JP2003269310A - 水車発電装置及び水車発電方法 - Google Patents
水車発電装置及び水車発電方法Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Abstract
なエネルギを対象に設置されており、下水処理場などか
らの放流水のエネルギを発電に活用することには困難が
多かった。 【解決手段】 回動自在のアームの先端に水車を設け、
このアームに取着された発電機との間をチェーンで接続
することにより、水車の回転により発電が行なわれる如
く構成され、水車にあたる水流が増大する場合にはアー
ムを水流増大に応じて離間する方向に調整駆動し、水流
が減少する場合には水流減少に応じてアームを近づける
方向に調整駆動するようにした。下水処理場などの堰か
ら越流する放流水の増減によっても簡単な機構で発電効
率を低下させないようにした。
Description
放流前の堰から越流する水のエネルギを電気に変換する
水車発電装置及び水車発電方法に関する。
川、ダムなど大きなエネルギを対象に設置されていた。
一方、下水処理場では汚水に各種処理を施した後に、処
理済水を河川などに放流する水のエネルギを利用する考
え方はなかった。また、水車を可動式とし水の当たる位
置を水車自体を動かして効率を高める方法もなかった。
放流水を単に河川などへ放流してしまうのでは、この水
エネルギを有効に活用することができなかった。
し、下水処理場などにおける放流水のエネルギを電気に
変換する水車発電装置及び水車発電方法を提供すること
を目的とする。
に請求項1の発明による水車発電装置は、一端に水車が
取着されたアームと、このアームに取着された発電機
と、前記水車と発電機間を連結した回転伝達手段と、前
記水車の位置を調整可能とする如く前記アームに接続さ
れたアーム駆動手段とを具備することを要旨とする。
記アームの他端には錘が取着されており、前記アームは
前記水車と前記錘との間にて支持手段によって回動自在
に支持されており、前記アームには、前記支持手段を支
点として前記アームが回動する如く前記アーム駆動手段
が接続されていることを要旨とする。
流に対して発電用の水車を配置し、この水車の回転によ
り発電を行なう水車発電方法において、前記水流の流量
増減に応じて前記水車位置を調整することを要旨とす
る。
記水流は堰から越流する放流水であって、この放流水の
流量が増大した場合には前記水車を前記堰から離間する
方向へ位置を調整し、前記放流水の流量が減少した場合
には前記水車を前記堰へ近づける方向に位置を調整する
ようにしたことを要旨とする。
参照して説明する。下水処理場における処理済の放流水
11は、堰12で仕切られた貯水槽13から堰12を越
流して河川などへ放流される。さて、本発明の実施形態
にあっては、このような堰12を放流水11が越流する
近傍に水車発電装置1を設置するようにしたものであ
る。
折した主アーム14の一端が支持台15に可回動に軸支
されている。支持台15は、貯水槽13の水面より上方
に位置する如く設置されている。支持台15には主アー
ム14と反対側に副アーム16が軸支されており、この
副アーム16は主アーム14と一体に回動する如く構成
されている。すなわち、主アーム14と副アーム16は
支持台15を支点として一体に回動する。
端が取着されており、この位置調整アーム18の他端は
位置調整装置19に取着されている。位置調整装置19
は支持台15の近傍に設置されており、図示しないモー
タによって回転する如く構成されており、位置調整アー
ム18は位置調整装置19に偏心して可回転に取り付け
られている。
動することにより、位置調整アーム18が略上下動する
ことになる。従って、位置調整アーム18が下方へ移動
する場合には副アーム16が下方へ回動することにな
り、支持台15を支点として一体に回動する主アーム1
4は上方へ移動することになる。これとは逆に、主アー
ム14を下方へ移動させる場合には、位置調整アーム1
8を上方へ移動させて副アーム16を上方へ押し上げる
ことにより、主アーム14は下方へ回動することにな
る。
16が支える重量に見合った重量の錘17が固定されて
いる。これにより、主アーム14と副アーム16は支持
台15を支点とし釣り合いがとれることになり、主アー
ム14は支持台15を支点として容易に回動することが
可能となる。また、支持台15の近傍であって主アーム
14の下方にはアームストッパー20が設けられてお
り、このアームスットパー20によって主アーム14の
下方への回動の下限が規制される。
取り付けられている。また、主アーム14の上部、すな
わち支持台15の近傍に位置する主アーム14には直流
発電機22が取り付けられている。直流発電機22は図
示しないが回転側を永久磁石とし、固定側をコイルにす
ることにより、ブラシレスにすることができ、構造を簡
単にすることができる。
3で連結されており、水車21の回転はこのチェーン2
3を介して直流発電機22へ伝達される。従って、水車
21の回転に伴って直流発電機22により発電されるこ
とになる。
ョナーに接続する。発電出力は、0〜450VDCほど
の電圧とし回転数の制御は行なわない。また、電圧を常
に高くするよう位置調整装置19にて制御ができる。更
に、回転数制御の回路を付けないため、制御回路が簡単
になる。市販パワーコンディショナーと組み合わせるこ
とで、出力電圧と周波数は一定に維持することができ
る。
装置1が構成される。主アーム14の先端に取り付けら
れた水車21は、堰12から越流する放流水11により
回転する位置に設置することにより、この放流水11の
水力にて回転し、直流発電機22にて発電される。すな
わち、水車21の位置は貯水槽13の処理済水が堰12
を越流して放流される際に発電に最適なエネルギが得ら
れる位置に配置される。
槽13に流入する処理済水の量により変化している。従
って、水車21の位置を固定しておくと、堰12を越流
する放流水11の量によっては最適発電を行うことが困
難になる。そこで、本発明にあっては、堰12から越流
する放流水11の量に応じて水車21の位置を変更調整
することができる。水車21が取着された主アーム14
を上下させることにより、水車21の位置を調整する。
主アーム14の上下動は、位置調整装置19によって行
なう。
調整装置19を回転させて位置調整アーム18を下方へ
下げる。この結果、副アーム16も下方へ下がり、主ア
ーム14は支持台15を支点にして上方へ上がる。これ
とは逆に、主アーム14を下方へ下げるときは、位置調
整装置19を逆方向に回転させて、位置調整アーム18
を上方へ上げる。この結果、副アーム16も上方へ上が
り、主アーム14は支持台15を支点にして下方へ下が
る。
く、かつ主アーム14には水車21、直流発電機22が
取着されており、主アーム14は大重量となっている
が、副アーム16の先端にこの主アーム14の重量に釣
り合った錘17が取り付けられているため、副アーム1
6を押し上げ、引き下げるには少量の力ですむ。このた
め、位置調整装置19としては、大容量の設備とする必
要はない。
が増大したときは、最適発電を得るため、水車21の位
置を堰12から離す必要がある。このときには、上述し
たように位置調整装置19を回転せしめ、副アーム16
を引き下げることにより主アーム14が上がり、水車2
1を堰12から離れた位置に配置させることができる。
また、堰12を越流する放流水11の水量が減少したと
きは、最適発電を得るため、水車21の位置を堰12へ
近づける必要がある。このときには、位置調整装置19
を逆方向に回転せしめ、副アーム16を押し上げること
により主アーム14が下がり、水車21を堰21へ近づ
いた位置に配置させることができる。
に配置されているが、この水車21の保守点検修理など
を行なうときは、位置調整装置19を作動させて主アー
ム14を上方へ上げることにより、水車21を放流水1
1から引き離すことが可能であり、作業員が水のあると
ころへ行く必要がなく、安全かつ容易に保守などを行な
うことができる。このことは、水車21の保守などが完
了した後に再び水車を堰12の近傍へ配置する際にも容
易に行なうことができることを意味している。
における処理済水の放流エネルギを利用した電力発生装
置、方法であったが、本発明はこれのみに限定されるも
のではなく、他の応用例として、農業の用水路や養魚場
などの水路へも応用できる。
することにより、水のエネルギの再利用ができ、流量が
あるが落差がないところでの発電を容易にした。また、
保守点検時の発電機の昇降が容易にできる。直流発電機
は、回転軸を永久磁石にするため、構造が簡単になる。
市販のパワーコンディショナーを使用するため、発電機
電圧、周波数(回転数)の一定制御をする必要がなく、つ
まり発電機制御の必要がなく構造が簡単になった。水車
の回転が直流発電機の電圧で容易に判断できる。このこ
とから、発電機電圧を常に高い位置に制御することが可
能になる。つまり、天秤の原理を利用し発電機を設置し
ているため、水に当たる羽の位置を容易に変更できるこ
とから、流量の変動に対し、発電電圧が変動する。
Claims (4)
- 【請求項1】 一端に水車が取着されたアームと、この
アームに取着された発電機と、前記水車と発電機間を連
結した回転伝達手段と、前記水車の位置を調整可能とす
る如く前記アームに接続されたアーム駆動手段とを具備
することを特徴とする水車発電装置。 - 【請求項2】 前記アームの他端には錘が取着されてお
り、前記アームは前記水車と前記錘との間にて支持手段
によって回動自在に支持されており、前記アームには、
前記支持手段を支点として前記アームが回動する如く前
記アーム駆動手段が接続されていることを特徴とする請
求項1記載の水車発電装置。 - 【請求項3】 水流に対して発電用の水車を配置し、こ
の水車の回転により発電を行なう水車発電方法におい
て、前記水流の流量増減に応じて前記水車位置を調整す
ることを特徴とする水車発電方法。 - 【請求項4】 前記水流は堰から越流する放流水であっ
て、この放流水の流量が増大した場合には前記水車を前
記堰から離間する方向へ位置を調整し、前記放流水の流
量が減少した場合には前記水車を前記堰へ近づける方向
に位置を調整するようにしたことを特徴とする請求項3
記載の水車発電方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002070207A JP2003269310A (ja) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | 水車発電装置及び水車発電方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002070207A JP2003269310A (ja) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | 水車発電装置及び水車発電方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003269310A true JP2003269310A (ja) | 2003-09-25 |
Family
ID=29200845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002070207A Pending JP2003269310A (ja) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | 水車発電装置及び水車発電方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003269310A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2400632A (en) * | 2003-04-16 | 2004-10-20 | Anthony Thomas Morse | Subsea turbine energy generation apparatus |
US7785037B2 (en) * | 2007-05-29 | 2010-08-31 | Lederer Gary | Spillway hydroelectric turbine |
GB2494220A (en) * | 2011-08-31 | 2013-03-06 | John Whittaker | Sewage plant power generator |
KR200465849Y1 (ko) | 2010-11-16 | 2013-03-13 | 가보 주식회사 | 방류수를 이용한 발전장치 |
KR101393854B1 (ko) * | 2012-12-21 | 2014-05-12 | 한국남부발전 주식회사 | 발전소에서 배출되는 냉각수를 이용한 발전시스템 |
CN104265549A (zh) * | 2014-09-22 | 2015-01-07 | 罗富强 | 水车式发电机组及电站 |
JP2015031229A (ja) * | 2013-08-06 | 2015-02-16 | 水機工業株式会社 | 小水力発電装置 |
-
2002
- 2002-03-14 JP JP2002070207A patent/JP2003269310A/ja active Pending
Cited By (8)
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