JP2003263517A - 時刻監視システム及び時刻監視方法 - Google Patents

時刻監視システム及び時刻監視方法

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JP2003263517A
JP2003263517A JP2002061949A JP2002061949A JP2003263517A JP 2003263517 A JP2003263517 A JP 2003263517A JP 2002061949 A JP2002061949 A JP 2002061949A JP 2002061949 A JP2002061949 A JP 2002061949A JP 2003263517 A JP2003263517 A JP 2003263517A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非常に簡便に使用する時刻の信頼性を向上さ
せることができるサービスを提供する時刻監視システム
及び時刻監視方法を提供する。 【解決手段】 ネットワークを介してクライアントが使
用するクライアント時刻を監視する時刻監視システムで
あって、協定世界時に基づいて校正されている信頼でき
る基準時刻を刻む基準時刻手段111と、前記ネットワ
ークを介して前記クライアントが使用する時刻情報を所
定のタイミングで取得するクライアント時刻取得手段1
12と、該クライアント時刻取得手段112が取得した
クライアント時刻12と前記基準時刻手段から取得した
基準時刻11とを比較して両者の時刻差が所定範囲内で
あることを監視すると共に監視したことを証明する時刻
監視手段113とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアントとな
る企業内のコンピュータ等が使用する時刻を監視する時
刻監視システム及び時刻監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの普及により、インター
ネットを介してショッピングや取引を行う電子商取引が
活発に利用されている。また、紙の文書に代わって、電
子文書により社内決済・保管などを行う電子文書管理を
採用する企業が増えている。
【0003】このような電子化がすすむと、特定の電子
情報について、「過去の特定時刻に存在していること及
びそれ以降データが改ざんされていないこと」を証明す
る必要があり、このような背景でタイムスタンプ技術が
開発され、電子公証サービスも開始されている。
【0004】一方、各企業については、イントラネット
で使用する時刻が如何に正確であるかが求められてきて
いる。従って、このような企業の要望に応じるために、
協定世界時又は日本標準時などをFM電波、電話回線、
GPS若しくはインターネットなどを介して配信するサ
ービスも開始されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、配信さ
れた時刻は、その経路上で改ざんされる危険があると共
に、当該時刻が確実に使用されているという保証がない
という問題があった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑み、非常に
簡便に使用する時刻の信頼性を向上させることができる
サービスを提供する時刻監視システム及び時刻監視方法
を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の第1の態様は、ネットワークを介してクライアント
が使用するクライアント時刻を監視する時刻監視システ
ムであって、協定世界時に基づいて校正されている信頼
できる基準時刻を刻む基準時刻手段と、前記ネットワー
クを介して前記クライアントが使用する時刻情報を所定
のタイミングで取得するクライアント時刻取得手段と、
該クライアント時刻取得手段が取得したクライアント時
刻と前記基準時刻手段から取得した基準時刻とを比較し
て両者の時刻差が所定範囲内であることを監視すると共
に監視したことを証明する時刻監視手段とを具備するこ
とを特徴とする時刻監視システムにある。
【0008】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、さらに、前記時刻監視手段が生成した前記時刻監視
情報を所定期間の間蓄積して当該所定期間毎に時刻監視
証明書として発行する時刻監視証明書発行手段を具備す
ることを特徴とする時刻監視システムにある。
【0009】本発明の第3の態様は、第2の態様におい
て、前記時刻監視証明書発行手段は、前記時刻監視情報
を示す電子データ又はその一方向関数値からなる電子情
報に信頼できる時刻情報を加えたタイムスタンプ情報を
含む電子証明書を前記時刻監視証明書とすることを特徴
とする時刻監視システムにある。
【0010】本発明の第4の態様は、第1〜3の何れか
の態様において、さらに、前記時刻監視手段が取得した
前記時刻差が所定範囲を超えた場合に所定の警報を発す
る警報手段を具備することを特徴とする時刻監視システ
ムにある。
【0011】本発明の第5の態様は、第1〜4の何れか
の態様において、さらに、前記時刻監視手段の監視の回
数に応じて課金する課金手段を具備することを特徴とす
る時刻監視システムにある。
【0012】本発明の第6の態様は、第1〜5の何れか
の態様において、前記クライアントが、イントラネット
内のクライアントPCであり、前記クライアント時刻
は、前記イントラネット内の標準時刻として使用されて
いる時刻であることを特徴とする時刻監視システムにあ
る。
【0013】本発明の第7の態様は、第1〜6の何れか
の態様において、前記クライアント時刻取得手段は、前
記ネットワークを介して前記クライアントにアクセスし
て前記クライアント時刻を取得することを特徴とする時
刻監視システムにある。
【0014】本発明の第8の態様は、第1〜6の何れか
の態様において、前記クライアント時刻取得手段は、前
記ネットワークを介して前記クライアントからアクセス
を受けて前記クライアント時刻を取得することを特徴と
する時刻監視システムにある。
【0015】本発明の第9の態様は、ネットワークを介
してクライアントが使用するクライアント時刻を監査す
る時刻監視方法であって、協定世界時に基づいて校正さ
れている信頼できる基準時刻を刻む基準時刻手段を具備
し、前記ネットワークを介して前記クライアントが使用
する時刻情報を所定のタイミングで取得すると共に当該
クライアント時刻取得手段が取得したクライアント時刻
と前記基準時刻手段から取得した基準時刻とを比較して
両者の時刻差が所定範囲内であることを監視すると共に
監視したことを証明することを特徴とする時刻監視方法
にある。
【0016】本発明の第10の態様は、第9の態様にお
いて、所定期間の間に蓄積した前記時刻監視情報を前記
所定期間毎の時刻監視証明書として発行することを特徴
とする時刻監視方法にある。
【0017】本発明の第11の態様は、第10の態様に
おいて、前記時刻監視情報を示す電子データ又はその一
方向関数値からなる電子情報に信頼できる時刻情報を加
えたタイムスタンプ情報を含む電子証明書を前記時刻監
視証明書とすることを特徴とする時刻監視方法にある。
【0018】本発明の第12の態様は、第9の態様にお
いて、前記時刻監視証明書を所定期間集め、その電子デ
ータ又はその一方向関数値を前記タイムスタンプ手段に
出力して得た電子証明書を前記所定期間毎の時刻監視証
とすることを特徴とする時刻監視方法にある。
【0019】本発明の第13の態様は、第9〜12の何
れかの態様において、さらに、前記時刻監視手段が取得
した前記時刻差が所定範囲を超えた場合に所定の警報を
発するようにすることを特徴とする時刻監視方法にあ
る。
【0020】本発明の第14の態様は、第9〜13の何
れかの態様において、前記時刻監視の回数に応じて課金
することを特徴とする時刻監視方法にある。
【0021】本発明の第15の態様は、第9〜14の何
れかの態様において、前記クライアントが、イントラネ
ット内のクライアントPCであり、前記クライアント時
刻は、前記イントラネット内の標準時刻として使用され
ている時刻であることを特徴とする時刻監視方法にあ
る。
【0022】本発明の第16の態様は、第9〜15の何
れかの態様において、前記ネットワークを介して前記ク
ライアントにアクセスして前記クライアント時刻を取得
することを特徴とする時刻監視方法にある。
【0023】本発明の第17の態様は、第9〜15の何
れかの態様において、前記ネットワークを介して前記ク
ライアントからアクセスを受けて前記クライアント時刻
を取得することを特徴とする時刻監視方法にある。
【0024】かかる本発明によると、特別の設備を設け
ることなく、自分が使用している時刻が所定の範囲で信
頼される状態であることを第三者機関に監視してもらい
且つそれを証明することができるので、中小企業又は個
人事業者も容易に利用することができるという効果を奏
する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0026】図1には、一実施形態に係る時刻監視シス
テムの概要を示す。同図に示すように、時刻監視センタ
ー100は、クライアントA、クライアントBなどのク
ライアント1に対して時刻監視サービスを提供するもの
であり、時刻監視センター100は、アプリケーション
サーバ110及びタイムスタンプサーバ120を具備す
る。
【0027】アプリケーションサーバ110は、各クラ
イアント1とのやりとりを行うサーバで、時刻校正セン
ター200から信頼できる基準時刻11で監査を受けて
いる基準時刻手段111と、クライアント1からクライ
アント時刻12を取得するクライアント時刻取得手段1
12と、時刻監視を行う時刻監視手段113と、課金手
段114と、警報手段115と、時刻監視証明書発行手
段116とを具備する。また、タイムスタンプサーバ1
20は、電子データの一方向関数値にタイムスタンプ情
報を付与して電子証明書を発行するものである。
【0028】ここで、基準時刻手段111が刻む基準時
刻11はタイムスタンプサーバ120により使用される
時刻情報と同期しているのが好ましく、さらに、これら
は、本実施形態では時刻校正センター200により定期
的に校正されている。なお、これらの点に付いて詳細は
後述する。
【0029】クライアント時刻取得手段112は、クラ
イアント1が使用する時刻情報をネットワークを介して
所定のタイミング、例えば、一時間毎、又は一日一回な
どのタイミングで取得するものであり、その手段は特に
限定されない。例えば、クライアント時刻取得手段11
2がクライアント1へアクセスし、例えば、ネットワー
クタイムプロトコル(NTP)により時刻情報をクライ
アント時刻12として取得してもよいし、逆に、クライ
アント1からのアクセスを受け付け、クライアント時刻
12を取得してもよい。なお、このような時刻情報の取
得に関しては特別のセキュリティを確保する必要はな
い。
【0030】ここで、クライアント1は、所定の時刻情
報を保有し、ネットワークを介してクライアント時刻取
得手段112に対して時刻情報を渡すことができるもの
であれば特に限定されず、例えば、企業の基準時を設定
している基準時計であってもよいし、企業やインターネ
ット内のウェブサーバ内に存在するイントラネットで使
用されるクライアントPCであってもよい。一般的に
は、イントラネットには当該イントラネット内での基準
時を配信する時刻配信サーバを有し、時刻配信サーバ
は、各種手段によって日本標準時や協定世界時と同期す
るようになっているが、本実施形態では、時刻配信サー
バから直接時刻情報を取得する必要はなく、時刻配信サ
ーバに接続されている一般のクライントPCから取得す
ればよい。
【0031】時刻監視手段113は、基準時刻手段11
1の基準時刻11とクライアント時刻取得手段112が
取得したクライアント時刻12とを比較し、両者が同一
かどうか、すなわち、両者の時刻差が所定範囲内である
かどうかを監視する。図2には、時刻監視手段113の
時刻監視の手順を示す。時刻監視手段113は、クライ
アント時刻取得手段112から取得したクライアント時
刻12を取得する(ステップS1)と同時に基準時刻手
段111から基準時刻11を取得し(ステップS2)、
クライアント時刻と基準時刻とを比較して両者の差を時
刻差として取得する(ステップS3)。この時刻差が予
め決定された所定範囲、例えば1秒以内である場合には
(ステップS4;YES)、時刻監視を行って時刻差が
所定範囲内であったことを時刻監視情報13として時刻
監視証明書発行手段116へ出力する(ステップS
5)。一方、時刻差が所定範囲を越えた場合には、その
旨を警報情報14として警報手段115へ出力する(ス
テップS6)。なお、警報手段115は、警報15をク
ライアント1へ送信すると共に、警報15を送信した旨
を時刻監視証明書発行手段116へ出力する。
【0032】一方、時刻監視証明書発行手段116は、
時刻監視情報13および警報15を所定期間、例えば、
一ヶ月蓄積し、所定期間毎に、時刻を監視したことを証
明する期間時刻監視情報16を作成し、それをさらに一
方向関数値16Aとしてタイムスタンプサーバ120へ
渡す。ここで、一方向関数値とは、例えば、ハッシュ
(HASH)値、メッセージダイジェストとも呼ばれる
もので、ハッシュ関数などの不可逆な一方向関数により
生成された、例えば、固定長の疑似乱数である。同一の
データからは同一の一方向関数値が得られるが、一方向
関数値から元のデータを再現することはできない。タイ
ムスタンプサーバ120は、時刻監視証明書発行手段1
16から期間時刻監視情報16の一方向関数値16Aを
受け取り、これにタイムスタンプ情報を付加した電子証
明書である時刻監視証明書17を作成する。また、時刻
監視証明書17は、所定の手順により暗号化・署名され
ているのが好ましい。
【0033】なお、このような時刻監視証明書17は、
クライアント1が使用している時刻情報は定期的に所定
のタイミングで時刻監視を受け、その時点で当該時刻情
報が協定世界時に基づいて校正されている信頼できる基
準時刻から所定範囲内にあったことを証明するものであ
る。従って、クライアント1は、このような時刻監視証
明書17を蓄積しておけば、継続的に時刻監視を受けて
おり、その期間においての時刻のずれがどの程度であっ
たかを立証できる証拠を確保することができる。
【0034】このような時刻監視証明書17は、上述し
たような電子証明書としてもよいが、時刻監視証明書1
7をそのまま文書として送付するようにしてもよい。す
なわち、タイムスタンプサーバ120は必ずしも必要な
く、所定のタイミングで時刻監視を行っており、時刻が
所定の範囲内であったことを証明するものであれば特に
限定されるものではない。
【0035】課金手段114は、以上説明した時刻監視
サービスの対価としてクライアント1に課金するもので
あり、その課金条件は特に限定されないが、時刻監視の
回数に応じて課金するのが好ましい。この場合、クライ
アント1は、時刻監視を受けるタイミングを自ら選択で
き、それに応じて対価を支払うことができる。
【0036】一方、タイムスタンプサーバ120及びア
プリケーションサーバ110の時刻校正を行う時刻校正
センター200は、時刻校正手段210を具備し、時刻
校正手段210は、例えば、セシウム原子時計211か
ら時刻ソースが供給されるマスタークロック212及び
マスタークロック212から時刻配信される時刻配信サ
ーバ213とを具備し、時刻配信サーバ213がタイム
スタンプサーバ120及びアプリケーションサーバ11
0の時刻手段を定期的に校正する。ここで、マスターク
ロック212及び時刻配信サーバ213は、協定世界時
又は日本標準時等と直接又は間接的に別途監査を受けて
いるものとする。
【0037】時刻校正センター200は、定期的にタイ
ムスタンプサーバ120にアクセスし、内蔵される時計
の校正を行うと共に、タイムスタンプサーバ120の固
有ID102及び当該タイムスタンプサーバ120が使
用する公開鍵の公開鍵証明書103を取得し、当該公開
鍵証明書103の一方向関数値であるハッシュ値を含む
時刻校正証明書201を発行する。
【0038】ここで、上述したようなタイムスタンプサ
ーバ120の一例及びこのタイムスタンプサーバ120
により発行される時刻監視証明書17の一例を図3を参
照しながらさらに詳細に説明する。
【0039】図3に示すように、タイムスタンプサーバ
120は、時刻校正センター200により管理された固
有ID102を有すると共に時計121を内蔵し、電子
証明書作成手段122を具備する。また、時刻監視証明
書17を作成する際に暗号化に使用する秘密鍵123及
びこの秘密鍵123と対をなす公開鍵の公開鍵証明書1
03を有する。また、タイムスタンプサーバ120の時
計121は、上述したように、時刻校正センター200
の時刻校正手段210により定期的に所定のタイミング
で校正されており、この校正時に時刻校正証明書201
を受信し、これを保管している。なお、時刻校正センタ
ー200は、時刻校正時にタイムスタンプサーバ120
から固有ID102及び公開鍵証明書103を取得し、
これにより、当該タイムスタンプサーバ120が適正な
時刻監視証明書17を生成しているかどうかを監視し、
発行した時刻監視証明書17について認証するようにし
てもよい。
【0040】電子証明書作成手段122は、時刻監視証
明書発行手段116から取得した一方向関数値16Aに
時計121から取得した時刻情報を付加したタイムスタ
ンプ情報104を作成すると共に、このタイムスタンプ
情報104を秘密鍵123で暗号化すると共に署名した
電子署名105を作成し、時刻監視証明書17として出
力する。従って、時刻監視証明書17は、タイムスタン
プ情報104及び電子署名105を具備し、さらに、タ
イムスタンプ用秘密鍵の公開鍵証明書103及び時刻校
正証明書201を含むものである。なお、時刻監視証明
書17はこれに限定されるものではなく、少なくともタ
イムスタンプ情報104及び電子署名105を含むもの
であればよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の時刻監視
システム及び時刻監視方法によれば、非常に簡便に使用
する時刻の信頼性を向上させることができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る時刻監視システムの
概略構成例を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態における時刻監視手段の時
刻監視手順の一例を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるタイムスタンプサ
ーバ及び電子証明書を説明する図である。
【符号の説明】
1 クライアント(クライアントA、クライアントB) 11 基準時刻 12 クライアント時刻 13 時刻監視情報 14 警報情報 16 期間時刻監視情報 16A 一方向関数値 17 時刻監視証明書 100 時刻監視センター 102 固有ID 103 公開鍵証明書 110 アプリケーションサーバ 111 基準時刻手段 112 クライアント時刻取得手段 113 時刻監視手段 114 課金手段 120 タイムスタンプサーバ 200 時刻校正センター 210 時刻校正手段

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介してクライアントが使
    用するクライアント時刻を監視する時刻監視システムで
    あって、 協定世界時に基づいて校正されている信頼できる基準時
    刻を刻む基準時刻手段と、前記ネットワークを介して前
    記クライアントが使用する時刻情報を所定のタイミング
    で取得するクライアント時刻取得手段と、該クライアン
    ト時刻取得手段が取得したクライアント時刻と前記基準
    時刻手段から取得した基準時刻とを比較して両者の時刻
    差が所定範囲内であることを監視すると共に監視したこ
    とを証明する時刻監視手段とを具備することを特徴とす
    る時刻監視システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、さらに、前記時刻監
    視手段が生成した前記時刻監視情報を所定期間の間蓄積
    して当該所定期間毎に時刻監視証明書として発行する時
    刻監視証明書発行手段を具備することを特徴とする時刻
    監視システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記時刻監視証明書
    発行手段は、前記時刻監視情報を示す電子データ又はそ
    の一方向関数値からなる電子情報に信頼できる時刻情報
    を加えたタイムスタンプ情報を含む電子証明書を前記時
    刻監視証明書とすることを特徴とする時刻監視システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて、さら
    に、前記時刻監視手段が取得した前記時刻差が所定範囲
    を超えた場合に所定の警報を発する警報手段を具備する
    ことを特徴とする時刻監視システム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかにおいて、さら
    に、前記時刻監視手段の監視の回数に応じて課金する課
    金手段を具備することを特徴とする時刻監視システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかにおいて、前記ク
    ライアントが、イントラネット内のクライアントPCで
    あり、前記クライアント時刻は、前記イントラネット内
    の標準時刻として使用されている時刻であることを特徴
    とする時刻監視システム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れかにおいて、前記ク
    ライアント時刻取得手段は、前記ネットワークを介して
    前記クライアントにアクセスして前記クライアント時刻
    を取得することを特徴とする時刻監視システム。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6の何れかにおいて、前記ク
    ライアント時刻取得手段は、前記ネットワークを介して
    前記クライアントからアクセスを受けて前記クライアン
    ト時刻を取得することを特徴とする時刻監視システム。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介してクライアントが使
    用するクライアント時刻を監査する時刻監視方法であっ
    て、 協定世界時に基づいて校正されている信頼できる基準時
    刻を刻む基準時刻手段を具備し、前記ネットワークを介
    して前記クライアントが使用する時刻情報を所定のタイ
    ミングで取得すると共に当該クライアント時刻取得手段
    が取得したクライアント時刻と前記基準時刻手段から取
    得した基準時刻とを比較して両者の時刻差が所定範囲内
    であることを監視すると共に監視したことを証明するこ
    とを特徴とする時刻監視方法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、所定期間の間に蓄
    積した前記時刻監視情報を前記所定期間毎の時刻監視証
    明書として発行することを特徴とする時刻監視方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記時刻監視情
    報を示す電子データ又はその一方向関数値からなる電子
    情報に信頼できる時刻情報を加えたタイムスタンプ情報
    を含む電子証明書を前記時刻監視証明書とすることを特
    徴とする時刻監視方法。
  12. 【請求項12】 請求項9において、前記時刻監視証明
    書を所定期間集め、その電子データ又はその一方向関数
    値を前記タイムスタンプ手段に出力して得た電子証明書
    を前記所定期間毎の時刻監視証明書とすることを特徴と
    する時刻監視方法。
  13. 【請求項13】 請求項9〜12の何れかにおいて、さ
    らに、前記時刻監視手段が取得した前記時刻差が所定範
    囲を超えた場合に所定の警報を発するようにすることを
    特徴とする時刻監視方法。
  14. 【請求項14】 請求項9〜13の何れかにおいて、前
    記時刻監視の回数に応じて課金することを特徴とする時
    刻監視方法。
  15. 【請求項15】 請求項9〜14の何れかにおいて、前
    記クライアントが、イントラネット内のクライアントP
    Cであり、前記クライアント時刻は、前記イントラネッ
    ト内の標準時刻として使用されている時刻であることを
    特徴とする時刻監視方法。
  16. 【請求項16】 請求項9〜15の何れかにおいて、前
    記ネットワークを介して前記クライアントにアクセスし
    て前記クライアント時刻を取得することを特徴とする時
    刻監視方法。
  17. 【請求項17】 請求項9〜15の何れかにおいて、前
    記ネットワークを介して前記クライアントからアクセス
    を受けて前記クライアント時刻を取得することを特徴と
    する時刻監視方法。
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