JP2003259960A - 懸架型カップホルダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】マグカップやガラスコップの洗浄後の保持乾燥
器具に関して（イ）流し上部のキッチン用品吊り下げバ
ーに取り付けられ、また、（ロ）カップの底に水が溜ま
らないようにカップ内底を下方に向けて保持できる構
造、のカップホルダーの構成。 【解決手段】図１の複数個のカップ１の場合は、カップ
をカップフック５に引っ掛け状態で保持し、ホルダー全
体を吊り下げライン３の上部先端のフックかクリップな
どにより、キッチン用品吊り下げバー４や場合によって
は吊り下げフックを設け、それに固定する。

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【産業上の利用分野】日常必需品、台所用品。 【０００２】 【従来の技術】ガラスコップ、マグカップなどを洗浄後
空気中乾燥するための器具は卓上型、壁掛け型などがあ
る。特に前者の場合キッチンの作業台の有効面積を狭く
する点に問題がある。しばしば流しの吊り戸棚の底部な
どに設けられたキッチン用品吊り下げバーにＳ形フック
を引っ掛け、カップを吊るすが、カップの重心は底部に
あるため、どうしてもカップ内底に洗浄水が溜まる。そ
の結果水道水の残滓がカップの底に付着し、環境ホルモ
ンの摂取や味覚上の問題が残る点に第２の問題点があ
る。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】（イ）流しの吊り下げ
バーに簡単に取り付けられ、（ロ）カップの底に水が溜
まらない状態で、カップを保持、乾燥するためのカップ
保持器具の考案が課題である。 【０００４】 【課題を解決するための手段】各カップの底部内面を下
から上方向に突き上げてカップを伏せた状態で保持する
（図１）或いは、カップの重心がフックとの接点よりも
下に行かないようにカップを保持する（図２）、ことに
より課題の（ロ）を解決する。また、本器具全体を吊り
下げるための吊り下げライン３の先端にフックや（ネジ
付）クリップなどを取り付けておき、キッチン吊り下げ
バーに引っ掛ける、或いは、固定できる構造とする、こ
とにより（イ）を解決する。 【０００５】 【発明の実施の形態】図１により説明すると、（複数個
の）カップ１の内底２をカップフック５に引っ掛けた状
態でカップを下向けに保持し、カップホルダー全体を吊
り下げライン３により、キッチン用品吊り下げバー４に
懸架する。なお、図２のような構造のカップフックでも
同様趣旨のカップホルダー機能を付与できる。ージ
（２） 【０００６】吊り下げライン３の上部をクリップ状とし
ネジ或いはバネでキッチン用品吊り下げバー４に締め付
け固定する。 【０００７】クリップ部をキッチンバー方向に幅広なフ
ックとする。 【０００８】 【発明の効果】１）キッチンの机上面積を占有しない。 ２）流し台の真上にセットすることができ炊事時の動線
を短くする。 ３）グラスやカップの気に入った装飾模様がキッチンの
雰囲気を明るくする。

【図面の簡単な説明】 【図１】本考案の第一実施形態の概念図である。 【図２】本考案の第二実施形態の概念図である。 【符号の説明】 １・・・カップ、２・・・カップ底、３・・・吊り下げ
ライン、４・・・流し吊り下げバー、５・・・カップフ
ック。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】各カップ１をカップ内底２が下方に向いた
   状態でフック５に引掛け、吊り下げライン３の上端をキ
   ッチン用品吊り下げバー４に懸架してカップホルダー全
   体を保持するカップホルダー（図１）。