JP2003271736A - サーバ装置 - Google Patents

サーバ装置

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JP2003271736A
JP2003271736A JP2002069709A JP2002069709A JP2003271736A JP 2003271736 A JP2003271736 A JP 2003271736A JP 2002069709 A JP2002069709 A JP 2002069709A JP 2002069709 A JP2002069709 A JP 2002069709A JP 2003271736 A JP2003271736 A JP 2003271736A
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graph
doctor
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Hirohisa Imai
博久 今井
Kenji Iwano
賢二 岩野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医師が専用機でなく汎用的な端末装置で、患
者の生理データを忠実にグラフとして観察することを可
能にし、通信に要する待ち時間を減らして使い勝手を向
上することを目的とする。 【解決手段】 サーバ装置3は医師用端末装置2に生理
データとグラフ描画用プログラムを送信し、医師用端末
装置は受信したグラフ描画用プログラムを実行して、受
信した生理データをグラフとして描画する。この構成に
より、画像データを受信することはなく圧縮による画質
の劣化は起こらない。また、医師は予めグラフ描画プロ
グラムを持つ専用機でなくても汎用的な端末装置を使っ
て、患者の生理データをグラフで観察し診察することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生理データの長期的
観察を必要とする症状を有する患者や、心電図など数値
データでなくグラフの観察を必要とする症状を有する患
者を診察して治療を行う医師を支援するための診察支援
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高血圧症、糖尿病、肥満などの生活習慣
病は、血圧、血糖値、体重などの生理データを長期間に
わたって測定し、その測定値の変化傾向を観察すること
で医師は診察を行う。そのために測定値の記入された表
を見たり、よりわかりやすくするためにそれをグラフに
して素早く変化の傾向を観察することもある。このグラ
フにする手間を省くために、測定値をコンピュータに記
録し自動的にグラフ描画することも行われている。ま
た、心電図などはもともと心電位の数値データを見るだ
けでは診察は非常に困難でり、グラフを出力することで
医師の診察を支援するものである。
【0003】近年、これら生活習慣病の予防や治療に
は、日常的に生理データを測定して管理することの重要
性が強調されていて、患者は家庭で生理データを測定
し、通信ネットワークを介して、遠隔で医師がその測定
された生理データを観察するシステムが提案されてい
る。このシステムにより患者は医師の元へ行く手間が省
けることで、よりきめ細かく生理データを収集すること
ができる。更にこの測定された生理データをグラフに描
画して医師が閲覧することで医師が容易に診察できるシ
ステムも提案されている。
【0004】米国特許6,122,351号の診察支援
装置の例を図8を用いて説明する。1は患者の家庭など
に置かれた個人用端末装置、2は医師の手元に置かれた
医師用端末装置、3は主コンピュータであり、それらは
電話回線等の通信ネットワーク4により接続されてい
る。また個人用端末装置1には生理データを測定する測
定器5が接続可能である。
【0005】そして、患者は測定器5を使い自分の生理
データを測定すると、測定器5から個人用端末装置1、
通信ネットワーク4を介して主コンピュータ3に測定デ
ータが蓄積される。そして、主コンピュータ3ではこの
蓄積された生理データに基づきグラフ画像を作成する。
医師用端末装置2は通信ネットワーク4を介して、主コ
ンピュータ3からこのグラフ画像を受信し閲覧すること
ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、主コンピュータでグラフ画像を作成し、
そのグラフ画像を医師用端末装置で受信して閲覧するシ
ステムであるので、通信に長時間を要するという課題が
ある。即ち、一般に画像データというのは容量が大き
く、大きい容量のデータを通信ネットワークを介して送
受信するには、長時間を要することになる。
【0007】それに対して、画像データを圧縮する手法
は一般的に知られているものの、容量が小さくなるが画
質は劣ることになる。生理データのグラフの場合、画質
が劣ることは忠実にデータを再現していないことにな
る。特に生理データの数が多く、測定値が隣接し合うよ
うな場合には、圧縮した画像データではグラフとして詳
細に読み取ることができない場合がある。
【0008】また、そのために予め医師用端末装置にグ
ラフ描画用プログラムを組み込んでおき、主コンピュー
タから生理データのみを受信することで、素早くデータ
受信し、忠実にグラフ描画する方法もあるが、これは予
めグラフ描画用プログラムを組み込んだ専用の端末装置
でないとグラフによる観察ができないという課題があ
る。医師が病院、自宅、出張先などどこからでも診察を
するためには、専用機でなく汎用的な端末装置でグラフ
を閲覧できるようにすることが望ましい。
【0009】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、医師が専用機でなく汎用的な端末装置で、患者の生
理データを忠実にグラフとして観察することを可能に
し、通信に要する待ち時間を減らして使い勝手を向上す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の診察支援装置は、サーバと、前記サ
ーバと通信ネットワークを介して接続される医師用端末
装置を有し、前記サーバは個人の生理データを格納する
生理データ格納手段と、前記医師用端末装置で実行する
グラフ描画用プログラムを格納するグラフ描画用プログ
ラム格納手段を有し、前記医師用端末装置は、前記サー
バから前記通信ネットワークを介して前記生理データと
前記グラフ描画用プログラムを受信し、前記グラフ描画
用プログラムを実行するための実行手段とグラフを表示
するための表示手段を有する構成としたものである。
【0011】これによって、医師用端末装置はサーバか
ら受診したグラフ描画用プログラムを実行して、サーバ
から受診した生理データをグラフとして描画することが
できるので、画像データを受信することはなく圧縮によ
る画質の劣化は起こらない。また、医師は予めグラフ描
画プログラムを持つ専用機でなくても汎用的な端末装置
を使って、患者の生理データをグラフで観察し診察する
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、通信ネ
ットワークを介して、医師用端末装置と通信するための
通信手段と、個人の生理データを格納する生理データ格
納手段と、前記医師用端末装置で実行可能なグラフ描画
用プログラムを格納するグラフ描画用プログラム格納手
段を有し、前記通信手段により前記生理データと前記グ
ラフ描画用プログラムを前記通信ネットワークを介して
前記医師用端末装置に送信する構成としている。
【0013】この構成により、サーバ装置は医師用端末
装置にグラフ描画用プログラムと生理データを送信し、
医師用端末装置は受信したグラフ描画用プログラムを実
行して、受信した生理データをグラフとして描画するこ
とができるので、画像データを受信することはないの
で、通信に長時間の待ち時間を要することもなく、圧縮
による画質の劣化も起こらず、忠実にグラフで生理デー
タを再現できる。また、医師は予めグラフ描画プログラ
ムを持つ専用機でなくても汎用的な端末装置を使って、
個人の生理データをグラフで観察し診察することがで
き、使い勝手が向上する。
【0014】請求項2に記載の発明は、特に、請求項1
に記載のサーバ装置を医師用端末装置により実行可能で
あって前記医師用端末装置にグラフ描画用プログラムが
保存されているかどうかを判別し保存されていないとき
には前記グラフ描画用プログラムを送信するよう指示す
る送信指示プログラムを格納する送信指示プログラム格
納手段を有し、前記送信指示プログラムを前記医師用端
末装置に通信ネットワークを介して送信し前記医師用端
末装置より送信指示を受けたときに前記グラフ描画用プ
ログラムを送信する構成としたものである。
【0015】この構成により、サーバ装置は医師用端末
装置に送信指示プログラムを送信し、医師用端末装置は
受信した送信指示プログラムを実行することによりグラ
フ描画用プログラムを必要なときだけサーバ装置から受
信する。即ち、医師用端末装置においてグラフ描画用プ
ログラムをサーバ装置から1度受信したときにそれを保
存しておけば、次からはグラフ描画用プログラムを受信
することはなく、通信の待ち時間を短縮できる上、汎用
的な端末装置で送信指示プログラムを実行でき、使い勝
手が向上する。
【0016】請求項3に記載の発明は、特に、請求項1
のサーバ装置を個人の生理データを入力し送信する個人
用端末装置と通信ネットワークを介して接続した構成と
したものである。そして、通信ネットワークを介して接
続された個人用端末装置により、個人の生理データを入
力してサーバ装置にデータ送信できるので、個人用端末
装置はサーバ装置と離れた遠隔に設置でき、個人は自宅
で生理データを個人用端末装置に入力することができ、
その生理データは通信ネットワークを介してサーバ装置
は受信できる。
【0017】請求項4に記載の発明は、コンピュータを
請求項1〜3記載のサーバ装置として機能させるための
プログラムである。そして、汎用的なコンピュータを使
ってサーバ装置を容易に実現でき、記録媒体やインター
ネット配信によってそのプログラムを変更することもで
きる。
【0018】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明の実施例におけるサーバ
装置と、通信ネットワークを介して医師用端末装置、患
者用端末装置を含むシステムの構成図を示すものであ
る。図1において1は個人用端末装置、2は医師用端末
装置、3はサーバ装置で、これらはそれぞれ通信手段
6、7、8を備えていて、通信ネットワーク4と接続さ
れ、データやプログラムなどを送受信することができ
る。
【0019】個人用端末装置1は、例えば患者の自宅な
どに置かれ患者が使うものであり、患者自身の生理デー
タを入力してその生理データをサーバ装置3に送信する
ものである。そのために個人用端末装置1は通信手段
6、生理データ入力手段9、生理データ入力プログラム
10、表示手段11、記憶手段であるメモリ12を備え
ている。ここで表示手段11は液晶表示器であり、生理
データ入力手段9は液晶表示器11の上に設けられたタ
ッチパネル13を備えている。
【0020】そして個人用端末装置1の動作は生理デー
タ入力プログラム10により制御される。表示手段11
により患者に入力方法を表示して、患者は生理データ入
力手段9により自分自身の生理データを入力する。この
入力方法はタッチパネル13からの手操作の入力であっ
ても良いし、通信機能を備えた生理データの測定手段1
4からの自動入力であっても良い。入力された生理デー
タはメモリ12に保持される。次に生理データ入力プロ
グラム10はメモリ12に保持されている生理データを
取り出し、通信手段6より通信ネットワーク4を介して
サーバ装置3に送信する。
【0021】医師用端末装置2は、病院や医師の自宅な
ど個人用端末装置1とは遠隔に置かれた例えばパーソナ
ルコンピュータのような汎用的な端末装置であり、医師
が診察のために使うもので、患者の生理データをグラフ
表示するものである。そのために医師用端末装置2は通
信手段7、プログラムを実行するための実行手段14、
実行手段14により制御される入力手段15と表示手段
16、実行手段14で実行するプログラムを保存するプ
ログラム保存手段17、データを保存するデータ保存手
段18を備えている。ここで入力手段15は例えばキー
ボードやマウスであり、表示手段16は例えばCRTモ
ニタである。
【0022】そして医師用端末装置2の動作は、サーバ
装置3から通信ネットワーク4を介して通信手段8よ
り、まず送信指示プログラムを受信しデータ保存手段1
7に格納する。そして実行手段14は送信指示プログラ
ムを実行する。送信指示プログラムはプログラム格納手
段にグラフ描画用プログラムが格納されているかどうか
を調べ、格納されていなければサーバ装置3にグラフ描
画用プログラムを要求する指示を送信し、サーバ装置3
からグラフ描画用プログラムを受信して、プログラム保
存手段17に格納する。既にプログラム保存手段17に
グラフ描画用プログラムが格納されていればこの手順は
行わない。
【0023】次に実行手段14はグラフ描画用プログラ
ムを実行する。グラフ描画用プログラムはどの患者のど
の生理データのグラフを描画するのかを選択する画面を
表示手段16に表示する。医師などはこの画面に従い入
力手段15を使って、患者と生理データの項目を選択す
る。選択された患者コード、生理データコードはサーバ
装置3に送信し、サーバ装置3から該当する生理データ
を受信する。そしてこの生理データを例えば折れ線グラ
フなどのグラフにして表示手段16に表示する。
【0024】サーバ装置3は患者の生理データ、グラフ
描画用プログラム、送信指示プログラムを保存するもの
であり、個人用端末装置1や医師用端末装置2と通信ネ
ットワーク4を介して接続されていて、個人用端末装置
1から個人の生理データを受信し、医師用端末装置2に
その生理データと、グラフ描画用プログラム、送信指示
プログラムを送信するものである。そのためにサーバ装
置3は通信手段7、患者用端末装置1から受信した生理
データを保存する生理データ格納手段19、医師用端末
装置2で実行されるグラフ描画用プログラムや送信指示
プログラムを保存するグラフ描画用プログラム格納手段
20、送信指示プログラムを保存する送信指示プログラ
ム格納手段21を備える。
【0025】サーバ装置3の動作は個人用端末装置1か
ら通信ネットワークを介して接続されると、生理データ
を受信して生理データ格納手段29に保存する。また医
師用端末装置2から通信ネットワーク4を介して接続さ
れると、医師用端末装置2にまず送信指示プログラム格
納手段20に格納された送信指示プログラムを送信す
る。医師用端末装置2ではこの送信指示プログラムが実
行され、医師用端末装置2にグラフ描画用プログラムが
保存されていなければ送信要求を受信する。サーバ装置
3は医師用端末装置2からグラフ描画用プログラムの送
信要求を受信すればグラフ描画用プログラム格納手段2
0に保存されているグラフ描画用プログラムを医師用端
末装置2に送信する。
【0026】次に図2〜図4を用いて個人用端末装置1
の操作方法について説明する。個人用端末装置1は液晶
表示器11の上にタッチパネル13を備えていて、図2
〜図4はそれぞれ液晶表示器11に表示される画面であ
り、この液晶表示器11の該当する個所をその上のタッ
チパネルに触れることにより、操作するものである。
【0027】図2はこの個人用端末装置1を起動したと
きに表示されるメニュー画面である。このメニュー画面
は生理データの測定項目群22と、それぞれの測定項目
に対応した手動ボタン群23、自動ボタン群24より構
成している。なお測定項目として体温、血圧、体重、血
糖、血中酸素濃度、心電図を備えている。手動ボタン群
23は対応する生理データを数値入力するためのボタン
であり、自動ボタン群24は対応する生理データを生理
データの測定器から自動的に入力するためのボタンであ
る。心電図については手動入力が困難であり、自動入力
用のボタンのみ備えている。使用者はいずれかのボタン
を押すことで生理データの入力を行う。
【0028】図3は生理データの手動入力画面の一例と
して説明する体温を手動入力するための画面である。使
用者が図2のメニュー画面で体温の手動ボタンを押した
ときにこの画面が表示される。体温の手動入力画面は、
数値入力ボタン群25、取消ボタン26、確定ボタン2
7、数値表示部28を備えている。そして使用者は、数
値表示部28で確認しながら数値入力ボタン群25のボ
タンを押して数値入力する。ここで間違った入力があれ
ば、取消ボタン26を押すことで入力を取り消すことが
でき、間違いがなければ確定ボタン27を押すことで入
力した数値は確定する。そして確定した数値は生理デー
タとしてサーバ装置3に送信される。また確定ボタンが
押されると画面は再び図2のメニュー画面へと戻る。
【0029】図4は生理データの自動入力画面の一例と
して説明する体温を自動入力するための画面である。使
用者が図2のメニュー画面で体温の自動ボタンを押した
ときにこの画面が表示される。体温の自動入力画面は取
消ボタン26、確定ボタン27、数値表示部28と操作
方法表示部29を備えている。使用者は操作方法表示部
29に示される方法で操作することで数値入力しなくて
も生理データである体温は自動的に数値表示部28に表
示される。この数値に間違いがあれば取消ボタン26を
押して再度測定し、間違いがなければ確定ボタン27を
押すことで数値は確定する。そして確定した数値は生理
データとしてサーバ装置3に送信される。また確定ボタ
ン27が押されると画面は再び図2のメニュー画面へと
戻る。
【0030】次に図5を用いて医師用端末装置2の操作
方法について説明する。医師用端末装置2は医師の家庭
や病院で使われている汎用的なパーソナルコンピュータ
で、サーバ装置3から受信したグラフ描画用プログラム
を実行することで、入力に対して表示が制御される。図
5は表示手段16に表示される画面である。医師用端末
装置1の画面は患者を選択するための個人選択ボックス
30、グラフ表示すべき生理データ項目を選択するため
の生理データ項目選択フレーム31、グラフを描画する
グラフ描画フレーム32、終了ボタン33を備えた構成
で、またグラフ描画フレーム32には表示するグラフの
時期を選択するための年度選択ボックス34、月度選択
ボックス35と表示するグラフを移動させるためのスク
ロールバー36を備えている。
【0031】そして医師は、個人選択ボックス30で患
者を選択し、生理データ項目選択フレームで生理データ
項目を選択すればグラフ描画フレーム32に最新の生理
データが図5に示すように折れ線グラフで表示される。
また過去に遡って生理データのグラフを閲覧するには年
度選択ボックス34、月度選択ボックス35により所望
の時期を選択すれば選択された月の生理データがグラフ
表示されるものである。グラフ表示は10日分のグラフ
が表示されるので、スクロールバー36を操作すること
でその前後にグラフを移動することができる。
【0032】次に図6のフローチャートを用いて個人用
端末装置1の動作の流れをサーバ装置3との通信を含め
て説明する。最初に、使用者は予め登録されている人で
あることを証明するために個人コードとパスワードを入
力する(S−101)。ここで個人用端末装置2は入力
された個人コードとパスワードにより認証を行う(S−
102)。認証に問題があれば(S−101)のステッ
プに戻り個人コードとパスワードを再度要求する。認証
に問題がなければ図2に示したメニュー画面を表示する
ので、使用者はいずれかのボタンを押すことで、生理デ
ータの測定項目と手動か自動かの入力方法を選択する
(S−103)。ここで個人用端末装置1の液晶表示器
11は図3または図4に切り替わるので使用者は生理デ
ータを手動または自動で入力する(S−104)。入力
された生理データはメモリ12に一時保存される(S−
105)。
【0033】個人用端末装置1は生理データが入力され
ると、そのデータをサーバ装置3に送信するために通信
ネットワーク4を介してサーバ装置3と接続する(S−
106)。このときサーバ装置3は個人用端末装置1か
らのアクセスを受け個人用端末装置1と接続する(S−
301)。個人用端末装置1は、サーバ装置3との接続
が確立したところで、個人コードと測定、入力された個
人の生理データをサーバ装置3に送信する(S−10
7)。サーバ装置3はこの個人コードと生理データを受
信する(S−302)。個人用端末装置1は個人コード
と生理データを送信し終えると、サーバ装置3との接続
を切断する(S−108)。またサーバ装置3も接続を
切断する(S−303)。そしてサーバ装置3は受信し
た個人コードと生理データを関連付けさせて生理データ
格納手段19に保存する(S−304)。
【0034】次に図7のフローチャートを用いて医師用
端末装置2の動作の流れをサーバ装置3との通信を含め
て説明する。医師用端末装置2は、最初に通信ネットワ
ーク4を介してサーバ装置3と接続する(S−20
1)。このときサーバ装置3は医師用端末装置2からの
アクセスを受け医師用端末装置2と接続する(S−31
1)。サーバ装置3は通信が確立すると送信指示プログ
ラム格納手段21に保存している送信指示プログラムを
医師用端末装置2に送信する(S−312)。医師用端
末装置2は送信指示用プログラムを受信してプログラム
保存手段17に保存する(S−202)。
【0035】そしてここからは送信指示用プログラムに
従って動作する。医師用端末装置2はプログラム保存手
段17にグラフ描画用プログラムが保存されているかを
調べ、保存されていれば後述する(S−206)のステ
ップに移行する(S−203)。保存されていなけれ
ば、サーバ装置3に対してグラフ描画用プログラムを要
求する信号を送信する(S−204)。サーバ装置3は
医師用端末装置2からグラフ描画用プログラムの要求信
号を受信すれば(S−313)、医師用端末装置2に対
してグラフ描画用プログラム格納手段20に保存してい
るグラフ描画用プログラムを送信する(S−314)。
要求信号を受信しなければこの(S−314)のステッ
プは省略する。
【0036】そして医師用端末装置2はここからはグラ
フ描画用プログラムに従って動作する。表示手段16に
図5に示す画面を表示し、医師が操作を行う。医師は個
人と生理データ項目を選択する(S−206)。医師用
端末装置2は医師により選択された個人と生理データ項
目のコードをサーバ装置3に送信する(S−207)。
サーバ装置3は医師用端末装置2から個人と生理データ
項目のコードを受信する(S−315)。そして対応す
る生理データを生理データ格納手段から抽出し医師用端
末装置2に送信する(S−316)。医師用端末装置2
はサーバ装置3から送信されてきた生理データを受信し
データ保存手段18に保存する(S−208)。そして
その生理データを折れ線グラフで表示する(S−20
9)。終了ボタン33が押されると(S−210)、サ
ーバ装置3との接続を切断する(S−211)。サーバ
装置3も同様に接続を切断する(S−317)。他の生
理データや他の患者のデータを閲覧する場合には(S−
206)のステップに戻り、上記動作を繰り返す。
【0037】以上のように、本実施例によれば医師用端
末装置2はサーバ装置3から受信したグラフ描画用プロ
グラムを実行して、サーバ装置3から受信した生理デー
タをグラフとして描画することができるので、画像デー
タを受信することはないので、通信に長時間の待ち時間
を要することもなく、圧縮による画質の劣化も起こら
ず、忠実にグラフで生理データを再現できる。また、医
師は予めグラフ描画プログラムを持つ専用機でなくても
汎用的な端末装置を使って、個人の生理データをグラフ
で観察し診察することができ、使い勝手が向上する。
【0038】なお、本実施例では生理データとして体
温、血圧、体重、血糖、血中酸素濃度、心電図を扱うこ
ととしたが、これは本発明を拘束するものでなく、この
うちの一つでも良いし、またこれら以外の生理データで
あってもよい。また例えば歩数やたばこの本数、アルコ
ールの量など生活習慣の数値データを生理データとして
サーバに登録して医師がグラフで閲覧するようにして
も、同様の効果を発揮するものである。
【0039】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜4記載の発明
によれば、画像データを受信することはなく、通信に長
時間の待ち時間を要することもなく、圧縮による画質の
劣化も起こらず、忠実にグラフで生理データを再現でき
る。また、医師は予めグラフ描画プログラムを持つ専用
機でなくても汎用的な端末装置を使って、個人の生理デ
ータをグラフで観察し診察することができ、使い勝手が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるサーバ装置および通信
ネットワークを介して接続した患者端末装置、医師用端
末装置を含むシステムの構成ブロック図
【図2】同実施例におけるサーバ装置に接続された個人
用端末装置のメニュー画面を示す図
【図3】同実施例におけるサーバ装置に接続された個人
用端末装置の手動入力画面を示す図
【図4】同実施例におけるサーバ装置に接続された個人
用端末装置の自動入力画面を示す図
【図5】同実施例におけるサーバ装置に接続された医師
用端末装置のグラフ画面を示す図
【図6】同実施例におけるサーバ装置と個人用端末装置
の動作を説明するフローチャート
【図7】同実施例におけるサーバ装置と医師用端末装置
の動作を説明するフローチャート
【図8】従来の診察支援システムの構成ブロック図
【符号の説明】
1 個人用端末装置 2 医師用端末装置 3 サーバ装置 4 通信ネットワーク 5 測定手段 6 (個人用端末装置の)通信手段 7 (医師用端末装置の)通信手段 8 (サーバの)通信手段 9 生理データ入力手段 12 記憶手段 14 実行手段 16 表示手段 17 プログラム保存手段 19 生理データ格納手段 20 グラフ描画用プログラム格納手段 21 送信指示プログラム格納手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークを介して、医師用端末
    装置と通信するための通信手段と、個人の生理データを
    格納する生理データ格納手段と、前記医師用端末装置で
    実行可能なグラフ描画用プログラムを格納するグラフ描
    画用プログラム格納手段を有し、前記通信手段により前
    記生理データと前記グラフ描画用プログラムを前記通信
    ネットワークを介して前記医師用端末装置に送信するサ
    ーバ装置。
  2. 【請求項2】 医師用端末装置により実行可能であって
    前記医師用端末装置にグラフ描画用プログラムが保存さ
    れているかどうかを判別し保存されていないときには前
    記グラフ描画用プログラムを送信するよう指示する送信
    指示プログラムを格納する送信指示プログラム格納手段
    を有し、前記送信指示プログラムを前記医師用端末装置
    に通信ネットワークを介して送信し前記医師用端末装置
    より送信指示を受けたときに前記グラフ描画用プログラ
    ムを送信する請求項1記載のサーバ装置。
  3. 【請求項3】 個人の生理データを入力し送信する個人
    用端末装置と通信ネットワークを介して接続した請求項
    1記載のサーバ装置。
  4. 【請求項4】 コンピュータを請求項1〜3記載のサー
    バ装置として機能させるためのプログラム。
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