の各部品データをROM4に出力する。表示部
2は、入力された似顔絵データ及び顔の各部品データを
表示する。ROM3は、入力されたCPU6によって生
成された似顔絵データ及び顔の各部品データを記憶す
る。
【0013】ROM4は、入力された後述するデータベ
ース8から取り込んだ似顔絵データ及び顔の各部品デー
タを記憶する。通信部5は、CPU6によって生成され
た似顔絵データ及び顔の各部品データをサーバー(デー
タベース)8に出力し、サーバー8に登録されている似
顔絵データ及び顔の各部品データを取り込む。
【0014】図2は、本発明に係る似顔絵生成装置とサ
ーバーの接続を示す概念図である。同図に示すように、
似顔絵生成装置10においては、上述の通信部5が、通
信回線(インターネット)9を通じてサーバー(データ
ベース)8に接続されている。サーバー8には、予め作
成された似顔絵データ及び顔の各部品データが登録され
ており、アクセス制限、パスワード、ジャンル、名称を
指定することにより、これらのデータを読み出すことが
できる。また、似顔絵生成装置10で新たに作成した似
顔絵データ及び顔の各部品データをアクセス制限、パス
ワード、ジャンル、名称等のデータと共にサーバー8に
登録することができるようになっている。
【0015】次に、似顔絵生成装置10により、新たに
似顔絵データを作成する場合の処理を説明する。図3
は、本発明の似顔絵生成装置の実施例における似顔絵デ
ータ作成処理のフロー図である。同図に示すように、ま
ず、似顔絵データ作成処理を開始する(ステップS
1)。似顔絵を作成するために、例えばデジタルカメラ
の画像を利用する場合は、デジタルカメラを入力部1に
接続して、画像データを取り込む(カメラ入力:ステッ
プS2)。写真などから取り込むときは、スキャナを入
力部1に接続して、画像データを取り込む(スキャナ入
力:ステップS3)。
【0016】次に、取り込まれた画像データをCPU6
において、例えばテンプレートマッチング等の手法によ
り、顔の各部品に分解して認識して、仮似顔絵及び部品
データを作成する(自動顔認識:ステップS4)。各部
品データの内容については、後に説明する。
【0017】なお、自動的に顔を認識する手段として
は、以下の4つが公知となっており、これらのいずれか
の手法を用いてもよい。 (1)「カラー画像をモザイク化し、肌色領域に着目し
て顔輪郭や顔パーツを抽出する手法」、(2)「髪や目
や口など、人物像の顔部品を構成する幾何学的な形状特
徴を利用して顔輪郭や顔パーツを検出するもの」、
(3)「動画像において、フレーム間の動きによって発
生する輪郭エッジを利用して顔輪郭や顔パーツを検出す
るもの」、(4)「主成分分析により分析し周波数変換
した入力顔画像と平均顔画像データとをグラフマッチン
グ手法により各顔部品を当てはめる事により、顔輪郭や
顔パーツを検出するもの」がある。
【0018】次に、作成した仮似顔絵及び部品データを
ユーザーが確認して、まず顔のサイズの正規化(縦方向
の長さを規定値にする処理)を行ない、さらに必要に応
じて、自然な形になるように、データの合成・加工・修
正等を行ない似顔絵及び部品データを得る(似顔絵デー
タ加工・修正:ステップS5)。
【0019】似顔絵及び部品データは、表示部2に出力
されて、表示される(表示:ステップS7)と共に、R
OM3に出力記憶され、また通信部5に出力され、通信
回線9を通して、サーバー(データベース)8に、新た
な似顔絵データ及び顔の各部品データとして登録される
(似顔絵データ登録処理:ステップS6)。
【0020】次に、サーバーに蓄積されている似顔絵デ
ータ及び部品データを似顔絵生成装置10に取り込む場
合の処理を説明する。図4は、本発明の似顔絵生成装置
の実施例における似顔絵データ取得・登録処理のフロー
図である。同図に示すように、まず似顔絵データ取得・
登録処理を開始する(ステップS11)。次に、通信部
5に、通信回線9を介して接続されているサーバー8に
アクセスして、所望の似顔絵データ及び各部品データが
あれば、それを取り込んでROM4に格納する(似顔絵
データ取得処理:ステップS12)。
【0021】次に、取り込んだ似顔絵データ及び部品デ
ータを確認して、顔のサイズの正規化処理を行ない、さ
らに、似顔絵生成装置によって作成されてROM3に記
憶されているデータの形式と一致するように、必要に応
じて、データの加工・修正を行ない似顔絵及び部品デー
タを得る(似顔絵データ加工・修正:ステップS1
3)。似顔絵及び部品データは、表示部2に出力され
て、表示される(表示:ステップS14)と共に、RO
M3に出力記憶され、また通信部5に出力され、通信回
線9を通して、サーバー8に、新たな似顔絵データ及び
顔の各部品データとして登録される(似顔絵データ登録
処理:ステップS15)。
【0022】次に、顔の各部品データの内容を説明す
る。顔の各部品データは、輪郭を示す曲線で表示され、
その曲線は、始点に始まり、終点で終わる、複数の構成
点間を繋いだものである。したがって、各部品データ
は、複数の構成点の位置情報(座標)、サイズ情報(上
下幅、左右幅)、色情報などから構成される。位置はx
y座標系で表され、顔を正面から見たときに、x軸(横
軸)は、左から右に向う方向がx軸+方向であり、y軸
(縦軸)は、上から下に向う方向がy軸+方向である。
【0023】まず、虹彩について説明する。図7は、左
目の虹彩の構成を示す図である。同図には左目20Lを
示してあり、黒く塗られた虹彩11の輪郭に配置された
点が虹彩11の輪郭の構成点を表す。虹彩11の輪郭の
データは、例えばその1例として9点の構成点の座標よ
り構成される。構成点の始点12は一番上の中心の点で
あり、反時計回りに順次構成点をとり、終点12’にな
る。途中、一番左、一番下、一番右の各点が構成点に含
まれるように、とられている。
【0024】右目の虹彩についても、左目20Lと同様
に構成点をとる。左目及び右目の虹彩を構成する構成点
の例を図8に示す。なお、虹彩は色が様々であるので、
RGBの比率で決まる色情報も有している。図8は、虹
彩を構成するデータ例を示す図である。同図において、
各行の数字は、構成点の座標を示し、左がX座標を、右
がY座標をそれぞれ示す。
【0025】次に、まぶたについて説明する。図9は、
左上まぶたの構成を示す図である。同図に示すように、
左上まぶた13のデータは、例えばその1例として5点
の構成点より構成される。始点14は左端、終点14’
は右端である。右上まぶたについても、左上まぶた13
と同様に構成点がとられる。
【0026】図10は、左下まぶたの構成を示す図であ
る。同図に示すように、左下まぶた15のデータは、例
えばその1例として5点の構成点より構成される。始点
16は左端の構成点、終点16’は右端の構成点であ
る。右下まぶたについても、左下まぶた15と同様に構
成点がとられる。
【0027】次に、鼻について説明する。図11は、鼻
の構成を示す図である。同図に示すように、鼻60のデ
ータは、左鼻辺21、右鼻辺23、左鼻腔25及び右鼻
腔の各データより構成される。左鼻辺21及び右鼻辺2
3のデータは、例えばその1例としてそれぞれ11点の
構成点より構成される。左鼻辺21の始点22及び右鼻
辺23の始点24はそれぞれ上端の構成点からなり、左
鼻辺21の終点22’及び右鼻辺23の終点24’は下
端の構成点からなり、同じ構成点である。
【0028】左鼻腔25及び右鼻腔27のデータは、例
えばその1例としてそれぞれ11点の構成点より構成さ
れる。左鼻腔25の始点26及び右鼻腔27の始点28
は、それぞれ上端の構成点よりなり、左鼻腔25の終点
26’及び右鼻腔27の終点28’は、それぞれ左鼻辺
21及び右鼻辺23上の構成点となる。
【0029】次に、まゆについて説明する。図12は、
左まゆの構成を示す図である。同図に示すように、左ま
ゆ17Lは、まゆの上辺31及びまゆの下辺33より構
成される。まゆの上辺31及びまゆの下辺33のデータ
は、例えばその1例としてそれぞれ11点の構成点より
構成される。まゆの上辺31の始点32及びまゆの下辺
33の始点34は、左端の構成点であり、同一点であ
る。同様に、まゆの上辺31の終点32’及びまゆの下
辺33の終点34’は、右端の構成点であり、同一点で
ある。右のまゆのデータについても、左のまゆ17Lと
同様に、構成される。
【0030】次に、唇について説明する。図13は、唇
の構成を示す図である。同図に示すように、唇50は、
上唇の上辺35、上唇の下辺37、下唇の上辺39及び
下唇の下辺41より構成される。上唇の上辺35、上唇
の下辺37、下唇の上辺39及び下唇の下辺41のデー
タは、例えばその1例としてそれぞれ13点の構成点よ
り構成される。上唇の上辺35の始点36、上唇の下辺
37の始点38、下唇の上辺39の始点40及び下唇の
下辺41の始点42は、いずれも左端の構成点であり、
同一点である。同様に、上唇の上辺35の終点36’、
上唇の下辺37の終点38’、下唇の上辺39の終点4
0’及び下唇の下辺41の終点42’は、いずれも右端
の構成点であり、同一点である。
【0031】次に耳について説明する。図14は、左耳
の構成を示す図である。同図に示すように、左耳43L
のデータは、例えばその1例として13点の構成点より
構成される。左耳43Lの始点44は下顔の輪郭51の
始点52と同一である。左耳43Lの終点44’は、下
顔の輪郭51上にある。右耳43Rのデータについて
も、左耳43Lと同様に構成される。但し、右耳43R
の始点44Rは下顔の輪郭51の終点52’と同一であ
り、右耳43Rの終点44’Rは下顔の輪郭51上にあ
る(図15参照)。
【0032】次に、下顔を説明する。図15は、下顔の
輪郭の構成を示す図である。同図に示すように、下顔の
輪郭51は、左耳43Lの始点44Lから始まり、あご
先53を含み、右耳43Rの始点44Rに至るまでを示
す。下顔の輪郭51のデータは、例えばその1例として
29点の構成点より構成される。下顔の輪郭51の始点
52は、左側の上端であり、左耳43Lの始点44Lと
一致する。下顔の輪郭51の終点52’は、右側の上端
であり、右耳43Rの始点44Rと一致する。
【0033】次に、髪の生え際を説明する。図16は、
髪の生え際の構成を示す図である。同図に示すように、
髪の生え際55は、下顔の輪郭51上から始まり下顔の
輪郭51上で終わるようにする。髪の生え際55のデー
タは、例えばその1例として25点の構成点より構成さ
れる。髪の生え際55の始点56は、左側の下端であ
り、髪の生え際55の終点56’は、右側の下端にな
る。この例では、髪の生え際55の始点56は左耳43
Lの始点44L(これは、下顔の輪郭51の始点52で
もある)と一致しており、髪の生え際55の終点56’
は、下顔の輪郭51上にある。
【0034】次に、髪の輪郭を説明する。図17は、髪
の輪郭の構成を示す図である。同図に示すように、髪の
輪郭57は、下顔の輪郭51のあご先53を越えて下方
にまであるときには、適当に、髪の輪郭57の始点58
及び終点58’をとる。あご先53より上方にあるとき
には、髪の輪郭57の始点58及び終点58’は下顔の
輪郭51、左耳43L、右耳43R、あるいは髪の生え
際55のいずれかの上にある。髪の輪郭57のデータ
は、例えばその1例として25点の構成点より構成され
る。髪の輪郭57の始点58は左側の下端であり、髪の
輪郭57の終点58’は右側の下端である。
【0035】なお、同図には、これまで説明した顔の各
部品が配置されて、示されている。すなわち、各部品の
構成点とその座標が決定されていると、これを用いて、
顔の似顔絵を作成することができる。
【0036】次に、2つの顔の似顔絵から新しい似顔絵
を作成する方法について説明する。すなわち、例えば、
ユーザーの似顔絵をある有名人の似顔絵(以下、対象顔
ともいう)に似せるような場合のデータの処理方法を説
明する。似顔絵データは、顔の各部品データより構成さ
れている。似顔絵データはxy座標系の各点で表されて
いる。髪も含め、顔全体が入る矩形を作る。矩形の底辺
及び上辺はx座標に平行に、左辺及び右辺はy座標に平
行に、されている。矩形の左上頂点を似顔絵データの原
点にとる。似顔絵データは、顔の高さで正規化されてい
る。
【0037】上述したように、虹彩の輪郭のデータは、
9点の構成点から構成されている。ユーザーの似顔絵に
おける虹彩の輪郭のデータをA(A1,A2,A3,A
4,A5,A6,A7,A8,A9)とする。対象顔に
おける虹彩の輪郭のデータをB(B1,B2,B3,B
4,B5,B6,B7,B8,B9)とする。新たに作
成する似顔絵における虹彩の輪郭のデータをC(C1,
C2,C3,C4,C5,C6,C7,C8,C9)と
する。
【0038】ここで、An、Bn、Cn(n=1〜9)
は、各構成点の座標を示す。すなわちAn=(Anx,
Any)、Bn=(Bnx,Bny)、Cn=(Cn
x,Cny)であり、Anx,Bnx,Cnx(n=1
〜9)は,それぞれx座標を表し、Any、Bny,C
ny(n=1〜9)は,それぞれy座標を表す。始点は
A1、B1,C1であり,終点はA9,B9,C9であ
る。
【0039】ユーザーの似顔絵を対象顔に似せる度合い
(以下、相似度合いともいう)をX%とする。新たに作
成されるCは、その構成点をそれぞれ次の式で求めて、
得られる。 Cnx=Anx*(1−X/100)+Bnx*(X/100) (1)式 Cny=Any*(1−X/100)+Bny*(X/100) (2)式 ここで、n=1〜9である。
【0040】虹彩の色については、RGBの割合で表さ
れるので、ユーザーの虹彩の色データをAc=(Ar、
Ag、Ab)、対象顔の虹彩の色データをBc=(B
r,Bg,Bb)、新たに作成する似顔絵の虹彩の色デ
ータをCc=(Cr,Cg,Cb)とする。ここで、A
r,Br,Crは赤色(R)の割合を、Ag,Bg,C
gは緑色(G)の割合を、Ab、Bb,Cbは青色
(B)の割合をそれぞれ示す。新たに作成する似顔絵の
虹彩の色データCcは、次のように求められる。 Cr=Ar*(1−X/100)+Br*(X/100) (3)式 Cg=Ag*(1−X/100)+Bg*(X/100) (4)式 Cb=Ab*(1−X/100)+Bb*(X/100) (5)式
【0041】以上で、ユーザーの似顔絵を対象顔にX%
にさせた似顔絵における虹彩のデータが得られるが、同
様にして、上述した顔の各部品について、(1)式から
(5)式を用いてデータを求めればよい。なお、まぶた
の上辺については、二重・一重のように、ある・ないの
2値しかとらない情報については、X%とかの途中の割
合にすると、あまり意味のない情報になってしまうの
で、どちらか一方を選択する。このような2値データの
選択に関しては、ランダムに選択する方法もある。
【0042】次に、ある似顔絵を対象顔に似せた似顔絵
を作成する処理を説明する。図5は、本発明の似顔絵生
成装置の実施例における似顔絵データ近似合成処理のフ
ロー図である。同図に示すように、まず、元になる似顔
絵及び対象顔のデータが作成されていない場合には、図
3に示した似顔絵データ作成処理を行ない、似顔絵デー
タを作成して、ROM3に保存し、サーバー8に登録す
る(似顔絵データ作成処理:ステップS21)する。
【0043】次に、元になる似顔絵及びデータが作成登
録されている場合は、図4に示した似顔絵データ取得処
理を行ない、その似顔絵データをROM4に取り込む
(似顔絵データ取得処理:ステップS22)。この両方
の処理により、元になる似顔絵と対象顔のデータが似顔
絵生成装置10に取り込まれる。次に、元の似顔絵を対
象顔に似せる度合いX%をユーザーが設定する(相似度
合い設定:ステップS23)。
【0044】次に、元の似顔絵のデータと対象顔のデー
タを相似度合いX%に応じて合成し、新しい似顔絵のデ
ータを作成する(似顔絵データ近似、合成処理:ステッ
プS24)。その結果を表示部で表示する(表示:ステ
ップS25)。表示された似顔絵をみて、評価する(ス
テップS26)。
【0045】不満足であれば(ステップS26にて
N)、再度相似度合い設定:ステップS23に戻り,処
理を繰り返し、満足であれば(ステップS26にて
Y)、新たに作成した似顔絵のデータをROM3に出力
記憶し、また通信部5に出力して、通信回線(インター
ネット)9を通して、サーバー8に、新たな似顔絵デー
タとして登録する(似顔絵データ登録処理(更新処
理):ステップS27)。
【0046】サーバー8においては、これらの似顔絵デ
ータ(顔の部品データの集合)をデータベース化する。
このとき、似顔絵データの他に、(1)名称、(2)検
索などで使用できるキーワード(例えば「似顔絵のジャ
ンル」など)、(3)パスワード、(4)アクセス権限
なども同時に送られ、データベースに登録される。ま
た、サーバー8では、登録する際に、登録する似顔絵デ
ータの座標・サイズを調べ、例えば以下のようなデータ
を登録する似顔絵データの情報に追加する。(1)縦横
比 =顔の縦の長さ/顔の横の長さ、(2)髪部分の領
域 =髪を示す各データ座標位置から、髪の閉空間の面
積を求めたもの。
【0047】これにより、次に、データベースから目的
の似顔絵データを検索する際に、ジャンルなどから検索
できる事に加えて、例えば「丸顔のデータ」(設定した
縦横比が50%に近いものから検索)というような検索
が可能となる。この結果、似顔絵データがより簡単に、
いろいろな方法で検索できる。
【0048】なお上記で登録したデータを使用したい人
は、インターネットを通じてデータベースへアクセス
し、パスワードが設定されている場合は、パスワードを
入力した後、必要な似顔絵データを対象顔として取得し
て利用する事が出来る。またアクセス権限の内容として
は、例えば、自分が作成して登録した自分の似顔絵デー
タを使用する場合は、この対象顔のデータを編集できる
が、他の人が使う場合は、対象顔のデータは編集する事
は出来ないようにしておく。
【0049】次に、以上説明した顔の部品を顔の主要部
品とし、この主要部品から、顔の表情を豊にする補助部
品を作成する方法を説明する。すなわち,笑ったとき,
驚いたときの表情を表すためのものである。この補助部
品としては、普通の目から驚いた時の目(特に虹彩が変
化する)に補正する方法も含まれるものである。まず、
しわを生成する方法を説明する。なお座標系は、上述し
たxy座標と同様である。すなわち、顔を正面から見て
右側(x軸)がx軸+方向、および下側(y軸)がy軸
+方向とする。
【0050】顔のしわには、いろいろあるが、特に笑う
などの表現で効果があるのは、「目の下のしわ」と「ほ
ほのしわ」である。これを、以下のような方法で生成す
る。なお、例として、それぞれ左側のしわ生成方法を示
す。まず、左目の下のしわについて、説明する。目の下
のしわは、目の位置と相関があることから、上まぶたと
下まぶたのデータを使用し生成する。
【0051】図18は、目と目の下のしわとの関係を示
す図である。同図に示すように、しわ71の始点72を
正面から見て左側、および下側の位置の点とし、終点7
2’を右側及び上側の位置の点とすると、 AA=(左目上まぶたの終点のx座標−左目上まぶたの
始点のx座標) BB=(左目上まぶたの構成点のデータの中でy座標の
もっとも大きな値−左目下まぶたの構成点のデータの中
でy座標のもっとも小さな値) とする。
【0052】このとき、左目下のしわ71は、 始点のx座標=左目上まぶたの始点14のx座標+AA
*0.15 始点のy座標=左目上まぶたの始点14のy座標+BB
*1.25 終点のx座標=左目上まぶたの終点14’のx座標−A
A*0.1 終点のy座標=左目上まぶたの終点14’y座標+BB として、しわ71の始点72と終点72’を生成する。
【0053】なお、このしわは5点の構成点から構成さ
れるが、これら5点のうち、始点72と終点72’の間
の3点は、以下の計算式で求める。 (1)2番目の構成点(始点の右隣) x座標=左目下まぶた15の2番目の構成点のx座標+
AA*0.05 y座標=左目下まぶた15の2番目の構成点のy座標+
BB*1.05 (2)3番目の構成点(2番目の構成点の右隣) x座標=左目下まぶた15の3番目の構成点のx座標 y座標=左目下まぶた15の3番目の構成点のy座標+
BB (3)4番目の構成点(3番目の構成点の右隣) x座標=左目下まぶた15の4番目の構成点のx座標−
AA*0.05 y座標=左目下まぶた15の4番目の構成点のy座標+
BB 以上で、左目下のしわを左目の上下まぶたのデータより
自動生成できる。右目下のしわについても、左目下のし
わと同様にして生成できる。
【0054】次に、左ほほのしわについて説明する。図
19は、鼻及び唇とほほの下のしわとの関係を示す図で
ある。同図に示すように、左ほほのしわ73Lは、左鼻
辺21と左鼻腔25および唇50の構成点のデータから
生成する。ここで、 aA=(左鼻腔と左鼻辺を形成する構成点のx座標の中
でもっとも小さな値) bB=(左鼻腔と左鼻辺を形成する構成点のy座標の中
でもっとも大きな値) cC=(唇の終点36’のx座標−唇の始点36のx座
標) とする。
【0055】このとき、左ほほのしわ73Lは、始点7
4Lと終点74’Lに対しては、 始点のx座標=aA−(aA−唇の始点36のx座標)
*0.05 始点のy座標=bB 終点のx座標=唇の始点36のx座標−cC*0.05 終点のy座標=bB+(唇の始点36のY座標−bB)
*0.9 となる。
【0056】また、このしわは5点の構成点より構成さ
れるが、始点74Lと終点74’Lの間の2番目(始点
の左隣)、3番目(2番目の左隣)、4番目(3番目の
左隣)の構成点は、以下の計算式により求める。 (1)3番目の構成点 x座標=始点のx座標−((始点のx座標−終点のx座
標)/2) y座標=始点のy座標+((終点のy座標−始点のy座
標)/2)*0.98 (2)2番目の構成点 x座標=始点のx座標−((始点のx座標−3番目構成
点のx座標)/2) y座標=始点のy座標+((3番目の構成点のy座標−
始点のy座標)/2)
【0057】(3)4番目の構成点 x座標=3番目の構成点のx座標−((3番目の構成点
のx座標−終点のx座標)/2) y座標=3番目の構成点のy座標+((終点のy座標−
3番目の構成点のy座標)/2) 以上で、左ほほのしわを左鼻腔、左鼻辺及び唇のデータ
より自動生成できる。右ほほのしわについても、左ほほ
のしわと同様の方法で生成できる。
【0058】次に虹彩を補正する方法を説明する。図2
0は、目と驚いたときの目との関係を示す図である。同
図において、(a)は写真等の画像から認識した目の輪
郭を示しており、(b)は(a)から目を見開いた状態
に変化させた場合の目を示しており、(c)は(b)に
補正を加え自然に見えるようにした目を示している。虹
彩11の輪郭として認識した点は、画像で見えている点
を認識したものであるので、その点を出来るだけ円にな
るように補正する。
【0059】一般に虹彩は、上下方向はまぶたなどで隠
れる事があるが、左右方向は隠れない事が多いため、虹
彩の左右方向のデータを用いて補正する。各虹彩の構成
点において、x座標の一番小さい構成点と一番大きな構
成点を選びだす。この点をそれぞれ(x0,y0)、
(x1,y1)とする。虹彩の中心を上記2点の中点と
する。中心P(xp,yp)は、 (xp,yp)=((x1+x0)/2,(y1+y
0)/2) となる。
【0060】次に、虹彩の半径rを求める。 r=(SQRT((x1−x0)2+(y1−y
0)2))/2 となる。ここで、SQRTは平方根を求める関数であ
る。次に、上記2点以外の虹彩の構成点について、中心
Pからの距離を求める。例えば、ある虹彩の構成点を
(a,b)とすると、その距離r1は、 r1=(SQRT((a−xp)2+(b−yp)2))
/2 となる。
【0061】r1と正式な半径rとの比から、実際の円
上の点(xa,yb)を求める。 xa=xp+(r/r1)*(a−xp) yb=yp+(r/r1)*(b−yp) となる。この点(xa,yb)を(a,b)に代えて、
虹彩の構成点とする。以上により、目の下のしわなどの
顔の補助部品を自動的に簡単に作成することができる。
表情変化によりまぶたなどが変形されても正しい形状で
表示できる。
【0062】次に、似顔絵に顔の補助部品をつけて似顔
絵を作成する処理を説明する。図6は、本発明の似顔絵
生成装置の実施例における似顔絵データ自動補正処理の
フロー図である。同図に示すように、似顔絵生成装置で
新たな人物の似顔絵を表示しようとするときは、似顔絵
データ作成処理を開始する(似顔絵データ作成処理:ス
テップS31)。
【0063】まず、デジタルカメラで撮影したり、写真
をスキャナで読み込んで、画像データを取り込む(カメ
ラ入力 or スキャナ入力:ステップS33)。次
に、似顔絵生成装置は、画像データより顔の各部品を自
動認識して、輪郭のデータ(似顔絵)を生成する。一
方、似顔絵のデータがサーバー8に登録されている場合
などでは、似顔絵データ取得処理を開始する(似顔絵デ
ータ取得処理:ステップS32)。まず、似顔絵生成装
置は、所望の似顔絵データを通信回線(インターネッ
ト)9に接続しているサーバー8より取得する(似顔絵
データ取得処理:ステップS35)。
【0064】似顔絵データが作成されるか、取得される
と、上述した顔の補助部品(しわなど)を自動生成し、
表情に応じて、まぶたとか虹彩を補正する処理を似顔絵
データに加える(似顔絵データ自動補正処理:ステップ
S36)。次に、必要により、似顔絵データを補正する
(似顔絵データ加工、修正:ステップS37)。得られ
た似顔絵データを表示する(表示:ステップS38)。
このようにして、似顔絵データに、目の下のしわ、ほほ
のしわなどを加えて、表情豊にすることができる。この
似顔絵データから自動補正で生成されるデータは、いつ
でも自動補正をできるので、補助部品として保存するこ
とはしない。
【0065】以上説明したように、本発明によると、既
に似顔絵生成装置やサーバーに登録されてある人の似顔
絵だけでなく、新しい有名人や自分の知人などに似せた
似顔絵的な顔を容易に作成でき、しかも、作成した似顔
絵の顔をさらに登録する事で、別の人がそのデータを利
用して似顔絵を作ることが出来る。また、似顔絵の表現
を増やすための顔の補助部品データを簡単な方法で生成
できるため、リソースの節約を図ることが出来、似顔絵
の表情を再生するときの表現力を安価な方法で簡単に増
すことが出来る。また、表情が変化した際に、それに伴
うおかしな顔部品の表示を少なくすることができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の似顔絵生
成装置は、請求項1及び2記載によれば、似顔絵を作成
する似顔絵生成装置であって、前記似顔絵を作成する元
になる顔の画像情報を取得するための画像情報取得手段
と、前記画像情報取得手段によって取得した画像情報か
ら顔の情報を認識し、顔を構成する部位ごとに似顔絵デ
ータパターンを生成し記憶する似顔絵データパターン生
成手段と、前記部位の少なくとも1つについて、少なく
とも2つの前記似顔絵データパターンを用いて前記部位
の新たな似顔絵データパターンを生成する似顔絵データ
加工手段と、前記新たな似顔絵データパターン及び/又
は前記似顔絵データパターンを組み合わせて、前記似顔
絵を表示する似顔絵表示手段と、前記似顔絵データ加工
手段から通信回線を通じて送られる前記新たな似顔絵デ
ータパターンをデータとしてデータベースサーバーに登
録蓄積する似顔絵データ登録手段と、前記データベース
サーバーに蓄積されているデータを読み出して前記似顔
絵データ加工手段に出力する似顔絵データ取得手段とか
ら構成したことにより、ある人物の似顔絵を容易且つ迅
速に作成すると共に、別の似顔絵からの相似程度を可変
的に変更し似顔絵を作成でき、また、既存の顔部品から
補助部品を容易に作成できる似顔絵生成装置を提供する
ことが出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の似顔絵生成装置の実施例を示す基本構
成ブロック図である。
【図2】本発明に係る似顔絵生成装置とサーバーの接続
を示す概念図である。
【図3】本発明の似顔絵生成装置の実施例における似顔
絵データ作成処理のフロー図である。
【図4】本発明の似顔絵生成装置の実施例における似顔
絵データ取得・登録処理のフロー図である。
【図5】本発明の似顔絵生成装置の実施例における似顔
絵データ近似合成処理のフロー図である。
【図6】本発明の似顔絵生成装置の実施例における似顔
絵データ自動補正処理のフロー図である。
【図7】虹彩の構成を示す図である。
【図8】左目の虹彩を構成するデータ例を示す図であ
る。
【図9】左上まぶたの構成を示す図である。
【図10】左下まぶたの構成を示す図である。
【図11】鼻の構成を示す図である。
【図12】左まゆの構成を示す図である。
【図13】唇の構成を示す図である。
【図14】左耳の構成を示す図である。
【図15】下顔の輪郭の構成を示す図である。
【図16】髪の生え際の構成を示す図である。
【図17】髪の輪郭の構成を示す図である。
【図18】目と目の下のしわとの関係を示す図である。
【図19】鼻及び唇とほほの下のしわとの関係を示す図
である。
【図20】目と驚いたときの目との関係を示す図であ
る。
【図21】似顔絵の合成例を示す図である。
【符号の説明】
1…入力部、2…表示部、3…ROM(生成したデータ
保存)、4…ROM(サーバーから取り込んだデータ保
存)、5…通信部、6…処理部、8…サーバー、9…通
信回線、10…似顔絵生成装置、11…虹彩、12…始
点、12’…終点、13…上まぶた、14…始点、1
4’…終点、15…下まぶた、16…始点、16’…終
点、17…まゆ、18…始点、18’…終点、20L…
左目、20R…右目、21…左鼻辺、22…始点、2
2’…終点、23…右鼻辺、24…始点、24’…終
点、25…左鼻腔、26…始点、26’…終点、27…
右鼻腔、28…始点、28’…終点、31…眉の上辺、
32…始点、32’…終点、33…眉の下辺、34…始
点、34’…終点、35…上唇の上辺、36…始点、3
6’…終点、37…上唇の下辺、38…始点、38’…
終点、39…下唇の上辺、40…始点、40’…終点、
41…下唇の下辺、42…始点、42’…終点、43L
…左耳、43R…右耳、44L…始点、44R…始点、
44’L…終点、44’R…終点、50…唇、51…下
顔の輪郭、52…始点、52’…終点、53…あご先、
55…髪の生え際、56…始点、56’…終点、57…
髪の輪郭、58…始点、58’…終点、60…鼻、71
…左目の下のしわ、72…始点、72’ …終点、73
L…左頬の下のしわ、73R…右頬の下のしわ、100
…有名人の似顔絵、110…自分の似顔絵、120…有
名人に似せた自分の似顔絵。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B050 AA09 BA06 BA07 BA10 BA12 CA07 DA04 EA06 EA12 EA13 EA18 EA19 EA21 FA02 FA09 FA19 5B057 AA20 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB17 CC03 CE08 CE15 CF05 DA08 DB02 DB06 DB09 DC16 DC25 DC36

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】似顔絵を作成する似顔絵生成装置であっ
    て、 前記似顔絵を作成する元になる顔の画像情報を取得する
    ための画像情報取得手段と、 前記画像情報取得手段によって取得した画像情報から顔
    の情報を認識し、顔を構成する部位ごとに似顔絵データ
    パターンを生成し記憶する似顔絵データパターン生成手
    段と、 前記部位の少なくとも1つについて、少なくとも2つの
    前記似顔絵データパターンを用いて前記部位の新たな似
    顔絵データパターンを生成する似顔絵データ加工手段
    と、 前記新たな似顔絵データパターン及び/又は前記似顔絵
    データパターンを組み合わせて、前記似顔絵を表示する
    似顔絵表示手段と、 前記似顔絵データ加工手段から通信回線を通じて送られ
    る前記新たな似顔絵データパターンをデータとしてデー
    タベースサーバーに登録蓄積する似顔絵データ登録手段
    と、 前記データベースサーバーに蓄積されているデータを読
    み出して前記似顔絵データ加工手段に出力する似顔絵デ
    ータ取得手段とから構成したことを特徴とする似顔絵生
    成装置。
  2. 【請求項2】さらに、前記新たな似顔絵データパターン
    より、しわのデータパターンを生成する補助部品データ
    生成手段を有すると共に、前記似顔絵表示手段は前記補
    助部品データを含めた前記似顔絵を表示するように構成
    したことを特徴とする請求項1に記載の似顔絵生成装
    置。
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