JP2003262019A - 太陽エネルギー収集パネルの枠材取付構造 - Google Patents

太陽エネルギー収集パネルの枠材取付構造

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JP2003262019A JP2002062419A JP2002062419A JP2003262019A JP 2003262019 A JP2003262019 A JP 2003262019A JP 2002062419 A JP2002062419 A JP 2002062419A JP 2002062419 A JP2002062419 A JP 2002062419A JP 2003262019 A JP2003262019 A JP 2003262019A
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Junichi Matsuzaki
純一 松崎
Masashi Kano
正史 加納
Masao Inoue
将男 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽エネルギー収集パネルの外周に簡易かつ
確実に枠材を被着し、長期的に安定した集熱性能を確保
すること。 【解決手段】 太陽電池パネル15と集熱パネル16と
を有してなる太陽エネルギー収集パネル10を屋根に固
定するために、該収集パネル10の外周に付着される枠
材30の取付構造において、収集パネル10の外縁部を
嵌合可能にする凹溝部33を枠材30に設け、該凹溝部
33の溝長手方向に沿う両端部に該収集パネル10を保
持する保持手段40を備えたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は太陽エネルギー収集
パネルの枠材取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、太陽エネルギーで発電と集熱の両
方を行なう太陽エネルギー収集パネルとして、特願2001
-360934に記載の如く、太陽電池セルの太陽光が当たる
表側に断熱層を配置した太陽電池パネルと、太陽電池パ
ネルの裏側に重ね合わせた集熱パネルとを有してなるも
のがある。この太陽エネルギー収集パネルでは、屋根に
固定するために、該収集パネルの外周に枠材が被着され
る。枠材は、太陽エネルギー収集パネルの外縁部を嵌合
可能とする凹溝部を備える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、枠材が備える凹溝部の溝巾が調整できず、以下
の問題点がある。
【0004】凹溝部の溝巾が太陽エネルギー収集パネ
ルの厚みと同等の場合、該収集パネルの寸法誤差や製作
段階で生じた反りを吸収できず、枠材を被着しにくいば
かりか、被着できない虞もある。
【0005】凹溝部の溝巾が太陽エネルギー収集パネ
ルの厚みより大幅に大きい場合、該収集パネルが枠材に
収まった後に外れてしまったり、屋根に固定された使用
段階での温熱のくり返しによって該収集パネルが反りを
生じてその断熱層を封止する封止材が切れてしまい、充
分な集熱が得られなくなるという不都合がある。
【0006】本発明の課題は、太陽エネルギー収集パネ
ルの外周に簡易かつ確実に枠材を被着し、長期的に安定
した集熱性能を確保することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、太陽
電池セルの太陽光が当たる表側に断熱層を配置した太陽
電池パネルと、太陽電池パネルの裏側に重ね合わせた集
熱パネルとを有してなる太陽エネルギー収集パネルを屋
根に固定するために、該太陽エネルギー収集パネルの外
周に被着される枠材の取付構造において、太陽エネルギ
ー収集パネルの外縁部を嵌合可能にする凹溝部を枠材に
設け、該凹溝部の溝長手方向に沿う両端部に該収集パネ
ルを保持する保持手段を備えたようにしたものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て更に、前記保持手段が、前記枠材に配設されて前記収
集パネルを押圧するとともに、その押圧量を調整可能に
する押圧具であるようにしたものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て更に、前記保持手段が、前記枠材に配設されて前記収
集パネルを弾性的に押圧するパッキングであるようにし
たものである。
【0010】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て更に、前記保持手段が、前記凹溝部の溝巾を溝開口側
では外方に向けてテーパ状に拡開し、溝奥側では前記収
集パネルの厚みと同等幅にまで縮幅したものであるよう
にしたものである。
【0011】請求項5の発明は、請求項2〜4のいずれ
かの発明において更に、前記保持手段が、前記凹溝部に
嵌合された前記収集パネルの裏面側に対応する部位に設
けられるようにしたものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明によれば下記、の作用があ
る。 枠材の凹溝部の溝長手方向に沿う両端部に、太陽エネ
ルギー収集パネルのための保持手段を設けた。従って、
該収集パネルの外縁部を凹溝部に簡易に嵌合するととも
に、嵌合後には保持手段によって該収集パネルを保持す
る。これにより、該収集パネルが枠材への嵌合後に外れ
たり、反りによってその断熱層を封止する封止材が切れ
ることを回避し、長期的に安定した集熱性能を確保でき
る。
【0013】保持手段は、凹溝部の溝長手方向に沿う
両端部のみに設ければ足り、構造簡素化できる。これ
は、太陽エネルギー収集パネルの両端部を押圧するだけ
により、該収集パネルの反りを矯正し、該収集パネルを
安定的に保持できることによる。
【0014】請求項2の発明によれば下記の作用があ
る。 枠材の凹溝部に大きな溝巾を設けておくことにより、
太陽エネルギー収集パネルの寸法誤差や製作段階で生じ
た反りを吸収しながら、該収集パネルの外縁部を凹溝部
に簡易に嵌合できる。そして、嵌合後には、凹溝部の両
端部の一面側に設けた押圧具により該収集パネルの一面
を押圧し、該収集パネルの反対面を凹溝部の他面側に圧
接し、該収集パネルを保持できる。
【0015】請求項3の発明によれば下記の作用があ
る。 枠材の凹溝部に大きな溝巾を設けておくことにより、
太陽エネルギー収集パネルの寸法誤差や製作段階で生じ
た反りを吸収しながら、該収集パネルの外縁部を凹溝部
に簡易に嵌合できる。そして、嵌合後には、凹溝部の両
端部の一面側に設けたパッキングにより該収集パネルの
一面を押圧し、該収集パネルの反対面を凹溝部の他面側
に圧接し、該収集パネルを保持できる。
【0016】請求項4の発明によれば下記の作用があ
る。 枠材の凹溝部の溝開口部に大きな溝巾を設けておくこ
とにより、太陽エネルギー収集パネルの寸法誤差や製作
段階で生じた反りを吸収しながら、該収集パネルの外縁
部を凹溝部に簡易に嵌合できる。そして、嵌合完了状態
では、凹溝部の溝奥部に該収集パネルを隙間なく嵌合保
持できる。
【0017】請求項5の発明によれば下記の作用があ
る。 保持手段を凹溝部に嵌合される太陽エネルギー収集パ
ネルの裏面側に設けるから、該収集パネルの表面を凹溝
部の上面側に隙間なく圧接させ、枠材の防水、防汚、美
観を向上できる。収集パネルは反りの性質上、中央が上
側に反る傾向があるから、該収集パネルを両端裏面側か
ら押圧することにより、凹溝部の上面側に隙間を生じさ
せずに該収集パネルを嵌合できる。収集パネルを中央表
面側から押圧する場合には、凹溝部の上面側に隙間が露
出することになる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は太陽エネルギー収集パネル
を示す平面図、図2は太陽エネルギー収集パネルを示
し、(A)は分解図、(B)は断熱層部分の断面図、図
3は第1実施形態における太陽エネルギー収集パネルと
枠材を示し、図4(B)のIII−III線に沿う部分断面斜
視図、図4は第1実施形態における太陽エネルギー収集
パネルと枠材を示し、(A)は押圧前状態を示す正面
図、(B)は押圧後状態を示す正面図、図5は第2実施
形態における太陽エネルギー収集パネルと枠材を示し、
枠材の端部を破断した部分断面斜視図、図6は第3実施
形態における太陽エネルギー収集パネルと枠材を示し、
枠材の端部を破断した部分断面斜視図、図7は第3実施
形態の変形例で、枠材の端部を破断した部分断面斜視図
である。
【0019】太陽エネルギー収集パネル10は、図1に
示す如く、四角枠状の枠材30を外周に被着された状態
で、建物の屋根に固定され、太陽エネルギーで発電と集
熱の両方を行なう。尚、収集パネル10は、建物の屋根
面材の上に設置されても良いが、屋根の野地板の上に固
定されて屋根面材として機能することもできる。
【0020】太陽エネルギー収集パネル10は、図2に
示す如く、太陽電池セル11を光透過性のホットメルト
樹脂12、13で封止し、この太陽電池セル11の太陽
光が当たる表側に、集熱した光を逃がさない断熱層14
を配置した太陽電池パネル15と、太陽電池パネル15
の裏側に重ね合わせた集熱パネル16とを有して構成さ
れる。
【0021】断熱層14は、上ガラス21と下ガラス2
2のサンドイッチ構造であり、両者間の外周側にアルミ
スペーサ23を介装し、アルミスペーサ23の上下面と
上ガラス21、下ガラス22とをブチル系ゴム24によ
り封止し、上ガラス21と下ガラス22の間に乾燥空気
又は不活性ガスを封入している。収集パネル10に過大
応力が作用したとき、ブチル系ゴム24の剥離又は剪断
を防止するため、アルミスペーサ23の周囲から上ガラ
ス21、下ガラス22の端部までをシリコーン樹脂25
で覆っている。
【0022】集熱パネル16は、アルミフィン16A、
銅ヘッダー管16B、通水管16Cを備える。
【0023】太陽エネルギー収集パネル10は、製作段
階で、太陽電池セル11と断熱層14と集熱パネル16
をホットメルト樹脂12、13で一体化したとき、断熱
層14と下ガラス22の熱膨張率の差により、反りを生
ずる。その反りをなくすため、ホットメルト樹脂12、
13による上述の一体化の直後に外力を付与して反りを
矯正しても、必ずしも平坦にならない。また、収集パネ
ル10の使用段階では、高温により再び反りを生ずる。
【0024】しかるに、太陽エネルギー収集パネル10
は、製作段階での寸法誤差や反りの存在、使用段階での
反りの発生によっても、簡易かつ確実に枠材30を被着
でき、長期的に安定した集熱性能を確保できるように、
枠材30の取付構造を以下の如くに構成している。
【0025】(第1実施形態)(図3、図4) 枠材30は、太陽エネルギー収集パネル10の外周に沿
う各辺の横断面を、図3に示す如く、E字状(又はC字
状)とし、上パネル受け31と下パネル受け32を上下
の溝辺とする凹溝部33を備え、収集パネル10の外縁
部を凹溝部33に嵌合可能とする。凹溝部33は溝巾A
を、収集パネル10の厚みと、製作段階での最大の反り
を加味した寸法になっている。
【0026】太陽エネルギー収集パネル10の反りは、
図4(A)に示す如く、長手方向における中央が上側に
反る傾向にある。そこで、枠材30は、図3、図4
(B)に示す如く、凹溝部33において収集パネル10
の長手方向に合致する溝長手方向に沿う両端部で、しか
も凹溝部33に嵌合される収集パネル10の裏面側に対
応することとなる下パネル受け32に、収集パネル10
の最大反り部分(両端部)を押圧して保持する保持手段
40を備える。
【0027】保持手段40は、枠材30の凹溝部33に
嵌合された収集パネル10の両端部のそれぞれを押圧す
るとともに、その押圧量を調整可能にする押圧具41か
らなる。具体的には、押圧具41は、下パネル受け32
に螺着される調整ねじからなる。該押圧具41としての
調整ねじは、下パネル受け32の両端部に形成されたね
じ穴に、頭を下パネル受け32の下側にして取付けられ
る。押圧具41は、枠材30の凹溝部33に嵌合した収
集パネル10の上ガラス21の全体が上パネル受け31
に当接するまで押圧する。
【0028】本実施形態によれば以下の作用がある。 枠材30の凹溝部33の溝長手方向に沿う両端部に、
太陽エネルギー収集パネル10のための保持手段40を
設けた。従って、該収集パネル10の外縁部を凹溝部3
3に簡易に嵌合するとともに、嵌合後には保持手段40
によって該収集パネル10を保持する。これにより、該
収集パネル10が枠材30への嵌合後に外れたり、反り
によってその断熱層14を封止する封止材が切れること
を回避し、長期的に安定した集熱性能を確保できる。
【0029】保持手段40は、凹溝部33の溝長手方
向に沿う両端部のみに設ければ足り、構造簡素化でき
る。これは、太陽エネルギー収集パネル10の両端部を
押圧するだけにより、該収集パネル10の反りを矯正
し、該収集パネル10を安定的に保持できることによ
る。
【0030】枠材30の凹溝部33に大きな溝巾Aを
設けておくことにより、太陽エネルギー収集パネル10
の寸法誤差や製作段階で生じた反りを吸収しながら、該
収集パネル10の外縁部を凹溝部33に簡易に嵌合でき
る。そして、嵌合後には、凹溝部33の両端部の下パネ
ル受け32に設けた押圧具41により該収集パネル10
の裏面を押圧し、該収集パネル10の上ガラス21を凹
溝部33の上パネル受け31に圧接し、該収集パネル1
0を保持できる。
【0031】保持手段40を凹溝部33に嵌合される
太陽エネルギー収集パネル10の裏面側に設けるから、
該収集パネル10の表面を凹溝部33の上面側に隙間な
く圧接させ、枠材30の防水、防汚、美観を向上でき
る。収集パネル10は反りの性質上、中央が上側に反る
傾向があるから、該収集パネル10を両端裏面側から押
圧することにより、凹溝部33の上面側に隙間を生じさ
せずに該収集パネル10を嵌合できる。収集パネル10
を中央表面側から押圧する場合には、凹溝部33の上面
側に隙間が露出することになる。
【0032】(第2実施形態)(図5) 第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、保持手段4
0として、パッキング42を用いたことにある。ここ
で、パッキング42は耐熱性を有する発泡体やエラスト
マー等の弾性体を用いれば良い。パッキング42は、枠
材30の凹溝部33に嵌合された収集パネル10の両端
部のそれぞれを弾性的に押圧する。パッキング42は下
パネル受け32と収集パネル10の間の両端部に配置さ
れている。尚、パッキング42は、下パネル受け32の
上面に取付けられていても、収集パネル10の下面に取
付けられていても良い。パッキング42は、枠材30の
凹溝部33に嵌合した収集パネル10の上ガラス21の
全体を上パネル受け31に当接するように押圧する。
【0033】本実施形態によれば、第1実施形態の、
、の作用の加え、以下の作用がある。
【0034】枠材30の凹溝部33に大きな溝巾Aを設
けておくことにより、太陽エネルギー収集パネル10の
寸法誤差や製作段階で生じた反りを吸収しながら、該収
集パネル10の外縁部を凹溝部33に簡易に嵌合でき
る。そして、嵌合後には、凹溝部33の両端部の下面側
に設けたパッキング42により該収集パネル10の裏面
を押圧し、該収集パネル10の上ガラス21を凹溝部3
3の上面側に圧接し、該収集パネル10を保持できる。
【0035】(第3実施形態)(図6、図7) 第3実施形態が第1実施形態と異なる点は、枠材30の
凹溝部33の溝巾が溝開口側で外方に向けて開口幅Aま
で拡開されるテーパ面32Aを下パネル受け32の端部
に形成し、溝奥側では収集パネル10の厚みと同等幅B
にまで縮幅されるものを、保持手段40としたことにあ
る。これにより、枠材30の凹溝部33に嵌合した収集
パネル10の上ガラス21の全体を上パネル受け31に
当接できる。
【0036】本実施形態によれば、第1実施形態の、
、の作用に加え、以下の作用がある。
【0037】枠材30の凹溝部33の溝開口部に大きな
溝巾Aを設けておくことにより、太陽エネルギー収集パ
ネル10の寸法誤差や製作段階で生じた反りを吸収しな
がら、該収集パネル10の外縁部を凹溝部33に簡易に
嵌合できる。そして、嵌合完了状態では、凹溝部33の
溝奥部に該収集パネル10を隙間なく嵌合保持できる。
【0038】図7は図6の変形例である。この変形例
は、枠材30の凹溝部33の溝巾が溝開口側で外方に向
けて開口幅Aまで拡開されるテーパ面31A、32Aを
上パネル受け31、下パネル受け32に形成し、溝奥側
では収集パネル10の厚みと同等幅Bにまで縮幅される
ものを、保持手段40とした。
【0039】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、太陽エネ
ルギー収集パネルの外周に簡易かつ確実に枠材を被着
し、長期的に安定した集熱性能を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は太陽エネルギー収集パネルを示す平面図
である。
【図2】図2は太陽エネルギー収集パネルを示し、
(A)は分解図、(B)は断熱層部分の断面図である。
【図3】図3は第1実施形態における太陽エネルギー収
集パネルと枠材を示し、図4(B)のIII−III線に沿う
部分断面斜視図である。
【図4】図4は第1実施形態における太陽エネルギー収
集パネルと枠材を示し、(A)は押圧前状態を示す正面
図、(B)は押圧後状態を示す正面図である。
【図5】図5は第2実施形態における太陽エネルギー収
集パネルと枠材を示し、枠材の端部を破断した部分断面
斜視図である。
【図6】図6は第3実施形態における太陽エネルギー収
集パネルと枠材を示し、枠材の端部を破断した部分断面
斜視図である。
【図7】図7は第3実施形態の変形例で、枠材の端部を
破断した部分断面斜視図である。
【符号の説明】
10 太陽エネルギー収集パネル 11 太陽電池セル 14 断熱層 15 太陽電池パネル 16 集熱パネル 30 枠材 33 凹溝部 40 保持手段 41 押圧具 42 パッキング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E108 KK01 LL01 MM00 NN07 5F051 JA09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池セルの太陽光が当たる表側に断
    熱層を配置した太陽電池パネルと、太陽電池パネルの裏
    側に重ね合わせた集熱パネルとを有してなる太陽エネル
    ギー収集パネルを屋根に固定するために、該太陽エネル
    ギー収集パネルの外周に被着される枠材の取付構造にお
    いて、 太陽エネルギー収集パネルの外縁部を嵌合可能にする凹
    溝部を枠材に設け、該凹溝部の溝長手方向に沿う両端部
    に該収集パネルを保持する保持手段を備えたことを特徴
    とする太陽エネルギー収集パネルの枠材取付構造。
  2. 【請求項2】 前記保持手段が、前記枠材に配設されて
    前記収集パネルを押圧するとともに、その押圧量を調整
    可能にする押圧具である請求項1に記載の太陽エネルギ
    ー収集パネルの枠材取付構造。
  3. 【請求項3】 前記保持手段が、前記枠材に配設されて
    前記収集パネルを弾性的に押圧するパッキングである請
    求項1に記載の太陽エネルギー収集パネルの枠材取付構
    造。
  4. 【請求項4】 前記保持手段が、前記凹溝部の溝巾を溝
    開口側では外方に向けてテーパ状に拡開し、溝奥側では
    前記収集パネルの厚みと同等幅にまで縮幅したものであ
    る請求項1に記載の太陽エネルギー収集パネルの枠材取
    付構造。
  5. 【請求項5】 前記保持手段が、前記凹溝部に嵌合され
    た前記収集パネルの裏面側に対応する部位に設けられる
    請求項2〜4のいずれかに記載の太陽エネルギー収集パ
    ネルの枠材取付構造。
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Cited By (3)

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