JP2003269319A - 風力発電システム - Google Patents

風力発電システム

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JP2003269319A
JP2003269319A JP2002073924A JP2002073924A JP2003269319A JP 2003269319 A JP2003269319 A JP 2003269319A JP 2002073924 A JP2002073924 A JP 2002073924A JP 2002073924 A JP2002073924 A JP 2002073924A JP 2003269319 A JP2003269319 A JP 2003269319A
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Tatsuaki Uchida
竜朗 内田
Yoshiki Niizeki
良樹 新関
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で高効率に発電することが可能な風力発
電システムを提供する。 【解決手段】 ブレードの直径を例えばマイクロエレク
トロメカニカルシステム製造技術を用いて10-4〜10
-1mの大きさに形成して、例えば動翼23の翼先端部
に、当該動翼23と共に回転する円筒状の誘電体層31
が設けられてなるロータ32と、この誘電体層31と所
定の距離を隔てた位置に複数の電極33が配置されてス
テータ34とによる風力発電システムを形成する。そし
て、電極33を2つおきに電気的に連結されて3つの電
極群33a,33b,33cを形成して静電誘電型発電
機を構成する。これによりかかる風力発電システムを複
数個を自動車、鉄道車輌、航空機等の輸送手段やビルの
谷間、高速道路沿、橋梁、空港等に設置して小型で高効
率に発電できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレードのサイズ
が10-4〜10-1mの大きさを持つ小型の風力発電機に
関する。
【0002】
【従来の技術】今日、二酸化炭素削減による環境問題改
善が叫ばれ、従来の化石燃料を用いた発電機に代り風
力、太陽光、水力、地熱等の自然エネルギーを利用する
機器が数多く検討されている。
【0003】中でも風力を用いた発電システムは、機器
の構成が非常に簡単であり、また太陽電池のように製造
過程で大量の二酸化炭素を排出したり、使用時間と共に
大幅な性能劣化がないため有望視されている。
【0004】このような風力発電システムは、風況の良
好な土地に直径50〜70mのブレードの風車を設置し
て0.1〜1.5MW程度の発電を行うものが主流であ
るが、ブレードが大きい等の理由のため一般家庭等で設
置することが困難であることから、例えばブレード直径
が1.17m、定格風速が12.5m/sで400Wの
発電が行えるようなものやブレード直径が0.91m、
定格風速が10.0m/sで72Wの発電が行えるもの
が提案されている。
【0005】しかし、これらは自然に吹く風をパッシブ
に受けて発電するため風速が低速域での出力特性が悪く
安定した電力を得る事が難しく、またブレード直径が1
0mのオーダーであるため、まだまだ普及が進んでい
ないのが現状である。
【0006】一方、特開平3−286189号公報〜特
開平3−286191号公報、特開平7−127561
号公報、特開平7−127562号公報においては、鉄
道車輌の車体構造内部に大型多段軸流式の風力発電シス
テムを取付けて発電する構成や車体外部天井に風力発電
システムを取付けて発電する構成が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た車両に風力発電システムを取付ける構成では、車両の
走行方向に風が吹くので、風向きを心配することがない
ため安定した発電を行うことが可能である利点があるも
ののエネルギー効率が悪かったり、また車両に取付けら
れた風力発電システムが走行に対するブレーキとして作
用する要素が多いために実現には至っていない問題があ
った。
【0008】そこで、本発明は、小型で高効率に発電す
ることが可能な風力発電システムを提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、風を受けて回転するブレ
ードと、該ブレードの回転力により駆動される発電機と
を備えた風力発電システムにおいて、ブレードの直径を
10-4〜10-1mの大きさに形成して、自動車、鉄道車
輌、航空機等の輸送手段又はビルの谷間、高速道路沿、
橋梁、空港周辺等の少なくとも1カ所に複数設けて、小
型で高効率に発電できるようにしたことを特徴とする。
【0010】請求項2にかかる発明は、ブレードが、静
翼と、該静翼の下流に隣接して設置された動翼との単段
で形成されていることを特徴とする。
【0011】請求項3にかかる発明は、ブレードが、動
翼単段で形成されていることを特徴とする。
【0012】請求項4にかかる発明は、輸送手段の速度
に応じて静翼の迎角又は動翼の迎角のうち少なくとも1
の迎角を変えることができるようにしたことを特徴とす
る。
【0013】請求項5にかかる発明は、輸送手段が高速
走行している場合には迎角を小さくし、低速走行してい
る場合には迎角を大きくするように、当該仰角を走行速
度に応じて変えるようにしたことを特徴とする。
【0014】請求項6にかかる発明は、ブレードが、ガ
ラス繊維、カーボン繊維、アラミド繊維等の比重の小さ
な複合材料、またはアルミ合金、チタン、マグネシウム
等の低比重金属により形成されたファンブレードである
ことを特徴とする。
【0015】請求項7にかかる発明は、輸送手段が航空
機であって、その走行速度に応じて翼の前進角や後退角
を変えることができる航空機の当該翼にブレードを取付
けたことを特徴とする。
【0016】請求項8にかかる発明は、ブレードの直径
が、マイクロエレクトロメカニカルシステム製造技術に
より10-4mの大きさに形成されてなることを特徴とす
る。
【0017】請求項9にかかる発明は、ブレードがS
i、SiC、SiN、GaAs等を材料として形成され
ていることを特徴とする。
【0018】請求項10にかかる発明は、ブレードの翼
端に設けられて当該ブレードと共に回転する円筒状誘電
体層からなるロータと、該円筒状誘電体層と所定距離隔
てて固定して設けられた複数の電極とを備えて、当該複
数の電極が円筒状誘電体層を包むように並設されると共
に、所定数おきに電気的に接続されて複数の電極群を形
成してなるステータとを有することを特徴とする。
【0019】請求項11にかかる発明は、ブレードの風
上側近傍に風に紛れて飛んでくる異物が当該ブレードに
当らないように除去する異物除去装置を設けたことを特
徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる風力発
電システム10をハイブリッド車11に適用した場合の
様子を示す図である。
【0021】無論、適用例としてはハイブリッド車11
に限定されるものではなく、通常の自動車、鉄道車輌、
航空機等の輸送手段やビルの谷間、高速道路沿、橋梁、
空港周辺に設置しても同様な効果が得られることを予め
付言する。
【0022】図1に示す風力発電システム10のブレー
ド12は10-1mオーダの動翼単段で構成され、これを
フロントグリル13の内部に複数(例えば、10個)取
付られている。
【0023】無論、図2に示すようにブレード12の構
成をケーシング21に固定された静翼22と回動軸を備
えた動翼23とからなる単段軸流式に形成して、静翼2
2で風を整流して、その風により動翼23を回転させる
ようにしてもよい。
【0024】このようなブレード12は、ガラス繊維、
カーボン繊維、アラミド繊維等の比重の小さな複合材料
や低価格、低比重金属のアルミ合金、チタン、マグネシ
ウム等を材料として鋳造や切削等による機械加工で製作
されている。
【0025】回動軸には図示しない発電機が連結され
て、当該回動軸が回転することにより発電が行われるよ
うになっている。
【0026】これにより、風力発電システム10を多段
軸流式に構成したような場合に上流側の静翼列後縁から
ウェークで発生する損を抑制することが可能になってい
る。
【0027】即ち、多段軸流式に構成したような場合
は、2段目以降において1段目ウェークからの大きな損
失が累積されてしまうため、得られる電気エネルギーよ
り車両等が失う運動エネルギーの方が大きくなる場合が
多いが、上述したように単段軸流式にすることで失う運
動エネルギーより得られる電気エネルギーを多くするこ
とが可能になって、当該車両等に搭載して利用すること
が可能になる。
【0028】なお、このような風力発電システム10を
ハイブリッド車11に搭載する際には、風に異物が混入
している場合があり、かかる異物がブレード12に当り
ブレード12に破損を与えてしまうことが予想される。
【0029】このような場合には、例えば図3に示すよ
うなハニカム構造の異物除去装置24をブレード12の
上流側近傍に設置することで、小石等の異物がブレード
12に衝突するのを防止できるようになる。
【0030】また、ハニカム構造の異物除去装置24を
設けることによりブレード12への空気の流れが整流さ
れるので、より安定して発電することが可能になる。
【0031】ブレード12の動翼23は、一定の迎角に
固定した構成とすることも可能であるが、ハイブリッド
車11が加速しているときや定速度走行しているときに
は、揚力(L)/抗力(D)が最大になるように仰角を
制御できるようにしてもよい。
【0032】図4は、横軸の迎角(α)に対して揚力係
数(CL)、抗力係数(CD)、揚抗比(L/D)ピッ
チングモーメント係数(CM)を縦軸に示した動翼23
の特性を示す図で、約4°の小さな迎角で揚抗比が最大
となっている。
【0033】そこで、加速時や定速度走行時には、動翼
23がこの迎角となるように図示しないステッピングモ
ータ等の仰角制御装置により制御することで、運動エネ
ルギ−の損失(抗力)を最小としながら最大の回転運動
エネルギーを得ることが可能になり、効率的な発電が行
えるようになる。
【0034】一方、減速時には迎角を増すように制御す
ることで抗力を急増させて、ペダルブレーキやエンジン
ブレーキによる制動に加えて、当該ブレード12による
抗力がエアーブレーキとして作用するようになり、制動
を効果的に行うことが可能になる。
【0035】また、遷音速で飛行する航空機等の輸送手
段では、例えば高速で飛行する際には後退角を大きく
し、低速で飛行する場合には前進角を大きくするよう
に、飛行速度に応じて当該輸送手段の胴体に対する翼の
角度を変えることがある。
【0036】かかる輸送手段に、本発明にかかる風力発
電システムを搭載する場合には、輸送手段の翼の角度に
応じて高い揚抗比が得られるように仰角を変えるように
することが好ましい。
【0037】このような構成にすることにより、例えば
ハイブリッド車11が17m/sec(60km/h)
で走行すると、図5に示すブレード12の直径に対する
発電出力のデータから、ブレード12が直径0.3mの
場合には約0.1kWの発電出力を得ることが可能であ
ることが分る。
【0038】従って、このようなブレード12を持つ風
力発電システム10を10台設置すると約1kWの発電
出力が得られることになる。
【0039】一方、自動車が17m/sec(60km
/h)で走行する際の回転数が2000rpmであると
すると、図6に示す回転数に対する軸出力のデータか
ら、エンジンは最低限15kWのエネルギーを出力しな
ければならない。
【0040】従って、上述した風力発電システムで約1
kWのエネルギーを発電すると15kWのうちの1kW
が風力発電で賄えることになり約7%(=1/15*1
00%)の低燃費化が実現できることがわかる。
【0041】このように自動車のフロントグリルにブレ
ード12を設置した風力発電システム10では、走行風
を常に受けることが可能になるので安定して発電が行え
ると共に、ハイブリッド車11や燃料電池車等のモータ
推進用電力供給の補助電源として、またヘッドライト、
エアコン、オーディオ等の車載電装機器の補助電源等と
して利用可能になる。
【0042】これにより燃料消費量の削減ばかりでな
く、セルモータ(alternator)等を小型化、
軽量化することも可能になる。
【0043】また、当該風力発電システム10は小型で
あるので、住宅の屋根、風力エネルギの大きなビルの谷
間、山岳地帯、離島等の交通標識や外灯に用いることで
分散電源として活用することも可能になり、対環境性に
優れることから普及しつつある太陽電池(製造コストが
高く、発電効率が悪い)とのハイブリッド化が可能にな
る。
【0044】次に、本発明の第2の実施の形態を図を参
照して説明する。なお、上述した構成と同一構成に関し
ては同一符号を用い説明を適宜省略する。
【0045】上記実施の形態においては、ブレード12
は鋳造や切削等による機械加工で製作した。
【0046】これに対して本実施の形態では、ディープ
リアクティブイオンエッチング(Deep React
ive Ion Etching)プロセスやリガ(L
IGA:Lithographie、 Galvano
formung、 Abformung)プロセス等の
半導体メモリ等の製作で利用されているリソグラフィ、
エッチング技術を用いたマイクロエレクトロメカニカル
システム(MEMS:Micro−ElectroMe
chanical Systems)製造技術により、
図7に示すような構成の風力発電システムを形成して、
製造コストを機械加工と比較して1/100程度に抑
え、かつ、小型化することによってさらに適用範囲を広
げ得ることを可能にしたものである、いる。
【0047】なお、リガプロセスとは、アスペクト比
(加工幅と高さの比)の高い形状を容易に得ることがで
きるプロセス技術で、ドライエッチング等による加工で
は困難なアスペクト比の高い金属膜部品の加工を行う場
合等に用いられている。
【0048】このような製造技術により、機械加工では
製造不可能な直径10-4〜10-3mのブレード12が製
作可能となる。
【0049】ブレード12のサイズが小さくなると、図
5に示したように発電出力は小さくなる。しかし、その
分多数設置することが可能になるので、総発電力として
は10-2〜10-1mの直径を持つブレード12を備える
発電システムと略同等の発電出力を得ることが可能にな
る。
【0050】このとき、動翼23の仰角を最適値に固定
した構成にすると、その仰角が大きくなってしまう場合
があり、このため大きなアスペクト比の加工が可能な上
述した技術を適用している。
【0051】なお、動翼23等のブレードの材料として
はSi、SiC、SiN、GaAs等の半導体材料の適
用が可能であり、異物が衝突しても破損等しないように
強度が要求される場合にはSiC、SiN等の強度の強
い材料を適宜選択して用いることが好ましい。
【0052】図7に示す風力発電システム10は、この
ような技術により形成されたもので、動翼23の翼先端
部に、当該動翼23と共に回転する円筒状の誘電体層3
1が設けられて、これらがロータ32を形成している。
【0053】また、この誘電体層31と所定の距離を隔
てた位置に複数の電極33が配置されてステータ34が
形成されている。
【0054】この電極33は、所定間隔dをなして並設
されて、誘電体層31を包むように固定されている。
【0055】そして、電極33は、例えば2つおきに電
気的に連結されて3つの電極群33a,33b,33c
が形成され、これにより静電誘電型発電機が構成されて
いる。
【0056】図8はかかる静電誘電が多発電気の発電原
理を説明する図で、図8(a)、図8(b)、図8
(c)、図8(a)へと進むサイクルをなしている。
【0057】そして、各電極群に対応した位置で誘電体
層31に誘起された電荷は、当該誘電体層31の回転に
伴い対応する電極を変え、これにより各電極群には図8
(d)に示す様な電圧が発生して発電が行われる。
【0058】図8における番号、、はそれぞれ対
応する電極群33a,33b,33cを示し、図8
(d)においては電極群33a,33b,33cからの
出力を示している。
【0059】なお、電極群の数は3つに限定されるもの
ではなく、例えばn個おきに接続してn個の電極群33
a,33b,33cを構成することによりn極型の静電
誘導型発電機を構成してもよい。
【0060】このような、小型の風力発電システムであ
るので、基本的に設置場所を選ばず、要求される発電量
に応じた個数を設置することが可能になり、利便性が向
上すると共に汎用性が向上するようになる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ブレードの直径を10-4〜10-1mの大きさに形成した
ので、複数個を自動車、鉄道車輌、航空機等の輸送手段
やビルの谷間、高速道路沿、橋梁、空港等に容易に多数
設置することが可能になり、利便性が向上すると共に汎
用性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の説明に適用される
ハイブリッド車に搭載された風力発電システムを示す図
である。
【図2】風力発電システムの概略構成を示す図である。
【図3】異物除去装置を設けた風力発電システムの概略
構成を示す図である。
【図4】仰角に対する揚抗力等の特性を示す図である。
【図5】ブレードの直径に対する発電出力を示す図であ
る。
【図6】エンジンの回転数に対する軸出力を示す図であ
る。
【図7】静電誘導型発電機を用いた風力発電システムの
概略構成を示す図である。
【図8】静電誘導型発電機の動作を説明する図である。
【符号の説明】
10 風力発電システム 11 ハイブリッド車(輸送手段) 12 ブレード 21 ケーシング 22 静翼 23 動翼 24 異物除去装置 31 誘電体層 32 ロータ 33a,33b,33c 電極群 33 電極 34 ステータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F03D 7/04 F03D 11/00 A 11/00 H02N 1/08 H02N 1/08 B60K 8/00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風を受けて回転するブレードと、該ブレ
    ードの回転力により駆動される発電機とを備えた風力発
    電システムにおいて、 前記ブレードの直径を10-4〜10-1mの大きさに形成
    して、自動車、鉄道車輌、航空機等の輸送手段又はビル
    の谷間、高速道路沿、橋梁、空港周辺等の少なくとの1
    カ所に複数設けたことを特徴とする風力発電システム。
  2. 【請求項2】 前記ブレードが、静翼と、該静翼の下流
    に隣接して設置された動翼との単段で形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の風力発電システム。
  3. 【請求項3】 前記ブレードが、動翼単段で形成されて
    いることを特徴とする請求項2記載の風力発電システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記輸送手段の速度に応じて前記静翼の
    迎角又は前記動翼の迎角のうち少なくとも1の迎角を変
    えることができるようにしたことを特徴とする請求項2
    又は3記載の風力発電システム。
  5. 【請求項5】 前記輸送手段が高速走行している場合に
    は前記迎角を小さくし、低速走行している場合には迎角
    を大きくするように、当該仰角を走行速度に応じて変え
    るようにしたことを特徴とする請求項2乃至4いずれか
    1項記載の風力発電システム。
  6. 【請求項6】 前記ブレードが、ガラス繊維、カーボン
    繊維、アラミド繊維等の比重の小さな複合材料、または
    アルミ合金、チタン、マグネシウム等の低比重金属によ
    り形成されたファンブレードであることを特徴とする請
    求項1乃至5いずれか1項記載の風力発電システム。
  7. 【請求項7】 前記輸送手段が航空機であって、その走
    行速度に応じて翼の前進角や後退角を変えることができ
    る航空機の当該翼に前記ブレードを取付けたことを特徴
    とする請求項4乃至6いずれか1項記載の風力発電シス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記ブレードの直径が、マイクロエレク
    トロメカニカルシステム製造技術により10-4mの大き
    さに形成されてなることを特徴とする請求項1乃至7い
    ずれか1項記載の風力発電システム。
  9. 【請求項9】 前記ブレードがSi、SiC、SiN、
    GaAs等を材料として形成されていることを特徴とす
    る請求項8記載の風力発電システム。
  10. 【請求項10】 前記ブレードの翼端に設けられて当該
    ブレードと共に回転する円筒状誘電体層からなるロータ
    と、該円筒状誘電体層と所定距離隔てて固定して設けら
    れた複数の電極とを備えて、当該複数の電極が前記円筒
    状誘電体層を包むように並設されると共に、所定数おき
    に電気的に接続されて複数の電極群を形成してなるステ
    ータとを有することを特徴とする請求項1乃至9いずれ
    か1項記載の風力発電システム。
  11. 【請求項11】 前記ブレードの風上側近傍に風に紛れ
    て飛んでくる異物が当該ブレードに当らないように除去
    する異物除去装置を設けたことを特徴とする請求項1乃
    至10いずれか1項記載の風力発電システム。
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