JP2003260338A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. 処理水の通路となる内部路（２）と、中空糸膜を固定するための樹脂注入部（１３）と、中空糸膜が貫通するスリット部（１０）を有する壁（１１）とからなるハウジングを有し、該ハウジングの少なくとも一端にエンドキャップが液密に接合され、該エンドキャップに、該樹脂注入部（１３）に向かって突出し、かつ該樹脂注入部（１３）の内壁との間隔が２ｍｍ以下である凸部（１４）が設けられてなる中空糸膜モジュール。
2. 前記凸部（１４）のハウジング長手方向における長さが０．５ｍｍ以上５ｍｍ以下である請求項１に記載の中空糸膜モジュール。
3. 前記エンドキャップが、前記内部路（２）に挿入される小蓋部（１６）と、ハウジングの端面に接する大蓋部（１７）と、ハウジングの長手方向に直交する断面の断面積が小蓋部（１６）よりも小さくされた連結部（１８）とを有し、前記凸部（１４）が該大蓋部（１７）に配されてなる請求項１又は２に記載の中空糸膜モジュール。
4. 前記小蓋部（１６）の上部に、前記スリット部（１０）に挿入される突起部（２３）が設けられてなる請求項３に記載の中空糸膜モジュール。
5. 前記突起部（２３）がハウジング長手方向に前記大蓋部（１７）に向かって広がるテーパー形状を有する請求項４に記載の中空糸膜モジュール。
6. 固定部材（９）が、前記連結部（１８）と前記ハウジングの内周壁との間に形成された樹脂注入空間と、前記樹脂注入部（１３）とに充填されてなる請求項３〜５いずれか一項に記載の中空糸膜モジュール。