JP2003263110A - 楕円曲線上の有理点群の部分群の元生成装置、そのプログラム及び記録媒体 - Google Patents

楕円曲線上の有理点群の部分群の元生成装置、そのプログラム及び記録媒体

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JP2003263110A
JP2003263110A JP2002063054A JP2002063054A JP2003263110A JP 2003263110 A JP2003263110 A JP 2003263110A JP 2002063054 A JP2002063054 A JP 2002063054A JP 2002063054 A JP2002063054 A JP 2002063054A JP 2003263110 A JP2003263110 A JP 2003263110A
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文学 星野
Tetsutaro Kobayashi
鉄太郎 小林
Hiroaki Oguro
博昭 小黒
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 演算コストを減少させる。 【解決手段】 ランダム元生成部20で楕円曲線定義体
GF(p)の元x1 をランダムに発生させ、それを楕円
曲線定義方程式のxの値として代入して、y1 の解を確
率的に決定し、楕円曲線上の有理点群のランダムな元P
=(x1 ,y1)を求める。楕円曲線上の有理点群E(G
F(p))のシステムが要求する部分群の位数qでE
(GF(p))の位数sを割った値c(qと互いに素)
でPを楕円スカラー倍し、cPを部分群上のランダムな
元Qとして出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えば楕円曲線暗
号あるいは一般に代数曲線暗号などの情報セキュリティ
技術に利用され、楕円曲線あるいは一般の代数曲線の有
理点群の部分群の元をランダムに生成する装置、そのプ
ログラム及びその記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】楕円曲線を用いた公開鍵暗号やデジタル
署名などの情報セキュリティ技術を実現する場合、シス
テムの想定している群が、楕円上の有理点群自身ではな
く、その真部分群である場合がある。従来、例えば暗号
などの目的とするシステムに使用できる部分群上のラン
ダムな点Qは、該当する部分群の生成元P及びランダム
な正整数rを用いて楕円スカラー倍演算Q=rPにより
生成していた。つまり部分群の生成元Pをスカラー倍し
たものはその部分群に必ず属するからである。Oを楕円
曲線上の有理点群の単位元とする楕円スカラー倍演算
は、従来においては楕円加算及び楕円2倍算により構成
される。この従来の手法による部分群のランダムな元の
生成処理手順を図5に、その機能構成を図6に示す。有
限体GF(p)(pは素数)上で定義された楕円曲線上
の有理点群の目的と対応した部分群の元Pが知られてい
るとする。
【0003】ステップS1:乱数生成部11から乱数r
∈GF(p)を生成する。 ステップS2:2進展開部12において、r=Σri
i なるrの2進表現r i ∈{0,1}をi∈{0,…,
[log2 r]}に関して求める。Σはi=0から[log2
r]までの総和、[A]はA以下の最大の整数を表わ
す。 ステップS3:Qを単位元Oに、iを[log2 r]に初
期化する。 ステップS4:楕円2倍算部13により、Qを楕円2倍
算して、その結果をQとする。 ステップS5:ri =1であるかを調べ、 ステップS6:ri =1であれば楕円加算部14でQ+
Pの楕円加算を行い、その結果をQとする。 ステップS7:ステップS6の後又はステップS5でr
i =1でなければi=0であるかを調べる。 ステップS8:ステップS7でi=0でなければiを−
1してステップS4に戻る。 ステップS9:ステップS7でi=0であればその時の
Q=rPをランダムな元として出力する。
【0004】なお図6中において制御部15は各部を制
御して図5に示した処理を行う。また入力部16、出力
部17、動作用記憶部18なども備える。単位元の楕円
2倍算と、単位元への楕円加算の演算コスト(以下単に
コストと記す)を0とすれば、上記の場合楕円スカラー
倍演算Q←rPは[log2 r]回の楕円2倍算と平均[l
og2 r]/2回の楕円加算とで構成される。一般に楕円
スカラー倍演算の平均演算コストは[log2 r]回の楕
円加算のコストにほぼ比例するとしても良い。部分群上
のランダムな点を求める為には、その部分群の位数をq
とするとrはr∈{0,…,q−1}のランダムな整数
となる。此の時楕円スカラー倍演算Q←rPの平均演算
コストは[log2 q]回の楕円加算のコストに比例して
大きくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】システムが想定する部
分群の位数をqとすると、従来の技術では部分群上のラ
ンダムな元を生成するのに[log2 q]回の楕円加算の
コストに比例する演算コストが必要であった。楕円曲線
を用いた公開鍵暗号やデジタル署名等の情報セキュリテ
ィ技術を実現する場合、情報セキュリティ技術の暗号学
的安全性はlog2qに比例して大きくなると考えられてお
り、より大きな安全性を得るためには、log2 qをより
大きくしなくてはならない。従ってこの明細書ではlog
2 qをセキュリティパラメータと呼ぶ。例えば160b
itの楕円曲線上で上記方法を用いて楕円スカラー倍演
算を行う為には、およそ80回の楕円加算と160回の
楕円2倍算が必要であり、この部分の演算コスト(楕円
加算及び楕円2倍算合わせておよそ240回)が大きい
という問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の一面によれば
楕円曲線上の有理点群のランダムな元Pを生成し、その
楕円曲線上の有理点群の位数sを目的と対応する、つま
りシステムが想定する部分群の位数qで割った値を1以
上の整数倍した値で、上記元Pを楕円スカラー倍して上
記部分群のランダムな元として出力する。楕円曲線上の
有理点群の位数をsとする。楕円曲線上の有理点群が非
自明な部分群を持つとしその位数をqとする。有限群の
性質によりsはqの倍数となり、s=qcとすることが
出来る。正整数cを補助因子と呼ぶ。通常は暗号学的安
全性を確保するためにqとして(例えば160bit以
上の)大きな素数が選ばれる。一方cはセキュリティパ
ラメタとは無関係に選ぶことが出来る。従ってqとcは
互いに素とすることが出来、またc<<qとすることが出
来る。
【0007】qとcが互いに素ならば楕円曲線上の有理
点群の任意の元Pに対して、Q=cPなるQは有限巡回
群の性質により必ず想定した位数qの部分群に含まれ
る。つまり上記この発明の一面により目的と対応した部
分群の元をランダムに生成できることになる。部分群上
の元Q=cPを求める為のこの平均演算コストは[log
2 c]回の楕円加算コストに比例するとして良く、[lo
g2 c]<<[log2 q]となるように楕円曲線のパラメタ
を選んでおけば此の部分の演算コストは[log2 q]b
itの楕円スカラー倍の演算コストと比べて無視するこ
とが出来る。従って、例えば楕円曲線上の有理点群のラ
ンダムな元Pが十分高速に計算できれば、[log2 c]<
<[log2 q]の場合に部分群上のランダムな元Q=cP
も高速に計算出来る。
【0008】この発明の他面によれば、素数pの有限体
GF(p)上で定義された楕円曲線上のm次拡大体GF
(pm)上の元Pをランダムに生成し、この元Pに対する
フロベニウス写像をφとして(φ−1)Pを演算し、そ
の結果を上記部分群上のランダムな元として出力する。
楕円曲線あるいは代数曲線上の有理点群の中には、特別
に少ない演算コストで実行できる自己準同型写像をもつ
ものがある。有限体GF(p)上で定義された楕円曲線
をE/GF(p)と表記する。E/GF(p)上のm次
拡大体GF(p m)上の有理点の集合をE(GF(pm))
と表わす。このE(GF(pm))に対して、以下のよう
なフロベニウス写像φを用いた演算を定義できる。P=
(x,y)に対する自己準同型写像 φ:(x,y)→(xp ,yp) をフロベニウス写像と呼ぶ。フロベニウス写像φは、楕
円曲線上の自己準同型写像であり、一般に楕円加算など
と比べて少ない演算コストで実行できる。写像φ i は上
記フロベニウス写像φをi回(iは整数)適用する演算
で、
【数1】 である。一見写像φi の演算コストはφの演算コストの
i倍のように思えるが、通常、このi回分の計算をまと
めて行うことが可能で、φi の演算コストをφの演算コ
ストと等しくすることが可能である。従ってφi も一般
に楕円加算などと比べて少ない演算コストで実行でき
る。E/GF(p)上のGF(pm)有理点の集合E(G
F(pm))は、定義によりE/GF(p)上のGF
(p)有理点の集合E(GF(p))を部分群に持つ。
P∈E(GF(p))なるE(GF(pm))の元P=
(x,y)に対して、 φP=(xp ,yp)=(x,y)=P が成立しており(xp mod p=xであるから)、逆にE
(GF(pm))の元Pが φP=P を満たすなら、P∈E(GF(p))である。したがっ
て (φ−1):P→φP−P なる写像(φ−1)によりE(GF(pm))は E(GF(pm))=ker(φ−1)(+)Im(φ−1) のように直和分解できる。但しker(φ−1)は(φ−
1)P=OなるPの集合、即ちE(GF(p))の事で
あり、Im(φ−1)は、E(GF(pm))の写像(φ
−1)による像、即ちE(GF(pm))の元Pに対する
(φ−1)Pの集合である。従って、Im(φ−1)を
システムの想定する群であるとするなら、演算φ−1に
よってE(GF(pm))上の点を部分群Im(φ−1)
上の点に写像することが出来る。演算φ−1の演算コス
トはおよそ楕円加算1回分の演算コストと見積もること
ができ、従って、例えば楕円曲線上の有理点群のランダ
ムな元Pが十分高速に計算できれば、部分群上のランダ
ムな元Q=(φ−1)Pも高速に計算できる。
【0009】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図1にこの発明の第1実施形態の機能構成を示し、図2
にその処理手順を示す。ランダム元生成部20で楕円曲
線上の有理点群の元Pをランダムに生成する(S1)。
楕円曲線上の有理点群の位数sを、上記楕円曲線上の有
理点群上のシステム(例えば暗号方式)が想定している
部分群の位数qで割った値cを予め求めておき、つまり
この値cはシステムにより自動的に決る値である。ただ
しcとqは互いに素となるようにsとqを選んでおく。
楕円スカラー倍演算部30でランダム元生成部20より
の元Pをcの値で楕円スカラー倍し、その結果cPを求
めるランダム元Qとして出力する。
【0010】この楕円スカラー倍演算は、例えば図6に
示した構成により、図5に示した手順と同様な処理を行
えばよい。従って、楕円スカラー倍演算部30は、図6
に示した構成と同様に例えば2進展開部32、楕円2倍
演算部33、楕円加算部34、制御部35、入力部3
6、出力部37、記憶部38などを備える。ランダム元
生成部20は楕円曲線上の有理点群のランダムな元Pを
確率的に発見するための演算を行う。ai(i=1,2,
3,4,6)を有限体GF(p)上の定数として楕円曲
線の定義方程式が次式であるとする。 y2 +a1 y+a3 =x3 +a2 2 +a4 x+a6 (1) この時、ランダム元生成部20は例えば図1中に示すよ
うに乱数生成部21、方程式演算部22、方程式解演算
部23、1/2確率選択部24、制御部25、入力部2
6、出力部27、記憶部28を備え、例えば図3に示す
ような手順でランダム元Pの生成処理を行う。
【0011】ステップS1:有限体GF(p)上のラン
ダムな元x1 を乱数生成部21により生成する。 ステップS2:その生成した元x1 を式(1)のxに代
入して式(1)の右辺を方程式演算部22で計算し、そ
の結果tを得る。 ステップS3:yに関する2次方程式y2 +a1 y+a
3 −t=0の解を方程式解演算部23で計算する。 ステップS4:yが有限体GF(p)上に解を持つか否
かを調べ、もたない場合ステップS1に戻る。 ステップS5:yが有限体上に唯一の解y1 を持つか否
かを調べ、 ステツプS6:唯一の解y1 の場合は1/2の確率でス
テップS1へ、1/2の確率でy1 をyとする。つまり
例えば1/2確率選択部24に0と1をランダムに発生
させ(S6−1)、0ならステップS1に戻り(S6−
2)、1ならy 1 をyにし、x1 をxとしてP=(x,
y)を出力する(S6−3)。 ステップS7:ステップS5でyが有限体上に2つの解
1 ,y2 を持つと判定されると、1/2の確率でy1
をyとし、1/2の確率でy2 をyとする。つまり1/
2選択部24で0と1をランダムに発生し(S7−
1)、それが1であれば(S7−2)、x1 をxとし、
1 をyとしてP=(x,y)を出力し(S7−3)、
0であれば、x1 をxとし、y2 をyとしてP=(x,
y)を出力する(S7−4)。
【0012】制御部25は各部を制御し、必要に応じて
記憶部28を用い、図3に示した処理を実行させる。通
常ランダムなx座標に対して楕円曲線の定義方程式
(1)を満たすyが存在する確率はおよそ1/2であ
り、通常yの存在を確認するための平均演算コストは、
例えば平方剰余記号の平均演算コストとして見積もるこ
とが出来、十分小さいとして良い。従って楕円曲線の定
義方程式を満たすランダムな元P=(x,y)を求める
演算の平均演算コストは、有限体上で2次方程式を解く
平均演算コスト1回分であるとすることが出来る。有限
体上で2次方程式を解く平均演算コストは有限体上の指
数関数1回分の平均演算コストと見積もることができ
る。楕円スカラー倍演算は有限体GF(pm)上の演算で
行われ、これは[log2 q]bitであるから、前記2
次方程式を解く平均演算コストは楕円演算に換算して楕
円スカラー倍より1/10程度あるいはそれより少ない
として良いことになる。
【0013】以上の説明から理解されるように、第1実
施形態によれば、ランダム生成部20でのランダム元P
の生成を高速に行うことができ、また課題を解決するた
めの手段の項で述べたようにPのc倍楕円スカラー演算
のコストは[log2 c]程度であり、従来のランダム元
生成演算コスト[log2 q]と比較して十分小さくする
ことができる。なお、部分群の元をスカラー倍したもの
はその部分群の元となるからPをcだけ楕円スカラー倍
する場合に限らず、cの2以上の整数倍した値をPに対
し楕円スカラー倍してもよい。つまりPをcの1以上の
整数値を楕円スカラー倍してもよい。ただ演算コストの
面からはスカラー倍する、スカラー値は小さい方がよ
い。図1中の制御部25と35を、入力部26と36
を、出力部27と37を、記憶部28と29をそれぞれ
一つを共通に使用するようにしてもよい。
【0014】第2実施形態 図4にこの発明の第2実施形態を示す。ランダム元生成
部40において、有限体GF(p)上で定義された楕円
曲線上のm次拡大体GF(pm)上の有理点群の元Pをラ
ンダムに生成する。ランダム元生成部40における楕円
曲線上のランダムな元Pの生成は、図1中のランダム元
生成部20と同様な手法で生成すればよい。この場合、
乱数x1 として有限体GF(pm)の元をランダムに発生
させ、この乱数x1 を式(1)の定義式のxに代入し
て、yの2次方程式を解いて求める。このようにして生
成された、楕円曲線上のGF(pm)上有理点群のランダ
ムな元Pは(φ−1)倍演算部50で(φ−1)倍さ
れ、その結果は想定する部分群のランダムな元Qとして
出力される。
【0015】この構成によれば、ランダム元生成部40
におけるランダム元Pの生成演算コストは、ランダム元
生成部20のランダム元Pの生成と同様に、楕円演算換
算で従来の楕円スカラー倍方法より10倍程度以上高速
に行うことができ、(φ−1)倍演算は先に述べたよう
に楕円加算1回分の演算コストと見積もることができ、
結果として、高速にランダムな元Qを求めることができ
る。図1及び図4に示した各装置は、コンピュータによ
りプログラムを実行させて機能させることもできる。こ
の場合は、そのコンピュータに、図1又は図4に示した
装置としてコンピュータを機能させるための楕円曲線上
の有理点群の部分群の元生成プログラムを、CD−RO
M、可撓性磁気ディスクなどの記録媒体からインストー
ルさせ、あるいは通信回線を介してダウンロードさせ
て、このコンピュータに実行させればよい。
【0016】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば従来
の装置よりも、少ない演算コストで目的と対応する部分
群上の元をランダムに生成することができる。例えば楕
円定義体GF(p)のpを214−3、つまり式(1)の
各係数ai をGF(p)より選び、式(1)のx,yは
拡大体GF(p13)上の元とし、つまりqを約160b
itとした場合、従来装置によれば、楕円加算及び楕円
2倍算が合計約240回必要であったが、第1実施形態
によれば、合計21回、第2実施形態によれば1回に削
減され、従って楕円曲線上のランダムな元Pを生成する
演算コストを約楕円演算換算で約24回と見積もって
も、この発明によれば、部分群上のランダム元の生成に
必要な演算コストは従来装置の約1/5〜1/10にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態の機能構成例を示す
図。
【図2】図1に示した装置の処理手順を示す流れ図。
【図3】図1中のランダム元生成部20における処理手
順の例を示す流れ図。
【図4】この発明の第2実施形態の機能構成例を示す
図。
【図5】従来の部分群のランダム元生成方法の手順の例
を示す図。
【図6】従来のランダム元生成装置の機能構成を示す
図。
フロントページの続き (72)発明者 小黒 博昭 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5J104 AA18 JA25 NA08 NA18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楕円曲線上の有理点群の目的と対応する
    部分群の元をランダムに生成する装置において、 上記楕円曲線上の有理点群のランダムな元Pを生成する
    元生成手段と、 上記楕円曲線上の有理点群の位数を上記部分群の位数で
    割った値の1以上の整数倍値で上記元Pを楕円スカラー
    倍して上記部分群の元を出力する楕円スカラー倍演算手
    段と、 を具備することを特徴とする楕円曲線上の有理点群の部
    分群の元生成装置。
  2. 【請求項2】 楕円曲線上の有理点群の目的と対応する
    部分群の元をランダムに生成する装置において、 素数pの有限体GF(p)上で定義された上記楕円曲線
    上のm次拡大体GF(pm)上の元Pをランダムに生成す
    る元生成手段と、 上記元Pに対するフロベニウス写像φとして、(φ−
    1)Pを演算し、その結果を上記部分群上の元Qとして
    出力する(φ−1)倍演算手段と、 を具備する楕円曲線上の有理点群の部分群の元生成装
    置。
  3. 【請求項3】 楕円曲線上の有理点群の目的と対応する
    部分群の元をランダムに生成する装置において、 上記楕円曲線上の有理点群の元Pをランダムに生成する
    元生成手段と、 上記元Pと、これに対する自己準同型写像を入力して上
    記部分群上の元Qを出力する手段と、 を具備する楕円曲線上の有理点群の部分群上の元生成装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載の元生成装
    置として、コンピュータを機能させるための楕円曲線上
    の有理点群の部分群の元生成プログラム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の楕円曲線上の有理点群の
    部分群の元生成プログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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