JP2003260163A - イメージボールを想定する「厚み」を類推出来るビリヤード練習用具 - Google Patents
イメージボールを想定する「厚み」を類推出来るビリヤード練習用具Info
- Publication number
- JP2003260163A JP2003260163A JP2002112692A JP2002112692A JP2003260163A JP 2003260163 A JP2003260163 A JP 2003260163A JP 2002112692 A JP2002112692 A JP 2002112692A JP 2002112692 A JP2002112692 A JP 2002112692A JP 2003260163 A JP2003260163 A JP 2003260163A
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- ball
- target
- billiard
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- straight line
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビリヤードで、勘や経験に頼らず初心者でも
イメージボールを正確な「厚み（ビリヤード用語で、手
球側から見たイメージボールと的球の重なって見える割
合）」で想定し狙う練習が出来る様にする。 【構成】 ビリヤードで使用する球と同径の円１と中心
点２を明示した円板３の外周部に設けた突起の先端５と
中心点を結ぶ直線６が的球を走らせたいライン２０に重
なる様にしながら、突起の先端を的球の設地点１０に合
わせるにより、イメージボール及びその中心点であるイ
マジナリーポイントの位置を表す様にした「出願番号
特願２０００−１３２９９２のビリヤード練習用ターゲ
ット」の円板上３に、新たに直線６と中心点上で特定の
角度で交差する直線１７によりターゲットの示すイメー
ジボールを１／２、２／３等の目安としやすい「厚み」
で想定し狙える方向を指し示す様にすることで、現状の
手球の位置する方向から２０からはどの位の「厚み」で
そのイメージボールを想定すべきかを類推できる機能を
追加する。
イメージボールを正確な「厚み（ビリヤード用語で、手
球側から見たイメージボールと的球の重なって見える割
合）」で想定し狙う練習が出来る様にする。 【構成】 ビリヤードで使用する球と同径の円１と中心
点２を明示した円板３の外周部に設けた突起の先端５と
中心点を結ぶ直線６が的球を走らせたいライン２０に重
なる様にしながら、突起の先端を的球の設地点１０に合
わせるにより、イメージボール及びその中心点であるイ
マジナリーポイントの位置を表す様にした「出願番号
特願２０００−１３２９９２のビリヤード練習用ターゲ
ット」の円板上３に、新たに直線６と中心点上で特定の
角度で交差する直線１７によりターゲットの示すイメー
ジボールを１／２、２／３等の目安としやすい「厚み」
で想定し狙える方向を指し示す様にすることで、現状の
手球の位置する方向から２０からはどの位の「厚み」で
そのイメージボールを想定すべきかを類推できる機能を
追加する。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、的球を狙った方向に走
らせるためにセオリー上想定するイメージボールの位置
を、実戦時に目安とする「厚み」の割合で捉えることが
出来る様にした、ビリヤード練習用具に関するものであ
る。 【０００２】 【従来の技術】次々と変化する球配置に応じ的確な「厚
み」でイメージボールを想定することは、初心者にとっ
て非常に難しく、上達には多くの時間と経験を必要とし
ていた。また、従来の練習用ターゲットでもイメージボ
ールの位置を具体的に示すことは出来たが、ターゲット
をテーブル上から取り去ってしまうと、その位置を頭の
中で正確にイメージし直すことが難しく、目印を置くこ
とが禁止されている実戦レベルの技術を習得するには、
無理があった。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の練習
用ターゲットに、ターゲットを取り去ってもイメージボ
ールの位置を「厚み」の割合で想定し直せる機能を付加
することで、実戦に近い練習が出来る様に開発された。 【０００４】 【課題を解決するための手段】今、その解決手段を図表
を追いながら説明すれば、 （イ）図１は、従来のビリヤード練習用ターゲット（出
願番号 特願２０００−１３２９９２）の構成を示すも
ので、ビリヤードで使用する球と同径の円１とその中心
点２を明示した円板３の外周部に突起を４設け、円の中
心と突起の先端５を結ぶ直線６を明示。円板の中心点と
突起の先端迄の長さ７は、両者を結ぶ直線が的球８を走
らせたいライン９上に重なる様にしながら突起の先端を
的球の接地点１０に合わせこれを起点として円板をビリ
ヤードテーブル１１上にセットすると、円板上に記した
円がイメージボールと呼ばれる的球に接する位置に想定
した球の平面位置を表す様に定めてある。 （ロ）図２は、手玉１２の中心を撞き、異なる「厚み」
で的球８に当てた際の的球の進む方向を示したものであ
るが、例として「厚さ」１／３で的球に手球が当たった
瞬間の両球の関係を拡大した図３に示した通り、手球の
進んで来た方向を示す直線１３と手球にはじかれた的球
の進行方向を示す直線１４とのなす角度∠α１５は、球
の半径をｒとすると△ＡＢＣ１６が∠Ｂ＝∠Ｒの直角三
角形をなすことから、次の式で求めことが出来る。 表１は、上の式により求めた、手球の中心を撞き、目安
としやすい「厚み」で的球に当てた時の、手球の進んで
きた方向と的球の進む方向とのなす角度の一覧である。 （ニ）図４は、従来の練習用ターゲットの円板上３で、
的球を走らせたい方向を示す直線６と中心点上２で表１
に示した角度で交差する直線１７により、目安としやす
い「厚み」でイメージボールを想定し狙うことの出来る
方向を、「厚み」の割合１８と共に指し示す様にした本
発明の平面図である。 【０００５】 【発明の効果】本案は以上の様な構成であるから、図５
に示した様に的球８をポケット１９に落とす場合、ポケ
ットと的球の中心を結ぶライン２０の上に、本練習用具
の突起の先端５と円板の中心２を結ぶ直線６が重なる様
にしながら、突起の先端を的球の接地点１０に合わせ、
円板に明示した円１がイメージボールの位置を表す様に
本練習用具をセットし、その中止点と手球２０の中心を
結ぶライン２１が円板上３のどこを通るを見れば、現状
の手球位置からはどの位の「厚み」でイメージボールを
想定すれば良いのかが一目で類推出来る。よって、その
後ターゲットを取り去っても、プレーヤーはこの「厚
み」と言う情報を基にイメージボールを想定し直すこと
が容易になる。つまりこれまでの様に勘や経験に頼るこ
となく、初心者でも初めから球配置に応じた正確な「厚
み」でイメージボールを想定し狙う練習が可能となり、
より短い時間で上達を望むことが出来る。また中級以上
のプレーヤーにとっては、必要に応じて自分の「厚み」
に対する感覚を本練習具で確認矯正することも効果的で
ある。 【０００６】 【その他の実施例】なお、本校案のビリヤード練習用具
は、円板に表示する円の直径及び円の中心と突起の先端
を結ぶ直線の長さを、スヌーカー、キャロム等で使用す
る球の大きさに合わせ変更すれば、ポケット以外の各種
ビリヤードゲームでも使用可能である。 【０００７】
らせるためにセオリー上想定するイメージボールの位置
を、実戦時に目安とする「厚み」の割合で捉えることが
出来る様にした、ビリヤード練習用具に関するものであ
る。 【０００２】 【従来の技術】次々と変化する球配置に応じ的確な「厚
み」でイメージボールを想定することは、初心者にとっ
て非常に難しく、上達には多くの時間と経験を必要とし
ていた。また、従来の練習用ターゲットでもイメージボ
ールの位置を具体的に示すことは出来たが、ターゲット
をテーブル上から取り去ってしまうと、その位置を頭の
中で正確にイメージし直すことが難しく、目印を置くこ
とが禁止されている実戦レベルの技術を習得するには、
無理があった。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の練習
用ターゲットに、ターゲットを取り去ってもイメージボ
ールの位置を「厚み」の割合で想定し直せる機能を付加
することで、実戦に近い練習が出来る様に開発された。 【０００４】 【課題を解決するための手段】今、その解決手段を図表
を追いながら説明すれば、 （イ）図１は、従来のビリヤード練習用ターゲット（出
願番号 特願２０００−１３２９９２）の構成を示すも
ので、ビリヤードで使用する球と同径の円１とその中心
点２を明示した円板３の外周部に突起を４設け、円の中
心と突起の先端５を結ぶ直線６を明示。円板の中心点と
突起の先端迄の長さ７は、両者を結ぶ直線が的球８を走
らせたいライン９上に重なる様にしながら突起の先端を
的球の接地点１０に合わせこれを起点として円板をビリ
ヤードテーブル１１上にセットすると、円板上に記した
円がイメージボールと呼ばれる的球に接する位置に想定
した球の平面位置を表す様に定めてある。 （ロ）図２は、手玉１２の中心を撞き、異なる「厚み」
で的球８に当てた際の的球の進む方向を示したものであ
るが、例として「厚さ」１／３で的球に手球が当たった
瞬間の両球の関係を拡大した図３に示した通り、手球の
進んで来た方向を示す直線１３と手球にはじかれた的球
の進行方向を示す直線１４とのなす角度∠α１５は、球
の半径をｒとすると△ＡＢＣ１６が∠Ｂ＝∠Ｒの直角三
角形をなすことから、次の式で求めことが出来る。 表１は、上の式により求めた、手球の中心を撞き、目安
としやすい「厚み」で的球に当てた時の、手球の進んで
きた方向と的球の進む方向とのなす角度の一覧である。 （ニ）図４は、従来の練習用ターゲットの円板上３で、
的球を走らせたい方向を示す直線６と中心点上２で表１
に示した角度で交差する直線１７により、目安としやす
い「厚み」でイメージボールを想定し狙うことの出来る
方向を、「厚み」の割合１８と共に指し示す様にした本
発明の平面図である。 【０００５】 【発明の効果】本案は以上の様な構成であるから、図５
に示した様に的球８をポケット１９に落とす場合、ポケ
ットと的球の中心を結ぶライン２０の上に、本練習用具
の突起の先端５と円板の中心２を結ぶ直線６が重なる様
にしながら、突起の先端を的球の接地点１０に合わせ、
円板に明示した円１がイメージボールの位置を表す様に
本練習用具をセットし、その中止点と手球２０の中心を
結ぶライン２１が円板上３のどこを通るを見れば、現状
の手球位置からはどの位の「厚み」でイメージボールを
想定すれば良いのかが一目で類推出来る。よって、その
後ターゲットを取り去っても、プレーヤーはこの「厚
み」と言う情報を基にイメージボールを想定し直すこと
が容易になる。つまりこれまでの様に勘や経験に頼るこ
となく、初心者でも初めから球配置に応じた正確な「厚
み」でイメージボールを想定し狙う練習が可能となり、
より短い時間で上達を望むことが出来る。また中級以上
のプレーヤーにとっては、必要に応じて自分の「厚み」
に対する感覚を本練習具で確認矯正することも効果的で
ある。 【０００６】 【その他の実施例】なお、本校案のビリヤード練習用具
は、円板に表示する円の直径及び円の中心と突起の先端
を結ぶ直線の長さを、スヌーカー、キャロム等で使用す
る球の大きさに合わせ変更すれば、ポケット以外の各種
ビリヤードゲームでも使用可能である。 【０００７】
【図面の簡単な説明】
【図１】従来のビリヤード練習用ターゲット（出願番号
特願２０００−１３２９９２）の構成を示す平面図で
ある。 【図２】的球に手球を異なる「厚み」で当てた際の的球
の進む方向を示した平面図である。 【図３】的球に手球が「厚１／３」で当たった瞬間の平
面図で、手球の進んできた方向と手球にはじかれた的球
が進む方向のなす角度の求め方を示したものである。 【表１】手球の中心を撞き、目安としやすい「厚み」で
的球に当てた時の、手球の進んできた方向と的球の進む
方向とのなす角度をまとめたものである。 【図４】本発明の平面図である。 【図５】本発明の使用方法を示した平面図である。 【符号の説明】 １．ビリヤードで使用する球と同径の円 ２．１の円の中心点 ３．円板 ４．突起 ５．突起の先端 ６．円板の中心点と突起の先端を結ぶ直線 ７．円板の中心と突起の先端迄の長さ ８．的球 ９．的球を走らせたいライン １０．的球の接地点 １１．ビリヤードのテーブル １２．手球 １３．手球の進行方向 １４．的球の進行方向 １５．１３と１４のなす角度∠α １６．直角三角形ＡＢＣ １７．目安としやすい「厚み」で狙える手球の位置する
方向を指し示す直線 １８．「厚み」の割合 １９．ポケット ２０．ポケットと的球の中心を結ぶライン ２１．円板の中止点と手球の中心を結ぶライン
特願２０００−１３２９９２）の構成を示す平面図で
ある。 【図２】的球に手球を異なる「厚み」で当てた際の的球
の進む方向を示した平面図である。 【図３】的球に手球が「厚１／３」で当たった瞬間の平
面図で、手球の進んできた方向と手球にはじかれた的球
が進む方向のなす角度の求め方を示したものである。 【表１】手球の中心を撞き、目安としやすい「厚み」で
的球に当てた時の、手球の進んできた方向と的球の進む
方向とのなす角度をまとめたものである。 【図４】本発明の平面図である。 【図５】本発明の使用方法を示した平面図である。 【符号の説明】 １．ビリヤードで使用する球と同径の円 ２．１の円の中心点 ３．円板 ４．突起 ５．突起の先端 ６．円板の中心点と突起の先端を結ぶ直線 ７．円板の中心と突起の先端迄の長さ ８．的球 ９．的球を走らせたいライン １０．的球の接地点 １１．ビリヤードのテーブル １２．手球 １３．手球の進行方向 １４．的球の進行方向 １５．１３と１４のなす角度∠α １６．直角三角形ＡＢＣ １７．目安としやすい「厚み」で狙える手球の位置する
方向を指し示す直線 １８．「厚み」の割合 １９．ポケット ２０．ポケットと的球の中心を結ぶライン ２１．円板の中止点と手球の中心を結ぶライン
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】ポケットビリヤードで使用する球と同径の
円とその中心点を明示した円板の外周部に設けた突起の
先端と中心点を結ぶ直線が、的球を走らせた方向を示す
様にしながら突起の先端を的球の接地点に合わせ、これ
を起点として円板をテーブル上にセットすると、円とそ
の中心点がそれぞれイメージボール及びその中心である
イマジナリーポイントの平面位置を示す様に考案された
従来の「ポケットビリヤード練習用ターゲット」（出願
番号 特願２０００−１３２９９２）の円板上に、実戦
で的球を狙う際に一つの目安とする「手球側から見たイ
メージボールと的球の重なって見える割合（以後「厚
み」と称す）」が１／２，２／３等の目安としやすい比
率となる手球の方向を、的球の進行方向を示す直線と中
心点上で特定の角度で交差する直線により指し示すこと
で、現状の手球の位置する方向からはどの位の「厚み」
でイメージボールを想定したら良いかを類推できる機能
を追加したビリヤード練習用具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002112692A JP2003260163A (ja) | 2002-03-11 | 2002-03-11 | イメージボールを想定する「厚み」を類推出来るビリヤード練習用具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002112692A JP2003260163A (ja) | 2002-03-11 | 2002-03-11 | イメージボールを想定する「厚み」を類推出来るビリヤード練習用具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003260163A true JP2003260163A (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=28672595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002112692A Pending JP2003260163A (ja) | 2002-03-11 | 2002-03-11 | イメージボールを想定する「厚み」を類推出来るビリヤード練習用具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003260163A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7303483B2 (en) | 2005-01-21 | 2007-12-04 | William Edward Black | Billiard aim instruction kit |
| CN108475435A (zh) * | 2017-06-29 | 2018-08-31 | 深圳英麦吉科技有限公司 | 台球位置确定方法、台球位置确定装置及电子设备 |
| CN111228779A (zh) * | 2020-02-11 | 2020-06-05 | 王永辉 | 切球薄厚瞄准计算指示方法、机构及台球姿势调整装置 |
| USD952088S1 (en) | 2020-10-13 | 2022-05-17 | David Sparacio | Reversible billiards aiming tool |
-
2002
- 2002-03-11 JP JP2002112692A patent/JP2003260163A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7303483B2 (en) | 2005-01-21 | 2007-12-04 | William Edward Black | Billiard aim instruction kit |
| CN108475435A (zh) * | 2017-06-29 | 2018-08-31 | 深圳英麦吉科技有限公司 | 台球位置确定方法、台球位置确定装置及电子设备 |
| CN108475435B (zh) * | 2017-06-29 | 2021-09-03 | 深圳英麦吉科技有限公司 | 台球位置确定方法、台球位置确定装置及电子设备 |
| CN111228779A (zh) * | 2020-02-11 | 2020-06-05 | 王永辉 | 切球薄厚瞄准计算指示方法、机构及台球姿势调整装置 |
| USD952088S1 (en) | 2020-10-13 | 2022-05-17 | David Sparacio | Reversible billiards aiming tool |
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