JP2003263359A - コンテンツ管理装置及びコンテンツ管理プログラム - Google Patents

コンテンツ管理装置及びコンテンツ管理プログラム

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JP2003263359A
JP2003263359A JP2002066538A JP2002066538A JP2003263359A JP 2003263359 A JP2003263359 A JP 2003263359A JP 2002066538 A JP2002066538 A JP 2002066538A JP 2002066538 A JP2002066538 A JP 2002066538A JP 2003263359 A JP2003263359 A JP 2003263359A
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金司 川口
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卓 末松
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/20Servers specifically adapted for the distribution of content, e.g. VOD servers; Operations thereof
    • H04N21/23Processing of content or additional data; Elementary server operations; Server middleware
    • H04N21/231Content storage operation, e.g. caching movies for short term storage, replicating data over plural servers, prioritizing data for deletion
    • H04N21/23106Content storage operation, e.g. caching movies for short term storage, replicating data over plural servers, prioritizing data for deletion involving caching operations

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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャッシュサーバに蓄積されたコンテンツへ
のヒット率を向上させる。 【解決手段】 キャッシュサーバに蓄積された全コンテ
ンツに対するヒット率xが50%未満になったときに
(S1,S2)、コンテンツが属するジャンルごとの視
聴傾向が低いジャンルに属するコンテンツをキャッシュ
サーバから削除すると共に(S3〜S5,S11)、視
聴傾向が高いジャンルに属するコンテンツをキャッシュ
サーバに事前配布する(S12,S13)。また、ヒッ
ト率xが50%以上のときには(S2)、ジャンルごと
のヒット率が30%未満のジャンルに属するコンテンツ
をキャッシュサーバから削除すると共に(S6〜S8,
S11)、視聴傾向が高いジャンルに属するコンテンツ
をキャッシュサーバに事前配布する(S9,S10,S
12,S13)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータネッ
トワークを介して、映像などのコンテンツを配信するキ
ャッシュサーバのコンテンツ管理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットなどのコンピュー
タネットワークを介して、映像などのコンテンツを配信
する「ストリーミング配信サービス」が普及しつつあ
る。ストリーミング配信サービスでは、1つの配信サー
バのみでは、膨大な配信要求に対応できないことから、
ユーザの近くに「キャッシュサーバ」を設置することが
多い。キャッシュサーバは、配信サーバから事前配布さ
れたオリジナルコンテンツのコピーを蓄積し、ユーザか
らの配信要求に応じて蓄積されたコピーコンテンツを配
信する。そして、配信要求ごとにオリジナルコンテンツ
へアクセスするという無駄を回避し、レスポンスの向上
とトラフィックの低減を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、全ての
キャッシュサーバに対して、一律同じコピーコンテンツ
が事前配布されていたので、その担当エリアによって
は、キャッシュへのヒット率が低くなってしまい、キャ
ッシュサーバが有効に活用されているとは言い難かっ
た。
【0004】そこで、本発明は以上のような従来の問題
点に鑑み、視聴状況に応じて、キャッシュサーバに蓄積
されるコンテンツを動的に変更することで、キャッシュ
へのヒット率を向上させ、キャッシュサーバが有効に活
用されるようにしたキャッシュサーバのコンテンツ管理
技術を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
キャッシュサーバのコンテンツ管理技術では、キャッシ
ュサーバに蓄積された全コンテンツに対するヒット率が
第1の所定値未満になったときに、コンテンツが属する
ジャンルごとの視聴傾向が低いジャンルに属するコンテ
ンツをキャッシュサーバから削除すると共に、視聴傾向
が高いジャンルに属するコンテンツをキャッシュサーバ
に事前配布することを特徴とする。
【0006】かかる構成によれば、キャッシュサーバに
蓄積された全コンテンツに対するヒット率が低下したと
きには、各ジャンルごとの視聴傾向に応じて、視聴傾向
の低いジャンルに属するコンテンツが削除される一方、
視聴傾向の高いジャンルに属するコンテンツが事前配布
される。このため、キャッシュサーバに蓄積されるコン
テンツは、視聴傾向に応じて動的に入れ替えられること
となり、そのキャッシュへのヒット率が向上される。
【0007】また、全コンテンツに対するヒット率が第
1の所定値以上であっても、キャッシュサーバに蓄積さ
れたコンテンツが属するジャンルごとのヒット率が第2
の所定値未満のジャンルに属するコンテンツをキャッシ
ュサーバから削除すると共に、視聴傾向が高いジャンル
に属するコンテンツをキャッシュサーバに事前配布する
ようにしてもよい。このとき、第2の所定値は、第1の
所定値より小に設定されていることが望ましい。
【0008】かかる構成によれば、全コンテンツに対す
るヒット率が第1の所定値以上であっても、ジャンルご
とのヒット率が第2の所定値未満のジャンルに属するコ
ンテンツがキャッシュサーバから削除される。このた
め、第2の所定値を第1の所定値より小に設定すること
で、視聴率の高いコンテンツに影響を受け、視聴率の低
いコンテンツがなかなか削除されないという不具合が回
避される。
【0009】そして、キャッシュサーバからコンテンツ
を削除するときには、削除対象たるジャンルに属するコ
ンテンツの中から、その優先度が下位のコンテンツを削
除するようにすればよい。一方、キャッシュサーバにコ
ンテンツを事前配布するときには、事前配布対象たるジ
ャンルに属するコンテンツの中から、その優先度が高い
コンテンツを事前配布するようにすればよい。このと
き、優先度として、コンテンツの視聴率を用いることが
望ましい。
【0010】かかる構成によれば、コンテンツの優先度
に応じて、削除又は事前配布するコンテンツが決定され
るので、キャッシュへのヒット率を効果的に向上させる
ことができる。このとき、優先度として、コンテンツの
視聴率を用いれば、実際の視聴状況を反映したコンテン
ツの入れ換えが行われる。また、キャッシュサーバに蓄
積されるコンテンツを入れ換えるときには、キャッシュ
サーバの容量の所定割合を入れ替えるようにすればよ
い。このとき、コンテンツの視聴傾向に応じて、入替容
量を削除又は事前配布するジャンルに振り分けることが
望ましい。
【0011】かかる構成によれば、キャッシュサーバに
蓄積されるコンテンツの一定割合が入れ換えられること
となる。このため、入れ替えに要する時間が短縮され、
エンドユーザに対するサービスの質の低下が抑制され
る。このとき、コンテンツの視聴傾向に応じて、入替容
量を削除又は事前配布するジャンルに振り分けるように
すれば、視聴傾向を考慮した効果的なコンテンツの入れ
替えが行われる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明を詳述する。図1は、本発明を具現化したキャッ
シュサーバのコンテンツ管理装置(以下「コンテンツ管
理装置」という)を備えた、ストリーミング配信システ
ム(以下「配信システム」という)の一実施形態を示
す。
【0013】配信システムは、インターネットなどのコ
ンピュータネットワーク10を介して相互接続される、
1つのセンタ局20と、所定エリア毎に設置されるロー
カル局30と、エンドユーザのクライアント40と、を
含んで構成される。センタ局20には、オリジナルコン
テンツを蓄積する配信サーバ20Aが備えられる一方、
ローカル局30には、センタ局20から配布されたオリ
ジナルコンテンツのコピー(コピーコンテンツ)を蓄積
するキャッシュサーバ30Aが備えられる。また、エン
ドユーザのクライアント40には、コンテンツを視聴す
るためのプレーヤーがインストールされる。なお、配信
サーバ20A,キャッシュサーバ30A及びクライアン
ト40は、少なくとも中央処理装置(CPU)とメモリ
とを備えたコンピュータから構築され、メモリにロード
されたプログラムにより、コンテンツ配信のための各種
機能が実現される。
【0014】コンテンツ配信方式としては、「リダイレ
クション方式」と「キャッシュサーバ方式」とがある。
リダイレクション方式とは、エンドユーザからのコンテ
ンツ配信要求をセンタ局20が受け付け、コンテンツの
配信を最適なローカル局に振り分ける方式のことをい
う。一方、キャッシュサーバ方式とは、エンドユーザか
らのコンテンツ配信要求をローカル局30が受け付け、
そのキャッシュサーバ30Aにコンテンツがなかったと
きには、センタ局20からコンテンツの配布を受けた
後、コンテンツを配信する方式のことをいう。
【0015】図2及び図3は、リダイレクション方式の
配信システムにおいて、各ローカル局30ごとに、エン
ドユーザの視聴情報を登録する構成及び手順を示す。セ
ンタ局20には、図1の構成に加え、管理DB(データ
ベース)20B及びリダイレクタ20Cが備えられる。
なお、リダイレクタ20Bは、少なくとも中央処理装置
(CPU)とメモリとを備えたコンピュータから構築さ
れ、メモリにロードされたプログラムにより、コンテン
ツ配信のための各種機能が実現される。
【0016】管理DB20Bには、図4(A)〜(C)
に夫々示すように、加入者情報テーブルと、コンテンツ
情報テーブルと、視聴情報テーブルと、が登録される。
加入者情報テーブルは、同図(A)に示すように、コン
テンツ配信を受けるエンドユーザの加入者名と、所属す
るエリアを特定する所属ローカルエリアと、を含んで構
成される。コンテンツ情報テーブルは、同図(B)に示
すように、コンテンツ名と、その所属ジャンルと、ファ
イルサイズ(GB:Giga Bytes)と、コンテンツ長
(分)と、を含んで構成される。視聴情報テーブルは、
同図(C)に示すように、コンテンツ名と、視聴者名
と、視聴開始時刻と、視聴終了時刻と、を含んで構成さ
れる。一方、リダイレクタ20Cでは、エンドユーザか
らコンテンツ配信要求を受け付け、コンテンツの配信を
最適なローカル局30に振り分ける機能が奏される。
【0017】エンドユーザのクライアント40からセン
タ局20のリダイレクタ20Cに対して、ユーザ情報及
びコンテンツ名を含んだ配信要求があると(手順
(1))、ユーザ情報及びコンテンツ名に基づいて、コン
テンツ配信に最適な配信サーバが決定され、これがクラ
イアント40に通知される(手順(2))。ここで、コン
テンツ配信に最適な配信サーバとは、センタ局20の配
信サーバ20A又はローカル局30のキャッシュサーバ
30Aのどちらかのことを意味する。
【0018】そして、要求コンテンツがローカル局30
のキャッシュサーバ30Aにあれば、図3のAに示すよ
うに、そのキャッシュサーバ30Aに対してコンテンツ
要求がなされ(手順(3))、そこからコンテンツの配信
を受ける(手順(6))。この際、キャッシュサーバ30
Aからリダイレクタ20Cに対して、視聴開始通知が送
信される(手順(4))。視聴開始通知を受け取ったリダ
イレクタ20Cでは、視聴情報としてコンテンツ名,視
聴者名,視聴開始時刻が取得され、管理DB20Bの視
聴情報テーブルに登録される(手順(5))。コンテンツ
の配信完了時には、キャッシュサーバ30Aからリダイ
レクタ20Cに対して、視聴終了通知が送信される(手
順(7))。視聴終了通知を受け取ったリダイレクタ20
Cでは、視聴情報としての視聴終了時刻が取得され、こ
れが管理DB20Bの視聴情報テーブルに登録される
(手順(8))。
【0019】一方、要求コンテンツがローカル局30の
キャッシュサーバ30Aになければ、同図Bに示すよう
に、センタ局20の配信サーバ20Aに対してコンテン
ツ要求がなされ(手順(3))、そこからコンテンツの配
信を受ける(手順(6))。この際、配信サーバ20Aか
らリダイレクタ20Cに対して、視聴開始通知が送信さ
れる(手順(4))。視聴開始通知を受け取ったリダイレ
クタ20Cでは、視聴情報としてコンテンツ名,視聴者
名,視聴開始時刻が取得され、管理DB20Bの視聴情
報テーブルに登録される(手順(5))。コンテンツの配
信完了時に、配信サーバ20Aからリダイレクタ20C
に対して、視聴終了通知が送信される(手順(7))。視
聴終了通知を受け取ったリダイレクタ20Cでは、視聴
情報としての視聴終了時刻が取得され、これが管理DB
20Bの視聴情報テーブルに登録される(手順(8))。
【0020】エンドユーザによってコンテンツの配信の
一時停止及び再開始が行われるときには、配信の完了及
び開始と同様に扱い、コンテンツの配信の一時停止時
に、キャッシュサーバ30A(あるいは配信サーバ20
A)からリダイレクタ20Cに対して、視聴終了通知が
送信される(手順(7))。視聴終了通知を受け取ったリ
ダイレクタ20Cでは、視聴情報としての視聴終了時刻
が取得され、これが管理DB20Bの視聴情報テーブル
に登録される(手順(8))。コンテンツの配信再開始時
には、改めてキャッシュサーバ30A(あるいは配信サ
ーバ20A)からリダイレクタ20Cに対して、視聴開
始通知が送信される(手順(4))。視聴開始通知を受け
取ったリダイレクタ20Cでは、視聴情報としてコンテ
ンツ名,視聴者名,視聴開始時刻が取得され、管理DB
20Bの視聴情報テーブルに登録される(手順(5))。
【0021】図5及び図6は、キャッシュサーバ方式の
配信システムにおいて、各ローカル局30ごとに、エン
ドユーザの視聴情報を登録する構成及び手順を示す。ロ
ーカル局30には、図1の構成に加え、管理DB30B
が備えられる。なお、管理DB30Bには、リダイレク
ション方式の配信システムと同様に、加入者情報テーブ
ルと、コンテンツ情報テーブルと、視聴情報テーブル
と、が登録される。
【0022】エンドユーザのクライアント40からロー
カル局30のキャッシュサーバ30Aに対して、ユーザ
情報及びコンテンツ名を含んだ配信要求があると(手順
(1))、そこから視聴情報としてのコンテンツ名,視聴
者名及び視聴開始時刻が取得される。そして、キャッシ
ュサーバ30Aに要求コンテンツがなければ、図中点線
で示すように、センタ局20の配信サーバ20Aに対し
てコンテンツ要求がなされ、そこからコンテンツの配信
を受ける。その後、視聴情報が管理DB30Bの視聴情
報テーブルに登録され(手順(2))、クライアント40
に対してコンテンツが配信される(手順(3))。
【0023】コンテンツの配信が完了すると、キャッシ
ュサーバ30Aでは、視聴情報としての視聴終了時刻が
取得され、これが管理DB30Bの視聴情報テーブルに
登録される(手順(4))。エンドユーザによってコンテ
ンツの配信の一時停止及び再開始が行われるときには、
配信の完了及び開始と同様に扱い、コンテンツの配信の
一時停止時に、キャッシュサーバ30Aでは、視聴情報
としての視聴終了時刻が取得され、これが管理DB20
Bの視聴情報テーブルに登録される(手順(4))。コン
テンツの配信再開始時には、改めてキャッシュサーバ3
0Aでは、視聴情報としてコンテンツ名,視聴者名,視
聴開始時刻が取得され、管理DB20Bの視聴情報テー
ブルに登録される(手順(2))。
【0024】このように、リダイレクション方式又はキ
ャッシュサーバ方式の配信システムにおいて、エンドユ
ーザに対してコンテンツの配信が行われるたびに、コン
テンツ名,視聴者名,視聴開始時間及び視聴終了時間を
含んで構成される視聴情報が登録される。そして、登録
された視聴情報に基づいて、キャッシュへのヒット率が
向上するように、キャッシュサーバ30Aのコンテンツ
が動的に変更される。ここで、「ヒット率」とは、エン
ドユーザからの要求コンテンツがキャッシュサーバ30
Aにある確率のことをいう。従って、ヒット率が高けれ
ば、キャッシュサーバ30Aが有効活用されていること
となる。
【0025】図7及び図8は、リダイレクション方式の
配信システムにおいて、キャッシュサーバ30Aのコン
テンツを動的に変更する構成及び手順を示す。センタ局
20には、図1の構成に加え、管理DB20B,ヒット
率管理サーバ20D及び配布管理サーバ20Eが備えら
れる。なお、ヒット率管理サーバ20D及び配布管理サ
ーバ20Eは、少なくとも中央処理装置(CPU)とメ
モリとを備えたコンピュータから構築され、メモリにロ
ードされたプログラムにより、コンテンツ管理のための
各種機構が実現される。但し、配信サーバ20Aに余裕
があれば、ヒット率管理サーバ20D及び配布管理サー
バ20Eの機能を兼備させ、構成の簡略化を図るように
してもよい。
【0026】ヒット率管理サーバ20Dでは、所定間隔
(例えば、1時間)ごとにヒット率が算出され、これが
所定値未満に低下すると、配布管理サーバ20Eに対し
てヒット率低下通知が送信される(手順(1))。ヒット
率低下通知を受け取った配布管理サーバ20Eでは、管
理DB20Bに対して視聴情報要求がなされ(手順
(2))、その視聴情報テーブルから視聴情報が取得され
る(手順(3))。
【0027】配布管理サーバ20Eでは、取得した視聴
情報に基づいて、各ローカル局30ごとに、エンドユー
ザの視聴傾向が算出される。ここで、「視聴傾向」と
は、各ジャンルごとに、そこに属するコンテンツがどの
程度視聴されているかを、全視聴に対する割合(%)で
示した指標のことをいう。そして、配布管理サーバ20
Eでは、視聴傾向の低いジャンルに属するコンテンツの
中から、視聴率が低いコンテンツを削除すべく、削除対
象たるコンテンツ名を含んだ削除要求が配信サーバ20
Aに送信される(手順(4))。削除要求を受け取った配
信サーバ20Aでは、削除要求がローカル局30のキャ
ッシュサーバ30Aに転送される(手順(5))。削除要
求を受け取ったキャッシュサーバ30Aでは、そのスト
レージから削除要求に係るコンテンツが削除される。
【0028】また、配布管理サーバ20Eでは、視聴傾
向の高いジャンルに属するコンテンツの中から、視聴率
が高いコンテンツを事前配布すべく、配布対象たるコン
テンツ名を含んだ配布要求が配信サーバ20Aに送信さ
れる(手順(6))。配布要求を受け取った配信サーバ2
0Aでは、配布要求に係るコンテンツがキャッシュサー
バ30Aに事前配布される(手順(7))。
【0029】図9及び図10は、キャッシュサーバ方式
の配信システムにおいて、キャッシュサーバ30Aのコ
ンテンツを動的に変更する構成及び手順を示す。ローカ
ル局30には、図1の構成に加え、管理DB30B,ヒ
ット率管理サーバ30C及び配布管理サーバ30Dが備
えられる。ヒット率管理サーバ30Cでは、所定間隔
(例えば、1時間)ごとにヒット率が算出され、これが
所定値未満に低下すると、配布管理サーバ30Dに対し
てヒット率低下通知が送信される(手順(1))。ヒット
率低下通知を受け取った配布管理サーバ30Dでは、管
理DB30Bに対して視聴情報要求がなされ(手順
(2))、その視聴情報テーブルから視聴情報が取得され
る(手順(3))。
【0030】配布管理サーバ30Dでは、取得した視聴
情報に基づいて、各ローカル局30ごとに、エンドユー
ザの視聴傾向が算出される。そして、視聴傾向の低いジ
ャンルに属するコンテンツの中から、視聴率が低いコン
テンツを削除すべく、削除対象たるコンテンツ名を含ん
だ削除要求がキャッシュサーバ30Aに送信される(手
順(4))。削除要求を受け取ったキャッシュサーバ30
Aでは、そのストレージから削除要求に係るコンテンツ
が削除される。
【0031】また、配布管理サーバ30Dでは、視聴傾
向の高いジャンルに属するコンテンツの中から、視聴率
が高いコンテンツを事前配布すべく、配布対象たるコン
テンツ名を含んだ配布要求がキャッシュサーバ30Aに
送信される(手順(5))。配布要求を受け取ったキャッ
シュサーバ30Aでは、これをセンタ局20の配信サー
バ20Aに転送し(手順(6))、配布要求に係るコンテ
ンツを受け取る(手順(7))。
【0032】以上説明したリダイレクション方式又はキ
ャッシュサーバ方式の配信システムは、図11〜図13
に示す処理によって動作する。なお、以下の説明では、
説明の都合上、リダイレクション方式の配信システムの
符号を用い、ヒット率判定に用いる所定値も例示として
の値を用いることとする。メインルーチンを示す図11
において、ステップ1(図では「S1」と略記する。以
下同様)では、ヒット率管理サーバ20Dにて所定間隔
ごとに、各ローカル局30におけるヒット率x(%)が
算出される。即ち、各ローカル局30ごとに、管理DB
20Bのコンテンツ情報テーブル及び視聴情報テーブル
が参照され、図14に示すように、視聴要求に係るコン
テンツ名,ファイルサイズ(GB),要求回数,合計フ
ァイルサイズ(GB),キャッシュヒットの有無(○
×)及びキャッシュヒットしたファイルサイズ(GB)
が設定されたテーブルが作成される。そして、以下の計
算式により、各ローカル局30ごとのヒット率xが算出
される。なお、図示の例では、ヒット率x=32,000÷8
0,000×100=40(%)となる。ここで、ステップ1の処
理が、夫々、第1のヒット率算出手段,ヒット率算出機
能及びヒット率算出工程に該当する。
【0033】
【数1】 ステップ2では、ヒット率xが50%未満であるか否か
が判定される。そして、ヒット率xが50%未満であれ
ばステップ3へと進み(Yes)、ヒット率xが50%
以上であればステップ6へと進む(No)。
【0034】ステップ3では、管理DB20Bの視聴情
報テーブルが参照され、各ローカル局30における視聴
情報が取得される。ステップ4では、取得された視聴情
報に基づいて、各ジャンルごとの視聴傾向が算出され、
図15に示すように、視聴傾向を降順にソートしたラン
キングテーブルが作成される。ここで、ステップ3及び
ステップ4の処理が、夫々、視聴傾向算出手段,視聴傾
向算出機能及び視聴傾向算出工程に該当する。
【0035】ステップ5では、各ジャンルごとの視聴傾
向に基づいて、キャッシュサーバ30Aから削除するコ
ンテンツが属する削除対象ジャンルが選別される。即
ち、図15に示すランキングテーブルが参照され、例え
ば、視聴傾向が下位の5ジャンルが削除対象ジャンルと
して選別される。図示の例では、削除対象ジャンルとし
て、アニメ,教育,料理,経済及び時代劇が選別され
る。このとき、削除対象ジャンルに属する全コンテンツ
を削除するのではなく、ローカル局30のストレージ容
量の所定割合を入れ替えるべく、下位1〜5位のジャン
ルから、例えば、入替容量の40%,25%,15%,
10%及び10%ずつ削除することが望ましい。ランキ
ングテーブルの入替コンテンツ容量は、入替容量(+;
配布、−;削除)を示す。
【0036】ステップ6では、ヒット率管理サーバ20
Dにて、各ジャンルごとのヒット率y(%)が算出され
る。即ち、各ローカル局30ごとに、管理DB20Bの
コンテンツ情報テーブル及び視聴情報テーブルが参照さ
れ、図16に示すように、視聴要求に係るコンテンツが
属するジャンル名,要求コンテンツのファイルサイズ合
計(GB)及びキャッシュヒットしたファイルサイズ
(GB)が設定されたテーブルが作成される。そして、
以下の計算式により、各ジャンルごとのヒット率yが算
出される。なお、図示の例では、アニメのヒット率y=
2,000÷10,000×100=20(%)となる。ここで、ステッ
プ6の処理が、第2のヒット率算出手段に該当する。
【0037】
【数2】 ステップ7では、各ジャンルごとのヒット率yに基づい
て、キャッシュサーバ30Aから削除するコンテンツが
属する削除対象ジャンルが選別される。即ち、ヒット率
yが、例えば、30%未満のジャンルが削除対象ジャン
ルとして選別される。図示の例では、削除対象ジャンル
として、アニメが選別される。このとき、削除対象ジャ
ンルに属する全コンテンツを削除するのではなく、その
ジャンルに属するコンテンツの所定割合(例えば、30
%)を削除することが望ましい。
【0038】ステップ8では、削除対象ジャンルがある
か否かが判定される。そして、削除対象ジャンルがあれ
ばステップ9へと進み(Yes)、削除対象ジャンルが
なければ処理を終了する(No)。ステップ9では、管
理DB20Bの視聴情報テーブルが参照され、各ローカ
ル局30における視聴情報が取得される。
【0039】ステップ10では、取得された視聴情報に
基づいて、各ジャンルごとの視聴傾向が算出され、図1
5に示すように、視聴傾向を降順にソートしたランキン
グテーブルが作成される。ここで、ステップ9及びステ
ップ10の処理が、夫々、視聴傾向算出手段,視聴傾向
算出機能及び視聴傾向算出工程に該当する。ステップ1
1では、選別された各削除対象ジャンルについて、コン
テンツ削除処理を実行するサブルーチン(図12参照)
がコールされる。
【0040】ステップ12では、各ジャンルごとの視聴
傾向に基づいて、キャッシュサーバ30Aに事前配布す
るコンテンツが属する配布対象ジャンルが選別される。
即ち、図15に示すランキングテーブルが参照され、例
えば、視聴傾向が上位の5ジャンルが配布対象ジャンル
として選別される。図示の例では、配布対象ジャンルと
して、映画,スポーツ,ニュース,音楽及び旅行が選別
される。このとき、配布対象ジャンルに属する全コンテ
ンツを配布するのではなく、ローカル局30のストレー
ジ容量の所定割合を入れ替えるべく、上位1〜5位のジ
ャンルから、例えば、入替容量の40%,25%,15
%,10%及び10%ずつ事前配布することが望まし
い。
【0041】ステップ13では、選別された各配布対象
ジャンルについて、コンテンツ配布処理を実行するサブ
ルーチン(図13参照)がコールされる。ここで、ステ
ップ2,ステップ5,ステップ7,ステップ8,ステッ
プ11〜ステップ13の一連の処理が、夫々、コンテン
ツ入替手段,コンテンツ入替機能及びコンテンツ入替工
程に該当する。
【0042】図12は、コンテンツ削除処理を実行する
サブルーチンを示す。ステップ21では、管理DB20
Bが参照され、図17に示すように、削除対象ジャンル
における優先リストが取得される。優先リストは、コン
テンツ名,視聴率(%)及びファイルサイズ(GB)を
含んで構成され、各コンテンツの視聴率に応じて随時又
は適宜更新される。ここで、視聴率は、次式により算出
される。なお、優先リストに、ストリーミング配信サー
ビスの運用者の意図などを反映させるようにしてもよ
い。
【0043】
【数3】 ステップ22では、削除総量(GB)を示す変数zが0
に初期化される。ステップ23では、削除総量zが削除
容量以下であるか否かが判定される。ここで、削除容量
としては、例えば、品川局のストレージ容量が1,00
0GBの場合、その30%に相当する300GBに対し
て、順位に応じた入替コンテンツ容量(図15参照)を
乗算した値とする。なお、図示の例では、アニメの削除
容量として、300×0.40=120(GB)が用い
られる。そして、削除総量zが削除容量以下であればス
テップ24へと進み(Yes)、削除総量zが削除容量
より大であればメインルーチンへ戻る(No)。
【0044】ステップ24では、図17に示す優先リス
トの最下位コンテンツから、コンテンツが順次削除され
る。即ち、最初の処理においては「セーラームーン」
が、2回目の処理においては「ガンダム」が、3回目の
処理においては「ちびまる子ちゃん」が、というように
削除される。ステップ25では、現在の削除総量zに対
して、次に削除するコンテンツのファイルサイズが加算
された削除総量zが算出される。その後、ステップ23
へと戻り、次のコンテンツの削除処理が続行される。
【0045】図13は、コンテンツ配布処理を実行する
サブルーチンを示す。ステップ31では、管理DB20
Bが参照され、図18に示すように、配布対象ジャンル
における優先リストが取得される。ステップ32では、
配布総量(GB)を示す変数zが0に初期化される。ス
テップ33では、現在の配布総量zに対して、次に配布
しようとするコンテンツのファイルサイズが加算された
配布総量zが算出される。即ち、図18に示す優先リス
トを例にとると、最初の処理においては「ハリーポッタ
ー」のファイルサイズ40(GB)が、2回目の処理に
おいては「千と千尋の神隠し」のファイルサイズ30
(GB)が、というように加算される。
【0046】ステップ34では、配布総量zが配布容量
以下であるか否かが判定される。ここで、配布容量とし
ては、例えば、品川局のストレージ容量が1,000G
Bの場合、その30%に相当する300GBに対して、
順位に応じた入替コンテンツ容量(図15参照)を乗算
した値とする。なお、図示の例では、映画の配布容量と
して、300×0.40=120(GB)が用いられ
る。そして、配布総量zが配布容量以下であればステッ
プ35へと進み(Yes)、配布総量zが配布容量より
大であればメインルーチンへ戻る(No)。
【0047】ステップ35では、図18に示す優先リス
トの最上位コンテンツから、コンテンツが順次配布され
る。即ち、最初の処理においては「ハリーポッター」
が、2回目の処理においては「千と千尋の神隠し」が、
3回目の処理においては「エピソード1」が、というよ
うに配布される。その後、ステップ33へと戻り、次の
コンテンツの配布処理が続行される。
【0048】以上説明した図11〜図13の処理によれ
ば、各ローカル局30において、全コンテンツに対する
ヒット率が低下したとき、又は、各ジャンルに対するヒ
ット率が低下したときに、キャッシュサーバ30Aに蓄
積されたコンテンツの一部が入れ替えられる。このと
き、全コンテンツに対するヒット率の低下だけではな
く、各ジャンルに対するヒット率の低下をコンテンツ入
替契機とすることで、視聴率の高いコンテンツに影響を
受け、視聴率の低いコンテンツがなかなか削除されない
という不具合を回避することができる。
【0049】そして、コンテンツの一部を入れ替えると
きには、全コンテンツに対するヒット率の低下を契機と
する場合、各ジャンルごとの視聴傾向に応じて、視聴傾
向の低いジャンルに属するコンテンツが削除される一
方、視聴傾向の高いジャンルに属するコンテンツが事前
配布される。このとき、視聴傾向の順位に応じて、削除
又は事前配布されるコンテンツの容量が決定される。ま
た、削除対象又は配布対象たるコンテンツは、そのジャ
ンルにおける視聴率に応じて決定される。
【0050】各ジャンルに対するヒット率の低下を契機
とする場合、ヒット率が所定値未満のジャンルに属する
コンテンツが削除される一方、視聴傾向の高いジャンル
が事前配布される。このとき、削除又は事前配布される
コンテンツの容量は、削除対象ジャンルに属するコンテ
ンツの所定割合とすればよい。また、削除対象又は配布
対象たるコンテンツは、全コンテンツに対するヒット率
の低下を契機とする場合と同様に、そのジャンルにおけ
る視聴率に応じて決定される。
【0051】従って、キャッシュサーバ30Aから視聴
傾向又はヒット率及び視聴率が低いコンテンツが削除さ
れる一方、キャッシュサーバ30Aに視聴傾向及び視聴
率が高いコンテンツが事前配布されることとなり、その
キャッシュへのヒット率を向上させることができる。そ
して、ヒット率の向上により、キャッシュサーバ30A
が最大限に活用され、レスポンスの向上とトラフィック
の低減とが促進される。
【0052】このような機能を実現するプログラムを、
例えば、磁気テープ,磁気ディスク,磁気ドラム,IC
カード,CD−ROM,DVD−ROM等のコンピュー
タ読取可能な記録媒体に記録しておけば、本発明に係る
コンテンツ管理プログラムを市場に流通させることがで
きる。そして、かかる記録媒体を取得した者は、一般的
なコンピュータシステムを利用して、本発明に係るコン
テンツ管理装置を容易に構築することができる。
【0053】(付記1)コンテンツに対するヒット率を
算出する第1のヒット率算出手段と、コンテンツの視聴
情報に基づいて、コンテンツが属するジャンルごとの視
聴傾向を算出する視聴傾向算出手段と、前記第1のヒッ
ト率算出手段により算出されたヒット率が第1の所定値
未満になったときに、前記視聴傾向算出手段により算出
された視聴傾向が低いジャンルに属するコンテンツを削
除すると共に、視聴傾向が高いジャンルに属するコンテ
ンツを事前配布するコンテンツ入替手段と、を含んで構
成されたことを特徴とするコンテンツ管理装置。
【0054】(付記2)蓄積されたコンテンツが属する
ジャンルごとに、そのヒット率を算出する第2のヒット
率算出手段を備え、前記コンテンツ入替手段は、前記第
1のヒット率算出手段により算出されたヒット率が第1
の所定値以上であっても、前記第2のヒット率算出手段
により算出されたヒット率が第2の所定値未満のジャン
ルに属するコンテンツを削除すると共に、前記視聴傾向
算出手段により算出された視聴傾向が高いジャンルに属
するコンテンツを事前配布することを特徴とする付記1
記載のコンテンツ管理装置。
【0055】(付記3)前記第2の所定値は、前記第1
の所定値より小に設定されていることを特徴とする付記
2記載のコンテンツ管理装置。
【0056】(付記4)前記コンテンツ入替手段は、削
除対象たるジャンルに属するコンテンツの中から、その
優先度が下位のコンテンツを削除することを特徴とする
付記1〜付記3のいずれか1つに記載のコンテンツ管理
装置。
【0057】(付記5)前記コンテンツ入替手段は、事
前配布対象たるジャンルに属するコンテンツの中から、
その優先度が高いコンテンツを事前配布することを特徴
とする付記1〜付記4のいずれか1つに記載のコンテン
ツ管理装置。
【0058】(付記6)前記優先度は、コンテンツの視
聴率であることを特徴とする付記4又は付記5に記載の
コンテンツ管理装置。
【0059】(付記7)前記コンテンツ入替手段は、前
記キャッシュサーバの容量の所定割合を入れ替えること
を特徴とする付記1〜付記6のいずれか1つに記載のコ
ンテンツ管理装置。
【0060】(付記8)前記コンテンツ入替手段は、前
記視聴傾向に応じて、前記入替容量を削除又は事前配布
するジャンルに割り振ることを特徴とする付記7記載の
コンテンツ管理装置。
【0061】(付記9)コンテンツに対するヒット率を
算出するヒット率算出機能と、コンテンツの視聴情報に
基づいて、コンテンツが属するジャンルごとの視聴傾向
を算出する視聴傾向算出機能と、前記ヒット率算出機能
により算出されたヒット率が所定値未満になったとき
に、前記視聴傾向算出機能により算出された視聴傾向が
低いジャンルに属するコンテンツを削除すると共に、視
聴傾向が高いジャンルに属するコンテンツを事前配布す
るコンテンツ入替機能と、をコンピュータに実現させる
ためのコンテンツ管理プログラム。
【0062】(付記10)コンテンツに対するヒット率
を算出するヒット率算出機能と、コンテンツの視聴情報
に基づいて、コンテンツが属するジャンルごとの視聴傾
向を算出する視聴傾向算出機能と、前記ヒット率算出機
能により算出されたヒット率が所定値未満になったとき
に、前記視聴傾向算出機能により算出された視聴傾向が
低いジャンルに属するコンテンツを削除すると共に、視
聴傾向が高いジャンルに属するコンテンツを事前配布す
るコンテンツ入替機能と、をコンピュータに実現させる
ためのコンテンツ管理プログラムを記録したコンピュー
タ読取可能な記録媒体。
【0063】(付記11)コンテンツに対するヒット率
を算出するヒット率算出工程と、コンテンツの視聴情報
に基づいて、コンテンツが属するジャンルごとの視聴傾
向を算出する視聴傾向算出工程と、前記ヒット率算出工
程により算出されたヒット率が所定値未満になったとき
に、前記視聴傾向算出工程により算出された視聴傾向が
低いジャンルに属するコンテンツを削除すると共に、視
聴傾向が高いジャンルに属するコンテンツを事前配布す
るコンテンツ入替工程と、を備えたことを特徴とするコ
ンテンツ管理方法。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るコン
テンツ管理技術によれば、キャッシュサーバに蓄積され
た全コンテンツに対するヒット率が低下したときには、
各ジャンルごとの視聴傾向に応じて、視聴傾向の低いジ
ャンルに属するコンテンツが削除される一方、視聴傾向
の高いジャンルに属するコンテンツが事前配布される。
このため、キャッシュサーバに蓄積されるコンテンツ
は、視聴傾向に応じて動的に入れ替えられることとな
り、そのキャッシュへのヒット率を向上させることがで
きる。そして、ヒット率の向上により、キャッシュサー
バが最大限に活用され、レスポンスの向上とトラフィッ
クの低減とを促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンテンツ管理装置を備えた配信
システムの構成図
【図2】リダイレクション方式により視聴情報を登録す
るための構成図
【図3】同上における視聴情報登録処理の概要図
【図4】管理DBに登録されるテーブルを示し、(A)
は加入者情報テーブル、(B)はコンテンツ情報テーブ
ル、(C)は視聴情報テーブルの説明図
【図5】キャッシュサーバ方式により視聴情報を登録す
るための構成図
【図6】同上における視聴情報登録処理の概要図
【図7】リダイレクション方式によりコンテンツを管理
するための構成図
【図8】同上におけるコンテンツ管理処理の概要図
【図9】キャッシュサーバ方式によりコンテンツを管理
するための構成図
【図10】同上におけるコンテンツ管理処理の概要図
【図11】コンテンツ管理処理を示すメインルーチンの
フローチャート
【図12】コンテンツ削除処理を示すサブルーチンのフ
ローチャート
【図13】コンテンツ配布処理を示すサブルーチンのフ
ローチャート
【図14】各ローカル局ごとのヒット率を演算するため
のテーブルの説明図
【図15】ランキングテーブルの説明図
【図16】各ジャンルごとのヒット率を演算するための
テーブルの説明図
【図17】削除対象ジャンルにおける優先リストの説明
【図18】配布対象ジャンルにおける優先リストの説明
【符号の説明】
10 コンピュータネットワーク 20 センタ局 20A 配信サーバ 20B 管理DB 20D ヒット率管理サーバ 20E 配布管理サーバ 30 ローカル局 30A キャッシュサーバ 30B 管理DB 30C ヒット率管理サーバ 30D 配布管理サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B082 HA02 HA05 5C052 AA01 AB04 DD04 5C053 FA14 GB06 LA15 5C064 BA07 BB10 BC18 BC20 BD02 BD03 BD08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓄積されたコンテンツに対するヒット率を
    算出する第1のヒット率算出手段と、 コンテンツの視聴情報に基づいて、コンテンツが属する
    ジャンルごとの視聴傾向を算出する視聴傾向算出手段
    と、 前記第1のヒット率算出手段により算出されたヒット率
    が第1の所定値未満になったときに、前記視聴傾向算出
    手段により算出された視聴傾向が低いジャンルに属する
    コンテンツを削除すると共に、視聴傾向が高いジャンル
    に属するコンテンツを事前配布するコンテンツ入替手段
    と、 を含んで構成されたことを特徴とするコンテンツ管理装
    置。
  2. 【請求項2】コンテンツが属するジャンルごとに、その
    ヒット率を算出する第2のヒット率算出手段を備え、 前記コンテンツ入替手段は、前記第1のヒット率算出手
    段により算出されたヒット率が第1の所定値以上であっ
    ても、前記第2のヒット率算出手段により算出されたヒ
    ット率が第2の所定値未満のジャンルに属するコンテン
    ツを削除すると共に、前記視聴傾向算出手段により算出
    された視聴傾向が高いジャンルに属するコンテンツを事
    前配布することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ
    管理装置。
  3. 【請求項3】前記コンテンツ入替手段は、削除対象たる
    ジャンルに属するコンテンツの中から、その優先度が下
    位のコンテンツを削除することを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載のコンテンツ管理装置。
  4. 【請求項4】前記コンテンツ入替手段は、事前配布対象
    たるジャンルに属するコンテンツの中から、その優先度
    が高いコンテンツを事前配布することを特徴とする請求
    項1〜請求項3のいずれか1つに記載のコンテンツ管理
    装置。
  5. 【請求項5】コンテンツに対するヒット率を算出するヒ
    ット率算出機能と、 コンテンツの視聴情報に基づいて、コンテンツが属する
    ジャンルごとの視聴傾向を算出する視聴傾向算出機能
    と、 前記ヒット率算出機能により算出されたヒット率が所定
    値未満になったときに、前記視聴傾向算出機能により算
    出された視聴傾向が低いジャンルに属するコンテンツを
    削除すると共に、視聴傾向が高いジャンルに属するコン
    テンツを事前配布するコンテンツ入替機能と、 をコンピュータに実現させるためのコンテンツ管理プロ
    グラム。
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