JP2003269957A - 衛星画像の位置補正装置及び位置補正方法 - Google Patents

衛星画像の位置補正装置及び位置補正方法

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JP2003269957A
JP2003269957A JP2002074404A JP2002074404A JP2003269957A JP 2003269957 A JP2003269957 A JP 2003269957A JP 2002074404 A JP2002074404 A JP 2002074404A JP 2002074404 A JP2002074404 A JP 2002074404A JP 2003269957 A JP2003269957 A JP 2003269957A
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satellite
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Ikuko Kai
郁子 甲斐
Masakazu Koiwa
雅和 小岩
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Mitsubishi Space Software Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人間が巨大な衛星画像上の地物を目視によっ
て詳細に検討することなく自動的に衛星画像の位置誤差
の補正が実現でき、かつ海面画像等の地物の存在しない
衛星画像の位置誤差の補正をも可能とする。 【解決手段】 有地物衛星画像を使用して人工衛星の軌
道誤差を計算する軌道誤差計算部と、目標物の存在する
地域を撮影した有地物衛星画像上の特定の地物の緯度経
度により予め位置補正が施されているサンプル地物衛星
画像を保存しているサンプル地物衛星画像データベース
とを有する衛星画像の位置補正装置であって、軌道誤差
計算部は、有地物衛星画像から目標物の存在する地域を
撮影した有地物衛星画像を検索するとともに、サンプル
地物衛星画像データベースから目標物の存在する地域の
サンプル地物衛星画を検索し、これら検索された有地物
衛星画像とサンプル地物衛星画とに存在している同一地
物の位置マッチングを行い両者の位置ずれを計算するこ
とで人工衛星の軌道誤差を算出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主として人工衛星に
搭載する合成開口レーダ(以下、衛星SAR(Synt
hetic Apature Radar)という。)
及び、人工衛星に搭載する光学センサによって撮影され
た衛星画像から検出された船舶等の目標物における、衛
星画像が持つ位置誤差により生じる目標物の位置誤差を
自動的に低減する位置補正装置及び位置補正方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】衛星SARは、衛星に搭載したアンテナ
から送信波を地球表面に放射し、地球表面からの反射波
を衛星に搭載した受信機で受信信号処理した後、地上局
にデータ送信する。地上局では、衛星からそのデータを
受信し、この受信データに必要な信号処理を施して、衛
星SAR画像と呼ばれる衛星画像データを作成する。こ
の衛星SAR画像は、衛星運用機関によりCD−RO
M、磁気テープ等の記録媒体に収納され、又はデータ通
信手段によって利用者に提供されている。
【0003】また、光学センサは、衛星に搭載したCC
Dカメラによって太陽光の反射光を感光し、受信信号処
理した後、地上局にデータを送信する。地上局では、衛
星からそのデータを受信し、この受信データに必要な信
号処理を施して、光学センサ画像と呼ばれる衛星画像デ
ータを作成する。この光学センサ画像は、衛星運用機関
によりCD−ROM、磁気テープ等の記録媒体に収納さ
れ、又はデータ通信手段によって利用者に提供されてい
る。
【0004】ところで、人工衛星の予測軌道と実軌道に
は、ずれが存在するが、これらの人工衛星によって撮影
される衛星SAR画像、光学センサ画像等の衛星画像デ
ータに添付される位置情報には予測軌道が使用されるた
め、撮影目標物の位置と実際の撮影位置の間に軌道誤差
が生じる。この軌道誤差によって、衛星画像内の位置誤
差が発生する。
【0005】衛星運用機関から提供される衛星画像デー
タには、衛星画像の四隅の緯度経度等の位置情報、画像
のピクセル数、ライン数等の情報も含まれており、これ
らの情報から画像中の目標物の位置誤差を計算すること
ができるが、提供される位置情報は予測される衛星軌道
と撮影時刻から自動的に計算された情報を用いている。
したがって、衛星軌道の誤差が大きい場合、この軌道誤
差がそのまま画像中の目標物の位置誤差となってしま
う。
【0006】従来より、衛星画像の位置誤差を低減する
ものとして、衛星画像内に存在する島、岬、山等の特徴
的な地物(GCP(Ground Control P
oint)とも呼ばれる)を目視により確認し、それら
の緯度経度を確認し、これらを手がかりとして位置誤差
の補正を行っていた。
【0007】ところが、このような従来の技術では次の
ような問題があった。
【0008】つまり、従来の技術では、衛星画像上の地
物を目視により確認するためには、人間が巨大な画像デ
ータを詳細に検討し、衛星画像から3点以上の地物位置
を決定し、そこから補正値を計算するために多大な労力
が必要とされるという問題があった。
【0009】さらに、従来の技術では、海面画像等の地
物の存在しない衛星画像においては、基準となるものが
ないため位置誤差の補正を行うことができない、という
問題があった。
【0010】そこで、この発明は以上のような従来の技
術の問題点を解決しようとするものであり、人間が巨大
な衛星画像上の地物を目視によって詳細に検討すること
なく自動的に衛星画像の位置誤差の補正が実現でき、か
つ海面画像等の地物の存在しない衛星画像の位置誤差の
補正をも可能とする衛星画像の位置補正装置及び位置補
正方法を提供することを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するため、請求項1に記載の発明は、人工衛星により撮
影された島、岬、山等の特徴的な地物の存在する有地物
衛星画像を使用して前記人工衛星の軌道誤差を計算する
軌道誤差計算部と、目標物の存在する地域を撮影した前
記有地物衛星画像上の特定の地物の緯度経度により予め
位置補正が施されているサンプル地物衛星画像を保存し
ているサンプル地物衛星画像データベースとを有する衛
星画像の位置補正装置であって、前記軌道誤差計算部
は、前記有地物衛星画像から目標物の存在する地域を撮
影した有地物衛星画像を検索するとともに、前記サンプ
ル地物衛星画像データベースから目標物の存在する地域
のサンプル地物衛星画像を検索し、これら検索された有
地物衛星画像とサンプル地物衛星画像とに存在している
同一地物の位置マッチングを行い両者の位置ずれを計算
することで前記人工衛星の軌道誤差を算出するようにし
たことを特徴としている。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1の構成
に加えて、前記有地物衛星画像と海面画像等の地物の存
在しない無地物衛星画像とを読み込む入出力制御部と、
前記無地物衛星画像に含まれている位置情報から目標物
の緯度経度を計算する無地物補正部とを有し、該無地物
補正部で計算した目標物の緯度経度に前記軌道誤差計算
部で計算した軌道誤差を加算することにより目標物の緯
度経度を求めるようにしたことを特徴としている。
【0013】請求項3に記載の発明は、人工衛星により
撮影された島、岬、山等の特徴的な地物の存在する有地
物衛星画像と、該有地物衛星画像内の地域を撮影した前
記地物の緯度経度により位置補正が予め行われているサ
ンプル地物衛星画像との照合を行い、該サンプル地物衛
星画像と前記有地物衛星画像とに表れている同一地物同
士の対応位置を検出し、該検出された対応位置間の誤差
から前記人工衛星の軌道誤差を求め、該軌道誤差を前記
有地物衛星画像上の目標物の緯度経度に加算することで
衛星画像の位置誤差の補正を行うことを特徴としてい
る。
【0014】請求項4に記載の発明は、同一周回軌道上
の人工衛星により撮影された衛星画像に含まれている位
置情報を用いて予め計算された軌道誤差を加算すること
によって、海面画像等の地物の存在しない無地物衛星画
像の位置補正を行うことを特徴としている。ここで、同
一周回とは、同じ人工衛星が地球の周りを1回転する間
のことであり、この間の軌道誤差の変動はほとんどない
ものと考えられる。
【0015】請求項5に記載の発明は、海面画像等の地
物の存在しない無地物衛星画像内に存在する船舶等の目
標物の位置情報により前記無地物衛星画像の撮影時刻に
おける前記目標物の位置を推定し、該推定された推定位
置と前記無地物衛星画像内の前記目標物の位置とを対応
させて位置誤差を求め、該位置誤差を元に人工衛星によ
り撮影された衛星画像の位置補正を行うことを特徴とし
ている。
【0016】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]以下、この発明
の実施の形態1について図1乃至図9を参照しながら説
明する。
【0017】図1は、この発明の実施の形態1に係る衛
星画像の位置補正装置の全体構成図である。
【0018】図中の1及び2は、衛星運用機関からCD
−ROM、磁気テープ等の記録媒体にて提供される位置
情報を含む衛星画像である。衛星画像に含まれる位置情
報をメタデータと呼び、このメタデータには衛星画像の
四隅の緯度経度、ピクセル数、ライン数等が含まれる。
1は地物を含む陸地を撮影した人工衛星搭載の光学セン
サによって撮影した有地物衛星画像、2は地物が存在し
ない海面のみを人工衛星搭載の光学センサによって撮影
した無地物衛星画像である。
【0019】3は、有地物衛星画像1を記録媒体から読
み込み、表示装置4に対して衛星画像を表示すると共
に、無地物衛星画像2中の目標物の補正済み緯度経度5
を出力する入出力制御部である。6は、有地物衛星画像
1の撮影範囲に対応するサンプル地物衛星画像データベ
ース7からサンプル地物衛星画像を読み込み、人工衛星
の軌道誤差を計算する軌道誤差計算部である。8は、無
地物衛星画像2に対して軌道誤差計算部6で算出される
軌道誤差を用いて無地物衛星画像2に含まれる目標物の
位置を補正する無地物補正部である。
【0020】図2は、この発明の実施の形態1に係る衛
星画像の位置補正装置における軌道誤差計算部の構成図
である。
【0021】検索部14は、有地物衛星画像1から衛星
画像に含まれる位置情報を検出する衛星画像位置検索部
9と、予め地物によって位置補正を行ってある地物近辺
を切り出したサンプル地物衛星画像が保存されているサ
ンプル地物衛星画像データベース7と、衛星画像位置検
索部9によって検出された衛星画像の位置情報を元に、
有地物衛星画像1の中に存在する地物を含むサンプル地
物衛星画像をサンプル地物衛星画像データベース7から
検索して抽出するサンプル地物衛星画像検索部10を有
している。
【0022】11は、抽出されたサンプル地物衛星画像
と有地物衛星画像1の地物位置を照合し、画像中の真の
地物位置を決定する地物位置マッチング部である。12
は、地物位置マッチング部11によって決定された真の
地物位置と有地物衛星画像1から得られる誤差を含んだ
偽の地物位置との差を算出する位置ずれ計算部である。
13は、軌道誤差計算部6の出力であるオフセット量で
ある。
【0023】次に、この発明の実施の形態1に係る衛星
画像の位置補正装置における動作の概要を図3及び図4
に示し、その動作を説明する。
【0024】図3は、この発明の実施の形態1に係る衛
星画像の位置補正装置の全体の動作概念図である。
【0025】図中のG1は有地物衛星画像、G2は無地
物衛星画像である。
【0026】前述の通り、人工衛星の予測される衛星軌
道と真の衛星軌道とは必ずしも一致しておらず、両者に
はずれが生じているのが一般的である。そこで、この発
明では、まず有地物衛星画像G1中の真の地物位置をサ
ンプル地物衛星画像Sとの照合から検知し、有地物衛星
画像G1に含まれるメタデータから真の地物位置の緯度
経度を計算し、この計算された緯度経度(推定位置)と
サンプル地物衛星画像Sを使用して求められた真の地物
の緯度経度との誤差量を計算し、この誤差量をオフセッ
ト量13として無地物衛星画像G2の緯度経度を補正す
ることで、地物の存在しない海面画像中の船舶等の目標
物の位置補正を行うこととしている。
【0027】図4は、軌道誤差計算部6の動作概念図で
ある。
【0028】まず、有地物衛星画像G1に含まれるメタ
データから照合すべきサンプル地物衛星画像Sをサンプ
ル地物衛星画像データベース7から選択する。このサン
プル地物衛星画像S内の参照点をずらしながら有地物衛
星画像G1と照合し、サンプル地物衛星画像S内の輝度
データと有地物衛星画像G1内の参照点を中心としたサ
ンプル地物衛星画像Sと同じ大きさの領域内に含まれる
輝度データとの相互相関係数を計算し、この相互相関係
数が最大となる参照点を真の地物位置として、有地物衛
星画像G1上の地物位置を検出する。さらに、この対応
位置における緯度経度を有地物衛星画像G1のメタデー
タから計算したものと、地物の緯度経度との誤差量を算
出する。この誤差量が軌道誤差計算部6の出力であるオ
フセット量13となり、このオフセット量13を元に位
置補正を行うものである。
【0029】次に、この発明の実施の形態1に係る衛星
画像の位置補正装置の動作を、図5乃至図9に示したフ
ローチャートを参照しながら説明する。
【0030】図5は位置補正部のフローチャートであ
り、図6は軌道誤差検出部のフローチャートであり、図
7及び図8は地物位置マッチング部のフローチャートで
あり、図9は無地物補正部のフローチャートである。
【0031】図5に示したフローチャートを参照して、
この発明の実施の形態1に係る衛星画像の位置補正装置
の動作を説明する。
【0032】まず、有地物衛星画像1より軌道誤差を軌
道誤差計算部6によって算出する(ステップS1)。そ
の後、この計算された軌道誤差を用いて、無地物補正部
8において無地物衛星画像2中の目標物の位置補正を行
う(ステップS2)。
【0033】次に、軌道誤差計算部6の動作を図6に示
したフローチャートを参照して説明する。
【0034】軌道誤差計算部6は、まず、有地物衛星画
像1及び有地物衛星画像1に含まれるメタデータを読み
込み、有地物衛星画像1の四隅の緯度経度情報(lat
(k),lon(k))(北西k=0,北東k=1,南
西k=2,南東k=3)、及び画像の大きさ(colu
mn,row)を設定する(ステップS11)。
【0035】次に、サンプル地物衛星画像検索部10に
おいて、サンプル地物衛星画像データベース7に登録さ
れている地物の緯度経度情報と有地物衛星画像1の四隅
の緯度経度情報を比較し、有地物衛星画像1の範囲内に
含まれる地物を含むサンプル地物衛星画像Sを3点抽出
し、サンプル地物衛星画像Sに含まれる地物緯度経度を
真の地物緯度経度として設定する(ステップS12)。
【0036】次に、軌道誤差計算部6において、抽出し
た3点のサンプル地物衛星画像S中の地物緯度経度が有
地物衛星画像1中のどの位置(x(i),y(i))に
存在するかを数1及び数2によって計算する(ステップ
S13)。
【0037】
【数1】
【0038】
【数2】
【0039】次に、図7及び図8を参照して、地物位置
マッチング部11の動作を説明する。
【0040】まず、有地物衛星画像1におけるマッチン
グ処理の開始点を有地物衛星画像1中の地物位置(x
(i),y(i))、サンプル地物衛星画像の大きさ
(SAMPLE_SIZE_X,SAMPLE_SIZ
E_Y)、マッチング処理範囲(SERCH_WIDT
H)を元に数3及び数4に従って計算する(ステップS
21)。
【0041】
【数3】
【0042】
【数4】
【0043】次いで、マッチング終了点を同じく数5及
び数6によって計算する(ステップS21)。
【0044】
【数5】
【0045】
【数6】
【0046】次に、サンプル地物衛星画像の輝度の分散
var_sample、有地物衛星画像1におけるマッ
チング処理点を始点としてサンプル地物衛星画像の大き
さ分の範囲内における画素の輝度の分散var_ima
geを数7乃至数10に従って計算する(ステップS2
2)。
【0047】
【数7】
【0048】
【数8】
【0049】
【数9】
【0050】
【数10】
【0051】さらに、サンプル地物衛星画像と有地物衛
星画像1におけるマッチング処理点を始点としてサンプ
ル地物衛星画像の大きさ分の範囲内にける画素の輝度の
共分散covを数11に従って計算する(ステップS2
3)。
【0052】
【数11】
【0053】次に、このvar_sample、var
_image、covを用いて、サンプル地物衛星画像
と有地物衛星画像1におけるマッチング処理点を始点と
してサンプル地物衛星画像の大きさ分の範囲内において
画素の輝度の相互相関係数を数12に従って計算する
(ステップS24)。
【0054】
【数12】
【0055】次に、ステップS24の処理が第1回目で
あると判定された場合(ステップS25)、ステップS
24で計算した相互相関係数を最大相互相関係数に設定
し(ステップS26)、有地物衛星画像1における計算
の開始点(SEARCH_X,SEARCH_Y)を
(max_x,max_y)にそれぞれ保存する。
【0056】ステップS24の処理が第2回目以降であ
ると判定された場合(ステップS25)、現在の最大相
互相関係数の値とステップS24で計算した相互相関係
数の値を比較し(ステップS27)、最大相互関係係数
よりも大きい場合、ステップS24で計算した相互相関
係数を最大相互相関係数と置き換えてこの値を最大相互
相関係数とし(ステップS28)、(SEARCH_
X,SEARCH_Y)を(max_x,max_y)
にそれぞれ保存する。
【0057】そして、ステップS22からステップS2
8までを計算終了まで繰り返す。
【0058】1回の繰り返し毎に有地物衛星画像1のマ
ッチング処理の開始点(SEARCH_X,SEARC
H_Y)をX方向に1画素ずつずらして計算を行い、S
EARCH_Xがマッチング処理範囲のx方向の最大値
よりも大きくなった場合、y方向に1画素ずらし、SE
ARCH_Xの値を開始点におけるSEARCH_Xの
値まで戻して、再びSEARCH_Xがマッチング処理
範囲のx方向の最大値よりも大きくなるまで計算を行
う。計算終了は計算終了の判断(ステップS29)にお
いて行い、SEARCH_X,SEARCH_Yがとも
にそれぞれの最大値以上となった時点で計算終了とす
る。
【0059】次に、マッチング処理範囲内の全画素につ
いて、前述の処理を行った後、(max_x,max_
y)に設定されている値を照合位置(x(i),y
(i))に設定する(ステップS30)。
【0060】以上のとおり、ステップS14の地物位置
マッチング処理が済んだら、有地物衛星画像1のメタデ
ータとステップS30で設定された照合位置(x
(i),y(i))を用いて、有地物衛星画像1中の偽
の地物緯度経度を数13及び数14に従って計算する
(ステップS15)。
【0061】
【数13】
【0062】
【数14】
【0063】次に、この偽の地物緯度経度と、先に設定
した真の地物緯度経度との差を数15及び数16に従っ
て計算し、誤差を算出する(ステップS16)。
【0064】
【数15】
【0065】
【数16】
【0066】次に、抽出した3点の地物に対して、ステ
ップS13からステップS16までをそれぞれ行い、3
点の誤差を算出した後、3点の誤差の平均を数17及び
数18に従って計算し、これを軌道誤差とする(ステッ
プS17)。
【0067】
【数17】
【0068】
【数18】
【0069】以上の軌道誤差は軌道誤差計算部6によっ
て算出され、その後、無地物補正部8において、無地物
衛星画像2の位置補正を行う。
【0070】次に、無地物補正部8の動作を図9に示し
たフローチャートを参照して説明する。
【0071】無地物衛星画像2の中の目標とする地物の
偽の緯度経度(lat_f,lon_f)を無地物衛星
画像2のメタデータから数19及び数20に従って計算
し、設定する(ステップS31)。
【0072】
【数19】
【0073】
【数20】
【0074】次に、前述の軌道誤差をステップS31に
おいて設定された目標とする地物の偽の緯度経度に加算
し、目標とする地物の真の緯度経度を算出する(ステッ
プS32)。この緯度経度が、補正された緯度経度とな
り、位置補正部の出力となる。
【0075】この発明の実施の形態1によれば、画像内
に地物の存在する有地物衛星画像と、衛星画像内の地域
を撮影した地物により位置補正済みのサンプル地物衛星
画像との照合を行い、2つの画像中の地物の対応位置を
検出し、検出された対応点間の座標変換係数を計算し、
衛星画像の位置誤差の補正を行うことができる。
【0076】また、この発明の実施の形態1によれば、
地物の存在する有地物衛星画像と地物の存在しない無地
物衛星画像を同一周回軌道において撮影し、地物の存在
する有地物衛星画像によって推定される軌道誤差を用い
て、地物の存在しない無地物衛星画像の位置補正を行う
ことができる。
【0077】なお、この発明の実施の形態1では、サン
プル地物衛星画像と衛星画像の相互相関係数を求めて真
の地物の位置を検知することで軌道誤差を算出したが、
パターン認識等によって地物の位置を検知し、軌道誤差
を算出することによっても同様に正しく位置補正を行う
ことができるのはもちろんである。
【0078】また、予め軌道誤差データベースを作成し
ておき、これを参照することで無地物位置補正を行うこ
とができるのももちろんである。
【0079】[実施の形態2]以下、この発明の実施の
形態2について、図10乃至図14を参照しながら説明
する。
【0080】図10は、この発明の実施の形態2に係る
衛星画像の位置補正装置の全体構成図である。
【0081】21は、衛星運用機関からCD−ROM、
磁気テープ等の記録媒体にて提供される位置情報を含む
衛星画像である。衛星画像21に含まれる位置情報をメ
タデータと呼び、このメタデータには衛星画像21の四
隅の緯度経度、ピクセル数、ライン数等が含まれる。衛
星画像21は、地物が存在しない範囲を人工衛星搭載の
衛星SAR又は光学センサによって撮影した画像であ
る。22は、複数の観測地点で収集された位置、時刻、
温度、湿度、海流等のデータを一括して管理するシステ
ム(DCS(Data Collection Sys
tem)と呼ばれる。)等によって記録された、衛星画
像21中に存在する目標物の位置データである。23
は、衛星画像21を記録媒体から読み込み、衛星画像撮
影時の目標物の位置を位置データ22から推定する目標
物位置推定部である。24は、目標物位置推定部23に
よって推定された目標物の位置と、衛星画像21のメタ
データから計算される目標物の位置から衛星画像21の
補正済み緯度経度を算出し、衛星画像21中の他の目標
物の位置を補正するDCS補正部である。25は、この
発明の実施の形態2に係る衛星画像の位置補正装置の処
理結果であり、衛星画像21中に存在する他の目標物の
補正された補正済み緯度経度である。
【0082】この発明の実施の形態2に係る衛星画像の
位置補正装置の動作の概要を図11の動作概要図を参照
しながら説明する。
【0083】図11は、この発明の実施の形態2に係る
衛星画像の位置補正装置の全体の動作概念図である。
【0084】まず、衛星画像G21の中に含まれる目標
物の内の一つであるAの位置データ22(A1→A2→
A3→A4、・・・)より、衛星画像G21上に目標物
の航跡トラック30を生成する。この航跡トラック30
より、衛星撮影時刻tsにおける緯度経度を推定する。
次に、目標物の内の一つであるAの推定緯度経度Ea
(推定位置)と衛星画像G21上のAの緯度経度Ga
(画像上の位置)を照合し、衛星画像G21に含まれる
メタデータより計算したAの緯度経度Ga(画像上の位
置)と、この推定緯度経度Ea(推定位置)との誤差量
Dを算出する。この誤差量Dを元に、衛星画像G21中
に含まれるA以外の他の目標物の位置補正を行うもので
ある。
【0085】次に、この発明の実施の形態2に係る衛星
画像の位置補正装置の動作を図12乃至図14に示すフ
ローチャートを参照しながら説明する。
【0086】図12は位置補正部のフローチャートであ
り、図13は目標物位置推定部のフローチャートであ
り、図14はDCS補正部のフローチャートである。
【0087】まず、衛星画像21に含まれる目標物の人
工衛星の撮影時刻における緯度経度を位置データ22を
元に目標物位置推定部23によって計算する(ステップ
S31)。ここで、目標物位置推定部23では、図13
に示したように、衛星画像21に含まれるメタデータを
読み込み、人工衛星の撮影時刻ts、画像の四隅の緯度
経度(lat(i),lon(i))及び画像の大きさ
(column,row)を設定する。次に、この衛星
画像21の撮影地域に含まれる目標物の位置データに保
存されているデータの取得時刻と撮影時刻tsとを比較
し、tsとの差が最も小さい時刻t1、t2に取得され
た2つの緯度経度(t1,lat1,lon1)、(t
2,lat2,lon2)を抽出する(ステップS4
1)。この2つの緯度経度から、撮影時刻ts(ただ
し、t1<t2とする)におけるDCS緯度経度(la
t_dcs,lon_dcs)を数21及び数22に従
って計算する(ステップS42)。
【0088】
【数21】
【0089】
【数22】
【0090】ここで得られたDCS緯度経度(lat_
dcs,lon_dcs)を用いて、DCS補正部24
において、衛星画像21のメタデータより計算される緯
度経度の誤差を計算し、この誤差を用いて、衛星画像2
1中の目標物の位置補正を行う。
【0091】具体的には、衛星画像21に含まれるメタ
データより、衛星画像21中の目標物の位置(x,y)
における緯度経度を数23及び数24に従って計算する
(ステップS51)。
【0092】
【数23】
【0093】
【数24】
【0094】次に、ステップS51で計算された緯度経
度と目標物位置推定部23によって計算された目標物の
DCS緯度経度(lat_dcs,lon_dcs)と
の誤差を数25及び数26に従って計算する(ステップ
S52)。
【0095】
【数25】
【0096】
【数26】
【0097】ここで算出された誤差(lat_err,
lon_err)が、衛星画像22の位置誤差である。
【0098】次に、別の目標物jの位置(x(j),y
(j))における緯度経度(lat_off(j),l
on_off(j))をその目標物が存在する無地物衛
星画像のメタデータを用いて設定する(ステップS5
3)。
【0099】次に、ここで得られた緯度経度(lat_
off(j),lon_off(j))に、数27及び
数28に従って位置誤差を加算し、位置補正された緯度
経度(補正済み緯度経度)を算出する(ステップS5
4)。
【0100】
【数27】
【0101】
【数28】
【0102】この発明の実施の形態2によれば、画像内
に地物の存在しない無地物衛星画像において、画像内に
存在する目標物の位置データを基に衛星画像撮影時刻に
おける目標物の位置を推定し、推定位置と衛星画像上の
目標物の位置を対応させて、補正済み緯度経度を計算し、
これを元に衛星画像の位置補正を行うことができる。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、人工衛星により撮影された島、岬、山等
の特徴的な地物の存在する有地物衛星画像を使用して人
工衛星の軌道誤差を計算する軌道誤差計算部と、目標物
の存在する地域を撮影した有地物衛星画像上の特定の地
物の緯度経度により予め位置補正が施されているサンプ
ル地物衛星画像を保存しているサンプル地物衛星画像デ
ータベースとを有する衛星画像の位置補正装置であっ
て、軌道誤差計算部は、有地物衛星画像から目標物の存
在する地域を撮影した有地物衛星画像を検索するととも
に、サンプル地物衛星画像データベースから目標物の存
在する地域のサンプル地物衛星画像を検索し、これら検
索された有地物衛星画像とサンプル地物衛星画像とに存
在している同一地物の位置マッチングを行い両者の位置
ずれを計算することで人工衛星の軌道誤差を算出するよ
うにしたので、衛星画像の位置誤差を補正するための誤
差量が得られることとなる。
【0104】請求項2に記載の発明は、有地物衛星画像
と海面画像等の地物の存在しない無地物衛星画像とを読
み込む入出力制御部と、無地物衛星画像に含まれている
位置情報から目標物の緯度経度を計算する無地物補正部
とを有し、該無地物補正部で計算した目標物の緯度経度
に軌道誤差計算部で計算した軌道誤差を加算することに
より目標物の緯度経度を求めるようにしたので、地物の
存在する有地物衛星画像と地物の存在しない無地物衛星
画像を同一周回軌道において撮影し、地物の存在する有
地物衛星画像によって推定される軌道誤差を用いて、地
物の存在しない無地物衛星画像の位置補正を行うことが
できる。これにより、人間が巨大な衛星画像上の地物を
目視によって詳細に検討することなく自動的に衛星画像
の位置誤差の補正が実現でき、かつ海面画像等の地物の
存在しない衛星画像の位置誤差の補正が可能な位置補正
装置が得られる。
【0105】請求項3に記載の発明によれば、人工衛星
により撮影された島、岬、山等の特徴的な地物の存在す
る有地物衛星画像と、該有地物衛星画像内の地域を撮影
した前記地物の緯度経度により位置補正が予め行われて
いるサンプル地物衛星画像との照合を行い、該サンプル
地物衛星画像と前記有地物衛星画像とに表れている同一
地物同士の対応位置を検出し、該検出された対応位置間
の誤差から前記人工衛星の軌道誤差を求め、該軌道誤差
を前記有地物衛星画像上の目標物の緯度経度に加算する
ことで衛星画像の位置誤差の補正を行うので、地物の存
在する有地物衛星画像と地物の存在しない無地物衛星画
像を同一周回軌道において撮影し、地物の存在する有地
物衛星画像によって推定される軌道誤差を用いて、地物
の存在しない無地物衛星画像の位置補正を行うことがで
きる。これにより、人間が巨大な衛星画像上の地物を目
視によって詳細に検討することなく自動的に衛星画像の
位置誤差の補正が実現でき、かつ海面画像等の地物の存
在しない衛星画像の位置誤差の補正が可能な位置補正方
法が得られる。
【0106】請求項4に記載の発明によれば、同一周回
軌道上の人工衛星により撮影された衛星画像に含まれて
いる位置情報を用いて予め計算された軌道誤差を加算す
ることによって、海面画像等の地物の存在しない無地物
衛星画像の位置補正を行うので、地物の存在する有地物
衛星画像と地物の存在しない無地物衛星画像を同一周回
軌道において撮影し、地物の存在する有地物衛星画像に
よって推定される軌道誤差を用いて、地物の存在しない
無地物衛星画像の位置補正を行うことができる。
【0107】請求項5に記載の発明によれば、海面画像
等の地物の存在しない無地物衛星画像内に存在する船舶
等の目標物の位置情報により前記無地物衛星画像の撮影
時刻における前記目標物の位置を推定し、該推定された
推定位置と前記無地物衛星画像内の前記目標物の位置と
を対応させて位置誤差を求め、該位置誤差を元に人工衛
星により撮影された衛星画像の位置補正を行うので、画
像内に地物の存在しない無地物衛星画像において、画像
内に存在する目標物の位置データを基に衛星画像撮影時
刻における目標物の位置を推定し、推定位置と衛星画像
上の目標物の位置を対応させて、位置誤差を計算し、これ
を元に衛星画像の位置補正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の全体構成図であ
る。
【図2】 同実施の形態1の軌道誤差計算部の構成図で
ある。
【図3】 同実施の形態1の全体の動作概念図である。
【図4】 同実施の形態1の軌道誤差計算部の動作概念
図である。
【図5】 同実施の形態1の位置補正部のフローチャー
トである。
【図6】 同実施の形態1の軌道誤差計算部のフローチ
ャートである。
【図7】 同実施の形態1の地物位置マッチング部の第
1フローチャートである。
【図8】 同実施の形態1の地物位置マッチング部の第
2フローチャートである。
【図9】 同実施の形態1の無地物補正部のフローチャ
ートである。
【図10】 同実施の形態2の全体構成図である。
【図11】 同実施の形態2の全体の動作概念図であ
る。
【図12】 同実施の形態2の位置補正部のフローチャ
ートである。
【図13】 同実施の形態2の目標物位置推定部のフロ
ーチャートである。
【図14】 同実施の形態2のDCS補正部のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 有地物衛星画像 2 無地物衛星画像 3 入出力制御部 4 表示装置 5 補正済み緯度経度 6 軌道誤差計算部 7 サンプル地物衛星画像データベース 8 無地物補正部 9 衛星画像位置検索部 10 サンプル地物衛星画像検索部 11 地物位置マッチング部 12 位置ずれ計算部 21 衛星画像 22 位置データ 23 目標物位置推定部 24 DCS補正部 25 補正済み緯度経度

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人工衛星により撮影された島、岬、山等
    の特徴的な地物の存在する有地物衛星画像を使用して前
    記人工衛星の軌道誤差を計算する軌道誤差計算部と、目
    標物の存在する地域を撮影した前記有地物衛星画像上の
    特定の地物の緯度経度により予め位置補正が施されてい
    るサンプル地物衛星画像を保存しているサンプル地物衛
    星画像データベースとを有する衛星画像の位置補正装置
    であって、 前記軌道誤差計算部は、前記有地物衛星画像から目標物
    の存在する地域を撮影した有地物衛星画像を検索すると
    ともに、前記サンプル地物衛星画像データベースから目
    標物の存在する地域のサンプル地物衛星画像を検索し、
    これら検索された有地物衛星画像とサンプル地物衛星画
    像とに存在している同一地物の位置マッチングを行い両
    者の位置ずれを計算することで前記人工衛星の軌道誤差
    を算出するようにしたことを特徴とする衛星画像の位置
    補正装置。
  2. 【請求項2】 前記有地物衛星画像と海面画像等の地物
    の存在しない無地物衛星画像とを読み込む入出力制御部
    と、前記無地物衛星画像に含まれている位置情報から目
    標物の緯度経度を計算する無地物補正部とを有し、該無
    地物補正部で計算した目標物の緯度経度に前記軌道誤差
    計算部で計算した軌道誤差を加算することにより目標物
    の緯度経度を求めるようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載の衛星画像の位置補正装置。
  3. 【請求項3】 人工衛星により撮影された島、岬、山等
    の特徴的な地物の存在する有地物衛星画像と、該有地物
    衛星画像内の地域を撮影した前記地物の緯度経度により
    位置補正が予め行われているサンプル地物衛星画像との
    照合を行い、該サンプル地物衛星画像と前記有地物衛星
    画像とに表れている同一地物同士の対応位置を検出し、
    該検出された対応位置間の誤差から前記人工衛星の軌道
    誤差を求め、該軌道誤差を前記有地物衛星画像上の目標
    物の緯度経度に加算することで前記衛星画像の位置誤差
    の補正を行うことを特徴とする衛星画像の位置補正方
    法。
  4. 【請求項4】 同一周回軌道上の人工衛星により撮影さ
    れた衛星画像に含まれている位置情報を用いて予め計算
    された軌道誤差を加算することによって、海面画像等の
    地物の存在しない無地物衛星画像の位置補正を行うこと
    を特徴とする衛生画像の位置補正方法。
  5. 【請求項5】 海面画像等の地物の存在しない無地物衛
    星画像内に存在する船舶等の目標物の位置情報により前
    記無地物衛星画像の撮影時刻における前記目標物の位置
    を推定し、該推定された推定位置と前記無地物衛星画像
    内の前記目標物の位置とを対応させて位置誤差を求め、
    該位置誤差を元に人工衛星により撮影された衛星画像の
    位置補正を行うことを特徴とする衛生画像の位置補正方
    法。
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