JP2003269837A - 家庭用冷蔵庫 - Google Patents

家庭用冷蔵庫

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JP2003269837A
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恒史 駒澤
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B25/00Machines, plants or systems, using a combination of modes of operation covered by two or more of the groups F25B1/00 - F25B23/00
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/30Quick freezing

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 急速製氷が可能な家庭用冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 蒸発器7Bで冷却され、送風機8Bによ
り循環供給される冷気により冷却・製氷する製氷室1の
受水製氷皿11の上方に伝熱板17を設置し、その伝熱
板17の上側にはペルチェ素子18を密着させて設置す
る。ペルチェ素子18はその上面を野菜室3の下側に設
けた冷気還流路9に臨んで設置し、ドア20の外面に設
けた操作盤21に設けたスイッチ22を操作してペルチ
ェ素子18に通電することにより、ペルチェ素子18の
下側の金属で吸熱し、上側の金属で発熱するように構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野菜室や冷蔵室と
共に製氷室を備えた家庭用の冷蔵庫(冷凍室を備えたも
のも含む)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の冷蔵庫としては、例えば図3に
示したように製氷室1を、冷蔵室2、野菜室3、冷凍/
冷蔵切替室4、冷凍室5などと共に備えた冷凍冷蔵庫
(以下、単に冷蔵庫)100Xが周知である。
【0003】この冷蔵庫100Xにおいては、例えば図
4に示したように圧縮機6により加圧して得た高温・高
圧の図示しない冷媒蒸気を、図示しない放熱器に送って
放熱・凝縮させ、その低温・高圧の冷媒液を背面側に設
置した蒸発器7A、7Bに分流搬送して蒸発させ、冷媒
が蒸発する際に周囲から奪う冷媒の蒸発潜熱により冷却
した冷気を、送風機8A、8Bによりそれぞれ所要部に
循環供給して冷却する構成となっている。
【0004】例えば、この冷蔵庫100Xにおいては、
蒸発器7Aにより例えば−20℃程度に冷却された冷気
は送風機8Aにより冷蔵室2に供給され、その一部は野
菜室3、その下側に形成された冷気還流路9を経由して
蒸発器7Aに戻り、そこで再び冷却されて次の循環に供
される。
【0005】一方、蒸発器7Bにより例えば−20℃程
度に冷却された冷気は送風機8Bにより製氷室1と冷凍
室5とに分流して供給され、冷却作用を終えた冷気が冷
気還流路10を経由して蒸発器7Bに戻り、そこで再び
冷却されて次の循環に供される構成となっている。
【0006】なお、冷凍/冷蔵切替室4には、図示しな
い適宜の流路切替により蒸発器7Bで冷却された冷気が
選択供給できるように流路が形成されている。
【0007】製氷室1には受水製氷皿11が、電動モー
タ12により反転可能に設置されている。そして、受水
製氷皿11には製氷室1の上方に設置された貯水タンク
13の図示しない水が給水ポンプ14により供給され、
その水を冷気吹出し口15より吹出す冷気により冷却し
て製氷し、受水製氷皿11を電動モータ12により反転
して受水製氷皿11で製氷した氷を貯氷箱16に落と
し、常に所定範囲の氷がストックできるように構成され
ている。
【0008】また、製氷室1には貯氷量を検出するため
の検知レバーが取り付けられ、所定量を超える氷が貯氷
箱16に溜まっているときには受水製氷皿11に氷がで
きていても貯氷箱16に落とす脱氷動作を行わず、貯氷
箱16にある氷が所定量より少なくなると脱氷して貯氷
箱16に落とすように構成されていて、貯氷箱16には
常に所定範囲の氷が蓄えられる構成となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の冷
蔵庫においては、製氷室を優先的に冷却する構成にはな
っていなかったので、パーティーなどで氷を一時に多量
に消費するときには、製氷が間に合わないことがあっ
た。そのため、所要時には速やかに製氷できるようにす
る必要があり、それが解決すべき課題となっていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術の
課題を解決するため、冷熱を発生する冷熱発生部と、そ
の冷熱発生部で発生した冷熱により冷却された庫内空気
(以下、冷気)が循環供給されて製氷を行う製氷室とが
冷蔵・冷凍室などと共に備えられた家庭用冷蔵庫におい
て、製氷室の受水製氷皿の上方に伝熱板を設置し、その
伝熱板の上面に下面が密着し、上面が冷熱発生部に戻る
冷気の還流路に面してペルチェ素子を通電可能に設置す
るようにした第1の構成の家庭用冷蔵庫と、
【0011】前記第1の構成の家庭用冷蔵庫において、
ペルチェ素子の上面を、製氷室の上方に設けられた冷蔵
・冷凍室を冷却した冷気が冷熱発生部に戻る還流路に面
して配置するようにした第2の構成の家庭用冷蔵庫と、
【0012】前記第1または第2の構成の家庭用冷蔵庫
において、ペルチェ素子への通電を制御する手動スイッ
チを設けるようにした第3の構成の家庭用冷蔵庫と、を
提供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図
1、図2に基づいて詳細に説明する。なお、理解を容易
にするため、これらの図においても前記図3、図4にお
いて説明した部分と同様の機能を有する部分には、同一
の符号を付した。
【0014】本発明の家庭用の冷蔵庫100において
は、受水製氷皿11の上方には熱伝導率の良い金属、例
えばアルミニウムなどからなる伝熱板17が設置されて
いる。伝熱板17は円筒の一部を成す形状に設けられ、
受水製氷皿11が電動モータ12により反転されても受
水製氷皿11と接触しない範囲で接近して設置されてい
る。
【0015】また、伝熱板17の上側にはペルチェ素子
18がその下面を密着して設置されている。ペルチェ素
子18は野菜室3の下側に形成された冷気還流路9と製
氷室1とを区画している隔壁19の一部が切り欠かれそ
こに挿入設置されている。
【0016】そして、ドア20の外面に設けられた操作
盤21に組み込まれたスイッチ22を操作することによ
り、ペルチェ素子18への通電が可能となり、ペルチェ
素子18の下側の金属で吸熱し、上側の金属で発熱する
ように構成されている。
【0017】したがって、製氷室1には蒸発器7Bで冷
却された冷気が送風機8Bにより循環供給されると共
に、ペルチェ素子18に通電されたときには下側の金属
で吸熱し、伝熱板17が冷却されるので、製氷室1に設
置されている受水製氷皿11内では速やかに製氷が進
む。
【0018】なお、ペルチェ素子18の上側の金属で発
生する熱は、冷気還流路9を流れている冷気により奪わ
れ、そこで加熱された冷気は蒸発器7Aに戻って冷却さ
れる。
【0019】上記構成になる本発明の家庭用の冷蔵庫1
00においては、パーティーなどで氷を一時に多量に消
費し、貯氷箱16が空になったようなときには、スイッ
チ22を操作してペルチェ素子18に通電することで、
製氷が速やかに行われるので、製氷が間に合わなくなる
と云ったことがない。
【0020】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸
脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【0021】例えば、ペルチェ素子18の上部発熱側金
属を冷却して流れる冷気、図1では冷気還流路9を流れ
る冷気が、製氷室1に冷気を供給する蒸発器7Bに戻る
ように冷気循環路を形成することも可能である(蒸発器
を一つとすることを含む)。
【0022】また、圧縮機6を2台設け、蒸発器7A、
7Bに循環供給する冷媒をそれぞれ専用の圧縮機により
圧縮して供給するように構成することも可能である。
【0023】また、スイッチ22を操作してペルチェ素
子18に通電して急速製氷を開始したときには、ペルチ
ェ素子18への通電を手動により切らなくても、受水製
氷皿11の貯氷量を検出するための検知レバーが満氷を
検知したときにペルチェ素子18への通電が自動的に遮
断されるように制御部を構成することも可能である。
【0024】また、伝熱板17を用いることなく、冷気
通路(冷気吹出し口の内外を問わず)の冷気をさらにペ
ルチェ素子18により直接冷却することも可能である。
【0025】また、ペルチェ素子18の発熱側金属は、
庫内を循環する冷気による空冷の外にも、蒸発器7A、
7Bで冷却した水(不凍液)などをポンプ循環させて冷
却する水冷方式により冷却することなども可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、冷熱を
発生する冷熱発生部と、その冷熱発生部で発生した冷熱
により冷却された庫内の冷気が循環供給されて製氷を行
う製氷室とが冷蔵・冷凍室などと共に備えられた家庭用
冷蔵庫において、製氷室の受水製氷皿の上方に伝熱板を
設置し、その伝熱板の上面に下面が密着し、上面が冷熱
発生部に戻る冷気の還流路に面してペルチェ素子を通電
可能に設置するようにした冷蔵庫であるので、所要時に
はペルチェ素子に通電して急速製氷することが可能であ
る。
【0027】したがって、パーティーなどで氷を多量に
消費し、貯氷箱が空になったようなときにも、ペルチェ
素子に通電することで製氷が速やかに行われるので、製
氷が間に合わなくなると云ったことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の家庭用冷蔵庫の説明図である。
【図2】本発明の家庭用冷蔵庫の要部の説明図である。
【図3】従来技術を示す説明図である。
【図4】従来技術の他の断面を示す説明図である。
【符号の説明】
1 製氷室 2 冷蔵室 3 野菜室 4 冷凍/冷蔵切替室 5 冷凍室 6 圧縮機 7A、7B 蒸発器挟持腕 8A、8B 送風機 9、10 冷気還流路 11 受水製氷皿 12 電動モータ 13 タンク 14 ポンプ 15 冷気吹出し口 16 貯氷箱 17 伝熱板 18 ペルチェ素子 19 隔壁 20 ドア 21 制御盤 22 スイッチ 100、100X 冷蔵庫

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷熱を発生する冷熱発生部と、その冷熱
    発生部で発生した冷熱により冷却された庫内空気(以
    下、冷気)が循環供給されて製氷を行う製氷室とが冷蔵
    ・冷凍室などと共に備えられた家庭用冷蔵庫において、
    製氷室の受水製氷皿の上方に伝熱板が設置され、その伝
    熱板の上面に下面が密着し、上面が冷熱発生部に戻る冷
    気の還流路に面してペルチェ素子が通電可能に設置され
    たことを特徴とする家庭用冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 ペルチェ素子の上面が、製氷室の上方に
    設けられた冷蔵・冷凍室を冷却した冷気が冷熱発生部に
    戻る還流路に面して配置されたことを特徴とする請求項
    1記載の家庭用冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 ペルチェ素子への通電を制御する手動ス
    イッチが設けられたことを特徴とする請求項1または2
    記載の家庭用冷蔵庫。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008004748A1 (en) * 2006-07-03 2008-01-10 Daewoo Electronics Corporation Refrigerator having a temperature controlled compartment
KR20160032455A (ko) * 2014-09-16 2016-03-24 엘지전자 주식회사 냉장고
DE102015006559A1 (de) * 2015-01-29 2016-08-04 Liebherr-Hausgeräte Lienz Gmbh Wärmeisoliertes Behältnis

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