JP2003270095A - 光特性測定装置、方法、プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

光特性測定装置、方法、プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体

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JP2003270095A
JP2003270095A JP2002067253A JP2002067253A JP2003270095A JP 2003270095 A JP2003270095 A JP 2003270095A JP 2002067253 A JP2002067253 A JP 2002067253A JP 2002067253 A JP2002067253 A JP 2002067253A JP 2003270095 A JP2003270095 A JP 2003270095A
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optical
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JP2002067253A
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Tomotake Yamashita
友勇 山下
Motonori Imamura
元規 今村
Takeshi Koseki
健 小関
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Original Assignee
Advantest Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被測定物の光特性(特に、ミューラー行列要
素)の測定時間を短縮する。 【解決手段】 偏光状態を異ならせた光L1、光L2、
光L3、光L4を光合波器30により合波して被測定物
(DUT)90に出射しても、偏光状態(円偏光、0°直
線偏光、45°直線偏光、90°直線偏光)ごとに変調
周波数(fm1、fm2、fm3、fm4)が異なって
いるため、測定量分離取得部40により、それぞれの偏
光状態の光に関する光パワーを取得できる。そして、取
得した光パワーを用いて被測定物(DUT)90のミュー
ラー行列要素等を求めることができる。よって、一つの
光路に、0°偏光板28b、45°偏光板28c、90
°偏光板28dをかわるがわる挿入するといったような
偏光状態の変更のための工程に時間を浪費することがな
いため、被測定物(DUT)90のミューラー行列要素等
の測定時間を短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信に用いられ
る光ファイバおよび光コンポーネントのミューラー行列
および偏波依存性損失(PDL)等の光特性の測定に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、光ファイバなどの被測定物
(DUT:Device Under Test)の偏波依存性損失(PDL)
を測定する方法としてミューラー行列法(Mueller-Matr
ix method)がある。
【0003】ミューラー行列法による光ファイバの偏波
依存性損失の測定法を図6を参照して説明する。図6を
参照して、波長可変光源110が生成した光は偏波コン
トローラ120の光路121に入射される。偏波コント
ローラ120の光路121には、偏光子122(POL:
ポラライザ)および四分の一波長板124が配置されて
いる。光路121に入射された光は、偏光子122およ
び四分の一波長板124を通過することにより円偏光と
なり、かかる円偏光は偏波コントローラ120から出射
される。ここで、光路121に、0°偏光板126a、
45°偏光板126bおよび90°偏光板126cの内
のいずれか一つを挿入すれば0°直線偏光、45°直線
偏光あるいは90°直線偏光が偏波コントローラ120
から出射される。
【0004】偏波コントローラ120から出射される円
偏光、0°直線偏光、45°直線偏光および90°直線
偏光は被測定物(DUT)130を通過し、光電(O/E)変
換器140により電気信号に変換される。この電気信号
に基づき、図示省略した計測部により光パワーPが計測
される。ここで、光パワーPは、偏波コントローラ12
0から出射される光が円偏光の場合、0°直線偏光の場
合、45°直線偏光の場合あるいは90°直線偏光の場
合があり、それぞれPcirc、P0°、P45°、P90°と
表記する。
【0005】なお、被測定物(DUT)130を通過しな
い場合の光パワーP’も計測する必要がある。この場
合、偏波コントローラ120から出射される光を直接、
光電(O/E)変換器140に接続する。そして、光電(O
/E)変換器140が出力する電気信号に基づき、図示省
略した計測部により光パワーP’が計測される。ここ
で、光パワーP’は、偏波コントローラ120から出射
される光が円偏光の場合、0°直線偏光の場合、45°
直線偏光の場合あるいは90°直線偏光の場合があり、
それぞれP’circ、P’0°、P’45°、P’90°と表
記する。
【0006】このような計測を行った後、パワー比Rci
rc=Pcirc/P’circ、R0°=P0°/P’0°、R45
°=P45°/P’45°、R90°=P90°/P’90°を求
める。かかかるパワー比Rに基づきミューラー行列要素
を求める。ミューラー行列要素から被測定物(DUT)1
30の偏波依存性損失(PDL:Polarization DependentL
oss)が求まる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような方法では、光パワーP0°、P45°、P90°、Pc
ircを計測するためには、被測定物(DUT)130を偏波
コントローラ120と光電(O/E)変換器140との間
に接続した状態で、光路121に(1)0°偏光板12
6aを挿入する、(2)45°偏光板126bを挿入す
る、(3)90°偏光板126cを挿入する、(4)偏
光板126a〜cのいずれも挿入しない、といった偏光
板126a〜cを順々に挿入する工程を行なわなければ
ならず測定時間が長くなってしまう。光パワーP’cir
c、P’0°、P’45°、P’90°を計測する場合も同様
に偏光板126a〜cを順々に挿入する工程を行なわな
ければならず測定時間が長くなってしまう。
【0008】そこで、本発明は、被測定物の光特性(特
に、ミューラー行列要素)の測定時間の短縮を課題とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、被測定物の光特性を測定する光特性装置であって、
光源と、光源から出射された光を、偏光状態および変調
周波数をそれぞれ異ならせて分波して出射する光分離出
射手段と、光分離出射手段により出射された光を合波す
る光合波手段と、光合波手段の出力を被測定物を介して
受け、光合波手段の出力に関する測定量を変調周波数ご
とに取得する測定量分離取得手段とを備えるように構成
される。
【0010】上記のように構成された光特性測定装置に
よれば、偏光状態を異ならせた光を光合波手段により合
波して被測定物に出射しても、偏光状態ごとに変調周波
数が異なっているため、測定量分離取得手段により、そ
れぞれの偏光状態の光に関する測定量を取得できる。よ
って、偏光状態の変更のために時間を浪費することがな
いため、被測定物の光特性の測定時間を短縮できる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明であって、光分離出射手段は、光源から出射され
た光を分波する光分波手段と、光分波手段により分波さ
れた光をそれぞれ異なる変調周波数で変調する光変調手
段と、光変調手段の出力の偏光状態をそれぞれ異ならせ
る偏光状態変更手段とを有するように構成される。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明であって、光分離出射手段は、光源から出射され
た光を円偏光として光分波手段に出射する円偏光出射手
段を有するように構成される。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3に記載の発明であって、光変調手段は光チョッパであ
るように構成される。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の発明であって、光分離出射手段は、光源から出射され
た光を円偏光とする円偏光出射手段と、円偏光を分波す
る光分波手段と、光分波手段により分波された光の偏光
状態をそれぞれ異ならせる偏光状態変更手段と、偏光状
態変更手段の出力をそれぞれ異なる変調周波数で変調す
る光チョッパとを有するように構成される。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項2ないし
5のいずれか一項に記載の発明であって、偏光状態変更
手段は、入力された光の偏光状態を円偏光、0°直線偏
光、45°直線偏光および90°直線偏光とするように
構成される。
【0016】請求項7に記載の発明は、請求項1に記載
の発明であって、測定量は光パワーであるように構成さ
れる。
【0017】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の発明であって、測定量分離取得手段は、光合波手段の
出力を光電変換する光電変換手段と、光電変換手段の出
力を分離する分離手段と、分離手段の出力から変調周波
数の成分を取り出す帯域フィルタリング手段とを有する
ように構成される。
【0018】請求項9に記載の発明は、請求項7に記載
の発明であって、測定量分離取得手段は、光合波手段の
出力を光電変換する光電変換手段と、光電変換手段の出
力を分離する分離手段と、分離手段の出力から変調周波
数の成分を取り出すロックインアンプとを有するように
構成される。
【0019】請求項10に記載の発明は、被測定物の光
特性を測定する光特性方法であって、光源から出射され
た光を、偏光状態および変調周波数をそれぞれ異ならせ
て分波して出射する光分離出射工程と、光分離出射工程
により出射された光を合波する光合波工程と、光合波工
程の出力を被測定物を介して受け、光合波工程の出力に
関する測定量を変調周波数ごとに取得する測定量分離取
得工程とを備えるように構成される。
【0020】請求項11に記載の発明は、光源と、光源
から出射された光を、偏光状態および変調周波数をそれ
ぞれ異ならせて分波して出射する光分離出射手段と、光
分離出射手段により出射された光を合波する光合波手段
と、光合波手段の出力を被測定物を介して受け、光合波
手段の出力に関する測定量を変調周波数ごとに取得する
測定量分離取得手段とを備えた光特性測定装置における
光特性測定処理をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムであって、測定量に基づき被測定物の光特性を演
算する演算処理をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムである。
【0021】請求項12に記載の発明は、光源と、光源
から出射された光を、偏光状態および変調周波数をそれ
ぞれ異ならせて分波して出射する光分離出射手段と、光
分離出射手段により出射された光を合波する光合波手段
と、光合波手段の出力を被測定物を介して受け、光合波
手段の出力に関する測定量を変調周波数ごとに取得する
測定量分離取得手段とを備えた光特性測定装置における
光特性測定処理をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な
記録媒体であって、測定量に基づき被測定物の光特性を
演算する演算処理をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能
な記録媒体である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0023】第一の実施形態 図1は、第一の実施形態にかかる光特性測定装置の構成
を示すブロック図である。第一の実施形態にかかる光特
性測定装置は、被測定物(DUT)90のミューラー行列
要素(M00、M01、M02、M03)および偏波依存性損失(PD
L:Polarization Dependent Loss)を測定するためのも
のである。第一の実施形態にかかる光特性測定装置は、
波長可変光源10、光分離出射部20、光合波器30、
測定量分離取得部40、制御演算部50を備える。
【0024】波長可変光源10は、光を出射する光源で
ある。測定の際には、光の波長を固定しておく。これに
より、被測定物(DUT)90の偏波依存性損失(PDL)等
が測定できる。また、光の波長を変化させて同様の測定
を繰り返し行なうことにより、被測定物(DUT)90の
偏波依存性損失(PDL)の波長依存性が測定できる。
【0025】光分離出射部20は、波長可変光源10か
ら出射された光を、偏光状態および変調周波数をそれぞ
れ異ならせて分波して出射する。第一の実施形態におい
ては、波長可変光源10から出射された光を、円偏光、
0°直線偏光、45°直線偏光および90°直線偏光と
し、それぞれ変調周波数fm1、fm2、fm3、fm
4で変調して出力する。
【0026】光分離出射部20は、円偏光出射部22、
光分波器24、発振器25a、25b、25c、25
d、光変調器26a、26b、26c、26d、偏光状
態変更部28を備える。
【0027】円偏光出射部22は、波長可変光源10か
ら出射された光を円偏光にする。円偏光出射部22は、
偏光子22a(POL:ポラライザ)および四分の一波長
板22bを有する。偏光子22aは、波長可変光源10
から出射された光を直線偏光とする。四分の一波長板2
2bは、偏光子22aから出射された直線偏光を円偏光
に変換して出射する。
【0028】光分波器24は、円偏光出射部22が出射
した円偏光を光L1、光L2、光L3、光L4に分波す
る。
【0029】発振器25a〜25dは、光変調器26a
〜26dに変調周波数fm1、fm2、fm3、fm4
を与えるための発振器である。ただし、fm1、fm
2、fm3およびfm4は、いずれも異なる値である。
【0030】光変調器26a〜26dは、それぞれ光L
1、光L2、光L3、光L4を変調周波数fm1、fm
2、fm3、fm4に基づき変調する。
【0031】偏光状態変更部28は、光変調器26a〜
26dから出射された光L1、光L2、光L3、光L4
の偏光状態をそれぞれ異ならせて出射する。すなわち、
光L1の偏光状態を円偏光、光L2の偏光状態を0°直
線偏光、光L3の偏光状態を45°直線偏光、光L4の
偏光状態を90°直線偏光として出射する。
【0032】偏光状態変更部28は、0°偏光板28
b、45°偏光板28cおよび90°偏光板28dを有
する。0°偏光板28bは光変調器26bに、45°偏
光板28cは光変調器26cに、90°偏光板28dは
光変調器26dに接続されている。
【0033】光合波器30は、光分離出射部20により
出射された光を合波する。光分離出射部20および光合
波器30が偏波コントローラを構成する。合波された光
は、被測定物(DUT)90を介して、あるいは直接に測
定量分離取得部40に入射される。
【0034】測定量分離取得部40は、光合波器30の
出力を被測定物(DUT)90を介して、あるいは直接に
受け、光合波器30の出力に関する測定量を変調周波数
ごとに取得する。測定量とは、例えば光パワーである。
【0035】測定量分離取得部40は、光電変換器(O
/E)42、パワースプリッタ44、バンドパスフィル
タ(BPF)46a、46b、46c、46d、パワー
メータ48a、48b、48c、48dを備える。
【0036】光電変換器(O/E)42は、被測定物
(DUT)90を介して、あるいは直接に受けた光合波器
30の出力を光電変換し、電気信号を出力する。
【0037】パワースプリッタ44は、光電変換器42
の出力した電気信号を電気信号E1、電気信号E2、電
気信号E3、電気信号E4に分離する。
【0038】バンドパスフィルタ(BPF)46a、4
6b、46c、46dはそれぞれ電気信号E1、電気信
号E2、電気信号E3、電気信号E4の内、変調周波数
成分の信号を取り出す。すなわち、バンドパスフィルタ
46aは周波数fm1の成分の電気信号を、バンドパス
フィルタ46bは周波数fm2の成分の電気信号を、バ
ンドパスフィルタ46cは周波数fm3の成分の電気信
号を、バンドパスフィルタ46dは周波数fm4の成分
の電気信号を取り出す。
【0039】パワーメータ48a、48b、48c、4
8dは、バンドパスフィルタ46a、46b、46c、
46dの取り出した電気信号の変調周波数成分のパワー
を計測する。パワーメータ48aは、周波数fm1の成
分の電気信号のパワーを計測する。よって、パワーメー
タ48aは、円偏光が被測定物(DUT)90を透過した
ものの光パワーPcirc、あるいは円偏光を直接受けたも
のの光パワーP’circを計測する。パワーメータ48b
は、0°直線偏光が被測定物(DUT)90を透過したも
のの光パワーP0°、あるいは0°直線偏光を直接受け
たものの光パワーP’0°を計測する。パワーメータ4
8cは、45°直線偏光が被測定物(DUT)90を透過
したものの光パワーP45°、あるいは45°直線偏光を
直接受けたものの光パワーP’45°を計測する。パワー
メータ48dは、90°直線偏光が被測定物(DUT)9
0を透過したものの光パワーP90°あるいは90°直線
偏光を直接受けたものの光パワーP’90°を計測する。
すなわち、下記のパワーメータ48a−48dの計測す
るものは表1のようになる。
【0040】
【表1】 制御演算部50は、測定量分離取得部40の取得した測
定量(光パワー)に基づき、被測定物(DUT)90のミ
ューラー行列要素(M00、M01、M02、M03)および偏波依
存性損失(PDL:Polarization Dependent Loss)を演算
する。
【0041】ミューラー行列要素は、以下の式により求
めることができる。
【0042】
【数1】 ただし、Rcirc、R0°、R45°、R90°は以下の式に
示すようなパワー比である。
【0043】
【数2】 また、偏波依存性損失(PDL)は、以下の式により求め
ることができる。
【0044】
【数3】 よって、制御演算部50は測定量分離取得部40の取得
した光パワーに基づき、パワー比Rcirc、R0°、R45
°、R90°を求める。そして、ミューラー行列要素を求
め、偏波依存性損失(PDL)を求める。
【0045】また、制御演算部50は、波長可変光源1
0の波長を制御する。ある光波長における被測定物(DU
T)90の偏波依存性損失(PDL)を計測する場合は、か
かる光波長の光を出射するように波長可変光源10を制
御する。被測定物(DUT)90の偏波依存性損失(PDL)
の波長依存特性を計測する場合は、波長可変光源10が
出射する光の波長を所定範囲において変化させる。すな
わち、光の波長がある波長における光パワーの測定が終
われば、光の波長をまたある波長に変化させる。
【0046】次に、第一の実施形態の動作を説明する。
【0047】まず、波長可変光源10は、ある波長の光
を出射する。
【0048】この光は、円偏光出射部22により円偏光
とされ、光分波器24により光L1、光L2、光L3、
光L4に分波される。光L1、光L2、光L3、光L4
は、光変調器26a〜26dにより変調周波数fm1、
fm2、fm3、fm4に基づき変調される。変調され
た光L1、光L2、光L3、光L4は、偏光状態変更部
28により、それぞれ、円偏光、0°直線偏光、45°
直線偏光、90°直線偏光として出射される。
【0049】光分離出射部20により出射された光は、
光合波器30により合波される。合波された光は、被測
定物(DUT)90を介して、あるいは直接に測定量分離
取得部40に入射される。
【0050】測定量分離取得部40に入射された光は、
光電変換器(O/E)42により電気信号に変換され、
パワースプリッタ44により電気信号E1、電気信号E
2、電気信号E3、電気信号E4に分離される。電気信
号E1、電気信号E2、電気信号E3、電気信号E4
は、バンドパスフィルタ(BPF)46a、46b、4
6c、46dにより、周波数fm1、fm2、fm3、
fm4成分が取り出され、それらのパワーがパワーメー
タ48a、48b、48c、48dにより計測される。
計測結果は、表1に示すようなものである。
【0051】制御演算部50は、測定量分離取得部40
により取得された光パワーを用いて、被測定物(DUT)
90のミューラー行列要素(M00、M01、M02、M03)およ
び偏波依存性損失(PDL)を演算する。なお、被測定物
(DUT)90の偏波依存性損失(PDL)の波長依存特性を
求めたい場合は、制御演算部50が波長可変光源10を
制御して波長を変化させる。
【0052】第一の実施形態によれば、偏光状態を異な
らせた光L1、光L2、光L3、光L4を光合波器30
により合波して被測定物(DUT)90に出射しても、偏
光状態(円偏光、0°直線偏光、45°直線偏光、90
°直線偏光)ごとに変調周波数(fm1、fm2、fm
3、fm4)が異なっているため、測定量分離取得部4
0により、それぞれの偏光状態の光に関する光パワーを
取得できる。そして、取得した光パワーを用いて被測定
物(DUT)90のミューラー行列要素および偏波依存性
損失(PDL)を求めることができる。
【0053】よって、一つの光路に、(1)0°偏光板
28bを挿入する、(2)45°偏光板28cを挿入す
る、(3)90°偏光板28dを挿入する、(4)偏光
板28b〜dのいずれも挿入しない、といったような偏
光状態の変更のための工程に時間を浪費することがない
ため、被測定物(DUT)90のミューラー行列要素およ
び偏波依存性損失(PDL)の測定時間を短縮できる。
【0054】第二の実施形態 第二の実施形態は、第一の実施形態における光変調器2
6a〜26dのかわりに、光チョッパ27a〜27dを
用いた点、および第一の実施形態におけるバンドパスフ
ィルタ46a〜46dのかわりに、ロックインアンプ4
7a〜47dを用いた点が異なる。
【0055】図2は、第二の実施形態にかかる光特性測
定装置の構成を示すブロック図である。以下、第一の実
施形態と同様な部分は同一の番号を付して説明を省略す
る。第二の実施形態にかかる光特性測定装置は、波長可
変光源10、光分離出射部20、光合波器30、測定量
分離取得部40、制御演算部50を備える。
【0056】波長可変光源10は第一の実施形態と同様
である。
【0057】光分離出射部20は、円偏光出射部22、
光分波器24、発振器25e、光チョッパ27a、27
b、27c、27d、偏光状態変更部28を備える。
【0058】円偏光出射部22、光分波器24、偏光状
態変更部28は第一の実施形態と同様である。
【0059】発振器25eは、ある所定の周波数の信号
を与える。必ずしも、周波数がfm1、fm2、fm
3、fm4と等しくなくてもよい。
【0060】光チョッパ27a、27b、27c、27
dは、発振器25eが発生する信号を受け、光L1、光
L2、光L3、光L4を変調周波数fm1、fm2、f
m3、fm4に基づき変調する。光チョッパ27a〜2
7dを図3に示す。光チョッパ27は、円板に空けてあ
る穴の間隔および回転速度を変えることで、様々な周波
数の光のON/OFF信号を生成することができる。
【0061】なお、光チョッパ27a〜27dから同期
パルス信号が発振器25eに戻され、それぞれ、参照信
号ref1、ref2、ref3、ref4として、ロックインアンプ4
7a〜47dに入力される。
【0062】また、光チョッパ27a〜27dは光のO
N/OFF信号を生成することができるため、偏光状態
変更部28の後に、光チョッパ27a〜27dを配置す
るようにしても同等の効果を奏する。この場合、偏光状
態変更部28が、光分波器24により分波された光の偏
光状態を異ならせ、偏光状態変更部28の出力を光チョ
ッパ27a〜27dが、変調周波数fm1、fm2、f
m3、fm4に基づき変調する。
【0063】光合波器30は、第一の実施形態と同様で
ある。
【0064】測定量分離取得部40は、光電変換器(O
/E)42、分波器43、ロックインアンプ47a、4
7b、47c、47d、DCパワーメータ49a、49
b、49c、49dを備える。
【0065】光電変換器(O/E)42は、第一の実施
形態と同様である。分波器43は、光電変換器42の出
力した電気信号を電気信号E1、電気信号E2、電気信
号E3、電気信号E4に分離する。
【0066】ロックインアンプ47a、47b、47
c、47dは、それぞれ電気信号E1、電気信号E2、
電気信号E3、電気信号E4を受ける。しかも、それぞ
れ参照信号ref1、ref2、ref3、ref4を受ける。ロックイ
ンアンプ47は、電気信号の内、参照信号と同じ周波数
の成分を増幅して出力する。よって、ロックインアンプ
47aは、電気信号E1から参照信号ref1(周波数fm
1)と同じ周波数の成分を増幅して出力する。ロックイ
ンアンプ47b、47c、47dはそれぞれ電気信号E
2、電気信号E3、電気信号E4から周波数fm2、f
m3、fm4の成分を増幅して出力する。
【0067】DCパワーメータ49a、49b、49
c、49dは第一の実施形態と同様である。ただし、ロ
ックインアンプ47a、47b、47c、47dの出力
はDC(直流)出力なのでDC(直流)のパワーを計測
する必要がある。そこで、DCパワーメータ49a、4
9b、49c、49dはDC(直流)のパワーを計測す
るものである。
【0068】制御演算部50は、第一の実施形態と同様
である。
【0069】第二の実施形態の動作は、第一の実施形態
の動作と同様である。ただし、光L1、光L2、光L
3、光L4は、光チョッパ27a〜27dにより変調周
波数fm1、fm2、fm3、fm4に基づき変調され
る。また、電気信号E1、電気信号E2、電気信号E
3、電気信号E4は、ロックインアンプ47a、47
b、47c、47dにより、周波数fm1、fm2、f
m3、fm4成分が取り出される。
【0070】第二の実施形態によっても、第一の実施形
態と同様な効果を奏する。
【0071】第三の実施形態 第三の実施形態は、光分離出射部20が第一の実施形態
と異なる。
【0072】第三の実施形態にかかる光特性測定装置
は、波長可変光源10、光分離出射部20、光合波器3
0、測定量分離取得部40、制御演算部50を備える。
【0073】波長可変光源10、光合波器30、測定量
分離取得部40、制御演算部50は第一の実施形態と同
様である。そこで、第三の実施形態にかかる光特性測定
装置の波長可変光源10、光分離出射部20、光合波器
30のみを図4に示す。
【0074】光分離出射部20は、波長可変光源10か
ら出射された光を、偏光状態および変調周波数をそれぞ
れ異ならせて分波して出射する。第三の実施形態におい
ては、波長可変光源10から出射された光を、円偏光、
0°直線偏光、45°直線偏光および90°直線偏光と
し、それぞれ変調周波数fm1、fm2、fm3、fm
4で変調して出力する。
【0075】光分離出射部20は、光分波器24、発振
器25a、25b、25c、25d、光変調器26a、
26b、26c、26d、偏光状態変更部28を備え
る。
【0076】光分波器24は、波長可変光源10から出
射された光を光L1、光L2、光L3、光L4に分波す
る。
【0077】発振器25a〜25dは、光変調器26a
〜26dに変調周波数fm1、fm2、fm3、fm4
を与えるための発振器である。ただし、fm1、fm
2、fm3およびfm4は、いずれも異なる値である。
【0078】光変調器26a〜26dは、それぞれ光L
1、光L2、光L3、光L4を変調周波数fm1、fm
2、fm3、fm4に基づき変調する。
【0079】偏光状態変更部28は、光変調器26a〜
26dから出射された光L1、光L2、光L3、光L4
の偏光状態をそれぞれ異ならせて出射する。すなわち、
光L1の偏光状態を円偏光、光L2の偏光状態を0°直
線偏光、光L3の偏光状態を45°直線偏光、光L4の
偏光状態を90°直線偏光として出射する。
【0080】偏光状態変更部28は、四分の一波長板2
8a’’、二分の一波長板28b’’、二分の一波長板
28c’’および二分の一波長板28d’’を有する。
四分の一波長板28a’’は光変調器26aに、二分の
一波長板28b’’は光変調器26bに、二分の一波長
板28c’’は光変調器26cに、二分の一波長板28
d’’は光変調器26dに接続されている。光変調器2
6a〜26dから出射された光L1、光L2、光L3、
光L4の偏光状態は一般的に直線偏光であるため、この
ような偏光板の配置が可能である。
【0081】なお、光変調器26a〜26dから出射さ
れた光L1、光L2、光L3、光L4の直線偏光度を高
めるために図5に示すように、四分の一波長板28
a’’の直前に偏光子28a’を、二分の一波長板28
b’’の直前に偏光子28b’を、二分の一波長板28
c’’の直前に偏光子28c’を、二分の一波長板28
d’’の直前に偏光子28d’を配置してもよい。偏光
子28a’、偏光子28b’、偏光子28c’、偏光子
28d’を配置することで、光L1、光L2、光L3、
光L4の偏光状態の直線偏光度を高めることができる。
【0082】第三の実施形態の動作は第一の実施形態と
同様である。
【0083】また、上記の実施形態は、以下のようにし
て実現できる。CPU、ハードディスク、メディア(フ
ロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROMなど)読
み取り装置を備えたコンピュータのメディア読み取り装
置に、上記の各部分、特に制御演算部50を実現するプ
ログラムを記録したメディアを読み取らせて、ハードデ
ィスクにインストールする。このような方法でも、上記
の機能を実現できる。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、偏光状態を異ならせた
光を光合波手段により合波して被測定物に出射しても、
偏光状態ごとに変調周波数が異なっているため、測定量
分離取得手段により、それぞれの偏光状態の光に関する
測定量を取得できる。よって、偏光状態の変更のために
時間を浪費することがないため、被測定物の光特性の測
定時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる光特性測定装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第二の実施形態にかかる光特性測定装
置の構成を示すブロック図である。
【図3】光チョッパ27a〜27dの正面図である。
【図4】本発明の第三の実施形態にかかる光特性測定装
置の部分的な構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第三の実施形態の変形例にかかる光特
性測定装置の部分的な構成を示すブロック図である。
【図6】従来技術のミューラー行列法による光ファイバ
の偏波依存性損失の測定法を説明する図である。
【符号の説明】
10 波長可変光源 20 光分離出射部 22 円偏光出射部 24 光分波器 25a〜25d 発振器 26a〜26d 光変調器 27a〜27d 光チョッパ 28 偏光状態変更部 28b 0°偏光板 28c 45°偏光板 28d 90°偏光板 28a’’ 四分の一波長板 28b’’、28c’’、28d’’ 二分の一波長
板 30 光合波器 40 測定量分離取得部 42 光電変換器(O/E) 44 パワースプリッタ 46a〜46d バンドパスフィルタ(BPF) 47a〜47d ロックインアンプ 48a〜48d パワーメータ 49a〜49d DCパワーメータ 50 制御演算部 90 被測定物(DUT)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今村 元規 東京都練馬区旭町1丁目32番1号 株式会 社アドバンテスト内 (72)発明者 小関 健 埼玉県さいたま市天沼27443−26 Fターム(参考) 2G086 KK01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定物の光特性を測定する光特性装置で
    あって、 光源と、 前記光源から出射された光を、偏光状態および変調周波
    数をそれぞれ異ならせて分波して出射する光分離出射手
    段と、 前記光分離出射手段により出射された光を合波する光合
    波手段と、 前記光合波手段の出力を前記被測定物を介して受け、前
    記光合波手段の出力に関する測定量を前記変調周波数ご
    とに取得する測定量分離取得手段と、 を備えた光特性測定装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の光特性測定装置であっ
    て、 前記光分離出射手段は、 前記光源から出射された光を分波する光分波手段と、 前記光分波手段により分波された光をそれぞれ異なる前
    記変調周波数で変調する光変調手段と、 前記光変調手段の出力の前記偏光状態をそれぞれ異なら
    せる偏光状態変更手段と、 を有する、 光特性測定装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の光特性測定装置であっ
    て、 前記光分離出射手段は、 前記光源から出射された光を円偏光として前記光分波手
    段に出射する円偏光出射手段を有する光特性測定装置。
  4. 【請求項4】請求項2または3に記載の光特性測定装置
    であって、 前記光変調手段は光チョッパである、光特性測定装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の光特性測定装置であっ
    て、 前記光分離出射手段は、 前記光源から出射された光を円偏光とする円偏光出射手
    段と、 前記円偏光を分波する光分波手段と、 前記光分波手段により分波された光の前記偏光状態をそ
    れぞれ異ならせる偏光状態変更手段と、 前記偏光状態変更手段の出力をそれぞれ異なる前記変調
    周波数で変調する光チョッパと、 を有する、 光特性測定装置。
  6. 【請求項6】請求項2ないし5のいずれか一項に記載の
    光特性測定装置であって、 前記偏光状態変更手段は、入力された光の前記偏光状態
    を円偏光、0°直線偏光、45°直線偏光および90°
    直線偏光とする、 光特性測定装置。
  7. 【請求項7】請求項1に記載の光特性測定装置であっ
    て、 前記測定量は光パワーである光特性測定装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の光特性測定装置であっ
    て、 前記測定量分離取得手段は、 前記光合波手段の出力を光電変換する光電変換手段と、 前記光電変換手段の出力を分離する分離手段と、 前記分離手段の出力から前記変調周波数の成分を取り出
    す帯域フィルタリング手段と、 を有する光特性測定装置。
  9. 【請求項9】請求項7に記載の光特性測定装置であっ
    て、 前記測定量分離取得手段は、 前記光合波手段の出力を光電変換する光電変換手段と、 前記光電変換手段の出力を分離する分離手段と、 前記分離手段の出力から前記変調周波数の成分を取り出
    すロックインアンプと、 を有する光特性測定装置。
  10. 【請求項10】被測定物の光特性を測定する光特性方法
    であって、 光源から出射された光を、偏光状態および変調周波数を
    それぞれ異ならせて分波して出射する光分離出射工程
    と、 前記光分離出射工程により出射された光を合波する光合
    波工程と、 前記光合波工程の出力を前記被測定物を介して受け、前
    記光合波工程の出力に関する測定量を前記変調周波数ご
    とに取得する測定量分離取得工程と、 を備えた光特性測定方法。
  11. 【請求項11】光源と、前記光源から出射された光を、
    偏光状態および変調周波数をそれぞれ異ならせて分波し
    て出射する光分離出射手段と、前記光分離出射手段によ
    り出射された光を合波する光合波手段と、前記光合波手
    段の出力を被測定物を介して受け、前記光合波手段の出
    力に関する測定量を前記変調周波数ごとに取得する測定
    量分離取得手段とを備えた光特性測定装置における光特
    性測定処理をコンピュータに実行させるためのプログラ
    ムであって、 前記測定量に基づき前記被測定物の光特性を演算する演
    算処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  12. 【請求項12】光源と、前記光源から出射された光を、
    偏光状態および変調周波数をそれぞれ異ならせて分波し
    て出射する光分離出射手段と、前記光分離出射手段によ
    り出射された光を合波する光合波手段と、前記光合波手
    段の出力を被測定物を介して受け、前記光合波手段の出
    力に関する測定量を前記変調周波数ごとに取得する測定
    量分離取得手段とを備えた光特性測定装置における光特
    性測定処理をコンピュータに実行させるためのプログラ
    ムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録
    媒体であって、 前記測定量に基づき前記被測定物の光特性を演算する演
    算処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを
    記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒
    体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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